JP4254806B2 - 画像形成装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、画像データに対応した画像を被記録媒体に形成する画像形成装置に関し、詳しくは、画像データを色変換情報に基づいて補正した上で上記画像形成を行う画像形成装置、及び、その画像形成装置を構成するための記録媒体に関する。
従来より、この種の画像形成装置として、色変換情報に基づいて画像データを補正する画像データ補正手段と、該補正後の画像データに対応した画像を、被記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置が考えられている。このように構成された画像形成装置では、画像データ補正手段が色変換情報に基づいて画像データを補正し、その補正後の画像データに対応した画像を、画像形成手段が被記録媒体に形成する。このため、例えば、色彩,明るさ等の色変換情報を適宜与えることにより、使用者の好みに合わせた色調の画像を形成することができる。
色変換情報を使用者の好みに合わせて調整するためには、プレビュー機能を利用することも考えられるが、プレビュー機能で表示された画像と実際に被記録媒体に形成された画像とには差異がある場合が多い。このため、使用者は、色変換情報を調整しながら被記録媒体への画像形成を行い、所望の画像が形成されるまで色変換情報の調整を繰り返す場合も多い。
また、色変換情報を調整するためのユーザインタフェース(以下、UIという)にも種々の工夫が施され、例えば、所定回数画像形成を行う毎にUIを自動的に表示することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005-267485号公報
上記色変換情報は、用紙タイプ,解像度等の設定毎に個々に調整する必要があり、例えば、「普通紙」に対して適切な色変換情報が、「良質紙」に対してもそのまま適用できるとは限らない。
ところが、色変換情報は、用紙タイプ,解像度等の設定に比べて変更される機会が少ないため、色変換情報調整用のUIは開き難い位置に配設される場合が多い。上記特許文献では、所定回数画像形成を行う毎に色変換情報調整用のUIが自動的に表示されるが、そのタイミングは必ずしも上記設定の変更タイミングとは一致しない。このため、例えば新たなタイプの用紙を使用する場合などには、使用者は、色変換情報調整用のUIをいちいち開く必要があった。
そこで、本発明は、色変換情報を調整するための調整画面(例えば色変換情報調整用のUI)を適切なタイミングで自動的に表示することにより、その調整画面の操作性を向上させることのできる画像形成装置の提供を目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明は、色変換情報に基づいて画像データを補正する画像データ補正手段と、該補正後の画像データに対応した画像を、被記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置であって、上記画像形成手段の、少なくとも被記録媒体のタイプと画質モードとを含む設定情報の組み合せ毎に、上記色変換情報を記憶する色変換情報記憶手段と、上記画像形成に適用される色変換情報を調整するための調整画面を表示する調整画面表示手段と、を備え、上記色変換情報記憶手段は、上記色変換情報が調整済みであるか否かを表す調整済みフラグを、上記設定情報の組み合せ毎に記憶し、上記調整画面表示手段は、上記色変換情報記憶手段に記憶された上記調整済みフラグに基づき、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みでない場合に、その画像形成後に上記調整画面を表示することを特徴としている。
このように構成された本発明の画像形成装置では、色変換情報記憶手段は、画像形成手段の、少なくとも被記録媒体のタイプと画質モードとを含む設定情報の組み合せ毎に、画像データを補正するための色変換情報と、その色変換情報が調整済みであるか否かを表す調整済みフラグとを記憶している。また、調整画面表示手段は、上記色変換情報記憶手段に記憶された上記調整済みフラグに基づき、画像形成時の設定情報の組み合せに対する色変換情報が調整済みでない場合に、その画像形成後に、上記画像形成に適用される色変換情報を調整するための調整画面を表示する。このため、本発明では、色変換情報が調整済みでない設定情報の組み合わせに対しては、自動的に調整画面が表示され、その調整画面の操作性を向上させて効率的に色変換情報を調整することができる。
なお、本発明の画像形成装置において、上記調整画面表示手段が表示した上記調整画面によって調整された上記色変換情報に基づいて上記画像形成手段が被記録媒体に画像を形成した後に、上記調整画面を再度表示する調整画面再表示手段を、更に備えてもよい。この場合、上記調整画面によって調整された色変換情報に基づく画像形成後に、調整画面が再度表示されるので、色変換情報の調整と画像形成とを繰り返し実行して所望の色変換情報に調整するのが一層容易になる。
そして、更にこの場合、上記調整画面再表示手段は、上記調整画面に所定の操作がなされた場合に、上記画像形成手段が被記録媒体に画像を形成した後に上記調整画面を再度表示してもよい。この場合、調整画面に対して上記所定の操作を行わなければ調整画面が再度表示されることはないので、上記調整画面の操作性を一層向上させることができる。なお、上記所定の操作とは、再印刷(再画像形成)を指示する操作や調整画面の再表示を指示する操作など、調整画面の設計時に適宜設定することができる。
また、上記調整画面表示手段は、上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みでない場合にのみ上記調整画面を表示するものに限定されるものではない。例えば、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みであった場合でも、その調整から所定時間以上経過している場合には上記調整画面を表示してもよい。この場合、画像形成手段の径時変化等により色変換情報の再調整が必要な場合も、自動的に調整画面が表示され、一層効率的に色変換情報を調整することができる。
そして、この場合、上記所定時間は、上記設定情報の組み合せ毎に設定可能であってもよい。この場合、設定情報の組み合せ毎に色変換情報の再調整が不要な期間(上記所定時間)が相違する場合にも、その相違に応じた適切なタイミングで自動的に調整画面が表示され、一層効率的に色変換情報を調整することができる。
また、上記調整画面表示手段は、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みであった場合でも、上記画像形成手段を構成するユニットが交換された場合には上記調整画面を表示してもよい。この場合、画像形成手段を構成するユニットの交換により色変換情報の再調整が必要となった場合も、自動的に調整画面が表示され、一層効率的に色変換情報を調整することができる。
なお、本発明の画像形成装置は、上位装置と画像形成装置本体とで構成されてもよく、単独の画像形成装置本体のみで構成されてもよい。すなわち、本発明は、上記画像形成手段を備えた画像形成装置本体と、その画像形成装置本体に接続された上位装置とによって構成され、上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段は上記上位装置に設けられてもよい。また、本発明では、上記画像形成手段、上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段は、一体に構成された画像形成装置本体に設けられてもよい。
また、上記いずれかに記載の画像形成装置において、常に色調整を行う色調整モード、必要時に色調整を行う色調整モード、または、色調整を行わない色調整モードのいずれかを、使用者の操作に応じて選択する色調整モード選択手段を、更に備え、上記色変換情報記憶手段は、上記色調整モード選択手段により選択された色調整モードも、上記設定情報の組み合せ毎に記憶し、上記調整画面表示手段は、必要時に色調整を行う色調整モードが選択されている場合にのみ、上記色調整済みフラグを参照してもよい。
次に、本発明の記録媒体は、コンピュータを、上記いずれかの発明の上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段として動作させるソフトウェアプログラムを記憶したことを特徴としている。
この場合、本発明の記録媒体に記憶されたソフトウェアプログラムを、画像形成装置本体の上位装置としてのパーソナルコンピュータや、画像形成装置を制御するマイクロコンピュータなど(いずれもコンピュータ)に実行させれば、上記いずれかの画像形成装置を構成することができる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置の構成を表す外観図である。図1に示すように、本実施の形態の画像形成装置は、画像形成装置本体としてのカラーレーザプリンタ(以下、単にプリンタという)1と、そのプリンタ1にケーブル700を介して接続された上位装置としてのパーソナルコンピュータ(以下、単にパソコンという)800とから構成されている。なお、プリンタ1とパソコン800とは、LANなどのネットワークを介して接続されていてもよい。
図2はそのプリンタ1の内部構成を表す概略断面図である。図2に例示するプリンタ1は、トナー像形成部4と、用紙搬送ベルト6と、定着部8と、給紙部9と、スタッカー12と、制御部10とを備え、被記録媒体としての用紙Pに、外部から入力される画像データに応じた4色の画像を形成する。
そして、トナー像形成部4は、4個の現像ユニット51Y,51M,51C,51Kと、これらの現像ユニット51Y,51M,51C,51Kに貯留されたイエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーによる4つのトナー像形成工程毎に、像担持体としての感光体ドラム3と、その感光体ドラム3を一様に帯電させる帯電器31と、該帯電後の感光体ドラム3の表面をレーザ光で露光して画像データに応じた静電潜像を形成するスキャナユニット41とを備えている。なお、スキャナユニット41は、大部分の図示が省略されており、最終的にレーザ光が出射される部分のみが図示されている。
以下、各構成要素の構成について詳しく説明する。なお、以下の説明において、色毎に区別する必要のある場合は各部の符号にY(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)の添え字を付し、区別する必要のない場合は添え字を省略する。
トナー像形成部4の感光体ドラム3は、略円筒形状の部材で構成され、4つがほぼ等間隔に水平方向に並んで、回動可能に配設されている。なお、感光体ドラム3の略円筒形状の部材は、例えば、アルミニウム製の基材上に、正帯電性の感光層が形成されたものが用いられる。そして、このアルミニウム製の基材は、プリンタ1のグランドラインに接地されている。
また、帯電器31は、いわゆるスコロトロン型の帯電器であり、感光体ドラム3に対向して、その幅方向に延設される帯電ワイヤ32と、この帯電ワイヤ32を納めて感光体ドラム3側を開放したシールドケース33とで構成され、この帯電ワイヤ32に高電圧を印加することにより、感光体ドラム3の表面を正極性(例えば+700V)に帯電させる。また、シールドケース33は、上記感光体ドラム3側の開放部にグリッドを設けた構造となっており、このグリッドに規定の電圧を印加することにより感光体ドラム3の表面がほぼグリッド電圧と同電位に帯電される。
スキャナユニット41は、各感光体ドラム3に、感光体ドラム3の回転方向の帯電器31より下流側に配設され、外部より入力される画像データの1色分に応じたレーザー光を光源から出射し、ポリゴンモータにより回転駆動されるポリゴンミラーの鏡面などによりレーザー光を走査して、感光体ドラム3の表面へ照射する。
なお、スキャナユニット41により、画像データに応じたレーザー光が感光体ドラム3の表面に照射されると、照射された部分の表面電位が低下(+150〜+200V)することにより、感光体ドラム3の表面には、静電潜像が形成される。
また、現像ユニット51Y,51M,51C,51Kはそれぞれ、各色のトナーを収納する現像ユニットケース55に現像ローラ52を備えた構成を有し、感光体ドラム3の回転方向に対してスキャナユニット41より下流側で現像ローラ52が感光体ドラム3に接するように配設される。そして、各現像ユニット51は、トナーを「+」(正極性)に帯電させ、均一な薄層として感光体ドラム3へ供給して、現像ローラ52と感光体ドラム3との接触部において、感光体ドラム3上に形成された「+」(正極性)の静電潜像に対して、「+」(正極性)に帯電したトナーを反転現像方式で担持させて上記静電潜像を現像する。
なお、現像ローラ52は、導電性シリコーンゴムなどを基材として円柱状に構成され、表面にフッ素を含有した樹脂、または、ゴム材のコート層が形成されている。また、現像ユニットケース55に収納されるトナーは、正帯電性の非磁性1成分トナーであり、現像ユニット51Y,51M,51C,51Kに応じて、それぞれイエロー,マゼンタ,シアン,及びブラックのトナーが収容されている。
また、給紙部9は、装置の最下部に設けられており、用紙Pを収容する収容トレイ91と、用紙Pを送り出すピックアップローラ92とから構成されている。そして、収容トレイ91に収容された用紙Pは、ピックアップローラ92により、給紙部9から1枚ずつ取り出され、搬送ローラ98,レジストローラ99を介して用紙搬送ベルト6に送られる。
用紙搬送ベルト6は、感光体ドラム3の幅より狭く、用紙Pを上面に担持した状態で、その用紙Pと一体に走行するように無端状に構成され、駆動ローラ62と従動ローラ63との間に架け渡されている。また、各感光体ドラム3と対向する位置の近傍には、用紙搬送ベルト6を挟んで転写ローラ61がそれぞれ設けられている。そして、用紙搬送ベルト6は、駆動ローラ62の回動により、感光体ドラム3と対向する側の表面が、図2に示すように、図中右方向から図中左方向へ移動して、レジストローラ99から送られて来る用紙Pを、感光体ドラム3との間へ順番に搬送して定着部8へ送る。また、用紙搬送ベルト6の駆動ローラ62で折り返した面には、クリーニングブラシ105が設けられている。
また、転写ローラ61は、負電圧の電流源112により転写ローラ61と感光体ドラム3との間にトナーの帯電極性と逆極性の転写バイアス(例えば−10〜−15μA)が印加されて、感光体ドラム3上に形成されたトナー像を用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pに転写するように構成されている。なお、図2では、電流源112は上記転写バイアスを0V,定電圧の2種類に切り換え可能なように記載されているが、これは、便宜上そのように図示したものであって、実際には更に多段階に電圧を制御可能に構成されている。更に、現像ローラ52と転写ローラ61との間には、感光体ドラム3の表面に担持されたトナー量を検出するためのトナー量センサ113が設けられている。
また、クリーニングブラシ105は、用紙搬送ベルト6の幅方向に延びた略円筒部材の周囲にブラシが設けられた構成で、用紙搬送ベルト6を挟んで対向する位置に設けられた電極ローラ104との間で所定の電位差が印加されて、用紙搬送ベルト6に接触しながら回転するように配設される。また、クリーニングブラシ105には、クリーニングブラシ105に付着したトナーをクリーニングブラシ105から除去する廃トナー除去器106と、クリーニングブラシ105から除去されたトナーを貯留しておく貯留ボックス107とが設けられている。
また、定着部8は、加熱ローラ81と、加圧ローラ82とから構成され、トナー像が転写された用紙Pを、加熱ローラ81及び加圧ローラ82によって狭持搬送しながら加熱及び加圧することにより、トナー像を用紙Pに定着させる。
また、プリンタ1の上面にはスタッカー12が形成されている。このスタッカー12は、定着部8の排紙側に設けられており、定着部8から排出される用紙Pを収容する。また、制御部10は、後述のように、CPU10A(図3参照)を用いたマイクロコンピュータにより構成され、プリンタ1の動作全般の制御を行う。
ところで、4個の感光体ドラム3は、いずれも、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6から離間する上方向に移動可能に保持され、4個の感光体ドラム3に対して跨るように設けられた移動部材72により位置決めされている。なお、移動部材72は、4個の感光体ドラム3に跨る長さの板状部材で構成され、図2における左右方向に移動可能に保持されている。また、移動部材72には、左右方向に延びる略クランク形状の4個の誘導穴72Aが設けられていて、この誘導穴72Aのそれぞれに各感光体ドラム3の長手方向側面に設けられた軸3Aが嵌め込まれる。
そして、移動部材72には、回転力を左右方向の力に換えるリンク73を介して、モータ74が設けられ、制御部10からの指令信号に応じてモータ74が回転することにより、移動部材72が右、または、左方向に移動する。このように、移動部材72が左方向に移動すると、誘導穴72Aが左方向へ移動する際に、各感光体ドラム3の軸3Aが、誘導穴72Aの略クランク形状に沿って上方向に移動するため、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6から離間する状態となる。逆に、移動部材72が右方向の位置にあると、感光体ドラム3は用紙搬送ベルト6に接触する状態となる。通常は、感光体ドラム3が用紙搬送ベルト6に接触した状態で画像形成がなされる。
以上のような構成の本実施の形態におけるプリンタ1での、用紙Pへの画像形成の動作は次のようになる。先ず、給紙部9からピックアップローラ92により用紙Pが1枚供給され、搬送ローラ98,レジストローラ99を介して用紙搬送ベルト6へ送られる。次に、図2中一番右側の感光体ドラム3Yの表面が、帯電器31により一様に帯電され、スキャナユニット41により、イエロー色用の外部から入力された画像データに対応して露光されて、上記のように静電潜像が形成される。次に、この感光体ドラム3Yの表面に現像ユニット51Yにおいて正極性に帯電されたイエローのトナーが供給され、現像が行われる。そして、このようにして形成されたトナー像は、用紙搬送ベルト6により搬送される用紙Pの表面上に、転写バイアスが印加された転写ローラ61により転写される。
次に、用紙Pが、マゼンタ,シアン,及びブラック用それぞれの感光体ドラム3と対向する位置へ順番に搬送され、イエローのトナーと同様の手順で、トナー像が感光体ドラム3の表面に形成されて、転写ローラ61により用紙Pに重ね合わせて転写される。最後に、用紙P上に形成された4色のトナー像は、定着部8において用紙P上に定着され、スタッカー12上に排出される。
更に、図2に仮想線で示したように、プリンタ1に着脱可能な現像ユニットケース55には、その現像ユニット51のシリアルナンバ等の情報を表すICタグ310Y〜310Kが添付され、プリンタ1の本体側には、そのICタグを読み取るICタグリーダ320Y〜320Kが設けられている。
次に、図3は、この例における制御系の構成を表すブロック図である。図3に示すように、パソコン800のパソコン本体810は、CPU811,ROM812,RAM813,色変換情報記憶手段の一例としてのハードディスク装置(HDD)814,及び時計815を備えている。そして、このパソコン本体810には、CRT等のディスプレイ820、キーボード830、マウス840(いずれも図1参照)、及び、プリンタ1と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)850が接続されている。
プリンタ1の制御部10は、CPU10A,ROM10B,RAM10Cを備えたマイクロコンピュータとして構成され、更に、電源スイッチが切られても記憶内容が消えないようにされたNVRAM10Dや、時計10Eを備えている。また、この制御部10には、前述のICタグリーダ320Y〜320K、画像形成手段の一例としての前述の給紙部9から定着部8に到る構成の各種アクチュエータ(以下、プリンタエンジン200ともいう)、プリンタ1の表面に設けられた操作パネル220(図1参照)、及び、パソコン800と接続するためのプリンタポートインタフェース(プリンタポートI/F)230などが接続されている。
次に、この制御系で実行される処理について説明する。図4は、プリンタ1による画像形成(以下、印刷ともいう)が実行されるときに、パソコン800のCPU811が記録媒体の一例としてのHDD814に記憶されたプログラムに基いて実行する処理のメインルーチンを表すフローチャートである。なお、この処理は、パソコン800における他のアプリケーション、例えば作図,文書作成などのアプリケーションにて、印刷が指示されたときに実行される。
図4に示すように、処理が開始されると、先ずS1(Sはステップを表す:以下同様)にて、予めHDD814に記憶された印刷設定が読込まれ、カラーモード,画質モード,用紙タイプ等の各種設定情報を入力するための印刷設定用UI910(図5参照)が前回の印刷時に使用された印刷情報に基づいて、ディスプレイ820に表示される。
図5に例示するように、この印刷設定用UI910には、カラーモード,画質モード,用紙タイプ等の設定情報毎に、テキスト入力部911と候補表示ボタン912とがそれぞれ設けられ、更に、決定ボタン913,キャンセルボタン914,色調整モード設定ボタン915が設けられている。通常、使用者はこの印刷設定用UI910に対して、前回の印刷時に使用された印刷情報から設定の変更を行う場合には、テキスト入力部911にキーボード830から適宜のテキスト入力を行うか、または、候補表示ボタン912をマウス840でクリック(以下、単に「候補表示ボタン912を押下」という:他のボタンも同様)して適宜の候補を選択してテキスト入力部911に表示するかして、決定ボタン913を押下すると、その変更された組み合わせがHDD814に記憶される(但し、最初はデフォルト値が記憶されている)。従って、S1では、テキスト入力部911に表示された各種設定情報の組み合わせが、HDD814から印刷情報として読み込まれて設定される。また、キャンセルボタン914が押下された場合、或いは、印刷設定用UI910の各項目を変更せずに決定ボタン913が押下された場合は、S1では、前回の印刷時に使用された印刷情報がそのまま読み込まれる。
一方、印刷設定用UI910の色調整モード設定ボタン915が押下された場合は、図6に例示する色調整モード選択手段の一例としての色調整モード設定用UI920がディスプレイ820に表示される。この色調整モード設定用UI920は、「常に色調整を行う」「必要時に色調整を行う」「色調整を行わない」のいずれかの色調整モードを選択するためのチェックボックス921,922,923が表示される。そして、「必要時に色調整を行う」が選択された場合には、テキスト入力部924に、所定時間の一例としての調整間隔を日単位で入力可能となる。更に、この色調整モード設定用UI920も、決定ボタン925及びキャンセルボタン926を備えている。決定ボタン925が押下されると、色調整モード設定用UI920にて設定された色調整モードが、印刷設定用UI910にて設定された印刷設定に対応付けてHDD814に記憶され、キャンセルボタン926が押下されると、その印刷設定に対する色調整モードは変更されない。また、決定ボタン925が押下された場合も、キャンセルボタン926が押下された場合も、この色調整モード設定用UI920は消失して、ディスプレイ820には印刷設定用UI910が表示される。
ここで、HDD814には、図7に例示するようなフラグ用テーブルが記憶されている。このフラグ用テーブルは、カラーモード,画質モード,用紙タイプの組み合わせからなる各種印刷設定毎に項分けされ、それぞれに、調整済み情報の一例としての色調整済みフラグ,色調整時刻,色調整モード,及び調整間隔が記憶される。色調整モード設定用UI920にて設定された色調整モードは、このフラグ用テーブルの色調整モードの欄に書き込まれ、色調整モードが「必要時に色調整を行う」の場合にのみ、調整間隔の欄に前述のテキスト入力部924に入力された調整間隔が書き込まれる。なお、色調整済みフラグ及び色調整時刻については後に詳述する。
図4に戻って、S1にて上記のように印刷設定が読み込まれると、続くS2では、上記フラグ用テーブルの色調整モードの欄を参照することにより、その印刷設定に対する色調整モードが強制ON、すなわち「常に色調整を行う」に設定されているか否かが判断される。色調整モードが強制ONに設定されている場合は(S2:Y)、S3にて色調整実行フラグが真にセットされ、続くS4にて印刷処理が実行される。
図8は、このS4にて実行される印刷処理を詳細に表すフローチャートである。図8に示すように、この印刷処理では、先ずS41にて、印刷データの元となる画像データが作成される。具体的には、前述のアプリケーションから発生される印刷命令に対する描画処理を行って、各画素に対してR(赤),G(緑),B(青)の強さを例えば256段階で表したデータが作成されるのである。続くS42では、色調整実行フラグが真であるか否かが判断される。前述のように色調整実行フラグが真である場合は(S42:Y)、S43にて上記画像データがRAM813の所定領域に保存された後、色調整実行フラグが偽である場合はそのまま(S42:N)、処理はS45へ移行する。
S45では、前述のS1にて読み込まれた印刷設定に対する色調整パラメータで、上記各画素の色(R,G,B)が変換される。HDD814には、図9に例示するようなパラメータテーブルが記憶されている。図9に示すように、このパラメータテーブルは、カラーモード,画質モード,用紙タイプの組み合わせからなる各種印刷設定毎に項分けされ、それぞれに、色彩,明るさ,赤(成分),緑(成分),青(成分)に対する色変換情報の一例としての色調整パラメータが記憶されている。画像データ補正手段の一例としてのS45では、このパラメータテーブルに記憶された色調整パラメータに基づいて、上記画像データが補正されるのである。
続くS46では、上記補正後の画像データに基いて、プリンタ1を駆動するための印刷データが作成される。具体的にはR,G,Bに対する例えば256段階のデータがY,M,C,Kに対する多値データに変換され、圧縮処理などがなされ、更に、プリンタ1の制御部10が解読可能なデータに変換される。続くS47では、S46にて作成された印刷データが、ケーブル700を介してプリンタ1の制御部10へ送信される。すると、制御部10は、上記印刷データに基いてプリンタエンジン200を駆動して、用紙Pに画像を形成する。なお、画像データから印刷データへの変換は、プリンタ1側で行ってもよい。
続くS47では、色調整実行フラグが真であるか否かが判断され、色調整実行フラグが偽である場合は(S48:N)、そのまま処理が終了する。一方、前述のように色調整実行フラグが真である場合は(S48:Y)、調整画面表示手段及び調整画面再表示手段の一例としてのS51にて、図10に例示するような調整画面の一例としての色調整用UI930がディスプレイ820に表示される。
図10に例示するように、色調整用UI930は、色彩,明るさ,赤成分,緑成分,青成分のそれぞれに対して、色調整パラメータを数値表示する数値表示部931と、その数値を1つ下げるボタン932と、その数値を一つ上げるボタン933と、マウス840でドラッグして移動させることにより上記数値を変更するボタン934とを備えている。更に、色調整用UI930には、再印刷ボタン936、決定ボタン937、及び、キャンセルボタン938が設けられている。
この色調整用UI930が表示されると、使用者は、S47の処理によりプリンタ1が用紙Pに形成した画像を見て、適切であれば決定ボタン937を押下する。また、使用者は、上記画像を見て、色調整パラメータを調整した上で再印刷したい場合は再印刷ボタン936を、色調整パラメータの調整をすることなく終了したい場合はキャンセルボタン938を押下する。そこで、S51にて色調整用UI930が表示されると、図8に示すように、S52にて、図7のフラグ用テーブルにおける当該印刷設定の色調整済みフラグが偽にセットされる。なお、各印刷設定の色調整済みフラグの初期値は偽である。続くS53〜S55では、再印刷ボタン936,決定ボタン937,キャンセルボタン938のいずれかが押下されるまで、ループ処理による待機がなされる。
S53〜S55のループ処理中に、再印刷ボタン936が押下されると(S53:Y)、処理はS56へ移行し、その時点における色調整用UI930による色調整結果が、印刷設定に一時的に反映される。すなわち、色調整用UI930に表示された色調整パラメータが、S45の処理に反映すべく上記パラメータテーブルに一時的に書き込まれる。続くS57では、S43にて保存しておいた画像データが読み込まれ、処理は前述のS45へ移行する。すると、S45〜S47の処理により、色調整用UI930にて調整された色調整パラメータに応じた画像が形成された後、処理は前述のステップを経て再びS53〜S55のループ処理へ移行する。
また、S53〜S55のループ処理中に決定ボタン937が押下されると(S54:Y)、処理はS58へ移行し、その時点における色調整用UI930による色調整結果が、上記パラメータテーブルに正式に保存される。続くS59では、上記フラグ用テーブルにおける当該印刷設定の色調整済みフラグが真にセットされる。更に続くS60では、上記フラグ用テーブルにおける当該印刷設定の色調整時刻に現時刻が書き込まれ、処理が終了する。この処理の終了により、色調整用UI930もディスプレイ820から消失する。
また更に、S53〜S55のループ処理中にキャンセルボタン938が押下された場合は(S55:Y)、処理はそのまま終了し、色調整用UI930もディスプレイ820から消失する。この場合、S56にて色調整パラメータが一次的に書き換えられていたとしても、その書き換えは破棄されて本処理開始前の色調整パラメータが維持される。
図4に戻って、S1にて読み込まれた当該印刷設定に対する色調整モードが強制ONに設定されていない場合は(S2:N)、S5にて、当該印刷設定に対する色調整モードが強制OFF、すなわち「色調整を行わない」に設定されているか否かが判断される。色調整モードが強制OFFに設定されている場合は(S5:Y)、S6にて色調整実行フラグが偽にセットされた後、前述の印刷処理(S4)が実行される。
すると、前述のように、S51〜S60の処理が割愛される。このため、色調整用UI930による色調整がなされることなく、その時点で設定されている色調整パラメータによる画像形成(S45〜S47)が実行されて処理が終了する。
また、当該印刷設定に対する色調整モードが強制ONにも強制OFFにも設定されていない場合(S2:N,S5:N)、すなわち、「必要時に色調整を行う」に設定されている場合は、処理はS9へ移行する。S9では、色調整済みフラグが偽であるか否かが判断され、偽である場合は(S9:Y)、処理は前述のS3へ移行する。すなわち、当該印刷設定に対してS53〜S56の処理による色調整、及びその色調整結果の保存(S58)が実施されていない場合は、前述のようにS4の印刷処理中にS51〜S60による色調整処理が実行されるのである。
当該印刷設定の色調整済みフラグが真である場合は(S9:N)、S10にて、現時刻が、上記フラグ用テーブルにおける当該印刷設定の色調整時刻から同じくフラグ用テーブルに書き込まれた調整間隔が経過しているか否かが判断される。そして、色調整時刻から調整間隔が経過している場合は(S10:Y)、処理は前述のS3へ移行する。すなわち、トナーの帯電性,流動性をはじめ、プリンタエンジン200の各種特性には径時変化がある。そこで、前回の色調整の処理(S51〜S60)から予め設定された調整間隔が経過している場合は(S10:Y)、S4の印刷処理中に再び色調整処理(S51〜S60)が実行されるのである。
また、当該印刷設定の色調整時刻から調整間隔が経過していない場合は(S10:N)、S11にて、プリンタ1からプロセス交換時刻が取得される。プリンタ1の制御部10は、ICタグリーダ320Y〜320Kのいずれかが新たなシリアルナンバを記憶したICタグ310を検出した場合、その時刻を、現像ユニット51が交換されたプロセス交換時刻として記憶している。そこで、S11では、制御部10との通信によりプロセス交換時刻が取得されるのである。続くS12では、そのプロセス交換時刻が、当該印刷設定の色調整時刻より後であるか否かが判断される。そして、プロセス交換時刻が色調整時刻より後の場合は(S12:Y)、処理は前述のS3へ移行する。すなわち、現像ユニット51が交換されると、トナーの特性等が変化する場合がある。そこで、前回の色調整処理(S51〜S60)以降に現像ユニット51の交換がなされた場合は(S12:Y)、S4の印刷処理中に再び色調整処理(S51〜S60)が実行されるのである。
プロセス交換時刻が当該印刷設定の色調整時刻以前である場合は(S12:N)、処理は前述のS6へ移行する。すなわち、この場合は、改めて色調整処理(S51〜S60)を実行する必要がないので、色調整用UI930が表示されることなく、その時点で設定されている色調整パラメータによる画像形成(S45〜S47)が実行される。
このように、本実施の形態では、色調整モードが「必要時に色調整を行う」に設定されているときは(S5:N)、色調整処理(S51〜S60)が実行されていない印刷設定が読み込まれた場合(S9:Y)、径時変化等により色調整が必要となった場合(S10:Y)、及び、現像ユニット51の交換により色調整が必要となった場合に(S12:Y)、色調整用UI930が自動的に表示される(S51)。このため、色調整用UI930の操作性が向上し、適切なタイミングで効率的に色調整パラメータの調整(S51〜S60)を行うことができる。
しかも、径時変化等に応じた調整間隔は、印刷設定毎に設定することができる。このため、印刷設定毎に色調整パラメータの再調整が不要な期間(上記調整間隔)が相違する場合にも、その相違に応じた適切なタイミングで自動的に色調整用UI930が表示され、一層効率的に色調整パラメータを調整することができる。例えば、カラートナーとブラックトナーとで径時特性が異なる場合には、カラーモードとモノクロモードとで調整間隔を異ならせることができる。
また、色調整用UI930では、再印刷ボタン936を押下すれば何度でも繰り返し画像形成(S45〜S47)及び色調整(S51〜S56)を実行することができ、決定ボタン937を押下すれば色調整用UI930は消失するので、一層操作性が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、図4〜図10で説明したパソコン800側の処理は、プリンタ1に適宜のディスプレイを設けることによりプリンタ1側で実行されてもよい。この場合、印刷データの元となる画像データ(S41参照)は、パソコン800から送信されてもよく、USBメモリなどのリムーバブルディスクをプリンタ1に直接装着するいわゆるダイレクトプリントによって供給されてもよい。
また、本発明の画像形成装置は、上記のようなカラー画像形成装置に限定されるものではなく、モノクロの画像形成装置であってもよい。この場合、色調整パラメータとしては、ガンマ補正など中間色の階調性を制御するためのパラメータが考えられる。更に、本発明の画像形成装置は、インクジェットプリンタ等、電子写真方式以外の方法で画像を形成する装置であってもよい。インクジェットプリンタの場合、インクカートリッジの交換がユニットの交換に相当する。
また、本発明の記録媒体は、ハードディスク装置に限定されるものではなく、ROM等の素子,フレキシブルディスク,コンパクトディスク,インターネット上のウェブサーバ等であってもよい。
本発明が適用されたカラーレーザプリンタ及びパーソナルコンピュータを表す外観図である。 そのカラーレーザプリンタの内部構成を表す概略断面図である。 上記カラーレーザプリンタおよびパーソナルコンピュータの制御系の構成を表すブロック図である。 印刷時に上記パーソナルコンピュータが実行する処理のメインルーチンを表すフローチャートである。 上記パーソナルコンピュータが表示する印刷設定用UIの一例を表す説明図である。 上記パーソナルコンピュータが表示する色調整モード設定用UIの一例を表す説明図である。 上記処理で使用されるフラグ用テーブルの一例を表す説明図である。 上記処理のうちの印刷処理を詳細に表すフローチャートである。 上記処理で使用されるパラメータテーブルの一例を表す説明図である。 上記パーソナルコンピュータが表示する色調整用UIの一例を表す説明図である。
符号の説明
1…カラーレーザプリンタ 3…感光体ドラム 6…用紙搬送ベルト
8…定着部 9…給紙部 10…制御部 31…帯電器
41…スキャナユニット 51…現像ユニット 52…現像ローラ
55…現像ユニットケース 61…転写ローラ 200…プリンタエンジン
310…ICタグ 320…ICタグリーダ 800…パーソナルコンピュータ
814…ハードディスク装置 910…印刷設定用UI
920…色調整モード設定用UI 930…色調整用UI
936…再印刷ボタン 937…決定ボタン
938…キャンセルボタン P…用紙

Claims (10)

  1. 色変換情報に基づいて画像データを補正する画像データ補正手段と、
    該補正後の画像データに対応した画像を、被記録媒体に形成する画像形成手段と、
    を備えた画像形成装置であって、
    上記画像形成手段の、少なくとも被記録媒体のタイプと画質モードとを含む設定情報の組み合せ毎に、上記色変換情報を記憶する色変換情報記憶手段と、
    上記画像形成に適用される色変換情報を調整するための調整画面を表示する調整画面表示手段と、
    を備え、
    上記色変換情報記憶手段は、上記色変換情報が調整済みであるか否かを表す調整済みフラグを、上記設定情報の組み合せ毎に記憶し、
    上記調整画面表示手段は、上記色変換情報記憶手段に記憶された上記調整済みフラグに基づき、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みでない場合に、その画像形成後に上記調整画面を表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記調整画面表示手段が表示した上記調整画面によって調整された上記色変換情報に基づいて上記画像形成手段が被記録媒体に画像を形成した後に、上記調整画面を再度表示する調整画面再表示手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記調整画面再表示手段は、上記調整画面に所定の操作がなされた場合に、上記画像形成手段が被記録媒体に画像を形成した後に上記調整画面を再度表示することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 上記調整画面表示手段は、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みであった場合でも、その調整から所定時間以上経過している場合には上記調整画面を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記所定時間は、上記設定情報の組み合せ毎に設定可能なことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 上記調整画面表示手段は、上記画像形成時の上記設定情報の組み合せに対する上記色変換情報が調整済みであった場合でも、上記画像形成手段を構成するユニットが交換された場合には上記調整画面を表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 上記画像形成手段を備えた画像形成装置本体と、その画像形成装置本体に接続された上位装置とによって構成され、
    上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段は上記上位装置に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 上記画像形成手段、上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段は、一体に構成された画像形成装置本体に設けられたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 常に色調整を行う色調整モード、必要時に色調整を行う色調整モード、または、色調整を行わない色調整モードのいずれかを、使用者の操作に応じて選択する色調整モード選択手段を、更に備え、
    上記色変換情報記憶手段は、上記色調整モード選択手段により選択された色調整モードも、上記設定情報の組み合せ毎に記憶し、
    上記調整画面表示手段は、必要時に色調整を行う色調整モードが選択されている場合にのみ、上記色調整済みフラグを参照することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. コンピュータを、請求項1〜9のいずれかに記載の上記画像データ補正手段、上記色変換情報記憶手段、及び上記調整画面表示手段として動作させるソフトウェアプログラムを記憶したことを特徴とする記録媒体。
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