JP7352355B2 - 音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラム - Google Patents

音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、デバイス側で発生したイベントを音声端末により音声で通知する音声制御システム、サーバー、音声端末、方法、及びプログラムに関する。
プリンター等のデバイスが通知するためのシステムが知られている。情報処理装置から送信された印刷ジョブを実行中のプリンターでエラーが発生した場合、情報処理装置の表示部にプリンターの状態を通知するためのトーストが表示される技術が特許文献1に開示されている。
特開2016-170631号公報
ところで、デバイスに関する情報を通知する形態が普及するにつれ、デバイスに関する情報の通知の利便性をより向上させることが要望されている。
本発明はこのような課題を鑑みてなされたものであり、デバイスに関する情報の通知の利便性をより向上させることにある。
上述のような課題を解決するため、本発明では、サーバーと、ネットワークを介して前記サーバーと接続可能な音声端末と、を含む音声制御システムであって、前記音声端末は、デバイスから前記デバイスに関する通知情報を受信したことに基づいて、前記通知情報に対応づけられた音声データを前記サーバーに要求する要求手段を含み、前記サーバーは、前記デバイスを識別可能なデバイス識別情報と、前記音声端末を識別可能な音声端末識別情報とに基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段による判定の結果に基づいて、前記要求に応じて前記通知情報に対応付けられた前記音声データを取得する取得手段と、取得した前記音声データを前記音声端末に送信する送信手段とを含み、前記通知情報は、前記デバイス識別情報と、前記デバイスで発生したイベントを識別可能なイベント識別情報とを含み、前記音声端末はさらに、前記サーバーから送信された前記音声データに基づいて音声出力を行う出力手段と、前記デバイス識別情報及び前記イベント識別情報に基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第2判定手段とを含み、前記要求手段は、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させると判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求し、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させないと判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求しないことを特徴とする。
本発明によれば、デバイスに関する情報の通知の利便性をより向上させることができる。
一実施形態に係るクライアント・サーバー型のネットワークシステムの構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る音声端末のハードウェア構成を示す図である。 一実施形態に係る音声中継サーバーおよびWebアプリケーションサーバーの概略構成を示すブロック図である。 一実施形態に係るプリンターの概略構成を示す図である。 プリンターで発生したイベントを音声端末が音声出力する処理の例を表すシーケンス図である。 通知情報に対応するWebアプリケーションサーバーの問い合わせ先を特定するためのテーブルの例を示す図である。 イベントIDに応答メッセージを対応付けたテーブルの例を示す図である。 プリンターで発生したイベントを音声端末が音声出力する処理の他の例を表すシーケンス図である。 音声端末とプリンターとの関連付け情報テーブルの例を示す図である。 プリンターで発生したイベントを音声端末が音声出力する処理の他の例を表すシーケンス図である。 音声端末、プリンター及びイベント識別情報の関連付け情報テーブルの例を示す図である。 音声端末とプリンターとを関連付ける処理を示すシーケンス図である。 プリンターで発生したイベントの優先度を判定するために用いるテーブルの例を示す図である。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
<第一実施形態>
本実施形態の通信装置(デバイス)と音声端末について説明する。通信装置として、本実施形態では、複写サービス、FAXサービス、印刷サービスを提供可能なマルチファンクションプリンタ(以後、MFP)を例示しているが、これに限定されない。通信装置として、音声端末と通信を行うことが可能な装置であれば、種々のものを適用可能である。例えば、プリンターであれば、インクジェットプリンタ、フルカラーレーザービームプリンタ、モノクロプリンタ等を適用可能である。また、複写機やファクシミリ装置、スマートフォン、携帯電話、PC、タブレット端末、PDA、デジタルカメラ、音楽再生デバイス、ストレージ、プロジェクタ等、印刷以外のサービスを提供可能な装置にも適用可能である。その他、単一の機能を備えるシングルファンクションプリンタ(以後、SFP)も適用可能である。また、音声端末として、本実施形態では、スマートスピーカを例示している。なお、スマートスピーカとは、ユーザーが発する音声に従って、同一のネットワークに存在する機器に対して処理を指示したり、ユーザーが発する音声に対応して、ネットワークを介して取得した情報をユーザーに通知したりするための装置である。第一実施形態では、音声端末と音声中継サーバーとWebアプリケーションサーバーが連携し、通信装置であるプリンターからのイベント通知に従い適切なメッセージを音声端末から発話させるWebサービスの例を説明する。まず、本実施形態の基本となるWebアプリケーションサーバー、音声端末、音声端末と通信を行う音声中継サーバー、及びプリンターとが連携する音声制御システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るクライアント・サーバー型のネットワークシステム1(音声制御システム1)の構成の一例を示す図である。ネットワークシステム1は、音声端末100と、音声中継サーバー200と、Webアプリケーションサーバー300と、プリンター400とを含む。図1において、音声端末100及び音声中継サーバー200、並びに音声中継サーバー200及びWebアプリケーションサーバー300は互いにネットワーク1000,1100を介して接続可能に構成されている。
プリンター400は、通知手段1200を介して音声端末100に対して通知情報を送信可能である。通知情報とは、例えば、プリンター400のステータスに関する情報を音声端末100によって音声通知するための情報である。通知手段1200はプリンター400と音声端末100との間に構築された双方向通信可能な通信手段でもよいし、プリンター400から音声端末100に対する片方向通信可能な通信手段であってもよい。また、音声端末100とプリンター400の台数は図1に示す例に限定されるものではなく、複数台であってもよい。
ネットワーク1000,1100は、例えば、インターネットやLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれかであってもよい。また、これらの組み合わせにより実現されるいわゆる通信ネットワーク等でもよく、データ送受信が可能であればよい。また、ネットワーク1000、1100はそれぞれ異なるネットワークでもよいし、同一ネットワークを用いる構成であってもよい。
音声端末100に含まれるクライアントアプリ110は、ネットワーク1000を介して各種データを音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220へ送信する。本実施形態の場合、クライアントアプリ110は、マイク130で受信した音声データや近距離無線通信部140を介して受信したプリンター400からの通知情報を音声会話サービスアプリ220に送信する。また、音声端末100は、音声会話サービスアプリ220から受信した音声データを、スピーカー120で出力する。
音声中継サーバー200に含まれるデータベース210は、音声データを認識し言語データに変換するための辞書データや、言語データを音声データに変換するための辞書データ等を記憶する。音声会話サービスアプリ220は、音声端末100のクライアントアプリ110から送られてくる音声データをデータベース210に記憶された辞書データを用いて認識する。そして、音声会話サービスアプリ220は、認識した音声データを言語データに変換してネットワーク1100を介してWebアプリケーションサーバー300のWebアプリケーション310に送信する。また、音声中継サーバー200は、音声端末100のクライアントアプリ110から送られてくるプリンター400からの通知情報を、ネットワーク1100を介してWebアプリケーションサーバー300のWebアプリケーション310に送信する。さらに、音声中継サーバー200は、ネットワーク1100を介してWebアプリケーション310から受信した言語データをデータベース210に記憶された辞書データを用いて音声データに変換し、音声端末100に送信する。
Webアプリケーションサーバー300に含まれるWebアプリケーション310は、音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220からの言語データを受信する。そして、Webアプリケーション310は、受信した言語データの内容に応じた処理を実行し、必要に応じてユーザーへの応答のための言語データを音声会話サービスアプリ220へネットワーク1000を介して送信する。また、Webアプリケーション310は、音声会話サービスアプリ220からの、プリンター400からの通知情報を受信する。そして、Webアプリケーション310は、受信した通知情報に応じたユーザーへの通知のための言語データを、音声会話サービスアプリ220へネットワーク1000を介して送信する。また、データベース320には、Webアプリケーション310が前述した処理を実行するために必要な情報などが保存される。
プリンター400は、印刷処理を実行するための出力装置406と、音声端末100へプリンター400で発生したイベントについての通知情報を通知する通知装置420とを含む。
尚、本実施例のシステム1の構成はこれに限らない。例えば、音声中継サーバー200で実施している音声データと言語データの変換処理のうちその一方、若しくは両方をWebアプリケーションサーバー300で行ってもよいし、音声端末100で行ってもよい。また、例えば、音声中継サーバー200及びWebアプリケーションサーバー300実行するすべての処理を単一のサーバーが実行してもよいし、さらに処理を分割して複数のサーバーで分担してもよい。
図2は、音声端末100のハードウェア構成を示す図である。音声端末100は、マイク130、スピーカー120、CPU202、ROM203、RAM205、外部記憶装置206、通信部207及び近距離無線通信部140を有する。CPU202、ROM203及びRAM205等によって、音声端末100のコンピュータが形成される。なお、図2乃至図4に示すブロックは、例えば内部バスを用いて相互に接続される。また、CPUはCentral Processing Unitの、ROMはRead Only Memoryの、RAMはRandom Access Memoryの頭字語である。なお、これらの構成は例示であり、各装置は、図示された以外のハードウェアを含んでもよい。また、図2乃至図4における複数のブロックが1つのブロックにまとめられてもよいし、1つのブロックが2つ以上のブロックに分割されてもよい。すなわち、各装置は、後述するような処理を実行可能な範囲で任意の構成をとることができる。
マイク130は、音声制御デバイスの周囲の音声を受信する。例えば、マイク130は、ユーザーが発した声を受信する。スピーカー120は、後述する処理により音声データに基づいて音声を発する。CPU202は、システム制御部であり、音声端末100の全体を統括的に制御する。ROM203は、CPU202が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みOS(Operating System)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM203に格納されている各制御プログラムは、ROM203に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行うために用いられる。RAM205は、CPU202の主メモリ及びワークメモリとして用いられる。RAM205は、例えば、バックアップ電源を必要とするSRAM(Static RAM)等を含む。なお、RAM205は、不図示のデータバックアップ用の一次電池によってデータが保持されるため、プログラム制御変数等のデータを揮発させずに格納することができる。また、音声端末100の設定情報や管理データ等を格納するメモリエリアもRAM205に設けられている。外部記憶装置206は、例えば、アプリケーションソフトウェアを記憶する。
通信部207は、所定の無線通信方式に従って通信を行うための回路やアンテナを含む。例えば、通信部207はアクセスポイントに無線接続することができる。また、通信部207は、一時的に使用されるアクセスポイントとして動作することもある。本実施形態で使用される無線通信は、IEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANの無線通信方式に従って動作可能であってもよいし、他の無線通信方式に従って動作可能であってもよい。
近距離通信部140は、音声端末100と一定の近距離範囲内に存在する他の装置と近距離通信を実行する。例えば、近距離通信部140は、Bluetooth(登録商標)規格に従って動作するものや、通信部207とは異なるIEEE802.11規格シリーズに準拠した無線LANの無線通信方式に従って動作するものなどがある。
図3は、音声中継サーバー200およびWebアプリケーションサーバー300の概略構成を示すブロック図である。
CPU301は、以下の各部を制御するための中央演算装置である。ディスク装置302は、CPU301が読み出すアプリケーションプログラム312やデータベース313やOSのほか各種ファイルを格納する。音声中継サーバー200の場合、ディスク装置302にはアプリケーションプログラム312として例えば音声会話サービスアプリ220のプログラムが格納される。また、Webアプリケーションサーバーの場合、ディスク装置302はアプリケーションプログラム312として例えばWebアプリケーション310のプログラムが格納される。外部記憶メディア読取装置303は、SDカードなどの外部記憶媒体に格納されたファイルなどの情報を読み出すための装置である。メモリ304は、RAMなどを含み、CPU301が必要に応じてデータの一時的格納やバッファリング等を行う。表示部305は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)で構成であり、各種の情報を表示する。操作部306は、ユーザーが各種の入力操作を行うためのものであり、例えばキーボードやマウスなどである。ネットワーク通信部307はインターネット等のネットワークと接続され、各種の通信を行う。通信部307は例えば有線LANや無線LANで外部の装置と通信をするためのインタフェースを含んでいてもよい。そして、上述の各部はバス309で相互に接続される。また、後述する音声中継サーバー200およびWebアプリケーションサーバー300の処理は、CPU301が、処理に必要なプログラムを読み出して実行することで実現される。CPU301、メモリ304等によって、音声中継サーバー200やWebアプリケーションサーバー300のコンピュータが形成される。
図4は、プリンター400のハードウェア構成を示す図である。プリンター400は、CPU401、RAM402及びROM403を含む。CPU401、RAM402及びROM403等によって、プリンター400のコンピュータが形成される。CPU401は、RAM402、ROM403に格納されたプログラムに従ってデータや命令を演算、判断及び制御を行う。RAM402はCPU401が各種処理を行う際の一時記憶領域として使用される。ROM403はオペレーティングシステム(OS)やその他のアプリケーションソフトを記録する。また、ROM403はフラッシュメモリに代表される、データの書き換えが可能な不揮発性メモリであってもよい。
また、プリンター400は、通信モジュール404、出力装置406及び通知装置420(上述)を含む。通信モジュール404は例えばLANケーブルが接続されるインタフェースであり、不図示のルータ、またはネットワークを介してWebアプリケーションサーバー300とのデータ通信が行われる。なお、このデータ通信は、例えば無線に対応したインタフェースにより、無線で行われてもよい。出力装置406は印刷用紙に像を形成するための装置であり、例えばプリント装置である。また、システムバス407は、CPU401やRAM402、ROM403等との間のデータのやり取りを行う。
次に、音声端末100とプリンター400とを関連付ける処理について説明する。この関連付けを行うことにより、図1の構成のサービス(本実施形態の動作)をユーザーが利用することができるようになる。図12は、音声端末100とプリンター400とを関連付ける処理を示すシーケンス図である。ユーザーは、音声端末100と予め関連付けてある、スマートフォンなどの携帯端末やパーソナルコンピュータなどのユーザー端末を用いて、音声中継サーバー200に対して印刷サービスの登録要求を送信する(S1201)。この登録要求は、例えばユーザー端末にインストールされたローカルアプリケーション上で実行しても良いし、Webブラウザを介してWebページ上から実行しても良い。
音声中継サーバー200は、印刷サービスへの登録要求を受信すると、予め登録されているWebアプリケーションサーバー300への認証を行うためのURLに対してアクセスするようにユーザー端末に要求を行う(S1202)。ユーザーは、要求を受けたユーザー端末により認証用URLにアクセスし、Webアプリケーションサーバー300に対して認証リクエストを送信(S1203)する。認証リクエストを受信したWebアプリケーションサーバー300は、ユーザー端末に対して認証画面データを送信する(S1204)。ユーザー端末は、認証画面データを取得すると、認証画面データに基づいて認証画面を表示する。そして、ユーザーは、表示された認証画面を使用して、予め登録してあるWebアプリケーションサーバー300のサービスを利用するために必要な認証情報を入力する。必要な認証情報には、一例として、ユーザーがWebアプリケーションサーバー300にログインするために登録しているユーザーID及びパスワードが用いられる。
ユーザーから、ユーザー端末上でWebアプリケーションサーバー300のサービスを利用するために必要な認証情報が入力されると、ユーザー端末は、入力された認証情報をWebアプリケーションサーバー300へ送信する(S1205)。Webアプリケーションサーバー300は、ユーザー端末から送信された認証情報に基づいて認証処理を実行する。この認証処理が正常に完了した場合、Webアプリケーションサーバー300は、音声中継サーバー200へ認証完了のコールバックを送信する(S1206)。
音声中継サーバー200は、このコールバックによりWebアプリケーションサーバー300にアクセスするためのアクセストークンを取得する。音声中継サーバー200は、取得したアクセストークンを使用することで、Webアプリケーションサーバー300に対してアクセスすることが可能となる。そして、Webアプリケーションサーバー300は、アクセストークンに基づいて、ログインユーザーを特定することで、そのユーザーが登録しているプリンター400の特定が可能となる。
音声中継サーバー200は、Webアプリケーションサーバー300にアクセスするために必要なアクセストークンやリフレッシュトークンなどの情報を、ユーザー端末と関連付けられている音声端末100の情報とともに保存する(S1207)。なお、アクセストークンまたはリフレッシュトークンについて、有効期限を設定してもよいし、有効期限を無限(または実使用において無限とみなせるだけの有限期間)としてもよい。
上記では、音声端末100とプリンター400とを関連付ける方法としてユーザーの認証操作を例に挙げたが、音声端末100とプリンター400とを関連付けることが可能であれば他の方法が用いられても良い。
音声端末100とプリンター400との関連付けが行われた後は、例えば、ユーザーは、音声端末100に対する音声指示によって、プリンター400を制御することが可能となる。具体的には例えば、ユーザーは、音声端末100に対する音声指示によって、プリンター400に印刷を実行させることができる。より具体的には、音声端末100は、ユーザーから印刷実行のための音声指示を受け付けると、プリンター400に対して印刷指示を送信し、プリンター400に印刷を実行させる。なおこのとき、音声端末100は、音声中継サーバー200に、音声指示に基づく音声情報を送信することで、音声中継サーバー200を介してプリンター400に対して印刷指示が送信されるよう制御してもよい。また、例えば、ユーザーは、音声端末100に対する音声指示によって、プリンター400のステータスに関する情報の音声通知を受け取ることができる。例えば、プリンターがスピーカーと音声データを記憶する記憶部とを備え、プリンターの状態に応じた音声データを出力する構成が知られている。しかしながら、プリンターがスピーカーと音声データを記憶する記憶部とを備える場合、プリンターのコストが増大してしまう。本実施形態では、音声端末100によって、プリンター400に関する情報が通知される構成とすることで、プリンター400の構成を簡易化することができる。
図5は、本実施形態に係るプリンター400で発生したイベントを音声端末100で音声出力する処理を表すシーケンス図である。本処理は、例えば、プリンター400に各種イベントが生じたことに基づいて開始される。プリンター400において発生するイベントとは例えば、図7に示す応答メッセージに対応するエラーである。すなわち、本実施形態においては例えば、図7に示す応答メッセージに対応するエラーが発生したことが、音声端末100により音声通知される。なおこの形態に限らず、予め設定された所定の時間に開始されても良いし、予め設定された所定の時間間隔毎に開始されても良い。また、例えば、ユーザーが、音声端末100に対するイベント通知のための音声指示を行うことで、当該音声指示に基づく通知要求がプリンター400に対して送信されたことに基づいて開始されても良い。本処理では、まず、プリンター400が音声端末100に対してイベント通知を行う。その後、音声端末100が音声中継サーバー200を介してWebアプリケーションサーバー300からイベント通知に対する適切なメッセージを受信し、音声出力する。
はじめに、プリンター400の通信モジュール404から音声端末100に対して通知情報を送信する(S501)。本実施形態の場合、通知情報には、プリンター400で発生したイベントを識別可能なイベント識別情報(イベントID)が含まれる。ここでイベントとは、例えばプリンターに紙がないことを検知したイベントや、インク、トナー切れなどのエラー発生イベントである。また、本実施形態の場合、通知情報には、Webアプリケーションサーバー300を特定するために必要となるデバイスモデルID(プリンターID)が含まれる。
音声端末100のクライアントアプリ110は、近距離無線通信部140を介して通知情報を受信すると、この通知情報に基づく情報を、ネットワーク1000を介して音声中継サーバー200へ送信し、通知情報に対応した音声データを要求する(S502)。
音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、データベース210を参照して、受信した通知情報に含まれるデバイスモデルIDに基づいてWebアプリケーションサーバー300の問い合わせ先URLを取得する。そして、音声会話サービスアプリ220は、ネットワーク1100を介して問い合わせ先URLを取得したWebアプリケーションサーバー300へ通知情報と共に応答メッセージの取得要求を送信する(S503)。
図6は、音声中継サーバー200のデータベース210に登録された、デバイスモデルIDに対応するWebアプリケーションサーバー300の問い合わせ先を特定するために参照されるテーブルの例を示す図である。通知情報に対応する応答メッセージの取得先のWebアプリケーションサーバー300の問い合わせ先URLを特定するために参照される。デバイスモデルIDはデバイスの種別ごとに値が決められており、例えばプリンター400と同一モデルのプリンターであれば全て同じ値となる。また、送信する通知情報と、それに対する応答メッセージの内容が全て同じでよければ異なるモデルのプリンターが同じデバイスモデルIDを有していても構わないし、プリンター以外の製品が同じデバイスモデルIDを有していても構わない。
再び図5を参照する。音声中継サーバー200からの応答メッセージ取得要求を受信したWebアプリケーションサーバー300のWebアプリケーション310は、応答メッセージの言語データを生成する(S504)。このとき、Webアプリケーション310は、受信した通知情報に対応する応答メッセージをデータベース320より参照して言語データの生成を行う。
図7は、Webアプリケーションサーバー300のデータベース320に登録された、イベントIDに応答メッセージを対応付けたテーブルの例を示す図である。このテーブルに基づいて、プリンター400で発生したイベントと、イベントに対応する応答メッセージの言語データとが関連付けられる。このテーブルは、各イベントを一意に識別する識別子(イベントID)と、該当する応答メッセージが対応付けられた状態で格納されている。
再び図5を参照する。Webアプリケーションサーバー300のWebアプリケーション310は、S504で生成した応答メッセージの言語データを、音声中継サーバー200へ送信する(S505)。
応答メッセージの言語データを受信した音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、データベース210に記憶されている辞書データを用いて、応答メッセージの言語データから音声データへ変換する(S506)。つまり、音声中継サーバー200は、Webアプリケーション310から言語データを受信し、受信した言語データを音声データへ変換することにより、音声データを取得する。
音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、取得した音声データをS502で通知情報を受信した音声端末100に対して送信する(S507)。そして、音声データを受信した音声端末100は、スピーカー120より音声データを音声として出力する(S508)。なお、例えば、音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、取得した音声データによって通知される通知内容と同様の通知を行うための画面データを、スマートフォンなどの携帯端末や、PCなどのユーザー端末に送信しても良い。これらの携帯端末やユーザー端末は、例えば、図12を用いて説明した音声端末100とプリンター400との関連付けに利用した端末である。画面データがそれらの端末に送信されることで、端末は画面データに基づく通知画面を表示する。これにより、ユーザーは、スピーカー120よる音声と、端末による画面の両方で通知内容を把握することができる。なお、端末に対する画面データの送信は、音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220以外の構成が行っても良い。例えば、他のサーバーのアプリが行っても良いし、スピーカー120が行っても良い。また例えば、スピーカー120よる音声より詳細な内容を、端末による画面によって通知するような構成としても良い。
以上のように、本実施形態では、プリンター400は音声中継サーバー200ではなく、音声端末100に対してイベント通知(通知情報の送信)を行う。そして、音声端末100が、このイベント通知に対応する音声データを音声中継サーバー200に要求する。そして、音声端末100は、音声中継サーバー200がWebアプリケーション310より取得した音声データを受信して出力する。したがって、プリンター400が、スピーカーや音声データを記憶する装置を備えることなく、プリンター400で発生したイベントを音声でユーザーに通知することができる。また、本実施形態の場合、プリンター400は、音声中継サーバー200を介さず、音声端末100に通知情報を送信している。したがって、上記処理においてプリンター400は、ネットワークに接続することなくプリンター400で発生したイベントを音声でユーザーに通知することができる。つまり、プリンター400が通信モジュール404を備えず、ネットワーク接続を行わない場合であっても、プリンター400の状態を音声端末100により音声でユーザーに通知をすることができる。なお、プリンター400は、通信モジュール404を備え、通信モジュール404によってネットワークを介して音声端末100に通知情報を送信しても良い。このような形態では、ネットワーク接続が必要となるが、プリンター400が音声中継サーバー200と通信することなく、音声でユーザーに通知をすることができるという特徴がある。また、本実施形態の場合、プリンター400自身がスピーカーを備えず、音声端末100がスピーカーを備えるので、プリンター400から離れた位置にいるユーザーに対してプリンター400の状態を音声で通知することができる。
<第二実施形態>
第一実施形態ではプリンターで発生したイベントを、音声端末を用いて通知する形態を記載したが、イベントを通知するデバイスはプリンターに限られず、他のデバイスでも同様の効果を得ることができる。例えば、デバイスとして冷蔵庫を採用し、冷蔵庫のドアセンサが一定時間開いたままの状態を検知すると、冷蔵庫が音声端末に通知情報を送信してもよい。この場合、通知情報を受信した音声端末100は、Webアプリケーションサーバー300から音声データを受信し、ユーザーに対してドアの状態を確認するよう音声で通知してもよい。また、ガスコンロのガス漏れ検知、エアコンのフィルタ清掃時期のお知らせや、エアコン作動時に室温が変化しない場合にユーザーに窓やドアが開いていないかを伝える機能などにも適用可能である。これらの構成により、ユーザーに音声で情報を通知したい場合に、機器本体にスピーカーや音声データを記憶する装置を備えなくても、音声端末による音声での通知を実現することができる。
一方、上記のように様々な機器が音声端末経由でのイベント通知に対応すると、例えば隣家の機器からの通知情報を音声端末が誤って受信してしまい、不要な音声メッセージが音声端末100により発話される可能性がある。このような状況に対し、自身が管理する機器からの通知情報に対する音声メッセージのみを音声で発話させる方法について、以下で説明する。なお、本実施形態における音声制御システムの基本構成は、特に記載しない限り、第1実施形態における音声制御システムと同様であるものとする。
図8は、第二実施形態における、プリンター400で発生したイベントを音声端末100が音声出力する処理を表すシーケンス図である。図8では、プリンター400が音声端末100を介したイベント通知を許可されている場合にのみ、音声端末100による音声出力を行う場合の処理を示している。
S801で、プリンター400は通知情報を音声端末100に送信する。本実施形態の場合、通知情報には、プリンター400を個別に識別可能なデバイス識別情報(デバイスID)が含まれている。
S802で、音声端末100はプリンター400から受信した通知情報を音声中継サーバー200へ送信するとともに通知情報に対応する音声データを要求する。このとき、音声端末100は少なくとも、プリンター400から受信した通知情報に、音声端末100を個々に識別可能な識別情報(音声端末ID)を付与して送信する。つまり、音声中継サーバー200には、デバイスID及び音声端末IDが関連付けられた通知情報が送信される。
S803で、通知情報を受信した音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、プリンター400からの通知情報に対する応答を行うべきか否かを判定する。この判定は、以下で説明するように通知情報に関連付けられた音声端末ID及びデバイスIDに基づいて行われる。
図9は、音声中継サーバー200のデータベース210で管理される、音声端末100とプリンター400との関連付け情報テーブルの例である。関連付け情報テーブルには、プリンターのデバイスIDと、そのプリンター400のイベント通知を許可されている音声端末100の音声端末IDとが関連付けられて登録されている。S803では、このテーブルを参照し、通知情報に関連付けられた音声端末ID及びデバイスIDの組み合わせが関連付けテーブルに登録されている場合、音声会話サービスアプリ220は通知情報に対する応答を行うと判定する。なお、冷蔵庫やエアコン、ガスコンロ、照明など、プリンター以外の機器を一意に識別する識別子もここで管理されてもよい。
S804では、音声会話サービスアプリ220は、S803で応答を行うと判定した場合にのみWebアプリケーションサーバー300に対して通知情報と共に応答メッセージの取得要求を送信する。図8のS805からS809はそれぞれ、図5のS504からS508と同じである。
以上のように、第二実施形態では、音声中継サーバー200は、音声端末100とプリンター400の関連付け情報をデータベース210で管理する。そして、音声中継サーバー200は、通知情報に関連付けられた音声端末IDとデバイスIDとの組み合わせがデータベース210に登録されている場合にのみ応答メッセージを音声端末100に送信する。これにより、プリンター400が音声端末100を介したイベント通知を許可されている場合にのみ、イベント通知に対応するメッセージを音声端末100で音声出力することができる。
なお、本実施形態の説明では音声端末IDとデバイスIDの管理を音声中継サーバー200のデータベース210で行っていた。しかしながら、例えばWebアプリケーションサーバー300のデータベース320で同様の情報を管理し、Webアプリケーション310が図8のS803に該当するチェック処理を行っても同様の効果が得られる。また、音声端末100の外部記憶装置206上でデバイスIDを記憶し、プリンター400からの通知情報の受信時に記憶したデバイスIDからの通知情報のみを音声中継サーバー200を送信するような構成にしても同様の効果が得られる。つまり、プリンター400からの通知情報に対して音声端末100が音声出力を行うか否かの判定は、音声端末100、音声中継サーバー200及びWebアプリケーションサーバー300のいずれが行ってもよい。
<第三実施形態>
第一及び第二実施形態では、音声端末100がプリンター400から受信した全ての通知情報に対して、対応する応答メッセージをサーバーより取得し、音声端末100で音声による通知を行っていた。しかし、ユーザーによっては、プリンターで発生する特定のイベントのみ音声端末で音声通知をしたいという場合がある。そこで、第三実施形態では、プリンター400から所定のイベントについての通知があった場合にのみユーザーに対して音声端末100による音声での通知を行う。なお、本実施形態における音声制御システムの基本構成は、特に記載しない限り、第1実施形態における音声制御システムと同様であるものとする。
図10は、第三実施形態における、プリンター400で発生したイベントを音声端末100が音声出力する処理を表すシーケンス図である。図10では、プリンター400が音声端末100に対してイベント通知を行った際に、該当するイベントに対してプリンター400が音声端末100を介したイベント通知が許可されている場合にのみ、音声端末100が音声出力を行う。
S1001およびS1002はそれぞれ図8のS801およびS802と同じである。S1003で、通知情報を受信した音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、プリンター400からの通知情報に対する応答を行うべきか否かを判定する。本実施形態の場合、音声中継サーバー200が受信する通知情報には、少なくとも、上述のデバイスIDが含まれる。また、本実施形態の場合、音声会話サービスアプリ220は、デバイスID及びデータベース210で管理されるテーブルに基づいて判定を行う。
図11は、音声中継サーバー200のデータベース210で管理される、デバイスID及び通知対象イベントリストの関連付け情報テーブルの例である。通知対象イベントリストは、プリンター400において発生するイベントのうち、音声端末100が音声によるユーザーへの通知を行うイベントのリストである。言い換えれば、通知対象イベントリストは、プリンター400から通知情報を受信した際に応答を行うか否かを識別するためのイベント識別情報である。例えば、インク切れ、用紙切れ等、ユーザーが音声による通知を希望するイベントがリストに登録されている。なお、各デバイスに対応する通知対象イベントリストは、ユーザーにより適宜変更可能に構成されてもよい。例えば、携帯端末やパーソナルコンピュータなどのユーザー端末により音声中継サーバー200にアクセスし、対象イベントリストの設定を行ってもよい。
本実施形態では、音声会話サービスアプリ220は、プリンター400から通知情報を受信すると、以下の条件を満たす場合にプリンター400から送信された通知情報に応答すると判定する。すなわち、通知情報に含まれるデバイスIDに関連付けられた通知対象イベントリストに、プリンター400で発生したイベントが含まれている場合、応答が行われる。なお、イベント識別情報として、通知対象イベントリストの他、イベントIDを用いてもよい。また、デバイスIDには、プリンター以外の機器を一意に識別する識別子もここで管理されてもよい。
S1004で、音声中継サーバー200の音声会話サービスアプリ220は、S1003で応答を行うと判定した場合にのみ、Webアプリケーションサーバー300に対して通知情報と共に応答メッセージの取得要求を送信する。図8のS1005からS1009はそれぞれ、図8のS805からS809と同じである。
以上のように、音声中継サーバー200は、デバイスID及び通知対象イベントリストを管理している。そして、音声中継サーバー200は、プリンター400で発生したイベント及びデバイスIDの組み合わせが、関連付けテーブルに登録されている場合にのみ応答メッセージを音声端末100に返却する。これにより、プリンター400が音声端末100を介したイベント通知を許可しているイベントの場合にのみ、音声端末100は音声による通知を行うことができる。なお、このとき、音声端末100は、音声中継サーバー200を介してWebアプリケーションサーバーからイベント通知に対する適切なメッセージを受信し、これを音声出力する。
ここで、本実施形態の説明ではデバイスID及びイベント識別情報の管理を音声中継サーバー200のデータベース210で行っている。しかしながら、例えばWebアプリケーションサーバー300のデータベース320で同様の情報を管理し、Webアプリケーション310が図10のS1003に該当するチェック処理(判定)を行っても同様の効果が得られる。また、音声端末100の外部記憶装置206上でデバイスIDおよびイベント識別情報(通知対象イベントリスト)を記憶してもよい。この場合、音声端末100は、プリンター400から受信した通知情報に基づき、記憶したデバイスIDとイベント識別情報の組み合わせに該当すると判定した場合にのみ通知情報を音声中継サーバー200に送信し、音声データを要求してもよい。このような構成にしても同様の効果が得られる。つまり、プリンター400からの通知情報に対して音声端末100が音声出力を行うか否かの判定は、音声端末100、音声中継サーバー200及びWebアプリケーションサーバー300のいずれが行ってもよい。
また、本実施形態と第二実施形態を組み合わせることで両方の効果を得ることができる。すなわち、デバイス識別情報(デバイスID)、音声端末識別情報(音声端末ID)及びイベント識別情報(イベントID)に基づいて音声端末100による音声出力を行うか否かを判定してもよい。これにより、例えば音声端末100が隣家の機器のイベントを誤って通知してしまったり、ユーザーが通知不要と感じているイベントを通知してしまったりすることを防止できる。
<第四実施形態>
第一乃至第三実施形態では、プリンター400から音声端末100に対して通知される通知情報に対して、該当する応答メッセージが1対1で存在する場合について説明した。しかしながら、音声出力すべき複数のイベントが同時にプリンター400で発生する場合も想定される。そのような場合、例えば第一実施形態の構成だと、イベント情報ごとにプリンター400から音声端末100へ通知がなされ、それぞれのイベントに対する応答メッセージが音声中継サーバー200より音声端末100に送信され、順番に音声出力される。しかしながら、例えばこれら複数のイベントがプリンター400で発生するトラブル情報だった場合、トラブルへの対処のアナウンスが長々と続き、ユーザーは全てのイベントに対する音声メッセージを覚えきれない状況が発生しうる。
そこで第四実施形態では、イベントが複数発生した場合、その中から優先して音声通知すべきイベントを決定し、該当するイベントに対応する音声メッセージのみを音声端末100で出力する。これにより、ユーザーが一つ一つイベント通知に対するアクションを取ることが可能となる。以下、このようなイベントの優先度による判定をプリンター400で行う場合について説明する。なお、本実施形態における音声制御システムの基本構成は、特に記載しない限り、第1実施形態における音声制御システムと同様であるものとする。
図13は、プリンター400で発生したイベントの優先度を判定するために用いるテーブルの例を示す図である。例えば図13に示すテーブルはプリンター400のROM403に記憶されており、優先度が高いイベントほど優先度の列の値が大きくなっている。なお、イベントに対する優先度は、ユーザーにより変更可能であってもよい。例えば、ユーザーがプリンター400の設定画面から優先度を変更可能であってもよい。また、例えば図13のテーブルを音声中継サーバー200で記憶する場合、携帯端末やパーソナルコンピュータなどのユーザー端末により音声中継サーバー200にアクセスし、優先度を変更可能であってもよい。
プリンター400で複数のイベントが発生した場合、プリンター400のCPU401は、各イベントの優先度をテーブルより参照し、より優先度の値の大きなイベントの通知情報を通知装置420により音声端末100へ送信する。例えば、プリンター400で発生したイベントに対応する通知情報IDが0001と0004の場合、プリンター400は優先度の高い0004のイベントについて、通知情報を音声端末100に送信する。
上記では複数のイベントに対する優先度付けをプリンター400で行う例を示したが、例えばプリンター400では発生した全てのイベントの通知情報を音声端末100へ通知してもよい。そして、音声端末100で優先度付けを行い音声通知が必要なイベントのみを音声中継サーバー200へ送信してもよい。また、音声端末100はすべての通知情報を音声中継サーバー200に送信し、音声中継サーバー200が受信した複数のイベントの優先度付けを行い、音声通知が必要なイベントに対応する応答メッセージのみを音声端末100へ送信してもよい。さらに、音声端末100は、音声中継サーバー200から複数の音声データを受信した場合に、対応するイベントの優先度が最も高い音声データのみを音声出力してもよい。これらの構成でも、同様の効果を得ることができる。
さらに、上記では複数のイベントが発生した場合に優先度の高いイベントのみについて応答メッセージを音声端末100で発話しているが、優先度の高い順にすべてのイベントについての応答メッセージを音声端末100で発話してもよい。例えば、プリンター400で複数のイベントが発生した場合、発生したイベントの優先度順にプリンター400から音声端末へそのイベントについての通知情報を送信してもよい。また、音声端末100が音声中継サーバー200から複数の音声データを受信した場合に、対応するイベントの優先度が高い音声データから順に音声を出力してもよい。
<第五実施形態>
本発明の目的は前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
<他の実施形態>
また、本発明は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがプログラムを読み出して実行することでも実現される。この場合、そのプログラム、および該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100 音声端末、200 音声中継サーバー、300 Webアプリケーションサーバー、400 プリンター

Claims (14)

  1. サーバーと、
    ネットワークを介して前記サーバーと接続可能な音声端末と、を含む音声制御システムであって、
    前記音声端末は、
    デバイスから前記デバイスに関する通知情報を受信したことに基づいて、前記通知情報に対応づけられた音声データを前記サーバーに要求する要求手段を含み、
    前記サーバーは、
    前記デバイスを識別可能なデバイス識別情報と、前記音声端末を識別可能な音声端末識別情報とに基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段による判定の結果に基づいて、前記要求に応じて前記通知情報に対応付けられた前記音声データを取得する取得手段と、
    取得した前記音声データを前記音声端末に送信する送信手段とを含み、
    前記通知情報は、前記デバイス識別情報と、前記デバイスで発生したイベントを識別可能なイベント識別情報とを含み、
    前記音声端末はさらに、前記サーバーから送信された前記音声データに基づいて音声出力を行う出力手段と、
    前記デバイス識別情報及び前記イベント識別情報に基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第2判定手段とを含み、
    前記要求手段は、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させると判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求し、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させないと判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求しない、
    ことを特徴とする音声制御システム。
  2. 前記要求手段は、前記音声データを前記サーバーに要求する場合には、少なくとも前記デバイス識別情報及び前記音声端末識別情報を前記サーバーに送信し、
    前記送信手段は、前記第1判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させると判定したときは前記音声データを送信し、前記第1判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させないと判定したときは前記音声データを送信しない、
    ことを特徴とする請求項に記載の音声制御システム。
  3. 前記イベント識別情報には前記イベントごとに優先度がそれぞれ対応付けられ、
    前記通知情報は1又は複数の前記イベント識別情報を含み、
    前記送信手段は、前記要求手段から前記音声データの要求があった場合において、前記サーバーが複数の前記イベント識別情報を受信したときは、優先度の最も高い前記イベント識別情報に対応する前記音声データを前記音声端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声制御システム。
  4. 前記イベント識別情報には前記イベントごとに優先度がそれぞれ対応付けられ、
    前記通知情報は1又は複数の前記イベント識別情報を含み、
    前記送信手段は、前記要求手段から前記音声データの要求があった場合において、前記取得手段が複数の前記イベント識別情報に対応する前記音声データを取得したときは、取得した複数の前記音声データを前記優先度の高い順に前記音声端末に送信する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声制御システム。
  5. 前記イベント識別情報には前記イベントごとに優先度がそれぞれ対応付けられ、
    前記出力手段は、前記音声端末が前記送信手段から複数の前記音声データを受信したときは、前記優先度が最も高い前記イベント識別情報に対応する前記音声データを出力する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声制御システム。
  6. 前記イベント識別情報には前記イベントごとに優先度がそれぞれ対応付けられ、
    前記出力手段は、前記音声端末が前記送信手段から複数の前記音声データを受信したときは、前記イベント識別情報に対応付けられた前記優先度が高い順に、前記イベント識別情報に対応する前記音声データを出力する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声制御システム。
  7. 前記優先度をユーザーが変更可能であることを特徴とする請求項に記載の音声制御システム。
  8. 前記音声端末は、スマートスピーカであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の音声制御システム。
  9. 前記デバイスは、プリンターであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の音声制御システム。
  10. 前記音声端末は、
    前記音声端末に対して、ユーザーにより、前記デバイスに印刷を実行させるための音声指示が行われた場合、前記音声指示に基づく情報を送信する送信手段をさらに含み、
    前記音声指示に基づく情報が送信された場合、前記プリンターにより、前記音声指示に基づく印刷が実行されることを特徴とする請求項に記載の音声制御システム。
  11. 前記通知情報は、前記デバイスのステータスに関する情報であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の音声制御システム。
  12. サーバーと、
    ネットワークを介して前記サーバーと接続可能な音声端末と、を含む音声制御システムの制御方法であって、
    前記音声端末において、
    デバイスから前記デバイスに関する通知情報を受信したことに基づいて、前記通知情報に対応づけられた音声データを前記サーバーに要求する要求工程を含み、
    前記サーバーにおいて、
    前記デバイスを識別可能なデバイス識別情報と、前記音声端末を識別可能な音声端末識別情報とに基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定の結果に基づいて、前記要求に応じて前記通知情報に対応付けられた前記音声データを取得する取得工程と、
    取得した前記音声データを前記音声端末に送信する送信工程と、を含み、
    前記通知情報は、前記デバイス識別情報と、前記デバイスで発生したイベントを識別可能なイベント識別情報とを含み、
    前記音声端末においてさらに、
    前記サーバーから送信された前記音声データに基づいて音声出力を行う出力工程と、
    前記デバイス識別情報及び前記イベント識別情報に基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第2判定工程とを含み、
    前記要求工程は、前記第2判定工程で前記音声端末に前記音声データを出力させると判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求し、前記第2判定工程で前記音声端末に前記音声データを出力させないと判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求しない、
    ことを特徴とする制御方法。
  13. サーバーとネットワークを介して接続可能な音声端末であって、
    デバイスを識別可能なデバイス識別情報に基づいて、前記音声端末で音声データを出力するか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段による判定の結果に基づいて、デバイスから前記デバイスに関する通知情報を受信したことに基づいて、前記通知情報に対応づけられた前記音声データを前記サーバーに要求する要求手段と、
    前記サーバーから送信された前記音声データに基づいて音声出力を行う出力手段と、
    を含
    前記通知情報は、前記デバイス識別情報と、前記デバイスで発生したイベントを識別可能なイベント識別情報とを含み、
    前記音声端末はさらに、
    前記デバイス識別情報及び前記イベント識別情報に基づいて、前記音声端末に前記音声データを出力させるか否かを判定する第2判定手段とを含み、
    前記要求手段は、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させると判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求し、前記第2判定手段が前記音声端末に前記音声データを出力させないと判定したときは前記サーバーへ前記音声データを要求しない、
    ことを特徴とする音声端末。
  14. 請求項13に記載の音声端末の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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