JP2002202867A - 記録システム及び記録システム用プリンタドライバ - Google Patents

記録システム及び記録システム用プリンタドライバ

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JP2002202867A
JP2002202867A JP2000401335A JP2000401335A JP2002202867A JP 2002202867 A JP2002202867 A JP 2002202867A JP 2000401335 A JP2000401335 A JP 2000401335A JP 2000401335 A JP2000401335 A JP 2000401335A JP 2002202867 A JP2002202867 A JP 2002202867A
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voice
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printer driver
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JP2000401335A
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Naoki Shimada
直樹 島田
Takahiro Atsuizumi
隆広 温泉
Daisuke Inoue
大輔 井上
Masaru Makita
勝 巻田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタの状態を音声で通知する際に,ユー
ザーが音声に飽きないようにする。 【解決手段】 音声データベースの使用開始日から所定
日数経過したとき,現在使用中の音声データベースとは
異なるデータベースを使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、プ
リンタ装置及びプリンタドライバを備える記録システム
御飛び前記記録システム用プリンタドライバに関するも
のである。
【0002】
【背景技術】情報処理装置およびプリンタ装置により構
成される印刷システムにおいて特定の原稿を印刷する場
合、ユーザーは印刷の制御を行うために、印刷に関連す
る各種パラメータの設定、たとえば、印刷モードの設
定、印刷用紙の設定、プリンタカートリッジの設定をお
こなう必要がある。
【0003】従来、これらのパラメータを設定するため
に、ユーザーは、プリンタドライバが画面に表示したグ
ラフィック、および、文字メッセージを読んで選択項目
を確認し、キーボード、マウス等の入力デバイスを用い
て特定の項目を選択し、各種パラメータを設定してい
た。しかしながら、上記では、印刷に関する各種パラメ
ータの設定に際し、画面に表示されるグラフィックに従
い、キーボード、および、マウスを使って特定のパラメ
ータを設定するという、一連の操作手順を、ユーザーが
学習する必要があり、キーボード、および、マウスを使
用したことがない、初心者ユーザーには、大変使いづら
かった。
【0004】また、上記では、ユーザーは、目で見て、
手でキーボード、および、マウスを操作しなければいけ
ないため、視覚障害者、および、身体障害者が使用する
ことができないこともあった。
【0005】そこで、音声により、各種パラメータの選
択項目をユーザーに通知するとともに、音声によりユー
ザーが各種パラメータを設定することが可能な印刷制御
方法を提供使用とすることが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで音声による会話
形式のユーザーインターフェースと、マウス、KBなどの
デバイスと、それらが提供するユーザ―インターフェー
スの特徴を比較した場合、あきらかに音声によるインタ
ーフェースが、より人間に対して訴求力があるのは明白
である。しかしながら、訴求力があるが故に、長期にわ
たって使用し続けることにより、情報処理装置によって
合成される音声に対して、ユーザーが「飽きてしまう」
と言う問題点が考えられる。
【0007】また、プリンタドライバに実装されている
機能を拡張して新しいプリンタドライバなどを実装した
場合、以前のプリンタドライバ向けに作成されていた音
声データを記録しているデータベースは、新しいドライ
バに対応すべく、音声データのデータベースを更新しな
ければならない。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、音声によりプリンタの状態を通知
する際に、使用する音声データデータベースを、適宜切
り替えることにより、ユーザーが音声自体に飽きること
を防ぐと共に、プリンタドライバの新規機能に柔軟に対
応することを可能とするシステムを提供することであ
る。
【0009】上記目的を達成する本発明は,情報処理装
置と前記情報処理装置に接続されたプリンタ装置および
前記情報処理装置上で実行され前記プリンタ装置を制御
するプリンタドライバとを備える記録システムであっ
て、前記プリンタドライバの制御を音声合成及び音声認
識システムを用いて行う手段を備え、前記音声合成に用
いるデータベースを、前記情報処理装置に複数記憶して
いることを特徴とする記録システムである。
【0010】また、本発明により、情報処理装置と前記
情報処理装置に接続されたプリンタ装置および前記情報
処理装置上で実行され前記プリンタ装置を制御するプリ
ンタドライバとを備える記録システムで用いられる前記
プリンタドライバであって、前記プリンタドライバによ
る制御は音声合成及び音声認識システムを用いて行わ
れ、前記音声合成に用いるデータベースは、前記情報処
理装置に複数記憶されていることを特徴とするプリンタ
ドライバが提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明による、シリアル
プリンタをホストコンピュータに接続した情報処理シス
テムの実施形態の特徴を表す外観図である。
【0012】101はホストコンピュータ(情報処理装
置)、102はプリンタ装置である。本発明の実施の形態
では、システムを構成する各機器はUSB(ユニバーサル
・シリアル・バス)ケーブルにより接続されているが、
その接続形態にはIEEE1284インタフェースなどを使用し
てもよく、USBに限られない。なお、USBの規格やIEEE12
84規格などについては、本発明とは直接的な関係がない
ので、詳細な説明は省略する。
【0013】図2は、本実施の形態におけるホストコン
ピュータ101の内部構成を示すブロック図である。
【0014】駆動源として、ACアダプタ(定格電圧20
〔V〕、54〔W〕)201とニッケル水素2次電池(定格電圧
12〔V〕、2700〔mA/h〕)202が有る。内蔵している
機能としては、電源ユニット203、Power Management
IC204、CPU205、BIOS206、LCD207、ビデオコントローラ
(VGAC)208、ビデオメモリ(VRAM)209、ハード・ディ
スク・ドライブ(HDD)210、ハード・ディスク・コント
ローラ(HDC)211、DMAコントローラ(DMAC)212、ポー
ト(PORT)213、浮動小数点プロセッサ(FPU)214、リ
アルタイムクロック(RTC)215、キーボードコントロー
ラ(KBC)216、キーボード217、システムメインメモリ2
18、フロッピー(登録商標)・ディスク・コントローラ
(FDC)219、フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD)2
20、割り込みコントローラ(IRQC)221、シリアルイン
タフェース(SIO)222などが有る。USB I/Fはポート5
13に内包されているUSBポートを介して提供される。図3
の223は、音源ボードであり、224のスピーカー、225の
マイクが接続されている。
【0015】以上、本実施例におけるホストコンピュー
タの構成について説明したが、他の実施例においては、
ホストコンピュータの構成は、本実施例とは異なってい
てもよい。
【0016】図3は、本発明を実施した図1のプリンタ10
1のブロック図である。
【0017】図3の301は電源スイッチ、302はカートリ
ッジ交換スイッチ、303はリセットスイッチである。
【0018】図3の304は電源投入時に緑色に点灯するLE
Dであり305はエラー発生時にオレンジ色に点灯するLED
である。このLEDは単体で緑色とオレンジ色の2色に点灯
する事が可能である。
【0019】図3の310は図4の301の電源スイッチの操作
を図4の317であるMPUへ伝達する信号線である。この信
号線は図4の313の割り込み信号として図4の317であるMP
Uに伝達されるため、317のMPUにおいて、優先的に処理
される。
【0020】図3の312は図4の314であるプリンタ制御ゲ
ートアレー、317のMPU、316のROMを接続するアドレスバ
スとデータバスである。316のROMはMPUの動作、処理を
記述したプログラムが記録されている。
【0021】図3の314はプリンタ制御ゲートアレーであ
り、スイッチ、LED、インタフェース、メモリなどの制
御機能を有する。また、339のマイク、340のスピーカー
の管理などもこのプリンタ制御ゲートアレーが管理す
る。
【0022】図3の315は図3の317であるMPUが処理を行
う場合にデータ等を一時的に記憶する記憶領域を提供す
るRAMである。
【0023】図3の318は図4の319及び320であるステッ
プモータの制御を行う信号を伝達する信号線である。31
9はインクカートリッジの支持体であるキャリッジを移
動させるキャリッジモータである。320は印刷用紙をフ
ィードするフィードモータである。
【0024】図3の322はインクカートリッジである。こ
のインクカートリッジは、インク自体とそれを吐出する
ヘッドが一体となった構造である。またインクカートリ
ッジ自体の種別を示すIDも記録している。
【0025】図3の321は、322のインクカートリッジに
あるヘッドの制御及びIDの読み出しを行う制御線であ
る。
【0026】図3の306は一般の家庭に提供されている商
用電源である。
【0027】図3の307はこの商用電源を図3の308である
直流5ボルトと309の直流24ボルトへ変換するACアダプタ
である。308は317のMPU等の電子部品が動作するために
使用され、24ボルトは319等のモータ及び322のインクカ
ートリッジにあるヘッドを駆動するために使用される。
【0028】図3の323は327のインタフェースコントロ
ーラと314のプリンタ制御ゲートアレーとを接続するイ
ンタフェースコントロール信号である。これはインタフ
ェースの動作モードを314のプリンタ制御ゲートアレー
が検出するために用いられる。
【0029】図3の324はインタフェースゲートアレーで
ある327がPCから受信したデータを314へ送るデータバス
である。この327インタフェースコントローラは、329の
セントロニクスコネクタからのデータと338のUSB MPU
からのデータの切り替えを行うものである。この切り替
えは325のアナログスイッチで行う。327インタフェース
コントローラは常に338USB MPUからのデータを優先す
るように設計されている。即ちセントロニクスインター
フェースである329と335のUSB Bタイプコネクタの両方
に印刷データが送られてきた場合には、常にUSB側を優
先し、セントロニクス側からのデータは受信しない。こ
の切り替えは、326のセントロニクスインターフェース
からの信号線と330の信号線のステータスを用いて行わ
れる。
【0030】図3の328はセントロニクスインターフェー
スからのデータ信号である331は338のUSBインタフェー
スを制御するUSB MPUのプログラムが記憶されているフ
ラッシュメモリである。USBにはAタイプとBタイプのコ
ネクタがあり、PCもしくは上流の機器には335 Bタイプ
コネクタが接続される。また下流の機器には334 Aタイ
プのコネクタから接続される。336と337はそれぞれ334
のAタイプコネクタと335のBタイプコネクタへの信号線
である。
【0031】以上、本実施例におけるプリンタ装置の構
成について説明したが、他の実施例においては、プリン
タ装置の構成は、本実施例とは異なっていてもよい。
【0032】次に、上記構成のホストコンピュータとプ
リンタ装置を接続した情報処理装置における音声を用い
た印刷制御方法について説明する。
【0033】図4は、上記構成のホストコンピュータと
プリンタ装置を接続した情報処理装置における音声を用
いた印刷制御に関連する、ソフトウェアの構成をあらわ
したブロック図である。
【0034】図4の400はアプリケーションプログラムで
あり、印刷原稿を作成し、印刷処理を開始することをプ
リンタドライバ401に通知し、印刷原稿の画像データを
プリンタドライバに転送する。
【0035】図4の401は、プリンタドライバであり、特
定のプリンタ装置を制御して特定のアプリケーションソ
フトウェアが生成した画像データをプリント(印刷)す
る機能をもったデバイスドライバソフトウェアである。
【0036】図4の402は、USBポートモニタであり、プ
リンタドライバが、プリンタ装置を制御するために使用
するアプリケーション・プログラミング・インタフェー
ス(API)を提供している。APIとして、特定のUSBポー
トのオープン命令、特定のUSBポートのクローズ命令、
特定のUSBポートへのデータ書き込み命令、特定のUSBポ
ートからのデータ読み込み命令などのUSBポート制御命
令が用意されている。プリンタドライバ409がAPIをコー
ルすると、USBポートモニタ402はコールされたAPIの命
令を解釈した後、APIの命令を変換して後述するUSBポー
トドライバ403に引き渡す。
【0037】図4の403はUSBポートドライバであり、USB
ポートモニタ402から受け取った制御命令を解釈した
後、さらに命令を変換して後述するUSB共通ドライバ404
に引き渡す。
【0038】図4の404はUSB共通ドライバであり、USBポ
ートドライバから受け取った制御命令に応じて、ホスト
コンピュータ101のUSBポートを直接制御しUSBプリンタ
装置405とデータの送受信を行う。
【0039】図4の406は音声認識プログラムであり、音
源制御プログラム410から受け取った音声データを音声
認識データベース408を用いて解析する。音声認識デー
タベース408は、音声情報処理に必要となる情報を登録
してあるデータベースである。このデータベースは複数
用意すること及び、後からユーザーが登録することも可
能である。
【0040】たとえは、音声認識プログラム406は、受
け取った音声データと一対一に対応する、音声認識デー
タベース408に登録されている文字列データを抽出し、
その文字列データをプリンタドライバ401に転送する処
理をおこなう。
【0041】図4の407は音声合成プログラムであり、ス
ピーカー413に出力すべき音声データを音声合成データ
ベース409を用いて作成する。音声合成データベース409
は、印刷に関する情報、プリンタ本体の情報などが、音
声データとして登録してあるデータベースである。この
データベースは複数用意することも、後からユーザーが
登録することも可能である。
【0042】図4の410は音源制御プログラムであり、音
源ボード411を制御してマイクから入力された音声デー
タを取り込み、適切な入力デジタルデータに変換した
後、後述する音声認識プログラム406に引き渡す。ま
た、音源制御プログラムは、音声合成プログラム407に
より生成された音声データを、適切な音声データに変換
した後、音源ボード411を制御してスピーカー413から出
力する。
【0043】図4の411は音源ボードであり、412のマイ
クから入力された音声データを記録し、音源制御プログ
ラム410に引き渡す。また音源ボード411は、音源制御プ
ログラム410から受け取った音声データをスピーカー413
に出力する。
【0044】上記各ソフトウェアプログラムはホストコ
ンピュータ101のシステムメインメモリ218に展開されCP
U205により実行処理される。
【0045】以上、本実施例におけるソフトウェアの構
成について説明したが、他の実施例においては、音声認
識処理、および、音声合成処理、および、印刷処理が可
能な構成であれば、ソフトウェアの構成は、本実施例と
は異なっていてもよい。
【0046】次に、図5を用いて、上記構成のホストコ
ンピュータとプリンタ装置を接続した情報処理装置にお
ける音声認識の方法について説明する。
【0047】図5は、音声認識処理の手順を示したフロ
ーチャートである。
【0048】特定のソフトウェアが音声コマンドおよび
データの入力を要求する場合、図5中、ステップ501にお
いて音源制御プログラムは音源ボードを制御しマイクを
使用可能状態にし、ユーザーがマイクに向かって話した
言葉を音声データとして取り込む。そして、ステップ50
2において、取り込んだ音声データを音声認識プログラ
ムに転送する。
【0049】すると、ステップ503において音声認識プ
ログラムは、音声モデル、および、認識文法を用いて音
声データを分析し、その後、ステップ504において音声
データベース、および、言語知識データベースを参照し
て、音声データに適合する言語を探索する。
【0050】そして、ステップ505において音声認識プ
ログラムは、音声認識を要求したソフトウェアに音声認
識の結果を通知する。
【0051】次に、図6を用いて、上記構成のホストコ
ンピュータとプリンタ装置を接続した情報処理装置にお
ける音声合成の方法について説明する。図6は、音声合
成処理の手順を示したフローチャートである。特定のソ
フトウェアが音声合成を要求する場合、図6中、ステッ
プ601においてソフトウェアはテキストデータを音声合
成プログラムに転送する。
【0052】次に、ステップ602において、音声合成プ
ログラムは、言語解析用辞書を用いて転送されたテキス
トデータを解析し、テキストデータに対して、句関係、
読み、アクセントなどの言語情報を付加する言語処理を
行う。そして、ステップ603において音声合成プログラ
ムは、音声素片辞書、および、プロソディパラメータを
用いて転送されたテキストデータに対応する音声波形デ
ータを生成し、その後、ステップ604において、生成し
た音声波形データを音源制御プログラムに転送する。
【0053】次に、ステップ605において、音源制御プ
ログラムは音源ボードを制御しスピーカーを使用可能な
状態にして、転送された音声波形データをスピーカーに
転送し、合成音をスピーカーから出力させる。
【0054】以上、図6を用いて、本実施例における音
声認識方法、および、音声合成方法について説明した
が、他の実施例においては、本実施例とは異なる方法に
より、音声認識、および、音声合成を行ってもよい。
【0055】次に、図7、図8、図9、図10、図11、図1
2、図13、図14、図15、図16を用いて、上記構成のホス
トコンピュータとプリンタ装置を接続した情報処理装置
における原稿印刷の方法について説明する。
【0056】始めに、各図の説明をする。
【0057】図7は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、プリントデータ選択要求用プリンタド
ライバ画面1である。同図において、701はエージェント
キャラクタで、音声メッセージと同期して動作する3Dの
グラフックアニメーションにより実現されている。702
はエージェントキャラクタに付随する音声メッセージテ
キスト表示用のバルーンである。本実施例では、プリン
トデータ選択要求音声メッセージがテキストで表示され
ている。703は選択可能なプリントデータ表示用ダイア
ログボックスである。本実施例では、選択可能なプリン
トデータとして1.Photo、および、2.Chart、および、3.
Composite、および、4.Textの4種類が用意されている。
【0058】図7において、選択可能なプリントデータ
の通知は、音声、および、グラフィックにより行われ、
プリントデータの選択は、音声、および、マウスによる
クリック動作、および、キーボードによるキー入力によ
り行うことが可能となっている。
【0059】図8は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、印刷用紙選択要求用プリンタドライバ
画面2である。同図において、801はエージェントキャラ
クタで、音声メッセージと同期して動作する3Dのグラフ
ックアニメーションにより実現されている。802はエー
ジェントキャラクタに付随する音声メッセージテキスト
表示用のバルーンである。本実施例では、用紙選択要求
音声メッセージがテキストで表示されている。803は選
択可能な印刷用紙表示用ダイアログボックスである。本
実施例では、選択可能な印刷用紙として1.Glossy Photo
Paper、および、2.High Resolution Paper、および、
3.Other、の3種類が用意されている。
【0060】図8において、選択可能な印刷用紙の通知
は、音声、および、グラフィックにより行われ、印刷用
紙の選択は、音声、および、マウスによるクリック動
作、および、キーボードによるキー入力により行うこと
が可能となっている。
【0061】図9は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、プリンタカートリッジ選択要求用プリ
ンタドライバ画面3である。同図において、901はエージ
ェントキャラクタで、音声メッセージと同期して動作す
る3Dのグラフックアニメーションにより実現されてい
る。902はエージェントキャラクタに付随する音声メッ
セージテキスト表示用のバルーンである。本実施例で
は、プリンタカートリッジ選択要求音声メッセージがテ
キストで表示されている。903は選択可能なプリンタカ
ートリッジ表示用ダイアログボックスである。本実施例
では、選択可能なプリンタカートリッジとして1.Photo/
Color(BC-32/BC-31)、および、2.Black/Color(BC-30/BC
-31)、の2種類が用意されている。
【0062】図9において、選択可能なプリンタカート
リッジの通知は、音声、および、グラフィックにより行
われ、プリンタカートリッジの選択は、音声、および、
マウスによるクリック動作、および、キーボードによる
キー入力により行うことが可能となっている。
【0063】図10は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、プリントパラメータ確認要求用プリン
タドライバ画面4である。同図において、1001はエージ
ェントキャラクタで、音声メッセージと同期して動作す
る3Dのグラフックアニメーションにより実現されてい
る。1002はエージェントキャラクタに付随する音声メッ
セージテキスト表示用のバルーンである。本実施例で
は、プリントパラメータ確認要求音声メッセージがテキ
ストで表示されている。1003は確認要求用の選択済みプ
リントパラメータ表示用ダイアログボックスである。本
実施例では、確認要求されるプリントパラメータとして
1.プリントデータの種類、および、2.印刷用紙の種類、
および、3.プリンタカートリッジの種類、の3項目が用
意されている。
【0064】図10において、確認要求項目の通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、確認通知は、
音声、および、マウスによるクリック動作、および、キ
ーボードによるキー入力により行うことが可能となって
いる。
【0065】図11は、プリンタドライバがディスプレイ
装置に表示する、印刷エラー通知用プリンタドライバ画
面である。同図において、1101はエージェントキャラク
タで、音声メッセージと同期して動作する3Dのグラフッ
クアニメーションにより実現されている。1102はエージ
ェントキャラクタに付随する音声メッセージテキスト表
示用のバルーンである。本実施例では、紙詰まりエラー
通知音声メッセージがテキストで表示されている。1103
は印刷エラー通知用ダイアログボックスである。
【0066】図11において、印刷エラーの通知は、音
声、および、グラフィックにより行われ、エラー復帰指
示は、音声、および、マウスによるクリック動作、およ
び、キーボードによるキー入力により行うことが可能と
なっている。
【0067】図12、図13、図14、図15、図16は原稿印刷
の処理の流れを示したフローチャートである。
【0068】上記構成のホストコンピュータとプリンタ
装置を接続した情報処理装置においてユーザーが特定の
アプリケーションを用いて原稿を印刷する場合、図12
中、ステップ1201において、ユーザーは特定のアプリケ
ーションのコマンドメニューの中から“印刷“コマンド
を選択する。
【0069】すると、ステップ1202において、プリンタ
ドライバが起動され、プリントデータ選択要求用プリン
タドライバ画面1をディスプレイ装置に表示する。次に
ステップ1203でプリンタドライバは、任意の音声通知メ
ッセージデータベースを参照してプリントデータ選択要
求メッセージ情報を読み込む。そして、ステップ1204に
おいて、読み込んだプリントデータ選択要求メッセージ
情報を音声合成プログラムに転送し、音声プリントデー
タ選択要求メッセージを音声合成させる。次に、ステッ
プ1205で音声合成プログラムは、合成した音声メッセー
ジをスピーカーから出力する。
【0070】ユーザーは、スピーカから出力された音声
メッセージ、および、ディスプレイに表示されているプ
リンタドライバ画面1のグラフィック情報およびテキス
ト情報を参照し、選択すべきプリントデータの種類を決
定する。
【0071】そして、ステップ1206において、ユーザー
はプリントデータ選択音声コマンドをマイクに向かって
話す。すると、ステップ1207において、音声認識プログ
ラムがマイクから入力された音声コマンドを音声認識
し、プリンタドライバに音声コマンドが入力されたこと
を通知するとともに、入力された音声コマンドに関連す
る情報を転送する。
【0072】次にステップ1208においてプリンタドライ
バは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ステッ
プ1209において、ステップ1206で入力された音声コマン
ドが、プリントデータ選択要求に対し、有効な音声コマ
ンドかどうか判断する。
【0073】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1210に進みプリンタドライバ
は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合成
プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセー
ジを音声合成させる。そして、処理は、ステップ1205に
戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッセージ
をスピーカーから出力し、その後、次の音声コマンドが
マイクから入力されるのを待つ。
【0074】一方、ステップ1209において音声コマンド
が有効なコマンドであった場合、処理はステップ1211に
進み、ステップ1206で入力された音声コマンドに従い、
プリントデータ選択処理を実行し、その後、プリントデ
ータ選択処理を終了させる。
【0075】プリントデータ選択処理が終了すると、次
に、印刷用紙選択処理が開始される。
【0076】ステップ1301において、プリンタドライバ
は、印刷用紙選択要求用プリンタドライバ画面2をディ
スプレイ装置に表示する。次にステップ1302でプリンタ
ドライバは、任意の音声通知メッセージデータベースを
参照して印刷用紙選択要求用メッセージ情報を読み込
む。そして、ステップ1303において、読み込んだ印刷用
紙選択要求用メッセージ情報を音声合成プログラムに転
送し、音声印刷用紙要求用メッセージを音声合成させ
る。次に、ステップ1304で音声合成プログラムは、合成
した音声メッセージをスピーカーから出力する。
【0077】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面2のグラフィックス情報およびテ
キスト情報を参照し、選択すべき印刷用紙の種類を決定
する。
【0078】そして、ステップ1305において、ユーザー
は印刷用紙選択音声コマンドをマイクに向かって話す。
すると、ステップ1306において、音声認識プログラムが
マイクから入力された音声コマンドを音声認識し、プリ
ンタドライバに音声コマンドが入力されたことを通知す
るとともに、入力された音声コマンドに関連する情報を
転送する。次にステップ1307においてプリンタドライバ
は、音声認識コマンドデータベースを参照し、ステップ
1308において、ステップ1305で入力された音声コマンド
が印刷用紙選択要求に対し、有効な音声コマンドかどう
か判断する。ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1309に進みプリンタドライバ
は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合成
プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセー
ジを音声合成させる。そして処理は、ステップ1304に戻
り、音声合成プログラムは、合成した音声メッセージを
スピーカーから出力し、その後、次の音声コマンドがマ
イクから入力されるのを待つ。
【0079】一方、ステップ1308において音声コマンド
が有効なコマンドであった場合、処理はステップ1310に
進み、ステップ1305で入力された音声コマンドに従い、
印刷用紙選択処理を実行し、その後、印刷用紙選択処理
を終了させる。
【0080】印刷用紙選択処理が終了すると、次に、プ
リンタカートリッジ選択処理が開始される。ステップ14
01において、プリンタドライバは、プリンタカートリッ
ジ選択要求用プリンタドライバ画面3をディスプレイ装
置に表示する。次にステップ1402でプリンタドライバ
は、任意の音声通知メッセージデータ-ベースを参照し
てプリンタカートリッジ選択要求メッセージ情報を読み
込む。そして、ステップ1403において、読み込んだプリ
ンタカートリッジ選択要求メッセージ情報を音声合成プ
ログラムに転送し、音声プリンタカートリッジ選択要求
メッセージを音声合成させる。次に、ステップ1404で音
声合成プログラムは、合成した音声メッセージをスピー
カーから出力する。
【0081】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、およびディスプレイに表示されているプ
リンタドライバ画面3のグラフィックス情報およびテキ
スト情報を参照し、選択すべきプリンタカートリッジの
種類を決定する。
【0082】そして、ステップ1405において、ユーザー
はプリンタカートリッジ選択音声コマンドをマイクに向
かって話す。すると、ステップ1406において、音声認識
プログラムがマイクから入力された音声コマンドを音声
認識し、プリンタドライバに音声コマンドが入力された
ことを通知するとともに、入力された音声コマンドに関
連する情報を転送する。
【0083】次にステップ1407においてプリンタドライ
バは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ステッ
プ1408において、ステップ1405で入力された音声コマン
ドが、プリンタカートリッジ選択要求に対して、有効な
音声コマンドかどうか判断する。
【0084】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1409に進みプリンタドライバ
は、コマンドエラー音声通知メッセージを音声合成させ
る。そして、処理はステップ1404に戻り、音声合成プロ
グラムは、合成した音声メッセージをスピーカーから出
力し、その後、次の音声コマンドがマイクから入力され
るのを待つ。
【0085】一方、ステップ1408において音声コマンド
が有効なコマンドであった場合、処理はステップ1410に
進み、ステップ1405で入力された音声コマンドに従い、
プリンタカートリッジ選択処理を実行し、その後、プリ
ンタカートリッジ選択処理を終了させる。プリンタカー
トリッジ選択処理が終了すると、次に、プリントパラメ
ータ確認処理が開始される。
【0086】ステップ1501において、プリンタドライバ
は、プリントパラメータ確認要求用プリンタドライバ画
面4をディスプレイ装置に表示する。次にステップ1502
でプリンタドライバは、任意の音声通知メッセージデー
タベースを参照してプリントパラメータ確認要求メッセ
ージ情報を読み込む。そしてステップ1503において、読
み込んだプリントパラメータ確認要求メッセージ情報を
音声合成プログラムに転送し、音声プリントパラメータ
確認要求メッセージを音声合成させる。次に、ステップ
1504で音声合成プログラムは、合成した音声メッセージ
をスピーカーから出力する。
【0087】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、およびディスプレイに表示されているプ
リンタドライバ画面4のグラフィックス情報およびテキ
スト情報を参照し、プリントパラメータを確認する。
【0088】そして、ステップ1505において、ユーザー
はプリントパラメータ確認コマンドをマイクに向かって
話す。すると、ステップ1506において、音声認識プログ
ラムがマイクから入力された音声コマンドを音声認識
し、プリンタドライバに音声コマンドが入力されたこと
を通知するとともに、入力された音声コマンドに関連す
る情報を転送する。
【0089】次にステップ1507において、プリンタドラ
イバは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ステ
ップ1508において、ステップ1505で入力された音声コマ
ンドが、プリントパラメータ確認要求に対し、有効なコ
マンドかどうか判断する。
【0090】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1509に進みプリンタドライバ
は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合成
プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセー
ジを音声合成させる。そして、処理は、ステップ1504に
戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッセージ
をスピーカーから出力し、その後、次の音声コマンドが
マイクから入力されるのを待つ。
【0091】一方、ステップ1508において音声コマンド
が有効なコマンドであった場合、処理はステップ1510に
進み、ステップ1505で入力された音声コマンドに従い、
プリントパラメータ確認処理を実行する。
【0092】プリントパラメータ確認処理が終了する
と、ステップ1511でプリンタドライバは印刷処理を開始
する。
【0093】すなわち、原稿の画像データをレンダリン
グ処理し印刷データを生成し、その後、生成した印刷デ
ータをプリンタ装置へ送出する。
【0094】この時、プリンタドライバは、図16に示
すステップ1601において、プリンタ装置のステータスを
監視し印刷エラーが発生しているかチェックする。
【0095】ステップ1601において、印刷エラーが発生
していた場合、処理はステップ1602に進み、プリンタド
ライバは、エラー通知用プリンタドライバ画面5を表示
し、ステップ1603で任意の音声通知メッセージデータベ
ースを参照して印刷エラー通知メッセージ情報を読み込
む。そして、ステップ1604において、読み込んだ印刷エ
ラー通知メッセージ情報を音声合成プログラムに転送
し、音声印刷エラー通知メッセージを音声合成させる。
次に、ステップ1605で音声合成プログラムは、合成した
音声メッセージをスピーカーから出力する。
【0096】ユーザーは、スピーカーから出力された音
声メッセージ、および、ディスプレイに表示されている
プリンタドライバ画面5のグラフィック情報およびテキ
スト情報を参照し、プリンタ装置のエラー復帰を実行す
る。
【0097】そして、ステップ1606において、ユーザー
はプリンタドライバに対する印刷エラー復帰用音声コマ
ンドをマイクに向かって話す。すると、ステップ1607に
おいて、音声認識プログラムがマイクから入力された音
声コマンドを音声認識し、プリンタドライバに音声コマ
ンドが入力されたことを通知するとともに、入力された
音声コマンドに関連する情報を転送する。
【0098】次にステップ1608においてプリンタドライ
バは、音声認識コマンドデータベースを参照し、ステッ
プ1609において、ステップ1606で入力された音声コマン
ドが、エラー復帰処理に対し有効な音声コマンドかどう
か判断する。
【0099】ここで、音声コマンドが無効なコマンドで
あれば、処理はステップ1610に進みプリンタドライバ
は、コマンドエラー通知音声メッセージ情報を音声合成
プログラムに転送し、コマンドエラー通知音声メッセー
ジを音声合成させる。そして、処理は、ステップ1605に
戻り、音声合成プログラムは、合成した音声メッセージ
をスピーカーから出力し、その後、次の音声コマンドが
マイクから入力されるのを待つ。
【0100】一方、ステップ1609において音声コマンド
が有効なコマンドであった場合、処理はステップ1611に
進み、ステップ1606で入力された音声コマンドに従い、
印刷処理が再開される。そして、ステップ1611で、プリ
ンタドライバは、印刷データをプリンタ装置に送出す
る。
【0101】また、ステップ1601で印刷エラーが発生し
ていなかった場合、処理はステップ1611に進みプリンタ
ドライバは、印刷データをプリンタ装置に送出する。
【0102】次に処理は、ステップ1612に進み、プリン
タドライバは、プリンタ装置に送出すべき印刷データ
が、まだ残っているかチェックする。ここで、印刷デー
タが残っている場合には、処理は、ステップ1601に戻
り、すべての印刷データがプリンタ装置に送出されるま
で上記処理を繰り返す。
【0103】一方、ステップ1612で、印刷データが残っ
ていない場合、すべての印刷処理は終了する。
【0104】以上、本実施例の情報処理装置における原
稿印刷の方法について説明したが、他の実施例において
は、印刷処理の過程で、音声認識処理、および、音声合
成処理が用いられていれば、本実施例と印刷処理の手順
が異なってもかまわない。続いて、通知する状態の内容
に応じて音声合成に用いる音声データベースの変更方法
について説明を行う。音声データベースの切り替え方法
については、図17を用いて説明を行う。図17(a)の部
分は図16のステップ1603とステップ1604のステップをよ
り詳細に説明するものである。
【0105】図17(a)において、音声データベースの
切り替えは、現在使用されている音声データベースの累
積使用日数が、あるリミットに達した時点で切り替える
方法を説明する。
【0106】ホストコンピュータに記録されている音声
データベースのファイル名はPRTVOICE001.DB、PRTVOICE
002.DB、PRTVOICE003.DB(以下同様)の表記方法を採用
する。PRTVOICEに続く3桁の番号は、音声データベース
番号である。
【0107】ステップ1701にて音制データベースの衣装
開始に関するデータがあるかチェックを行う。存在しな
い場合には音声データベースを使用していない、即ち音
声処理を行っていないため、ステップ1705へ進み処理を
終了する。音声データベースの使用開始日のデータがあ
る場合には、ステップ1702へ進み現在使用中の音声デー
タベースがいつから使用されているかについてのデータ
を取得する。 続いてステップ1703で使用開始日から現
在までの日数を求めて変数Nに入れる。ステップ1704でN
が60日より大きいか、現在使用中の音声データベース
は、既に60日以上経過したかどうかをチェックする。も
し60日以内である場合には、音声データ―ベースを変え
る必要がないので、ステップ1705へ進み、処理を終了す
る。もし既に使用開始してから60日以上経過している場
合には、次の新しい音声データ―ベ―スの使用を開始す
るための処理を実行する。ステップ1706で現在使用中の
音声データベースファイル名称を取得する。続いてステ
ップ1707で該ファイルの音声データベース番号をMに代
入する。ステップ1708で音声データベース番号に1を加
えて、次の音声データベース番号を持った音声データベ
ースファイル名をステップ1710で作成する。続いてステ
ップ1711で、ステップ1710で作成したファイルが、存在
しているか検索を行う。検索を行う範囲はホストコンピ
ュータのローカルな記憶装置である210のHDDだけであ
る。ステップ1712で該当するファイルが発見されたかど
うかを確認する。発見された場合には、ステップ1715へ
進む。発見されなかった場合には、次のファイル検索を
行うために、音声データベース番号を変更する処理を行
う。先ずステップ1713で現在のMの値をチェックする。
上限値である999の場合は、ステップ1714でMの値を0に
初期化する。999ではない場合には、ステップ1708へ戻
り、以下既に説明した処理を繰り返す。
【0108】次に図17(b)で示すステップ1715で発
見されたファイルが現在使用中の音声データベースファ
イルと同一であるか調べる。同一である場合には、音声
データベースファイルが一つしか存在していないことに
なる。そのためステップ1717へ進み、ユーザに対してエ
ラーメッセージを表示し、音声データベースファイルが
一つしかない事を伝える。新しいファイルが存在してい
る場合には、検索されたファイルをステップ1716で音声
合成プログラムに登録する。続いてステップ1718で新し
い音声データベースの使用開始日を記録する。ステップ
1719以降は既に説明した音声合成の方法についての説明
である。ステップ1719は音声合成の元になるテキストデ
ータを音声合成エンジンに送る。ステップ1720でテキス
トデータを解析後、ステップ1721で言語処理を施しで、
ステップ1722で再生される音声波形データを生成する。
この波形データをステップ1723にて音源制御プログラム
に転送して、新しい音声データベースを使用した音声が
再生される。
【0109】以上図17では、使用している音声データベ
ースファイルの使用経過日数に従って、新しい音声デー
タベースファイルへの変更を行う方法について説明し
た。
【0110】図18においては、この印刷システムが使用
されている日付を元にして、使用する音声データベース
を切り替える方法について説明している。まず,図18
(a)のステップ1801で日付を取得する。続いてステッ
プ1802で音声データベース切り替え日かどうかをチェッ
クする。切り替え日は、特定の日にち(複数でも可)を
予め設定しておく。もし切り替え日ではない場合には、
ステップ1817へ進み、音声合成の処理を行う。
【0111】ステップ1802で音声データベース切り替え
日である場合には、音声データベースの切り替え処理を
開始する。
【0112】ステップ1803で現在使用中の音声データベ
ースファイル名称を取得する。続いてステップ1804で該
ファイルの音声データベース番号をMに代入する。ステ
ップ1806で音声データベース番号に1を加えて、次の音
声データベース番号を持った音声データベースファイル
名をステップ1808で作成する。続いてステップ1809で、
ステップ1808で作成したファイルが、存在しているか検
索を行う。検索を行う範囲はホストコンピュータのロー
カルな記憶装置である210のHDDだけである。ステップ18
10で該当するファイルが発見されたかどうかを確認す
る。発見された場合には、図18(b)のステップ1813
へ進む。発見されなかった場合には、次のファイル検索
を行うために、音声データベース番号を変更する処理を
行う。先ずステップ1811で現在のMの値をチェックす
る。上限値である999の場合は、ステップ1812でMの値を
0に初期化する。999ではない場合には、ステップ1806
へ戻り、以下既に説明した処理を繰り返す。
【0113】図18(b)ではステップ1813で発見され
たファイルが現在使用中の音声データベースファイルと
同一であるか調べる。同一である場合には、音声データ
ベースファイルが一つしか存在していないことになる。
そのためステップ1815へ進み、ユーザに対してエラーメ
ッセージを表示し、音声データベースファイルが一つし
かない事を伝える。新しいファイルが存在している場合
には、検索されたファイルをステップ1814で音声合成プ
ログラムに登録する。ステップ1817以降は既に説明した
音声合成の方法についての説明である。ステップ1817は
音声合成の元になるテキストデータを音声合成エンジン
に送る。ステップ1818でテキストデータを解析後、ステ
ップ1819で言語処理を施しで、ステップ1820で再生され
る音声波形データを生成する。この波形データをステッ
プ1821にて音源制御プログラムに転送して、新しい音声
データベースを使用した音声が再生される。以上図18で
は、使用している音声データベースファイルを、特定の
日において別の音声データベースファイルへ変更を行う
方法について説明した。
【0114】図19では、プリンタドライバの機能が拡張
されたために、新しい機能に対応した音声データベース
に切り替える例を説明している。機能が拡張されたプリ
ンタドライバに対応した音声データベースは、プリンタ
ドライバと共に配布され、ホストコンピュータにインス
トールされる。
【0115】先ずステップ1901で現在インストールされ
ているプリンタドライバのバージョンを取得する。ステ
ップ1902で、インストールされているバージョンと同じ
バージョンの音声データベースファイルが音声合成プロ
グラムに登録されているかをチェックする。登録されて
いる場合には、ステップ1906に進み、音声合成処理を行
う。未だ登録されていない場合には、ステップ1903で同
じバージョンの音声合成データベースファイルが存在し
ているか検索を行う。ステップ1904でファイルが発見さ
れたかを判定し、発見されなかった場合には、ステップ
1911でエラーメッセージを表示する。ファイルが発見さ
れた場合には、ステップ1904で発見されたファイルを音
声合成プログラムに登録する。以下ステップ1906からス
テップ1910までは、既に説明を行っているので、省略す
る。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
音声合成を行うためのデータベースを複数記憶すること
により、ユーザーが常に興味を持ちつづけられる操作環
境を提供することが可能である。また、音声データベー
スを切り替える手段を提供することで、プリンタドライ
バの機能変更に対しても、柔軟に対応することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリアルプリンタをホストコンピュータに接続
した情報処理システムの外観図
【図2】ホストコンピュータの内部構成ブロック図
【図3】プリンタ装置の内部構成ブロック図
【図4】ソフトウェアの構成ブロック図
【図5】音声認識処理の手順を示したフローチャート
【図6】音声合成処理の手順を示したフローチャート
【図7】プリントデータ選択要求用プリンタドライバ画
面1
【図8】印刷用紙選択要求用プリンタドライバ画面2
【図9】プリンタカートリッジ選択要求用プリンタドラ
イバ画面3
【図10】プリントパラメータ確認要求用プリンタドラ
イバ画面4
【図11】印刷エラー通知用プリンタドライバ画面5
【図12】原稿印刷の処理の流れを示したフローチャー
【図13】原稿印刷の処理の流れを示したフローチャー
【図14】原稿印刷の処理の流れを示したフローチャー
【図15】原稿印刷の処理の流れを示したフローチャー
【図16】原稿印刷の処理の流れを示したフローチャー
【図17】音声合成用データベース切り替え方を説明し
たフローチャート
【図18】音声合成用データベース切り替え方を説明し
たフローチャート
【図19】音声合成用データベース切り替え方を説明し
たフローチャート
【符号の説明】
101 ホストコンピュータ(情報処理装置) 102 プリンタ装置 201 ACアダプタ(定格電圧20〔V〕、54〔W〕) 202 ニッケル水素2次電池(定格電圧12〔V〕、2700
〔mA/h〕) 203 電源ユニット 204 Power Management IC 205 CPU 206 BIOS 207 LCD 208 ビデオコントローラ(VGAC) 209 ビデオメモリ(VRAM) 210 ハード・ディスク・ドライブ(HDD) 211 ハード・ディスク・コントローラ(HDC) 212 DMAコントローラ(DMAC) 213 ポート(PORT) 214 浮動小数点プロセッサ(FPU) 215 リアルタイムクロック(RTC) 216 キーボードコントローラ(KBC) 217 キーボード 218 システムメインメモリ 219 フロッピー・ディスク・コントローラ(FDC) 220 フロッピー・ディスク・ドライブ(FDD) 221 割り込みコントローラ(IRQC) 222 シリアルインタフェース(SIO) 223 音源ボード 224 スピーカー 225 マイク 301 電源スイッチ 302 カートリッジ交換スイッチ 303 リセットスイッチ 304 LED 305 エラーLED 306 商用電源 307 ACアダプタ 308 直流5ボルト 309 直流24ボルト 310 電源スイッチの操作をMPUへ伝達する信号線 312 アドレスバスおよびデータバス 313 割り込み信号 314 プリンタ制御ゲートアレー 315 RAM 316 ROM 317 MPU 318 ステップモータの制御を行う信号を伝達する信
号線 319 キャリッジモータ 320 フィードモータ 321 ヘッドの制御及びIDの読み出しを行う制御線 322 インクカートリッジ 323 インタフェースコントロール信号線 324 データバス 325 アナログスイッチ 326 セントロニクスインターフェースからの信号線 327 インタフェースコントローラ 328 セントロニクスインターフェースからの信号線 329 セントロニクスコネクタ 330 信号線 331 フラッシュメモリ 334 USB Aタイプコネクタ 335 USB Bタイプコネクタ 336 USB Aタイプコネクタ用信号線 337 USB Bタイプコネクタ用信号線 338 USB MPU 339 マイク 340 スピーカー 401 プリンタタドライバ 402 USBポートモニタ 403 USBポートドライバ 404 USB共通ドライバ 405 USBプリンタ装置 406 音声認識プログラム 407 音声合成プログラム 408 音声認識データベース 409 音声合成データベース 410 音源制御プログラム 411 音源ボード 412 マイク 413 スピーカー 4501 印刷用紙切れを示しているダイアログ 4502 4501と共に表示されるエージェントキャラク
タ 4503 4502のバルーンメッセージ 4601 プリンタステータスを表示するダイアログ 701 エージェントキャラクタ 702 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 703 選択可能なプリントデータ表示用ダイアログボ
ックス 801 エージェントキャラクタ 802 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 803 印刷用紙表示用ダイアログボックス 901 エージェントキャラクタ 902 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 903 プリンタカートリッジ表示用ダイアログボック
ス 1001 エージェントキャラクタ 1002 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1003 選択済みプリントパラメータ表示用ダイアロ
グボックス 1101 エージェントキャラクタ 1102 音声メッセージテキスト表示用のバルーン 1103 印刷エラー通知用ダイアログボックス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/28 (72)発明者 井上 大輔 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 巻田 勝 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AQ05 BB10 HJ08 HK11 HK23 HQ21 5B021 AA02 BB01 BB04 BB10 CC05 QQ07 5D015 AA01 BB02 KK02 5D045 AB01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置と前記情報処理装置に接続
    されたプリンタ装置および前記情報処理装置上で実行さ
    れ前記プリンタ装置を制御するプリンタドライバとを備
    える記録システムであって、 前記プリンタドライバの制御を音声合成及び音声認識シ
    ステムを用いて行う手段を備え、 前記音声合成に用いるデータベースを、前記情報処理装
    置に複数記憶していることを特徴とする記録システム。
  2. 【請求項2】 前記音声合成に用いるデータベースは、
    前記プリンタ装置の使用期間に応じて、データベースが
    切り替えられることを特徴とする請求項1記載の記録シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記プリンタドライバの機能に応じて使
    用するデータベースが切り替えられることを特徴とする
    請求項1または2記載の記録システム。
  4. 【請求項4】 前記プリンタ装置は,熱エネルギーをイ
    ンクに与えて吐出させる熱エネルギー発生体を備えるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の記録
    システム。
  5. 【請求項5】 情報処理装置と前記情報処理装置に接続
    されたプリンタ装置および前記情報処理装置上で実行さ
    れ前記プリンタ装置を制御するプリンタドライバとを備
    える記録システムで用いられる前記プリンタドライバで
    あって、 前記プリンタドライバによる制御は音声合成及び音声認
    識システムを用いて行われ、前記音声合成に用いるデー
    タベースは、前記情報処理装置に複数記憶されているこ
    とを特徴とするプリンタドライバ。
JP2000401335A 2000-12-28 2000-12-28 記録システム及び記録システム用プリンタドライバ Withdrawn JP2002202867A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005049971A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Ricoh Co Ltd 多機能画像形成装置及びドライバ取得方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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