JP4533123B2 - サーバ装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

サーバ装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、消耗材を含むカートリッジを装着可能な複数の画像形成装置と通信可能なサーバ装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラムに関するものである。
従来、この種のプリントシステムを構成する電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に対応した光を感光体に照射して潜像を形成し、この潜像に現像手段で記録材料である現像剤(トナー)を供給して顕像化し、更に感光体から記録紙へ画像を転写することで記録紙上に画像を形成する装置において、消耗度合いに応じて選択するプリンタを変更制御する技術が下記特許文献1が既に公開されている。
具体的には、ネットワークに接続されている複数のプリンタから1つのプリンタを選択する際に特定のプリンタに過負荷をかけることを回避させるようなプリントシステムであるため、サーバに各プリンタの単位時間あたりの印刷枚数をそれらの印刷速度からそれぞれの消耗度を算出し、緊急にプリントが完了することを要する場合を除いては消耗度の低いプリンタを選択してプリントを実行させるというものである。
特開平11−184648号公報
しかしながら、従来の印刷システムのように印刷枚数や印刷速度だけで消耗度を考えたときに、端末装置からの画像情報を考慮していないため、高印字のサンプルを連続出力したときには、印刷実行の過程でトナーが無くなってしまったり、また、低印字のサンプルを連続出力したときに画像不良を起こしてしまうなどの問題が発生する。
元々、画像形成装置において、感光体、トナーなど消耗品の交換メンテナンスの簡便性を図る目的で、トナー収納部や現像手段、感光体、帯電手段、廃トナー容器を含むクリーニング手段などを、プロセスカートリッジとして一体化し、画像形成装置に対し着脱可能に構成されているものも多い。
また、カラー画像形成装置のように、複数色の現像手段を持ち各現像手段の消耗具合が違う場合や、感光ドラムの消耗具合と現像手段の消耗具合が違う場合などで、各色現像カートリッジ、クリーニング手段と感光ドラムを一体化した感光ドラムカートリッジなど個別にプロセスカートリッジ化されているものもある。
ここで、プロセスカートリッジの寿命を決定する因子はいくつか挙げられる。現像剤量、現像剤の剤劣化、感光体の劣化、帯電手段の劣化、現像担持体の劣化などがある。
そのため、プロセスカートリッジの寿命は消耗部材の使用量状況によっても決定されるため、画像形成装置の利用状況によっては消耗部材の寿命が来た後にカートリッジの交換がきて画像不良が起きてしまうという問題が発生する。
このようにユーザの利用状況によって、想定した枚数以前に消耗品の交換が発生してしまうという問題が発生する。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ネットワーク上の各画像形成装置より取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報といずれかのクライアント装置から取得される画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択し、該選択された画像形成装置に対するプリント情報を印刷要求元のクライアント装置に通知することにより、あらゆるユーザの利用状況においても、消耗品の使用状況が違うにも関わらず消耗部品の寿命が同じになるようにユーザからのジョブを振り分け、消耗部品を無駄なく使い切り、ユーザの利用コストを削減することができる最適な画像形成装置で印刷処理を実行できる利便性に優れたサーバ装置および印刷制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム
を提供することである。
本発明は、画像形成に伴い消耗する消耗部材を収納するカートリッジを着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、各画像形成装置のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリン情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、画像形成に伴い消耗する複数の消耗部材を収納するカートリッジを色別に着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、各画像形成装置の各色のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得される各色のカートリッジの消耗材使用情報、現像剤残量情報と第2の取得手段により取得した各色のカートリッジに対応する画情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段と、前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリン情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段とを有することを特徴とする。
さらに、本発明のサーバ装置は、画像形成装置から消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画像情報とを照合して、印刷する画像情報が画素数が多く、印刷枚数が少ない場合に、現像剤の残量が多い画像形成装置を選択し、印刷する画像情報が画素数が少なく、印刷枚数が多い場合に、消耗材の使用量が少ない画像形成装置を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、端末装置からの画像情報を考慮していないため、高印字のサンプルを連続出力した場合でも、印刷実行の過程でトナーが無くなってしまったり、また、低印字のサンプルを連続出力したときに画像不良を起こしてしまうことない画像形成を行える。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明に係る画像形成装置を適用可能な印刷システム全体の構成を示す図であり、ネットワーク1に端末装置である2台のクライアントパーソナルコンピュータ(以下クライアントPCと称する)2、3を接続すると共に、画像形成装置として、例えばレーザビームプリンタ(LBP)4,5,6,7を接続している例である。ネットワーク1には管理サーバ8を接続している。なお、ネットワークは、単一的なローカルネットワークに限定されず、ルータ等を介して、他のネットワーク上のプリンタが接続されるシステムであってもよい。
図1において、本実施形態の画像形成装置としてのレーザビームプリンタ(LBP)4,5,6,7は、例えばクライアントPC2、3から画像情報をネットワーク1を介して受け取り、画像出力するレーザビームプリンタで構成されており、感光ドラム、トナーなどの消耗品をプロセスカートリッジとして本体から着脱し交換可能にした画像形成装置として構成されている。
なお、今回は画像形成装置をレーザビームプリンタにしたが、例に本発明の一実施例を説明するが、銀塩写真方式、熱転写方式、昇華型方式等の画像形成方式についても、本発明は有効であることは言うまでもない。
また、ドラム、トナー一体型カートリッジであるが、これも分離型で、別々のカートリッジユニットであってもよい。
本実施形態では、各LBP4,5,6,7内の各プロセスカートリッジのトナー残量と感光体ドラム、現像スリーブ、帯電ローラの逐次使用率、これらのパラメータを個々に管理サーバ8へ所定のプロトコルで出力する。そして、クライアントPC2,3から画像情報も管理サーバ8に出力する。そして、これらの情報を照合して、最適なプリンタを管理サーバ8が選択し、クライアントPC2,3上に候補となるプリンタ名を所定のUI画面を介して表示する。
また、本実施形態では、1色の現像剤が充填されているカートリッジをLBP4,5,6,7内に着脱可能な例について説明するが、もちろん、色別のカートリッジを備えて、カラー画像を形成可能なプリンタ、MFP等にも適用可能であることはいうまでもない。
<クライアントPC及び管理サーバ>
クライアントPC2,3上では、いわゆるDTPを実行するアプリケーションソフトウェアを動作させ、各種文書/図面/が作成/編集される。そしてクライアントPC2,3は、作成された文書/図形をページ記述言語(Page Description Language)に変換しネットワーク1を経由して管理サーバ8に送る。そして、その情報を管理サーバ8からプリンタなどの画像形成装置に送られてプリントされる。
管理サーバ8は、機器製造メーカやメーカ代理店、プリンタ利用ユーザの管理者などにより運用されるが、本実施形態ではカートリッジ方式のプリンタを製造するユーザ側により運用されるものとするが、メーカ運用の管理者の方でもよく、その場合には、メーカ運用の場合、サーバ8とLBP4,5,6,7の接続はLANに代えてインターネットか専用線で接続されるシステムとなる。
管理サーバ8は、機器としてのプリンタやプリンタで利用する消耗品、プリンタを利用するユーザ等に関する各種データベースを備えたコンピュータであり、各端末からの要求に応じてそのデータベースを更新あるいは参照して、後述する機器保証管理プログラム等の処理を遂行する。
図2は、図1に示した管理サーバ8の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のものには同一の符号を付してある。
図2において、管理サーバ8は、後述する図7,図8,図11、図14、図16で説明するフローチャートに係る各種プログラムを実行するCPU9を備え、システムバス20に接続される各デバイスはCPU9により統括的に制御される。RAM10は、CPU9の主メモリとして機能し、CPU9はRAM10にロードされたプログラムを実行する。
キーボードコントローラ(KBC)12は、キーボード(KB)17やポインティングデバイス16からの入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)13はディスプレイ(CRT)18の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)14は、ブートプログラムやオペレーティングシステム、および後述する図7、図8、図11、図14、図16で説明する各フローチャートに係るプログラムを含む種々のプログラムや、これも後述するデータベース等を記憶するハードディスク(HD)等の外部メモリ19とのアクセスを制御する。
プリンタコントローラ(PRTC)15は、所定の双方向インタフェース(双方向I/F)11を介して不図示のプリンタに接続されて、プリンタとの通信制御処理を実行する。
なお、CPU9は、例えばRAM10上に設定された表示情報用RAM領域ヘの画面イメージの展開処理を実行し、後述する各種画面をディスプレイ18上に表示させる。ネットワークインタフェース11は、ネットワーク1とのインタフェースであるが、管理サーバ8が他のLANを介してネットワークに接続されている場合には、他のLANとのインタフェースとなり、ネットワーク1とのインタフェースはその他のLAN中に別途用意される。
<プリンタの概要>
本実施形態におけるLBP4,5,6,7は、クライアントPC2,3に直接又はLANなどの適当なネットワークを介して接続されている。LBP4,5,6,7は電子写真方式のプリンタであり、トナーを含む現像部と感光ドラムとをユニット化したトナーカートリッジにより消耗品が供給される。
図3は、図1に示したLBP4,5,6,7の構成を説明する断面図であり、トナーを含む現像部と感光ドラムとをユニット化したトナーカートリッジが着脱可能に構成されており、トナーカートリッジ本体にはメモリを備える。なお、トナーカートリッジ本体には、画像形成動作に伴って消耗される部材、感光ドラム、現像スリーブ、帯電ローラ等のハード部材に加え、画像形成により消費される現像剤(トナー)等が一体として収納される。
図3において、プリンタ本体Lは、供給される文字パターン等を基に、記録媒体である記録紙上に像を電子写真プロセスにより上記カートリッジの駆動を制御して実行することで形成する。
操作パネル21には、操作のためのスイツチ及びLED表示器などが配されている。制御ユニット22は、プリンタ本体L全体の制御及び文字パターン情報等の解析を行うためのCPU,RAM,ROMを備える。この制御ユニット22は主に文字パターン情報をビデオ信号に変換してレーザドライバ23に出力する。制御ユニット22には、フォントデータやページ記述言語のエミュレーションプログラム等を供給する外部メモリ24を接続することもできる。
レーザドライバ23は半導体レーザ25を駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ25から発射されるレーザ光26をオン・オフ切替えする。レーザ光26は回転多面鏡で左右方向に振られてプロセスカートリッジC内に設けられた感光ドラム27上を走査する。
これにより、帯電ローラ28によって帯電された感光ドラム27上には文字パターンの静電潜像が形成される。また、感光ドラム27に近接した現像ユニットT1には、トナー29が充填されており、現像ブレード30より電荷が付与され、現像スリーブ31に搬送される。そして、トナー29は感光ドラム27上の潜像を可視化する。現像されたトナー像は転写ローラ32によって記録紙に転写される。この記録紙には給紙カセット33に収納されている。
なお、感光ドラム27は、所定サイズの用紙の画像を形成するために複数回転して1枚の画像出力を行う場合もある。
記録紙に転写されたトナー像は、搬送路上を搬送されて定着部34により加熱されて記録紙上に定着され、その後、排出部に排出される。また、転写されずに残ったトナーは、クリーニングブレード35で掻き取られ、廃トナーボックス36に回収される。
また、プロセスカートリッジCは、感光ドラム27と、感光ドラム27の感光部を均一に帯電するための帯電ローラ28を含む帯電手段C1と、感光ドラム27に対向配置された現像手段としての現像スリーブを含む現像ユニットT1と、クリーニングブレード35により感光ドラム27から除去された残留トナーを収容するクリーナである廃トナーボックス36とが一体的に構成されている。
カラーレーザプリンタにおいては、このプロセスカートリッジが色毎に存在し、例えば4色カラーレーザプリンタでは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色のプロセスカートリッジを本体に具備する。そして、モノクロプリンタ同様なプロセスをたどり画像形成を行う。
現像ユニットT1内には、撹拌手段37があって、この撹拌手段37が回転することでトナーがほぐされ、現像スリーブ31へ供給される。また、現像ユニットT1内にはトナー残量レベル検知手段(図5において後述する)が配設されている。
また、プロセスカートリッジCは、メモリ38を廃トナーボックス36の上側面部に、メモリ38と該メモリ38への情報の読み書きを制御するためのカートリッジ側伝達部39を有している。
プロセスカートリッジCが画像形成装置本体に装着した場合は、カートリッジ側伝達部39と画像形成装置側の制御部が互いに対向して配置されている。また、本体制御部CONT(図4)は本体側の伝達手段としての機能も含むものとする。
なお、上記メモリ38としては、通常の半導体による電子的なメモリが特に制限なく使用することができる。
特に、メモリと読み出し/書き込みICの間のデータ通信を電磁波によって行う非接触メモリである場合、伝達部39と本体制御部CONTの間が非接触であってもよいためカートリッジCの装着状態による接触不良の可能性がなくなり、信頼性の高い通信制御を行うことができる。
これら2つの制御部(本体制御部CONT、伝達部39)によってメモリ38内の情報の読み出しおよび書き込みを行うための制御手段が構成される。メモリ38の容量については、後述するカートリッジ使用量及びカートリッジ特性値などの複数個の情報を記憶するのに十分な容量を持つものとする。また、メモリ38には、カートリッジCが使用された使用量が消耗部材別に随時書き込み記憶されている。
また、レーザプロセス本体には各消耗パーツの使用量を検知する検知手段を具備しており、本実施形態においては、感光ドラム27の回転数を検知する検知手段、帯電ローラ印加バイアス印加時間を計測する手段、現像スリーブの回転数を検知する検知手段を具備するものとする。
なお、これに限らず、画像形成動作時に回転するギア、消耗品であれば何でも良いことは言うまでもない。また、カートリッジ使用量は、画像形成装置によって判断できるなら特に制限はない。
例えば、各ユニットの回転時間、バイアス印加時間、トナー残量、印字枚数、感光体に作像する画像ドット数、感光ドラムを露光する際のレーザ発光時間の積算値及び感光体の膜厚、それぞれの使用量の重みづけを行って組み合わせた値などが挙げられ、それらの組み合わせで成り立っている。
本実施形態においては、カートリッジ使用量情報として、カートリッジ印刷枚数、感光ドラム27及び、現像スリーブ31の使用量情報、現像スリーブ31の印加時間情報、トナー残量を使用する場合を示すが、もちろんこれらに限らなくてもよい。
最初に、感光ドラム27の使用量について図4を使用して説明する。
図4は、本発明に係る画像形成装置におけるプロセスカートリッジCと本体制御部との制御構成を説明する図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
図4において、プロセスカートリッジCにメモリ38を具備し、そのメモリ38の中に使用量情報を格納している。なお、メモリ38は、不揮発性メモリ媒体で構成されるか、メモリバックアップ機能を備える。
メモリ38内に様々な情報が格納されているが、本実施形態では少なくとも帯電バイアス印加時間情報IFO1、感光体回転時間情報IFO2、ドラム使用量演算式係数DT1及びドラム使用量演算式閾値DT2は格納されているものとする。
ドラム使用量演算式閾値DT2やドラム使用量演算式係数DT1は、ドラム感度やドラム材料、製造時の膜厚及び帯電ローラの特性により変化するものであり、それぞれの特性に応じた値がカートリッジ製造時にメモリ38に書き込まれる。
また、これらメモリ情報は本体制御部CONT内の演算部CT−1と常に送受信可能な状態になっており、これら情報を元に演算され本体制御部CONTによってデータの照合が行われている。
また、別の形態として、メモリ情報のすべてまたはその一部がプリンタ本体側のメモリに蓄積される形態も想定される。
以下、本実施形態におけるドラム使用量データの算出法についての一例を説明する。
本体制御部CONT内に設ける感光回転指示部CT−3からの感光回転時間データを積算した値Bと、帯電バイアス印加時間検出部CT−4からの帯電バイアス印加時間データを積算した値Aと、予め決められた重み付け係数φを用いた換算式(ドラム使用量D=A+B×φ)により、演算部CT−2でドラム使用量Dに演算され、演算後プロセスカートリッジのメモリ38に記憶される。
なお、感光体回転時間データと帯電バイアス印加時間データは随時メモリ38に格納され、ドラム使用量データの演算は、感光体の駆動が停止した際に随時行われるものとする。
現像スリーブの使用量情報については、感光ドラム27同様、そのメモリ38の中に使用量情報を格納している。メモリ38内に様々な情報が格納されているが、本実施形態では少なくとも現像スリーブ回転数、現像バイアス印加時間、現像スリーブ使用量演算式係数及び現像スリーブ使用量演算式閾値は格納されているものとする。なお、閾値や係数は、現像スリーブの特性により変化するものであり、それぞれの特性に応じた値がカートリッジ製造時にメモリ38に書き込まれる。
また、これらメモリ情報は本体制御部CONT内の演算部CT−2と常に送受信可能な状態になっており、これら情報を元に演算され制御部CT−1によってデータの照合が行われている。
以下、本実施形態における現像スリーブ使用量データの算出法についての一例を説明する。
現像スリーブ回転時間データを積算した値Bと、予め決められた重み付け係数φを用いた換算式(T=B×φ)により、演算部CT−2で現像スリーブ使用量Tに演算され、演算後プロセスカートリッジCのメモリ38に記憶される。
なお、現像スリーブ回転数、現像バイアス印加時間データは随時メモリに格納され、現像スリーブ使用量データの演算は、感光ドラム27の駆動が停止した際に随時行われるものとする。
図5は、図3に示した画像形成装置におけるトナー残量検知手段の構成を説明する断面図であり、図3と同一のものには同一の符号を付してある。
なお、トナー残量検知には、光学検知手段、機械的回転手段、様々な方式があるが、本実施形態におけるトナー残量検知方式は、図5に示すように、プレートアンテナ方式を使用している。
このプレートアンテナ方式は、図5に示すように、電流の流れる板金プレートアンテナ40及び板金プレートアンテナ41と現像スリーブ31に交流電圧を印加し、プレート板金間、そして、現像スリーブ31とプレートアンテナ40,41間に静電容量に応じた交流電流を測定し、トナー量を知る方式である。
本実施形態では、トナー残量検出手段によって検出された静電容量値を画像形成装置本体が、電圧に変換して電圧値で出力されている。
トナー量が最大である時には検出電圧値は最小値(静電容量は最大値)を示す。最小値は、トナー充填が終了している状態でメモリ38に書き込まれ、レーザビームプリンタが稼働中に検出電圧値が最小(静電容量は最大値)を示すと、随時更新されていくものである。また、トナーが充填されていない状態のとき、検出電圧値は最大値(静電容量は最小値)を示す。これは、カートリッジ製造時に記憶されるものである。
実際の制御方法は、以下の通りである。
カートリッジC内のメモリ38内に格納されている最小値及び最大値を使用し、最小値と最大値の関係から使用範囲を求め、最小値と最大値とトナー残量との関係を用いた重み付けの関数を使って、そして重み付けの関数と検出電圧値の関係に、重み付け関数の補正値を代入していき、関係が成立する補正値を決定させる。そして、トナー残量が減算になるよう設定されている補正テーブルによって、トナー残量を算出し、その結果をユーザの必要に応じて表示手段に表示させるという制御を行う。
なお、感光ドラム使用量、現像スリーブ回転数、トナー残量検知は、上記のシステムを説明したがこれに限らないことは言うまでもない。
また、プロセスカートリッジCの寿命管理は、ドラム使用量、現像スリーブ使用量およびトナー残量を照合して、最初に公称寿命に達した時をプロセスカートリッジの寿命とする。
〔データの概要〕
管理サーバ8は、上記システムによって、各レーザプリンタ4〜7の使用状況、クライアントPC2,3からの印刷情報、使用状況と印刷情報を照合して最適プリンタを選択する機能を管理している。
その管理の基本となる情報は記憶手段としてのデータベースDB1、DB2として管理される。データベースDB1、DB2として管理すべき情報には、各画像形成装置(本体情報)データベースDB1と各クライアントPCからの印刷情報データベースDB2とを備える。
〔各画像形成装置(本体情報)データベースDB1の内容〕
データベースDB1は、図1に示したネットワーク1に繋がっているレーザビームプリンタ4〜7に関する情報を集積したデータベースであり、製品ごとに次の項目、製品名、製品コード、製品識別コード、消耗品情報を有する。
なお、製品名は製品の名称が記憶され、製品コードは製品を固有に識別するためのコードが記憶され、製品識別コードは白黒印刷もしくはカラー印刷可能であるかどうかの識別コードが記憶され、消耗品情報は、各本体製品が使用する消耗品に関する情報であり、消耗品の使用量情報を関連させた情報である。本実施形態においては、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報が記憶される。
〔各クライアントPCからの印刷情報データベースDB2の内容〕
印刷情報データベースDB2は、クライアントPC2、3の印刷ジョブが入ったときの画像情報を集積したデータベースであり、次の項目、ユーザID、クライアントPCID、パスワード、印刷情報(画素情報、カラー情報、画像サイズ情報、印刷枚数情報)を有する。
なお、ユーザIDはクライアントPC2,3を操作しているユーザを識別するためのコードが記憶され、クライアントPCIDはネットワークにつながれているクライアントPC2、3を識別するためのコードが記憶され、パスワードはユーザ認証用コードが記憶され、印刷情報は、本実施例においては、下記の4つの情報を取得して記憶される。
なお、上記画素情報はクライアントPC2,3からのジョブの画素情報であり、カラー情報は、クライアントPC2,3からのジョブのカラー情報であり、画像サイズ情報はクライアントPC2,3からのジョブの画像サイズ情報であり、印刷枚数情報はクライアントPC2,3からのジョブの印刷枚数情報である。
<管理サーバの処理の概要>
管理サーバ8は、このようなデータベースDB1、DB2と記憶して管理し、印刷ジョブが発生する毎にデータベースDB1、DB2を参照して適切な処理を行うと共に、必要に応じてデータベースDB1、DB2を更新する。
本実施形態にける印刷システムは、プリントサーバ8と複数のプリンタ(LBP4〜7)がネットワーク1に接続されているプリントシステムにおいてプリントジョブ情報(画像情報、カバレッジ)と、各LBP4〜7に接続されている各カートリッジC内のトナー、ドラムなどの複数の消耗パーツ消耗量を照合して、最適なプリンタ情報をユーザに報知するプリントシステムを特徴としている。
なお、管理サーバ8が最適なプリンタを選択する条件は、カートリッジC内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御することであり、例えばピクセル比率が高いものは、トナー残量が他の消耗品の寿命より多いカートリッジで出力され、ピクセル比率が低いものは、トナー残量が他の消耗品の寿命より少ないカートリッジで出力されるように制御することにより、無駄なく消耗品を使用することが可能になる。
このため情報としては、消耗品の使用量と印刷ジョブの印刷枚数と画素数状況を用いる。
本実施形態においては、ドラム使用量情報、トナー残量情報、スリーブ使用量情報、印刷枚数情報、画素情報を用いている。もちろん、この情報に限らず消耗品の使用量情報では何でも良いということは言うまでもない。
また、それぞれの情報の閾値を複数段階に区切る。本実施形態においては原理を簡単に説明するために2段階(トナー残量、ドラム使用量、スリーブ使用量)と印刷枚数は3段階(1-10枚、10-20枚、20-枚)に区切った。
〔具体例1〕
トナー残量、ドラム使用量、スリーブ使用量については0−50%、50−100%とし、画素数情報については1−15%、15−100%とし、印刷枚数については1−10枚、10−20枚、20−枚としている。
そして、ジョブの画素情報とトナー残量との関係は、画素数情報が少ない場合は、トナー残量も少なくなり、画素数情報が多い場合は、トナー残量が多くなるという関係が成立する。
また、印刷枚数情報は、ドラム使用量とスリーブ使用量との関係では、印刷枚数情報が少ない場合は、ドラム使用量、スリーブ使用量が多くなり、印刷枚数情報が中程度の場合は、ドラム使用量、スリーブ使用量はどちらか一方が多く、もう一方が少なくなり、印刷枚数情報が多い場合は、ドラム使用量、スリーブ使用量が少なくなるという関係が成立する。以下、図6に上記内容をデータベースとする場合のテーブルを示す。
図6は、図1に示した管理サーバ8が備えるデータベースで管理される印刷装置別の管理データテーブルの一例を示す図であり、それぞれの組み合わせによる機種タイプを示している。なお、機種タイプはLANにつながれている機種の状態を示すものである。
管理サーバ8は、上記図6に示したテーブルと印刷ジョブ内容を照合して最適プリンタを選択する。
ここで、図7、図8のフローチャートを用いて、管理サーバ8が行う本実施形態の最適プリンタ選択方法について説明する。
図7、図8は、本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、管理サーバ8のCPUが外部メモリ等から読み込む制御プログラムをCPUが実行することで実現される。なお、S100〜S122は各ステップを示す。
先ず、ステップS100で、本シーケンスを開始し、ステップS101でクライアントPC2,3等のプリンタドライバが送信している印刷画像情報を入手する。このときに、YMCKで色分解された画素情報、印刷枚数、画像サイズ情報を入手する。
次に、ステップS102で、印刷する画像情報にカラー情報は入っていないかいるかを判別して、カラー情報が入っていると判別した場合、ステップS115以降へ進み、カラー情報が入っていないと判別した場合は、ステップS103で、モノクロ印刷が可能なプリンタの製品名、製品コード、製品識別コードを入手する。
そして、ステップ104で、選択されたプリンタの消耗品情報を入手する。このとき、そのプリンタの稼働状況、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報を各プリンタから入手し、管理サーバ8内のデータベースDB1に保管する。
そして、ステップS105で、ステップS104で得た情報から、図6に示すテーブルを用いてプリンタの機種タイプを選択する。
なお、今回はテーブルを用いたが、これはテーブルに限らず、ドラム使用量、現像スリーブ、トナー使用量を関連づけた関数であってもよい。
次に、ステップS106で、クライアントPCから取得される印刷情報より、印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率を計算する。そして、図6に示したテーブルを参照して、印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率と機種タイプを照合する(S107)。
次に、ステップS108で、機種タイプが、最適条件に合致するかどうかを判別して、機種タイプが最適条件に当てはまると判断した場合は、ステップS109へ、当てはまらないと判別した場合は、ステップS112へ進む。
そして、ステップS109で、最適プリンタを選択する。この場合、最適なプリンタを選択する条件としては、カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御を行う。これは、上述した条件においてプリンタの選択が行われる。
例えば、現在ネットワークにあるプリンタは機種タイプが"A,D、G"の状態であり、印刷ジョブの情報として、ピクセル比率が7%、印刷枚数が25枚で入ってきた場合は、最適プリンタとして"G"を選択する。
そして、ステップS110で、クライアントPC2,3にそのプリンタ選択結果を所定のプロトコルで報知して、ステップS111で、本シーケンスを終了する。
一方、ステップS108で、当てはまらないと判定した場合、ステップS112で、ピクセル比率→印刷枚数の順で、各情報の条件よりあてはまるものを選択し最適プリンタを決定する。
例えば、現在ネットワークにあるプリンタは機種タイプが"A,D"の状態であり、印刷ジョブの情報として、ピクセル比率が7%、印刷枚数が25枚で入ってきた場合は、まずピクセル比率が適した機種タイプがA,C,E,Gのいずれかであるため、この場合には機種Aが適合するため機種Aを選択する。
なお、もしピクセル比率が適合する機種タイプのプリンタが見つからなければ印刷枚数から適合するプリンタを選択する。
そして、ステップS113で、クライアントPC2,3にプリンタ選択結果を所定おプロトコルで報知して、ステップS114で、本シーケンスを終了する。
一方、ステップS102で、印刷する画像情報にカラー情報が入っていると判定した場合は、ステップS115で、カラー印刷が可能なプリンタの製品名、製品コード、製品識別コードを入手する。
次に、ステップS116で、選択されたプリンタの消耗品情報を入手する。このとき、そのプリンタの稼働状況、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報を各プリンタから入手し、管理サーバ8内のデータベースDB1に保管する。
次に、ステップS117で、ステップS116で得た情報から、表(不図示)を用いてモノクロ時と同様にプリンタの機種タイプを選択する。なお、今回は表を用いたが、これは表に限らず、ドラム使用量、現像スリーブ、トナー使用量を関連づけた関数であってもよい。
次に、ステップS118で、クライアントPC2、3等からの印刷情報より、印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率を計算する。そして、ステップS119で、図9に示すテーブルを用いてこの印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率と各色カートリッジタイプを照合する。
この場合、最適なプリンタを選択する条件としては、カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御を行う。
これは、上述した条件においてカートリッジの選択が行われる。カラープリンタの場合、1つの本体に4色(YMCK)カートリッジが梱包されているため、4つのカートリッジタイプ情報をYMCKそれぞれにおいて最適カートリッジを選択する。
図9は、図1に示した管理サーバ8が記憶管理する第1のカートリッジタイプ別の消耗情報テーブルの一例を示す図であり、各カートリッジタイプ別の使用量情報と、ピクセル比、印刷枚数との対応を示す。
次に、ステップS120で、最適プリンタを選択する。ここでは、ステップS115で選択した最適カートリッジを一番多く含むプリンタを選択する。
なお、もし仮に最適カートリッジが同じ本体に2個以上入っていない場合は、各色のピクセル比率で一番多い色が入っているプリンタを選択する。
例えば、印刷情報の中にブラック→マゼンタ→イエロー→シアンの順でピクセル比率が変わるとき、一番高印字であるブラックのカートリッジを含むプリンタを選択する。
例えば、下記の様な印刷ジョブが入ったときに、現在ネットワーク上に繋がっているプリンタ(4台)で、各色でカートリッジタイプを選択する。
印字情報中のピクセル比率のうち、Yが5%、Cが3%、Mが9%、BKが35%で、印字枚数が20枚とする例の場合は、LBP4はYカートリッジタイプ最適)で、MがカートリッジタイプAで、CがカートリッジタイプBで、BKがカートリッジタイプAであり、LBPはYはカートリッジタイプHで、MがカートリッジタイプC(最適)で、CがカートリッジタイプHで、BKがカートリッジタイプBであり、LBP6はYカートリッジタイプAで、MがカートリッジタイプBで、CがカートリッジタイプE(最適)で、BKがカートリッジタイプDであり、LBP7はYがカートリッジタイプGで、MがカートリッジタイプGで、CがカートリッジタイプGで、BKがカートリッジタイプH(最適)となった場合、ピクセル率情報で一番BKが高印字であるため図1に示すネットワーク上のLBP7を最適プリンタとして管理サーバ8が選択する。
そして、ステップS121で、クライアントPCに選択結果を報知して、ステップS122で、シーケンスを終了する。
以上のようにして、管理サーバ8は、最適プリンタ選択システムの中心的な処理を遂行する。
実際には、最適プリンタが選択されると、クライアントPC2,3には図10に示すような画面表示がなされる。
図10は、図1に示したクライアントPC2,3の表示装置に表示されるプリンタ候補通知画面の一例を示す図であり、図1に示したクライアントPC2,3のプリンタドライバあるいはユーティリティにより表示される。
なお、この選択プリンタの通知画面表示は、図10に示すUI形式に限ったものではなく、選択プリンタが認識できる画面で有れば何でも良いことは言うまでもない。
また、表示に限らず音声によって報知することも可能である。その場合クライアントPCのスピーカより"貴方の最適プリンタは○○です"というアナウンスを流す。これらの動作を行った後、その最適プリンタを選択し印刷することができる。
また、ステップS112で、最適プリンタを決定する条件として、ドラム→トナー→スリーブの順で優先したが、これに限らず、各使用量情報をポイント化し、ポイントの高い物を最適プリンタとして選択する方法でもよい。
これによって、クライアントPCを使用するユーザにとって有益なプリンタを選択することができ、且つ、プリンタの消耗品を無駄なく使用することができる。また、管理サーバ8以外の端末は、市販ソフトウエアや無償ソフトウエアを使用可能であるため、システムを安価に構築することができる。
〔第2実施形態〕
なお、上記第1実施形態では、管理サーバ8と複数のLBP4〜7がネットワークに接続されているプリントシステムにおいて、プリントジョブ情報(画像情報、カバレッジ)と、各プリンタに接続されている各CRG内のトナー、ドラムなどの複数の消耗パーツ消耗量を照合して、最適なプリンタ情報をユーザに報知するシステム例について説明したが、上記の情報に加え、ユーザ情報(プリンタまでの距離、画質情報など)も照合情報とし、その条件も含めた最適なプリンタ情報に応じて自動的に適切なプリンタを選択し、クライアントPCに報知するシステムである。ユーザはユーザ情報を登録することで、たとえプリントジョブ情報が適合したとしても、自分の好まない離れた場所にあるプリンタや、自分の好む画質で印刷されないプリンタが選択されることは無く、ユーザの不便さを解消することが可能になる。また、適切なプリンタ情報に応じてユーザがプリンタを選択できる機能を有することを特徴とする。以下、本実施形態について説明する。本実施形態において、画像形成装置構成、および、ネットワーク、各画像形成装置からの使用量情報については、第1実施形態と同様なのでここでの説明は簡略し、本発明の特徴のみ説明を行う。
<データの概要>
管理サーバ8は、上記システムによって、各レーザプリンタ4〜7の使用状況、クライアントPC2,3からの印刷情報、使用状況と印刷情報を照合して最適プリンタを選択する機能を管理している。その管理の基本となる情報は記憶手段としてのデータベースDB1、DB2として管理される。データベースDB1、DB2として管理すべき情報には、各画像形成装置(本体情報)データベースDB1と各クライアントPCからの印刷情報データベースDB2とを備える。
〔各画像形成装置(本体情報)データベースDB1の内容〕
データベースDB1は、図1に示したネットワーク1に繋がっているレーザビームプリンタ4〜7に関する情報を集積したデータベースであり、製品ごとに次の項目、製品名、製品コード、製品識別コード、消耗品情報を有する。
なお、製品名は製品の名称が記憶され、製品コードは製品を固有に識別するためのコードが記憶され、製品識別コードは白黒印刷もしくはカラー印刷可能であるかどうかの識別コードが記憶され、消耗品情報は、各本体製品が使用する消耗品に関する情報であり、消耗品の使用量情報を関連させた情報である。本実施形態においては、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報が記憶される。
〔各クライアントPCからの印刷情報データベースDB2の内容〕
印刷情報データベースDB2は、クライアントPC2、3の印刷ジョブが入ったときの画像情報を集積したデータベースであり、次の項目、ユーザID、クライアントPCID、パスワード、印刷情報(画素情報、カラー情報、画像サイズ情報、印刷枚数情報)を有する。
なお、ユーザIDはクライアントPCを操作しているユーザを識別するためのコードが記憶され、クライアントPCIDはネットワークにつながれているクライアントPCを識別するためのコードが記憶され、パスワードはユーザ認証用コードが記憶され、印刷情報は、本実施例においては、下記の6つの情報を取得して記憶される。
なお、上記画素情報はクライアントPCからのジョブの画素情報であり、カラー情報は、クライアントPCからのジョブのカラー情報であり、画像サイズ情報はクライアントPCからのジョブの画像サイズ情報であり、印刷枚数情報はクライアントPCからのジョブの印刷枚数情報であり、距離情報はクライアントPCから各プリンタまでの距離情報であり、画質情報はクライアントPCからユーザ所望の画像品質情報。高画質、低画質モードなどモード情報である。
〔管理サーバ8の処理の概要〕
管理サーバ8は、このようなデータベースDB1,DB2を記憶装置で管理し、印刷ジョブが発生する事にデータベースDB1,DB2等を参照して適切な処理を行うと共に、必要に応じてデータベースを更新する。本発明は、プリントサーバと複数のプリンタがネットワークに接続されているプリントシステムにおいてプリントジョブ情報(画像情報、カバレッジ)と、各プリンタに接続されている各CRG内のトナー、ドラムなどの複数の消耗パーツ消耗量、距離情報、及び画質情報を照合して、最適なプリンタ情報をユーザに報知するプリントシステムである。本実施形態では、ユーザ情報として、距離情報と画質情報を使用したが、これに限らなくてもよいことはいうまでもない。
なお、上記距離情報は、各プリンタからクライアントPC2、3までの距離を予め管理サーバに対して所定の単位系(単位系の切り換えと、換算処理を含めるのは任意である)で登録しておく。
本実施形態においては、管理サーバ8のデータベースDB1,DB2上に使用する空間の見取り図情報を格納しておき、その見取り図にプリンタの設置位置、各クライアントPCの設置位置を入力して、管理サーバ8内で随時プリンタとクライアントPCの距離を計算する。なお、プリンタとの距離は、配置変更等により随時更新可能となっている。
また、画像情報は、印刷品質に関する情報、解像度に関する情報、印刷物の印刷目的に関する情報(グラフィック、写真画質、DTP)など、様々な情報があげられるが、本実施形態においては、画像品質に関する情報(高画質、中画質、低画質)と解像度に関する情報(300dpi、600dpi、1200dpi)を使用した。
最適なプリンタを選択する条件としては、第1実施形態と同様カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御を行う。そして、ピクセル比率が高いものは、トナー残量が他の消耗品の寿命より多いカートリッジで出力され、ピクセル比率が低いものは、トナー残量が他の消耗品の寿命より短いカートリッジで出力される。
それに加えて、選択されたプリンタの距離情報、画質情報の対応プリンタ状況をふまえて最適プリンタを選択する。
このようにして、各消耗品パーツが均等に使用され同じ頃に寿命を迎えるように制御を行う。
以下、図11のフローチャートを用いて、管理サーバ8が行う本実施形態の最適プリンタ選択方法について説明する。
図11は、本発明に係るサーバ装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した管理サーバ8による最適プリンタ選択処理手順に対応する。なお、S200〜S218は各ステップを示し、各ステップは、管理サーバ8のCPUが外部メモリ等から読み込む制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
先ず、ステップS200で、本シーケンスを開始して、ステップS201で、クライアントPC2、3等より印刷画像情報を所定のプロトコルで入手する。このときに、YMCKで色分解された画素情報、印刷枚数、画像サイズ情報を入手する。
次に、ステップS202で、印刷する画像情報にカラー情報は入っていないかいるかを判別して、カラー情報が入っていると判別した場合は、ステップS211へ進み、カラー情報が入っていないと判別した場合は、ステップS203へ進む。
そして、カラー情報が入っていない場合は、ステップS203で、モノクロ印刷が可能なプリンタの製品名、製品コード、製品識別コードを入手する。そして、ステップS204で、選択されたプリンタの消耗品情報を入手する。
このとき、そのプリンタの稼働状況、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報を各プリンタから入手し、管理サーバ8内のデータベースに保管する。
次に、ステップS205で、ステップS204で得た情報から、図12に示すテーブルを参照して、プリンタの機種タイプを選択する。
図12は、図1に示した管理サーバ8が記憶管理する第1のカートリッジタイプ別の消耗情報テーブルの一例を示す図であり、各カートリッジタイプ別の使用量情報と、ピクセル比、印刷枚数、距離情報、画情報との対応を示す。
なお、今回は、図12に示すテーブルを用いた例を示すが、これは図12に示すテーブルに限らず、ドラム使用量、現像スリーブ、トナー使用量を関連づけた関数であってもよい。
次に、ステップS206で、クライアントPC2、3等からの印刷情報より、印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率を計算する。そして、ステップS207で、図12を用いてこの印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率とカートリッジタイプ、距離情報、画質情報を照合する。
次に、ステップS208で、最適プリンタを選択する。この場合、最適なプリンタを選択する条件としては、カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御を行う。これは、上述した条件においてプリンタの選択が行われる。
そして、距離情報については、ユーザで予め範囲指定をしておき、その範囲内のプリンタのみを選択する。
例えば、現在ネットワークにあるプリンタは機種タイプが"A,D、H"の状態であり、印刷ジョブの情報として、ピクセル比率が7%、印刷枚数が25枚で入ってきた場合は、最適プリンタとして"H"を選択する。
また、ユーザの距離情報が、「50」以内で設定されていた場合は、CRGタイプHは範囲外になってしまうため、一番近く、且つ、画像条件に対応できる"D"を最適プリンタとして選択する。
次に、ステップS209で、クライアントPC2、3等にプリンタ選択結果を所定のプロトコルで報知して、ステップS210で、シーケンスを終了する。
一方、ステップS202で、カラー情報が入っていると判別した場合は、ステップS211でカラー印刷が可能なプリンタの、製品名、製品コード、製品識別コードを入手する。次に、ステップS212で、選択されたプリンタの消耗品情報を入手する。
このとき、そのプリンタの稼働状況、印字枚数情報、感光ドラムの回転数情報、帯電ローラ印加バイアス印加時間情報、現像スリーブの回転数、現像バイアス印加時間情報、及び、トナー残量情報を各プリンタから入手し、管理サーバ8内のデータベースDB1に保管する。
次に、ステップS213で、ステップS212で得た情報から、表(不図示)を用いてモノクロ時と同様にプリンタの機種タイプを選択する。なお、今回は表3を用いたが、これは表に限らず、ドラム使用量、現像スリーブ、トナー使用量を関連づけた関数であってもよい。
そして、ステップS214で、クライアントPC2,3からの印刷情報より、印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率を計算する。次に、ステップS215で、図12に示すテーブルを参照して、この印刷時の指定紙サイズとピクセルカウント数の比率と各色カートリッジタイプを照合する。
この場合、最適なプリンタを選択する条件としては、カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるように制御を行う。
これは、上述した条件においてカートリッジの選択が行われる。カラープリンタの場合、1本体に4色(YMCK)カートリッジが梱包されているため、4つのカートリッジタイプ情報をYMCKそれぞれにおいて最適カートリッジを選択する。
次に、ステップS216で、最適プリンタを選択する。ここでは、ステップS215で選択した最適カートリッジを一番多く含むプリンタで、且つ、ユーザ情報を満たすプリンタ選択する。
もし仮に最適カートリッジが同じ本体に2個以上入っていない場合は、各色のピクセル率で一番多い色が入っているプリンタを選択する。例えば、印刷情報の中にブラック→マゼンタ→イエロー→シアンの順でピクセル率が変わるとき、一番高印字であるブラックのカートリッジを含むプリンタを選択する。
例えば、下記の様な印刷ジョブが入ったときに、現在ネットワーク上に繋がっているプリンタ(4台)で、各色でカートリッジタイプを選択する。
印字情報中のピクセル比率において、Yが5%、Cが3%、Mが9%、BKが35%で、印字枚数が20枚とする例の場合は、LBP4はYカートリッジタイプ最適)で、MがカートリッジタイプAで、CがカートリッジタイプBで、BKがカートリッジタイプAであり、LBPはYはカートリッジタイプHで、MがカートリッジタイプC(最適)で、CがカートリッジタイプHで、BKがカートリッジタイプBであり、LBP6はYカートリッジタイプAで、MがカートリッジタイプBで、CがカートリッジタイプE(最適)で、BKがカートリッジタイプDであり、LBP7はYがカートリッジタイプGで、MがカートリッジタイプGで、CがカートリッジタイプGで、BKがカートリッジタイプH(最適)となった場合、印字情報中のピクセル比率において、一番BKが高印字であるため図1に示すネットワーク上のLBP7を最適プリンタとして管理サーバ8が選択する。
また、距離情報(50以内)と画質情報(高画質)と各機種をサーバ内で検索した結果、下記の図13に示すテーブルが生成され、この結果から、LBP7が画情報では最適距離情報で範囲外であるため、LBP6を最適プリンタとして選択する。
図13は、図2に示した管理サーバで作成されるプリンタ選択条件参照テーブルの一例を示す図であり、図1に示したLBP4〜7に対する距離情報と画質情報との対応を示す例である。なお、距離情報は、管理サーバ8からの距離としてもよいし、各クライアントPC2、3と各LBP4〜7との相対距離であってもよい。
そして、ステップS217で、クライアントPCにプリンタ選択結果を所定のプロトコルで報知して、ステップS218で、シーケンスを終了する。
以上のようにして、管理サーバ8は、最適プリンタ選択システムの中心的な処理を遂行する。実際には、最適プリンタが選択されると、クライアントPC2,3等には、図10に示すような画面表示がなされる。
なお、この表示は図10に限ったものではなく、選択プリンタが認識できる画面で有れば何でも良いことは言うまでもない。
また、表示に限らず音声によって報知することも可能である。その場合クライアントPCのスピーカより"貴方の最適プリンタは○○です"というアナウンスを流す。これらの動作を行った後、その最適プリンタを選択し印刷することができる。
これによって、クライアントPCを使用するユーザにとって有益なプリンタを選択することができ、且つ、プリンタの消耗品を無駄なく使用することができる。また、管理サーバ以外の端末は、市販ソフトウエアや無償ソフトウエアを使用可能であるため、システムを安価に構築することができる。
さらに、上記選択されたプリンタで印刷処理中にトラブルが発生した場合には、選択される順位に従って代替先でプリントする制御を付加して、ユーザの便宜を図るとともに、代替プリント先をユーザに通知する制御を実行する。
〔第3実施形態〕
上記第2実施形態では、管理サーバ8と複数のプリンタがネットワークに接続されているプリントシステムにおいてプリントジョブ情報(画像情報、カバレッジ)と、各プリンタに接続されている各CRG内のトナー、ドラムなどの複数の消耗パーツ消耗量、ユーザ情報(プリンタまでの距離、画質情報など)も照合情報とし、その条件も含めた最適なプリンタ情報に応じて自動的に適切なプリンタを選択し、クライアントPCに報知するシステム例について説明したが、ユーザがクライアントPC2、3等で印刷するプリンタを指定しない場合、サーバ側で選択した最適プリンタで印刷することを特徴とする。以下、その実施形態ついて説明する。
なお、第3実施形態において、画像形成装置の構成、および、ネットワーク、各画像形成装置からの使用量情報、最適プリンタ選択フローチャートは、第1実施形態とほぼ同様なので、本実施形態での説明は簡略し、本発明の特徴のみ説明を行う。
図14は、本発明に係るサーバ装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した管理サーバ8による最適プリンタ選択処理手順に対応する。なお、S300〜S304は各ステップを示し、各ステップは、管理サーバ8のCPUが外部メモリ等から読み込む制御プログラムをCPUが実行することで実現される。また、最適プリンタをサーバが選択し、指示があったクライアントPCに報知する処理については簡略して説明する。
先ず、ステップS300で、シーケンスを開始して、ステップS301で、最適プリンタを上述したのと同様の手順に基づいて選択し、クライアントPC2,3にプリンタ選択結果を所定のプロトコルで報知する。次に、ステップS302で、印刷ジョブを選択した最適プリンタに所定のプロトコルで送信する。そして、ステップS303で、選択されたプリンタは印刷ジョブを印刷して、ステップS304で、シーケンスを終了する。
以上のようにして、管理サーバ8は、最適プリンタ選択システムの中心的な処理を遂行する。
この場合、クライアントPC2、3には、図15に示すように、印刷ジョブはどこのプリンタで行われたかの画面を表示する。
図15は、図1に示したクライアントPC2、3の表示装置に表示される印刷先通知画面の一例を示す図であり、図1に示したクライアントPC2、3のプリンタドライバまたはユーティリティで表示制御される。
これによって、クライアントPC2、3を使用するユーザにとって有益なプリンタを選択することができ、且つ、プリンタの消耗品を無駄なく使用することができる。
〔第4実施形態〕
上記第3実施形態では、ユーザがクライアントPCで印刷するプリンタを指定しない場合、サーバ側で選択した最適プリンタで印刷する例について説明したが、ユーザがクライアントPCで印刷するプリンタを指定した場合、クライアントPCを操作してユーザが、自分の指定したプリンタかもしくは最適プリンタを選択することを特徴している。以下、その実施形態について説明する。
なお、第4実施形態において、画像形成装置構成、および、ネットワーク、各画像形成装置からの使用量情報、最適プリンタ選択処理は、第1実施形態とほぼ同様なのでここでの説明は簡略し、本発明の特徴のみ説明を行う。
図16は、本発明に係るサーバ装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートであり、図1に示した管理サーバ8による最適プリンタ選択処理手順に対応する。なお、S400〜S405は各ステップを示し、各ステップは、管理サーバ8のCPUが外部メモリ等から読み込む制御プログラムをCPUが実行することで実現される。
また、最適プリンタをサーバが選択し、指示があったクライアントPCに報知する処理については簡略して説明する。
先ず、ステップS400で、シーケンスを開始して、ステップS401で、管理サーバ8により最適プリンタを選択し、該選択プリンタが印刷ジョブを指定したクライアントPCに結果を報知される。このとき、図17に示すような画面が、クライアントPC2、3の表示装置に表示される。
図17は、図1に示したクライアントPC2、3の表示装置に表示される印刷先通知と印刷実行指示画面の一例を示す図であり、図1に示したクライアントPC2、3のプリンタドライバまたはユーティリティで表示制御される。
次に、ステップS402で、図17に示す画面に対してユーザが図示しないボタン等を操作し、クライアントPC2、3上でプリンタが選択されるのを待ち、選択されたことを確認したら、ステップS403で、管理サーバ8は印刷ジョブをクライアントPC2、3により選択されたプリンタに送信する。次に、ステップS404で、プリンタは印刷ジョブを印刷して、ステップS405で、シーケンスを終了する。
以上のようにして、管理サーバ8は、最適プリンタ選択システムの中心的な処理を遂行する。これによって、クライアントPC2、3等を使用するユーザにとって有益なプリンタを選択することができ、且つ、プリンタの消耗品を無駄なく使用することができる。
以下、図18に示すメモリマップを参照して本発明に係るサーバ装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図17は、本発明に係るサーバ装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図7,図8,図11、図14、図16に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。以下、その実施態様1〜12について説明する。
〔実施態様1〕
画像形成に伴い消耗する消耗部材を収納するカートリッジを色別に複数装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、各画像形成装置のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段(図2に示すCPU9がネットワークインタフェース11を介してLBP4〜7から取得する)と、ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報を取得する第2の取得手段(図2に示すCPU9がネットワークインタフェース11を介してクライアントPC2、3から取得する)と、前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S112、図8に示すステップS120)と、前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリント情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S113、S121)とを有することを特徴とするサーバ装置。
これにより、あらゆるユーザの利用状況においても、例えばカラー画像を形成する画像形成装置において、消耗品の使用状況が違うにも関わらず消耗部品の寿命が同じになるようにユーザからのジョブを振り分け、消耗部品を無駄なく使い切り、ユーザの利用コストを削減することができる最適な画像形成装置でカラー印刷処理を実行できる。
〔実施態様2〕
画像形成に伴い消耗する複数の消耗部材を収納するカートリッジを色別に装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、各画像形成装置の各色のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報を取得する第2の取得手段(図2に示すCPU9がネットワークインタフェース11を介してクライアントPC2、3から取得する)と、前記第1の取得手段により取得される各色のカートリッジの消耗材使用情報、現像剤残量情報と第2の取得手段により取得した各色のカートリッジに対応する画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S112、図8に示すステップS120)と、前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリント情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S113、S121)とを有することを特徴とするサーバ装置。
これにより、実施態様1と同様の効果を奏する。
〔実施態様3〕
前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報を収集して得られる消耗材関連情報をカートリッジ機種別に記憶する第1のデータベース(図2に示す
外部メモリ19上に確保される)と、前記第2の取得手段から取得される画素情報を含む印刷制御情報をユーザ及び/またはクライアント別に記憶する第2のデータベース(図2に示す外部メモリ19上に確保される)とを有し、前記選択手段は、前記第1、第2のデータベースに記憶される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択することを特徴とする実施態様2記載のサーバ装置。
これにより、あらゆるユーザの利用状況においても、消耗品の使用状況が違うにも関わらず消耗部品の寿命が同じになるようにユーザからのジョブを振り分け、消耗部品を無駄なく使い切り、ユーザの利用コストを削減することができる最適な画像形成装置を確実に選択することができる。
〔実施態様4〕
前記通知手段による通知後、クライアント装置により選択される画像形成装置に印刷情報を出力する出力制御手段(図16に示すステップS400〜S405)を有することを特徴とする実施態様2記載のサーバ装置。
これにより、選択された最適な画像形成装置に印刷情報を出力して、カートリッジ内の消耗部品及びトナーが同時期に寿命を迎えるプリント処理を実現できる。
〔実施態様5〕
ユーザ情報は、少なくともクライアント装置から画像形成装置までの距離情報、画質情報を含むことを特徴とする実施態様2及至4記載のサーバ装置。
これにより、画像形成装置選択条件をユーザ本位に自在に変更させながら、最適な画像形成装置を選択することができる。
〔実施態様6〕
前記画像形成装置は、前記通知手段から通知されるプリント情報は、前記クライアント装置で出力可能とすることを特徴とする実施態様2及至5記載のサーバ装置。
これにより、サーバ装置で選択された画像形成装置候補を画像形成前に確認して、出力結果の取得先を確認することができる。
〔実施態様7〕
前記プリント情報は、音声として出力されることを特徴とする実施態様2及至6記載のサーバ装置。
これにより、サーバ装置で選択された画像形成装置候補を画像形成前に聴覚的にも確認して、出力結果の取得先を確認することができる。
〔実施態様8〕
画像形成に伴い消耗する複数の消耗部材を収納するカートリッジを色別に複数装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置における印刷制御方法であって、
各画像形成装置のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得ステップ(例えば図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS103)と、ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報を取得する第2の取得ステップ(例えば図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS101)と、前記第1の取得ステップにより取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得ステップから取得される画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択ステップ(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S112、図8に示すステップS120)と、前記選択ステップにより選択された画像形成装置に対するプリント情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知ステップ(図2に示すCPU9が実行する図7に示すステップS110、S113、S121)とを有することを特徴とする印刷制御方法。
これにより、実施態様1と同等の効果を奏する。
〔実施態様9〕
前記第1の取得ステップにより取得される消耗材使用情報を収集して得られる消耗材関連情報を第1のデータベースにカートリッジ機種別に登録し、前記第2の取得ステップから取得される画素情報を含む印刷制御情報を第2のデータベースにユーザ別に登録し、前記選択ステップは、前記第1、第2のデータベースに記憶される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画素情報とを照合して、印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択することを特徴とする実施態様8記載の印刷制御方法。
これにより、実施態様2と同等の効果を奏する。
〔実施態様10〕
前記通知ステップによる通知後、クライアント装置により選択される画像形成装置に印刷情報を出力する出力制御ステップ(図16に示すステップS400〜S405)を有することを特徴とする実施態様8記載の印刷制御方法。
これにより、実施態様3と同等の効果を奏する。
〔実施態様11〕
実施態様8〜10のいずれかに記載の印刷制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
これにより、
これにより、実施態様8〜10と同等の効果を奏する。
〔実施態様12〕
実施態様8〜10のいずれかに記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
これにより、実施態様7〜9と同等の効果を奏する。
本発明に係る画像形成装置を適用可能な印刷システム全体の構成を示す図である。 図1に示した管理サーバの構成を説明するブロック図である。 図1に示したLBPの構成を説明する断面図である。 本発明に係る画像形成装置におけるプロセスカートリッジと本体制御部との制御構成を説明する図である。 図3に示した画像形成装置におけるトナー残量検知手段の構成を説明する断面図である。 図1に示した管理サーバが備えるデータベースで管理される印刷装置別の管理データテーブルの一例を示す図である。 本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るサーバ装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した管理サーバが記憶管理する第1のカートリッジタイプ別の消耗情報テーブルの一例を示す図である。 図1に示したクライアントPCの表示装置に表示されるプリンタ候補通知画面の一例を示す図である。 本発明に係るサーバ装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示した管理サーバが記憶管理する第1のカートリッジタイプ別の消耗情報テーブルの一例を示すである。 図2に示した管理サーバで作成されるプリンタ選択条件参照テーブルの一例を示す図である。 本発明に係るサーバ装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したクライアントPCの表示装置に表示される印刷先通知画面の一例を示す図である。 本発明に係るサーバ装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したクライアントPCの表示装置に表示される印刷先通知と印刷実行指示画面の一例を示す図である。 本発明に係るサーバ装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
2,3 ライアントPC(クライアント装置)
4〜7 LBP
8 管理サーバ
9 CPU
19 外部メモリ

Claims (12)

  1. 画像形成に伴い消耗する消耗部材を収納するカートリッジを装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
    各画像形成装置のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、
    ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画像情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリン情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報に基づき機種タイプを選択し、選択された機種タイプの画像情報と前記第2の取得手段から取得される画像情報とを照合して、画像情報が一致する場合、画像情報が一致する機種タイプの画像形成装置を選択し、画像情報が一致しない場合、画素情報が一致する機種タイプの画像形成装置を選択することにより、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択することを特徴とする請求項1記載のサーバ装置。
  3. 画像形成に伴い消耗する複数の消耗部材を収納するカートリッジを色別に装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置であって、
    各画像形成装置の各色のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、
    ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得される各色のカートリッジの消耗材使用情報、現像剤残量情報と第2の取得手段により取得した各色のカートリッジに対応する画像情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された画像形成装置に対するプリン情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  4. 前記通知手段による通知後、クライアント装置により選択される画像形成装置に印刷情報を出力する出力制御手段を有することを特徴とする請求項記載のサーバ装置。
  5. 前記サーバ装置には、少なくともクライアント装置から画像形成装置までの距離情報、画質情報を含むユーザ情報が登録され、
    前記選択手段は、前記第1の取得手段により取得される各色のカートリッジの消耗材使用情報、現像剤残量情報と第2の取得手段により取得した各色のカートリッジに対応する画像情報と前記ユーザ情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択することを特徴とする請求項3または4の何れかに記載のサーバ装置。
  6. 前記プリン情報は、音声として出力されることを特徴とする請求項及至の何れか1項に記載のサーバ装置。
  7. 画像形成に伴い消耗する複数の消耗部材を収納するカートリッジを色別に複数装着可能な複数の画像形成装置とネットワークを介して通信可能なサーバ装置における印刷制御方法であって、
    各画像形成装置のカートリッジに備えるメモリに記憶される消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得ステップと、
    ネットワーク上のクライアント装置から印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得ステップから取得される画像情報とを照合して、消耗材と現像剤が均等に使用され同時期に寿命を迎えるように印刷要求を実行すべきいずれかの画像形成装置を選択する選択ステップと、
    前記選択ステップにより選択された画像形成装置に対するプリン情報を印刷要求元のクライアント装置に通知する通知ステップと、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
  8. 前記通知ステップによる通知後、クライアント装置により選択される画像形成装置に印刷情報を出力する出力制御ステップを有することを特徴とする請求項記載の印刷制御方法。
  9. 請求項7または8の何れかに記載の印刷制御方法を実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  10. 請求項乃至の何れか1項に記載の印刷制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  11. 画像形成装置から消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得手段と、
    印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得手段から取得される画像情報とを照合して、印刷する画像情報が画素数が多く、印刷枚数が少ない場合に、現像剤の残量が多い画像形成装置を選択し、印刷する画像情報が画素数が少なく、印刷枚数が多い場合に、消耗材の使用量が少ない画像形成装置を選択する選択手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  12. 画像形成装置から消耗材使用情報と現像剤残量情報とを取得する第1の取得ステップと、
    印刷する画素情報と印刷枚数情報とを含む画像情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得される消耗材使用情報、現像剤残量情報と前記第2の取得ステップから取得される画像情報とを照合して、印刷する画像情報が画素数が多く、印刷枚数が少ない場合に、現像剤の残量が多い画像形成装置を選択し、印刷する画像情報が画素数が少なく、印刷枚数が多い場合に、消耗材の使用量が少ない画像形成装置を選択する選択ステップと、
    を有することを特徴とする印刷制御方法。
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