JP2014028636A - 吐出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出キャップを取り外しても容器本体内に内容物を再充填することができない。
【解決手段】内容物の減少に伴いしぼみ変形する内容器2が内装される外容器3を備える容器本体4と、容器本体4の口部4aに装着され、吐出口50が形成された吐出キャップ24とを備え、外容器3には、内容器2との間に外気が吸入される吸気孔7cが形成され、吐出キャップ24には、外部と吸気孔7cとを連通する外気導入孔5dと、口部4aを閉塞し吐出口50と内容器2の内部とを連通する連通孔9dが形成された閉塞板9と、連通孔9dを開閉する吐出弁13と、が備えられ、吸気孔7c内に、外気導入孔5dと、外気流入隙間Sとの連通、及びその遮断を切替える空気弁10が装着され、空気弁10は、外気導入孔5d側から外気流入隙間Sへの流体の流れを許容し、かつその逆方向の流れを規制する逆止弁となっている構成の吐出容器1を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐出容器に関するものである。
この種の吐出容器として、従来、例えば下記特許文献1に示されるように、内容物が収容されるとともに内圧の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び、内容器が内装されるとともに弾性変形可能な外容器を備える容器本体と、容器本体の口部に装着され、内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、を備える構成が知られている。
また、外容器には、内容器との間に外気が吸入される吸気孔が形成され、吐出キャップには、外部と吸気孔とを連通する外気導入孔と、吸気孔と外気導入孔との連通及び遮断を切り替える空気弁と、口部を閉塞するとともに、吐出口と内容器の内部とを連通する連通孔が形成された閉塞板と、連通孔を開閉する吐出弁と、が備えられている。
この吐出容器において、容器本体の内容器に収容された内容物を吐出させるには、例えば容器本体の外容器をスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器が外容器とともに変形して減容される。そして、吐出口と内容器の内部とが連通し、内容器に収容された内容物が吐出口から吐出される。
その後、吐出弁により吐出口と内容器の内部とを遮断して、内容器を密封するとともに、上述したスクイズ変形を解除すると、外容器は復元変形しようとする。このとき、外容器と内容器との間に発生した負圧が吸気孔を通して空気弁に作用することにより、この空気弁が作動して吸気孔と外気導入孔とを連通させる。これにより、外気導入孔から吐出キャップの内部に外気が流入し、その後吸気孔から外容器と内容器との間に吸入される。
外気が吸入されることにより、外容器と内容器との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁が復元変形して吸気孔と外気導入孔との間を遮断する。このように、外容器と内容器との間に外気が吸入されることにより、内容器の減容形状が保持される。
この状態から、再び容器本体の外容器をスクイズ変形させると、空気弁は遮断状態とされていることから外容器と内容器との間の内圧が正圧となり、この正圧によって内容器が減容変形される。内容器が減容変形されることにより、上述と同様の作用が得られ、内容物が吐出される。
このように、スクイズ変形された外容器が復元変形しても、内容器は内容物の減少とともに減容されていき、しかも内容器の内部に外気が流入することが防止されている。これにより、内容物の劣化が防止されて、保存性が高められている。
なお、容器本体の外容器をスクイズ変形させずに、自重により内容物を吐出させる場合においても、上記スクイズ変形の場合と同様に、内容器は内容物の減少とともに減容されていき、内容器の内部に外気が流入することが防止される。
特開2011−230840号公報
しかしながら、上述した従来の吐出容器では、吐出キャップを容器本体から取り外せば、容器本体内に内容物を再充填し詰め替えることができるが、内容物によっては、再充填が好ましくない性状のものがあったり、あるいは内容物を入れたときの内容器の形状が安定せず、吐出が良好に行われない虞も考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、吐出キャップを取り外しても容器本体内に内容物を再充填することができない吐出容器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明に係る吐出容器は、内容物が収容されるとともに前記内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び、前記内容器が内装される外容器を備える容器本体と、前記容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、を備え、前記外容器には、前記内容器との間に外気が吸入される吸気孔が形成され、前記吐出キャップには、外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔と、前記口部を閉塞するとともに、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通する連通孔が形成された閉塞板と、前記連通孔を開閉する吐出弁と、が備えられ、前記吸気孔内に、外気導入孔と、前記外容器と内容器との間と、の連通、及びその遮断を切替える空気弁が装着され、該空気弁は、前記外気導入孔側から前記外容器と内容器との間への流体の流れを許容し、かつその逆方向の流れを規制する逆止弁となっていることを特徴としている。
本発明に係る吐出容器によれば、内容器の内側に収容された内容物を吐出させる際、容器本体の外容器をスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器が外容器とともに変形して減容される。そして、この減容変形に伴い内容器の内圧が正圧となり、この正圧によって吐出弁が開いて連通孔が開放され、内容器に収容された内容物が連通孔を通って吐出口から吐出される。その後、内容器の内圧が低下すると、吐出弁により連通孔が閉じられ、連通孔が閉塞されて内容器が密封される。さらに上述したスクイズ変形を解除すると、外容器は復元変形しようとする。このとき、外容器と内容器との間に発生した負圧が吸気孔内に装着されている空気弁に作用することにより、この空気弁が外気導入孔側から外容器と内容器との間への外気の流れを許容し、その外容器と内容器との間と外部とが連通され、外気が外気導入孔を通して吸気孔から外容器と内容器との間に吸入される。外気が吸入されることにより、外容器と内容器との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁が逆止弁の作用により外容器と内容器との間から外気導入孔側への逆方向の流れが規制され、吸気孔と外部とが遮断される。このように、外容器と内容器との間に外気が吸入され、その吸入量が維持されることにより、外容器及び内容器の減容形状が保持される。
この状態から、再び容器本体の外容器をスクイズ変形させると、空気弁は遮断状態とされていることから外容器と内容器との間の内圧が正圧となり、この正圧によって内容器が減容変形される。内容器が減容変形されることにより、上述同様の作用が得られ、内容物が吐出される。このように、外容器のスクイズ変形によって内容器が内容物の減少とともに減容されていき、しかも外容器及び内容器の減容形状も保持される。この減容形状は、容器本体の吸気孔に空気弁が装着されているので、吐出キャップを容器本体から取り外しても保持されるため、減容した状態の容器本体内に内容物を再充填することができない。そのため、内容物によっては、内容物を入れたときの内容器の形状が安定せず、吐出が良好に行われないのを防ぐことができる。
なお、内容物は、容器本体の外容器をスクイズ変形させずに、自重により吐出させてもよい。
また、本発明に係る吐出容器では、前記空気弁は、前記吸気孔に挿通される筒形状の周壁部と、該周壁部の容器内側の一端に連設され、前記外容器と内容器との間側に凸となる凸曲面が形成されるとともに、該凸曲面の中央に、前記外気導入孔、および前記外容器と内容器との間、を連通するスリットを形成した弾性変形可能な弁本体と、を備えていることが好ましい。
この場合、外容器と内容器との間に発生した負圧が吸気孔内に装着されている空気弁に作用すると、この空気弁の弁本体が弾性変形することでスリットが開くことで空気弁が外気導入孔側から外容器と内容器との間への外気の流れを許容し、その外容器と内容器との間と外部とが連通され、外気が外気導入孔を通して吸気孔から外容器と内容器との間に吸入される。そして、外気が吸入されることにより、外容器と内容器との間の内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁が逆止弁の作用により外容器と内容器との間から外気導入孔側への逆方向の流れが規制され、吸気孔と外部とが遮断される。そのため、外容器のスクイズ変形によって内容器が内容物の減少とともに減容されていき、しかも外容器及び内容器の減容形状も保持されることになる。
また、本発明に係る吐出容器では、前記空気弁は、前記吸気孔に隙間をあけて挿通される筒形状の周壁部と、該周壁部の容器内側の一端を閉塞するとともに前記周壁部よりも大径をなす鍔部を形成した弾性変形可能な弁本体と、を備えていることが好ましい。
この場合、外気導入孔より流入した外気が吸気孔内の空気弁と吸気孔との間の隙間に流入し、その圧力で鍔部が弾性変形し、鍔部と外容器との間に隙間が形成され、空気弁が外気導入孔側から外容器と内容器との間への外気の流れを許容し、その外容器と内容器との間と外部とが連通され、外気が外気導入孔を通して吸気孔から外容器と内容器との間に吸入される。そして、外気が吸入されることにより、外容器と内容器との間の内圧が大気圧まで上昇すると、鍔部が外容器に気密状態で当接し、空気弁が逆止弁の作用により外容器と内容器との間から外気導入孔側への逆方向の流れが規制され、吸気孔と外部とが遮断される。そのため、外容器のスクイズ変形によって内容器が内容物の減少とともに減容されていき、しかも外容器及び内容器の減容形状も保持されることになる。
本発明に係る吐出容器によれば、吐出キャップを取り外しても容器本体内に内容物を再充填することができないという効果を奏する。
本発明の実施形態による吐出容器の要部を示す縦断面図である。 空気弁の構成を示す縦断面図であって、(a)はスクイズ変形時の状態を示す図、(b)はスクイズ変形の解除時の状態を示す図である。 他の実施形態による吐出容器の要部を示す縦断面図である。
以下、本発明に係る吐出容器の実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の吐出容器1は、内容物が収容されるとともに内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器2、及び、内容器2が内装されるとともに弾性変形可能な外容器3を備える容器本体4と、容器本体4の口部4aに装着され、内容物を吐出する吐出口50が形成された吐出キャップ24と、吐出キャップ24に着脱自在に配設されたオーバーキャップ6と、を備えている。
ここで、容器本体4は有底筒状に形成され、オーバーキャップ6は有頂筒状に形成され、オーバーキャップ6の被蓋状態において、これら4、6が共通軸と同軸に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿ってオーバーキャップ6側を上側、容器本体4の底部側を下側といい、また容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸Oを中心に周回する方向を周方向という。
図示の例において、容器本体4は、内容器2が外容器3の内面に剥離可能に積層されたいわゆるデラミボトルとなっている。容器本体4の口部4aは、上側に位置する上筒部7と、下側に位置し上筒部7よりも大径に形成された下筒部8と、を備える二段筒状に形成されている。
上筒部7のうち、外容器3で構成された部分(以下、外上筒部という)7aの外周面に雄ねじ部7bが形成されている。また、外上筒部7aにおいて、雄ねじ部7bより下側に位置する部分には、内容器2との間に外気が吸入される吸気孔7cが形成されている。雄ねじ部7bにおいて吸気孔7cの上側に位置する部分には、上下方向に延びる溝7eが形成されている。
外上筒部7aの内周面は円筒面とされ、この内周面に、上筒部7のうち、内容器2で構成された部分(以下、内上筒部という)7dが積層されている。また、内上筒部7dの上端部は、径方向の外側に折り返されて外上筒部7aの上端開口縁上に配置されている。
容器本体4は、例えば、共押出し成形した二層構造のパリソンをブロー成形することにより成形され、外容器3はポリエチレン樹脂製とされるとともに、内容器2はポリエチレン樹脂に対して相溶性のないポリアミド系の合成樹脂製とされている。
また、吐出キャップ24は、口部4aに装着されるとともに吐出口50が形成された吐出キャップ本体5と、吐出キャップ本体5内に配設されて口部4aを閉塞するとともに、吐出口50と内容器2の内部とを連通させる連通孔9dが形成された閉塞板9と、吐出キャップ本体5と閉塞板9との間に配設された弁筒体11と、を備えている。
吐出キャップ本体5は、天壁部5a及び周壁部5bを備える有頂筒状に形成されている。吐出キャップ本体5の周壁部5bの内周面には、容器本体4の口部4aの雄ねじ部7bに螺着された雌ねじ部5cが形成されている。また、周壁部5bの下端部内に、口部4aの下筒部8が気密状態で嵌合されている。これにより、吸気孔7cが、吐出キャップ本体5の周壁部5bの下側からこの吐出容器1の外部と連通することが防止されている。
吐出キャップ本体5の天壁部5aには、上方に向けて吐出筒51が立設されるとともに、容器軸Oと同軸に下方へ向けて吐出筒51よりも大径の筒体52が突設されている。この吐出筒51の上端開口が吐出口50とされている。
また、天壁部5aには、吐出キャップ本体5内と外部とを連通させる外気導入孔5dが上下方向に貫通することで形成されている。具体的に、外気導入孔5dは、天壁部5aのうち、筒体52より径方向の外側の部分で周方向に沿って所定の角度範囲に亘って形成され、吐出キャップ本体5内と外部とを連通可能としている。
吸気孔7c内には、外気導入孔5dと、外容器3と内容器2との間の外気流入隙間Sと、の連通、及びその遮断を切替えるスリットバルブからなる空気弁10が装着されている。空気弁10は、図2(a)、(b)に示すように、吸気孔7cに挿通され流入路10aを有する筒形状の周壁部10Aと、周壁部10Aの容器内側の一端に連設され、前記外気流入隙間S側に凸となる凸曲面を形成するとともに、その凸曲面の中央に外気導入孔5dと、外気流入隙間Sと、を連通するスリット10bを形成した弁本体10Bと、を備えている。この空気弁10は、弾性変形可能に部材からなり、外気導入孔5d側から外気流入隙間Sへの流体の流れを許容し、かつその逆方向の流れを規制する逆止弁となっている。
図1に示すように、閉塞板9は、口部4aを閉塞する閉塞部9aと、閉塞部9aの外周縁から上方に向けて延びる外筒9bと、外筒9bの内側で下方に向けて延びる内筒9cと、を備えている。
閉塞部9aは、外周側が口部4aの上端開口縁に上方から当接するとともに、中央部には容器軸O方向に沿って貫通する連通孔9dが形成され、さらに径方向で内筒9cと連通孔9dとの間には上向きに開口して周方向に延在する周溝9eが形成されている。連通孔9dは、容器本体4内と外部とを連通可能としている。内筒9cは、口部4aに嵌合している。
外筒9bは、吐出キャップ本体5の周壁部5b内に嵌合されている。具体的に、外筒9bは、その上端部が吐出キャップ本体5における天壁部5aに当接している。また、外筒9bの下端部(外筒9bと閉塞部9aとの境界部分)には、径方向に貫通し、かつ、下方に向けて開口する外気流通孔9fが周方向に間隔をあけて複数形成されている。外気流通孔9fは、外部と吸気孔7cとを連通している。
弁筒体11は、容器軸O方向に沿って延びる連通筒12を備えている。連通筒12は、下端部が閉塞板9における周溝9e内に嵌合されるとともに、閉塞板9の閉塞部9aに上方から当接している。一方、連通筒12の上端部は、上述した天壁部5aの筒体52に外嵌されるとともに、天壁部5aに下方から当接している。すなわち、連通筒12の内側が吐出口50と連通孔9dとの間を連通可能とする連通路16を構成している。
連通筒12の上下方向における中間位置には、連通孔9dを開閉可能とする吐出弁13が形成されている。吐出弁13は、連通孔9dを覆う弁体14と、弁体14を弾性支持する複数の連結片15と、を備えている。
弁体14は、容器軸Oに対して垂直に配設された平板状の板部であり、連通孔9dの上端に対して離間可能に載置されている。
連結片15は、連通筒12と弁体14との間に介装された弾性変形可能なブリッジであり、周方向に沿って延在し、一端が連通筒12の内周面の上下方向における中間部分に連結し、他端が弁体14の外縁部に連結している。また、連結片15は、連通筒12と弁体14との間に周方向に間隔をあけて3つ形成され、内容器2の内圧変動や吐出される内容物による圧力などに応じて弾性変形可能に構成され、連結片15の弾性変形によって弁体14を備えた吐出弁13が上方へ移動可能に構成されている。そして、弁体14の移動により連通路16(連通孔9d)が開放され、連通路16内を内容物が流通するようになっている。
オーバーキャップ6は、天壁部6a及び周壁部6bを備える有頂筒状に形成されている。オーバーキャップ6は、周壁部6bの下端部における周方向の一部で、吐出キャップ本体5の周壁部5bにヒンジ6cを介して連結されている。これにより、オーバーキャップ6は、ヒンジ6cを中心に回動して吐出口を開閉可能としている。また、天壁部6aには下方に向けて栓筒6dが突設され、この栓筒6dが吐出筒51内に嵌合することにより、吐出口50が閉塞される。
以上説明した本実施形態による吐出容器1によれば、以下の作用効果を奏する。
すなわち、図1に示すように、吐出容器1では、容器本体4の内容器2に収容された内容物を吐出させる際、オーバーキャップ6を開け、吐出口50が下方に向くような吐出姿勢とした状態で、例えば容器本体4の外容器3をスクイズ変形(弾性変形)させる。これにより、内容器2が外容器3とともに変形して減容される。そして、この減容変形に伴い内容器2の内圧が正圧となり、この正圧によって連結片15が弾性変形するとともに弁体14とともに吐出弁13が連通孔9dから上方へ向けて離間して、連通路16が開放される。これにより、内容器2に収容された内容物は、連通路16を通って吐出口50から吐出される。
その後、内容器2の内圧が低下すると、連結片15が弾性復元力により復元変形して、弁体14により連通孔9dが閉じられ、連通路16が閉塞されて内容器2が密封される。さらに上述したスクイズ変形を解除すると、外容器3は復元変形しようとする。
このとき、外容器3と内容器2との間に発生した負圧が吸気孔内に装着されている空気弁10に作用することにより、この空気弁10の弁本体10Bが弾性変形することでスリット10bが開くことで空気弁10が外気導入孔5d側から外気流入隙間Sへの外気の流れを許容し、その外容器3と内容器2との間と外部とが連通され、外気が外気導入孔5dを通して吸気孔7cから外気流入隙間Sに吸入される(図2(a)参照)。
そして、外気が吸入されることにより、外気流入隙間Sの内圧が大気圧まで上昇すると、空気弁10が逆止弁の作用により外気流入隙間Sから外気導入孔5d側への逆方向の流れが規制され、吸気孔7cと外部とが遮断される(図2(b)参照)。このように、外気流入隙間Sの間に外気が吸入され、その吸入量が維持されることにより、外容器3及び内容器2の減容形状が保持される。
この状態から、再び容器本体4の外容器3をスクイズ変形させると、空気弁10は遮断状態とされていることから外気流入隙間Sの内圧が正圧となり、この正圧によって内容器2が減容変形される。内容器2が減容変形されることにより、上述同様の作用が得られ、内容物が吐出される。このように、外容器3のスクイズ変形によって内容器2が内容物の減少とともに減容されていき、しかも外容器3及び内容器2の減容形状も保持される。この減容形状は、容器本体4の吸気孔7cに空気弁10が装着されているので、吐出キャップ24を容器本体4から取り外しても保持されるため、減容した状態の容器本体4内に内容物を再充填することができない。そのため、内容物によっては、内容物を入れたときの内容器2の形状が安定せず、吐出が良好に行われないのを防ぐことができる。
また、前記実施形態では、容器本体4をスクイズすることによって内容物を吐出する構成で説明したが、容器本体4を傾けることにより内容物の自重によって弁体14を押し上げて連通孔9dを開放する構成とすることも可能である。この場合は、吐出容器1を正立状態に戻すことで前記弁体14が連通孔9dを閉塞し、内容器の減容状態を維持する。
このように本実施形態の吐出容器1では、吐出キャップ24を取り外しても容器本体4内に内容物を再充填することができないという効果を奏する。
なお、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の実施形態における空気弁10としてスリットバルブの一例を示したが、これに限定されることはなく、他の形態のバルブを使用することも可能である。例えば、図3に示す変形例による吐出容器1では、空気弁10としてアンブレラバルブを用いている。本変形例による空気弁10の弁本体10Bは、周壁部10Aの容器内側において、流入路10aを閉塞するとともに周壁部10Aよりも大径をなす鍔部10cが形成されている。この鍔部10cは、弾性変形可能とされ、吸気孔7cを形成する外容器3の孔縁部3aを径方向の内側から覆うように液密に当接するとともに、鍔部10cの弾性変形によって前記孔縁部3aに対して離間可能とされ、吸気孔7cと外気導入孔5dとの連通及び遮断を切り替えるように構成されている。そして、本変形例では、吸気孔7cの内面には、外上筒部7aの溝7eに連設する孔内溝7f(隙間)が吸気孔7cの長さ方向の全体に亘って形成されている。
本変形例では、外気導入孔5dより流入した外気が吸気孔7c内の空気弁10と吸気孔7cとの間の孔内溝7fに流入し、その圧力で鍔部10cが弾性変形し、鍔部10cと外容器3の孔縁部3aとの間に隙間が形成され、空気弁10が外気導入孔5d側から外気流入隙間Sへの外気の流れを許容し、その外気流入隙間Sと外部とが連通され、外気が外気導入孔5dを通して吸気孔7cから外気流入隙間Sに吸入される。外気が吸入されることにより、外気流入隙間Sの内圧が大気圧まで上昇すると、鍔部10cが孔縁部3aに気密状態で当接し、空気弁10が逆止弁の作用により外気流入隙間Sから外気導入孔5d側への逆方向の流れが規制され、吸気孔7cと外部とが遮断される。そのため、外容器3のスクイズ変形によって内容器2が内容物の減少とともに減容されていき、しかも外容器3及び内容器2の減容形状も保持されることから、上記実施形態と同様に、減容形状が吐出キャップ24を容器本体4から取り外しても保持されるため、減容した状態の容器本体4内に内容物を再充填することができないという効果を奏する。
また、本実施形態における容器本体4は、内容器2が外容器3の内面に剥離可能に積層されたいわゆるデラミボトルであるとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、内容器2と外容器3とが別体に形成された二重容器であってもよい。
また、連結片15の数量は限定されるものではない。すなわち、本実施形態では、周方向で間隔を空けて3つの連結片15を設けた3点弁について説明したが、1つの連結片15で弁体14を支持した一点弁でもよいし、4つ以上の複数の連結片15を形成しても構わない。
また、吐出キャップ24の吐出キャップ本体5の雌ねじ部5cが、容器本体4の口部4aの雄ねじ部7bに螺着されることとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、これらねじ部5c、7bを用いる代わりに、例えば容器本体4の口部4aと吐出キャップ本体5とにそれぞれ嵌合凸部を形成してこれらをアンダーカット嵌合させることにより、吐出キャップ24を口部4aに装着することとしてもよい。
また、上述したオーバーキャップ6は、ヒンジ6cを中心に回動して吐出キャップ24に着脱自在に配設されるヒンジ式キャップであるが、これに限定されるものではなく、例えば、オーバーキャップ6は、螺合により吐出キャップ24に着脱自在に配設されるねじ式キャップや、押し込み操作により吐出キャップ24に着脱自在に配設される打栓式キャップであってもよい。
また、上述した実施形態では、吐出キャップ本体5を一つの部材により一体的に構成したが、吐出口50を有する本体部と、口部4aに装着される装着部と、により分割して構成しても構わない。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 吐出容器
2 内容器
3 外容器
4 容器本体
4a 口部
5d 外気導入孔
6 オーバーキャップ
7 上筒部
7c 吸気孔
7e 溝
7f 孔内溝(隙間)
8 下筒部
9 閉塞板
9d 連通孔
9f 外気流通孔
10 空気弁
10A 周壁部
10B 弁本体
11 弁筒体
13 吐出弁
14 弁体
16 連通路
24 吐出キャップ
50 吐出口
O 容器軸
S 外気流入隙間

Claims (3)

  1. 内容物が収容されるとともに前記内容物の減少に伴いしぼみ変形する可撓性に富む内容器、及び、前記内容器が内装される外容器を備える容器本体と、
    前記容器本体の口部に装着され、前記内容物を吐出する吐出口が形成された吐出キャップと、を備え、
    前記外容器には、前記内容器との間に外気が吸入される吸気孔が形成され、
    前記吐出キャップには、
    外部と前記吸気孔とを連通する外気導入孔と、
    前記口部を閉塞するとともに、前記吐出口と前記内容器の内部とを連通する連通孔が形成された閉塞板と、
    前記連通孔を開閉する吐出弁と、
    が備えられ、
    前記吸気孔内に、外気導入孔と、前記外容器と内容器との間と、の連通、及びその遮断を切替える空気弁が装着され、
    該空気弁は、前記外気導入孔側から前記外容器と内容器との間への流体の流れを許容し、かつその逆方向の流れを規制する逆止弁となっていることを特徴とする吐出容器。
  2. 前記空気弁は、
    前記吸気孔に挿通される筒形状の周壁部と、
    該周壁部の容器内側の一端に連設され、前記外容器と内容器との間側に凸となる凸曲面が形成されるとともに、該凸曲面の中央に、前記外気導入孔、および前記外容器と内容器との間、を連通するスリットを形成した弾性変形可能な弁本体と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
  3. 前記空気弁は、
    前記吸気孔に隙間をあけて挿通される筒形状の周壁部と、
    該周壁部の容器内側の一端を閉塞するとともに前記周壁部よりも大径をなす鍔部を形成した弾性変形可能な弁本体と、
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載の吐出容器。
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