JP4791911B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
ところで、複写機では一般的な、性能品質を保証し、メンテナンスを行うユーザ,メーカ間の保守契約(一般的に「パフォーマンスチャージ」「メータクリックチャージ」という)が、近年、プリンタにも広まってきた。
請求項1の発明による画像形成装置は、上記消耗品の状態情報を取得する消耗品状態情報取得手段と、該消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして記録媒体に印刷する消耗品情報リスト印刷手段と、該消耗品情報リスト印刷手段によって印刷される上記消耗品情報リストの内容を切り替えるリスト内容切替手段とを設け、上記リスト内容切替手段が、上記消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される上記消耗品情報リストの内容を切り替えるものである。
たものである。
請求項4の発明による画像形成装置は、請求項3の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、上記消耗品の使用量又は残量の表示フォーマットを該消耗品の使用量又は残量の検知精度に応じて変更する手段を備えたものである。
請求項6の発明による画像形成装置は、請求項1〜4のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品状態情報取得手段によって取得した上記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、交換すべき又は交換間近の消耗品を認識可能に処理するものである。
請求項8の発明による画像形成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、割り込んで印刷する上記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体に対してシフトさせる手段を備えたものである。
請求項10の発明による画像形成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段に、割り込んで印刷する上記消耗品情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる種類の記録媒体に印刷する手段を備えたものである。
請求項12の発明による画像形成装置は、請求項11の画像形成装置において、上記日時情報を入力するための日時情報入力手段を設けたものである。
請求項13の発明による画像形成装置は、請求項7の画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品情報リストを上記通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、該通常の印刷ジョブを一時停止させるものである。
請求項15の発明による画像形成装置は、請求項14の画像形成装置において、上記ユーザ問い合わせ確認画面を、上記消耗品情報リストを印刷するかしないかの確認画面とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって上記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、上記消耗品情報リストを印刷する指定がなされた場合に、上記消耗品情報リストを割り込んで印刷するものである。
請求項18の発明による画像形成装置は、請求項16又は17の画像形成装置において、上記ユーザ認証手段を、上記入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に、上記認証処理を行う手段とし、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、上記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させるものである。
請求項20の発明による画像形成装置は、請求項19の画像形成装置において、上記所定時間を設定するための時間設定手段を設けたものである。
請求項22の発明による画像形成装置は、請求項13〜21のいずれかの画像形成装置において、記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、上記消耗品情報リスト印刷手段によって上記消耗品情報リストが印刷された記録媒体の排出先を選択するための排出先選択手段を設けたものである。
請求項24の発明による画像形成装置は、請求項23の画像形成装置において、上記代行印刷が可能な他の画像形成装置を登録する代行印刷装置登録手段を設けたものである。
請求項26の発明による画像形成装置は、請求項23〜25のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、他の画像形成装置に上記代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させるものである。
請求項28の発明による画像形成装置は、請求項23〜27のいずれかの画像形成装置において、上記代行印刷を行う他の画像形成装置が印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合に、該機能を無効に設定する無効設定手段を設けたものである。
請求項30の発明による画像形成装置は、請求項1〜29のいずれかの画像形成装置において、上記消耗品情報リスト印刷手段が、上記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、動作するものである。
〔ネットワーク環境の例〕
まず、この発明の一実施形態であるレーザプリンタ(以下単に「プリンタ」という)を使用するネットワーク環境について、図1を参照して説明する。
複数のプリンタ1(1a,1b,1c,1d)は、LAN(ローカルエリアネットワーク)2(2a,2b)のネットワーク環境や、LAN2同士をつなぐWAN(ワイドエリアネットワーク)のネットワーク環境の中に、複数のコンピュータ端末3(3a,3b)と共に接続され、各電子機器が相互に通信することが可能となっている。
通信線4は、プリンタ1を個別に接続するIEEE1394の通信線である。
このコンピュータ端末3は、PC(パーソナルコンピュータ)やワークステーション等の情報処理装置であり、クライアントコンピュータやプリントサーバであってもよい。また、プリントサーバシステムの形態の場合、クライアントコンピュータがプリントサーバ(印刷サービス)のWebクライアント(WebサーバやWebブラウザ等)であってもよい。
次に、図1のプリンタ1のハードウェア構成例について、図2を参照して具体的に説明する。
図2は、そのプリンタ1のハードウェア構成例を示すブロック図である。
このプリンタ1は、プリンタコントローラ10とプリンタエンジン30とを備えている。
ASIC12も、ROM14内のプログラムに従ってデータ処理を行うものである。
タイマ13は、現在の時刻情報を生成するものである。
ROM14は、CPU11およびASIC12をそれぞれ動作させるためのプログラムや、その他の固定データが格納されている読み出し専用メモリである。
RAM16は、OS(オペレーティングシステム)や各種サービスを実現するためのアプリ(アプリケーションプログラム)を含むプログラムを展開するプログラムメモリや、CPU11がデータ処理を行う際に用いるワークメモリ、ホストI/F19又はNIC18からのデータをページ単位に管理して一時記憶するバッファ、そのバッファに記憶されたデータ(印刷データ)を実際の印刷パターンのデータであるビデオデータ(ビットマップデータ)に変換して記憶するためのビットマップメモリ、後述する共有メモリ等として使用される読み書き可能なメモリである。
NIC18は、LAN2上のコンピュータ端末3と通信可能に接続するためのネットワーク・インタフェース・カードである。
エンジンI/F20は、プリンタコントローラ10からのビデオデータや制御信号をプリンタエンジン30へ出力したり、プリンタエンジン30からプリンタコントローラ10へのエンジンステータス信号を取り込んだりするためのインタフェースである。
メディアI/F22は、このプリンタ1に対して着脱可能な外部記録メディアとの間のデータの送受信を行うためのインタフェースであり、その外部記録メディアを挿入するための挿入スロットを備えている。なお、その挿入スロットに外部記録メディアを活線挿抜した際の電圧の変化等により、外部記録メディアが挿入されているかどうかをCPU11が認識できる。
プリンタエンジン30は、プリンタコントローラ10からのビデオ信号(ビデオデータ)および制御信号に基づいて感光体等の像担持体上に静電潜像を作り、それをトナーによって現像してトナー画像(可視画像)を形成すると共に、給紙部より転写紙(他の記録媒体でもよい)を給紙し、その転写紙にトナー画像を転写して熱定着する印刷処理(画像形成処理)を行う。
操作パネル31は、操作部と表示部とからなる。操作部は、ユーザの操作により各種指示を入力することができる。表示部は、後述する各種画面を表示することができる。
次に、図2のプリンタエンジン30について、図3〜図5を参照して説明する。
図3は、図2のプリンタエンジン30の主要部の構成例を示す図である。図4は、そのプリンタエンジン30内の転写ユニットの構成例を示す図である。なお、図4では、図示の都合上、感光体を1個のみ図示している。また、感光体や定着ユニット、転写紙搬送経路を含む各部の位置関係や形状は、図3と大きく異なる。
さらに、複数の半導体レーザからビデオ信号に応じて変調されたレーザビームを射出し、その各レーザビームを各ミラー,レンズ,ポリゴンミラーからなる光学系により主走査方向に反復走査することにより、その主走査方向に直交する副走査方向に回動する各感光体100上に光による静電画像の書き込みを行う書き込み・光学ユニット107を備えている。
さらにまた、転写ユニット106によって転写紙上に転写されたトナー画像を熱と圧力によって定着する定着ユニット108を備えている。
中間転写ベルト110は、駆動ローラ111,転写バイアスローラ112,転写アースローラ113等により回動可能に支持され、駆動ローラ111の駆動により矢示方向に回動される。
この中間転写ベルト110は、感光体100の表面と1次転写ユニットを構成する転写バイアスローラ112と転写アースローラ113との間の位置で、2次転写ユニットを構成する紙転写ローラ114と駆動ローラ111の位置でそれぞれ接触している。
図5は、プリンタエンジン30による電子写真プロセスを説明するための図である。
各感光体100の表面はそれぞれ、帯電チャージャ201により一様に帯電された後、書き込み・光学ユニット107により、ビデオ信号に応じて変調されたレーザビームにより走査露光され、その表面に静電潜像が形成される。このとき、ビデオ信号により図示しない半導体レーザで発生されたレーザビームが、ポリゴンミラーを含む光学系により走査および光路調整される。
各感光体100の表面にそれぞれ形成される各トナー画像は、その各感光体100と同期して中間転写ベルト110の表面に、C,M,Y,Kの各色毎にバイアスローラ112に印加された所定の転写バイアスにより順次転写されて重ね合わせられる。
その転写処理が終了した後、フルカラートナー画像が転写された転写紙は、定着ユニット108に送られ、そこでフルカラートナー画像が定着されて、機外の排紙トレイに排紙(排出)される。
また、上述した転写ユニット106は、各感光体100上のトナー画像を中間転写ベルトを介して転写紙に転写するものであるが、中間転写ベルトの代わりに転写搬送ベルトを用い、各感光体100上のトナー画像を転写搬送ベルトで搬送する転写紙に直接転写することも可能である。
次に、感光体100のメンテナンスについて説明する。
まず、感光体100の働きについて、図5を参照して説明する。
電子写真プロセスの感光体100は、帯電,レーザビームによる露光,トナー付着までの現像プロセスと、転写紙にトナー画像を転写する転写プロセスを行った後、感光体100に残留したトナーをブラシ,磁気ブラシ,ブレード等からなるクリーニング部202で除去(クリーニング)し、感光体100に残った電荷を除電ランプ203で除電し、次の印刷処理(電子写真プロセス)に移行する。
感光体100は、現像,転写,クリーニング,除電が繰り返されることによって表面が磨耗し、光伝導性の劣化や、キズなどの磨耗痕が蓄積され、高品位な印刷処理が行えなくなるだけでなく、トナーの異常消費や用紙ジャム等の故障を引き起こす要因となる現象が発生しやすくなる場合があるため、感光体100の劣化に応じてその交換が必要になる。機器によっては、感光体100の交換が必要になると、印刷停止など、印刷動作制限を行う。
感光体100の劣化の度合いは、感光体100を稼動させるモータの駆動時間の積算から割り出し、積算した駆動時間から感光体100の交換が必要な状態や、感光体100の交換が間近に迫った状態を判断して検知する。積算した駆動時間は、電源をOFFにした未使用時を挟んでも全稼動の積算が行えるよう、HDD17又は図示しない不揮発性メモリに記憶させる。
次に、トナーのメンテナンスについて説明する。
まず、トナーの消費について説明する。
トナーは、現像プロセスで消費される。たとえ白紙で作像せず転写紙に転写されなくても、現像プロセスを行うと、トナーは現像部101と感光体100表面の緩衝材用もなすため、僅かづつでも消費される。
現像部101におけるトナーの残量は、残トナーの重量や上辺を検知するセンサを設けることにより、検知することができる。よって、満杯から空までを段階的に検知できるようセンサを設置すれば、トナー残量を正確に検知できる。
検知したトナーの残量から、ニアエンド(トナーがもうすぐなくなることを示す)、エンド(トナーがなくなったことを示す)の状態を判断し、それを操作パネル31上に表示させたり、あるいはWeb等の情報通信手段により外部機器(コンピュータ端末3又はホスト装置40)のモニタ上に表示させることで、ユーザに通知する。
トナーの補給は、対応するトナーカートリッジ(トナーユニット)102を交換することで行うのが一般的である。
段階的に検知したトナー残量を、プリンタ1の操作パネル31又は外部機器のモニタ上に表示したり、あるいはプリンタ1の諸情報を情報リストとして印刷することにより、より詳細にトナーの残量をユーザに知らせ、トナーの補給時期の予測や、使用方法の変更でトナー消費を減らせることができる。
次に、プリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェア(機能)構成例について、図6および図7を参照して説明する。なお、便宜上、ソフトウェアを構成する各プログラムが処理を行うものとする。
図6は、プリンタコントローラ10のこの発明に関わるソフトウェア構成例を示すブロック図である。図7は、その内部印刷モジュールの詳細例を示すブロック図である。
システム管理モジュール52は、プリンタシステムの構成情報や全ての状態を制御するモジュールであり、設定情報の管理や印刷中かどうかの判断、状態管理モジュール51および共有情報58の初期化等の責務を担う。
印刷管理モジュール54は、実際に画像を描画(印刷)するための処理を行うモジュールである。
API管理モジュール55,PDL−API61,およびPDLプロセス62は、実際に印刷コマンドを処理するモジュールであるPDLとの通信を処理する部分である。
UI−API管理モジュール57は、パネル表示やWeb表示機能等を果たす外部プロセス63との通信処理をUI−API64経由で管理するモジュールであり、外部プロセス63からサプライ情報要求・更新を受け付けるインタフェース部分を提供する。
外部プロセス63は、操作パネル31や外部機器(各コンピュータ端末3,ホスト装置40等)に相当する。
SYSTEM−API65は、プリンタアプリとサービスレイヤモジュール群66(他のアプリおよびOSを含む)との通信を行うレイヤーである。
印刷動作制御部72は、フレーム,バンドの取得、印刷開始要求等の印刷制御に必要な基本処理を行うモジュールである。
印刷画像生成部73は、実際に画像を生成,描画するモジュールであり、レイアウト情報に基づいた内容を描画する。
コマンド受信部71は、外部プロセス63とのイベントの受け渡しを処理し、また印刷要求が発行された場合に、基本情報、例えばテスト印刷種別を判断するモジュールである。
なお、描画ライブラリ80は、描画関連の関数群をまとめたライブラリである。
すなわち、「情報更新機能」は、保持しているサプライ情報等の情報の更新を実現する。更新のトリガーとなるのは、SYSTEM−API65を通しての状態変更通知または内部からの取得,更新,印刷等の要求が発生した場合である。
「情報取得機能」は、要求の受付,更新処理要求,結果配信の処理を実現する。
「印刷機能」は、サプライ情報リストを印刷する処理を実現する。
図8は、図2のCPU11によるサプライ情報処理を含む全体処理の一例を示すフローチャートである。
この全体処理は、情報更新処理,情報取得処理,および印刷処理(画像形成処理)からなる。
外部からの要求としては、情報取得要求および印刷実行要求がある。
外部からの印刷実行要求時には、最初に印刷処理(例えばサプライ情報の内容をサプライ情報リストとして転写紙に印刷する処理)を実行し、その後情報取得要求時と同じ処理を実行する。印刷処理は、外部からの印刷実行要求だけでなく内部からの印刷実行要求によっても行うが、実際には、外部からの印刷実行要求時と同じ処理を行う。
サプライ情報の実際の値は、他のプロセスからのアクセスもあるため、共有メモリを介して受け渡しが行われる。但し、内部からの場合には、共有メモリを介しても取得できるが、それと同じサイズの構造体を用意し、その構造体にデータをコピーして取得することも可能である。
共有メモリ上のデータ構造は、どのサプライが有効(表示可能)かというフラグ情報と、サプライの残量が0から100までの%を示す残量情報とから構成されている。その残量情報はサプライ数分確保される。
フラグ情報は、各サプライ情報をビットで割り付ける。残量情報は、配列[]でサプライ情報数分保持する。
また、残量情報は、通常、正の値であるが、負の値が設定された場合には、特殊な意味を持たせることができる。例えば、−1であれば「不明」、−2であれば「ニアエンド」(残量・空量)、−3であれば「余裕あり」(残量・空量)のように表現される。
図10に示すサプライ情報リストに表示される内容は、以下の表1の中から、機種で必要なものだけなので、サプライの有無(表示/非表示)、表示単位,残量情報等の段階ユニットは可変とする。また、使用状態も同様に残量情報として表示することが可能である。なお、残量情報に代えて使用量情報を用いたり、その両方の情報を用いることもできる。
また、サプライ情報リストの各項目の設定値は、HDD17(又は図示しない不揮発性メモリ)に保持し、起動時にRAM16上に読み込む。HDD17に設定値を保持するため、電源OFF/ONを実行しても1度設定した値は常に保持される。
図12の(b)に示すように、ビット毎にサプライ情報の項目(サプライ名)を割り当て、同図の(a)に示すように、その各ビットが“0”か“1”かで表示/非表示を判別できる。
サプライ情報リストは、サプライ情報の各項目およびその各項目毎の残量情報(バー表示/文字列)で構成され、機種で必要なものだけが表示される。また、同じサプライで複数の種類、例えばカラーのように複数ある場合には、個別に種類の数だけ(例えばカラー数分)残量情報が表示される。
図13は、図8における情報更新処理中のサプライ情報の更新に関する処理のサブルーチンの一例を示すフローチャートである。
そして、プリンタエンジン30が起きている状態、つまり電力カットモード等の省エネ状態に入っていない状態は、サプライ情報取得可能状態なので、ステップS3で表示有効無効設定状態を取得し、ステップS4でその結果に応じてサービス層経由でプリンタエンジン30に対してサプライ情報取得要求を実行する。サプライ情報取得要求を実行するかどうかは、実際には表示有効無効設定状態の取得結果によって決まる。
プリンタエンジン30が電源OFF等で必要なサプライ情報を取得できない状態だった場合には、すぐにステップS6でサプライ情報の更新を終了する。
また、プリンタコントローラ10内で、定期的なポーリング等をせず、常に最新の情報を保持しておくため、サプライ情報は、印刷実行時、システムからの状態変更時、外部プロセス63からのサプライ情報取得または更新要求時、プリンタエンジン30の電力カットモードへの移行時に更新することもできる。
CPU11は、内部印刷モジュール56からのサプライ情報取得要求時(ここでは内部印刷モジュール56がスレッドであることを仮定するが、そうではない場合も含む)には、図15に示す処理を開始し、まずステップS21でサプライ情報を取得し、ステップS22でサプライ情報の取得を終了する。
CPU11は、外部プロセス63からUI−API64を通してのサプライ情報取得要求時に、図16に示す処理を開始する。
次に、ステップS32でサプライ情報更新処理中か否かをチェックし、そうであればステップS34へ移行する。
一方、実行中のサプライ情報更新処理が完了した場合には、ステップS35へ移行する。
次に、ステップS36で要求受付管理テーブルを再び参照して新たに受け付けたサプライ情報取得要求(実行していないもの)の有無をチェックし、そのサプライ情報取得要求があればステップS32に戻って上述と同様の処理を行う。但し、新たに受け付けたサプライ情報取得要求が複数あった場合には、受け付け順に処理する。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図17に示す処理を開始し、まずステップS41で通常の印刷ジョブが実行中か否かをチェックし、その印刷ジョブが実行中でなければ、直ちにステップS48でサプライ情報リストの印刷とその印刷がなされた転写紙の排紙処理を含むサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
出力先設定処理が終了すると、ステップS48でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
CPU11は、まずステップS61で複数の排紙先の有無をチェックし、排紙先が1つしかなければステップS65でサプライ情報リストが印刷された転写紙を通常の印刷ジョブによって印刷された転写紙に対してシフトさせるための設定を行う。
複数の排紙先がある場合には、ステップS62でユーザ選択モードの設定の有無をチェックする。
ユーザ選択モードが設定されていない場合(それ以外のモードが設定されている場合)には、ステップS63でサプライ情報リストが印刷された転写紙を通常の印刷ジョブによって印刷された転写紙とは異なる排紙先へ排紙するための設定を行う。なお、サプライ情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される転写紙とは異なる種類の転写紙に印刷するための設定を行うようにしてもよい。
CPU11は、外部プロセス63からのサプライ情報リスト印刷実行要求によって図19に示す処理を開始する。
すなわち、内部印刷モジュール56が、実際の印刷処理として、まずステップS74で給紙トレイの選択,フレームの作成,および印刷条件設定等の印刷準備処理を行い、ステップS75でその作成したフレームに対して実際の画像を描画するための印刷ページ作成処理を行う。
サプライ情報リストの印刷キャンセル要求がない場合には、ステップS77へ進み、ジョブ管理モジュール53および印刷管理モジュール54に対して実際の印刷動作要求を実行して、サプライ情報リストの印刷処理を開始させる。
印刷スレッドの生成が失敗した場合、サプライ情報リストの印刷処理がキャンセルになった場合、あるいはサプライ情報リストの印刷処理を開始した場合に、ステップS78でサプライ情報リスト印刷実行の要求元に対して印刷終了通知のイベントを発行し、ステップS79で印刷スレッドを破棄する。
内部印刷モジュール56は、まずステップS81でヘッダ描画処理(ヘッダ部分の作成処理)を行い、ステップS82でサプライ情報取得処理(図15参照)を行った後、ステップS83でサプライ情報描画処理を行う。
内部印刷モジュール56は、まずステップS91で時刻表示の設定が有効か否かをチェックし、有効であればステップS92でRTC(リアルタイムクロック回路)の有無をチェックする。
そして、RTCがある場合には、ステップS93でそのRTCから現在の時刻情報を取得する。RTCがない場合には、ステップS94へ進む。
そして、NTPが有効である場合には、ステップS93でNTPによって現在の時刻情報を取得する。NTPが有効でない場合には、ステップS95で外部プロセス63に現在の時刻情報(日時情報)を入力するための入力画面を表示させ、ユーザ操作によって現在の時刻情報の入力が完了するか、その入力のキャンセルが指示された場合に、図20の処理ルーチンにリターンする。なお、この実施形態では、図2に示したようにRTCに相当するタイマ13を備えているため、実際にはタイマ13から現在の時刻情報を取得することになる。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図22に示す処理を開始し、まずステップS101で通常の印刷ジョブが実行中か否かを判断し、その印刷ジョブが実行中でなければ、直ちにステップS104でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行する。
そして、サプライ情報リストの印刷が完了した後、ステップS105で一時停止中の印刷ジョブがあれば、その印刷ジョブを再開させる。
図23は、外部プロセス63における各表示画面の一例を示す図である。
外部プロセス63は、ユーザ操作によってテスト印刷が指示されると、図23の(a)に示す印刷実行画面を表示する。
すなわち、まず表示画面をユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面)に切り替える。
そして、ユーザ操作によってログインユーザ名が入力され、「OK」が指定されると、表示画面を図23の(c)に示すログインパスワード(ユーザの認証情報の一部)を入力するための認証画面に切り替える。
次に、ユーザ操作によってログインパスワードが入力され、「OK」が指定されると、入力された認証情報であるログインユーザ名およびログインパスワードについてのユーザ認証を開始すると共に、表示画面を図23の(d)に示すように認証中である旨のメッセージを示す画面に切り替える。
また、その認証ユーザの判定後、更に以下の(1)又は(2)に示す処理を行ってもよい。
(2)表示画面を図23の(f)に示すような排紙先(ここでは2つのピンのいずれか)を選択するための選択画面に切り替え、ユーザ操作によって排紙先が選択され、「OK」が指定された場合に、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始する。なお、図23の(f)に示したような選択画面を図18のステップS64で表示してもよい。
また、サプライ情報リスト印刷実行要求の発行により、認証処理を行う前に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合、その印刷ジョブを一時停止させ、その後ユーザ認証が予め設定された特定回数失敗した場合に、その一時停止を解除して一時停止した印刷ジョブを再開させることもできる。
また、ユーザ認証が成功しない場合においても、必要最低限の情報(予め指定された部分)が表示されたサプライ情報リストの印刷を行うようにすることもできる。
さらに、サプライ情報リストの印刷に関する処理を開始させる直前で、ユーザ問い合わせ確認画面(サプライ情報リストを印刷するかしないかの確認画面)を外部プロセス63上に表示させ、サプライ情報リストを印刷する指定がなされた場合に、サプライ情報リストの印刷に関する処理を行ってサプライ情報リストを印刷させることもできる。
CPU11は、サプライ情報リスト印刷実行要求時に図24に示す処理を開始し、まずステップS111でサプライ情報リスト印刷処理(図19〜図21参照)を実行し、ステップS112で自己のプリンタエンジン30の状態をチェックし、印刷可状態であればサプライ情報リストの印刷が正常に行われているので、図24の処理を終了する。
次に、ステップS114でユーザ認証が必要か否かをチェックし、必要(認証機能設定が有効)であればステップS115で代行印刷を許可するための認証処理を行う。この認証処理は、図23によって説明したものと同様である。
ユーザ認証が必要ない(認証機能設定が無効である)場合、あるいはステップS116でユーザ認証が成功したと判定した場合には、ステップS118で印刷が可能な他のプリンタと通信可能に接続するための処理(印刷可能装置接続処理)を行う。なお、認証情報は、他のプリンタにサプライ情報リストを代行印刷させる際にも利用する。
ステップS119で接続が成功したと判定した場合には、ステップS120でサプライ情報リストのデータを代行印刷が可能な他のプリンタへ転送する処理を開始し、ステップS121でそのデータ転送の終了を待って、ステップS122でサプライ情報リストの代行印刷を開始させる。このとき、その代行印刷の要求元に関する情報の印刷もあわせて行わせる。
CPU11は、まずステップS131で代行印刷が可能な他のプリンタが登録済みか否かをチェックし、登録済みであればステップS132へ、登録済みでなければステップS135へそれぞれ移行する。代行印刷が可能なプリンタの登録は、ユーザ操作によって行うことができる。
次に、ステップS133へ進み、接続先のプリンタによる代行印刷を許可するための認証処理を行う。このとき、代行印刷が可能な他のプリンタが複数登録されていれば、その各プリンタのうちの印刷中でないプリンタを優先する。
次に、代行印刷が可能な他のプリンタとの接続が完了したか否かをチェックするが、その接続とユーザ認証が成功した場合に接続完了と判定し、図25の処理を終了して図24の処理ルーチンへリターンする。
ステップS135では、図24のステップS113と同様にLAN2上の他のプリンタのうち印刷可能なプリンタを検索する処理を行う。
CPU11は、エラーが発生した時に図26の処理を開始し、まずステップS141でプリンタエンジン30による通常の印刷ジョブを禁止し、ステップS142で発生したエラー(通常印刷ジョブ禁止理由)がサプライ関連のエラー(例えばサプライそのものの異常)であるか否かを判断する。
(1)プリンタエンジン30からサプライの状態情報を取得し、プリンタの使用状態等に応じてそのサプライの状態情報の内容を切り替え(サプライ毎にその使用量又は残量の情報である検知情報や交換状態情報の表示/非表示を変更可能に設定し)、そのサプライの状態情報の内容をサプライ情報リストとしてプリンタエンジン30によって記録媒体に印刷させることができる。したがって、契約形態(サプライの寿命が変わる等),ユーザの使用環境・状況,機種による差異に関係なく、必要なメンテナンス情報を適切に得られ、メンテナンスを適切且つ円滑に行えるため、性能品質を維持した印刷を常に行うことが可能になる。
(5)サプライの状態情報の内容をサプライ情報リストとして印刷する際に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合に、そのサプライ消耗品情報リストを割り込んで印刷することにより、例えば通常の印刷ジョブによる大量印刷中に、サプライ系のワーニング等が発生している場合、そのサプライが完全になくなったり使用不可状態になり、印刷ができない状態になってしまう前に、サプライを発注することができるようになるため、印刷のスループットを向上させることができる。
(8)サプライ情報リストを通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、その通常の印刷ジョブを一時停止させることにより、サプライ情報シートの印刷物をすぐに取得することができると共に、通常の印刷ジョブによる印刷物との混在を確実に防止することができる。
(12)入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に認証処理を行い、ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、直ちに又は所定時間経過後、通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることにより、一時停止させた印刷ジョブが再開されないことを回避することができる。
(14)サプライ情報リストの印刷物の排出先を選択可能にすることにより、他の印刷物との混在を容易に防止できる。
(16)代行印刷が可能な他の画像形成装置を予め登録しておくことにより、その画像形成装置にサプライ情報リストの代行印刷を行わせることができるので、他の印刷物と混在するようなことがあっても、ユーザはサプライ情報リストの印刷物をすぐに見つけて取り出すことができる。
(18)他のプリンタにサプライ情報リストの代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させることにより、ユーザは複数の機種のサプライ情報情報を一括管理する場合でも、サプライ情報リストの印刷物を見て代行印刷の要求元を直ちに知ることができる。
(20)ユーザ認証等によりサプライ情報リストを印刷可能なユーザは限られているので、サプライ情報リストの代行印刷を行う他のプリンタが印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合には、その機能を無効に設定することにより、2重のユーザ認証等の不要な処理を行わずに済む。
(22)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、その動作を実行させるための操作の時間および印刷停止期間を短縮することができるため、操作性および印刷のスループットを向上できる。
(24)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、ユーザ操作によってその印刷ジョブのリセットが指定された場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、(23)と同様の効果を得ることができる。
(25)サプライに関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、ユーザ操作によってその印刷ジョブのリセットが指定された後、サプライ情報リストを印刷するための動作が必要と指定された場合に、サプライ情報リストを印刷するための動作を行うことにより、(23)と同様の効果を得ることができる。
10:プリンタコントローラ 11:CPU 12:ASIC 13:タイマ
14:ROM 15:フォントROM 16:RAM 17:HDD
18:NIC 19:ホストI/F 20:エンジンI/F 21:パネルI/F
22:メディアI/F 23:カードI/F 30:プリンタエンジン
31:操作パネル 51:状態管理モジュール 52:システム管理モジュール
53:ジョブ管理モジュール 54:印刷管理モジュール
55:API管理モジュール 56:内部印刷モジュール
57:UI−API管理モジュール 58:共有情報(共有データ)
61:PDL−API 62:PDLプロセス 63:外部プロセス
64:UI−API 65:SYSTEM−API
66:サービスレイヤーモジュール群 71:コマンド受信部
72:印刷動作制御部 73:印刷画像生成部 74:文字列取得部
75:印字データ取得部 80:描画ライブラリ 100:感光体
101:現像部 102:トナーカットリッジ 103:感光体・現像ユニット
104,105:給紙カセット 106:転写ユニット
107:書き込み・光学ユニット 108:定着ユニット 110:中間転写ベルト
111:駆動ローラ 112:転写バイアスローラ 113:転写アースローラ
114:紙転写ローラ 201:帯電チャージャ 202:クリーニング部
203:除電ランプ
Claims (33)
- 消耗品を用いて印刷を行う画像形成装置であって、
前記消耗品の状態情報を取得する消耗品状態情報取得手段と、
該消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして記録媒体に印刷する消耗品情報リスト印刷手段と、
該消耗品情報リスト印刷手段によって印刷される前記消耗品情報リストの内容を切り替えるリスト内容切替手段とを設け、
前記リスト内容切替手段は、前記消耗品毎の使用量又は残量が段階的に可変表示される前記消耗品情報リストの内容を切り替えることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記消耗品状態情報取得手段は、前記消耗品の使用量又は残量の情報を取得する手段であり、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記リスト内容切替手段の切り替えにより、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した情報の内容である前記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品の使用量又は残量をバー表示で印刷できない場合には、文字列表示で印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品の使用量又は残量の表示フォーマットを該消耗品の使用量又は残量の検知精度に応じて変更する手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品状態情報取得手段によって取得される前記消耗品の状態情報を前記消耗品情報リスト印刷手段による前記消耗品情報リストの印刷時に更新する消耗品状態情報更新手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、交換すべき又は交換間近の消耗品を認識可能に処理することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容を消耗品情報リストとして印刷する際に、通常の印刷ジョブが実行中だった場合に、該消耗品情報リストを割り込んで印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体に対してシフトさせる手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストの記録媒体を通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる排出先へ排出する手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、割り込んで印刷する前記消耗品情報リストを通常の印刷ジョブによって印刷される記録媒体とは異なる種類の記録媒体に印刷する手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを記録媒体に印刷する際に、その印刷の日時情報も印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項11記載の画像形成装置において、
前記日時情報を入力するための日時情報入力手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項7記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを前記通常の印刷ジョブに割り込んで印刷する際に、該通常の印刷ジョブを一時停止させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13記載の画像形成装置において、
前記通常の印刷ジョブが一時停止する際に、ユーザ問い合わせ確認画面を表示するユーザ問い合わせ確認画面表示手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項14記載の画像形成装置において、
前記ユーザ問い合わせ確認画面は、前記消耗品情報リストを印刷するかしないかの確認画面であり、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって前記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、前記消耗品情報リストを印刷する指定がなされた場合に、前記消耗品情報リストを割り込んで印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項14記載の画像形成装置において、
前記ユーザ問い合わせ確認画面は、前記消耗品情報リストを印刷可能なユーザかどうかの認証画面であり、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ問い合わせ確認画面表示手段によって前記ユーザ問い合わせ確認画面が表示された後、ユーザの認証情報が入力された場合に、該認証情報が予め登録された情報と一致するか否かをチェックする認証処理を行う認証処理手段を有し、前記入力された認証情報が予め登録された情報と一致してユーザ認証が成功した場合に、前記消耗品情報リストの印刷が可能な認証状態にすることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記認証状態にして、前記消耗品情報リストの割り込み印刷を開始した後、あるいは該消耗品情報リストの割り込み印刷が終了した後、前記認証状態を解除することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16又は17記載の画像形成装置において、
前記ユーザ認証手段は、前記入力された認証情報が予め登録された情報と一致せずユーザ認証が失敗した後、再びユーザの認証情報が入力される毎に、前記認証処理を行う手段であり、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、前記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項18記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が所定回数連続して失敗した場合に、所定時間経過後、前記通常の印刷ジョブの一時停止を解除させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項19記載の画像形成装置において、
前記所定時間を設定するための時間設定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項16又は17記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記ユーザ認証が失敗した場合には、前記消耗品状態情報取得手段によって取得した前記消耗品の状態情報の内容のうち、予め指定された部分のみを消耗品情報リストとして印刷することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項13乃至21のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
記録媒体の排出先として複数の排出先を備え、
前記消耗品情報リスト印刷手段によって前記消耗品情報リストが印刷された記録媒体の排出先を選択するための排出先選択手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至22記載の画像形成装置において、
他の画像形成装置と通信可能に接続する接続手段と、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品情報リストを前記他の画像形成装置によって代行印刷させる手段を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項23記載の画像形成装置において、
前記代行印刷が可能な他の画像形成装置を登録する代行印刷装置登録手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項24記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記代行印刷装置登録手段によって前記代行印刷が可能な他の画像形成装置が複数登録されている場合に、その各画像形成装置のうちの印刷中でない画像形成装置を優先し、該画像形成装置に前記代行印刷を行わせることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項23乃至25のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、他の画像形成装置に前記代行印刷を行わせる際に、その代行印刷の要求元に関する情報も印刷させることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項23乃至26のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
当該画像形成装置が前記消耗品情報リストの印刷ができない状態の場合に、前記代行印刷が可能な他の画像形成装置を検索する代行印刷装置検索手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項23乃至27のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記代行印刷を行う他の画像形成装置が印刷可能ユーザを制限する機能を有している場合に、該機能を無効に設定する無効設定手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項23乃至28のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記代行印刷を行う他の画像形成装置に関する情報を報知する代行印刷装置情報報知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至29のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項30記載の画像形成装置において、
前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、前記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合に、前記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至29のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
通常の印刷ジョブのリセットを指定するためのジョブリセット指定手段を設け、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項32記載の画像形成装置において、
前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された場合に、前記消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要か否かを指定するための動作要否指定手段を設け、
前記消耗品情報リスト印刷手段は、前記消耗品に関連する異常で通常の印刷ジョブを実行できない場合、前記ジョブリセット指定手段によって該印刷ジョブのリセットが指定された後、前記動作要否指定手段によって当該消耗品情報リスト印刷手段の動作が必要と指定された場合に、動作することを特徴とする画像形成装置。
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