JP2014030018A - 炭化ケイ素デバイスにおけるバイアス温度不安定性(bti)を低減する半導体デバイスおよび方法 - Google Patents

炭化ケイ素デバイスにおけるバイアス温度不安定性(bti)を低減する半導体デバイスおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】炭化ケイ素デバイスにおけるバイアス温度不安定性(BTI)を低減する半導体デバイスおよび方法を提供する。
【解決手段】システムは、炭化ケイ素(SiC)半導体デバイス100と、SiC半導体デバイスを格納する気密シールしたパッケージング130とを含む。気密シールしたパッケージング130は、SiC半導体デバイス100の近くに特定の雰囲気132を維持するように構成される。さらに、特定の雰囲気132は、動作中にSiC半導体デバイス100のしきい値電圧のシフトを1V未満に制限する。
【選択図】図1

Description

本明細書において開示する主題は、半導体デバイスに関し、より具体的には、炭化ケイ素半導体デバイスに関する。
シリコン(Si)トランジスタまたは炭化ケイ素(SiC)トランジスタなどの半導体デバイスに関して、バイアス温度不安定性(BTI)が、デバイス性能における実体的な変動を引き起こすことがある。例えば、負バイアス温度不安定性(NBTI)は、特に、長時間にわたり負バイアスおよび/または高温などの特定の条件下で動作させたときに、SiCデバイスのしきい値電圧の著しい変化またはドリフトを結果としてもたらすことがある。SiCデバイスにおけるNBTIは、界面電荷トラッピング(例えば、酸化膜電荷)の結果であると考えられ、界面電荷トラッピングは、例えば、長時間にわたって、高温で、および特定のバイアス条件下でデバイスを動作させることによって引き起こされることがある。例えば、SiC金属−酸化膜−半導体電界効果型トランジスタ(MOSFET)は、NBTIに起因して、複合電圧および温度ストレス印加を受けたときにしきい値電圧シフトを経験することがある。
ある種のケースでは、前述のNBTIは、デバイスがゲート−ソース電圧を印加しないときでさえ導電性になることがある点まで、SiCデバイスのしきい値電圧をシフトさせる(例えば、減少させる)ことがあり、ノーマリーオフデバイスをノーマリーオンデバイスに変換する。そうであるから、NBTIは、SiCデバイスの信頼性および性能に著しく影響を与える。かなり多くの研究が、SiデバイスにおけるBTI問題を緩和させるための設計に向けられてきており、ある種の事例では、BTI問題が、Siにおいては軽減されているまたは未然に防止されている。しかしながら、SiデバイスとSiCデバイスとの間には顕著な動作上の差異があり、これゆえ、Siにおける問題を軽減するために使用されるメカニズムを、SiCには容易に変換できない。そうであるから、SiCデバイスにおけるNBTIに対する産業的に受け入れられる解は、まだ定まっていない。したがって、SiCデバイスにおけるNBTI問題を軽減させることは、SiCがある種のシステムおよび用途に提供することができる独特な動作特性(例えば、より高い動作温度、機械的特性の改善、電気的特性の改善、等)をうまく利用するために特に望ましい。
米国特許出願公開第2012/0049202号公報
一実施形態では、システムは、炭化ケイ素(SiC)半導体デバイスと、SiC半導体デバイスを格納する気密シールしたパッケージングとを含む。気密シールしたパッケージングは、SiC半導体デバイスの近くに特定の雰囲気を維持するように構成される。さらに、特定の雰囲気は、動作中にSiC半導体デバイスのしきい値電圧のシフトを1V未満に制限する。
別の一実施形態では、金属−酸化膜電界効果型トランジスタ(MOSFET)デバイスは、MOSFETデバイスの周りに配置された格納容器を含む。格納容器は、格納容器の外部の環境と比較して減圧環境にMOSFETデバイスを取り囲むように構成される。さらに、減圧環境は、動作中にMOSFETデバイスのしきい値電圧シフトを低減する。
別の一実施形態では、方法は、炭化ケイ素(SiC)電気デバイスを設けるステップと、ほぼ10torr(1.33kPa)未満の圧力を有する雰囲気下でパッケージ内にSiC電気デバイスをシールするステップとを含む。雰囲気は、SiC電気デバイスを長時間にわたって高温で、高いバイアスで、または両方で動作させたときの負バイアス温度不安定性(NBTI)を防止する。
本発明のこれらのおよびその他の特徴、態様および長所は、添付した図面を参照して下記の詳細な説明を読むと、より良く理解されるようになるであろう。図面では、類似の参照符号は、図面全体を通して類似の構成要素を表す。
本取り組みの一実施形態による、SiC MOSFETの模式的断面図である。 電圧および温度ストレス印加前後の従来型のMOSFETに関するゲート電圧の関数としてのドレイン電流のプロットである。 本取り組みの一実施形態による、標準大気下および真空下でのデバイスのしきい値電圧の変化のプロットである。 本取り組みの一実施形態による、真空パッケージ内にSiCデバイスを組み立てかつシールするためのプロセスの一実施形態を図示する流れ図である。 本取り組みの一実施形態による、真空中でSiCデバイスを組み立てかつデバイスを使用するためのプロセスの一実施形態を図示する流れ図である。 本取り組みの一実施形態による、空気の減圧下およびアルゴンの減圧下でのデバイスのしきい値電圧の変化のプロットである。 本取り組みの一実施形態による、不活性雰囲気下でパッケージ内にSiCデバイスを組み立てかつシールするためのプロセスの一実施形態を図示する流れ図である。
1つまたは複数の具体的な実施形態を以下に説明する。これらの実施形態の簡潔な説明を与えることを目指して、実際の実装形態のすべての特徴を明細書中では記述しない場合がある。任意のこのような実際の実装形態の開発において、いずれかのエンジニアリングプロジェクトまたは設計プロジェクトに置けるように、システムに関係する制約およびビジネスに関係する制約に伴うコンプライアンスなどの、実装形態ごとに変わることがある開発者に特有なゴールを達成するために、数多くの実装形態に特有な判断を行わなければならないことを、認識すべきである。その上、このような開発の試みは、複雑でありかつ長時間を必要とするはずであるが、それにもかかわらず、この開示の恩恵を受ける当業者にとっては設計、製作、および製造の日常的な業務であるはずであることを、認識すべきである。
本発明の様々な実施形態の要素を導入するときに、「1つ(a)」、「1つ(an)」、「その(the)」、および「前記(said)」という冠詞は、要素の1つまたは複数があることを意味するものとする。「備える(comprising)」、「含む(including)」および「有する(having)」という用語は、包括的であり、列挙した要素の他にさらなる要素があり得ることを意味するものとする。
上に述べたように、NBTIなどのBTIは、半導体デバイス信頼性に対する難題を提示する。BTI現象に付随する物理および化学が複雑であることを、認識すべきである。そうであるから、BTIの正確なメカニズムが、完全には理解されていないことがあるが、本実施形態は、半導体デバイス(例えば、SiC MOSFET)の動作中に、NBTIなどのBTIを防止する(例えば、低減する、制限する、軽減する、またはそうでなければ減少させる)ためのシステムおよび方法を提供する。特に、本取り組みは、動作中にデバイスを取り囲んでいる局所的な雰囲気を制御することを含む。下記に詳細に記述するように、ある種の実施形態では、動作中にデバイスの周りに真空環境を維持することができるように、半導体デバイスをパッケージすることができる。他の実施形態では、動作中にデバイスの周りに不活性雰囲気を維持するように、半導体デバイスをパッケージすることができる。さらに他の実施形態では、半導体デバイスが動作中に真空に曝される用途(例えば、宇宙関係用途、試験チャンバ用途、等)において、半導体デバイスを利用することができる。したがって、ここに開示した取り組みを使用して、BTIを許容できるレベル(例えば、数ボルト程度というよりはむしろ10分の数ボルト程度)まで著しく低減させることができる。
下記の開示が、一般的にSiC MOSFETにおけるNBTIに焦点を当てているが、BTIを緩和するために本明細書において詳細に述べる解および技術は、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、MOS制御サイリスタ、およびゲート制御サイリスタなどの他の半導体デバイスへの適用可能性を有することがあることを、認識すべきである。説明のための目的で、MOS制御サイリスタ(MCT)は、構造内に組み込まれている2個のMOSFETを含むことができ、BTI効果の結果としてしきい値電圧(VTH)のシフトに対して敏感であり得る。本明細書において詳細に述べる技術はまた、正バイアス下で生じるVTH効果を呼ぶ正バイアス温度不安定性(PBTI)に関係する効果も緩和するであろう。
上記を念頭に置いて、図1は、本取り組みの一例の実施形態による、金属−酸化膜半導体電界効果型トランジスタ(MOSFET)100を図示する。ある種の実施形態では、図示したMOSFET100を、高温動作用に(例えば、ほぼ125℃より高い、ほぼ175℃より高い、および/またはほぼ300℃より高い)設計されたSiC系MOSFETとすることができる。加えて、図示したMOSFET100を、標準マイクロエレクトロニック製造プロセスを使用して製造することができる。これらのプロセスは、例えば、リソグラフィ、膜堆積/成長法(例えば、物理気相堆積および化学気相堆積、メッキ、酸化、等)、結晶成長法、ならびにウェットエッチングおよびドライエッチング法を含むことができる。図示したMOSFET100は、炭化ケイ素(SiC)などの半導体材料から作ることができる基板102を含む。基板102を、半導体ダイまたはウェハとすることができ、基板は主表面104および表面法線方向または「厚さ方向」tを規定し、表面法線方向は表面から基板102中へと面直方向に延びる。図1が、MOSFET100の様々な構成要素の相対的な位置を図示することを目的とし、これらの構成要素の相対的な尺度または寸法を示唆するようには解釈すべきではないことを、認識すべきである。
図示した表面104は、ゲート電極106を支持する。加えて、図示したゲート電極106は、基板102の表面104と直接接触している絶縁層108(これはまた、ゲート酸化膜またはゲート誘電体層とも呼ばれることがある)上に配置される。絶縁層108を、一般に、二酸化ケイ素(SiO2)などの電気的絶縁性材料から作ることができる。さらにその上、図示した絶縁層108は、表面104に沿って広がり、コンタクト層126までの任意の点まで広がることができる。ゲート電極106は、多結晶シリコン層107を含むことができ、やはり、例えば、電気的導電性材料(例えば、金属および/またはシリサイド)から形成される低抵抗層109を含むことができる。ゲート電極106を、ゲート電圧、VG、を受けるように構成することができる。
図示した基板102はまた、ドレイン電極112と接触している第2の表面110を規定し、ドレイン電極112は、一般にドレイン電圧、VD、を受けるように構成される。図1は1個のMOSFETセルの模式的断面図であり、全体のMOSFETデバイスは、典型的には、互いに隣り合って位置し、共通のゲート電極106およびドレイン電極112を共有する多数のセルからなることに、留意すべきである。
図示した基板102は、ウェル領域116に加えてドリフト領域114を含み、ウェル領域116は、ドリフト領域114に隣接して配置され、表面104の近位にある。ドリフト領域114を、第1のドーパント種類でドープすることができ、第1の多数電荷キャリアを伴う第1の導電型を有し、一方で、ウェル領域116を、第2のドーパント種類でドープすることができ、第2の多数電荷キャリアを伴う第2の導電型を有する。例えば、SiC基板102では、第1のドーパント種類を、窒素およびリンのうちの1つまたは複数(「n型ドーパント」)とすることができ、一方で、第2のドーパント種類を、アルミニウム、ホウ素、ガリウム、およびベリリウムのうちの1つまたは複数(「p型ドーパント」)とすることができ、それぞれ、nドープ領域およびpドープ領域を結果としてもたらす。そのような実施形態に関して、第1および第2の多数電荷キャリアは、それぞれ電子および正孔であるはずである。
図示した基板102は、第1の導電型(例えば、図1ではn型)を有するソースコンタクト領域122をさらに含む。ウェル領域116を、コンタクト領域122の近位に配置することができ、その結果、ウェル領域116は、ゲート電極106の近位に配置されたチャネル領域118をその中に含むことができる。例えば、チャネル領域118は、ゲート電極106の下に表面104に沿って広がることができる(ここでは、「下に」は、さらに厚さ方向tに沿うことを意味する)。加えて、誘電体層120、時には層間誘電体(ILD)と呼ばれる、を、ゲート電極106および絶縁層108の上方に配置することができる。一例では、誘電体層は、リンケイ酸ガラス(PSG)を含む材料である。
一実施形態では、ソースコンタクト領域122を、表面104に隣接して配置することができ、ウェル領域116は、ソースコンタクト領域122を取り囲むことができる。基板102は、ある種の実施形態では、第2の導電型(例えば、図1ではp型)を有するボディコンタクト領域125をやはり含む。図示した実施形態のボディコンタクト領域125は、ウェル領域116および表面104に隣接して配置される。ソース電極124(例えば、アルミニウムなどの金属から形成される)を、ソースコンタクト領域122およびボディコンタクト領域125の上方に配置することができ、ソース電圧、VS、を受けるように構成することができる。さらに、ソース電極124を、ソースコンタクト領域122およびボディコンタクト領域125の両方と電気的に接触させることができる。例えば、図示した実施形態では、ソース電極124とソースコンタクト領域122およびボディコンタクト領域125との電気的な接触は、コンタクト層126(例えば、ニッケルまたは別の適切な金属から形成される)を介して行われる。
図示したパッケージング130は、気密シールしたパッケージ(例えば、集積回路パッケージ)、またはSiCデバイスの近くに特定の雰囲気132(例えば、圧力および/またはガス組成)を維持するための格納容器(例えば、真空チャンバまたは他の適切なチャンバ)を含むことができることを、認識すべきである。ある種の実施形態では、パッケージング130は、図1に図示したようなデバイス100の形状に一致することがあり、ところが、他の実施形態では、パッケージング130を、任意の適切な形状とすることができることを、認識すべきである。ある種の実施形態では、パッケージング130内部の圧力を、ほぼ760torr(101kPa)未満、ほぼ500torr(66.7kPa)未満、ほぼ100torr(13.3kPa)未満、ほぼ10torr(1.33kPa)未満、ほぼ1torr(133Pa)未満、ほぼ0.1torr(13.3Pa)未満、またはほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa)とすることができる。ある種の実施形態では、パッケージング130の内部の圧力を、ほぼ0.001torr(0.133Pa)とほぼ10torr(1.33kPa)との間、ほぼ0.01torr(1.33Pa)とほぼ1torr(133Pa)との間、ほぼ0.05torr(6.67Pa)とほぼ0.5torr(66.7Pa)との間、またはほぼ0.1torr(13.3Pa)とすることができる。さらにその上、減圧に加えてまたは減圧の代わりに、パッケージング130を、特定のガスまたはガスの混合物で満たすことができることを、認識すべきである。例えば、ある種の実施形態では、パッケージング130は、減圧(例えば、760torr(101kPa)未満、ほぼ0.1torr(13.3Pa)、またはほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa)の室内空気を含め、MOSFET100の周りの雰囲気132を維持することができる。ある種の実施形態では、パッケージング130は、減圧(例えば、ほぼ1torr(133Pa)またはほぼ0.1torr(13.3Pa))のアルゴン、窒素、ヘリウム、クリプトン、キセノン、または他の適切な不活性ガスなどの不活性ガスを含め、MOSFET100の周りの雰囲気132を維持することができる。他の実施形態では、パッケージング130は、わずかに大気圧よりも低い(例えば、ほぼ500torr(66.7kPa)とほぼ750torr(100kPa)との間)不活性ガス(例えば、アルゴン、窒素、ヘリウム、クリプトン、キセノン、または他の適切な不活性ガス)を含め、MOSFET100の周りの雰囲気132を維持することができる。
ある種の実施形態では、パッケージング130を、SiCデバイス(例えば、MOSFET100)の近くの雰囲気132(例えば、真空または不活性雰囲気)を維持するために適した金属、ポリマー、または複合材料から作ることができる。例えば、ある種の実施形態では、パッケージング130を、気密シールした金属パッケージング130を形成するために、ともに結合されたまたは溶融された多数の金属部品から作ることができる。特定の例によれば、ある種の実装形態では、SiCデバイス100を、シールするために真空炉(例えば、SST International of Downey、カルフォルニア州から入手可能なModel3140または3150)内に設置することができる。さらに特定の例によれば、ある種の実施形態では、パッケージ130は、真空炉のチャンバ内にある間にSiCデバイス100の周りに維持された多数の金属部品を含むことができ、真空炉は、デバイス100およびパッケージ130を加熱する前に(例えば、ミリトールまたはマイクロトールの範囲内の)減圧まで真空引きされる。そのような実施形態では、適切な温度まで真空炉のチャンバを加熱した後で、パッケージ130の端部(または溶融した端部近くのパッケージ130の部分)近くのはんだが、シームに沿った位置へと流れることができ、冷却でパッケージ130の部品間にハーメチックシールを形成することができる。他の実施形態では、金属パッケージ130の金属部品を、制御した減圧雰囲気下で、SiCデバイスの周りに互いに溶接することができる。例えば、シームシーラ(例えば、Polaris Electronics Corp.から入手可能なVenus III(商標)またはVenus IV(商標)シームシーラ、または他の適切なシーリングシステム)を、減圧下で(例えば、ミリトールまたはマイクロトール範囲内)および/または不活性雰囲気下で、SiCデバイス100の周りで、金属パッケージング130の2つ以上の部品を一緒に手動で、自動的に、または半自動的に溶接するために使用することができる。他の実施形態では、パッケージ130は、1つまたは複数の強固な(例えば、金属、ポリマー、または複合)材料から作られた2個以上の部品を含むことができる。そのような実施形態では、パッケージ130およびSiCデバイス100を、(例えば、真空および/または不活性雰囲気を形成する)真空チャンバ内に設置することができ、その結果、パッケージ130の強固な部品を、接着剤、樹脂、エポキシ、または他の適切なシール材料を使用して互いに結合することができ、硬化させることで気密シールしたパッケージ130を提供することができる。さらに他の実施形態では、SiCデバイス100を、SiCデバイス100の周りに特定の(例えば、減圧および/または不活性)雰囲気を形成するように構成されたチャンバの内部に設置することができ、一方で、分割したまたは単一のポリマー層は、SiCデバイス100の周りに付けられシールされて、気密シールしたパッケージ130を形成する。
動作中には、MOSFET100は、一般にスイッチとして働く。電圧差VDS=VD−VSがドレイン電極112とソース電極124との間に印加されると、これらの同じ電極間の出力電流(IDS)を、ゲート電極106に印加される入力電圧VGSによって変調することができる、またはそうでなければ制御することができ、ここでは、VGS=VG−VSである。MOSFET100の「しきい値電圧」(VTH)よりも低いゲート電圧VGに対して、電流IDSは、名目上約ゼロのままであるとはいえ、ゲート電圧がしきい値電圧よりも低いとしても、比較的小さな漏れ電流が存在することがある。しきい値電圧VTHは、とりわけ、MOSFET100の寸法、材料、およびドーピングレベルの関数であり、MOSFETは、典型的には、所定のしきい値電圧VTHを示すように設計される。MOSFET100を組み込んでいる回路を、次に、期待する(所定の)しきい値電圧VTHに設計することができる。
MOSFETについてのしきい値電圧(VTH)が一義的には定められないことを、認識すべきである。VTHを測定するために少なくとも5つの異なる技術があり、特定の例に対しては、これらが必ずしもぴったりと同じ結果を生じる必要がない。本明細書において採用する方法は、「しきい値ドレイン電流法」と呼ばれ、そこでは、指定されたドレイン電流におけるゲート電圧を、しきい値電圧になるように採用する。
シリコンMOSFETまたはSiC MOSFETを含め、従来型のMOSFETは、ゲート電極106とソース電極124との間に電位差を受けると、および特に、高温で長時間にわたってこの電位を受けると、NBTIに起因するしきい値電圧のシフト経験することが見出されている。具体的には、述べたように、負バイアス温度不安定性(NBTI)が、SiCデバイスにとっての関心事である。このしきい値電圧シフトの例を図示すると、図2は、電圧および温度ストレス印加の前後の従来型のMOSFETについてのゲート電圧の関数としてのドレイン電流のプロット140である。すなわち、図2は、前述のパッケージング130がなくかつ大気条件(例えば、ほぼ760torr(101kPa)の室内空気)下で動作するストレス印加したSiC MOSFETにおけるNBTI効果を図示する。
図2に関連して、「サブしきい値技術」の変形であるしきい値ドレイン電流法を、SiC MOSFETデバイスにおけるNBTI現象を特徴付けるときに使用することができる。図2のプロット140に図示したデータを生成するために使用した例のテスト条件を、下記に記述する。ある種の実施形態では、テスト条件を、増幅特性曲線測定値が一定のストレス温度においてMOSFETについて取られるように設定し得る。例えば、最初に、ゲート電圧を、一定の−20ボルト(V)で15分間保持することができ、VDSを0Vのところに保持することができる。次に、小さな一定電圧を、ソース端子とドレイン端子との間に(例えば、ほぼ100mV)印加することができ、ゲート電圧を、−10Vから+10Vまで掃引することができ、範囲はMOSFETの低電流範囲(この特定のケースでは0.1ナノアンペア未満)から飽和電流(例えば、ほぼ16ミリアンペア)までを取り込むために十分に大きく、図2に描かれた「post neg」増幅特性曲線142を決定する。+20Vの定電圧ゲート正ストレスバイアスを、次にVDS=0Vで、さらに15分間にわたってゲートに印加することができる。最後に、ゲート電圧の同様の逆掃引を、+10Vから−10Vまで行うことができ、ソース端子とドレイン端子との間に印加される小さな定電圧(例えば、ほぼ100mV)で「post pos」増幅特性曲線144を取り込む。
VTH決定のためのしきい値ドレイン電流の選択として10マイクロアンペアを使用することは、実際的な理由で行われる。例えば、しきい値ドレイン電流は、片対数増幅特性曲線の線形サブしきい値部分上に存在するように十分に小さく、かつ正確に測定しデータから容易に抽出するために十分に大きい。MOSFETパラメータおよびデータ収集用のテスト条件は、下記の通りである、VDS=0.1V、温度=175℃、ゲート酸化膜厚(Tox)=500オングストローム、デバイス能動領域面積=0.067cm2、1個のMOSセルの面積=1.6E−4cm2、1個のMOSセルのチャネル幅対長さ比(W/L)=6900。より大きなデバイスまたはより小さなデバイスへのしきい値ドレイン電流のスケーリングは、デバイス能動領域面積、1個のMOSセルの面積およびW/Lについての線形依存性を有する。しかしながら、しきい値曲線は、ゲート酸化膜厚(Tox)で逆にスケーリングされることに、留意すべきである。
したがって、図2は、正および負のゲートバイアスストレス印加に続くしきい値電圧のドリフトまたはシフト(例えば、IDSが著しく増加する電圧のシフト)を実証する。縦軸は、ドレイン電流(アンペア)であり、横軸は、ゲートからソースへの電圧(ボルト)である。しきい値電圧シフトは、したがって、バイアス温度不安定性(BTI)の効果の一例を表す。VTHドリフトは、ソースからドレインへの電流の10マイクロアンペアにおけるVTH正電圧ストレス値とVTH負電圧ストレス値との間の電圧差として取られる。図2に図示した例では、VTHドリフトは、ほぼ6.9Vである。
上記を念頭に置いて、図3は、本取り組みの一例による、異なる雰囲気条件下でのNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスのしきい値電圧の変化またはシフト(例えば、ΔVTH)のプロット150を含む。特に、図3は、大気条件(例えば、ほぼ760torr(101kPa)の室内空気)下でのSiC MOSFETデバイスについてのΔVTHならびに真空(例えば、ほぼ0.1torr(13.3Pa)未満、ほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa)、またはもう1つの適切な減圧)におけるSiC MOSFETデバイスについてのΔVTHを図示する。プロット150に図示されたデータを求めるために、ΔVTHを、大気条件下で150℃におけるSiC MOSFETデバイスについて(例えば、図2に関して上に述べたように)決定することができる。プロット150の棒152によって図示したものは、この測定が、大気条件下でのNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスについてのほぼ1.0Vからほぼ1.1VのΔVTHを表す。引き続いて、SiC MOSFETデバイスを、減圧(例えば、ほぼ0.1torr(13.3Pa)未満、ほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa)、またはもう1つの適切な減圧)下に設置することができ、ΔVTHをもう一度決定することができる。プロット150の棒154によって図示したものは、この測定が、真空環境におけるNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスについてのほぼ0.3Vからほぼ0.4VのΔVTHを表す。
そうであるから、図3は、大気条件下でのSiC MOSFETデバイスにおけるNBTIからもたらされるΔVTH(例えば、棒152によって図示される)が、真空下でのSiC MOSFETデバイスにおけるNBTIからもたらされるΔVTH(例えば、棒154によって図示される)の2倍よりも大きいことを、明確に図示する。したがって、真空中でSiC MOSFETデバイスを動作させることは、デバイスにおけるΔVTHおよび/またはBTI(例えば、NBTI)現象を実質的に低減する(阻止する、軽減する、またはそうでなければ減少させる)ように見える。ある種の実施形態では、本取り組みを介して実現されるΔVTHを、1V未満、0.8V未満、0.5V未満、0.4V未満、0.3V未満、0.2V未満、または0.1V未満とすることができる。さらにその上、ある種の実施形態では、本取り組みによって可能にされるΔVTHの低減を、ここに開示した減圧技術を使用しないSiCについて観測したΔVTHのほぼ75%、50%、40%、30%、25%、10%、または5%とすることができる。BTI効果が典型的なSiC MOSFETでは数ボルト(例えば、2Vから5V)程度の大きさのΔVTHを誘起し得るので、本技術が、デバイス信頼性に対する実質的な改善を提供することを、さらに認識すべきである。
これを念頭に置いて、本取り組みの一実装形態が、図1に関連して上に述べたようなパッケージング130を有するSiC MOSFETを利用することを包含することが予想される。すなわち、ある種の実施形態では、SiC MOSFETデバイスなどのSiCデバイスを、SiC MOSFETが動作中にずっと減圧環境に維持されるように(例えば、パッケージング130を使用して)パッケージすることができる。例えば、図4に転じて、流れ図は、パッケージング130を使用してSiC MOSFETにおけるNBTIを防止するためのプロセス160の一実施形態を図示する。図示したプロセス160は、図1に図示したようなSiC MOSFET100などの炭化ケイ素(SiC)半導体デバイスを作るステップ(ブロック162)で始まる。パッケージング中に、SiCデバイスを、デバイスの周りに真空(例えば、大気圧と比較して減圧)を維持するパッケージ(例えば、パッケージング130)内にシールすることができる(ブロック164)。例えば、ある種の実施形態では、SiCデバイスを取り囲む雰囲気132の圧力を、ほぼ700torr(93.3kPa)未満、ほぼ250torr(33.3kPa)未満、ほぼ75torr(10.0kPa)未満、ほぼ50torr(6.67kPa)未満、ほぼ5torr(667Pa)未満、ほぼ0.5torr(66.7Pa)未満、またはほぼ0.05torr(6.67Pa)未満とすることができる。このような方式でSiCデバイスを真空パッケージングすることによって、SiCデバイスを動作させるときの真空または減圧環境により、BTI(例えば、NBTI)を防止することができる(ブロック166)。
しかしながら、他の実施形態では、本取り組みのもう1つの実装形態が、真空環境を含む用途のためにSiCデバイスを利用することを含むことが、やはり予想される。すなわち、ある種の実施形態では、SiCデバイスを真空パッケージングするよりはむしろ、上に述べたように、デバイスを、代わりに、減圧または実質的に圧力のない環境中で動作させるように構成することができる。例えば、図5に転じて、流れ図は、SiCデバイスにおけるNBTIを防止するためのもう1つのプロセス170の実施形態を図示する。図示したプロセス160は、図1に図示したSiC MOSFET100などの炭化ケイ素(SiC)半導体デバイスを作るステップ(ブロック162)で始まるが、デバイスは上に論じたパッケージング130を欠いている。一旦作られると、SiCデバイスを、動作中にSiCデバイスにおけるBTI(例えば、NBTI)を防止するために、真空中で動作させることができる(ブロック174)。例えば、ある種の実施形態では、SiC MOSFETを、動作中にデバイスにおけるNBTIを防止するために、(例えば、スペースシャトル用および/または衛星用途用に)宇宙の真空中でまたは(例えば、真空チャンバまたは圧力テストチャンバ用の)減圧環境中で動作させることができる。
図6は、本取り組みの一例による、異なる雰囲気条件下でのNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスについてのΔVTHのプロット180を図示する。特に、図6は、実質的に減圧(例えば、ほぼ0.1torr(13.3Pa)未満またはほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa))の空気下でのSiC MOSFETデバイスについてのΔVTH、ならびに減圧アルゴン雰囲気132(例えば、ほぼ760torr(101kPa)未満、1torr(133Pa)未満、またはほぼ0.1torr(13.3Pa)のアルゴン)下でのSiC MOSFETデバイスについてのΔVTHを図示する。プロット180に図示されたデータを求めるために、ΔVTHを、図2に関して上に述べたように、真空下での150℃におけるSiC MOSFETデバイスについて決定することができる。プロット180の棒182によって図示したものでは、この測定が、真空下でのNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスについてのほぼ0.2Vからほぼ0.3VのΔVTHを表す。引き続いて、SiC MOSFETデバイスを、アルゴンの減圧雰囲気132(例えば、ほぼ760torr(101kPa)未満、ほぼ1torr(133Pa)、またはほぼ0.1torr(13.3Pa))下に設置することができ、ΔVTHをもう一度決定することができる。プロット180の棒184によって図示したものでは、この測定が、不活性雰囲気132におけるNBTI効果に起因するSiC MOSFETデバイスについてのほぼ0.5Vからほぼ0.6VのΔVTHを表す。
そうであるから、図6は、減圧不活性雰囲気132下でのSiC MOSFETデバイスにおけるNBTIからもたらされるΔVTH(例えば、棒184によって図示される)が、より強い真空下でのSiC MOSFETデバイスにおけるNBTIからもたらされるΔVTH(例えば、棒182によって図示される)よりも依然として実質的に大きいことを図示する。したがって、比較的強い真空(例えば、1torr(133Pa)未満、0.1torr(13.3Pa)未満、またはほぼ10-7torr(1.33×10-5Pa))雰囲気132中でSiC MOSFETデバイスを動作させることは、1つまたは複数のガス(例えば、空気またはアルゴンなどの不活性雰囲気)の相対的により高い圧力雰囲気132(例えば、1torr(133Pa)または0.1torr(13.3Pa)よりも高い)中でのデバイスにおけるΔVTHおよび/またはNBTI現象を実質的に低減する(例えば、阻止する、軽減する、またはそうでなければ減少させる)ように見える。しかしながら、通常の雰囲気条件下でのSiCデバイスについてのΔVTH(例えば、図3の棒152によって図示される)と比較して、アルゴンの減圧下でのSiCデバイスについてのΔVTH(例えば、図4の棒164によって図示される)が、NBTIに関する実質的な改善を依然として表すことができることを、認識すべきである。ある種の実施形態では、減圧不活性雰囲気132の存在を介して実現されるΔVTHを、1V未満、0.5V未満、0.4V未満、0.3V未満、0.2V未満、または0.1V未満とすることができる。さらにその上、ある種の実施形態では、減圧不活性雰囲気132の存在によって可能にされるΔVTHの低減を、ここに開示したように不活性雰囲気132を使用しないSiCデバイスについて観測したΔVTHのほぼ75%、50%、40%、30%、25%、10%、または5%とすることができる。
これを念頭に置いて、本取り組みの別の一実装形態が、図1に関連して上に述べたように、パッケージング130を有するSiC MOSFETを利用することを包含することが予想される。例えば、図7に転じて、流れ図は、パッケージング130を有するSiC MOSFETにおけるNBTIを防止するためのプロセス190の一実施形態を図示する。図示したプロセス190は、図1に図示したSiC MOSFET100などの炭化ケイ素(SiC)半導体デバイスを作るステップ(ブロック192)で始まる。パッケージング中には、SiCデバイスを、デバイスの周りに特定の雰囲気132を維持するパッケージ(例えば、パッケージング130)内にシールすることができる(ブロック194)。すなわち、ある種の実施形態では、SiC MOSFETデバイスなどのSiCデバイスを、(例えば、パッケージング130によって)パッケージングすることができ、その結果、SiC MOSFETが、特定の雰囲気132(例えば、アルゴン、ヘリウム、窒素、クリプトン、キセノン、またはもう1つの適切なガスなどの不活性雰囲気)中に維持される。例えば、ある種の実施形態では、SiCデバイスの周りのパッケージング130をシールする前に、SiCデバイスのパッケージング130を、アルゴン、ヘリウム、窒素、またはもう1つの適切なガスで満たすことができ、不活性ガスは、デバイスにおけるNBTI効果を少なくとも部分的に低減する(例えば、阻止する、軽減する、またはそうでなければ減少する)ように機能することができる。このような方式でSiCデバイスをパッケージングすることによって、BTI(例えば、NBTI)を、SiCデバイスを動作させるときに選択した雰囲気132によって防止することができる(ブロック196)。さらにその上、ある種の実施形態では、組み合わせの取り組みを利用することができ、そこでは、パッケージング130は、SiCデバイスを取り囲む減圧環境(例えば、0.1torr(13.3Pa)の真空)を維持し、パッケージング130の内部に残っているガス圧は、不活性ガス(例えば、アルゴン、ヘリウム、窒素、キセノン、クリプトン、これらの混合物、またはもう1つの適切な不活性ガスもしくは混合物)によって生み出される。
この明細書は、最良の形態を含む本発明を開示するため、ならびに任意の装置またはシステムを作成することおよび使用すること、および任意の組み込んだ方法を実行することを含む本発明を当業者が実施することをやはり可能にするために例を使用している。本発明の特許可能な範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者なら思い付く別の例を含むことができる。このような別の例が特許請求の範囲の文面から逸脱しない構造的要素を有する場合、またはこのような別の例が特許請求の範囲の文面とは実質的でない差異しか有さない等価な構造的要素を含む場合には、このような別の例は、特許請求の範囲の範囲内であるものとする。
100 MOSFET
102 基板
104 表面
106 ゲート電極
108 絶縁層
110 第2の表面
112 ドレイン電極
114 ドリフト領域
116 ウェル領域
118 チャネル領域
120 誘電体層
122 ソースコンタクト領域
124 ソース電極
125 ボディコンタクト領域
126 コンタクト層
130 パッケージング
132 特定の雰囲気
140 プロット
142 「post neg」増幅特性曲線
144 「post pos」増幅特性曲線
150 プロット
152 棒
154 棒
160 プロセス
162 SiCデバイスを作る
164 真空中にSiCデバイスをシールする
166 SiCデバイスを動作させるときのBTIを防止する
170 プロセス
172 SiCデバイスを作る
174 BTIを防止するために真空中でSiCデバイスを動作させる
180 プロット
182 棒
184 棒
190 プロセス
192 SiCデバイスを作る
194 不活性雰囲気中にSiCデバイスをシールする
196 SiCデバイスを動作させるときのBTIを防止する

Claims (20)

  1. 炭化ケイ素(SiC)半導体デバイスと、
    前記SiC半導体デバイスを格納する気密シールしたパッケージングであって、前記気密シールしたパッケージングが前記SiC半導体デバイスの近くに特定の雰囲気を維持するように構成され、前記特定の雰囲気が動作中に前記SiC半導体デバイスのしきい値電圧のシフトを1V未満に制限する、気密シールしたパッケージングと
    を備えたシステム。
  2. 前記特定の雰囲気が真空を含む、請求項1記載のシステム。
  3. 前記真空がほぼ1torr(133Pa)未満の圧力を含む、請求項2記載のシステム。
  4. 前記真空がほぼ0.1torr(13.3Pa)の圧力を含む、請求項2記載のシステム。
  5. 前記特定の雰囲気が、アルゴン、ヘリウム、窒素、クリプトン、キセノン、またはこれらの組み合わせを含む、請求項1記載のシステム。
  6. 前記SiC半導体デバイスが、金属−酸化膜電界効果型トランジスタ(MOSFET)を含む、請求項1記載のシステム。
  7. 前記SiC半導体デバイスが、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)、MOS制御サイリスタ、またはゲート制御サイリスタを含む、請求項1記載のシステム。
  8. 前記SiC半導体デバイスの前記しきい値電圧の前記シフトが、前記SiC半導体デバイスを高温で、高いバイアスで、または両方で動作させたときに、前記SiC半導体デバイスにおけるバイアス温度不安定性(BTI)からもたらされる、請求項1記載のシステム。
  9. 前記特定の雰囲気が、前記SiC半導体デバイスの前記しきい値電圧の前記シフトをほぼ0.8V未満に制限する、請求項8記載のシステム。
  10. 前記特定の雰囲気が、前記SiC半導体デバイスの前記しきい値電圧の前記シフトをほぼ0.5V未満に制限する、請求項9記載のシステム。
  11. 前記SiC半導体デバイスが、175℃よりも高い温度で動作するように構成される、請求項1記載のシステム。
  12. 前記SiC半導体デバイスが、300℃よりも高い温度で動作するように構成される、請求項1記載のシステム。
  13. 金属−酸化膜電界効果型トランジスタ(MOSFET)デバイスの周りに配置された格納容器であって、前記格納容器が、前記格納容器の外部の環境と比較して減圧環境に前記MOSFETデバイスを取り囲むように構成され、前記減圧環境が、動作中に前記MOSFETデバイスのしきい値電圧シフトを低減する、格納容器
    を含む、金属−酸化膜電界効果型トランジスタ(MOSFET)デバイス。
  14. 前記MOSFETの前記しきい値電圧シフトが、長時間にわたる高温でのおよび/または高いバイアスでの前記MOSFETの動作中の負バイアス温度不安定性(NBTI)の結果である、請求項13記載のデバイス。
  15. 前記減圧環境が、不活性ガスの減圧を含み、前記不活性ガスが、ヘリウム、アルゴン、または窒素を含む、請求項13記載のデバイス。
  16. 前記減圧環境が、前記しきい値電圧シフトをほぼ1V未満に低減する、請求項13記載のデバイス。
  17. 炭化ケイ素(SiC)電気デバイスを設けるステップと、
    ほぼ10torr(1.33kPa)未満の圧力を有する雰囲気下でパッケージ内に前記SiC電気デバイスをシールするステップであって、前記雰囲気が、前記SiC電気デバイスを長時間にわたって高温で、高いバイアスで、または両方で動作させたときの負バイアス温度不安定性(NBTI)を防止する、シールするステップと
    を含む、方法。
  18. 前記雰囲気が、基本的に1つまたは複数の不活性ガスからなる、請求項17記載の方法。
  19. 前記雰囲気が、空気を含む、請求項17記載の方法。
  20. 前記NBTIは、前記NBTIによる前記SiC電気デバイスのしきい値電圧シフトがほぼ1ボルト未満であるように防止される、請求項17記載の方法。
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