JP2003076538A - 印刷システムおける印刷制御方法 - Google Patents

印刷システムおける印刷制御方法

Info

Publication number
JP2003076538A
JP2003076538A JP2001262317A JP2001262317A JP2003076538A JP 2003076538 A JP2003076538 A JP 2003076538A JP 2001262317 A JP2001262317 A JP 2001262317A JP 2001262317 A JP2001262317 A JP 2001262317A JP 2003076538 A JP2003076538 A JP 2003076538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice
command
printing
printer
print
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001262317A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Atsuizumi
隆広 温泉
Naoki Shimada
直樹 島田
Masaru Makita
勝 巻田
Daisuke Inoue
大輔 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2001262317A priority Critical patent/JP2003076538A/ja
Publication of JP2003076538A publication Critical patent/JP2003076538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声による印刷制御手段を備えた印刷システ
ムを提供することにより、一般ユーザーの使い勝手を向
上させるとともに、身体障害者が使用可能な印刷環境を
提供すること。 【解決手段】 音声認識処理機能、及び、音声認識処置
機能を備えた情報処理装置、及びプリンタ装置により構
成されている印刷システムにおいて、音声により、各種
印刷パラメータの選択項目の通知、及び、印刷エラーの
発生を通知する手段を備えた。また、ユーザーがマイク
から音声を入力することにより、各種印刷パラメータの
選択、及び、印刷エラーからの復帰を可能とする手段を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
びプリンタ装置により構成されている印刷システムにお
ける印刷制御方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置およびプリンタ装置により
構成される印刷システムにおいて特定の原稿を印刷する
場合、ユーザーは印刷の制御を行うために、印刷に関連
する各種パラメータの設定、たとえば、印刷モードの設
定、印刷用紙の設定、プリンタカートリッジの設定をお
こなう必要がある。
【0003】従来、これらのパラメータを設定するため
に、ユーザーは、プリンタドライバが画面に表示したグ
ラフィック、および、文字メッセージを読んで選択項目
を確認し、キーボード、マウス等の入力デバイスを用い
て特定の項目を選択し、各種パラメータを設定してい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、印刷に関する各種パラメータの設定に関し
て以下のような欠点があった。
【0005】1.印刷に関する各種パラメータの設定に
際し、画面に表示されるグラフィックに従い、キーボー
ド、および、マウスを使って特定のパラメータを設定す
るという、一連の操作手順を、ユーザーが学習する必要
があり、キーボード、および、マウスを使用したことが
ない、初心者ユーザーには、大変使いづらいという欠点
があった。
【0006】2.印刷に関する各種パラメータの設定を
各パラメータ別に行う必要があるため、設定手続きが煩
雑になり、初心者ユーザーには、大変使いづらいという
欠点があった。
【0007】3.印刷に関する各種パラメータの設定に
際し、ユーザーは、目で見て、手でキーボード、およ
び、マウスを操作しなければいけないため、視覚障害
者、および、身体障害者が使用することができないとい
う問題を持っていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、従来の方法に加えて、音声によ
り、各種パラメータの選択項目をユーザーに通知すると
ともに、音声によりユーザーが各種パラメータを一括し
て設定することが可能な印刷制御方法を備えた印刷シス
テムを提供しようとするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による、シリアル
プリンタをホストコンピュータに接続した情報処理シス
テムの実施の形態の特徴を表す外観図である。
【0010】101はホストコンピュータ(情報処理装
置)、102はプリンタ装置である。本発明の実施の形
態では、システムを構成する各機器はUSB(ユニバー
サル・シリアル・バス)ケーブルにより接続されている
が、その接続形態にはIEEE1284インタフェース
などを使用してもよく、USBに限られない。なお、U
SBの規格やIEEE1284規格などについては、本
発明とは関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0011】図2は、本実施の形態におけるホストコン
ピュータ101の内部構成を示すブロック図である。
【0012】駆動源として、ACアダプタ(定格電圧2
0〔V〕、54〔W〕)201とニッケル水素2次電池
(定格電圧12〔V〕、2700〔mA/h〕)202
が有る。内蔵している機能としては、電源ユニット20
3、Power Management IC204、
CPU205、BIOS206、LCD207、ビデオ
コントローラ(VGAC)208、ビデオメモリ(VR
AM)209、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)
210、ハード・ディスク・コントローラ(HDC)2
11、DMAコントローラ(DMAC)212、ポート
(PORT)213、浮動小数点プロセッサ(FPU)
214、リアルタイムクロック(RTC)215、キー
ボードコントローラ(KBC)216、キーボード21
7、システムメインメモリ218、フロッピー(登録商
標)・ディスク・コントローラ(FDC)219、フロ
ッピー・ディスク・ドライブ(FDD)220、割り込
みコントローラ(IRQC)221、シリアルインタフ
ェース(SIO)222などが有る。USBI/Fはポ
ート513に内包されているUSBポートを介して提供
される。図2の223は、音源ボードであり、224の
スピーカー、225のマイクが接続されている。
【0013】以上、本実施例におけるホストコンピュー
タの構成について説明したが、他の実施例においては、
ホストコンピュータの構成は、本実施例とは異なってい
てもよい。
【0014】図3は、本発明を実施した図1のプリンタ
101のブロック図である。
【0015】図3の301は電源スイッチ、302はカ
ートリッジ交換スイッチ、303はリセットスイッチで
ある。
【0016】図3の304は電源投入時に緑色に点灯す
るLEDであり、305はエラー発生時にオレンジ色に
点灯するLEDである。このLEDは単体で緑色とオレ
ンジ色の2色に点灯する事が可能である。
【0017】図3の310は図3の301の電源スイッ
チの操作を図3の317であるMPUへ伝達する信号線
である。この信号線は図3の313の割り込み信号とし
て図3の317であるMPUに伝達されるため、317
のMPUにおいて、優先的に処理される。
【0018】図3の312は図3の314であるプリン
タ制御ゲートアレー、317のMPU、316のROM
を接続するアドレスバスとデータバスである。316の
ROMはMPUの動作、処理を記述したプログラムが記
録されている。
【0019】図3の314はプリンタ制御ゲートアレー
であり、スイッチ、LED、インタフェース、メモリな
どの制御機能を有する。また、339のマイク、340
のスピーカーの管理などもこのプリンタ制御ゲートアレ
ーが管理する。
【0020】図3の315は図3の317であるMPU
が処理を行う場合にデータ等を一時的に記憶する記憶領
域を提供するRAMである。
【0021】図3の318は図3の319及び320で
あるステップモータの制御を行う信号を伝達する信号線
である。319はインクカートリッジの支持体であるキ
ャリッジを移動させるキャリッジモータである。320
は印刷用紙をフィードするフィートモータである。
【0022】図3の322はインクカートリッジであ
る。このインクカートリッジは、インク自体とそれを吐
出するヘッドが一体となった構造である。またインクカ
ートリッジ自体の種別を示すIDも記録している。
【0023】図3の321は、322のインクカートリ
ッジにあるヘッドの制御及びIDの読み出しを行う制御
線である。図3の306は一般の家庭に提供されている
商用電源である。
【0024】図3の307はこの商用電源を図3の30
8である直流5ボルトと309の直流24ボルトヘ変換
するACアダプタである。308は317のMPU等の
電子部品が動作するために使用され、24ボルトは31
9等のモータ及び322のインクカートリッジにあるヘ
ッドを駆動するために使用される。
【0025】図3の323は327のインタフェースコ
ントローラと314のプリンタ制御ゲートアレーとを接
続するインタフェースコントロール信号である。これは
インタフェースの動作モードを314のプリンタ制御ゲ
ートアレーが検出するために用いられる。
【0026】図3の324はインタフェースゲートアレ
ーである327がPCから受信したデータを314へ送
るデータバスである。この327インタフェースコント
ローラは、329のセントロニクスコネクタからのデー
タと338のUSBMPUからのデータの切り替えを行
うものである。この切り替えは325のアナログスイッ
チで行う。327インタフェースコントローラは常に3
38USBMPUからのデータを優先するように設計さ
れている。即ちセントロニクスインタフェースである3
29と335のUSBBタイプコネクタの両方に印刷デ
ータが送られてきた場合には、常にUSB側を優先し、
セントロニクス側からのデータは受信しない。この切り
替えは、326のセントロニクスインタフェースからの
信号線と330の信号線のステータスを用いて行われ
る。
【0027】図3の328はセントロニクスインタフェ
ースからのデータ信号である。331は338のUSB
インタフェースを制御するUSBMPUのプログラムが
記憶されているフラッシュメモリである。USBにはA
タイプとBタイプのコネクタがあり、PCもしくは上流
の機器には335Bタイプコネクタが接続される。また
下流の機器には334Aタイプのコネクタから接続され
る。336と337はそれぞれ334のAタイプコネク
タと335のBタイプコネクタヘの信号線である。
【0028】以上、本実施例におけるプリンタ装置の構
成について説明したが、他の実施例においては、プリン
タ装置の構成は、本実施例とは異なっていてもよい。
【0029】次に、上記構成のホストコンピュータとプ
リンタ装置を接続した情報処理装置における音声を用い
た印刷制御方法について説明する。
【0030】図4は、上記構成のホストコンピュータと
プリンタ装置を接続した情報処理装置における音声を用
いた印刷制御に関連する、ソフトウェアの構成をあらわ
したブロック図である。
【0031】図4の400はアプリケーションプログラ
ムであり、印刷原稿を作成し、印刷処理を開始すること
をプリンタドライバ401に通知し、印刷原稿の画像デ
ータをプリンタドライバに転送する。
【0032】図4の401は、プリンタドライバであ
り、特定のプリンタ装置を制御して特定のアプリケーシ
ョンソフトウェアが生成した画像データをプリント(印
刷)する機能をもったデバイスドライバソフトウェアで
ある。
【0033】図4の402は、USBポートモニタであ
り、プリンタドライバが、プリンタ装置を制御するため
に使用するアプリケーション・プログラミング・インタ
フェース(API)を提供している。APIとして、特
定のUSBポートのオープン命令、特定のUSBポート
のクローズ命令、特定のUSBポートヘのデータ書き込
み命令、特定のUSBポートからのデータ読み込み命令
などのUSBポート制御命令が用意されている。プリン
タドライバ409がAPIをコールすると、USBポー
トモニタ402はコールされたAPIの命令を解釈した
後、APIの命令を変換して後述するUSBポートドラ
イバ403に引き渡す。
【0034】図4の403はUSBポートドライバであ
り、USBポートモニタ402から受け取った制御命令
を解釈した後、さらに命令を変換して後述するUSB共
通ドライバ404に引き渡す。
【0035】図4の404はUSB共通ドライバであ
り、USBポートドライバから受け取った制御命令に応
じて、ホストコンピュータ101のUSBポートを直接
制御しUSBプリンタ装置405とデータの送受信を行
う。
【0036】図4の406は音声認識プログラムであ
り、音源制御プログラム410から受け取った音声デー
タを音声認識データベース408を用いて解析する。音
声認識データベース408は、音声情報処理に必要とな
る情報を登録してあるデータベースである。このデータ
ベースは複数用意することも、後からユーザーが登録す
ることも可能である。
【0037】たとえは、音声認識プログラム406は、
受け取った音声データと一対一に対応する、音声認識デ
ータベース408に登録されている文字列データを抽出
し、その文字列データをプリンタドライバ401に転送
する処理をおこなう。
【0038】図4の407は音声合成プログラムであ
り、スピーカー413に出力すべき音声データを音声合
成データベース409を用いて作成する。音声合成デー
タベース409は、印刷に関する情報、プリンタ本体の
情報などが、音声データとして登録してあるデータベー
スである。このデータベースは複数用意することも、後
からユーザーが登録することも可能である。
【0039】図4の410は音源制御プログラムであ
り、音源ボード411を制御してマイクから入力された
音声データを取り込み、適切な入力デジタルデータに変
換した後、後述する音声認識プログラム406に引き渡
す。また、音源制御プログラムは、音声合成プログラム
407により生成された音声データを、適切な音声デー
タに変換した後、音源ボード411を制御してスピーカ
ー413から出力する。
【0040】図4の411は音源ボードであり、412
のマイクから入力された音声データを記録し、音源制御
プログラム410に引き渡す。また音源ボード411
は、音源制御プログラム410から受け取った音声デー
タをスピーカー413に出力する。
【0041】上記各ソフトウェアプログラムはホストコ
ンピュータ101のシステムメインメモリ218に展開
されCPU205により実行処理される。
【0042】以上、本実施例におけるソフトウェアの構
成について説明したが、他の実施例においては、音声認
識処理、および、音声合成処理、および、印刷処理が可
能な構成であれば、ソフトウェアの構成は、本実施例と
は異なっていてもよい。
【0043】次に、図5を用いて、上記構成のホストコ
ンピュータとプリンタ装置を接続した情報処理装置にお
ける音声認識の方法について説明する。
【0044】図5は、音声認識処理の手順を示したフロ
ーチャートである。
【0045】特定のソフトウェアが音声コマンドおよび
データの入力を要求する場合、図5中、ステップ501
において音源制御プログラムは音源ボードを制御しマイ
クを使用可能状態にし、ユーザーがマイクに向かって話
した言葉を音声データとして取り込む。そして、ステッ
プ502において、取り込んだ音声データを音声認識プ
ログラムに転送する。
【0046】すると、ステップ503において音声認識
プログラムは、音声モデル、および、認識文法を用いて
音声データを分析し、その後、ステップ504において
音声データベース、および、言語知識データベースを参
照して、音声データに適合する言語を探索する。そし
て、ステップ505において音声認識プログラムは、音
声認識を要求したソフトウェアに音声認識の結果を通知
する。
【0047】また、一般的に音声認識の方法には、離散
単語認識とディクテーションの2つの方法がある。
【0048】離散単語認識とは、複数の離散単語をあら
かじめ登録/保存しておき、入力された単語を表す音声
データが、登録データとマッチするかどうか判断する、
単語単位の音声認識方法である。
【0049】ディクテーションとは、文章サンプルデー
タをあらかじめ登録/保存しておき、登録データを参照
しながら、入力された音声データを、逐次、テキスト文
章データに変換していく、文章単位の音声認識方法であ
る。
【0050】次に、図6を用いて、上記構成のホストコ
ンピュータとプリンタ装置を接続した情報処理装置にお
ける音声合成の方法について説明する。
【0051】図6は、音声合成処理の手順を示したフロ
ーチャートである。
【0052】特定のソフトウェアが音声合成を要求する
場合、図6中、ステップ601においてソフトウェアは
テキストデータを音声合成プログラムに転送する。
【0053】次に、ステップ602において、音声合成
プログラムは、言語解析用辞書を用いて転送されたテキ
ストデータを解析し、テキストデータに対して、句関
係、読み、アクセントなどの言語情報を付加する言語処
理を行う。そして、ステップ603において音声合成プ
ログラムは、音声素片辞書、および、プロソディパラメ
ータを用いて転送されたテキストデータに対応する音声
波形データを生成し、その後、ステップ604におい
て、生成した音声波形データを音源制御プログラムに転
送する。
【0054】次に、ステップ605において、音源制御
プログラムは音源ボードを制御しスピーカーを使用可能
な状態にして、転送された音声波形データをスピーカー
に転送し、合成音をスピーカーから出力させる。
【0055】以上、図5および、図6を用いて、本実施
例における音声認識方法、および、音声合成方法につい
て説明したが、他の実施例においては、本実施例とは異
なる方法により、音声認識、および、音声合成を行って
もよい。
【0056】次に、図7、図8、図9、図10、図1
1、図12、図13、図14、図15、図16を用い
て、上記構成のホストコンピュータとプリンタ装置を接
続した情報処理装置における原稿印刷の方法について説
明する。
【0057】始めに、各図の説明をする。
【0058】図7は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、プリントデータ選択要求用プリンタド
ライバ画面1である。同図において、701はエージェ
ントキャラクタで、音声メッセージと同期して動作する
3Dのグラフックアニメーションにより実現されてい
る。702はエージェントキャラクタに付随する音声メ
ッセージテキスト表示用のバルーンである。本実施例で
は、プリントデータ選択要求音声メッセージがテキスト
で表示されている。703は選択可能なプリントデータ
表示用ダイアログボックスである。本実施例では、選択
可能なプリントデータとして1.Photo、および、
2.Chart、および、3.Composite、お
よび、4.Textの4種類が用意されている。
【0059】図7において、選択可能なプリントデータ
の通知は、音声、および、グラフィックにより行われ、
プリントデータの選択は、音声、および、マウスによる
クリック動作、および、キーボードによるキー入力によ
り行うことが可能となっている。
【0060】図8は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、印刷用紙選択要求用プリンタドライバ
画面2である。同図において、801はエージェントキ
ャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3Dの
グラフックアニメーションにより実現されている。80
2はエージェントキャラクタに付随する音声メッセージ
テキスト表示用のバルーンである。本実施例では、用紙
選択要求音声メッセージがテキストで表示されている。
803は選択可能な印刷用紙表示用ダイアログボックス
である。本実施例では、選択可能な印刷用紙として1.
GlossyPhoto Paper、および、2.H
igh Resolution Paper、および、
3.Other、の3種類が用意されている。
【0061】図8において、選択可能な印刷用紙の通知
は、音声、および、グラフィックにより行われ、印刷用
紙の選択は、音声、および、マウスによるクリック動
作、および、キーボードによるキー入力により行うこと
が可能となっている。
【0062】図9は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、プリンタカートリッジ選択要求用プリ
ンタドライバ画面3である。同図において、901はエ
ージェントキャラクタで、音声メッセージと同期して動
作する3Dのグラフックアニメーションにより実現され
ている。902はエージェントキャラクタに付随する音
声メッセージテキスト表示用のバルーンである。本実施
例では、プリンタカートリッジ選択要求音声メッセージ
がテキストで表示されている。903は選択可能なプリ
ンタカートリッジ表示用ダイアログボックスである。本
実施例では、選択可能なプリンタカートリッジとして
1.Photo/Color(BC−32/BC−3
1)、および、2.Black/Color(BC−3
0/BC−31)、の2種類が用意されている。
【0063】図9において、選択可能なプリンタカート
リッジの通知は、音声、および、グラフィックにより行
われ、プリンタカートリッジの選択は、音声、および、
マウスによるクリック動作、および、キーボードによる
キー入力により行うことが可能となっている。
【0064】図10は、プリンタドライバがディスプレ
イ装置に表示する、プリントパラメータ確認要求用プリ
ンタドライバ画面4である。同図において、1001は
エージェントキャラクタで、音声メッセージと同期して
動作する3Dのグラフックアニメーションにより実現さ
れている。
【0065】1002はエージェントキャラクタに付随
する音声メッセージテキスト表示用のバルーンである。
本実施例では、プリントパラメータ確認要求音声メッセ
ージがテキストで表示されている。1003は確認要求
用の選択済みプリントパラメータ表示用ダイアログボッ
クスである。本実施例では、確認要求されるプリントパ
ラメータとして1.プリントデータの種類、および、
2.印刷用紙の種類、および、3.プリンタカートリッ
ジの種類、の3項目が用意されている。
【0066】図10において、確認要求項目の通知は、
音声、および、グラフィックにより行われ、確認通知
は、音声、および、マウスによるクリック動作、およ
び、キーボードによるキー入力により行うことが可能と
なっている。
【0067】図11は、プリンタドライバがディスプレ
イ装置に表示する、印刷エラー通知用プリンタドライバ
画面5である。同図において、1101はエージェント
キャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3D
のグラフックアニメーションにより実現されている。1
102はエージェントキャラクタに付随する音声メッセ
ージテキスト表示用のバルーンである。本実施例では、
紙詰まりエラー通知音声メッセージがテキストで表示さ
れている。1103は印刷エラー通知用ダイアログボッ
クスである。
【0068】図11において、印刷エラーの通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、エラー復帰指
示は、音声、および、マウスによるクリック動作、およ
び、キーボードによるキー入力により行うことが可能と
なっている。
【0069】上記、図7、図8、図9、図10、図11
において、各種パラメータの選択を音声で行う場合、ひ
とつの項目を選択するのに使用される、ひとつの音声コ
マンドは、あらかじめ定義されている。
【0070】例えば、本実施例で、図7の“1.Pho
to”を選択する音声コマンドは“フォト”と発音す
る、音声コマンドであり、図8の“2.High Re
solution Paper”を選択する音声コマン
ドは“ハイレゾ”と発音する、音声コマンドであり、図
9の“2.Black/Color(BC−30/BC
−31)”を選択する音声コマンドは“ブラック”と発
音する、音声コマンドである。
【0071】また、他の実施例では、各種パラメータの
選択で、ひとつの項目を選択する音声コマンドとして、
複数のコマンドをあらかじめ定義することも可能であ
る。
【0072】例えば、図7“1.Photo”を選択す
る音声コマンドとして“いち”または“しゃしん”と発
音する2つの音声コマンドをあらかじめ定義したり、図
8“2.High Resolut ion Pape
r”を選択する音声コマンドとして“に”、または“こ
うひんいようし”と発音する2つの音声コマンドをあら
かじめ定義することも可能である。
【0073】また、あらかじめ定義された音声コマンド
は、あらかじめ指定されたソフトウェアに関連付けられ
て登録保存され、あらかじめ指定されたソフトウェアに
とって有効な音声コマンドとなる。
【0074】例えば、本実施例では、図7の“1.Ph
oto”を選択する“フォドと発音する、音声コマンド
は、プリンタドライバに関連付けられて登録保存されて
いる。プリンタドライバが音声コマンドおよびデータの
入力を要求した場合、“フォト”と発音する音声コマン
ドは、プリンタドライバにとって、有効な音声コマンド
となる。
【0075】図12、図13、図14、図15、図16
は原稿印刷の処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【0076】上記構成のホストコンピュータとプリンタ
装置を接続した情報処理装置においてユーザーが特定の
アプリケーションを用いて原稿を印刷する場合、図12
中、ステップ1201において、ユーザーは特定のアプ
リケーションのコマンドメニューの中から“印刷”コマ
ンドを選択する。
【0077】すると、ステップ1202において、プリ
ンタドライバが起動され、プリントデータ選択要求用プ
リンタドライバ画面1をディスプレイ装置に表示する。
次にステップ1203でプリンタドライバは、任意の音
声通知メッセージデータベースを参照してプリントデー
タ選択要求メッセージ情報を読み込む。そして、ステッ
プ1204において、読み込んだプリントデータ選択要
求メッセージ情報を音声合成プログラムに転送し、音声
プリントデータ選択要求メッセージを音声合成させる。
次に、ステップ1205で音声合成プログラムは、合成
した音声メッセージをスピーカーから出力する。
【0078】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面1のグラフィック情報およびテキ
スト情報を参照し、選択すべきプリントデータの種類を
決定する。
【0079】そして、ステップ1206において、ユー
ザーはプリントデータ選択音声コマンドをマイクに向か
って話す。例えば、ユーザーは、“フォト”と発音す
る。すると、ステップ1207において、音声認識プロ
グラムがマイクから入力された音声コマンドを音声認識
し、プリンタドライバに音声コマンドが入力されたこと
を通知するとともに、入力された音声コマンドに関連す
る情報を転送する。
【0080】次にステップ1208においてプリンタド
ライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ス
テップ1209において、ステップ1206で入力され
た音声コマンドが、プリントデータ選択要求に対し、有
効な音声コマンドかどうか判断する。例えば、ステップ
1206でユーザーが正しく“フォト”と発音した場
合、有効な音声コマンドとして判断されるが、“フォン
ト”と発音した場合は、無効な音声コマンドとして判断
される。
【0081】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1210に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ12
05に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0082】一方、ステップ1209において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ1
211に進み、ステップ1206で入力された音声コマ
ンドに従い、プリントデータ選択処理を実行する。例え
ば、ステップ1206で入力された音声コマンドが“フ
ォト”の場合、プリントデータの種類として“1.Ph
oto”を選択する処理が実行される。その後、プリン
トデータ選択処理を終了させる。
【0083】プリントデータ選択処理が終了すると、次
に、印刷用紙選択処理が開始される。
【0084】ステップ1301において、プリンタドラ
イバは、印刷用紙選択要求用プリンタドライバ画面2を
ディスプレイ装置に表示する。次にステップ1302で
プリンタドライバは、任意の音声通知メッセージデータ
ベースを参照して印刷用紙選択要求用メッセージ情報を
読み込む。
【0085】そして、ステップ1303において、読み
込んだ印刷用紙選択要求用メッセージ情報を音声合成プ
ログラムに転送し、音声印刷用紙要求用メッセージを音
声合成させる。次に、ステップ1304で音声合成プロ
グラムは、合成した音声メッセージをスピーカーから出
力する。
【0086】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面2のグラフィックス情報およびテ
キスト情報を参照し、選択すべき印刷用紙の種類を決定
する。
【0087】そして、ステップ1305において、ユー
ザーは印刷用紙選択音声コマンドをマイクに向かって話
す。例えば、ユーザーは、“ハイレゾ”と発音する。す
ると、ステップ1306において、音声認識プログラム
がマイクから入力された音声コマンドを音声認識し、プ
リンタドライバに音声コマンドが入力されたことを通知
するとともに、入力された音声コマンドに関連する情報
を転送する。次にステップ1307においてプリンタド
ライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ス
テップ1308において、ステップ1305で入力され
た音声コマンドが印刷用紙選択要求に対し、有効な音声
コマンドかどうか判断する。例えば、ステップ1305
でユーザーが正しく“ハイレゾ”と発音した場合、有効
な音声コマンドとして判断されるが、“ハイレグ“と発
音した場合は、無効な音声コマンドとして判断される。
【0088】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1309に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして処理は、ステップ130
4に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッセ
ージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマン
ドがマイクから入力されるのを待つ。
【0089】一方、ステップ1308において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ1
310に進み、ステップ1305で入力された音声コマ
ンドに従い、印刷用紙選択処理を実行する。例えば、ス
テップ1305で入力された音声コマンドが“ハイレ
ゾ”の場合、印刷用紙の種類として“2.High R
esolution Paper”を選択する処理が実
行される。その後、印刷用紙選択処理を終了させる。
【0090】印刷用紙選択処理が終了すると、次に、プ
リンタカートリッジ選択処理が開始される。
【0091】ステップ1401において、プリンタドラ
イバは、プリンタカートリッジ選択要求用プリンタドラ
イバ画面3をディスプレイ装置に表示する。次にステッ
プ1402でプリンタドライバは、任意の音声通知メッ
セージデータベースを参照してプリンタカートリッジ選
択要求メッセージ情報を読み込む。そして、ステップ1
403において、読み込んだプリンタカートリッジ選択
要求メッセージ情報を音声合成プログラムに転送し、音
声プリンタカートリッジ選択要求メッセージを音声合成
させる。次に、ステップ1404で音声合成プログラム
は、合成した音声メッセージをスピーカーから出力す
る。
【0092】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、およびディスプレイに表示されているプ
リンタドライバ画面3のグラフィックス情報およびテキ
スト情報を参照し、選択すべきプリンタカートリッジの
種類を決定する。
【0093】そして、ステップ1405において、ユー
ザーはプリンタカートリッジ選択音声コマンドをマイク
に向かって話す。例えば、ユーザーは、“ブラック”と
発音する。すると、ステップ1406において、音声認
識プログラムがマイクから入力された音声コマンドを音
声認識し、プリンタドライバに音声コマンドが入力され
たことを通知するとともに、入力された音声コマンドに
関連する情報を転送する。
【0094】次にステップ1407においてプリンタド
ライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ス
テップ1408において、ステップ1405で入力され
た音声コマンドが、プリンタカートリッジ選択要求に対
して、有効な音声コマンドかどうか判断する。例えば、
ステップ1405でユーザーが正しく“ブラック”と発
音した場合、有効な音声コマンドとして判断されるが、
“ブロック”と発音した場合は、無効な音声コマンドと
して判断される。
【0095】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1409に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー音声通知メッセージを音声合成さ
せる。そして、処理はステップ1404に戻り、音声合
成プログラムは、合成した音声メッセージをスピーカー
から出力し、その後、次の音声コマンドがマイクから入
力されるのを待つ。
【0096】一方、ステップ1408において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ1
410に進み、ステップ1405で入力された音声コマ
ンドに従い、プリンタカートリッジ選択処理を実行され
る。例えば、ステップ1405で入力された音声コマン
ドが“ブラック”の場合、プリンタカートリッジの種類
として“2.Black/Color(BC−30/B
C−31)”を選択する処理が実行される。その後、プ
リンタカートリッジ選択処理を終了させる。
【0097】プリンタカートリッジ選択処理が終了する
と、次に、プリントパラメータ確認処理が開始される。
【0098】ステップ1501において、プリンタドラ
イバは、プリントパラメータ確認要求用プリンタドライ
バ画面4をディスプレイ装置に表示する。次にステップ
1502でプリンタドライバは、任意の音声通知メッセ
ージデータベースを参照してプリントパラメータ確認要
求メッセージ情報を読み込む。そしてステップ1503
において、読み込んだプリントパラメータ確認要求メッ
セージ情報を音声合成プログラムに転送し、音声プリン
トパラメータ確認要求メッセージを音声合成させる。次
に、ステップ1504で音声合成プログラムは、合成し
た音声メッセージをスピーカーから出力する。
【0099】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、およびディスプレイに表示されているプ
リンタドライバ画面4のグラフィックス情報およびテキ
スト情報を参照し、プリントパラメータを確認する。
【0100】そして、ステップ1505において、ユー
ザーはプリントパラメータ確認コマンドをマイクに向か
って話す。すると、ステップ1506において、音声認
識プログラムがマイクから入力された音声コマンドを音
声認識し、プリンタドライバに音声コマンドが入力され
たことを通知するとともに、入力された音声コマンドに
関連する情報を転送する。
【0101】次にステップ1507において、プリンタ
ドライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、
ステップ1508において、ステップ1505で入力さ
れた音声コマンドが、プリントパラメータ確認要求に対
し、有効なコマンドかどうか判断する。
【0102】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1509に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ15
04に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0103】一方、ステップ1508において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理は1510に
進み、ステップ1505で入力された音声コマンドに従
い、プリントパラメータ確認処理を実行する。
【0104】プリントパラメータ確認処理が終了する
と、ステップ1511でプリンタドライバは印刷処理を
開始する。
【0105】すなわち、原稿の画像データをレンダリン
グ処理し印刷データを生成し、その後、生成した印刷デ
ータをプリンタ装置へ送出する。
【0106】この時、プリンタドライバは、ステップ1
601において、プリンタ装置のステータスを監視し印
刷エラーが発生しているかチェックする。
【0107】ステップ1601において、印刷エラーが
発生していた場合、処理はステップ1602に進み、プ
リンタドライバは、エラー通知用プリンタドライバ画面
5を表示し、ステップ1603で任意の音声通知メッセ
ージデータベースを参照して印刷エラー通知メッセージ
情報を読み込む。そして、ステップ1604において、
読み込んだ印刷エラー通知メッセージ情報を音声合成プ
ログラムに転送し、音声印刷エラー通知メッセージを音
声合成させる。次に、ステップ1605で音声合成プロ
グラムは、合成した音声メッセージをスピーカーから出
力する。
【0108】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面5のグラフィック情報およびテキ
スト情報を参照し、プリンタ装置のエラー復帰を実行す
る。
【0109】そして、ステップ1606において、ユー
ザーはプリンタドライバに対する印刷エラー復帰用音声
コマンドをマイクに向かって話す。すると、ステップ1
607において、音声認識プログラムがマイクから入力
された音声コマンドを音声認識し、プリンタドライバに
音声コマンドが入力されたことを通知するとともに、入
力された音声コマンドに関連する情報を転送する。
【0110】次にステップ1608においてプリンタド
ライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ス
テップ1609において、ステップ1606で入力され
た音声コマンドが、エラー復帰処理に対し有効な音声コ
マンドかどうか判断する。
【0111】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1610に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ16
05に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0112】一方、ステップ1609において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ1
611に進み、ステップ1606で入力された音声コマ
ンドに従い、印刷処理が再開される。
【0113】そして、ステップ1611で、プリンタド
ライバは、印刷データをプリンタ装置に送出する。
【0114】また、ステップ1601で印刷エラーが発
生していなかった場合、処理はステップ1611に進み
プリンタドライバは、印刷データをプリンタ装置に送出
する。
【0115】次に処理は、ステップ1612に進み、プ
リンタドライバは、プリンタ装置に送出すべき印刷デー
タが、まだ残っているかチェックする。ここで、印刷デ
ータが残っている場合には、処理は、ステップ1601
に戻り、すべての印刷データがプリンタ装置に送出され
るまで上記処理を繰り返す。
【0116】一方、ステップ1612で、印刷データが
残っていない場合、すべての印刷処理は終了する。
【0117】次に、図7、図8、図9、図10、図1
1、図17、図18、図19、図20、図21を用い
て、上記構成のホストコンピュータとプリンタ装置を接
続した情報処理装置において、印刷に関する各種パラメ
ータの設定を一括しておこなう、原稿印刷の方法につい
て説明する。
【0118】始めに、図の説明をする。
【0119】図17は、プリンタドライバがディスプレ
イ装置に表示する、パラメータ一括設定エラー通知&プ
リントデータ再選択用プリンタドライバ画面7である。
【0120】同図において、1701はエージェントキ
ャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3Dの
グラフックアニメーションにより実現されている。17
02はエージェントキャラクタに付随する音声メッセー
ジテキスト表示用のバルーンである。本実施例では、パ
ラメータ一括設定時に、プリントデータの選択が失敗し
たこと、および、再度、プリントデータの選択を促すメ
ッセージが表示されている。
【0121】同図において、1703は選択可能なプリ
ントデータ表示用ダイアログボックスである。本実施例
では、選択可能なプリントデータとして1.Phot
o、および、2.Chart、および、3.Compo
site、および、4.Textの4種類が用意されて
いる。
【0122】図17において、パラメータ一括設定のエ
ラー通知、および、プリントデータの再選択要求通知、
および、選択可能なプリンタカートリッジの通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、プリンタカー
トリッジの選択は、音声、および、マウスによるクリッ
ク動作、および、キーボードによるキー入力により行う
ことが可能となっている。
【0123】図18は、プリンタドライバがディスプレ
イ装置に表示する、パラメータ一括設定エラー通知&印
刷用紙再選択用プリンタドライバ画面8である。
【0124】同図において、1801はエージェントキ
ャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3Dの
グラフックアニメーションにより実現されている。18
02はエージェントキャラクタに付随する音声メッセー
ジテキスト表示用のバルーンである。本実施例では、パ
ラメータ一括設定時に、印刷用紙の選択が失敗したこ
と、および、再度、印刷用意選択を促すメッセージが表
示されている。
【0125】同図において、1803は選択可能な印刷
用紙表示用ダイアログボックスである。本実施例では、
選択可能な印刷用紙として1.Glossy Phot
oPaper、および、2.High Resolut
ion Paper、および、3.0ther、の3種
類が用意されている。
【0126】図18において、パラメータ一括設定のエ
ラー通知、および、印刷用紙の再選択要求通知、およ
び、選択可能な印刷用紙の通知は、音声、および、グラ
フィックにより行われ、印刷用紙の選択は、音声、およ
び、マウスによるクリック動作、および、キーボードに
よるキー入力により行うことが可能となっている。
【0127】図19は、プリンタドライバがディスプレ
イ装置に表示する、パラメータ一括設定エラー通知&プ
リンタカートリッジ再選択用プリンタドライバ画面9で
ある。
【0128】同図において、1901はエージェントキ
ャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3Dの
グラフックアニメーションにより実現されている。19
02はエージェントキャラクタに付随する音声メッセー
ジテキスト表示用のバルーンである。本実施例では、パ
ラメータ一括設定時に、プリンタカートリッジの選択が
失敗したこと、および、再度、プリンタカートリッジ選
択を促すメッセージが表示されている。
【0129】同図において、1903は選択可能なプリ
ンタカートリッジ表示用ダイアログボックスである。本
実施例では、選択可能なプリンタカートリッジとして
1.Photo/Color(BC−32/BC−3
1)、および、2.Black/Color(BC−3
0/BC−31)、の2種類が用意されている。
【0130】図19において、パラメータ一括設定のエ
ラー通知、および、プリンタカートリッジの際選択要求
通知、および、選択可能なプリンタカートリッジの通知
は、音声、および、グラフィックにより行われ、プリン
タカートリッジの選択は、音声、および、マウスによる
クリック動作、および、キーボードによるキー入力によ
り行うことが可能となっている。
【0131】図20は、本実施例における、テキスト文
書で表現した、パラメータ一括設定コマンド実施例の構
成図である。
【0132】図20において、2001はパラメータ一
括コマンドであり、“いっかつせってい、ぷりんとでー
たはふぉと、いんさつようしははいれぞ、ぷりんとかー
とりっじはぶらっく”と発音する音声コマンドである。
2002はパラメータ一括設定指示部で“いっかつせっ
てい”と発音される音声コマンドである。
【0133】2003はプリントデータ選択指示部で
“ぷりんとでーたはふぉと”と発音される音声コマンド
である。この音声コマンドは、プリントデータ選択指示
部を表すキーワード文字列“ぷりんとでーたは”、およ
び、プリントデータ選択音声コマンド部“ふぉと”によ
り構成されている。
【0134】2004は印刷用紙選択指示部で“いんさ
つようしははいれぞ”と発音される音声コマンドであ
る。この音声コマンドは、印刷用紙選択指示部を表すキ
ーワード文字列“いんさつよういま”、および、印刷用
紙選択音声コマンド部“はいれぞ”により構成されてい
る。
【0135】2005はプリンタカートリッジ選択指示
部であり“ぷりんとかーとりっじはぶらっく”と発音さ
れる音声コマンドである。この音声コマンドは、プリン
タカートリッジ選択指示部を表すキーワード文字列“ぷ
りんたかーとりっじは”、および、プリンタカートリッ
ジ選択音声コマンド部“ぶらっく”により構成されてい
る。
【0136】本実施例において、図20と異なるパラメ
ータを選択する場合には、上記、プリントデータ選択音
声コマンド部、および、印刷用紙選択音声コマンド部、
および、プリンタカートリッジ選択音声コマンド部を、
適宜、変更すればよい。
【0137】図21、および、図22は、印刷に関する
各種パラメータの設定を一括しておこなう場合の、原稿
印刷の処理の流れを示したフローチャートである。
【0138】上記構成のホストコンピュータとプリンタ
装置を接続した情報処理装置においてユーザーが特定の
アプリケーションを用いて原稿を印刷する場合、図21
中、ステップ2101において、ユーザーは特定のアプ
リケーションのコマンドメニューの中から“印刷”コマ
ンドを選択する。
【0139】すると、ステップ2102において、プリ
ンタドライバが起動され、プリントデータ選択要求用プ
リンタドライバ画面1をディスプレイ装置に表示する。
この時、音声認識方法は離散単語認識になっている。
【0140】次にステップ2103でプリンタドライバ
は、任意の音声通知メッセージデータベースを参照して
プリントデータ選択要求メッセージ情報を読み込む。そ
して、ステップ2104において、読み込んだプリント
データ選択要求メッセージ情報を音声合成プログラムに
転送し、音声プリントデータ選択要求メッセージを音声
合成させる。次に、ステップ2105で音声合成プログ
ラムは、合成した音声メッセージをスピーカーから出力
する。
【0141】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面1のグラフィック情報およびテキ
スト情報を参照し、選択すべきプリントデータの種類を
決定する。このとき、ユーザーは、他のパラメータ(本
実施例では、印刷用紙の種類、および、プリンタカート
リッジの種類)が既知であったならば、プリントデータ
の種類とあわせて、印刷用紙の種類、および、プリンタ
カートリッジの種類を決定する。
【0142】そして、ステップ2106において、ユー
ザーはプリントパラメータ一括設定コマンドをマイクに
向かって話す。例えば、ユーザーは、“いっかつせって
い、ぷりんとでーたはふぉと、いんさつようしははいれ
ぞ、ぷりんとかーとりっじはぶらっく”と発声する。
【0143】すると、ステップ2107で音声認識プロ
グラムは、マイクから入力された音声コマンドのうち、
“いっかつせってい”という音声データを音声認識し、
プリンタドライバに“いっかつせってい”という音声コ
マンドが入力されたことを通知するとともに、“いっか
つせってい”といいう音声コマンドに関連する情報を転
送する。
【0144】次にステップ2108においてプリンタド
ライバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ス
テップ2109において、ステップ2106で入力され
た音声コマンドのうち“いっかつせってい”という音声
コマンドが、プリントドライバにとって、有効な音声コ
マンドかどうか判断する。
【0145】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ2110に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ21
05に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0146】一方、ステップ2109において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ2
111に進み、プリンタドライバは音声認識方法をディ
スクテーションに変更する。次にステップ2112にお
いて、音声認識プログラムは、ステップ2106でマイ
クから入力された音声コマンドのうち“ぷりんとでーた
はふぉと、いんさつようしははいれぞ、ぷりんとかーと
りっじはぶらっく”という音声データを音声認識して、
文章テキストデータに変換する。
【0147】そして、ステップ2113において、音声
認識プログラムは、プリンタドライバに、音声データが
入力されたことを通知するとともに、ステップ2112
で変換された文章テキストデータを転送する。
【0148】次に、ステップ2114において、プリン
タドライバはステップ2113で転送された文章テキス
トデータを解析し、有効なプリントデータ選択指示部が
存在するかチェックする。
【0149】具体的には、ステップ2115において、
プリンタドライバは文章テキストデータをサーチして、
プリントデータ選択指示部を表すキーワード文字列“ぷ
りんとでーた”が存在するかチェックする。キーワード
文字列が存在しない場合、処理はステップ2118に進
む。
【0150】一方、キーワード文字列が存在している場
合、処理はステップ2116に進み、プリンタドライバ
は、文章テキストデータをサーチして、プリントデータ
選択音声コマンド部が存在するかチェックする。音声コ
マンドが存在しない場合、処理はステップ2118に進
む。
【0151】一方、音声コマンドが存在する場合、処理
はステップ2117に進み、プリンタドライバは、音声
認識コマンドデータベースを参照して、プリントデータ
選択音声コマンドが有効なコマンドがチェックする。音
声コマンドが無効な場合、処理はステップ2118に進
み、音声コマンドが有効な場合処理は、ステップ212
7に進む。
【0152】ステップ2115、および、ステップ21
16、および、ステップ2117から、ステップ211
8に処理が進んだ場合、プリンタドライバは、パラメー
タ一括設定エラー通知&プリントデータ再選択用のプリ
ンタドライバ画面7を表示し、音声認識方法を離散単語
認識に変更する。
【0153】次に処理は、ステップ2119に進み、プ
リンタドライバは、任意の音声通知メッセージデータベ
ースを参照して、パラメータ一括設定エラー通知&プリ
ントデータ再選択用メッセージ情報を読み込み、ステッ
プ2120で、読み込んだパラメータ一括設定エラー通
知&プリントデータ再選択用メッセージ情報を音声合成
プログラムに転送し、音声パラメータ一括設定エラー通
知&プリントデータ再選択用メッセージを音声合成させ
る。次にステップ2121で音声合成プログラムは、合
成した音声メッセージをスピーカーから出力する。
【0154】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面7のグラフィック情報、および、
テキスト情報参照し、再選択すべきプリントデータの種
類を決定する。
【0155】そして、ステップ2122において、ユー
ザーはプリントデータ選択音声コマンドをマイクに向か
って話す。すると、2123において、音声認識プログ
ラムがマイクから入力された音声コマンドを音声認識
し、プリンタドライバに音声コマンドが入力されたこと
を通知するとともに、入力された音声コマンドに関連す
る情報を転送する。
【0156】プリンタドライバは、音声認識コマンドデ
ータベースを参照し、ステップ2124において、ステ
ップ2122で入力された音声コマンドが、プリントデ
ータ選択要求に対し、有効な音声コマンドかどうか判断
する。例えば、ステップ2122でユーザーが正しく
“フォト”と発音した場合、有効な音声コマンドとして
判断されるが、“フォン”と発音した場合は、無効な音
声コマンドとして判断される。
【0157】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ2126に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ21
21に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0158】一方、ステップ2125において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ2
127に進む。
【0159】ステップ2117、および、ステップ21
25から、処理がステップ2127に進んだ場合、プリ
ンタドライバは、プリントデータの種類を決定する。
【0160】次に処理は、図22のステップ2201に
進み、プリンタドライバは、ステップ2113で転送さ
れた文章テキストデータを解析し、有効な印刷用紙選択
指示部が存在するかチェックする。
【0161】具体的には、ステップ2202で文章テキ
ストデータをサーチして、印刷用紙選択指示部を表すキ
ーワード文字列“いんさつようし”が存在するかチェッ
クする。キーワード文字列が存在しない場合、処理はス
テップ2205に進む。
【0162】一方、キーワード文字列が存在する場合、
処理はステップ2203に進み、プリンタドライバは、
文章テキストデータをサーチして、プリントデータ選択
音声コマンド部が存在するかチェックする。音声コマン
ドが存在しない場合、処理はステップ2205に進む。
【0163】一方、音声コマンドが存在する場合、処理
はステップ2204に進み、プリンタドライバは、音声
認識コマンドデータベースを参照して、印刷用紙選択音
声コマンドが有効なコマンドがチェックする。音声コマ
ンドが無効な場合、処理はステップ2205に進み、音
声コマンドが有効な場合処理は、ステップ2215に進
む。
【0164】ステップ2202、および、ステップ22
03、および、ステップ2204から、ステップ220
5に処理が進んだ場合、プリンタドライバは、パラメー
タ一括設定エラー通知&印刷用紙再選択用のプリンタド
ライバ画面8を表示し、現在の音声認識方法がディクテ
ーションならば、認識方法を離散単語認識に変更する。
【0165】次に処理は、ステップ2206に進み、プ
リンタドライバは、任意の音声通知メッセージデータベ
ースを参照して、パラメータ一括設定エラー通知&印刷
用紙再選択用メッセージ情報を読み込み、ステップ22
07で、読み込んだパラメータ一括設定エラー通知&印
刷用紙再選択用メッセージ情報を音声合成プログラムに
転送し、音声パラメータ一括設定エラー通知&印刷用紙
再選択用メッセージを音声合成させる。次にステップ2
208で音声合成プログラムは、合成した音声メッセー
ジをスピーカーから出力する。
【0166】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面8のグラフィック情報、および、
テキスト情報参照し、再選択すべき印刷用紙の種類を決
定する。
【0167】そして、ステップ2209において、ユー
ザーは印刷用紙選択音声コマンドをマイクに向かって話
す。すると、2210において、音声認識プログラムが
マイクから入力された音声コマンドを音声認識し、プリ
ンタドライバに音声コマンドが入力されたことを通知す
るとともに、入力された音声コマンドに関連する情報を
転送する。
【0168】プリンタドライバは、音声認識コマンドデ
ータベースを参照し、ステップ2211において、ステ
ップ2209で入力された音声コマンドが、印刷用紙選
択要求に対し、有効な音声コマンドかどうか判断する。
例えば、ステップ2209でユーザーが正しく“ハイレ
ゾ”と発音した場合、有効な音声コマンドとして判断さ
れるが、”ハイレグ“と発音した場合は、無効な音声コ
マンドとしで判断される。
【0169】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ2213に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ22
08に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0170】一方、ステップ2212において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ2
214に進む。
【0171】ステップ2204、および、ステップ22
12から、処理がステップ2214に進んだ場合、プリ
ンタドライバは、印刷用紙の種類を決定する。
【0172】次に処理は、ステップ2215に進み、プ
リンタドライバは、ステップ2113で転送された文章
テキストデータを解析し、有効なプリンタカートリッジ
選択指示部が存在するかチェックする。
【0173】具体的には、ステップ2216で文章テキ
ストデータをサーチして、プリンタカートリッジ選択指
示部を表すキーワード文字列“ぷりんたかーとりっじ”
が存在するかチェックする。
【0174】キーワード文字列が存在しない場合、処理
はステップ2219に進む。
【0175】一方、キーワード文字列が存在する場合、
処理はステップ2217に進み、プリンタドライバは、
文章テキストデータをサーチして、プリンタカートリッ
ジ選択音声コマンド部が存在するかチェックする。音声
コマンドが存在しない場合、処理はステップ2219に
進む。
【0176】一方、音声コマンドが存在する場合、処理
はステップ2218に進み、プリンタドライバは、音声
認識コマンドデータベースを参照して、プリンタカート
リッジ選択音声コマンドが有効なコマンドがチェックす
る。音声コマンドが無効な場合、処理はステップ221
9に進み、音声コマンドが有効な場合処理は、ステップ
2228に進む。
【0177】ステップ2216、および、ステップ22
17、および、ステップ2218から、ステップ221
9に処理が進んだ場合、プリンタドライバは、パラメー
タ一括設定エラー通知&プリンタカートリッジ再選択用
のプリンタドライバ画面9を表示し、現在の音声認識方
法がディクテーションならば、認識方法を離散単語認識
に変更する。
【0178】次に処理は、ステップ2220に進み、プ
リンタドライバは、任意の音声通知メッセージデータベ
ースを参照して、パラメータ一括設定エラー通知&プリ
ンタカートリッジ再選択用メッセージ情報を読み込み、
ステップ2221で、読み込んだパラメータ一括設定エ
ラー通知&プリンタカートリッジ再選択用メッセージ情
報を音声合成プログラムに転送し、音声パラメータ一括
設定エラー通知&プリンタカートリッジ再選択用メッセ
ージを音声合成させる。次にステップ2222で音声合
成プログラムは、合成した音声メッセージをスピーカー
から出力する。
【0179】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面9のグラフィック情報、および、
テキスト情報を参照し、再選択すべきプリンタカートリ
ッジの種類を決定する。
【0180】そして、ステップ2223において、ユー
ザーはプリンタカートリッジ選択音声コマンドをマイク
に向かって話す。すると、2224において、音声認識
プログラムがマイクから入力された音声コマンドを音声
認識し、プリンタドライバに音声コマンドが入力された
ことを通知するとともに、入力された音声コマンドに関
連する情報を転送する。
【0181】プリンタドライバは、音声認識コマンドデ
ータベースを参照し、ステップ2225において、ステ
ップ2223で入力された音声コマンドが、プリンタカ
ートリッジ選択要求に対し、有効な音声コマンドかどう
か判断する。例えば、ステップ2223でユーザーが正
しく“ぶらっく”と発音した場合、有効な音声コマンド
として判断されるが、“ぶろっく”と発音した場合は、
無効な音声コマンドとして判断される。
【0182】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ2227に進みプリンタドライ
バは、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合
成プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセ
ージを音声合成させる。そして、処理は、ステップ22
22に戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッ
セージをスピーカーから出力し、その後、次の音声コマ
ンドがマイクから入力されるのを待つ。
【0183】一方、ステップ2226において音声コマ
ンドが有効なコマンドであった場合、処理はステップ2
228に進む。
【0184】ステップ2218、および、ステップ22
26から、処理がステップ2229に進んだ場合、プリ
ンタドライバは、プリントカートリッジの種類を決定す
る。
【0185】そして、ステップ2229において、プリ
ンタドライバは、決定した、プリントデータの種類、お
よび、印刷用紙の種類、および、プリントカートリッジ
の種類に従い、パラメータ選択処理を実行する。
【0186】その後、処理は、図15のステップ150
1に進むが、この後の処理の手順は、既に、上述した処
理と同じである。
【0187】以上、本実施例における情報処理装置にお
ける原稿印刷の方法について説明したが、他の実施例に
おいては、印刷処理の過程で、音声認識処理、および、
音声合成処理が用いられていれば、本実施例と印刷処理
の手順が異なってもかまわない。
【0188】また、本実施例では、パラメータ一括設定
指示に一括設定用音声コマンドを使用したが、他の実施
例においては、一括設定と個別設定を切り替えることが
できれば、他の手段を用いてもよい。
【0189】例えば、キーボード上の特定のキーを押し
て、音声コマンドを入力した場合には、一括設定をおこ
ない、なにも、押さないで音声コマンドを入力した場合
には、個別設定をおこなう、といった方法が考えられ
る。
【0190】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係わる第
1の発明によれば、印刷処理システムにおいて、従来の
方法に加えて、音声により各種パラメータの選択項目を
ユーザーに通知する方法、および、音声によりユーザー
が各種パラメータを設定することが可能な印刷制御方
法、および、音声により印刷エラーの発生をユーザーに
通知する方法、および、音声により印刷エラーの復帰方
法を通知する方法、および、音声により印刷エラーを復
帰させることが可能な印刷制御方法、を提供することに
より、初心者ユーザーが、印刷に関する各種パラメータ
の設定に際し、画面に表示されるグラフィックに従い、
キーボード、および、マウスを使って特定のパラメータ
を設定するという、一連の操作手順を、ユーザーが学習
する必要がなくなり、使い勝手を向上させることが可能
となる。
【0191】また、印刷に関する各種パラメータの設定
を一回の音声指示により一括して行うことが可能とな
り、設定手続きが簡便化され、ユーザーの使い勝手を向
上させることが可能となる。
【0192】また、視覚障害者、および、マウスおよび
キーボードを操作することができない身体障害者に対
し、彼らが利用可能なユーザーインターフェースを提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シリアルプリンタをホストコンピュータに接
続した情報処理システムの外観図
【図2】 ホストコンピュータの内部構成ブロック図
【図3】 プリンタ装置の内部構成ブロック図
【図4】 ソフトウェアの構成ブロック図
【図5】 音声認識処理の手順を示したフローチャート
【図6】 音声合成処理の手順を示したフローチャート
【図7】 プリントデータ選択要求用プリンタドライバ
画面1
【図8】 印刷用紙選択要求用プリンタドライバ画面2
【図9】 プリンタカートリッジ選択要求用プリンタド
ライバ画面3
【図10】 プリントパラメータ確認要求用プリンタド
ライバ画面4
【図11】 印刷エラー通知用プリンタドライバ画面5
【図12】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図13】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図14】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図15】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図16】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図17】 パラメータ一括設定エラー通知&プリント
データ再設定用プリンタドライバ画面7
【図18】 パラメータ一括設定エラー通知&印刷用紙
再選択用プリンタドライバ画面8
【図19】 パラメータ一括設定エラー通知&プリンタ
カートリッジ再選択用プリンタドイバ画面9
【図20】 パラメータ一括コマンド実施例の構成図
【図21】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【図22】 原稿印刷の処理の流れを示したフローチャ
ート
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(情報処理装置) 102 プリンタ装置 201 ACアダプタ(定格電圧20〔V〕、54
〔W〕) 202 ニッケル水素2次電池(定格電圧12
〔V〕、2700〔mA/h〕) 203 電源ユニット 204 Power Management IC 205 CPU 206 BIOS 207 LCD 208 ビデオコントローラ(VGAC) 209 ビデオメモリ(VRAM) 210 ハード・ディスク・ドライブ(HDD) 211 ハード・ディスク・コントローラ(HDC) 212 DMAコントローラ(DMAC) 213 ポート(PORT) 214 浮動小数点プロセッサ(FPU) 215 リアルタイムクロック(RTC) 216 キーボードコントローラ(KBC) 217 キーボード 218 システムメインメモリ 219 フロッピー・ディスク・コントローラ(FD
C) 220 フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD) 221 割り込みコントローラ(IRQC) 222 シリアルインタフェース(SIO) 223 音源ボード 224 スピーカー 225 マイク 301 電源スイッチ 302 カートリッジ交換スイッチ 303 リセットスイッチ 304 LED 305 エラーLED 306 商用電源 307 ACアダプタ 308 直流5ボルト 309 直流24ボルト 310 電源スイッチの操作をMPUへ伝達する信号
線 312 アドレスバスおよびデータバス 313 割り込み信号 314 プリンタ制御ゲートアレー 315 RAM 316 ROM 317 MPU 318 ステップモータの制御を行う信号を伝達する
信号線 319 キャリッジモータ 320 フイードモータ 321 ヘッドの制御及びIDの読み出しを行う制御
線 322 インクカートリッジ 323 インタフェースコントロール信号線 324 データバス 325 アナログスイッチ 326 セントロニクスインタフェースからの信号線 327 インタフェースコントローラ 328 セントロニクスインタフェースからの信号線 329 セントロニクスコネクタ 330 信号線 331 フラッシュメモリ 334 USB Aタイプコネクタ 335 USB Bタイプコネクタ 336 USB Aタイプコネクタ用信号線 327 USB Bタイプコネクタ用信号線 338 USB MPU 339 マイク 340 スピーカー 401 プリンタタドライバ 402 USBポートモニタ 403 USBポートドライバ 404 USB共通ドライバ 405 USBプリンタ装置 406 音声認識プログラム 407 音声合成プログラム 408 音声認識データベース 409 音声合成データベース 410 音源制御プログラム 411 音源ボード 412 マイク 413 スピー力 701 エージェントキャラクタ 702 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 703 選択可能なプリントデータ表示用ダイアログ
ボックス 801 エージェントキャラクタ 802 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 803 印刷用紙表示用ダイアログボックス 901 エージェントキャラクタ 902 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 903 プリンタカートリッジ表示用ダイアログボッ
クス 1001 エージェントキャラクタ 1002 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1003 選択済みプリントパラメータ表示用ダイア
ログボックス 1101 エージェントキャラクタ 1102 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1103 印刷エラー通知用ダイアログボックス 1701 エージェントキャラクタ 1702 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1703 選択済みプリントパラメータ表示用ダイア
ログボックス 1801 エージェントキャラクタ 1802 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1803 選択済みプリントパラメータ表示用ダイア
ログボックス 1901 エージェントキャラクタ 1902 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1903 選択済みプリントパラメータ表示用ダイア
ログボックス 2001 パラメータ一括コマンド 2002 パラメータ一括設定指示部 2003 プリントデータ選択指示部 2004 印刷用紙選択指示部 2005 プリンタカートリッジ選択指示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 13/00 G10L 3/00 R 15/00 S 15/08 551P 15/10 531W 15/28 21/06 (72)発明者 巻田 勝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 井上 大輔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AQ05 CQ02 CQ32 CQ41 5B021 AA01 BB01 NN00 QQ02 QQ07 5D015 KK01 5D045 AB01 AB30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により各種パラメータの選択項目をユーザーに通知
    する手段を備えたこと特徴とした印刷制御方法。
  2. 【請求項2】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声によりユーザーが各種パラメータを設定する手段を
    備えたことを特徴とした印刷制御方法。
  3. 【請求項3】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷エラーの発生をユーザーに通知する手段
    を備えたことを特徴とした印刷制御方法。
  4. 【請求項4】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷エラーの復帰方法を通知する手段を備え
    たことを特徴とした印刷制御方法。
  5. 【請求項5】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷エラーを復帰させる手段を備えたことを
    特徴とした印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷に関する各種パラメータの設定を一括し
    て行う手段を備えたことを特徴とした印刷制御手段。
  7. 【請求項7】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声による印刷に関する各種パラメータの設定する方法
    として、一括設定と個別設定を切り替える手段を備えた
    ことを特徴とした印刷制御手段。
  8. 【請求項8】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷に関する各種パラメータの設定を一括し
    て行う場合に、個別パラメータの設定エラーを検出する
    手段を備えたことを特徴とする印刷制御手段。
  9. 【請求項9】 音声認識処理機能、および、音声合成処
    理機能を備えた、情報処理装置、および、プリンタ装置
    により構成されている印刷システムにおいて、 音声により印刷に関する各種パラメータの設定を一括し
    て行う場合に、エラーが検出された個別パラメータを再
    設定する手段を備えたことを特徴とする印刷制御手段。
JP2001262317A 2001-08-30 2001-08-30 印刷システムおける印刷制御方法 Pending JP2003076538A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262317A JP2003076538A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 印刷システムおける印刷制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001262317A JP2003076538A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 印刷システムおける印刷制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003076538A true JP2003076538A (ja) 2003-03-14

Family

ID=19089230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001262317A Pending JP2003076538A (ja) 2001-08-30 2001-08-30 印刷システムおける印刷制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003076538A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190076568A (ko) * 2017-12-22 2019-07-02 삼성전자주식회사 어플리케이션 실행 방법 및 이를 위한 장치
KR20190142223A (ko) * 2018-06-15 2019-12-26 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 시스템, 제어 방법, 및 서버
JP2020119035A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 キヤノン株式会社 音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラム。
US10878193B2 (en) 2018-05-01 2020-12-29 Kyocera Document Solutions Inc. Mobile device capable of providing maintenance information to solve an issue occurred in an image forming apparatus, non-transitory computer readable recording medium that records an information processing program executable by the mobile device, and information processing system including the mobile device
CN115811576A (zh) * 2018-09-04 2023-03-17 佳能株式会社 带交互代理功能的图像形成系统及其控制方法和存储介质

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190076568A (ko) * 2017-12-22 2019-07-02 삼성전자주식회사 어플리케이션 실행 방법 및 이를 위한 장치
KR102532300B1 (ko) 2017-12-22 2023-05-15 삼성전자주식회사 어플리케이션 실행 방법 및 이를 위한 장치
US10878193B2 (en) 2018-05-01 2020-12-29 Kyocera Document Solutions Inc. Mobile device capable of providing maintenance information to solve an issue occurred in an image forming apparatus, non-transitory computer readable recording medium that records an information processing program executable by the mobile device, and information processing system including the mobile device
KR20190142223A (ko) * 2018-06-15 2019-12-26 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 시스템, 제어 방법, 및 서버
KR102533074B1 (ko) 2018-06-15 2023-05-16 캐논 가부시끼가이샤 인쇄 시스템, 제어 방법, 및 서버
CN115811576A (zh) * 2018-09-04 2023-03-17 佳能株式会社 带交互代理功能的图像形成系统及其控制方法和存储介质
JP2020119035A (ja) * 2019-01-18 2020-08-06 キヤノン株式会社 音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラム。
JP7352355B2 (ja) 2019-01-18 2023-09-28 キヤノン株式会社 音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2768727B2 (ja) 報告書作成装置および方法
JP2001014134A (ja) ネットワークシステム、ネットワークシステムにおけるサーバ及び装置
JP2006330576A (ja) 機器操作システム、音声認識装置、電子機器、情報処理装置、プログラム、及び記録媒体
US11327697B2 (en) Information processing apparatus and startup method for input-output device
JP2021082871A (ja) 音声制御システム、音声制御方法、画像処理装置、音声制御装置及びプログラム
KR101756836B1 (ko) 음성데이터를 이용한 문서생성 방법 및 시스템과, 이를 구비한 화상형성장치
JP5343652B2 (ja) 操作画面制御装置、画像形成装置、およびコンピュータプログラム
JP2003076538A (ja) 印刷システムおける印刷制御方法
WO2005045804A1 (en) Information processing apparatus, information processing method and recording medium, and program
JP2003058360A (ja) 印刷システムにおける音声ガイダンス方法および情報処理装置
JP2002342049A (ja) 音声対応印刷処理システムおよびその制御方法、並びに記録媒体、コンピュータプログラム
KR20200140740A (ko) 정보 처리 시스템, 정보 처리장치, 및 정보 처리방법
US11838460B2 (en) Information processing system, information processing apparatus, and information processing method
JP7206827B2 (ja) システム、画像形成装置、方法およびプログラム
JP2003015853A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、記憶媒体
JP2002202867A (ja) 記録システム及び記録システム用プリンタドライバ
JP2003076537A (ja) 印刷システムにおける印刷制御方法
JP2004178091A (ja) 情報処理システム
JP2002351653A (ja) 音声処理装置、および、音声処理方法
JP2022190943A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2004178093A (ja) 情報処理システム
JP7483487B2 (ja) 画像形成システム、画像形成システムの制御方法、及びプログラム
US11700338B2 (en) Information processing system that receives audio operations on multifunction peripheral, as well as image processing apparatus and control method therefor
US20040122655A1 (en) Natural language input apparatus and storage medium which stores natural input program therein
JP2004178092A (ja) 情報処理システム