JP2002342049A - 音声対応印刷処理システムおよびその制御方法、並びに記録媒体、コンピュータプログラム - Google Patents

音声対応印刷処理システムおよびその制御方法、並びに記録媒体、コンピュータプログラム

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JP2002342049A
JP2002342049A JP2001145225A JP2001145225A JP2002342049A JP 2002342049 A JP2002342049 A JP 2002342049A JP 2001145225 A JP2001145225 A JP 2001145225A JP 2001145225 A JP2001145225 A JP 2001145225A JP 2002342049 A JP2002342049 A JP 2002342049A
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JP2001145225A
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Masaru Makita
勝 巻田
Daisuke Inoue
大輔 井上
Takahiro Atsuizumi
隆広 温泉
Naoki Shimada
直樹 島田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 識別コード入力を不要にし、操作手順を学習
する必要がなく、真に必要とする音声情報を提供でき、
嗜好にあったエージェントキャラクタと会話をしながら
操作できるようにする。 【解決手段】 プリンタと回線を介して接続するコンピ
ュータのプリンタドライバ401により、ユーザを特定
してログインを許可するかを判断し、許可したユーザに
各種パラメータの選択項目を音声により通知し、ユーザ
が各種パラメータを音声により設定可能にする。操作回
数や期間によりユーザの熟練度を判定し、熟練度に応じ
て音声よりユーザに通知する情報の項目等を徐々に少な
くする。音声情報に対応の文字メッセージにエージェン
トキャラクタを添付して表示し、このエージェントキャ
ラクタを予め複数種用意し、それらをユーザの選択に従
ってユーザ毎に登録し、登録に基づいてエージェントキ
ャラクタをユーザ毎に切り替えて表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者に対し音声
でプリンタの操作を案内し、あるいは使用者の音声入力
によりプリンタを制御することが可能な音声対応印刷処
理システムおよびその制御方法に関し、特にネットワー
クにより複数のユーザアクセスを可能とし、複数のプリ
ンタ利用者をかかえる音声対応印刷処理システムおよび
その制御方法、並びに記録媒体、コンピュータプログラ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータのような情報処
理装置とレーザビームプリンタのような印刷装置とをネ
ットワークを介して接続構成したネットワーク印刷処理
システムにおいて、情報処理装置から印刷処理を指示を
する場合、まずそのシステムにログインし、ユーザとし
ての認識が行われた後、そのシステムに接続された単一
のもしくは複数の使用可能な印刷装置を用いて印刷処理
が実行される。その後、特定の原稿を印刷する場合に
は、ユーザは印刷の制御を行うために、印刷に関連する
各種パラメータの設定、たとえば、プリンタの選択、印
刷モードの設定、印刷用紙の設定、プリンタカートリッ
ジの設定を行う必要がある。
【0003】従来、これらのパラメータを設定するため
に、ユーザは、情報処理装置上のプリンタドライバが情
報処理装置の画面に表示したグラフィック、および、文
字メッセージを読んで、選択項目を確認し、キーボー
ド、マウス等の入力デバイスを用いて特定の項目を選択
し、各種パラメータを設定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネット
ワークへのログイン操作に比べると、上記のような従来
技術では、印刷に関する各種パラメータの設定に際し、
画面に表示されるグラフィックに従い、キーボード、お
よび、マウスを使って特定のパラメータを設定するとい
う、一連の操作手順を、ユーザが学習する必要があり、
キーボード、および、マウスを頻繁には使用したことが
ない初心者ユーザには、大変使いづらいという点があ
る。
【0005】そこで、上記従来手法に加えて、この操作
に関する説明を音声によってつぶさに行うヘルプ(HE
LP)機能を備えた音声対応印刷処理システムが考えら
れる。しかしながら、これは初心者にとっては真に便利
な反面、プリンタを使い慣れた人にとっては、これらの
設定に際しその都度、熟知した項目に関する詳しい説明
を提供されるのは逆にじゃまなものであり、ひいてはス
ムーズな操作の妨げとなるおそれがある。
【0006】さらに、上述の従来技術では、ユーザは、
画面を目で見て、手でキーボード、および、マウスを操
作しなければいけないため、弱視等の視覚障害者、およ
び、手や指に障害のある身体障害者が使用することがで
きないという不都合がある。そこで、各種パラメータの
選択項目を音声によりユーザに通知し、ユーザが各種パ
ラメータを音声により設定することが可能な音声対応印
刷処理システムが考えられる。しかしながら、この場合
も、システムを全く初めて操作する初心者から、経験豊
富な熟練した上級者まで同一の設定項目、設定プロセ
ス、および音声ガイダンスを経なければならないという
不具合がある。
【0007】また、現在では、グラフィカルユーザイン
ターフェース(GUI)を備えたシステムが一般的であ
り、印刷処理システムにおいても、このGUIにマルチ
メディアの技術を取り入れて、より使いやすい操作環境
を提供することが考えられる。例えば、上記のように音
声合成・音声認識技術を応用したインターフェースを用
いるとともに、使い勝手をより向上させるために、画面
にスヌーピーやウルトラマン等のアニメーションキャラ
クタを表示し、ユーザはこのアニメーションキャラクタ
に対して音声での会話を行うという手法の提供が考えら
れる。このアニメーションキャラクタはエージェントキ
ャラクタとも呼ばれている。
【0008】一般的に、音声会話による情報機器の場
合、動きの無い画面に向かって話しかけるよりも、画面
上に表示されている具体的なターゲットに対して話しか
けた方が、ユーザにとって使いやすいインターフェース
となることが知られている。この具体的なターゲットと
して、エージェントキャラクタを用い、さらにユーザか
らの指示に対して、そのエージェントキャラクタがなん
らかの反応動作を行うということにより、ユーザにとっ
て使いやすいという印象を与えることが可能となる。一
方、情報処理装置の画面においては、背景の模様や色、
表示される文字のサイズ、アイコンの形状を始めとし
て、多くの要素をカスタマイズ(利用者ごとの要求に合
わせるために、標準仕様を部分的に変更)することが可
能である。カスタマイズする理由としては、各ユーザの
嗜好に合わせるだけではなく、ユーザが使いやすいとい
う感じることで、操作上の能率を向上させるという側面
もある。そこで、より一層の操作性向上を図るために
は、従来の画面同様に、エージェントキャラクタも利用
者の希望に合わせてカスタマイズ可能とする必要性があ
る。
【0009】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、上述した従来技術の種々の課題を解決
し、操作性等を向上したユーザフレンドリな音声対応印
刷処理システムおよびその制御方法、並びに記録媒体、
コンピュータプログラムを提供することにある。
【0010】詳細には、本発明の目的の第1は、ネット
ワーク管理されているプリンタの使用にあたり、ネット
ワーク上で使用するログインパスワード等を利用してユ
ーザの特定をすることにより、各種パラメータの選択項
目を音声によりユーザに通知するとともに、ユーザが各
種パラメータを音声により設定できるようにすることに
ある。
【0011】また、本発明の目的の第2は、各種パラメ
ータの選択項目を音声により詳細にユーザに通知すると
ともに、この音声情報をユーザの熟知度によって徐々に
削減して行くことにより、より適切な音声情報を提供可
能とすることにある。
【0012】また、本発明の目的の第3は、ユーザが各
種パラメータを音声により設定することが可能とすると
ともに、その最多設定項目の頻度に合せてシステムの推
奨設定値およびディフォルト値を変更することで、より
操作性を向上することにある。
【0013】さらに、本発明の目的の第4は、画面上の
アニメーションキャラクタとして使用するエージェント
キャラクタを、ユーザ毎に切り替える機能を備えること
により、ユーザの嗜好に合わせた操作性、能率の向上を
達成し、さらには、使用するエージェントキャラクタ
を、ある特定の条件下において、自動的にその条件に適
切であると予め設定したキャラクタに変更することによ
り、ユーザがより直感的に状況判断を行えるようにする
ことにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、1または複数の情報処理
装置と所定の印刷装置が回線を介して接続する印刷処理
システムにおいて、該情報処理装置は、入力情報と登録
情報を基に印刷処理指示者を認識して特定する認識手段
と、該認識手段で特定された個人に印刷処理システムへ
のログインを許可するか否かを判断する判断手段と、該
判断手段によりログインの許可を得た前記個人の音声入
力による印刷指示を可能にする管理手段と、該管理手段
の管理の下で前記個人の音声入力を印刷指示データに変
換する音声認識手段と、前記印刷指示データにより前記
印刷装置の印刷処理を制御する制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0015】ここで、前記認識手段は前記認識をパスワ
ードに基づいて行うことを特徴とすることができる。
【0016】また、前記認識手段は前記認識をメールア
ドレスに基づいて行うことを特徴とすることができる。
【0017】また、前記認識手段は前記認識を電話番号
に基づいて行うことを特徴とすることができる。
【0018】また、前記認識手段は前記認識をユーザI
Dに基づいて行うことを特徴とすることができる。
【0019】また、前記認識手段は前記認識を音声デー
タの声紋に基づいて行うことを特徴とすることができ
る。
【0020】また、前記認識手段は前記認識を指紋デー
タに基づいて行うことを特徴とすることができる。
【0021】また、前記判断手段によりログインの許可
を得た前記個人に対して印刷処理の各種パラメータの選
択項目等の情報を音声により通知する音声情報発生手段
をさらに有することを特徴とすることができる。
【0022】また、前記音声情報発生手段は、あらかじ
め用意した複数の音質の中から前記個人が選択した音質
で音声合成する音声合成手段を含むことを特徴とするこ
とができる。
【0023】また、前記音声認識手段は、あらかじめ個
人別に登録した個人の特徴を基にした音声認識データベ
ースを基に音声認識処理を行うことを特徴することがで
きる。
【0024】上記第2の目的を達成するために、請求項
11の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおい
て、該情報処理装置は、印刷処理システムの使用時にプ
リンタ使用者に対してプリンタ操作方法に関する情報を
音声情報で与えるための音声情報データを複数のレベル
で階層的に格納した音声情報データベースと、印刷処理
システムの使用期間を累計する使用期間累計手段と、該
使用期間累計手段の累計値に応じてレベルを暫時更新す
る更新手段と、前記複数のレベルの音声情報データベー
スから前記更新手段で更新されたレベルの音声情報デー
タを抽出する選択手段と、該選択手段で抽出された音声
情報データを音声で発声する音声情報発生手段とを具備
することを特徴とする。
【0025】ここで、前記使用期間累計手段は、前記情
報処理装置内のプリンタドライバ内のカウンタであり、
クロック信号を個人別にカウントアップすることで個人
別の前記使用期間の累算を行うことを特徴とすることが
できる。
【0026】また、前記使用期間累計手段は、印刷処理
システム中のリアルタイムクロック信号を用いて前記使
用期間の累計を行うことを特徴とすることができる。
【0027】また、前記音声情報発生手段は、音声合成
手段を含むことを特徴とすることができる。
【0028】また、前記音声情報データベースは、前記
複数のレベルと前記プリンタ使用者の熟練度が対応して
おり、該熟練度が高くなるにつれて音声により該プリン
タ使用者に通知する情報の項目が段階的に少なくなるよ
うに設定されていることを特徴とすることができる。
【0029】上記第3の目的を達成するために、請求項
16の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおい
て、該情報処理装置は、印刷環境に関するシステムの推
奨設定値およびディフォルト値をベースに持ち、その後
プリンタ使用者の音声設定により印刷環境を決定する決
定手段と、該決定手段で決定された印刷環境により前記
印刷装置による印刷を制御する印刷制御手段と、前記プ
リンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に関する
設定項目毎に演算して記憶する記憶手段と、該記憶手段
に記憶された前記音声設定の各設定項目のなかの最多設
定項目の頻度が予め設定した所定値を超えるか否かを判
定する判定手段と、該判定手段で前記頻度が前記所定値
を超えたと判定した場合は前記システムの推奨設定値お
よびディフォルト値を最新の音声設定の設定値に更新す
る更新手段とを具備することを特徴とする。
【0030】上記第4の目的を達成するために、請求項
17の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおい
て、該情報処理装置は、ディスプレイ手段に表示される
エージェントキャラクタに連動した音声合成手段と音声
認識手段を用いて操作者に対する前記印刷装置の操作案
内と操作者からの操作指示入力を音声で行う音声案内指
示手段と、前記エージェントキャラクタを複数記憶する
記憶手段と、前記音声合成手段と前記音声認識手段と連
動して使用する前記記憶手段中のエージェントキャラク
タを前記情報処理装置の操作者毎に切り替える切替手段
とを具備することを特徴とする。
【0031】ここで、前記切替手段は、前記操作者毎に
予め選択され登録された前記記憶手段中の特定のエージ
ェントキャラクタを前記ディスプレイ手段に表示するこ
とを特徴とすることができる。
【0032】また、前記切替手段は、さらに印刷環境ま
たはシステム使用状況に応じて前記使用するエージェン
トキャラクタを切り替えることを特徴とすることができ
る。
【0033】上記第1の目的を達成するために、請求項
20の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制御
方法において、入力情報と登録情報を基に印刷処理指示
者を認識して特定する認識ステップと、該認識ステップ
で特定された個人に印刷処理システムへのログインを許
可するか否かを判断する判断ステップと、該判断ステッ
プでログインの許可を得た前記個人の音声入力による印
刷指示を可能にする管理ステップと、該管理ステップで
の管理の下で前記個人の音声入力を印刷指示データに変
換する音声認識ステップと、前記印刷指示データにより
前記印刷装置の印刷処理を制御する制御ステップとを有
することを特徴とする。
【0034】上記第2の目的を達成するために、請求項
22の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制御
方法において、印刷処理システムの使用時にプリンタ使
用者に対してプリンタ操作方法に関する情報を音声情報
で与えるための音声情報データを複数のレベルで階層的
に格納した音声情報データベースを用い、印刷処理シス
テムの使用期間を累計する使用期間累計ステップと、該
使用期間累計ステップでの累計値に応じてレベルを暫時
更新する更新ステップと、前記複数のレベルの音声情報
データベースから前記更新ステップで更新されたレベル
の音声情報データを抽出する選択ステップと、該選択ス
テップで抽出された音声情報データを音声で発声する音
声情報発生ステップとを有することを特徴とする。
【0035】上記第3の目的を達成するために、請求項
25の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制御
方法において、印刷環境に関するシステムの推奨設定値
およびディフォルト値をベースに持ち、その後プリンタ
使用者の音声設定により印刷環境を決定する決定ステッ
プと、該決定ステップで決定された印刷環境により前記
印刷装置による印刷を制御する印刷制御ステップと、前
記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に関
する設定項目毎に演算して記憶する記憶ステップと、該
記憶ステップで記憶された前記音声設定の各設定項目の
なかの最多設定項目の頻度が予め設定した所定値を超え
るか否かを判定する判定ステップと、該判定ステップで
前記頻度が前記所定値を超えたと判定した場合は前記シ
ステムの推奨設定値およびディフォルト値を最新の音声
設定の設定値に更新する更新ステップとを有することを
特徴とする。
【0036】上記第4の目的を達成するために、請求項
26の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制御
方法において、ディスプレイ手段に表示されるエージェ
ントキャラクタに連動した音声合成手段と音声認識手段
を用いて操作者に対する前記印刷装置の操作案内と操作
者からの操作指示入力を音声で行う音声案内指示ステッ
プと、前記エージェントキャラクタを記憶手段に複数記
憶する記憶ステップと、前記音声合成手段と前記音声認
識手段と連動して使用する前記記憶手段中のエージェン
トキャラクタを前記情報処理装置の操作者毎に切り替え
る切替ステップとを有することを特徴とする。
【0037】上記第1の目的を達成するために、請求項
29の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプロ
グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
ンピュータに対し、入力情報と登録情報を基に印刷処理
指示者を認識特定させ、該特定された個人に印刷処理シ
ステムへのログインを許可するか否かを判断させ、該ロ
グインの許可を得た前記個人の音声入力による印刷指示
を可能にする管理をさせ、該管理の下で前記個人の音声
入力を印刷指示データに変換させ、該印刷指示データに
より前記印刷装置の印刷処理を制御させることを特徴と
する。
【0038】上記第2の目的を達成するために、請求項
30の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプロ
グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
ンピュータに対し、印刷処理システムの使用時にプリン
タ使用者に対してプリンタ操作方法に関する情報を音声
情報で与えるための音声情報データを複数のレベルで階
層的に格納した音声情報データベースを用いさせ、印刷
処理システムの使用期間を累計させ、該使用期間の累計
値に応じてレベルを暫時更新させ、前記複数のレベルの
音声情報データベースから前記更新されたレベルの音声
情報データを抽出させ、該抽出された音声情報データを
音声で発声させることを特徴とする。
【0039】上記第3の目的を達成するために、請求項
31の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプロ
グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
ンピュータに対し、印刷環境に関するシステムの推奨設
定値およびディフォルト値をベースに持ち、その後プリ
ンタ使用者の音声設定により印刷環境を決定させ、該決
定された印刷環境により前記印刷装置による印刷を制御
させ、前記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷
環境に関する設定項目毎に演算して記憶させ、該記憶さ
れた前記音声設定の各設定項目のなかの最多設定項目の
頻度が予め設定した所定値を超えるか否かを判定させ、
前記頻度が前記所定値を超えたと判定した場合は前記シ
ステムの推奨設定値およびディフォルト値を最新の音声
設定の設定値に更新させることを特徴とする。
【0040】上記第4の目的を達成するために、請求項
32の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプロ
グラムを記録した記録媒体であって、該プログラムはコ
ンピュータに対し、ディスプレイ手段に表示されるエー
ジェントキャラクタに連動した音声合成手段と音声認識
手段を用いて操作者に対する前記印刷装置の操作案内と
操作者からの操作指示入力を音声で行わせ、前記エージ
ェントキャラクタを記憶手段に複数記憶させ、前記音声
合成手段と前記音声認識手段と連動して使用する前記記
憶手段中のエージェントキャラクタを前記情報処理装置
の操作者毎に切り替させることを特徴とする。
【0041】上記第1の目的を達成するために、請求項
33の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコン
ピュータプログラムであって、該コンピュータプログラ
ムは、入力情報と登録情報を基に印刷処理指示者を認識
して特定する認識ステップと、該認識ステップで特定さ
れた個人に印刷処理システムへのログインを許可するか
否かを判断する判断ステップと、該判断ステップでログ
インの許可を得た前記個人の音声入力による印刷指示を
可能にする管理ステップと、該管理ステップでの管理の
下で前記個人の音声入力を印刷指示データに変換する音
声認識ステップと、前記印刷指示データにより前記印刷
装置の印刷処理を制御する制御ステップとを含むことを
特徴とする。
【0042】上記第2の目的を達成するために、請求項
34の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコン
ピュータプログラムであって、該コンピュータプログラ
ムは、印刷処理システムの使用時にプリンタ使用者に対
してプリンタ操作方法に関する情報を音声情報で与える
ための音声情報データを複数のレベルで階層的に格納し
た音声情報データベースを用い、印刷処理システムの使
用期間を累計する使用期間累計ステップと、該使用期間
累計ステップでの累計値に応じてレベルを暫時更新する
更新ステップと、前記複数のレベルの音声情報データベ
ースから前記更新ステップで更新されたレベルの音声情
報データを抽出する選択ステップと、該選択ステップで
抽出された音声情報データを音声で発声する音声情報発
生ステップとを含むことを特徴とする。
【0043】上記第3の目的を達成するために、請求項
35の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコン
ピュータプログラムであって、該コンピュータプログラ
ムは、印刷環境に関するシステムの推奨設定値およびデ
ィフォルト値をベースに持ち、その後プリンタ使用者の
音声設定により印刷環境を決定する決定ステップと、該
決定ステップで決定された印刷環境により前記印刷装置
による印刷を制御する印刷制御ステップと、前記プリン
タ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に関する設定
項目毎に演算して記憶する記憶ステップと、該記憶ステ
ップで記憶された前記音声設定の各設定項目のなかの最
多設定項目の頻度が予め設定した所定値を超えるか否か
を判定する判定ステップと、該判定ステップで前記頻度
が前記所定値を超えたと判定した場合は前記システムの
推奨設定値およびディフォルト値を最新の音声設定の設
定値に更新する更新ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0044】上記第4の目的を達成するために、請求項
36の発明は、1または複数の情報処理装置と所定の印
刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおけ
る該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコン
ピュータプログラムであって、該コンピュータプログラ
ムは、ディスプレイ手段に表示されるエージェントキャ
ラクタに連動した音声合成手段と音声認識手段を用いて
操作者に対する前記印刷装置の操作案内と操作者からの
操作指示入力を音声で行う音声案内指示ステップと、前
記エージェントキャラクタを記憶手段に複数記憶する記
憶ステップと、前記音声合成手段と前記音声認識手段と
連動して使用する前記記憶手段中のエージェントキャラ
クタを前記情報処理装置の操作者毎に切り替える切替ス
テップとを含むことを特徴とする。
【0045】(作用)本発明では、上記のように、印刷
装置と回線を介して接続する情報処理装置のプリンタド
ライバにより、ユーザを特定してログインを許可するか
を判断し、許可したユーザに各種パラメータの選択項目
を音声により通知し、ユーザが各種パラメータを音声に
より設定可能にする。操作回数や期間によりユーザの熟
練度を判定し、熟練度に応じて音声よりユーザに通知す
る情報の項目等を徐々に少なくする。音声情報に対応の
文字メッセージにエージェントキャラクタを添付して表
示し、このエージェントキャラクタを予め複数種用意
し、それらをユーザの選択に従ってユーザ毎に登録し、
登録に基づいてエージェントキャラクタをユーザ毎に切
り替えて表示する。
【0046】これにより、本発明によれば、識別コード
入力を不要にし、操作手順を学習する必要がなく、真に
必要とする音声情報を提供でき、嗜好にあったエージェ
ントキャラクタと会話をしながら操作できるようにな
る。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0048】(第1の実施形態)図1は、本発明を適用
した音声対応印刷処理システムの第1の実施形態の概略
構成を示す。ここで、101はホストコンピュータ(情
報処理装置)、102はレーザビームプリンタやインク
ジェットプリンタの如きプリンタ装置(印刷手段)であ
る。本実施形態では、システムを構成する各機器はUS
B(ユニバーサル・シリアル・バス)ケーブルにより接
続されているが、その接続形態にはIEEE1284イ
ンタフェースなどを使用してもよく、USBに限られな
い。なお、USBの規格やIEEE1284規格などに
ついては、本発明とは関係がないので、詳細な説明は省
略する。
【0049】また、103はイーサネット(登録商標)
などのネットワーク105に接続したネットワーク端末
(ネットワークコンピュータ:NC)であり、ネットワ
ーク管理を行うホストコンピュータ101に対してネッ
トワークシステムにログインするため、電源投入時にパ
スワード等の認証コードを入力してネットワークのログ
イン許可を得るのに使用される。
【0050】このパスワードは、通常各システムにより
その入力コード種別、最長文字数等の決まりを持ち、こ
のパスワードを基に、システム使用者として許可された
ものであるか否か、また全てのメンバーのうち誰がログ
インしてきたのかを判別することが出来る。つまり、パ
スワードの利用は、登録されているすべてのユーザのう
ち現在使用開始しようとしているユーザを特定すること
ができることを意味する。そして、ユーザはこのパスワ
ード入力の手続きさえ済ませば、その後システム中に接
続されているほとんどの周辺機器が使用可能となる。
【0051】また、104はユーザ管理用データベース
であり、図1ではユーザ3名中、b氏が認証コード
「b」を利用してシステムログインを行う状態を図示し
ており、ネットワークホストコンピュータ101は認証
コード「b」の入力によりユーザ管理用データベース1
04からユーザb氏を認識するとともに、システムの使
用を許諾する。
【0052】図2は、図1のホストコンピュータ101
の内部構成を示す。駆動源として、ACアダプタ(定格
電圧20〔V〕、54〔W〕)201と、ニッケル水素
2次電池(定格電圧12〔V〕、2700〔mA/
h〕)202を有する。そして、ホストコンピュータ1
01に内蔵している構成部品として、電源ユニット20
3、電源管理用のパワーマネージメント集積回路(Powe
r Management IC)204、CPU(中央演算制御装
置)205、BIOS(Basic Input Output System:基
本入出力システム)206、LCD(Liquid Crystal D
isplay:液晶表示装置)207、ビデオコントローラ
(VGAC)208、ビデオメモリ(VRAM)20
9、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)210、ハ
ード・ディスク・コントローラ(HDC)211、DM
A(ダイレクトメモリアクセス)コントローラ(DMA
C)212、ポート213、浮動小数点プロセッサ(F
PU)214、ある事象の持続時間を測定する為の時間
カウンタであるリアルタイムクロック(RTC)21
5、キーボードコントローラ(KBC)216、キーボ
ード217、システムメインメモリ218、フロッピー
(登録商標)・ディスク・コントローラ(FDC)21
9、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)22
0、割り込みコントローラ(IRQC)221、および
シリアルインタフェース(SIO)222などを有す
る。
【0053】USB(Universal Serial Bus)I/Fは
ポート213に内包されているUSBポートを介して提
供される。また、223は音源ボード(SB)であり、
これに224のスピーカーおよび225のマイクが接続
されている。
【0054】以上、本実施形態におけるホストコンピュ
ータの構成について説明したが、他の実施形態において
は、ホストコンピュータの構成は、本実施形態とは異な
っていてもよい。
【0055】また、図1中のネットワークコンピュータ
(NC)103も本システムではシステムコントロール
以外の処理機能として全てのものを持っており、ホスト
コンピュータ101から出力した音声コマンドおよびプ
リンタ装置102の制御のためのプリンタコマンドは、
そのままネットワーク105を通じネットワークコンピ
ュータ103においても有効なコマンドであるととも
に、図示してはいないがネットワークコンピュータ10
3以外に接続されたその他の接続されたネットワークコ
ンピュータがあれば、それらコマンドはそのコンピュー
タ上でも有効であることは勿論である。よって、以降、
本発明に係わるプリンタ制御はホストコンピュータ10
1を例にとって説明する。
【0056】図3は、図1のプリンタ装置102の内部
構成を示す。まず、パネル部300について説明する。
301は電源スイッチ、302はカートリッジ交換スイ
ッチ、303はリセットスイッチである。また、304
は電源投入時に緑色に点灯するLED(発光ダイオー
ド)であり305はエラー発生時にオレンジ色に点灯す
るLEDである。このLED305は単体で緑色とオレ
ンジ色の2色に点灯することが可能である。
【0057】次に、プリンタ制御部について説明する。
310は電源スイッチ310の操作を317のMPU
(マイクロプロセッサユニット)へ伝達する信号線であ
る。この信号線310上の信号は、313の割り込み信
号としてMPU317に伝達されるため、MPU317
において優先的に処理される。さらに、312は、31
4のプリンタ制御ゲートアレー、MPU317、316
のROM(リードオンリメモリ)を接続するアドレスバ
スとデータバスである。ROM316にはMPU317
の動作、並びに処理を記述したプログラムが記録されて
いる。上記プリンタ制御ゲートアレー314は、スイッ
チ、LED、インタフェース、メモリなどの制御機能を
有する。また、339のマイク、340のスピーカーの
管理などもこのプリンタ制御ゲートアレー314が管理
する。さらに、315はMPU317が処理を行う場合
にデータ等を一時的に記憶する記憶領域となるRAM
(ランダムアクセスメモリ)である。318はステップ
モータ(図示しない)の制御を行う319及び320の
モータ駆動回路へ信号を伝達する信号線である。
【0058】次に、ステッピングモータ制御部について
説明する。モータ駆動回路319が駆動するステップモ
ータは、インクカートリッジの支持体であるキャリッジ
(図示しない)を移動させるキャリッジモータ(図示し
ない)である。モータ駆動回路320が駆動するステッ
プモータは印刷用紙をフィード(給送)するフィードモ
ータ(図示しない)である。このインクカートリッジ
は、インク自体とそれを吐出するヘッドとが一体となっ
た構造であり、インクカートリッジ自体の種別を示すI
Dも記録している。321は、インクカートリッジにあ
る322のプリンタヘッドの制御及びIDの読み出しを
行う制御線である。
【0059】次に、電源について説明する。306は一
般の家庭に提供されている商用電源であり、307はこ
の商用電源306を308の直流5ボルトと309の直
流24ボルトへ変換するACアダプタである。直流5ボ
ルト308はMPU317等の電子部品が動作するため
に使用される。一方、直流24ボルトは、モータ駆動回
路319、320及びインクカートリッジにあるヘッド
322を駆動するために使用される。
【0060】次に、インターフェース部について説明す
る。323は327のインタフェースコントローラとプ
リンタ制御ゲートアレー314とを接続するインタフェ
ースコントロール信号の信号線である。このインタフェ
ースコントロール信号はインタフェースの動作モードを
プリンタ制御ゲートアレー314が検出するために用い
られる。
【0061】324はインタフェースコントローラ32
7がPC(ホストコンピュータ)101から受信したデ
ータをプリンタ制御ゲートアレー314へ送るためのデ
ータバスである。このインタフェースコントローラ32
7は、329のセントロニクスコネクタからのデータ
と、338のUSB MPU(ユニバーサル・シリアル
・バスのマイクロ・プロセッサユニット)からのデータ
の切り替えを行うものである。この切り替えは325の
アナログスイッチで行う。インタフェースコントローラ
327は常にUSB MPU338からのデータを優先
するように設計されている。即ち、セントロニクスイン
タフェースである329のUSB Aタイプコネクタと
335のUSB Bタイプコネクタの両方に、印刷デー
タが送られてきた場合には、常にUSB側334、33
5を優先し、セントロニクス側329からのデータは受
信しない。この切り替えは、326のセントロニクスイ
ンタフェースからの信号線と330の信号線のステータ
スを用いて行われる。
【0062】328はセントロニクスインタフェースか
らのデータ信号である。331はUSBインタフェース
338を制御するUSB MPUのプログラムが記憶さ
れているフラッシュメモリである。USBにはAタイプ
とBタイプのコネクタがあり、PC(パーソナルコンピ
ュータ)もしくは上流の機器にはBタイプコネクタ33
5が接続される。また、下流の機器には、Aタイプのコ
ネクタ334から接続される。336と337はそれぞ
れAタイプコネクタ334とBタイプコネクタ335へ
の信号線である。
【0063】以上、本実施形態におけるプリンタ装置1
02の構成について説明したが、他の実施形態において
は、プリンタ装置の構成は、本実施形態とは異なってい
てもよい。
【0064】次に、図4〜図16を参照して、上記構成
のホストコンピュータ101とプリンタ装置102を接
続した情報処理システムにおける、音声を用いた音声対
応印刷処理システムの制御動作について説明する。な
お、以下に説明する各図のフローおよび画面は、上述し
た図2あるいは図3に示されるブロック図のCPU(M
PU)が不揮発性メモリ等の記憶手段に記憶されたプロ
グラムコードに基づく処理を実行することによって実行
される。
【0065】図4は、上記構成のホストコンピュータ1
01とプリンタ装置102とを接続した印刷処理システ
ムにおいて、特に音声を用いて実行される本発明に係わ
る印刷制御に関連するソフトウェアの構成を示す。ここ
で、400はアプリケーションプログラムであり、印刷
原稿を作成し、印刷処理を開始することをプリンタドラ
イバ401に通知し、印刷原稿の画像データをプリンタ
ドライバに転送する。401は、プリンタドライバであ
り、特定のプリンタ装置を制御して特定のアプリケーシ
ョンソフトウェア400が生成した画像データをプリン
ト(印刷)する機能をもったデバイスドライバソフトウ
ェアである。
【0066】402は、USBポートモニタであり、プ
リンタドライバ401が、プリンタ装置102を制御す
るために使用するアプリケーション・プログラミング・
インタフェース(API)を提供する。APIとして、
特定のUSBポートのオープン命令、特定のUSBポー
トのクローズ命令、特定のUSBポートへのデータ書き
込み命令、特定のUSBポートからのデータ読み込み命
令などのUSBポート制御命令が用意されている。プリ
ンタドライバ401がAPIをコールすると、USBポ
ートモニタ402はコールされたAPIの命令を解釈し
た後、APIの命令を変換して403のUSBポートド
ライバに引き渡す。
【0067】USBポートドライバ403は、USBポ
ートモニタ402から受け取った制御命令を解釈した
後、さらに命令を変換して404のUSB共通ドライバ
に引き渡す。USB共通ドライバ404は、USBポー
トドライバ403から受け取った制御命令に応じて、ホ
ストコンピュータ101のUSBポートを直接制御して
405のUSBプリンタ装置とデータの送受信を行う。
【0068】また、406は音声認識プログラムであ
り、410の音源制御プログラムから受け取った音声デ
ータを408の音声認識データベースを用いて解析す
る。
【0069】音声認識データベース408は、音声情報
処理に必要となる情報を登録してあるデータベースであ
る。このデータベースは複数用意することも、後からユ
ーザが登録することも可能である。つまり、音声認識デ
ータベース408は、複数のユーザを対象とした複数人
数分のデータを持ち、マルチユーザシステムにおいても
音声処理が可能となる構成を備えている。図4中の音声
認識データベース408は、一例として408a,40
8b,408cの個人別データベースを構成要素として
持ち、それぞれa氏、b氏、c氏に対応したデータとな
っている。例えば、b氏がシステムを使用する場合に
は、この音声認識データベース408のうちのb氏に対
応のデータベース408bを利用することにより、その
音声認識率は非常に高いものとすることができる。本発
明では、この利用者認識において、前述のようにシステ
ム使用開始時にログインする際、登録されているすべて
のユーザのうちで現在使用開始しようとしているユーザ
を特定するための認識と同一に処理する。つまり、シス
テムにログインした認証(パスワード等の認証コード)
を音声認識における個人データベースの選択に利用す
る。
【0070】音声認識処理過程において、ログイン時の
b氏が行った認証「b」を利用することにより、音声認
識プログラム406は、音源制御プログラム410から
受け取った音声データと音声認識データベース408中
の現ユーザであるb氏の音声認識データベースを特定す
ることが可能となり、音声認識データベース408bに
登録されて存在する文字列データを抽出し、その文字列
データをプリンタドライバ401に転送する処理を行
う。
【0071】407は音声合成プログラムであり、41
3のスピーカーに出力すべき音声データを409の音声
合成データベースを用いて作成する。音声合成データベ
ース409は、印刷に関する情報、プリンタ本体の情報
などが、音声データとして登録してあるデータベースで
ある。このデータベースは複数用意することも、後から
ユーザが登録することも可能である。
【0072】上記の音源制御プログラム410は、41
1の音源ボードを制御して、412のマイクから入力さ
れた音声データを取り込み、これを適切な入力デジタル
データに変換した後、上述の音声認識プログラム406
に引き渡す。また、音源制御プログラム410は、音声
合成プログラム407により生成された音声データを、
適切な音声データに変換した後、音源ボード411を制
御してスピーカー413から出力する。
【0073】上記の音源ボード411は、マイク412
から入力された音声データを記録し、これを音源制御プ
ログラム410に引き渡す。また、音源ボード411
は、音源制御プログラム410から受け取った音声デー
タをスピーカー413に出力する。
【0074】上記各ソフトウェアプログラムはホストコ
ンピュータ101のシステムメインメモリ(メインDR
AM)218に展開され、CPU205により実行処理
される(図2を参照)。
【0075】以上、本実施形態におけるソフトウェアの
構成について説明したが、他の実施形態においては、音
声認識処理、および、音声合成処理、および、印刷処理
が可能な構成であれば、ソフトウェアの構成は、本実施
形態とは異なっていてもよい。
【0076】図5は、音声認識処理の手順を示すフロー
チャートである。次に、図5を参照して、上記構成のホ
ストコンピュータとプリンタ装置を接続した音声対応印
刷処理システムにおける音声認識の手順について説明す
る。
【0077】特定のソフトウェアが音声コマンドおよび
データの入力を要求する場合、図5中、ステップ501
において音源制御プログラム410は音源ボード411
を制御してマイク412を使用可能状態にし、ユーザが
マイク412に向かって話した言葉を音声データとして
取り込む。そして、ステップ502において、取り込ん
だ音声データを音声認識プログラム406に転送する。
【0078】すると、ステップ503において、音声認
識プログラム406は、音声モデル、および、認識文法
を用いて音声データを分析し、その後、ステップ504
において音声データベース、および、言語知識データベ
ース408を参照して、音声データに適合する言語を探
索する。
【0079】そして、ステップ505において音声認識
プログラ406ムは、音声認識を要求したソフトウェア
に音声認識の結果を通知する。
【0080】図6は、音声合成処理の手順を示すフロー
チャートである。次に、図6を参照して、上記構成のホ
ストコンピュータとプリンタ装置を接続した音声対応印
刷処理システムにおける音声合成の手順について説明す
る。
【0081】特定のソフトウェアが音声合成を要求する
場合、図6中、ステップ601においてそのソフトウェ
アはテキストデータを音声合成プログラム407に転送
する。
【0082】次に、ステップ602において、音声合成
プログラム407は、言語解析用辞書を用いて転送され
たテキストデータを解析し、テキストデータに対して、
句関係、読み、アクセントなどの言語情報を付加する言
語処理を行う。そして、ステップ603において音声合
成プログラム407は、音声素片辞書およびプロソディ
パラメータ409を用いて転送されたテキストデータに
対応する音声波形データを生成し、その後、ステップ6
04において、生成した音声波形データを音源制御プロ
グラム410に転送する。
【0083】次に、ステップ605において、音源制御
プログラム410は音源ボード411を制御してスピー
カー413を使用可能な状態にして、転送された音声波
形データをスピーカー411に転送し、合成音をスピー
カ412から出力させる。
【0084】以上、図5および、図6を用いて、本実施
形態における音声認識の手順、および、音声合成の手順
について説明したが、他の実施形態においては、本実施
形態とは異なる手順または方法により、音声認識、およ
び、音声合成を行ってもよい。
【0085】次に、図7〜図11のディスプレイ画面の
平面図、および図12〜図16のプローチャートを参照
して、上記構成のホストコンピュータとプリンタ装置を
接続した音声対応印刷処理システムにおける原稿印刷の
手順について説明する。
【0086】始めに、各図の説明をする。図7は、プリ
ンタドライバ401がディスプレイ装置207に表示す
る、プリントデータ選択要求用プリンタドライバ画面第
1である。同図において、701はエージェントキャラ
クタで、音声メッセージと同期して動作する3Dのグラ
フックアニメーションにより実現されている。702は
エージェントキャラクタ701に付随する音声メッセー
ジテキスト表示用の吹き出し(バルーン)である。本実
施形態では、プリントデータ選択要求音声メッセージが
テキストで吹き出し702に表示されている。703は
選択可能なプリントデータ表示用ダイアログボックスで
ある。本実施形態では、選択可能なプリントデータとし
て1.写真(ポートレート:Photo)、および、2.図
表(チャート:Chart)、および、3.合成(コンポジ
ット:Composite)、および、4.文章(テキスト:Tex
t)の4種類が用意されている。
【0087】図7において、選択可能なプリントデータ
の通知は、音声、および、グラフィックにより行われ、
プリントデータの選択は、音声、および、マウス(図示
しない)によるクリック動作、および、キーボード21
7によるキー入力により行うことが可能となっている。
【0088】図8は、プリンタドライバ401がディス
プレイ装置207に表示する、印刷用紙選択要求用プリ
ンタドライバ画面第2である。同図において、801は
エージェントキャラクタで、音声メッセージと同期して
動作する3Dのグラフックアニメーションにより実現さ
れている。802はエージェントキャラクタ801に付
随する音声メッセージテキスト表示用の吹き出し(バル
ーン)である。本実施形態では、用紙選択要求音声メッ
セージがテキストで吹き出し802に表示されている。
803は選択可能な印刷用紙表示用ダイアログボックス
である。本実施形態では、選択可能な印刷用紙として
1.光沢写真紙(Glossy Photo Paper)、および、2.
高解像度紙(High Resolution Paper)、および、3.
その他(Other)、の3種類が用意されている。
【0089】図8において、選択可能な印刷用紙の通知
は、音声、および、グラフィックにより行われ、印刷用
紙の選択は、音声、および、マウス(図示しない)によ
るクリック動作、および、キーボード217によるキー
入力により行うことが可能となっている。
【0090】図9は、プリンタドライバ401がディス
プレイ装置207に表示する、プリンタカートリッジ選
択要求用プリンタドライバ画面第3である。同図におい
て、901はエージェントキャラクタで、音声メッセー
ジと同期して動作する3Dのグラフックアニメーション
により実現されている。902はエージェントキャラク
タ901に付随する音声メッセージテキスト表示用の吹
き出し(バルーン)である。本実施形態では、プリンタ
カートリッジ選択要求音声メッセージがテキストで吹き
出し902に表示されている。903は選択可能なプリ
ンタカートリッジ表示用ダイアログボックスである。本
実施形態では、選択可能なプリンタカートリッジとして
1.写真/カラー[Photo/Color(BC-32/BC-31)]、お
よび、2.黒/カラー[Black/Color(BC-30/BC-31)]、
の2種類が用意されている。
【0091】図9において、選択可能なプリンタカート
リッジの通知は、音声、および、グラフィックにより行
われ、プリンタカートリッジの選択は、音声、および、
マウス(図示しない)によるクリック動作、および、キ
ーボード217によるキー入力により行うことが可能と
なっている。
【0092】図10は、プリンタドライバ401がディ
スプレイ装置207に表示する、プリントパラメータ確
認要求用プリンタドライバ画面第4である。同図におい
て、1001はエージェントキャラクタで、音声メッセ
ージと同期して動作する3Dのグラフックアニメーショ
ンにより実現されている。1002はエージェントキャ
ラクタ1001に付随する音声メッセージテキスト表示
用の吹き出し(バルーン)である。本実施形態では、プ
リントパラメータ確認要求音声メッセージがテキストで
吹き出し1002に表示されている。1003は確認要
求用の選択済みプリントパラメータ表示用ダイアログボ
ックスである。本実施形態では、確認要求されるプリン
トパラメータとして1.プリントデータの種類(Pictur
e Type Photo)、および、2.印刷用紙の種類(Paper
Type Glossy Photo Paper)、および、3.プリンタカ
ートリッジの種類(Cartridge Type Photo/Color(BC-32
/BC-31))、の3項目が用意されている。
【0093】図10において、確認要求項目の通知は、
音声、および、グラフィックにより行われ、確認通知
は、音声、および、マウス(図示しない)によるクリッ
ク動作、および、キーボード217によるキー入力によ
り行うことが可能となっている。
【0094】図11は、プリンタドライバ401がディ
スプレイ装置207に表示する、印刷エラー通知用プリ
ンタドライバ画面第5である。同図において、1101
はエージェントキャラクタで、音声メッセージと同期し
て動作する3Dのグラフックアニメーションにより実現
されている。1102はエージェントキャラクタ110
1に付随する音声メッセージテキスト表示用の吹き出し
(バルーン)である。本実施形態では、紙詰まりエラー
通知音声メッセージがテキストで吹き出し1102に表
示されている。1103は印刷エラー通知用ダイアログ
ボックスである。
【0095】図11において、印刷エラーの通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、エラー復帰指
示は、音声、および、マウス(図示しない)によるクリ
ック動作、および、キーボード217によるキー入力に
より行うことが可能となっている。
【0096】図12〜図16は本実施形態の原稿印刷の
処理の流れを示すフローチャートである。
【0097】上記構成のホストコンピュータ101とプ
リンタ装置102を接続した音声対応印刷処理システム
において、ユーザが特定のアプリケーションプログラム
400を用いて原稿を印刷する場合、図12中のステッ
プ1201において、ユーザは特定のアプリケーション
プログラム400のコマンドメニューの中から“印刷”
コマンドを選択する。
【0098】すると、ステップ1202において、プリ
ンタドライバ401が起動され、図7のプリントデータ
選択要求用プリンタドライバ画面第1をディスプレイ装
置207に表示する。次に、ステップ1203で、プリ
ンタドライバ401は、任意の音声通知メッセージデー
タベース(音声合成データベース)409を参照してプ
リントデータ選択要求メッセージ情報を読み込む。そし
て、プリンタドライバ401は、ステップ1204にお
いて、その読み込んだプリントデータ選択要求メッセー
ジ情報を音声合成プログラム407に転送し、音声プリ
ントデータ選択要求メッセージを音声合成させる。次
に、ステップ1205で音声合成プログラム407は、
合成した音声メッセージを、音源制御プログラム41
0、音源ボード411を通じてスピーカー413から出
力する。
【0099】ユーザは、スピーカ−413から出力され
た音声メッセージ、および、ディスプレイ装置207に
表示されているプリンタドライバ画面第1のグラフィッ
ク情報およびテキスト情報を参照し、選択すべきプリン
トデータの種類を決定する。
【0100】そして、ステップ1206において、ユー
ザはプリントデータ選択音声コマンドをマイク412に
向かって話す。すると、ステップ1207において、音
声認識プログラム406は、マイク412から音源ボー
ド411および音源制御プログラム410を通じて入力
された音声コマンドを音声認識し、プリンタドライバ4
01に音声コマンドが入力されたことを通知するととも
に、入力された音声コマンドに関連する情報を転送す
る。
【0101】次に、ステップ1208において、プリン
タドライバ401は、音声認識コマンドデータベース4
08を参照して、ステップ1209において、ステップ
1206で入力された音声コマンドが、プリントデータ
選択要求に対し、有効な音声コマンドか否かを判断す
る。ここで、音声コマンドが無駄なコマンドであれば、
処理はステップ1210に進みプリンタドライバ401
は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合成
プログラム407に転送し、コマンドエラー通知音声メ
ッセージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ
1205に戻り、音声合成プログラム407は、その合
成した音声メッセージをスピーカー413から出力し、
その後、次の音声コマンドがマイク412から入力され
るのを待つ。
【0102】一方、ステップ1209において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ1
211に進み、ステップ1206で入力された音声コマ
ンドに従い、プリントデータ選択処理を実行し、その
後、本プリントデータ選択処理を終了させる。
【0103】プリントデータ選択処理が終了すると、次
に、図13の印刷用紙選択処理が開始される。
【0104】ステップ1301において、プリンタドラ
イバ401は、図8の印刷用紙選択要求用プリンタドラ
イバ画面第2をディスプレイ装置207に表示する。次
に、ステップ1302でプリンタドライバ401は、任
意の音声通知メッセージデータベースを参照して印刷用
紙選択要求用メッセージ情報を読み込む。そして、プリ
ンタドライバ401は、ステップ1303において、そ
の読み込んだ印刷用紙選択要求用メッセージ情報を音声
合成プログラム407に転送し、音声印刷用紙要求用メ
ッセージを音声合成させる。次に、ステップ1304
で、音声合成プログラム407は、その合成した音声メ
ッセージをスピーカー413から出力する。
【0105】ユーザは、スピーカー413から出力され
た音声メッセージ、および、ディスプレイ装置207に
表示されているプリンタドライバ画面第2のグラフィッ
クス情報およびテキスト情報を参照し、選択すべき印刷
用紙を種類を決定する。
【0106】そして、ステップ1305において、ユー
ザは印刷用紙選択音声コマンドをマイク412に向かっ
て話す。すると、ステップ1306において、音声認識
プログラム406がマイク412から入力された音声コ
マンドを音声認識し、プリンタドライバ401に音声コ
マンドが入力されたことを通知するとともに、入力され
た音声コマンドに関連する情報を転送する。次に、ステ
ップ1307においてプリンタドライバ401は、音声
認識コマンドデータベース408を参照し、ステップ1
308において、ステップ1305で入力された音声コ
マンドが印刷用紙選択要求に対し、有効な音声コマンド
か否かを判断する。
【0107】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1309に進み、プリンタドラ
イバ401は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報
を音声合成プログラム407に転送し、コマンドエラー
通知音声メッセージを音声合成させる。そして、処理
は、ステップ1304に戻り、音声合成プログラム40
7は、合成した音声メッセージをスピーカー413から
出力し、その後、次の音声コマンドがマイク412から
入力されるのを待つ。
【0108】一方、ステップ1308において、音声コ
マンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ
1310に進み、ステップ1305で入力された音声コ
マンドに従い、印刷用紙選択処理を実行し、その後、本
印刷用紙選択処理を終了させる。
【0109】印刷用紙選択処理が終了すると、次に、図
14のプリンタカートリッジ選択処理が開始される。ス
テップ1401において、プリンタドライバ401は、
図9のプリンタカートリッジ選択要求用プリンタドライ
バ画面第3をディスプレイ装置207に表示する。次
に、ステップ1402で、プリンタドライバ401は、
任意の音声通知メッセージデータベースを参照して、プ
リンタカートリッジ選択要求メッセージ情報を読み込
む。そして、プリンタドライバ401は、ステップ14
03において、その読み込んだプリンタカートリッジ選
択要求メッセージ情報を音声合成プログラム407に転
送し、音声プリンタカートリッジ選択要求メッセージを
音声合成させる。次に、ステップ1404で音声合成プ
ログラム407は、合成した音声メッセージをスピーカ
ー413から出力する。
【0110】ユーザは、スピーカー413から出力され
た音声メッセージ、およびディスプレイ装置207に表
示されているプリンタドライバ画面第3のグラフィック
ス情報およびテキスト情報を参照し、選択すべきプリン
タカートリッジの種類を決定する。
【0111】そして、ステップ1405において、ユー
ザは、プリンタカートリッジ選択音声コマンドをマイク
412に向かって話す。すると、ステップ1406にお
いて、音声認識プログラム406がマイク412から入
力された音声コマンドを音声認識し、プリンタドライバ
401に音声コマンドが入力されたことを通知するとと
もに、入力された音声コマンドに関連する情報を転送す
る。
【0112】次に、ステップ1407において、プリン
タドライバ401は、音声認識コマンドデータベース4
08を参照し、ステップ1408において、ステップ1
405で入力された音声コマンドが、プリンタカートリ
ッジ選択要求に対して、有効な音声コマンドか否かを判
断する。
【0113】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1409に進み、プリンタドラ
イバ401は、コマンドエラー音声通知メッセージを音
声合成プログラム407により音声合成させる。そし
て、処理はステップ1404に戻り、音声合成プログラ
ム407は、その合成した音声メッセージをスピーカー
413から出力し、その後、次の音声コマンドがマイク
412から入力されるのを待つ。
【0114】一方、ステップ1408において、音声コ
マンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ
1410に進み、ステップ1405で入力された音声コ
マンドに従い、プリンタカートリッジ選択処理を実行
し、その後、本プリンタカートリッジ選択処理を終了さ
せる。
【0115】プリンタカートリッジ選択処理が終了する
と、次に、図15のプリントパラメータ確認処理が開始
される。
【0116】ステップ1501において、プリンタドラ
イバ401は、プリントパラメータ確認要求用プリンタ
ドライバ画面第4をディスプレイ装置207に表示す
る。次にステップ1502で、プリンタドライバ401
は、任意の音声通知メッセージデータベースを参照して
プリントパラメータ確認要求メッセージ情報を読み込
む。そして、ステップ1503において、プリンタドラ
イバ401は、その読み込んだプリントパラメータ確認
要求メッセージ情報を音声合成プログラム407に転送
し、音声プリントパラメータ確認要求メッセージを音声
合成させる。次に、ステップ1504で、音声合成プロ
グラム407は、その合成した音声メッセージをスピー
カー413から出力する。
【0117】ユーザは、スピーカー413から出力され
た音声メッセージ、およびディスプレイ装置207に表
示されているプリンタドライバ画面第4のグラフィック
ス情報およびテキスト情報を参照して、プリントパラメ
ータを確認する。
【0118】そして、ステップ1505において、ユー
ザは、プリントパラメータ確認コマンドをマイク412
に向かって話す。すると、ステップ1506において、
音声認識プログラム406がマイク412から入力され
た音声コマンドを音声認識し、プリンタドライバ401
に音声コマンドが入力されたことを通知するとともに、
入力された音声コマンドに関連する情報を転送する。
【0119】次に、ステップ1507において、プリン
タドライバ401は、音声認識コマンドデータベース4
08を参照し、ステップ1508において、ステップ1
505で入力された音声コマンドが、プリントパラメー
タ確認要求に対し、有効なコマンドか否かを判断する。
【0120】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1509に進み、プリンタドラ
イバ401は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報
を音声合成プログラム407に転送し、コマンドエラー
通知音声メッセージを音声合成させる。そして、処理
は、ステップ1504に戻り、音声合成プログラム40
7は、その合成した音声メッセージをスピーカー413
から出力し、その後、次の音声コマンドがマイク412
から入力されるのを待つ。
【0121】一方、ステップ1508において、音声コ
マンドが有効なコマンドであった場合には、処理は15
10に進み、ステップ1505で入力された音声コマン
ドに従い、プリントパラメータ確認処理を実行する。
【0122】プリントパラメータ確認処理が終了する
と、ステップ1511でプリンタドライバ401は図1
6に示す印刷処理を開始する。
【0123】すなわち、原稿の画像データをレンダリン
グ処理して印刷データを生成し、その後、生成した印刷
データをプリンタ装置102へ送出する。この時、プリ
ンタドライバ401は、ステップ1601において、プ
リンタ装置102のステータスを監視して印刷エラーが
発生しているか否かをチェックする。
【0124】ステップ1601において、印刷エラーが
発生していた場合には、処理はステップ1602に進
み、プリンタドライバ401は、エラー通知用プリンタ
ドライバ画面第5を表示し、ステップ1603で任意の
音声通知メッセージデータベースを参照して印刷エラー
通知メッセージ情報を読み込む。そして、ステップ16
04において、プリンタドライバ401は、その読み込
んだ印刷エラー通知メッセージ情報を音声合成プログラ
ム407に転送し、音声印刷エラー通知メッセージを音
声合成させる。次に、ステップ1605で、音声合成プ
ログラム407は、その合成した音声メッセージをスピ
ーカー413から出力する。
【0125】ユーザは、スピーカー413から出力され
た音声メッセージ、および、ディスプレイ装置207に
表示されているプリンタドライバ画面第5のグラフィッ
ク情報およびテキスト情報を参照して、プリンタ装置1
02のエラー復帰を実行する。
【0126】そして、ステップ1606において、ユー
ザは、プリンタドライバ401に対する印刷エラー復帰
用音声コマンドをマイク412に向かって話す。する
と、ステップ1607において、音声認識プログラム4
06がマイク412から入力された音声コマンドを音声
認識し、プリンタドライバ401に音声コマンドが入力
されたことを通知するとともに、入力された音声コマン
ドに関連する情報を転送する。
【0127】次に、ステップ1608において、プリン
タドライバ401は、音声認識コマンドデータベース4
08を参照し、ステップ1609において、ステップ1
606で入力された音声コマンドが、エラー復帰処理に
対し有効な音声コマンドか否かを判断する。
【0128】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1610に進み、プリンタドラ
イバ401は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報
を音声合成プログラム407に転送し、コマンドエラー
通知音声メッセージを音声合成させる。そして、処理
は、ステップ1605に戻り、音声合成プログラム40
7は、その合成した音声メッセージをスピーカー413
から出力し、その後、次の音声コマンドがマイク412
から入力されるのを待つ。
【0129】一方、ステップ1609において、音声コ
マンドが有効なコマンドであった場合には、処理はステ
ップ1611に進み、ステップ1606で入力された音
声コマンドに従い、印刷処理が再開される。そして、ス
テップ1612で、プリンタドライバ401は、印刷デ
ータをプリンタ装置102に送出する。
【0130】また、ステップ1601で印刷エラーが発
生していなかった場合には、処理はステップ1612に
飛び、プリンタドライバ401は、印刷データをプリン
タ装置102に送出する。
【0131】次に、処理はステップ1613に進み、プ
リンタドライバ401は、プリンタ装置102に送出す
べき印刷データがまだ残っているか否かをチェックす
る。ここで、印刷データが残っている場合には、処理は
ステップ1601に戻り、すべての印刷データがプリン
タ装置102に送出されるまで上記処理を繰り返す。
【0132】一方、ステップ1613で、印刷データが
残っていない場合には、すべての印刷処理は終了する。
【0133】以上、本実施形態における音声対応印刷処
理システムにおける原稿印刷の方法について説明した
が、本実施形態の変形例としては、印刷処理の過程で、
音声認識処理、および、音声合成処理が用いられていれ
ば、本実施形態と印刷処理の手順が異なってもかまわな
い。
【0134】(第2の実施形態)図17は、本発明の第
2の実施形態における、シリアルプリンタをホストコン
ピュータに接続した音声対応印刷処理システムの外観図
である。ここで、101はホストコンピュータ(情報処
理装置)、102はプリンタ装置である。本実施形態で
は、システムを構成する各機器はUSB(ユニバーサル
・シリアル・バス)ケーブルにより接続されているが、
その接続形態にはIEEE1284インタフェースなど
を使用してもよく、USBに限られない。なお、USB
の規格やIEEE1284規格などについては、本発明
とは関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0135】本実施形態におけるその他の構成および処
理手順等は、上述の本発明の第1の実施形態と同様なの
で、その詳細な説明は省略する。
【0136】(第3の実施形態)図18〜図32は、本
発明の第3の実施形態における音声対応印刷処理システ
ムの特徴を説明する図である。本実施形態におけるその
他の構成および処理手順等は、前述の本発明の第1の実
施形態の図1〜図9、図12〜図16とほぼ同様なの
で、その詳細な説明は省略する。なお、以下に説明する
各図のフローおよび画面は、前述した図2あるいは図3
に示されるブロック図のCPU(MPU)が不揮発性メ
モリ等の記憶手段に記憶されたプログラムコードに基づ
く処理を実行することによって実行される。
【0137】図18は、前述の図4のプリンタドライバ
401が前述の図2のディスプレイ装置207に表示す
る、プリントパラメータ確認要求用プリンタドライバ画
面第4である。図18において、同図において、100
1はエージェントキャラクタで、音声メッセージと同期
して動作する3Dのグラフックアニメーションにより実
現されている。1002はエージェントキャラクタ10
01に付随する音声メッセージテキスト表示用の吹き出
し(バルーン)である。本実施形態では、プリントパラ
メータ確認要求音声メッセージがテキストで吹き出し1
002に表示されている。1003は確認要求用の選択
済みプリントパラメータ表示用ダイアログボックスであ
る。本実施形態では、確認要求されるプリントパラメー
タとして1.プリントデータの種類(Picture Type Pho
to)、および、2.印刷用紙の種類(Paper Type Gloss
y Photo Paper)、および、3.プリンタカートリッジ
の種類(Cartridge Type Photo/Color(BC-32/BC-3
1))、の3項目が用意されている。
【0138】図18において、確認要求項目の通知は、
音声、および、グラフィックにより行われ、確認通知
は、音声、および、マウス(図示しない)によるクリッ
ク動作、および、キーボード217によるキー入力によ
り行うことが可能となっている。
【0139】図19は、図18の1001のエージェン
トキャラクタに代わり、別のエージェントキャラクタ1
0101を表示している例である。図20は図18の1
001のエージェントキャラクタに代わり、同様に別の
エージェントキャラクタ10201を表示している例で
ある。図19と図20は、ユーザ毎にエージェントキャ
ラクタを切り替えて表示する例を示している。
【0140】図21は、プリンタドライバ401がディ
スプレイ装置207に表示する、印刷エラー通知用プリ
ンタドライバ画面第5である。同図において、1101
はエージェントキャラクタで、音声メッセージと同期し
て動作する3Dのグラフックアニメーションにより実現
されている。1102はエージェントキャラクタ110
1に付随する音声メッセージテキスト表示用の吹き出し
(バルーン)である。本実施形態では、紙詰まりエラー
通知音声メッセージがテキストで吹き出し1102に表
示されている。1103は印刷エラー通知用ダイアログ
ボックスである。
【0141】図21において、印刷エラーの通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、エラー復帰指
示は、音声、およびマウス(図示しない)によるクリッ
ク動作、および、キーボードによるキー入力により行う
ことが可能となっている。
【0142】図22は図21の1101のエージェント
キャラクタに代わって11201のエージェントキャラ
クタを表示している例である。図22は常に同じエージ
ェントキャラクタを使用するのではなく、予め決定した
設定に従って、その時点の状況に最もふさわしいと想定
されるエージェントキャラクタを表示している例であ
る。
【0143】この時、プリンタドライバ401は、前述
の図16のステップ1601において、プリンタ装置の
ステータスを監視し印刷エラーが発生しているかチェッ
クする。
【0144】ステップ1601において、印刷エラーが
発生していた場合、処理はステップ1602に進み、プ
リンタドライバ401は、エラー通知用プリンタドライ
バ画面第5を表示し、ステップ1603で任意の音声通
知メッセージデータベースを参照して印刷エラー通知メ
ッセージ情報を読み込む。
【0145】エラー通知用プリンタドライバ画面第5で
ある図21は、1101の通常のエージェントキャラク
タを使用した例である。一方、図22はエージェントキ
ャラクタを11201に変えた例である。明らかに、1
1201のエージェントキャラクタの方が、なんらかの
問題が発生していることを直感的に判断できる。そし
て、ステップ1604において、プリンタドライバ40
7は、読み込んだ印刷エラー通知メッセージ情報を音声
合成プログラム407に転送し、音声印刷エラー通知メ
ッセージを音声合成させる。次に、ステップ1605
で、音声合成プログラム407は、合成した音声メッセ
ージをスピーカー413から出力する。
【0146】ユーザは、スピーカー413から出力され
た音声メッセージ、および、ディスプレイ装置207に
表示されている図21または図22のプリンタドライバ
画面第5のグラフィック情報およびテキスト情報を参照
して、プリンタ装置102のエラー復帰を実行する。そ
して、ステップ1606において、ユーザはプリンタド
ライバ401に対する印刷エラー復帰用音声コマンドを
マイク412に向かって話す。なお、図16において、
次のステップ1607からステップ1613までの処理
は、前述の本発明の第1の実施形態と全く同様なので、
その説明は省略する。
【0147】続いて、ユーザによってエージェントキャ
ラクタを切り替える方法についての説明を行う。図23
はホストコンピュータ101にログインする処理の手順
を示すフローチャートである。まず、ステップ1740
1で、プリンタドライバ401は、図24のログイン画
面を表示する。図24の画面はホストコンピュータ10
1に対するログイン画面である。ここで、17000は
ログインダイアログボックス、17001はログイン名
を入力する欄、17002はパスワードを入力する欄、
17003はログイン名とパスワードを入力した後に、
ログイン処理を開始するOKボタンである。また、17
004はキャンセルボタンで、ログイン名の入力欄17
001とパスワードの入力欄17002の内容をクリア
する。
【0148】次に、図23のステップ17402におい
て、ユーザは図24の入力欄17001にユーザのログ
イン名(ユーザ名)を入力し、また入力欄17002に
そのユーザのパスワードを入力する。
【0149】次に、ステップ17403で、プリンタド
ライバ401は、図24のOKボタン17003が押さ
れたか否かをチェックし、それが押されなかった場合に
は、制御は最初のステップ17401に戻る。
【0150】OKボタン17003が押された場合に
は、図25のエージェントキャラクタを表示し、かつ入
力されたユーザ名の確認メッセージを表示する。図25
において、17101はデフォルトのエージェントキャ
ラクタであり、ユーザが特定できない場合、もしくはユ
ーザに関連付けられたエージェントキャラクタが存在し
ない場合に表示される。17102はメッセージを表示
する吹き出し(バルーン)であり、吹き出し17102
内のXXの位置には、ログイン名のところに入力された
文字列が表示される。
【0151】次に、ステップ17404で、ログイン名
のエリア17001に入力された文字列が、既に登録さ
れているユーザのログイン名か否かを確認する。既に登
録されている登録ユーザであると確認された場合には、
ステップ17405で、この登録ユーザに対応付けられ
ているエージェントキャラクタに切り替える。それと共
に図26のログイン完了画面を表示する。図26におい
て、17201はログインした登録ユーザに対応したエ
ージェントキャラクタであり、17202は吹き出し
(バルーン)であり、そのメッセージのXXの部分には
登録ユーザの名前が表示される。
【0152】一方、上記ステップ1704において、登
録ユーザではないと判断された場合には、ステップ17
406で新規ユーザ登録を開始する。図27は新規ユー
ザ登録画面である。図27において、171401は新
規ユーザ登録画面のダイアログボックスであり、171
402は新規ユーザ名を入力する欄である。17140
3は新規ユーザのパスワードを入力する欄である。17
1404は新規ユーザ登録を進めるOKボタン、171
405は新規ユーザ登録を中止するキャンセルボタンで
ある。ステップ17406では、この図27の新規ユー
ザ登録画面が表示されると同時に、図28のエージェン
トキャラクタが表示される。
【0153】ステップ17407で、制御は新規ユーザ
登録を進めるか否かを判断する。これは図27のOKボ
タン171404が押されたかどうか、キャンセルボタ
ン171405が押されたかどうかの判断を行うことと
同じである。OKボタン171404が押された場合に
は、ステップ17408の処理へ進む。キャンセルボタ
ン171404が押された場合には、新規ユーザ登録を
中止して、初期画面のステップ17401の初期画面へ
戻る。
【0154】ステップ17408では、入力欄1714
02に入力されたユーザ名と、入力欄171403に入
力されたパスワードとを記録する。続いて、ステップ1
7409で、エージェントキャラクタの選択画面を表示
してユーザにエージェントキャラクタの選択を行わせ
る。このエージェントキャラクタの選択画面を図29に
示す。図29において、17300はエージェントキャ
ラクタ選択画面のダイアログである。17301は選択
できるエージェントキャラクタの一覧で、反転表示は選
択されている状態を示す。17302は選択したエージ
ェントを登録するOKボタンであり、17303はエー
ジェントキャラクタの選択を中止するキャンセルボタン
である。キャンセルボタン17303が押された場合に
は、デフォルトのエージェントキャラクタが継続して使
用される。
【0155】ステップ17409でのエージェントキャ
ラクタ選択処理については、図30のフローチャートに
沿って説明を行う。まず、ステップ17200では、ホ
ストコンピュータ101のハードディスク内にある、エ
ージェントキャラクタのファイルを検索する。次に、ス
テップ17201で、エージェントキャラクタ選択画面
17300を表示する。ステップ17202で、OKボ
タン17302が押されたか否かを判断し、押された場
合にはステップ17203で選択されたエージェントキ
ャラクタを登録する。
【0156】図23のステップ17409の処理が終了
した時点で、図31に示すエージェントキャラクタの何
れか一方が表示される。図31において、174001
はデフォルトのエージェントキャラクタで、ステップ1
7202でキャンセルボタン17303が押された場合
に表示されるエージェントキャラクタである。1740
02はステップ17203で図29のエージェントキャ
ラクタの一覧17301のうちから「怪獣」が登録され
た場合に表示されるエージェントキャラクタである。ま
た、図31の1704003はエージェントキャラクタ
と同時に表示される吹き出しのメッセージでXXの部分
には図27の入力欄171402に入力された新規ユー
ザ名が表示される。
【0157】続いて、エラーの種類によって表示するエ
ージェントキャラクタの種類を変更する処理について、
図32のフローチャートを参照して説明する。図32は
図16のステップ1602(エラー通知用プリンタドラ
イバ画面第5を表示)の部分の手順を詳しく説明したも
のである。
【0158】まず、ステップ17501で、発生したエ
ラーの種類を判定する。次に、ステップ17502で、
そのエラーの種類に応じたダイアログを表示する。表示
されるダイアログの例が図21の1103である。次の
ステップ17503で、エラーに対応したエージェント
キャラクタの情報を取得する。
【0159】続くステップ17504で、該当するエー
ジェントキャラクタのファイルが存在しているか否かを
判定し、存在していない場合はステップ17506でデ
フォルトのエージェントキャラクタを用いてメッセージ
を表示する。この例が図21の1101のエージェント
キャラクタである。
【0160】該当するエージェントキャラクタのファイ
ルが存在している場合には、ステップ17505で発生
したエラーに対応したエージェントキャラクタを表示す
る。この例が図22の11201のエージェントキャラ
クタである。
【0161】(他の実施の形態)上述した本発明の実施
形態では、印刷回数カウントによりユーザの印刷に関す
る習熟度を想定したが、システムの稼働時間等よりこれ
を推測しても同様の効果を得ることが出来る。
【0162】また、RTC(実時間クロック)やソフト
カウンタ等を使用することにより、実際に印刷用パラメ
ータの設定に所要した時間を計測して、その長短により
ユーザの印刷用パラメータの認識度を判定してもよい。
【0163】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、1
つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。また、本発明が適用され
るプリンタ装置は、上述の本発明の実施形態で例示した
インクジェットプリント方式のものに限らず、レーザビ
ームプリント方式等、その種類は問わない。
【0164】また、本発明の目的は、前述した実施の形
態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを
記録した記録媒体(記憶媒体)を、システムあるいは装
置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ
(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプロ
グラムコードを読み出し、実行することによっても、達
成されることは言うまでもない。
【0165】この場合、記録媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記録した記録媒
体は本発明を構成することになる。
【0166】そのプログラムコードを記録し、またテー
ブル等の変数データを記録する記録媒体としては、例え
ばフロッピディスク(FD:登録商標)、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード(ICメモ
リカード)、ROMなどを用いことができる。
【0167】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部また
は全部を行ない、その処理によって前述した実施の形態
の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0168】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザに応じてカストマイズされたプリンタドライバを
用いて音声対応の印刷処理を遂行するように構成してい
るので、ユーザの認識や特定が比較的容易であり、また
個々のユーザにとって真に必要とする音声情報を提供で
き、また個々のユーザの嗜好にあったエージェントキャ
ラクタと会話をしながら操作でき、その結果、使い勝手
等を向上させることができる。
【0169】さらに詳しくは、本発明の第1の形態によ
れば、情報処理装置と印刷装置とを回線を介して接続し
た印刷処理システムにおいて、パスワード等を利用して
ユーザを特定し、特定されたユーザにログインを許可す
るかどうかを判断し、許可されたユーザに各種パラメー
タの選択項目を音声により通知し、そのユーザが各種パ
ラメータを音声により設定可能にしているので、容易に
複数の登録ユーザのうちから特定のユーザを確定して音
声認識データベース中から利用者を確定でき、印刷処理
システムの利用に伴う識別コード入力などをまったく必
要せず、初心者のユーザが、印刷に関する各種パラメー
タの設定に際し、画面に表示されるグラフィックに従
い、キーボード、および、マウスを使って特定のパラメ
ータを設定するという、一連の操作手順をユーザが学習
する必要がなくなり、使い勝手を大幅に向上させること
ができる。
【0170】また、本発明の第2の形態によれば、上記
のような音声対応の印刷処理システムにおいて、各種パ
ラメータの選択項目を音声によりユーザに通知し、印刷
エラーの発生や印刷エラーの復帰方法を音声によりユー
ザに通知する等の音声による情報に関し、累積操作回数
等によりユーザの熟練度を判定し、判定したその熟練度
に応じて音声よりユーザに通知する情報の項目や内容等
を適切に段階的に、または徐々に少なくするようにして
いるので、ユーザの真に必要とする音声による情報を提
供することができる。
【0171】また、本発明の第3の形態によれば、複数
種の習熟度をデータベースとし、かつユーザの印刷カウ
ンタなどを利用することで、ユーザ習熟度を判定するよ
うにしているので、ユーザにとってより的確な音声対応
の印刷処理システムを提供することができ、ひいては使
い勝手を向上させることができる。
【0172】また、本発明の第4の形態によれば、上記
のような音声対応の印刷処理システムにおいて、音声情
報の提供とほぼ同時にデイスプレイ上に表示される文字
メッセージに添付表示されるエージェントキャラクタを
予め複数種用意し、それらエージェントキャラクタをユ
ーザの選択に従ってユーザ毎に切り替えて登録し、その
後その登録を基にエージェントキャラクタをユーザ毎に
切り替えて表示するようにしているので、ユーザが自分
の嗜好にあったエージェントキャラクタと会話をしなが
ら操作を行うことができるので、結果として、ユーザは
操作環境に対して常に興味を持ちつづけられることとな
る。さらにまた、状況に応じてエージェントキャラクタ
を切り替えて使用するようにすることで、それぞれの状
況の視認性を向上させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した音声対応印刷処理システムの
第1の実施形態の概略構成を示す外観図である。
【図2】図1のホストコンピュータの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図3】図1のプリンタ装置の内部構成を示すブロック
図である。
【図4】図1の印刷処理システムにおける音声を用いて
実行される印刷制御に関わるソフトウエアの構成を示す
ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における音声認識処理
の手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施形態における音声合成処理
の手順を示すフローチャートである。
【図7】図4のプリンタドライバがディスプレイ装置に
表示する、プリントデータ選択要求用プリンタドライバ
画面第1を示す図である。
【図8】図4のプリンタドライバがディスプレイ装置に
表示する、印刷用紙選択要求用プリンタドライバ画面第
2を示す図である。
【図9】図4のプリンタドライバがディスプレイ装置に
表示する、プリンタカートリッジ選択要求用プリンタド
ライバ画面第3を示す図である。
【図10】図4のプリンタドライバがディスプレイ装置
に表示する、プリンタパラメータ確認要求用プリンタド
ライバ画面第4を示す図である。
【図11】図4のプリンタドライバがディスプレイ装置
に表示する、印刷エラー通知用プリンタドライバ画面第
5を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施形態における原稿印刷の
処理の中の、プリントデータ選択処理の流れを示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明の第1の実施形態における原稿印刷の
処理の中の、印刷用紙選択処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図14】本発明の第1の実施形態における原稿印刷の
処理の中の、プリンタカートリッジ選択処理の流れを示
すフローチャートである。
【図15】本発明の第1の実施形態における原稿印刷の
処理の中の、プリントパラメータ確認処理の流れを示す
フローチャートである。
【図16】本発明の第1の実施形態における原稿印刷の
処理の中の、印刷エラー通知と回復操作および印刷処理
の流れを示すフローチャートである。
【図17】本発明の第2の実施形態における音声対応印
刷処理システムの構成を示す外観図である。
【図18】本発明の第3の実施形態におけるプリントパ
ラメータ確認要求用プリンタドライバ画面第4を示す図
である。
【図19】本発明の第3の実施形態におけるプリントパ
ラメータ確認要求用プリンタドライバ画面第4において
エージェントキャラクタを変えた例を示す図である。
【図20】本発明の第3の実施形態におけるプリントパ
ラメータ確認要求用プリンタドライバ画面第4でエージ
ェントキャラクタをさらに変えた例を示す図である。
【図21】本発明の第3の実施形態における印刷エラー
通知用プリンタドライバ画面第5を示す図である。
【図22】本発明の第3の実施形態における印刷エラー
通知用プリンタドライバ画面第5でエージェントキャラ
クタを変えた例を示す図である。
【図23】本発明の第3の実施形態におけるログイン処
理の手順を示すフローチャートである。
【図24】本発明の第3の実施形態におけるプリンタド
ライバがディスプレイ装置に表示するログインダイアロ
グ画面を示す図である。
【図25】本発明の第3の実施形態における入力音声に
よりユーザを特定する場合に表示されるエージェントキ
ャラクタを、操作ステップ毎に示す図で、ログイン開始
時の画面を示す図である。
【図26】本発明の第3の実施形態における入力音声に
よりユーザを特定する場合に表示されるエージェントキ
ャラクタを、操作ステップ毎に示す図で、ログイン完了
時の画面を示す図である。
【図27】本発明の第3の実施形態におけるプリンタド
ライバがディスプレイ装置に表示する新規ユーザ登録の
登録画面を示す図である。
【図28】本発明の第3の実施形態における入力音声に
よりユーザを特定する場合に表示されるエージェントキ
ャラクタを、操作ステップ毎に示す図で、新規ユーザ登
録開始時の画面を示す図である。
【図29】本発明の第3の実施形態におけるプリンタド
ライバがディスプレイ装置に表示するエージェントキャ
ラクタの登録画面を示す図である。
【図30】本発明の第3の実施形態におけるエージェン
トキャラクタ選択および登録の手順を示すフローチャー
トである。
【図31】本発明の第3の実施形態におけるエージェン
トキャラクタの登録完了を通知する画面を示す図であ
る。
【図32】本発明の第3の実施形態における図16のス
テップ106でのエラー通知用プリンタドライバ画面第
5を表示する処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(情報処理装置) 102 プリンタ装置 103 ネットワーク端末 104 ユーザ認証用データベース 201 ACアダプタ(定格電圧20〔V〕、54
〔W〕) 202 ニッケル水素2次電圧(定格電圧12〔V〕、
2700〔mA/h〕) 203 電源ユニット 204 パワーマネージメントIC 205 CPU 206 BIOS 207 LCD 208 ビデオコントローラ(VGAC) 209 ビデオメモリ(VRAM) 210 ハード・ディスク・ドライブ(HDD) 211 ハード・ディスク・コントローラ(HDC) 212 DMAコントローラ(DMAC) 213 ポート(PORT) 214 浮動小数点プロセッサ(FPU) 215 リアルタイムクロック(RTC) 216 キーボードコントローラ(KBC) 217 キーボード 218 システムメインメモリ 219 フロッピー・ディスク・コントローラ(FD
C) 220 フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD) 221 割り込みコントローラ(IRQC) 222 シリアルインタフェース(SIO) 223 音源ボード 224 スピーカー 225 マイク 301 電源スイッチ 302 カートリッジ交換スイッチ 303 リセットスイッチ 304 LED 305 エラーLED 306 商用電源 307 ACアダプタ 308 直流5ボルト 309 直流24ボルト 310 電源スイッチの操作をMPUへ伝達する信号線 312 アドレスバスおよびデータバス 313 割り込み信号 314 プリンタ制御ゲートアレー 315 RAM 316 ROM 317 MPU 318 ステップモータの制御を行う信号を伝達する信
号線 319 キャリッジモータ 320 フィードモータ 321 ヘッドの制御及びIDの読み出しを行う制御線 322 インクカートリッジ 323 インタフェースコントロール信号線 324 データバス 325 アナログスイッチ 326 セントロニクスインタフェースからの信号線 327 インタフェースコントローラ 328 セントロニクスインタフェースからの信号線 329 セントロニクスコネクタ 330 信号線 331 フラッシュメモリ 334 USB Aタイプコネクタ 335 USB Bタイプコネクタ 336 USB Aタイプコネクタ用信号線 337 USB Bタイプコネクタ用信号線 338 USB MPU 339 マイク 340 スピーカー 401 プリンタドライバ 402 USBポートモニタ 403 USBポートドライバ 404 USB共通ドライバ 405 USBプリンタ装置 406 音声認識プログラム 407 音声合成プログラム 408 音声認識データベース 409 音声合成データベース 410 音源制御プログラム 411 音源ボード 412 マイク 413 スピーカ 701 エージェントキャラクタ 702 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 703 選択可能なプリントデータ表示用ダイアログボ
ックス 801 エージェントキャラクタ 802 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 803 印刷用紙表示用ダイアログボックス 901 エージェントキャラクタ 902 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 903 プリンタカートリッジ表示用ダイアログボック
ス 1001 エージェントキャラクタ 1002 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1003 選択済みプリントパラメータ表示用ダイアロ
グボックス 1101 エージェントキャラクタ 1102 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1103 印刷エラー通知用ダイアログボックス 11201、17101、17201 エージェント
キャラクタ 17000 ログイン名およびパスワード登録用ダイア
ログボックス 17102、17202 音声メッセージテキスト表示
用のバルーン 171401 新規ユーザ登録用ダイアログボックス 174001、174002 エージェントキャラク
タ 174003 音声メッセージテキスト表示用のバルー
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/00 G10L 3/00 545C 15/28 Q 17/00 (72)発明者 温泉 隆広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 島田 直樹 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AQ05 AQ06 AR01 AS02 CL08 HQ06 5B021 AA01 BB01 CC05 EE01 5D015 KK02 LL10 5D045 AB26

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の情報処理装置と所定の印
    刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにおい
    て、該情報処理装置は、 入力情報と登録情報を基に印刷処理指示者を認識して特
    定する認識手段と、 該認識手段で特定された個人に印刷処理システムへのロ
    グインを許可するか否かを判断する判断手段と、 該判断手段によりログインの許可を得た前記個人の音声
    入力による印刷指示を可能にする管理手段と、 該管理手段の管理の下で前記個人の音声入力を印刷指示
    データに変換する音声認識手段と、 前記印刷指示データにより前記印刷装置の印刷処理を制
    御する制御手段とを具備したことを特徴とする音声対応
    印刷処理システム。
  2. 【請求項2】 前記認識手段は前記認識をパスワードに
    基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の音声対
    応印刷処理システム。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は前記認識をメールアドレ
    スに基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の音
    声対応印刷処理システム。
  4. 【請求項4】 前記認識手段は前記認識を電話番号に基
    づいて行うことを特徴とする請求項1の音声対応印刷処
    理システム。
  5. 【請求項5】 前記認識手段は前記認識をユーザIDに
    基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の音声対
    応印刷処理システム。
  6. 【請求項6】 前記認識手段は前記認識を音声データの
    声紋に基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の
    音声対応印刷処理システム。
  7. 【請求項7】 前記認識手段は前記認識を指紋データに
    基づいて行うことを特徴とする請求項1に記載の音声対
    応印刷処理システム。
  8. 【請求項8】 前記判断手段によりログインの許可を得
    た前記個人に対して印刷処理の各種パラメータの選択項
    目等の情報を音声により通知する音声情報発生手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項1ないし7のいずれ
    かに記載の音声対応印刷処理システム。
  9. 【請求項9】 前記音声情報発生手段は、あらかじめ用
    意した複数の音質の中から前記個人が選択した音質で音
    声合成する音声合成手段を含むことを特徴とする請求項
    8に記載の音声対応印刷処理システム。
  10. 【請求項10】 前記音声認識手段は、あらかじめ個人
    別に登録した個人の特徴を基にした音声認識データベー
    スを基に音声認識処理を行うことを特徴する請求項1な
    いし9のいずれかに記載の音声対応印刷処理システム。
  11. 【請求項11】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    いて、該情報処理装置は、 印刷処理システムの使用時にプリンタ使用者に対してプ
    リンタ操作方法に関する情報を音声情報で与えるための
    音声情報データを複数のレベルで階層的に格納した音声
    情報データベースと、 印刷処理システムの使用期間を累計する使用期間累計手
    段と、 該使用期間累計手段の累計値に応じてレベルを暫時更新
    する更新手段と、 前記複数のレベルの音声情報データベースから前記更新
    手段で更新されたレベルの音声情報データを抽出する選
    択手段と、 該選択手段で抽出された音声情報データを音声で発声す
    る音声情報発生手段とを具備することを特徴とする音声
    対応印刷処理システム。
  12. 【請求項12】 前記使用期間累計手段は、前記情報処
    理装置内のプリンタドライバ内のカウンタであり、クロ
    ック信号を個人別にカウントアップすることで個人別の
    前記使用期間の累算を行うことを特徴とする請求項11
    の音声対応印刷処理システム。
  13. 【請求項13】 前記使用期間累計手段は、印刷処理シ
    ステム中のリアルタイムクロック信号を用いて前記使用
    期間の累計を行うことを特徴とする請求項11の音声対
    応印刷処理システム。
  14. 【請求項14】 前記音声情報発生手段は、音声合成手
    段を含むことを特徴とする請求項11ないし13のいず
    れかに記載の音声対応印刷処理システム。
  15. 【請求項15】 前記音声情報データベースは、前記複
    数のレベルと前記プリンタ使用者の熟練度が対応してお
    り、該熟練度が高くなるにつれて音声により該プリンタ
    使用者に通知する情報の項目が段階的に少なくなるよう
    に設定されていることを特徴とする請求項11ないし1
    4のいずれかに記載の音声対応印刷処理システム。
  16. 【請求項16】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    いて、該情報処理装置は、 印刷環境に関するシステムの推奨設定値およびディフォ
    ルト値をベースに持ち、その後プリンタ使用者の音声設
    定により印刷環境を決定する決定手段と、 該決定手段で決定された印刷環境により前記印刷装置に
    よる印刷を制御する印刷制御手段と、 前記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に
    関する設定項目毎に演算して記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された前記音声設定の各設定項目のな
    かの最多設定項目の頻度が予め設定した所定値を超える
    か否かを判定する判定手段と、 該判定手段で前記頻度が前記所定値を超えたと判定した
    場合は前記システムの推奨設定値およびディフォルト値
    を最新の音声設定の設定値に更新する更新手段とを具備
    することを特徴とする音声対応印刷処理システム。
  17. 【請求項17】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    いて、該情報処理装置は、 ディスプレイ手段に表示されるエージェントキャラクタ
    に連動した音声合成手段と音声認識手段を用いて操作者
    に対する前記印刷装置の操作案内と操作者からの操作指
    示入力を音声で行う音声案内指示手段と、 前記エージェントキャラクタを複数記憶する記憶手段
    と、 前記音声合成手段と前記音声認識手段と連動して使用す
    る前記記憶手段中のエージェントキャラクタを前記情報
    処理装置の操作者毎に切り替える切替手段とを具備する
    ことを特徴とする音声対応印刷処理システム。
  18. 【請求項18】 前記切替手段は、前記操作者毎に予め
    選択され登録された前記記憶手段中の特定のエージェン
    トキャラクタを前記ディスプレイ手段に表示することを
    特徴とする請求項17に記載の音声対応印刷処理システ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記切替手段は、さらに印刷環境また
    はシステム使用状況に応じて前記使用するエージェント
    キャラクタを切り替えることを特徴とする請求項18に
    記載の音声対応印刷処理システム。
  20. 【請求項20】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制
    御方法において、 入力情報と登録情報を基に印刷処理指示者を認識して特
    定する認識ステップと、 該認識ステップで特定された個人に印刷処理システムへ
    のログインを許可するか否かを判断する判断ステップ
    と、 該判断ステップでログインの許可を得た前記個人の音声
    入力による印刷指示を可能にする管理ステップと、 該管理ステップでの管理の下で前記個人の音声入力を印
    刷指示データに変換する音声認識ステップと、 前記印刷指示データにより前記印刷装置の印刷処理を制
    御する制御ステップとを有することを特徴とする音声対
    応印刷処理制御方法。
  21. 【請求項21】 前記認識手段は前記認識をパスワー
    ド、メールアドレス、電話番号、およびユーザIDの少
    なくともいずれか1つに基づいて行うことを特徴とする
    請求項20に記載の音声対応印刷処理制御方法。
  22. 【請求項22】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制
    御方法において、 印刷処理システムの使用時にプリンタ使用者に対してプ
    リンタ操作方法に関する情報を音声情報で与えるための
    音声情報データを複数のレベルで階層的に格納した音声
    情報データベースを用い、 印刷処理システムの使用期間を累計する使用期間累計ス
    テップと、 該使用期間累計ステップでの累計値に応じてレベルを暫
    時更新する更新ステップと、 前記複数のレベルの音声情報データベースから前記更新
    ステップで更新されたレベルの音声情報データを抽出す
    る選択ステップと、 該選択ステップで抽出された音声情報データを音声で発
    声する音声情報発生ステップとを有することを特徴とす
    る音声対応印刷処理制御方法。
  23. 【請求項23】 前記使用期間累計ステップは、印刷処
    理システム中のリアルタイムクロック信号を用いて前記
    使用期間の累計を行うことを特徴とする請求項22の音
    声対応印刷処理制御方法。
  24. 【請求項24】 前記音声情報データベースは、前記複
    数のレベルと前記プリンタ使用者の熟練度が対応してお
    り、該熟練度が高くなるにつれて音声により該プリンタ
    使用者に通知する情報の項目が段階的に少なくなるよう
    に設定されていることを特徴とする請求項22または2
    3に記載の音声対応印刷処理制御方法。
  25. 【請求項25】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制
    御方法において、 印刷環境に関するシステムの推奨設定値およびディフォ
    ルト値をベースに持ち、その後プリンタ使用者の音声設
    定により印刷環境を決定する決定ステップと、 該決定ステップで決定された印刷環境により前記印刷装
    置による印刷を制御する印刷制御ステップと、 前記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に
    関する設定項目毎に演算して記憶する記憶ステップと、 該記憶ステップで記憶された前記音声設定の各設定項目
    のなかの最多設定項目の頻度が予め設定した所定値を超
    えるか否かを判定する判定ステップと、 該判定ステップで前記頻度が前記所定値を超えたと判定
    した場合は前記システムの推奨設定値およびディフォル
    ト値を最新の音声設定の設定値に更新する更新ステップ
    とを有することを特徴とする音声対応印刷処理制御方
    法。
  26. 【請求項26】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムの制
    御方法において、 ディスプレイ手段に表示されるエージェントキャラクタ
    に連動した音声合成手段と音声認識手段を用いて操作者
    に対する前記印刷装置の操作案内と操作者からの操作指
    示入力を音声で行う音声案内指示ステップと、 前記エージェントキャラクタを記憶手段に複数記憶する
    記憶ステップと、 前記音声合成手段と前記音声認識手段と連動して使用す
    る前記記憶手段中のエージェントキャラクタを前記情報
    処理装置の操作者毎に切り替える切替ステップとを有す
    ることを特徴とする音声対応印刷処理制御方法。
  27. 【請求項27】 前記切替ステップでは、前記操作者毎
    に予め選択され登録された前記記憶手段中の特定のエー
    ジェントキャラクタを前記ディスプレイ手段に表示する
    ことを特徴とする請求項26に記載の音声対応印刷処理
    制御方法。
  28. 【請求項28】 前記切替ステップでは、さらに印刷環
    境またはシステム使用状況に応じて前記使用するエージ
    ェントキャラクタを切り替えることを特徴とする請求項
    27に記載の音声対応印刷処理制御方法。
  29. 【請求項29】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、該プログラムは
    コンピュータに対し、 入力情報と登録情報を基に印刷処理指示者を認識特定さ
    せ、 該特定された個人に印刷処理システムへのログインを許
    可するか否かを判断させ、 該ログインの許可を得た前記個人の音声入力による印刷
    指示を可能にする管理をさせ、 該管理の下で前記個人の音声入力を印刷指示データに変
    換させ、 該印刷指示データにより前記印刷装置の印刷処理を制御
    させることを特徴とする記録媒体。
  30. 【請求項30】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、該プログラムは
    コンピュータに対し、 印刷処理システムの使用時にプリンタ使用者に対してプ
    リンタ操作方法に関する情報を音声情報で与えるための
    音声情報データを複数のレベルで階層的に格納した音声
    情報データベースを用いさせ、 印刷処理システムの使用期間を累計させ、 該使用期間の累計値に応じてレベルを暫時更新させ、 前記複数のレベルの音声情報データベースから前記更新
    されたレベルの音声情報データを抽出させ、 該抽出された音声情報データを音声で発声させることを
    特徴とする記録媒体。
  31. 【請求項31】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、該プログラムは
    コンピュータに対し、 印刷環境に関するシステムの推奨設定値およびディフォ
    ルト値をベースに持ち、その後プリンタ使用者の音声設
    定により印刷環境を決定させ、 該決定された印刷環境により前記印刷装置による印刷を
    制御させ、 前記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に
    関する設定項目毎に演算して記憶させ、 該記憶された前記音声設定の各設定項目のなかの最多設
    定項目の頻度が予め設定した所定値を超えるか否かを判
    定させ、 前記頻度が前記所定値を超えたと判定した場合は前記シ
    ステムの推奨設定値およびディフォルト値を最新の音声
    設定の設定値に更新させることを特徴とする記録媒体。
  32. 【請求項32】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、該プログラムは
    コンピュータに対し、 ディスプレイ手段に表示されるエージェントキャラクタ
    に連動した音声合成手段と音声認識手段を用いて操作者
    に対する前記印刷装置の操作案内と操作者からの操作指
    示入力を音声で行わせ、 前記エージェントキャラクタを記憶手段に複数記憶さ
    せ、 前記音声合成手段と前記音声認識手段と連動して使用す
    る前記記憶手段中のエージェントキャラクタを前記情報
    処理装置の操作者毎に切り替させることを特徴とする記
    録媒体。
  33. 【請求項33】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコ
    ンピュータプログラムであって、該コンピュータプログ
    ラムは、 入力情報と登録情報を基に印刷処理指示者を認識して特
    定する認識ステップと、 該認識ステップで特定された個人に印刷処理システムへ
    のログインを許可するか否かを判断する判断ステップ
    と、 該判断ステップでログインの許可を得た前記個人の音声
    入力による印刷指示を可能にする管理ステップと、 該管理ステップでの管理の下で前記個人の音声入力を印
    刷指示データに変換する音声認識ステップと、 前記印刷指示データにより前記印刷装置の印刷処理を制
    御する制御ステップとを含むことを特徴とするコンピュ
    ータプログラム。
  34. 【請求項34】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコ
    ンピュータプログラムであって、該コンピュータプログ
    ラムは、 印刷処理システムの使用時にプリンタ使用者に対してプ
    リンタ操作方法に関する情報を音声情報で与えるための
    音声情報データを複数のレベルで階層的に格納した音声
    情報データベースを用い、 印刷処理システムの使用期間を累計する使用期間累計ス
    テップと、 該使用期間累計ステップでの累計値に応じてレベルを暫
    時更新する更新ステップと、 前記複数のレベルの音声情報データベースから前記更新
    ステップで更新されたレベルの音声情報データを抽出す
    る選択ステップと、 該選択ステップで抽出された音声情報データを音声で発
    声する音声情報発生ステップとを含むことを特徴とする
    コンピュータプログラム。
  35. 【請求項35】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコ
    ンピュータプログラムであって、該コンピュータプログ
    ラムは、 印刷環境に関するシステムの推奨設定値およびディフォ
    ルト値をベースに持ち、その後プリンタ使用者の音声設
    定により印刷環境を決定する決定ステップと、 該決定ステップで決定された印刷環境により前記印刷装
    置による印刷を制御する印刷制御ステップと、 前記プリンタ使用者の音声設定の頻度を前記印刷環境に
    関する設定項目毎に演算して記憶する記憶ステップと、 該記憶ステップで記憶された前記音声設定の各設定項目
    のなかの最多設定項目の頻度が予め設定した所定値を超
    えるか否かを判定する判定ステップと、 該判定ステップで前記頻度が前記所定値を超えたと判定
    した場合は前記システムの推奨設定値およびディフォル
    ト値を最新の音声設定の設定値に更新する更新ステップ
    とを含むことを特徴とするコンピュータプログラム。
  36. 【請求項36】 1または複数の情報処理装置と所定の
    印刷装置が回線を介して接続する印刷処理システムにお
    ける該情報処理装置をコンピュータで制御するためのコ
    ンピュータプログラムであって、該コンピュータプログ
    ラムは、 ディスプレイ手段に表示されるエージェントキャラクタ
    に連動した音声合成手段と音声認識手段を用いて操作者
    に対する前記印刷装置の操作案内と操作者からの操作指
    示入力を音声で行う音声案内指示ステップと、 前記エージェントキャラクタを記憶手段に複数記憶する
    記憶ステップと、 前記音声合成手段と前記音声認識手段と連動して使用す
    る前記記憶手段中のエージェントキャラクタを前記情報
    処理装置の操作者毎に切り替える切替ステップとを含む
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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