JPH04347672A - プリンタ装置およびそのホッパ選択方法 - Google Patents

プリンタ装置およびそのホッパ選択方法

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JPH04347672A
JPH04347672A JP12076491A JP12076491A JPH04347672A JP H04347672 A JPH04347672 A JP H04347672A JP 12076491 A JP12076491 A JP 12076491A JP 12076491 A JP12076491 A JP 12076491A JP H04347672 A JPH04347672 A JP H04347672A
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hopper
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JP12076491A
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Michimutsu Oami
大網 通睦
Hiroo Fujisaki
博夫 藤崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ装置のホッパ
選択技術に関し、特に複数のホッパを用いて印刷を行う
カット紙プリンタ装置において、指定されたホッパ群内
での給紙ホッパの選択が可能とされるプリンタ装置およ
びそのホッパ選択方法に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数のホッパを用いたプリンタ装
置において、ホッパからの給紙を自動的に切り替えるも
のとしては、たとえば特公昭59−5489号公報に記
載される給送制御装置が挙げられる。その概要は、第1
収納部の用紙が用紙切れとなった場合に、第2収納部の
用紙の種類が第1収納部と同じ時に自動的に第1収納部
から第2収納部へ給紙を切り替えるというものである。
【0003】たとえば、ジョブ出力用に2つの収納部、
合紙用、すなわちジョブ出力の区切りで挿入し、一般に
ジョブの区切りを明らかにするためにジョブ出力用の用
紙と同一サイズの色紙を合紙として出力する用紙出力用
に1つの収納部を割り当てて印刷出力を行う場合、ジョ
ブ出力用の1つの収納部で用紙切れが発生した時に、自
動的にもう1つのジョブ出力用の収納部に給紙を切り替
えて印刷を続行することができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記のよう
な従来技術においては、2つのジョブ出力用の収納部に
用紙切れが発生した場合に、自動的に合紙用収納部に給
紙を切り替えて印刷を続行するという不都合が生じる。
【0005】この場合に、たとえば合紙用収納部を新た
な給紙用収納部に切り替えないためには、ジョブ出力用
収納部と合紙用収納部を区別するための特別な手段、こ
の場合には用紙色を識別する手段をプリンタに設ける必
要があり、一般にこのような手段は高価なものになって
しまう。
【0006】従って、従来のプリンタ装置において、カ
ット紙を用いた印刷システムで出力ジョブの切り替わり
時に合紙を出力し、ジョブ切り替わりの目印とする運用
形態の場合には、以下のような問題点がある。
【0007】(1).ジョブ出力用紙と合紙の使用量を
比較すると、ジョブ出力用紙の方が使用量が多い。この
ために、合紙用ホッパとジョブ出力用ホッパを同一容量
とした場合に、ジョブ出力用ホッパの用紙切れが合紙用
ホッパより頻繁に発生し、運用時に給紙の手間が多くか
かるという問題がある。
【0008】(2).一般的に、ジョブ出力用ホッパを
大容量として構成するが、大容量ホッパといえどもジョ
ブ出力専用に1台と制限してしまうと、用紙補給の間に
プリンタ装置が停止してしまう。一方、小容量のホッパ
も、ジョブ出力用に切り替えることができるにもかかわ
らず、効率のよい印刷が行えない。
【0009】そこで、大容量ホッパの用紙切れ発生で、
プリンタ装置が自動的に同一サイズの用紙が入っている
他の小容量のホッパへ給紙ホッパを一律に切り替える制
御をする場合に、合紙を使用するケースでは、2つのホ
ッパの用紙が同一サイズのために合紙用ホッパをジョブ
出力に用いてしまうという問題がある。
【0010】(3).ホッパの用紙切れ発生で、プリン
タ装置が自動的に同一種の用紙が入っている他のホッパ
へ給紙ホッパを切り替える場合に、同一種の用紙判定要
素として用紙サイズの他に色、紙質、プレプリント有無
などを含めて判定できる回路をプリンタ装置に設けるこ
とによって問題を解決できるが、プリンタ装置のコスト
増になるという問題がある。
【0011】また、ジョブ出力のデータ中で出力ホッパ
の指定を行う運用形態の場合には、以下のような問題点
がある。
【0012】(1).ジョブ出力のデータ中にホッパ指
定情報を含ませると、ジョブAではA4サイズで第1ホ
ッパから給紙を指示し、ジョブBではA3サイズで同様
に第1ホッパから給紙を指示するような場合に、ジョブ
の切り替わりでオペレータによりプリンタ装置の給紙ホ
ッパをA4サイズからA3サイズに入れ替えなければな
らず、運用の手間がかかり、かつ用紙入れ替えの間にプ
リンタ装置が停止してしまい印刷効率が低下するという
問題がある。
【0013】(2).A4サイズの用紙を第1ホッパ、
A3サイズの用紙を第2ホッパに固定したシステムとし
、ジョブ出力データもこれを意識して作成するような場
合、たとえば第1ホッパが故障して第2ホッパで運用し
なければならなくなった時に、第1ホッパ、すなわちA
4サイズの出力が一切行えなくなってしまうという問題
がある。
【0014】そこで、本発明の目的は、合紙をジョブ出
力の切り替わり時に出力する運用形態において、合紙判
定用の回路を設けることなく、かつ合紙用ホッパをジョ
ブ出力用に切り替えることのない、運用時の給紙効率の
向上が可能とされるプリンタ装置およびそのホッパ選択
方法を提供することにある。
【0015】また、本発明の他の目的は、出力ホッパの
指定をジョブ出力のデータ中で行う運用形態において、
給紙ホッパの異なる用紙サイズへの入れ替え、および故
障によるホッパ切り替えの制約を解除し、印刷効率の向
上が可能とされるプリンタ装置およびそのホッパ選択方
法を提供することにある。
【0016】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0018】すなわち、本発明のプリンタ装置は、複数
のホッパの各々にセットされている印刷用紙の用紙サイ
ズおよび用紙の有無を検出し、所定のホッパの用紙切れ
に伴う他のホッパへの切り替えが可能とされるプリンタ
装置であって、印刷に先立って、複数のホッパの中から
任意のホッパの組み合せを1つのホッパ群として指定す
るホッパ群指定情報、および用紙サイズを指定する用紙
サイズ指定情報と、この指定されたホッパ群の中で指定
された用紙サイズとホッパにセットされている用紙サイ
ズとが一致し、かつ用紙有りのホッパの1つを選択して
、このホッパで印刷を開始する印刷開始手段と、このホ
ッパが用紙切れになると、ホッパ群の中から優先度に従
って用紙サイズが一致し、かつ用紙有りのホッパを改め
て選択して、このホッパに切り替えて印刷を続行する印
刷続行手段とを備えるものである。
【0019】また、本発明のプリンタ装置のホッパ選択
方法は、前記ホッパ群の中の所定のホッパに用紙切れが
発生した場合に、このホッパ群の中から、所定のホッパ
と用紙サイズが一致し、かつ用紙有りの他のホッパを改
めて選択するようにしたものである。
【0020】さらに、前記複数のホッパのデータと前記
ホッパ群のデータとを、印刷データと別のコマンドで宣
言するようにしたものである。
【0021】
【作用】前記したプリンタ装置およびそのホッパ選択方
法によれば、ホッパ群指定情報および用紙サイズ指定情
報に基づいて、指定されたホッパ群の中からホッパを選
択する印刷開始手段および印刷続行手段を備えることに
より、ホッパ群指定情報および用紙サイズ指定情報によ
ってジョブ出力用または合紙出力用として使用可能なホ
ッパ群をそれぞれ独立に指定し、印刷開始手段によって
、指定されたホッパ群の中から用紙サイズが一致して用
紙有りのホッパを選択して印刷を開始することができる
【0022】この場合に、ホッパが用紙切れになった時
は、印刷続行手段によってホッパ群の中から用紙サイズ
が一致して用紙有りのホッパを改めて選択して印刷を続
行することができる。
【0023】これにより、ジョブ出力用ホッパと合紙出
力用ホッパとの混在使用を防止することができ、所定サ
イズで所定書式の用紙にジョブ出力が可能となり、かつ
ジョブ切り替え時にのみ合紙の挿入を行うことができる
【0024】また、複数のホッパのデータとホッパ群の
データを印刷データと別のコマンドで宣言することによ
り、印刷データのストリームに影響を与えることがなく
、ホッパの変更をオペレータが適時に行うことができる
【0025】
【実施例】図1は本発明のプリンタ装置およびそのホッ
パ選択方法の一実施例であるプリンタ装置と、ホッパ群
指定情報および用紙サイズ指定情報を示す説明図、図2
は本実施例における合紙出力のためのホッパ群および用
紙サイズ指定情報を示す説明図、図3は本実施例におけ
るホッパ群内のホッパ選択を説明するフロー図、図4は
本実施例におけるホッパ使用の優先順位を含んだホッパ
群指定情報を示す説明図である。
【0026】まず、図1により本実施例のプリンタ装置
、ホッパ群指定情報および用紙サイズ指定情報の構成を
説明する。
【0027】本実施例のプリンタ装置は、たとえば用紙
サイズ指定情報1およびホッパ群指定情報2に基づいて
ホッパの選択が可能とされるカット紙を用いたプリンタ
装置3とされ、印刷終了後の用紙を収納するスタッカ4
、ホッパ群指定情報2を記憶するホッパ群記憶部5、イ
ンタフェースを介して送られてくる用紙サイズ指定情報
1とホッパ群指定情報2および印刷データ(図示せず)
を受信するためのインタフェース制御部6、プリンタ装
置3の全体の動作を制御し、特にホッパを選択して印刷
を開始する印刷開始手段と、ホッパを改めて選択して印
刷を続行する印刷続行手段とを備えたプリンタ制御部7
、プリンタ制御部7の指令に基づきホッパを制御するホ
ッパ制御部8、それぞれ独立して用紙を給紙する5つの
ホッパ9〜13から構成されている。
【0028】そして、用紙サイズ指定情報1、ホッパ群
指定情報2および印刷データは、たとえばチャネルイン
タフェース14を介して接続されるホストCPU(図示
せず)からプリンタ装置3へ送出される。
【0029】用紙サイズ指定情報1は、たとえばジョブ
出力用の印刷に用いる用紙、またはジョブの区切り識別
用に用いる合紙の用紙サイズを指定するものである。
【0030】ホッパ群指定情報2は、たとえばプリンタ
装置3のホッパ9〜13と物理的に対応するホッパ番号
15と、このホッパ番号15に対応して設けるホッパ群
指定16とから構成され、ホッパ番号15の“1”から
“5”はプリンタ装置3のそれぞれ独立したホッパ9〜
13に対応するようになっている。
【0031】たとえば、ジョブ出力用のホッパ群指定情
報2において、図1のようにホッパ群指定16がビット
=1となっている時は、ホッパ番号15のホッパを1つ
のホッパ群として使用することを宣言し、またビット=
0の時は未使用ホッパであることを宣言するものである
【0032】一方、合紙を出力する時のホッパ群指定情
報2aは、図2に示すようにジョブ出力用と同様にホッ
パ番号15aおよびホッパ群指定16aから構成され、
たとえばホッパ群指定16aがビット=1となっている
ホッパ番号15aのホッパを1つのホッパ群として使用
することを宣言し、すなわち図2の例では、ホッパ番号
15aの“4”のみを1つのホッパ群とすることを表し
ており、またビット=0は未使用ホッパであることを宣
言するものである。
【0033】以上のように構成されるプリンタ装置3に
おいて、一般的に複数のホッパ9〜13の構成は、主ホ
ッパ、副ホッパおよび補助ホッパとし設定され、本実施
例では、主ホッパをホッパ番号15,15aが“1”、
副ホッパを“2”、“3”、“4”、の3本、補助ホッ
パとして“5”を想定し、主ホッパ、副ホッパ、補助ホ
ッパの順で優先順位が定められている。
【0034】次に、本実施例の作用について、図3の処
理手順に基づいて説明する。
【0035】始めに、ホッパ9、ホッパ10およびホッ
パ11にはジョブ出力用のA4サイズの用紙が設定され
ており、ホッパ12には合紙用のA4サイズの色紙が設
定され、またホッパ13は空きとする。
【0036】まず、印刷に先立って、たとえばホストC
PUは用紙サイズ指定情報1をチャネルインタフェース
14を介してプリンタ装置3へ送出する。そして、プリ
ンタ装置3は、この用紙サイズ指定情報1をインタフェ
ース制御部6を介して受け取り、プリンタ制御部7で記
憶する(ステップ301)。
【0037】次に、ホストCPUは、ホッパ群指定情報
2を用紙サイズ指定情報1と同様にプリンタ装置3へ送
出する。そして、プリンタ装置3は、このホッパ群指定
情報2をインタフェース制御部6を介して受け取り、プ
リンタ制御部7の働きによってホッパ群記憶部5に記憶
する(ステップ302)。
【0038】この場合に、送られてきたホッパ群指定情
報2は、図1に示す通りホッパ番号15の“1”〜“3
”を1つのホッパ群として使用するようになっており、
プリンタ装置3が1ページ分の印刷データ(図示せず)
を受信すると、プリンタ制御部7の働きによって次によ
うに印刷動作を行う。
【0039】まず、ホッパ群記憶部5の情報に従いホッ
パ9の選択を指示するとともに、用紙サイズおよび用紙
の有無報告を指示して用紙サイズおよび用紙の有無を受
け取る(ステップ303)。
【0040】そして、受け取った用紙サイズと既に記憶
している用紙サイズがともにA4サイズで一致しており
、かつ用紙有りの場合に(ステップ304)、ホッパ制
御部8へホッパ9から給紙を行うことを指示し、給紙に
同期して1ページ分の印刷データを印刷する(ステップ
305)。
【0041】以降、用紙切れの発生までホッパ9を給紙
ホッパとし、ホストCPUから送られてくる印刷データ
を印刷するようにプリンタ制御部7は動作する(ステッ
プ306)。
【0042】続いて、ホッパ9で用紙切れが発生した場
合に、ホッパ制御部8はその旨をプリンタ制御部7へ報
告する。そして、プリンタ制御部7は、ホッパ9が用紙
切れとなったことをプリンタ装置3の表示パネル(図示
せず)に表示し、さらにインタフェース制御部6を介し
てホストCPUへホッパ9で用紙切れが発生したことを
通知するように指示する(ステップ307)。
【0043】そして、インタフェース制御部6は、この
指示に基づきホストCPUへホッパ9の用紙切れを通知
する。一般に、ホストCPUはこの通知をオペレータコ
ンソール(図示せず)に表示してオペレータに対して用
紙補給を促す(ステップ308)。
【0044】続いて、用紙切れの発生と同時に、プリン
タ制御部7は上述の用紙補給の催促と並行して、上述の
ステップ303〜308の手順によって次のように新た
な給紙ホッパの選択を行う。
【0045】まず、ホッパ群記憶部5により、用紙切れ
ホッパと同一ホッパ群内の他のホッパで新たな給紙ホッ
パを選択する。つまり、ホッパ群記憶部5で、ホッパ群
指定16がビット=1となっているホッパ番号15は“
1”〜“3”であり、これに対応するホッパ9〜11を
選択する。
【0046】たとえば、ホッパ選択の優先順位をホッパ
番号15の若番から順次選択権があるものとすると、次
の給紙ホッパとしてホッパ番号15の“2”を選択する
。そして、プリンタ制御部7はホッパ制御部8へホッパ
10の選択を指示するとともに、用紙サイズおよび用紙
の有無報告を指示して用紙サイズおよび用紙の有無を受
け取る。
【0047】そして、受け取った用紙サイズと既に記憶
している用紙サイズがともにA4サイズで一致しており
、かつ用紙有りの場合にホッパ制御部8へホッパ10か
ら給紙を行うことを指示し、順次給紙に同期してデータ
を印刷する。
【0048】このようにして、プリンタ装置3はホッパ
9で用紙切れが発生した時に、新たな給紙ホッパ、ホッ
パ10を選択して自動的に印刷動作を続行する。さらに
、ホッパ10で用紙切れが発生すると、同様な手順によ
ってホッパ11を新たな給紙ホッパとするようにプリン
タ制御部7は動作する。
【0049】そして、ホッパ11で用紙切れが発生する
と、ホッパ番号15の“1”、“2”で既にオペレータ
によりA4サイズの用紙が設定されているホッパ9,1
0を新たな給紙ホッパとするようにプリンタ制御部7は
動作する。具体的には、プリンタ制御部7がホッパ群記
憶部5の情報に基づいてホッパ9を新たな給紙ホッパと
して選択する。
【0050】さらに、ホッパ制御部8へホッパ9の選択
を指示するとともに、用紙サイズおよび用紙の有無報告
を指示して用紙サイズおよび用紙の有無を受け取る。こ
こで、用紙が有り、かつ用紙サイズがA4サイズならば
、以降用紙切れ発生までホッパ9を給紙ホッパとする。
【0051】この場合に、用紙が無いか、または用紙サ
イズがA4サイズでなければ、ホッパ9を給紙ホッパと
せず、ホッパ群記憶部5の情報に基づきホッパ10を新
たな給紙ホッパとして選んで同様の動作を行い、またホ
ッパ10に用紙が有り、かつ用紙サイズがA4サイズな
らば、以降用紙切れ発生までホッパ10を給紙ホッパと
し自動的に印刷を続行する。
【0052】もし、ホッパ9、ホッパ10、ホッパ11
の全てが給紙ホッパとして使用できない時(ステップ3
09)、プリンタ制御部7は印刷動作を中止し、その旨
をインタフェース制御部6を介してホストCPUへ通知
し、かつプリンタ装置3の表示パネルに表示する(ステ
ップ310)。これにより、オペレータによる再開起動
を待つ(ステップ311)。
【0053】続いて、以上のようにジョブ出力可能なホ
ッパ群内での印刷続行時に、1つのジョブ出力の区切り
として合紙挿入を行う場合について説明する。この場合
にも、上述のジョブ出力と同様にステップ301〜31
1の手順によって処理が実行される。
【0054】まず、ホストCPUは、用紙サイズ指定情
報1aをチャネルインタフェース14を介してプリンタ
装置3へ送出する。そして、プリンタ装置3はこれをプ
リンタ制御部7で記憶する。
【0055】次に、ホストCPUは、ホッパ群指定情報
2aを上述と同様にプリンタ装置3へ送出する。そして
、プリンタ制御部7はホッパ群指定情報2aをホッパ群
記憶部5に記憶する。
【0056】この場合に、送られてきたホッパ群指定情
報2aは、図2に示す通りホッパ番号15aの“4”の
みを1つのホッパ群として使用するようになっており、
プリンタ装置3は1ページ分の印刷データを受信すると
、ジョブ出力の場合と同様にホッパ12を選択してホッ
パ12を給紙ホッパとして1ページの印刷を行う。
【0057】これにより、合紙をジョブ出力の区切りと
して出力できる。一般に、合紙出力のための印刷データ
はスペース文字だけから構成されたり、特殊なロゴ印刷
のための画像データなどがある。また、印刷データの代
わりに、ホストCPUは特殊なコマンド、たとえば1ペ
ージ出力指示コマンドを定め、これにより合紙出力を行
っても良い。
【0058】また、合紙出力中に用紙切れが発生したと
きは、ジョブ出力の場合と同様にプリンタ装置3は動作
する。具体的には、ホッパ12が用紙切れとなると、プ
リンタ制御部7はホッパ12が用紙切れとなったことを
プリンタ装置3の表示パネルに表示し、さらにインタフ
ェース制御部6を介してホストCPUへホッパ12で用
紙切れが発生したことを通知するように指示する。
【0059】同時に、プリンタ制御部7は、上述の動作
と並行して新たな給紙ホッパの選択を行うが、合紙出力
の場合、ホッパ群記憶部5に記憶しているホッパ群とし
てはホッパ番号15aの“4”のみなので、新たな給紙
ホッパは選択できず印刷動作を中止し、その旨をインタ
フェース制御部6を介してホストCPUへ通知し、かつ
プリンタ装置3の表示パネルに表示する。これにより、
オペレータによる再開起動を待つ。
【0060】続いて、次ジョブのジョブ出力のための印
刷を行う場合には、上述のジョブ出力の場合と同様にス
テップ301〜311の手順により実行する。
【0061】従って、本実施例のプリンタ装置3によれ
ば、用紙サイズ指定情報1およびホッパ群指定情報2を
備えることにより、ジョブ出力の途中でたとえばホッパ
9に用紙切れが発生した場合に、ホッパ群指定情報2に
よって指定されたホッパ群の中から、用紙サイズが一致
して用紙有りの別のホッパ10,11を自動的に選択す
ることができるので、従来のようにプリンタ装置3を停
止させることなく、ホッパ群内のホッパ9〜11に用紙
が無くなるまで印刷を続行することが可能となる。
【0062】この場合に、ジョブ出力用のホッパ群指定
情報2のホッパ群指定16と、合紙出力用のホッパ群指
定情報2aのホッパ群指定16aにより、従来問題とな
っていたジョブ出力用ホッパと合紙出力用ホッパとの混
在使用を防止することができる。
【0063】以上、本発明者によってなされた発明を実
施例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例
に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0064】たとえば、本実施例のプリンタ装置3につ
いては、ホッパ選択の優先順位をホッパ番号15の若番
から順次選択権があるものとした場合について説明した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、た
とえばホッパ番号15を優先順位とせず、図4に示すよ
うに別にホッパ使用のホッパ優先順位17をホッパ群指
定情報2bに含ませることも可能である。
【0065】たとえば、ホッパ番号15bおよびホッパ
群指定16bは図1と同じで、ホッパ優先順位17でホ
ッパ使用の優先順位を指示し、若番ほど使用優先順位が
高いことを示している。
【0066】また、用紙サイズ指定情報1,1aおよび
ホッパ群指定情報2,2aについては、たとえば印刷デ
ータと別に転送することも可能であり、この場合には印
刷データのストリームに影響を与えることがなく、ホッ
パ9〜13の変更をオペレータが適時に行うことが可能
となる。
【0067】さらに、用紙サイズ指定情報1,1aおよ
びホッパ群指定情報2,2aがホストCPUから送られ
てくる場合について説明したが、たとえばプリンタ装置
3に設けられたパネルスイッチにより指示することも可
能である。
【0068】以上の説明では、主として本発明者によっ
てなされた発明をその利用分野であるカット紙を用いた
プリンタ装置3に適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、他の複数のホッパを備え
たプリンタ装置についても広く適用可能である。
【0069】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち、代
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
【0070】(1).印刷に先立って、複数のホッパの
中から任意のホッパの組み合せを1つのホッパ群として
指定するホッパ群指定情報、および用紙サイズを指定す
る用紙サイズ指定情報と、この指定されたホッパ群の中
で指定された用紙サイズとホッパにセットされている用
紙サイズとが一致し、かつ用紙有りのホッパの1つを選
択して、このホッパで印刷を開始する印刷開始手段と、
このホッパが用紙切れになると、ホッパ群の中から優先
度に従って用紙サイズが一致し、かつ用紙有りのホッパ
を改めて選択して、このホッパに切り替えて印刷を続行
する印刷続行手段とを備えることにより、ホッパ群指定
情報および用紙サイズ指定情報に基づいてジョブ出力用
または合紙出力用として使用可能なホッパ群をそれぞれ
独立に指定し、ホッパが用紙切れになった時にホッパ群
の中から新たなホッパを自動的に選択することができる
ので、プリンタ装置を停止させることなく印刷を続行す
ることが可能となる。
【0071】(2).複数のホッパのデータとホッパ群
のデータを印刷データと別のコマンドで宣言することに
より、印刷データのストリームに影響を与えることがな
いので、ホッパの変更をオペレータが適時に行うことが
可能となる。
【0072】(3).前記(1) により、ホッパ群指
定情報によってジョブ出力用ホッパと合紙出力用ホッパ
との混在使用を防止することができるので、所定サイズ
で所定書式の用紙にジョブ出力が可能となり、またジョ
ブ切り替え時にのみ合紙の挿入を行うことができる。
【0073】(4).前記(1) 〜(3) により、
合紙をジョブ出力の切り替わり時に出力する運用形態に
おいて、合紙判定用の回路を設けることなく、かつ合紙
用ホッパをジョブ出力用に切り替えることのない、運用
時の給紙効率の向上が可能とされるプリンタ装置および
そのホッパ選択方法を得ることができる。
【0074】(5).前記(1) 〜(3) により、
出力ホッパの指定をジョブ出力のデータ中で行う運用形
態において、給紙ホッパの異なる用紙サイズへの入れ替
え、および故障によるホッパ切り替えの制約が解除され
、印刷効率の向上が可能とされるプリンタ装置およびそ
のホッパ選択方法を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタ装置およびそのホッパ選択方
法の一実施例であるプリンタ装置と、ホッパ群指定情報
および用紙サイズ指定情報を示す説明図である。
【図2】本実施例における合紙出力のためのホッパ群お
よび用紙サイズ指定情報を示す説明図である。
【図3】本実施例におけるホッパ群内のホッパ選択を説
明するフロー図である。
【図4】本実施例におけるホッパ使用の優先順位を含ん
だホッパ群指定情報を示す説明図である。
【符号の説明】
1  用紙サイズ指定情報 1a  用紙サイズ指定情報 2  ホッパ群指定情報 2a  ホッパ群指定情報 2b  ホッパ群指定情報 3  プリンタ装置 4  スタッカ 5  ホッパ群記憶部 6  インタフェース制御部 7  プリンタ制御部 8  ホッパ制御部 9〜13  ホッパ 14  チャネルインタフェース 15  ホッパ番号 15a  ホッパ番号 15b  ホッパ番号 16  ホッパ群指定 16a  ホッパ群指定 16b  ホッパ群指定 17  ホッパ優先順位

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数のホッパの各々にセットされてい
    る印刷用紙の用紙サイズおよび用紙の有無を検出し、所
    定のホッパの用紙切れに伴う他のホッパへの切り替えが
    可能とされるプリンタ装置であって、印刷に先立って、
    前記複数のホッパの中から任意のホッパの組み合せを1
    つのホッパ群として指定するホッパ群指定情報、および
    前記用紙サイズを指定する用紙サイズ指定情報と、該指
    定されたホッパ群の中で指定された用紙サイズとホッパ
    にセットされている用紙サイズとが一致し、かつ用紙有
    りのホッパの1つを選択して、該ホッパで印刷を開始す
    る印刷開始手段と、該ホッパが用紙切れになると、前記
    ホッパ群の中から優先度に従って用紙サイズが一致し、
    かつ用紙有りのホッパを改めて選択して、該ホッパに切
    り替えて印刷を続行する印刷続行手段とを備えることを
    特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】  請求項1記載のプリンタ装置のホッパ
    選択方法であって、前記ホッパ群の中の所定のホッパに
    用紙切れが発生した場合に、該ホッパ群の中から、前記
    所定のホッパと用紙サイズが一致し、かつ用紙有りの他
    のホッパを改めて選択することを特徴とするプリンタ装
    置のホッパ選択方法。
  3. 【請求項3】  前記複数のホッパのデータと前記ホッ
    パ群のデータとを、印刷データと別のコマンドで宣言す
    ることを特徴とする請求項2記載のプリンタ装置のホッ
    パ選択方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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