JP4791911B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、トナー等のサプライ(消耗品)を用いて印刷(画像形成)を行うレーザープリンタ,LEDプリンタ,インクジェットプリンタ等のプリンタや、複写機,ファクシミリ装置,デジタル複合機などの画像形成装置に関する。
従来、プリンタ等の画像形成装置では、性能品質が低下する前にユーザがサプライの交換やメンテナンスを行って性能品質を維持できるように、サプライの使用量(カウンタ)や残量,交換予告,交換要求を操作部上の表示やWeb等で詳細に行っている(例えば特許文献1参照)。
ところで、複写機では一般的な、性能品質を保証し、メンテナンスを行うユーザ,メーカ間の保守契約(一般的に「パフォーマンスチャージ」「メータクリックチャージ」という)が、近年、プリンタにも広まってきた。
特開2001−260502号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなプリンタにおいても、保守契約によって自己のメンテナンスがCE(カスタマエンジニア)等に委ねられるようになると、ユーザが使用する上で不必要なメンテナンス関連の表示が多くなる。特に、トナー,感光体,定着部等の重要なサプライの表示に関しては、アプリケーション等のソフトウェアのエラー表示より優先させて表示する場合が多く、メンテナンスを行わないユーザにとって必要なエラー表示が適切に伝わらない場合が起こりうる。また、従来では、全く同じプリンタでも、保守契約別にメンテナンス関連の表示,制御をCPUに行わせるためのプログラムを組み、別機種として生産を行う場合もあった。
この発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、プリンタ等の画像形成装置において、自己の保守形態にも応じた最適なメンテナンス関連の制御を行い、メンテナンスに対する市場ニーズに応えることを目的とする。
この発明は、消耗品(サプライ)を用いて印刷を行う画像形成装置であって、上記の目的を達成するため、以下のようにしたことを特徴とする。
請求項1の発明による画像形成装置は、上記消耗品の状態情報を取得する消耗品状態情報取得手段と、該消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして記録媒体に印刷する消耗品情報リスト印刷手段と、該消耗品情報リスト印刷手段によって印刷される上記消耗品情報リストの内容を切り替えるリスト内容切替手段とを設け、上記リスト内容切替手段が、上記消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される上記消耗品情報リストの内容を切り替えるものである。
たものである。
請求項2の発明による画像形成装置は、請求項1の画像形成装置において、上記消耗品状態情報取得手段を、上記消耗品の使用量又は残量の情報を取得する手段とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記リスト内容切替手段の切り替えにより、上記消耗品状態情報取得手段によって取得した情報の内容である上記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷するものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷できない場合には、文字列表示で印刷するものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、上記消耗品の使用量又は残量の表示フォーマットを該消耗品の使用量又は残量の検知精度に応じて変更する手段を備えたものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項1〜のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品状態情報取得手段によって取得される上記消耗品の状態情報を上記消耗品情報リスト印刷手段による上記消耗品情報リストの印刷時に更新する消耗品状態情報更新手段を設けたものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項1〜のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、交換すべき又は交換間近の消耗品を認識可能に処理するものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項1〜のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合に、該消耗品情報リストを割り込んで印刷するものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、割り込んで印刷する上記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体に対してシフトさせる手段を備えたものである。
請求項の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、上記消耗品情報リスト印刷手段に、割り込んで印刷する上記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる排出先へ排出する手段を備えたものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、割り込んで印刷する上記消耗品情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる種類の記録媒体に印刷する手段を備えたものである。
請求項11の発明による画像形成装置は、請求項1〜10のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品情報リストを記録媒体に印刷する際に、その印刷の日時情報も印刷するものである。
請求項12の発明による画像形成装置は、請求項11の画像形成装置において、上記日時情報を入力するための日時情報入力手段を設けたものである。
請求項13の発明による画像形成装置は、請求項の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品情報リストを上記通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、該通常の印刷ジョブを一時停止させるものである。
請求項14の発明による画像形成装置は、請求項13の画像形成装置において、上記通常の印刷ジョブが一時停止する際に、ユーザ問い合わせ確認画面を表示するユーザ問い合わせ確認画面表示手段を設けたものである。
請求項15の発明による画像形成装置は、請求項14の画像形成装置において、上記ユーザ問い合わせ確認画面を、上記消耗品情報リストを印刷するかしないかの確認画面とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって上記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、上記消耗品情報リストを印刷する指定がなされた場合に、上記消耗品情報リストを割り込んで印刷するものである。
請求項16の発明による画像形成装置は、請求項14の画像形成装置において、上記ユーザ問い合わせ確認画面を、上記消耗品情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって上記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、ユーザの認証情報が入力された場合に、該認証情報が予め登録された情報と一致するか否かをチェックする認証処理を行う認証処理手段を備え、上記入力された認証情報が予め登録された情報と一致してユーザ認証が成功した場合に、上記消耗品情報リストの印刷が可能な認証状態にするものである。
請求項17の発明による画像形成装置は、請求項16の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記認証状態にして、上記消耗品情報リストの割り込み印刷を開始した後、あるいは該消耗品情報リストの割り込み印刷が終了した後、上記認証状態を解除するものである。
請求項18の発明による画像形成装置は、請求項16又は17の画像形成装置において、上記ユーザ認証手段を、上記入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に、上記認証処理を行う手段とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、上記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させるものである。
請求項19の発明による画像形成装置は、請求項18の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、所定時間経過後、上記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させるものである。
請求項20の発明による画像形成装置は、請求項19の画像形成装置において、上記所定時間を設定するための時間設定手段を設けたものである。
請求項21の発明による画像形成装置は、請求項16又は17の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ認証が失敗した場合には、上記消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容のうち、予め指定された部分のみを消耗品情報リストとして印刷するものである。
請求項22の発明による画像形成装置は、請求項1321のいずれかの画像形成装置において、記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、上記消耗品情報リスト印刷手段によって上記消耗品情報リストが印刷された記録媒体の排出先を選択するための排出先選択手段を設けたものである。
請求項23の発明による画像形成装置は、請求項1〜22の画像形成装置において、他の画像形成装置と通信可能に接続する接続手段と、上記消耗品情報リスト印刷手段に、上記消耗品情報リストを上記他の画像形成装置によって代行印刷させる手段を備えたものである。
請求項24の発明による画像形成装置は、請求項23の画像形成装置において、上記代行印刷が可能な他の画像形成装置を登録する代行印刷装置登録手段を設けたものである。
請求項25の発明による画像形成装置は、請求項24の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記代行印刷装置登録手段によって上記代行印刷が可能な他の画像形成装置が複数登録されている場合に、その各画像形成装置のうちの印刷中でない画像形成装置を優先し、該画像形成装置に上記代行印刷を行わせるものである。
請求項26の発明による画像形成装置は、請求項2325のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、他の画像形成装置に上記代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させるものである。
請求項27の発明による画像形成装置は、請求項2326のいずれかの画像形成装置において、当該画像形成装置が上記消耗品情報リストの印刷ができない状態の場合に、上記代行印刷が可能な他の画像形成装置を検索する代行印刷装置検索手段を設けたものである。
請求項28の発明による画像形成装置は、請求項2327のいずれかの画像形成装置において、上記代行印刷を行う他の画像形成装置が印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合に、該機能を無効に設定する無効設定手段を設けたものである。
請求項29の発明による画像形成装置は、請求項2328のいずれかの画像形成装置において、上記代行印刷を行う他の画像形成装置に関する情報を報知する代行印刷装置情報報知手段を設けたものである。
請求項30の発明による画像形成装置は、請求項1〜29のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、動作するものである。
請求項31の発明による画像形成装置は、請求項30の画像形成装置において、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、上記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、上記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作するものである。
請求項32の発明による画像形成装置は、請求項1〜29のいずれかの画像形成装置において、通常の印刷ジョブのリセットを指定するためのジョブリセット指定手段を設け、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、上記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、動作するものである。
請求項33の発明による画像形成装置は、請求項32の画像形成装置において、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、上記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、上記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、上記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された後、上記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作するものである。
この発明の画像形成装置によれば、消耗品の状態情報を取得し、その消耗品の状態情報の内容(消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される消耗品情報リストの内容)を必要に応じて切り替え、消耗品情報リストとして記録媒体に印刷することができる。つまり、画像形成装置の保守形態にも応じた最適なメンテナンス関連の制御を行うことができる。したがって、必要なメンテナンス情報を適切に得られ、メンテナンスを適切且つ円滑に行えるため、性能品質を維持した印刷を常に行うことが可能になる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。なお、この発明をレーザプリンタに適用した実施形態について説明するが、この発明はこれに限らず、LEDプリンタ,インクジェットプリンタ等の他のプリンタ、複写機、ファクシミリ装置,あるいはそれらの機能を備えたデジタル複合機など、各種の画像形成装置に適用可能である。
〔ネットワーク環境の例〕
まず、この発明の一実施形態であるレーザプリンタ(以下単に「プリンタ」という)を使用するネットワーク環境について、図1を参照して説明する。
図1は、そのネットワーク環境の一例を示す図である。
複数のプリンタ1(1a,1b,1c,1d)は、LAN(ローカルエリアネットワーク)2(2a,2b)のネットワーク環境や、LAN2同士をつなぐWAN(ワイドエリアネットワーク)のネットワーク環境の中に、複数のコンピュータ端末3(3a,3b)と共に接続され、各電子機器が相互に通信することが可能となっている。
通信線4は、プリンタ1を個別に接続するIEEE1394の通信線である。
プリンタ1は、コンピュータ端末3から後述する印刷データをビデオデータ(画像データ)に変換するコントローラと、そのコントローラからの画像データに基づいて用紙上にプリント(画像形成)を行うプリンタエンジンとを備えている。
このコンピュータ端末3は、PC(パーソナルコンピュータ)やワークステーション等の情報処理装置であり、クライアントコンピュータやプリントサーバであってもよい。また、プリントサーバシステムの形態の場合、クライアントコンピュータがプリントサーバ(印刷サービス)のWebクライアント(WebサーバやWebブラウザ等)であってもよい。
〔プリンタのハードウェア構成例〕
次に、図1のプリンタ1のハードウェア構成例について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、そのプリンタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このプリンタ1は、プリンタコントローラ10とプリンタエンジン30とを備えている。
プリンタコントローラ10は、外部機器(コンピュータ端末3又はホスト装置40)から実際のページ記述言語により変換された印刷データを受信し、プリンタ本体もしくは外部機器に導入されているプリンタドライバ等によって設定された印刷補正モードの条件下で、その受信した印刷データをビデオデータに変換してプリンタエンジン30へ出力するものであり、CPU11,ASIC(Application Specific Integrated Circuit)12,タイマ13,ROM14,フォントROM15,RAM16,HDD(ハードディスク装置)17,NIC18,ホストインタフェース(以下「インタフェース」を「I/F」と略称する)19,エンジンI/F20,パネルI/F21,メディアI/F22,およびカードI/F23とを備えている。
CPU11は、ROM14内のプログラムに従ってデータ処理を行うなど、プリンタコントローラ10全体を統括的に制御する中央処理装置である。
ASIC12も、ROM14内のプログラムに従ってデータ処理を行うものである。
タイマ13は、現在の時刻情報を生成するものである。
ROM14は、CPU11およびASIC12をそれぞれ動作させるためのプログラムや、その他の固定データが格納されている読み出し専用メモリである。
フォントROM15は、実際に使われる様々なフォントのパターン等が記憶されている読み出し専用メモリである。
RAM16は、OS(オペレーティングシステム)や各種サービスを実現するためのアプリ(アプリケーションプログラム)を含むプログラムを展開するプログラムメモリや、CPU11がデータ処理を行う際に用いるワークメモリ、ホストI/F19又はNIC18からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、そのバッファに記憶されたデータ(印刷データ)を実際の印刷パターンのデータであるビデオデータ(ビットマップデータ)に変換して記憶するためのビットマップメモリ、後述する共有メモリ等として使用される読み書き可能なメモリである。
HDD17は、電源のオン・オフに関係なくデータを記憶保存する大容量記憶装置であり、OSや各種アプリ、文書データ、文書データ情報、印刷データ等の各種データを記憶保存する。なお、このHDD17に、上述したRAM16内のプログラム以外のデータを記憶しておくこともできる。
NIC18は、LAN2上のコンピュータ端末3と通信可能に接続するためのネットワーク・インタフェース・カードである。
ホストI/F19は、ホスト装置40と通信可能に接続するためのI/Fであり、ホスト装置40からプリンタコントローラ10へのデータを受信したり、プリンタコントローラ10からホスト装置40へステータス信号を送信する。
エンジンI/F20は、プリンタコントローラ10からのビデオデータや制御信号をプリンタエンジン30へ出力したり、プリンタエンジン30からプリンタコントローラ10へのエンジンステータス信号を取り込んだりするためのインタフェースである。
パネルI/F21は、操作パネル31との間の信号の送受信を行うためのインタフェースである。
メディアI/F22は、このプリンタ1に対して着脱可能な外部記録メディアとの間のデータの送受信を行うためのインタフェースであり、その外部記録メディアを挿入するための挿入スロットを備えている。なお、その挿入スロットに外部記録メディアを活線挿抜した際の電圧の変化等により、外部記録メディアが挿入されているかどうかをCPU11が認識できる。
カードI/F23は、外部課金装置や認証カードとの間のデータの送受信を行うためのインタフェースであり、外部課金装置と通信可能に接続するためのカード(例えばSCSIカード)や認証カードを挿入するための挿入スロットを備えている。
プリンタエンジン30は、プリンタコントローラ10からのビデオ信号(ビデオデータ)および制御信号に基づいて感光体等の像担持体上に静電潜像を作り、それをトナーによって現像してトナー画像(可視画像)を形成すると共に、給紙部より転写紙(他の記録媒体でもよい)を給紙し、その転写紙にトナー画像を転写して熱定着する印刷処理(画像形成処理)を行う。
操作パネル31は、操作部と表示部とからなる。操作部は、ユーザの操作により各種指示を入力することができる。表示部は、後述する各種画面を表示することができる。
このように構成されたプリンタコントローラ10において、CPU11は、プリンタ1の電源投入時に、ROM14内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、HDD17内のOSを読み出し、それをRAM16にロードして展開した後、そのOSを起動させる。更に、HDD17内のアプリ等の他のデータも必要に応じてRAM16にロードして展開する。そして、RAM16内の各種プログラムを選択的に実行し、NIC18,ホストI/F19,エンジンI/F20,およびパネルI/F21等の各部を選択的に制御して、コンピュータ端末3,ホスト装置40,プリンタエンジン30,又は操作パネル31との通信を制御させることにより、各種機能を実現することができる。
すなわち、通常印刷機能に加え、この発明に関わる機能である消耗品状態情報取得手段,消耗品情報リスト印刷手段,リスト内容切替手段,日時情報入力手段,ユーザ問い合わせ確認画面表示手段,時間設定手段,排出先選択手段,接続手段,代行印刷装置登録手段,代行印刷装置検索手段,無効設定手段,代行印刷装置情報報知手段,動作要否指定手段,ジョブリセット指定手段,動作要否指定手段を含む各種機能を実現することができる。
ここで、通常印刷機能とは次のようなものである。プリンタアプリを実行し、NIC18,ホストI/F19,エンジンI/F20を選択的に使用することにより、通常の印刷ジョブ(印刷処理)を行う。そして、コンピュータ端末3又はホスト装置40からのプリント命令あるいはコンピュータ端末3又はホスト装置40から受け取ったデータが1ページを超えたとき、まず印刷データをビデオデータに変換し、それが終了したらエンジンI/F20を介して、プリンタエンジン30にプリント開始命令を出力する。この操作を繰り返し、実際に外部機器からのデータがプリンタエンジン30の電子写真プロセスによって可視画像として印刷される。
〔プリンタエンジンの主要部の構成と印刷処理の例〕
次に、図2のプリンタエンジン30について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、図2のプリンタエンジン30の主要部の構成例を示す図である。図4は、そのプリンタエンジン30内の転写ユニットの構成例を示す図である。なお、図4では、図示の都合上、感光体を1個のみ図示している。また、感光体や定着ユニット、転写紙搬送経路を含む各部の位置関係や形状は、図3と大きく異なる。
このプリンタエンジン30は、タンデム方式を用いたものであり、例えば図3に示すように、4つのドラム状の感光体100(100C,100M,100Y,100K)と、その各感光体100上に形成された静電潜像を互いに異なる色のトナー画像にそれぞれ現像する複数の現像部101(101C,101M,101Y,101K)と、その各現像部101へそれぞれ異なる色のトナーを供給するトナーカットリッジ102(102C,102M,102Y,102K)とを有する感光体・現像ユニット103を備えている。なお、感光体・現像ユニット103の代わりに、それを2つに分けた感光体ユニットおよび現像ユニットを備えてもよい。
また、各感光体100上にそれぞれ形成された異なる色のトナー画像を中間転写ベルトを介して給紙カセット104又は105から選択的に給紙された転写紙上に転写する転写ユニット106を備えている。
さらに、複数の半導体レーザからビデオ信号に応じて変調されたレーザビームを射出し、その各レーザビームを各ミラー,レンズ,ポリゴンミラーからなる光学系により主走査方向に反復走査することにより、その主走査方向に直交する副走査方向に回動する各感光体100上に光による静電画像の書き込みを行う書き込み・光学ユニット107を備えている。
さらにまた、転写ユニット106によって転写紙上に転写されたトナー画像を熱と圧力によって定着する定着ユニット108を備えている。
転写ユニット106は、例えば図4に示すように、異なる色のトナー画像がそれぞれ重ね合わせ状態に一次転写される矢印方向に回動する像担持体としての中間転写ベルト110を備えている。
中間転写ベルト110は、駆動ローラ111,転写バイアスローラ112,転写アースローラ113等により回動可能に支持され、駆動ローラ111の駆動により矢示方向に回動される。
この中間転写ベルト110は、感光体100の表面と1次転写ユニットを構成する転写バイアスローラ112と転写アースローラ113との間の位置で、2次転写ユニットを構成する紙転写ローラ114と駆動ローラ111の位置でそれぞれ接触している。
ここで、プリンタエンジン30における電子写真プロセス(現像,転写,定着のプロセス)による印刷処理について、図5も参照して説明する。
図5は、プリンタエンジン30による電子写真プロセスを説明するための図である。
各感光体100の表面はそれぞれ、帯電チャージャ201により一様に帯電された後、書き込み・光学ユニット107により、ビデオ信号に応じて変調されたレーザビームにより走査露光され、その表面に静電潜像が形成される。このとき、ビデオ信号により図示しない半導体レーザで発生されたレーザビームが、ポリゴンミラーを含む光学系により走査および光路調整される。
各感光体100の表面はそれぞれ、レーザビームの照射より露光した部分の電荷を除去して画像を描画し、その電荷の残った部分にC,M,Y,Kの正極性のトナーを付着させ、描画した画像を作像することにより、C,M,Y,Kのトナー画像となる。
各感光体100の表面にそれぞれ形成される各トナー画像は、その各感光体100と同期して中間転写ベルト110の表面に、C,M,Y,Kの各色毎にバイアスローラ112に印加された所定の転写バイアスにより順次転写されて重ね合わせられる。
中間転写ベルト110上に重ね合わされたC,M,Y,Kのトナー画像(フルカラートナー画像)は、給紙カセット104又は105から選択的に給紙され、転写ユニット106の中間転写ベルト110と紙転写ローラ114との接触部へ搬送された転写紙上に、紙転写ローラ114により転写紙側から電荷をかけて、一括転写される。
その転写処理が終了した後、フルカラートナー画像が転写された転写紙は、定着ユニット108に送られ、そこでフルカラートナー画像が定着されて、機外の排紙トレイに排紙(排出)される。
なお、図3には図示していないが、転写プロセスおよび定着プロセスの過程で残ったトナーを集める廃トナーボトルが存在する。
また、上述した転写ユニット106は、各感光体100上のトナー画像を中間転写ベルトを介して転写紙に転写するものであるが、中間転写ベルトの代わりに転写搬送ベルトを用い、各感光体100上のトナー画像を転写搬送ベルトで搬送する転写紙に直接転写することも可能である。
〔感光体のメンテナンス〕
次に、感光体100のメンテナンスについて説明する。
まず、感光体100の働きについて、図5を参照して説明する。
電子写真プロセスの感光体100は、帯電,レーザビームによる露光,トナー付着までの現像プロセスと、転写紙にトナー画像を転写する転写プロセスを行った後、感光体100に残留したトナーをブラシ,磁気ブラシ,ブレード等からなるクリーニング部202で除去(クリーニング)し、感光体100に残った電荷を除電ランプ203で除電し、次の印刷処理(電子写真プロセス)に移行する。
次に、感光体100の劣化について説明する。
感光体100は、現像,転写,クリーニング,除電が繰り返されることによって表面が磨耗し、光伝導性の劣化や、キズなどの磨耗痕が蓄積され、高品位な印刷処理が行えなくなるだけでなく、トナーの異常消費や用紙ジャム等の故障を引き起こす要因となる現象が発生しやすくなる場合があるため、感光体100の劣化に応じてその交換が必要になる。機器によっては、感光体100の交換が必要になると、印刷停止など、印刷動作制限を行う。
次に、感光体100の劣化の検知について説明する。
感光体100の劣化の度合いは、感光体100を稼動させるモータの駆動時間の積算から割り出し、積算した駆動時間から感光体100の交換が必要な状態や、感光体100の交換が間近に迫った状態を判断して検知する。積算した駆動時間は、電源をOFFにした未使用時を挟んでも全稼動の積算が行えるよう、HDD17又は図示しない不揮発性メモリに記憶させる。
〔トナーのメンテナンス〕
次に、トナーのメンテナンスについて説明する。
まず、トナーの消費について説明する。
トナーは、現像プロセスで消費される。たとえ白紙で作像せず転写紙に転写されなくても、現像プロセスを行うと、トナーは現像部101と感光体100表面の緩衝材用もなすため、僅かづつでも消費される。
トナーが消費され、感光体100に付着させるトナーがなくなると、現像プロセスの構造によっては、通常はトナーが間に介在している現像部101が直接感光体100に接触し、感光体100の磨耗を早め、異常劣化したり、感光体100の帯電部分にトナーが付着しないため、感光体100に転写紙自体を引き寄せ、用紙ジャムが頻発するようになったりして、機器(プリンタ)にダメージを与える場合がある。このように、単にトナーがなくなると、画像品質が劣化するだけではなく、機器によっては、トナーがなくなると、印刷停止など、印刷動作制限を行う。
次に、トナー残量の検知について説明する。
現像部101におけるトナーの残量は、残トナーの重量や上辺を検知するセンサを設けることにより、検知することができる。よって、満杯から空までを段階的に検知できるようセンサを設置すれば、トナー残量を正確に検知できる。
次に、トナー補給の通知について説明する。
検知したトナーの残量から、ニアエンド(トナーがもうすぐなくなることを示す)、エンド(トナーがなくなったことを示す)の状態を判断し、それを操作パネル31上に表示させたり、あるいはWeb等の情報通信手段により外部機器(コンピュータ端末3又はホスト装置40)のモニタ上に表示させることで、ユーザに通知する。
トナーの補給は、対応するトナーカートリッジ(トナーユニット)102を交換することで行うのが一般的である。
次に、トナー残量の表示について説明する。
段階的に検知したトナー残量を、プリンタ1の操作パネル31又は外部機器のモニタ上に表示したり、あるいはプリンタ1の諸情報を情報リストとして印刷することにより、より詳細にトナーの残量をユーザに知らせ、トナーの補給時期の予測や、使用方法の変更でトナー消費を減らせることができる。
〔プリンタコントローラのこの発明に関わるソフトウェア構成例〕
次に、プリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェア(機能)構成例について、図6および図7を参照して説明する。なお、便宜上、ソフトウェアを構成する各プログラムが処理を行うものとする。
図6は、プリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェア構成例を示すブロック図である。図7は、その内部印刷モジュールの詳細例を示すブロック図である。
プリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェアは、プリンタアプリを構成する状態管理モジュール51,システム管理モジュール52,ジョブ管理モジュール53,印刷管理モジュール54,API(Application Programming Interface)管理モジュール55,内部印刷モジュール(REPORT)56,UI(User Interface)−API管理モジュール57と、その他のモジュールである外部モジュールとによって構成されている。
状態管理モジュール51は、プリンタシステム(プリンタ1)の状態(ステータス)を管理するモジュールであり、サプライ(消耗品)の状態情報であるサプライ情報の更新処理、共有メモリ上の共有情報(共有データ)58の管理、要求受付処理を行う。
システム管理モジュール52は、プリンタシステムの構成情報や全ての状態を制御するモジュールであり、設定情報の管理や印刷中かどうかの判断、状態管理モジュール51および共有情報58の初期化等の責務を担う。
ジョブ管理モジュール53は、印刷ジョブ管理を行うモジュールである。このモジュールで印刷データの受付等の処理も行う。
印刷管理モジュール54は、実際に画像を描画(印刷)するための処理を行うモジュールである。
API管理モジュール55,PDL−API61,およびPDLプロセス62は、実際に印刷コマンドを処理するモジュールであるPDLとの通信を処理する部分である。
内部印刷モジュール56は、テスト印刷等の情報リストの印刷を行うモジュールであり、後述するサプライ情報リストを印刷することができる。
UI−API管理モジュール57は、パネル表示やWeb表示機能等を果たす外部プロセス63との通信処理をUI−API64経由で管理するモジュールであり、外部プロセス63からサプライ情報要求・更新を受け付けるインタフェース部分を提供する。
外部プロセス63は、操作パネル31や外部機器(各コンピュータ端末3,ホスト装置40等)に相当する。
SYSTEM−API65は、プリンタアプリとサービスレイヤモジュール群66(他のアプリおよびOSを含む)との通信を行うレイヤーである。
内部印刷モジュール56は、例えば図7に示すように、コマンド受信部71,印刷動作制御部72,印刷画像生成部73,文字列取得部74,および印字データ取得部75によって構成される。
印刷動作制御部72は、フレーム,バンドの取得、印刷開始要求等の印刷制御に必要な基本処理を行うモジュールである。
印刷画像生成部73は、実際に画像を生成,描画するモジュールであり、レイアウト情報に基づいた内容を描画する。
文字列取得部74および印字データ取得部75は、画像を生成・描画する際に必要な情報を取得するモジュールである。この実施形態では、これらの部分で、サプライ情報の取得を実行する。
コマンド受信部71は、外部プロセス63とのイベントの受け渡しを処理し、また印刷要求が発行された場合に、基本情報、例えばテスト印刷種別を判断するモジュールである。
なお、描画ライブラリ80は、描画関連の関数群をまとめたライブラリである。
ここで、上述のように構成されたプリンタアプリに従ってCPU11が行うサプライ情報の取得,更新,印刷の3つの処理は、「情報更新機能」「情報取得機能」「印刷機能」の3つの機能によって実現できる。
すなわち、「情報更新機能」は、保持しているサプライ情報等の情報の更新を実現する。更新のトリガーとなるのは、SYSTEM−API65を通しての状態変更通知または内部からの取得,更新,印刷等の要求が発生した場合である。
「情報取得機能」は、要求の受付,更新処理要求,結果配信の処理を実現する。
「印刷機能」は、サプライ情報リストを印刷する処理を実現する。
そのサプライ情報の処理を含む全体処理の流れを示したものが、図8に示す処理フローである。
図8は、図2のCPU11によるサプライ情報処理を含む全体処理の一例を示すフローチャートである。
この全体処理は、情報更新処理,情報取得処理,および印刷処理(画像形成処理)からなる。
外部からの要求としては、情報取得要求および印刷実行要求がある。
CPU11は、外部からの情報取得要求時には、まず情報取得処理を実行し、その処理の中で情報更新処理を行う。更に、情報更新処理の中で、必要な情報を外部から取得する。
外部からの印刷実行要求時には、最初に印刷処理(例えばサプライ情報の内容をサプライ情報リストとして転写紙に印刷する処理)を実行し、その後情報取得要求時と同じ処理を実行する。印刷処理は、外部からの印刷実行要求だけでなく内部からの印刷実行要求によっても行うが、実際には、外部からの印刷実行要求時と同じ処理を行う。
外部からの状態変化が通知されてきた場合には、その都度、情報更新処理を行う。
サプライ情報の実際の値は、他のプロセスからのアクセスもあるため、共有メモリを介して受け渡しが行われる。但し、内部からの場合には、共有メモリを介しても取得できるが、それと同じサイズの構造体を用意し、その構造体にデータをコピーして取得することも可能である。
図9は、その受け渡すデータ構造(共有メモリ上のデータ構造体)の詳細を示したものである。
共有メモリ上のデータ構造は、どのサプライが有効(表示可能)かというフラグ情報と、サプライの残量が0から100までの%を示す残量情報とから構成されている。その残量情報はサプライ数分確保される。
フラグ情報は、各サプライ情報をビットで割り付ける。残量情報は、配列[]でサプライ情報数分保持する。
よって、フラグ情報の内容が変更されることにより、表示側または印刷側で、表示内容または印刷内容を制御することができる。
また、残量情報は、通常、正の値であるが、負の値が設定された場合には、特殊な意味を持たせることができる。例えば、−1であれば「不明」、−2であれば「ニアエンド」(残量・空量)、−3であれば「余裕あり」(残量・空量)のように表現される。
図10は、実際に転写紙に印刷されるサプライ情報リストの内容例を示す図である。図11は、その内容と異なる部分のみを示す図である。
図10に示すサプライ情報リストに表示される内容は、以下の表1の中から、機種で必要なものだけなので、サプライの有無(表示/非表示)、表示単位,残量情報等の段階ユニットは可変とする。また、使用状態も同様に残量情報として表示することが可能である。なお、残量情報に代えて使用量情報を用いたり、その両方の情報を用いることもできる。
これらの項目の表示/非表示(表示のON/OFF)、つまりサプライ情報リストの内容の切り替えは、機器管理者またはCE(カスタマエンジニア)の操作による所定の設定モード(特殊設定)で設定できるものとする。但し、トナーと廃トナーボトルの表示/非表示の切り替え設定はできない。機器管理者またはCEの操作とは、機器管理者またはCEによる外部プロセス63上の操作、つまり外部機器(コンピュータ端末3,ホスト装置40)又はプリンタ1の操作パネル31上の操作のことをさす。
サプライ情報リストの各項目のうち、機種依存しない項目やユーザ環境又は契約状態に合う項目は、予めデフォルト値として保持(保存)することを可能する。つまり、プリンタ1の使用状態に応じてサプライ情報リストの内容を切り替えることになる。
また、サプライ情報リストの各項目の設定値は、HDD17(又は図示しない不揮発性メモリ)に保持し、起動時にRAM16上に読み込む。HDD17に設定値を保持するため、電源OFF/ONを実行しても1度設定した値は常に保持される。
図12は、HDD17(又は不揮発性メモリ)に保持されるサプライ情報リストの各項目の実際の設定値の表示例を示す図である。
図12の(b)に示すように、ビット毎にサプライ情報の項目(サプライ名)を割り当て、同図の(a)に示すように、その各ビットが“0”か“1”かで表示/非表示を判別できる。
サプライ情報リストは、サプライ情報の各項目およびその各項目毎の残量情報(バー表示/文字列)で構成され、機種で必要なものだけが表示される。また、同じサプライで複数の種類、例えばカラーのように複数ある場合には、個別に種類の数だけ(例えばカラー数分)残量情報が表示される。
サプライ情報の項目毎に残量の刻み値は異なるが、この刻み値が1%刻みでない場合、例えば、10%刻みの場合には、1%〜10%、11%〜20%、・・・、91%〜100%の値毎にバー表示を変更する。20%刻みの場合には、1%〜20%、・・・、81%〜100%の値毎にバー表示を変更する。なお、バー表示(通常の%残量表示)できない場合には、文字列表示等の他の表示形態にするとよい。例えば、図11に示すように、ニアエンド,エンドは文字列表示にする。また、残量が不明な場合には、「……」表示とすればよい。更に、刻み値が少ない廃トナーボトル等は、空きあり/ニア/フルの文字列表示にすればよい。
なお、図8によって説明しているが、外部から何らかの要求が発生した場合、最初のステップとして、共有メモリ上の情報を更新していくが、更新する際には、プリンタエンジン30の状態によって更新方法が異なる。その状態を示したものの一例が図13に示す処理フローである。
図13は、図8における情報更新処理中のサプライ情報の更新に関する処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
CPU11は、まずステップS1でサプライ情報の更新を開始し、ステップS2でプリンタエンジン30の状態をチェックする。
そして、プリンタエンジン30が起きている状態、つまり電力カットモード等の省エネ状態に入っていない状態は、サプライ情報取得可能状態なので、ステップS3で表示有効無効設定状態を取得し、ステップS4でその結果に応じてサービス層経由でプリンタエンジン30に対してサプライ情報取得要求を実行する。サプライ情報取得要求を実行するかどうかは、実際には表示有効無効設定状態の取得結果によって決まる。
プリンタエンジン30から必要なサプライ情報を取得できた場合、ステップS5へ進み、そのサプライ情報と、システム管理モジュール52および状態管理モジュール51で持っているその他のサプライ情報とをマージして共有メモリ上にあるサプライ情報を更新した後、ステップS6でサプライ情報の更新を終了する。
プリンタエンジン30が電源OFF等で必要なサプライ情報を取得できない状態だった場合には、すぐにステップS6でサプライ情報の更新を終了する。
なお、プリンタエンジン30がサプライ情報を取得できない状態だった場合、プリンタエンジン30に対してサプライ情報取得要求を実行せず、既存の情報で情報収集を行い、変化がある場合に、共有メモリ上にあるサプライ情報を更新してもよい。
また、プリンタコントローラ10内で、定期的なポーリング等をせず、常に最新の情報を保持しておくため、サプライ情報は、印刷実行時、システムからの状態変更時、外部プロセス63からのサプライ情報取得または更新要求時、プリンタエンジン30の電力カットモードへの移行時に更新することもできる。
サプライ情報リストに表示される項目の中で、交換すべき又は交換間近のサプライの情報の項目は、ユーザによって認識可能に明示される。この交換間近のサプライの情報は、そのサプライ毎に閾値を保持しており、その情報を直接参照するか、又は取得できる情報にその情報が付加されてくるものとする。
図14および図15は、図8における情報取得処理中のサプライ情報の取得に関する処理のサブルーチンの異なる例を示すフローチャートである。つまり、図14は外部プロセス63からのサプライ情報取得要求時の処理の一例を、図15は内部スレッドからのサプライ情報取得要求時の処理の一例をそれぞれ示すフローチャートである。
CPU11は、外部プロセス63からUI−API64を通してのサプライ情報取得要求時に、図14に示す処理を開始し、まずステップS11で外部プロセス63からのサプライ情報取得要求を状態管理モジュール51のコマンド受信処理によって受け付け、ステップS12でその受け付けが成功したか否かをチェックし、成功すればステップS13でサプライ情報の取得を含むサプライ情報更新処理(図13参照)を行い、その処理が完了した後、ステップS14で要求元の外部プロセス63に対して更新完了通知のイベントを発行する。
要求元の外部プロセス63は、このイベントをトリガーに共有メモリ上にあるサプライ情報を直接参照して取得することができる。
CPU11は、内部印刷モジュール56からのサプライ情報取得要求時(ここでは内部印刷モジュール56がスレッドであることを仮定するが、そうではない場合も含む)には、図15に示す処理を開始し、まずステップS21でサプライ情報を取得し、ステップS22でサプライ情報の取得を終了する。
すなわち、内部印刷モジュール56からのサプライ情報取得要求の場合には、通常の関数コールでサプライ情報取得要求が実行されるが、その関数コールの戻り値でサプライ情報を取得できるようにするため、一旦、その要求元の内部印刷モジュール56を停止させ、サプライ情報取得が完了した後、内部印刷モジュール56に対してシグナルを発行するする。よって、サプライ情報取得処理を通常の関数コールで実現できる。なお、この場合にも、実際には図13によって説明したようにサプライ情報の取得を含むサプライ情報更新処理を行う。
図16は、図8における情報取得処理中のサプライ情報の取得に関する処理のサブルーチンの更に他の例を示すフローチャートである。この処理によれば、複数のプロセスからのサプライ情報取得要求時にもサプライ情報を取得することができる。
CPU11は、外部プロセス63からUI−API64を通してのサプライ情報取得要求時に、図16に示す処理を開始する。
そして、まずステップS31で外部プロセス63からのサプライ情報取得要求を状態管理モジュール51のコマンド受信処理によって受け付ける。このとき、必要に応じてその受け付けたサプライ情報取得要求とその要求元の識別IDとを要求受付管理テーブルに保持する。
次に、ステップS32でサプライ情報更新処理中か否かをチェックし、そうであればステップS34へ移行する。
サプライ情報更新処理中でない場合には、ステップS33で先に受け付けたサプライ情報取得要求によるサプライ情報の取得を含むサプライ情報更新処理(図13参照)を開始した後、実行中のサプライ情報更新処理が完了したか否かをチェックし、そのサプライ情報更新処理が完了していなければステップS37で他の外部プロセス63からのサプライ情報取得要求の有無をチェックし、そのサプライ情報取得要求がなければステップS32に戻って上述と同様の処理を行う。
他の外部プロセス63からのサプライ情報取得要求があった場合には、ステップS31に戻ってそのサプライ情報取得要求を受け付ける。このとき、必要に応じてその受け付けたサプライ情報取得要求とその要求元の識別IDとを要求受付管理テーブルに保持する。以後、上述と同様の処理を行う。
一方、実行中のサプライ情報更新処理が完了した場合には、ステップS35へ移行する。
ステップS35では、要求受付管理テーブルを参照し、今回実行したサプライ情報更新処理を実行させるためにサプライ情報取得要求を発行した外部プロセス63(要求元)に対して更新完了通知のイベントを発行する。
次に、ステップS36で要求受付管理テーブルを再び参照して新たに受け付けたサプライ情報取得要求(実行していないもの)の有無をチェックし、そのサプライ情報取得要求があればステップS32に戻って上述と同様の処理を行う。但し、新たに受け付けたサプライ情報取得要求が複数あった場合には、受け付け順に処理する。
なお、CPU11は、同一のプロセス(モジュール)から複数のサプライ情報取得要求が発行された場合には、エラーとして、その要求は受け付けない。Webなどは、複数の異なるコンピュータ端末3から、同時にアクセスできる(複数のセッションを張ることができる)ため、その各コンピュータ端末3からそれぞれサプライ情報取得要求を受け付けるようにする。
複数のコンピュータ端末3から同時アクセスしているかどうかは、サプライ情報取得要求の際にあわせてその各コンピュータ端末3からそれぞれ任意の識別IDを通知してもらい、CPU11が、あるコンピュータ端末3から受け付けた識別IDが既に受け付け済みの識別IDと異なっている場合には、上記同時アクセスと判定し、複数のサプライ情報取得要求を受け付けるように処理する。サプライ情報取得要求を受け付ける際には、その要求とその要求元の識別IDとを要求受付管理テーブルに保持する。
複数のコンピュータ端末3からのサプライ情報取得要求、あるいはプリンタ1の操作パネル31からのサプライ情報取得要求が複数同時に発行している場合で、既にいずれかのサプライ情報取得要求の受け付けでサプライ情報更新中の状態である場合には、新たに受け付けたサプライ情報取得要求による実際のサプライ情報の更新,取得処理は実行せず、受け付けたサプライ情報取得要求とその要求元の識別IDとを要求受付管理テーブルに保持しておき、先のサプライ情報の更新,取得中の処理が完了すると共に、要求受付管理テーブルを参照し、全ての要求元に対して更新完了通知のイベントを発行する。
図17は、図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第1例を示すフローチャートである。この処理によれば、通常の印刷ジョブの実行中に、サプライ情報リストを割り込んで印刷することができる。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図17に示す処理を開始し、まずステップS41で通常の印刷ジョブが実行中か否かをチェックし、その印刷ジョブが実行中でなければ、直ちにステップS48でサプライ情報リストの印刷とその印刷がなされた転写紙の排紙処理を含むサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
通常の印刷ジョブが実行中であった場合には、ステップS42でHDD又はRAMDISK(RAM16の一部のエリアを仮想的にHDDに見立てる機能)の有無をチェックし、HDD又はRAMDISKがある場合には、通常の印刷中ジョブの表示上は停止するが、ステップS43でその印刷ジョブの残りの印刷データをHDDの印刷データスプール領域又はHDDに見立てたRAM16の一部の領域(印刷データスプール領域)にスプールする。なお、この実施形態では、図2に示したようにHDD17を備えているため、実際にはそのHDD17に対して上記スプールを行うことになる。
また、HDDがない場合で、且つRAMDISKもない(有効ではない)場合にも、現在状態をそのまま退避し、更に通常の印刷中ジョブの残りの印刷データを受信しないように、ステップS44でライン状態をオフラインに変更する。なお、印刷データを印刷データスプール領域にスプールする場合でも、その途中で印刷データスプール領域がフル(いっぱい)になった場合には、同様にオフラインに変更する。
その後、ステップS45で既に1枚でも排紙(給紙)済みかどうかを判断し、そうであればステップS47で出力先(排紙先)設定処理(図18参照)を行う。排紙済みでない場合には、ステップS46で排紙先情報を取得可能かどうかを判断し、取得可能であれば同様にステップS47で出力先設定処理を行う。排紙先情報が取得できない場合には、デフォルトの排紙先(排紙トレイ)への排紙となる。
出力先設定処理が終了すると、ステップS48でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
サプライ情報リスト印刷処理が終了すると、その後の後処理として、ステップS49でスプールジョブ(スプールした印刷データによって実行する印刷ジョブ)が存在するかどうかチェックし、スプールジョブが存在する場合には、ステップS52でそのスプールジョブの印刷実行開始を行う。もし、スプールジョブが存在しない場合には、ステップS50でオフラインか否かをチェックし、オフラインであればステップS51でオフラインに移行した状態をオンラインに戻す処理を実行し、次の印刷を継続できるようにする。
図18は、図17におけるステップS47の出力先設定処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
CPU11は、まずステップS61で複数の排紙先の有無をチェックし、排紙先が1つしかなければステップS65でサプライ情報リストが印刷された転写紙を通常の印刷ジョブによって印刷された転写紙に対してシフトさせるための設定を行う。
複数の排紙先がある場合には、ステップS62でユーザ選択モードの設定の有無をチェックする。
そして、ユーザ選択モードが設定されている場合には、ステップS64へ進み、その場でユーザ操作によって排紙先を選択できるようにする。ユーザ操作とは、ユーザによる外部プロセス63(操作パネル31又は外部機器)上の操作のことを指す。
ユーザ選択モードが設定されていない場合(それ以外のモードが設定されている場合)には、ステップS63でサプライ情報リストが印刷された転写紙を通常の印刷ジョブによって印刷された転写紙とは異なる排紙先へ排紙するための設定を行う。なお、サプライ情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される転写紙とは異なる種類の転写紙に印刷するための設定を行うようにしてもよい。
図19は、図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第2例を示すフローチャートである。このサブルーチンは、図17におけるステップS48のサプライ情報リスト印刷処理のサブルーチンにも相当する。
CPU11は、外部プロセス63からのサプライ情報リスト印刷実行要求によって図19に示す処理を開始する。
そしてまず、システム管理モジュール52が、ステップS71で外部プロセス63からのサプライ情報リスト印刷実行要求を受け付け、ステップS72で印刷スレッドを生成し、ステップS73でその生成の成功の有無をチェックして、成功すれば実際の印刷処理を開始させる。
すなわち、内部印刷モジュール56が、実際の印刷処理として、まずステップS74で給紙トレイの選択,フレームの作成,および印刷条件設定等の印刷準備処理を行い、ステップS75でその作成したフレームに対して実際の画像を描画するための印刷ページ作成処理を行う。
そして、印刷ページ作成処理が終了した時点でステップS76へ進み、ユーザ操作によるサプライ情報リストの印刷キャンセル要求の有無をチェックする。その印刷キャンセル要求の有無は、それを示すフラグをRAM16に保持しているので、そのフラグを参照することによって判定できる。
サプライ情報リストの印刷キャンセル要求がない場合には、ステップS77へ進み、ジョブ管理モジュール53および印刷管理モジュール54に対して実際の印刷動作要求を実行して、サプライ情報リストの印刷処理を開始させる。
サプライ情報リストの印刷キャンセル要求があった場合には、ステップS80でサプライ情報リストの印刷処理をキャンセルする。
印刷スレッドの生成が失敗した場合、サプライ情報リストの印刷処理がキャンセルになった場合、あるいはサプライ情報リストの印刷処理を開始した場合に、ステップS78でサプライ情報リスト印刷実行の要求元に対して印刷終了通知のイベントを発行し、ステップS79で印刷スレッドを破棄する。
図20は、図19におけるステップS75の印刷ページ作成処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
内部印刷モジュール56は、まずステップS81でヘッダ描画処理(ヘッダ部分の作成処理)を行い、ステップS82でサプライ情報取得処理(図15参照)を行った後、ステップS83でサプライ情報描画処理を行う。
図21は、図20におけるステップS81のヘッダ描画処理に含まれている時刻情報取得処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
内部印刷モジュール56は、まずステップS91で時刻表示の設定が有効か否かをチェックし、有効であればステップS92でRTC(リアルタイムクロック回路)の有無をチェックする。
そして、RTCがある場合には、ステップS93でそのRTCから現在の時刻情報を取得する。RTCがない場合には、ステップS94へ進む。
ステップS94では、NTP(ネットワーク・タイム・プロトコル)が有効(利用可能)か否かをチェックする。
そして、NTPが有効である場合には、ステップS93でNTPによって現在の時刻情報を取得する。NTPが有効でない場合には、ステップS95で外部プロセス63に現在の時刻情報(日時情報)を入力するための入力画面を表示させ、ユーザ操作によって現在の時刻情報の入力が完了するか、その入力のキャンセルが指示された場合に、図20の処理ルーチンにリターンする。なお、この実施形態では、図2に示したようにRTCに相当するタイマ13を備えているため、実際にはタイマ13から現在の時刻情報を取得することになる。
図22は、図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第3例を示すフローチャートである。この処理によれば、通常の印刷ジョブの実行中に、サプライ情報リストを割り込んで印刷することができるが、その際には通常の印刷ジョブを一時停止させる。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図22に示す処理を開始し、まずステップS101で通常の印刷ジョブが実行中か否かを判断し、その印刷ジョブが実行中でなければ、直ちにステップS104でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
通常の印刷ジョブが実行中であった場合には、ステップS102でその印刷ジョブによって転写紙が給紙済みかどうかチェックし、給紙済みでなければステップS103でその印刷ジョブを一時停止させるが、給紙済みであればステップS106で通常の印刷ジョブの印刷が完了するのを待って、ステップS104でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
そして、サプライ情報リストの印刷が完了した後、ステップS105で一時停止中の印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブを再開させる。
次に、CPU11に上述したサプライ情報リストの印刷等の処理を行わせる際の外部プロセス63上での操作手順および表示画面等について、図23を参照して説明する。
図23は、外部プロセス63における各表示画面の一例を示す図である。
外部プロセス63は、ユーザ操作によってテスト印刷が指示されると、図23の(a)に示す印刷実行画面を表示する。
次に、ユーザ操作によって印刷実行画面上の「サプライ情報リスト」が指定され、「OK」が指定されることにより、サプライ情報リスト印刷実行要求が発行されると、上述したサプライ情報リストの印刷に関する処理(図17,図18等によって説明した処理、図19〜図21等によって説明した処理、あるいは図22等によって説明した処理)を直ちに開始する。
あるいは、サプライ情報リスト印刷実行要求が発行されると、ユーザ認証機能の設定が有効か否かをチェックし、有効でない場合にはサプライ情報リストの印刷に関する処理を開始するが、有効である場合にはサプライ情報リストの印刷に関する処理を開始させる直前、あるいは図22のステップS103で通常の印刷ジョブを一時停止させる際に(実際にはステップS104の処理の直前で)、以下の処理を行う。
すなわち、まず表示画面をユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面)に切り替える。
ここでは、まず、図23の(b)に示すログインユーザ名(ユーザの認証情報の一部)を入力するための認証画面に切り替える。
そして、ユーザ操作によってログインユーザ名が入力され、「OK」が指定されると、表示画面を図23の(c)に示すログインパスワード(ユーザの認証情報の一部)を入力するための認証画面に切り替える。
次に、ユーザ操作によってログインパスワードが入力され、「OK」が指定されると、入力された認証情報であるログインユーザ名およびログインパスワードについてのユーザ認証を開始すると共に、表示画面を図23の(d)に示すように認証中である旨のメッセージを示す画面に切り替える。
認証処理の開始により、入力された認証情報(ログインユーザ名,ログインパスワード)と一致するものがHDD17(又は図示しない不揮発性メモリ)に登録されているか否かをチェックし、一致するものが登録されていれば、認証情報入力のための操作を行った操作者であるユーザを認証ユーザ(サプライ情報リストを印刷可能なユーザ)と判定してユーザ認証が成功とした場合に、サプライ情報リストの印刷が可能な認証状態にし、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始する。
また、その認証ユーザの判定後、更に以下の(1)又は(2)に示す処理を行ってもよい。
(1)表示画面を図23の(e)に示すような年月日等の日時情報(時刻情報)を入力するための入力画面に切り替え、ユーザ操作によって現在の日時情報が入力され、「OK」が指定された場合に、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始する。なお、図23の(e)に示したような入力画面を図21のステップS95で表示してもよい。
(2)表示画面を図23の(f)に示すような排紙先(ここでは2つのピンのいずれか)を選択するための選択画面に切り替え、ユーザ操作によって排紙先が選択され、「OK」が指定された場合に、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始する。なお、図23の(f)に示したような選択画面を図18のステップS64で表示してもよい。
サプライ情報リストの印刷を開始すると、表示画面を図23の(g)に示すようにサプライ情報リストの印刷中である旨のメッセージを示す画面に切り替え、その印刷中にユーザ操作によって「印刷中止」が指定されることにより、サプライ情報リストの「印刷中止(印刷キャンセル)要求が発行された場合には、表示画面を図23の(h)に示すように印刷を中止する旨のメッセージを示す画面に切り替え、サプライ情報リストの印刷処理を中止する(図19のステップS76,S80参照)。
なお、認証状態(認証処理のモード)は、必要最低限の認証期間のみ維持することにより、ユーザがサプライ情報リストの印刷のための操作を行った後、認証状態を解除するのを忘れた場合等に、その認証状態を他のユーザによって不用意に利用されないようにするため、サプライ情報リストが印刷された転写紙が排紙された後、あるいはサプライ情報リストの印刷実行が開始された時に、解除されるようにすることもできる。
また、サプライ情報リスト印刷実行要求の発行により、認証処理を行う前に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合、その印刷ジョブを一時停止させ、その後ユーザ認証が予め設定された特定回数失敗した場合に、その一時停止を解除して一時停止した印刷ジョブを再開させることもできる。
さらにまた、サプライ情報リスト印刷が成功した場合においても、明示的にユーザ操作によって一時停止した印刷ジョブの再開実行を要求しなくても、その印刷ジョブを所定時間経過後に再開することもできる。その所定時間は、ユーザ操作によって任意に設定変更することができる。
また、ユーザ認証が成功しない場合においても、必要最低限の情報(予め指定された部分)が表示されたサプライ情報リストの印刷を行うようにすることもできる。
さらに、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始させる直前で、ユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷するかしないかの確認画面)を外部プロセス63上に表示させ、サプライ情報リストを印刷する指定がなされた場合に、サプライ情報リストの印刷に関する処理を行ってサプライ情報リストを印刷させることもできる。
図24は、図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第4例を示すフローチャートである。この処理によれば、他の画像形成装置(ここではプリンタ)にサプライ情報リストの代行印刷を行わせることができる。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図24に示す処理を開始し、まずステップS111でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行し、ステップS112で自己のプリンタエンジン30の状態をチェックし、印刷可状態であればサプライ情報リストの印刷が正常に行われているので、図24の処理を終了する。
印刷不可状態の場合には、サプライ情報リストの印刷が行われていないので、ステップS113でLAN2上の他のプリンタのうち代行印刷可能なプリンタ(代行印刷可能装置)を検索する処理を行う。つまり、LAN2上の他のプリンタに対して代行印刷が可能か問い合わせ、代行印刷が可能な旨を回答したプリンタを代行印刷可能なプリンタと判定する。
次に、ステップS114でユーザ認証が必要か否かをチェックし、必要(認証機能設定が有効)であればステップS115で代行印刷を許可するための認証処理を行う。この認証処理は、図23によって説明したものと同様である。
そして、ステップS116でユーザ認証が失敗したと判定した場合には、ステップS117でサプライ情報リストの印刷が不可能である旨を外部プロセス63上に表示させる。この場合、サプライ情報リストの印刷をキャンセルするか、必要最低限の情報が表示されたサプライ情報リストの印刷を行うようにすることもできる。
ユーザ認証が必要ない(認証機能設定が無効である)場合、あるいはステップS116でユーザ認証が成功したと判定した場合には、ステップS118で印刷が可能な他のプリンタと通信可能に接続するための処理(印刷可能装置接続処理)を行う。なお、認証情報は、他のプリンタにサプライ情報リストを代行印刷させる際にも利用する。
そして、ステップS119でその接続が失敗したと判定した場合には、ステップS117でサプライ情報リストの印刷が不可能である旨を外部プロセス63上に表示させる。
ステップS119で接続が成功したと判定した場合には、ステップS120でサプライ情報リストのデータを代行印刷が可能な他のプリンタへ転送する処理を開始し、ステップS121でそのデータ転送の終了を待って、ステップS122でサプライ情報リストの代行印刷を開始させる。このとき、その代行印刷の要求元に関する情報の印刷もあわせて行わせる。
次に、ステップS123で他のプリンタによる代行印刷が完了するのを待って、ステップS124で印刷完了通知の設定が有効か否かをチェックし、有効であればステップS125でサプライ情報リスト印刷実行の要求元(又は予め登録されたユーザ又は機器管理者が使用する外部機器であるコンピュータ端末3又はホスト装置40)に対して印刷完了通知のイベントを発行(報知)する。この通知発行には、電子メール(Eメール等)を用いてもよい。その場合、ユーザ操作によって外部機器を登録する際にメールアドレスも登録するようにする。
なお、代行印刷を許可するための認証を行った後、印刷可能ユーザを制限する機能を有している他のプリンタに代行印刷を行わせる場合には、その機能を無効に設定して、そのプリンタと通信可能に接続する際の認証を省略することもできる。また、ステップS112でプリンタエンジン30が印刷不可状態と判断した場合に、代行印刷モードの設定が有効か否かをチェックし、有効でなければサプライ情報リストの印刷をキャンセルし、有効であればステップS113に移行するようにしてもよい。更に、図24の破線部分の処理は、サプライ情報リストを認証対象にしない場合には、不要とすればよい。
図25は、図24におけるステップS118の印刷可能装置接続処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
CPU11は、まずステップS131で代行印刷が可能な他のプリンタが登録済みか否かをチェックし、登録済みであればステップS132へ、登録済みでなければステップS135へそれぞれ移行する。代行印刷が可能なプリンタの登録は、ユーザ操作によって行うことができる。
ステップS132では、登録済みの代行印刷が可能な他のプリンタと通信可能に接続するための処理(接続処理)を開始する。
次に、ステップS133へ進み、接続先のプリンタによる代行印刷を許可するための認証処理を行う。このとき、代行印刷が可能な他のプリンタが複数登録されていれば、その各プリンタのうちの印刷中でないプリンタを優先する。
次に、代行印刷が可能な他のプリンタとの接続が完了したか否かをチェックするが、その接続とユーザ認証が成功した場合に接続完了と判定し、図25の処理を終了して図24の処理ルーチンへリターンする。
代行印刷が可能な他のプリンタとの接続又はユーザ認証が失敗した場合には、接続未完了と判定し、ステップS135へ移行する。
ステップS135では、図24のステップS113と同様にLAN2上の他のプリンタのうち印刷可能なプリンタを検索する処理を行う。
すなわち、LAN2上の他のプリンタに対して代行印刷が可能か問い合わせ、代行印刷が可能な旨を回答したプリンタが存在すれば、ステップS136で代行印刷可能なプリンタが存在すると判定してステップS132へ移行し、その回答をしたプリンタが存在しなければ、代行印刷可能なプリンタが存在しないと判定して、図25の処理を終了して図24の処理ルーチンへリターンする。
図26は、図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第5例を示すフローチャートである。この処理によれば、エラー発生時にサプライ情報リストを自動印刷することができる。
CPU11は、エラーが発生した時に図26の処理を開始し、まずステップS141でプリンタエンジン30による通常の印刷ジョブを禁止し、ステップS142で発生したエラー(通常印刷ジョブ禁止理由)がサプライ関連のエラー(例えばサプライそのものの異常)であるか否かを判断する。
そして、発生したエラーがサプライ関連のエラーである場合に、ステップS143でエラー時のサプライ情報リスト印刷の要否(必要か否か)設定をチェックし、要と設定(指定)されていればステップS144でサプライ情報リスト印刷処理(前述したサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第1例,第2例,又は第4例)を実行する。
なお、発生したエラーがサプライ関連のエラーであり、且つユーザ操作によって通常の印刷ジョブのリセットが指定された場合に、エラー時のサプライ情報リスト印刷の要否(必要か否か)設定をチェックするようにしてもよい。また、サプライ情報リスト印刷の要否設定や、通常の印刷ジョブのリセット指定は、ユーザ操作(ユーザによる外部プロセス63に相当する操作パネル31又は外部機器上の操作)によって行うことができる。
この実施形態のプリンタによれば、以下の(1)〜(25)に示す作用効果を得ることができる。
(1)プリンタエンジン30からサプライの状態情報を取得し、プリンタの使用状態等に応じてそのサプライの状態情報の内容を切り替え(サプライ毎にその使用量又は残量の情報である検知情報や交換状態情報の表示/非表示を変更可能に設定し)、そのサプライの状態情報の内容をサプライ情報リストとしてプリンタエンジン30によって記録媒体に印刷させることができる。したがって、契約形態(サプライの寿命が変わる等),ユーザの使用環境・状況,機種による差異に関係なく、必要なメンテナンス情報を適切に得られ、メンテナンスを適切且つ円滑に行えるため、性能品質を維持した印刷を常に行うことが可能になる。
(2)サプライの状態情報の内容であるサプライの使用量又は残量をバー表示で印刷したり、サプライの使用量又は残量をバー表示で印刷できない場合には文字列表示で印刷したり、あるいはサプライの使用量又は残量の表示フォーマットをその使用量又は残量の検知精度に応じて変更することにより、どのくらいでサプライ補給又はサプライ交換の実施をしなければいけないか、ユーザは容易に認識できるようになり、メンテナンス性を向上でき、急減に現象するようなクレーム対象要素を防止できる。例えば、%表現等の文字列表現のみでは、上記検知精度とのバランスで、クレームになりかねないが、視覚的に表現することより、ユーザが容易に現在の状態(全体)を把握できる。また、機種やサプラスによっては上記検知精度が異なり、バー表現では急激に減少するものがあり、クレームの元になる可能性があるので、そのようなサプライに関しては、適切な文字列で表現できる。
(3)取得するサプライの状態情報をサプライ情報リストの印刷時に更新することにより、低電力モード等でプリンタエンジンからサプライの状態情報を取得できない場合や、プリンタエンジンを起動させないとサプライの状態情報を情報できない場合に、極力無駄な処理をせずに、最新の情報を利用することができるようになるので、印刷時間,情報取得時間,情報表示時間を短縮でき、操作性が向上する。
(4)取得したサプライの状態情報の内容をサプライ情報リストとして印刷する際に、交換すべき又は交換間近のサプライを認識可能に処理することにより、サプライの発注回数を減少させ、印刷のスループットを向上させることができる。
(5)サプライの状態情報の内容をサプライ情報リストとして印刷する際に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合に、そのサプライ消耗品情報リストを割り込んで印刷することにより、例えば通常の印刷ジョブによる大量印刷中に、サプライ系のワーニング等が発生している場合、そのサプライが完全になくなったり使用不可状態になり、印刷ができない状態になってしまう前に、サプライを発注することができるようになるため、印刷のスループットを向上させることができる。
(6)割り込んで印刷するサプライ情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体に対してシフトさせたり、割り込んで印刷するサプライ情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる排紙トレイ(排出先)へ排出したり、割り込んで印刷するサプライ情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる種類の記録媒体に印刷することにより、通常の印刷ジョブによる印刷物と容易に区別することができる。
(7)サプライ情報リストを記録媒体に印刷する際に、その印刷の日時情報も印刷することにより、ユーザがどのくらいの周期でサプライを発注しなければいけないか推測可能になるため、メンテナンス性および印刷のスループットをより向上させることができる。
(8)サプライ情報リストを通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、その通常の印刷ジョブを一時停止させることにより、サプライ情報シートの印刷物をすぐに取得することができると共に、通常の印刷ジョブによる印刷物との混在を確実に防止することができる。
(9)他人の印刷ジョブを停止する可能性があるので、(8)の通常の印刷ジョブの一時停止の際に、ユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷するかしないかの確認画面)を外部プロセス上に表示させ、サプライ情報リストを印刷する指定がなされた場合に、サプライ情報リストを割り込んで印刷することにより、他人に確認した上でサプライ情報リストの印刷を行わせるなど、適切な対応をとることが可能になる。
(10)他人の印刷ジョブを停止する可能性があるので、(8)の通常の印刷ジョブの一時停止の際に、ユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面)を外部プロセス上に表示させ、ユーザの認証情報が入力された場合に、その認証情報が予め登録された情報と一致するか否かをチェックする認証処理を行い、入力された認証情報が予め登録された情報と一致してユーザ認証が成功した場合に、サプライ情報リストの印刷が可能な認証状態にすることにより、サプライ情報リストの印刷が可能なユーザを制限してセキュリティ性を向上させることができる。
(11)(10)のように認証状態にして、サプライ情報リストの割り込み印刷を開始した後、あるいはサプライ情報リストの割り込み印刷が終了した後、認証状態を解除することにより、必要最低限の期間のみ認証状態を保持することになるため、ユーザがサプライ情報リストの印刷を行わせたまま認証状態の解除を忘れた場合等に、不用意にその認証状態で機器(プリンタ)が他人に利用されることを回避することができる。
(12)入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に認証処理を行い、ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、直ちに又は所定時間経過後、通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることにより、一時停止させた印刷ジョブが再開されないことを回避することができる。
(13)ユーザ認証が失敗した場合には、取得したサプライの状態情報の内容のうち、予め指定された部分のみをサプライ情報リストとして印刷することにより、認証情報を入力しなくても、必要最低限の情報が表示されたサプライ情報リストの印刷を行うことができる。
(14)サプライ情報リストの印刷物の排出先を選択可能にすることにより、他の印刷物との混在を容易に防止できる。
(15)サプライ情報リストを印刷させたいプリンタが印刷不可状態である場合、サプライ関連エラーで印刷が停止している状態で印刷ができない状態の場合、あるいはサプライ情報リストを他のプリンタによって代行印刷させることにより、サプライの発注等を正確且つ容易に行うことができるようになる。
(16)代行印刷が可能な他の画像形成装置を予め登録しておくことにより、その画像形成装置にサプライ情報リストの代行印刷を行わせることができるので、他の印刷物と混在するようなことがあっても、ユーザはサプライ情報リストの印刷物をすぐに見つけて取り出すことができる。
(17)代行印刷が可能な他のプリンタが複数登録されている場合に、その各プリンタのうちの印刷中でないプリンタを優先し、そのプリンタにサプライ情報リストの代行印刷を行わせることにより、(16)と同様の効果に加え、サプライ情報リストの印刷をより効率よく行えるという効果も得られる。
(18)他のプリンタにサプライ情報リストの代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させることにより、ユーザは複数の機種のサプライ情報情報を一括管理する場合でも、サプライ情報リストの印刷物を見て代行印刷の要求元を直ちに知ることができる。
(19)当該プリンタがサプライ情報リストの印刷ができない状態の場合に、そのサプライ情報リストの代行印刷が可能な他のプリンタを検索することにより、サプライ情報リストの印刷をより一掃効率よく行うことができる。
(20)ユーザ認証等によりサプライ情報リストを印刷可能なユーザは限られているので、サプライ情報リストの代行印刷を行う他のプリンタが印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合には、その機能を無効に設定することにより、2重のユーザ認証等の不要な処理を行わずに済む。
(21)サプライ情報リストの代行印刷を行う他のプリンタに関する情報を報知することにより、複数のプリンタが設置されている環境でも、ユーザがサプライ情報リストの出力先を容易に特定することができる。
(22)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、その動作を実行させるための操作の時間および印刷停止期間を短縮することができるため、操作性および印刷のスループットを向上できる。
(23)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、ユーザ操作によってサプライ情報リストを印刷するための動作が必要と指定された場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、(22)と同様の効果に加え、サプライ情報リストを無駄に印刷せずに済むという効果も得られる。
(24)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、ユーザ操作によってその印刷ジョブのリセットが指定された場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、(23)と同様の効果を得ることができる。
(25)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、ユーザ操作によってその印刷ジョブのリセットが指定された後、サプライ情報リストを印刷するための動作が必要と指定された場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、(23)と同様の効果を得ることができる。
以上の説明から明らかなように、この発明の画像形成装置によれば、消耗品の状態情報を取得し、その消耗品の状態情報の内容(消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される消耗品情報リストの内容)を必要に応じて切り替え、消耗品情報リストとして記録媒体に印刷することができるので、必要なメンテナンス情報を適切に得られ、メンテナンスを適切且つ円滑に行えるため、性能品質を維持した印刷を常に行うことが可能になる。したがって、この発明を利用すれば、性能品質を維持した印刷を常時実行可能な画像形成装置を提供することができる。
この発明の一実施形態であるプリンタを使用するネットワーク環境の一例を示す図である。 そのプリンタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。 図2のプリンタエンジン30の主要部の構成例を示す図である。 同じくプリンタエンジン30内の転写ユニットの構成例を示す図である。 同じくプリンタエンジン30による電子写真プロセスを説明するための図である。
図2に示したプリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェア構成例を示すブロック図である。 図6の内部印刷モジュールの詳細例を示すブロック図である。 図2のCPU11によるサプライ情報処理を含む全体処理の一例を示すフロー図である。 図2のRAM16の共有メモリ上のデータ構造体の詳細例を示す図である。 図2のプリンタエンジン30によって転写紙に印刷されるサプライ情報リストの内容例を示す図である。
その内容と異なる部分のみを示す図である。 図2のHDD17(又は不揮発性メモリ)に保持されるサプライ情報リストの各項目の実際の設定値の一例を示す図である。 図8における情報更新処理中のサプライ情報の更新に関する処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 同じく情報取得処理中のサプライ情報の取得に関する処理のサブルーチンの一例(外部プロセスからのサプライ情報取得要求時の処理)を示すフロー図である。 同じく情報取得処理中のサプライ情報の取得に関する処理のサブルーチンの他の例(内部スレッドからのサプライ情報取得要求時の処理)を示すフロー図である。
同じく情報取得処理中のサプライ情報の取得に関する処理のサブルーチンの更に他の例を示すフロー図である。 同じく印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第1例を示すフロー図である。 図17におけるステップS47の出力先設定処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第2例を示すフロー図である。 図19におけるステップS75の印刷ページ作成処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。
図20におけるステップS81のヘッダ描画処理に含まれている時刻情報取得処理のサブルーチンの一例を示すフロー図である。 図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第3例を示すフロー図である。 図6の外部プロセス63における各表示画面の一例を示す図である。 図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第4例を示すフロー図である。 図24におけるステップS118の印刷可能装置接続処理のサブルーチンの更に一例を示すフロー図である。 図8における印刷処理中のサプライ情報リストの印刷に関する処理のサブルーチンの第5例を示すフロー図である。
符号の説明
1:プリンタ 2:LAN 3:コンピュータ端末 4:通信線
10:プリンタコントローラ 11:CPU 12:ASIC 13:タイマ
14:ROM 15:フォントROM 16:RAM 17:HDD
18:NIC 19:ホストI/F 20:エンジンI/F 21:パネルI/F
22:メディアI/F 23:カードI/F 30:プリンタエンジン
31:操作パネル 51:状態管理モジュール 52:システム管理モジュール
53:ジョブ管理モジュール 54:印刷管理モジュール
55:API管理モジュール 56:内部印刷モジュール
57:UI−API管理モジュール 58:共有情報(共有データ)
61:PDL−API 62:PDLプロセス 63:外部プロセス
64:UI−API 65:SYSTEM−API
66:サービスレイヤーモジュール群 71:コマンド受信部
72:印刷動作制御部 73:印刷画像生成部 74:文字列取得部
75:印字データ取得部 80:描画ライブラリ 100:感光体
101:現像部 102:トナーカットリッジ 103:感光体・現像ユニット
104,105:給紙カセット 106:転写ユニット
107:書き込み・光学ユニット 108:定着ユニット 110:中間転写ベルト
111:駆動ローラ 112:転写バイアスローラ 113:転写アースローラ
114:紙転写ローラ 201:帯電チャージャ 202:クリーニング部
203:除電ランプ

Claims (33)

  1. 消耗品を用いて印刷を行う画像形成装置であって、
    前記消耗品の状態情報を取得する消耗品状態情報取得手段と、
    該消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして記録媒体に印刷する消耗品情報リスト印刷手段と、
    該消耗品情報リスト印刷手段によって印刷される前記消耗品情報リストの内容を切り替えるリスト内容切替手段とを設け
    前記リスト内容切替手段は、前記消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される前記消耗品情報リストの内容を切り替えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    前記消耗品状態情報取得手段は、前記消耗品の使用量又は残量の情報を取得する手段であり、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記リスト内容切替手段の切り替えにより、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した情報の内容である前記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷できない場合には、文字列表示で印刷することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品の使用量又は残量の表示フォーマットを該消耗品の使用量又は残量の検知精度に応じて変更する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品状態情報取得手段によって取得される前記消耗品の状態情報を前記消耗品情報リスト印刷手段による前記消耗品情報リストの印刷時に更新する消耗品状態情報更新手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、交換すべき又は交換間近の消耗品を認識可能に処理することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合に、該消耗品情報リストを割り込んで印刷することを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体に対してシフトさせる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項記載の画像形成装置において、
    記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる排出先へ排出する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる種類の記録媒体に印刷する手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを記録媒体に印刷する際に、その印刷の日時情報も印刷することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項11記載の画像形成装置において、
    前記日時情報を入力するための日時情報入力手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを前記通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、該通常の印刷ジョブを一時停止させることを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項13記載の画像形成装置において、
    前記通常の印刷ジョブが一時停止する際に、ユーザ問い合わせ確認画面を表示するユーザ問い合わせ確認画面表示手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項14記載の画像形成装置において、
    前記ユーザ問い合わせ確認画面は、前記消耗品情報リストを印刷するかしないかの確認画面であり、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって前記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、前記消耗品情報リストを印刷する指定がなされた場合に、前記消耗品情報リストを割り込んで印刷することを特徴とする画像形成装置。
  16. 請求項14記載の画像形成装置において、
    前記ユーザ問い合わせ確認画面は、前記消耗品情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面であり、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって前記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、ユーザの認証情報が入力された場合に、該認証情報が予め登録された情報と一致するか否かをチェックする認証処理を行う認証処理手段を有し、前記入力された認証情報が予め登録された情報と一致してユーザ認証が成功した場合に、前記消耗品情報リストの印刷が可能な認証状態にすることを特徴とする画像形成装置。
  17. 請求項16記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記認証状態にして、前記消耗品情報リストの割り込み印刷を開始した後、あるいは該消耗品情報リストの割り込み印刷が終了した後、前記認証状態を解除することを特徴とする画像形成装置。
  18. 請求項16又は17記載の画像形成装置において、
    前記ユーザ認証手段は、前記入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に、前記認証処理を行う手段であり、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、前記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることを特徴とする画像形成装置。
  19. 請求項18記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、所定時間経過後、前記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることを特徴とする画像形成装置。
  20. 請求項19記載の画像形成装置において、
    前記所定時間を設定するための時間設定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項16又は17記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が失敗した場合には、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容のうち、予め指定された部分のみを消耗品情報リストとして印刷することを特徴とする画像形成装置。
  22. 請求項13乃至21のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、
    前記消耗品情報リスト印刷手段によって前記消耗品情報リストが印刷された記録媒体の排出先を選択するための排出先選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  23. 請求項1乃至22記載の画像形成装置において、
    他の画像形成装置と通信可能に接続する接続手段と、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを前記他の画像形成装置によって代行印刷させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  24. 請求項23記載の画像形成装置において、
    前記代行印刷が可能な他の画像形成装置を登録する代行印刷装置登録手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  25. 請求項24記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記代行印刷装置登録手段によって前記代行印刷が可能な他の画像形成装置が複数登録されている場合に、その各画像形成装置のうちの印刷中でない画像形成装置を優先し、該画像形成装置に前記代行印刷を行わせることを特徴とする画像形成装置。
  26. 請求項23乃至25のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、他の画像形成装置に前記代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させることを特徴とする画像形成装置。
  27. 請求項23乃至26のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    当該画像形成装置が前記消耗品情報リストの印刷ができない状態の場合に、前記代行印刷が可能な他の画像形成装置を検索する代行印刷装置検索手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  28. 請求項23乃至27のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記代行印刷を行う他の画像形成装置が印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合に、該機能を無効に設定する無効設定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  29. 請求項23乃至28のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記代行印刷を行う他の画像形成装置に関する情報を報知する代行印刷装置情報報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  30. 請求項1乃至29のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。
  31. 請求項30記載の画像形成装置において、
    前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、前記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、前記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。
  32. 請求項1乃至29のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    通常の印刷ジョブのリセットを指定するためのジョブリセット指定手段を設け、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。
  33. 請求項32記載の画像形成装置において、
    前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、前記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、
    前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された後、前記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。
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