JP2014012599A - 資材継ぎ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】旧資材と新資材とを継ぐ際に、資材継ぎ作業の不具合を抑制しつつ、資材継ぎ動作速度を高めることができる資材継ぎ装置を提供する。
【解決手段】資材継ぎ装置100であって、新資材20と旧資材10とを接合する接合位置に新資材を配置する新資材押さえ手段101と、旧資材を接合位置に配置する旧資材押さえ手段102と、新資材と旧資材とを接合するニップ手段103と、旧資材を切断する切断手段104と、切断手段は、交差方向CDにおいて旧資材を挟んで配置されるカッター111と受け部106とを有し、受け部は、傾斜面107Bを有しており、カッターは、交差方向に沿って傾斜面に向かって移動し、傾斜面に沿って配置された旧資材を切断する
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品等の製品の製造過程で使用される資材を連続して供給するために、旧資材と新資材とを継ぐ資材継ぎ装置に関する。
従来、使い捨ておむつ等の吸収性物品の構成部材として、不織布等のウェブやフィルム等の資材が用いられている。これらの資材は、例えばロール状に巻かれた状態で配置されている。製造過程で1つのロール状の資材を供給した後は、旧資材の終端と新資材の先端と接合し、旧資材に次いで新資材を供給する。特許文献1には、旧資材である旧原紙と新資材である新原紙とを継ぐ資材継ぎ手段を有するスプライサが開示されている。
特許文献1のスプライサは、旧原紙の繰り出しを停止させる旧原紙繰出停止手段と、新原紙の先端部を旧原紙に接着して継ぎ合わせる新原紙継合せ手段と、新原紙の先端部が接着されて継ぎ合わされた旧原紙の後端部を切断する旧原紙切断手段と、を有している。このスプライサは、旧原紙繰出停止手段、新原紙継合せ手段、及び旧原紙切断手段を駆動する駆動手段が別々に設けられており、各手段を独立して駆動する。スプライサは、新原紙の先端に旧資材に継ぐための両面テープを貼り付けた状態で、新原紙を継ぎ待機位置で保持する。次いで、旧原紙繰出停止手段によって旧原紙の繰り出しを停止して、旧原紙を継ぎ待機位置で保持する。その後、新原紙継合せ手段によって、旧原紙と新原紙とを両面テープによって接着する。次いで、旧原紙切断手段によって旧原紙を切断した後、新原紙の供給を開始する。
特開2009−18935号公報
しかし、上述のスプライサには、以下の問題点があった。
スプライサの旧原紙繰出停止手段、新原紙継合せ手段、及び旧原紙切断手段は、それぞれ独立した駆動手段によって、連続して駆動される。各手段の干渉を防ぎかつ確実に資材継ぎ動作を行うために、センサによって各手段の動作が完了したことを検知し、先の動作の完了を待って次の手段の動作を行う必要がある。このように各手段を駆動させることにより、資材継ぎ動作を連続して行うことができる。しかし、資材継ぎ動作の時間がかかり、製造作業全体の時間が増大する。
近年、特に、製造装置の高速化が求められており、資材継ぎ動作の高速化が求められている。このような製造装置の高速化を鑑みて、各手段の動作速度を高めることが考えられる。しかし、例えば、新原紙継合せ手段の動作速度を高め過ぎると、十分な接着力を得ることができずに新資材と旧資材とが確実に接着しないおそれがある。また、旧原紙切断手段の動作速度を高め過ぎると、資材を確実に切断できないおそれがある。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、旧資材と新資材とを継ぐ際に、資材継ぎ作業の不具合を抑制しつつ、資材継ぎ動作速度を高めることができる資材継ぎ装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、連続して搬送される旧資材と、連続して搬送される新資材と、を接合する資材継ぎ装置であって、前記新資材と前記旧資材とを接合する接合位置に前記新資材を配置する新資材押さえ手段と、前記旧資材を前記接合位置に配置する旧資材押さえ手段と、前記旧資材と前記新資材とを挟んで前記新資材と前記旧資材とを接合するニップ手段と、前記旧資材の前記接合位置よりも搬送方向下流側において、前記旧資材を切断する切断手段と、前記旧資材押さえ手段、前記切断手段、及び前記ニップ手段のうち、少なくとも前記旧資材押さえ手段及び前記切断手段を駆動する駆動手段と、を備えており、前記切断手段は、前記旧資材及び前記新資材の搬送方向に交差する交差方向において前記旧資材を挟んで配置されるカッターと受け部とを有し、前記受け部は、前記搬送方向及び前記交差方向に対して交差する傾斜面を有しており、前記カッターは、交差方向に沿って前記傾斜面に向かって移動し、前記受け部の傾斜面に沿って配置された前記旧資材を切断することを要旨とする。
本発明によれば、旧資材と新資材とを継ぐ際に、資材継ぎ作業の不具合を抑制しつつ、資材継ぎ動作速度を高めることができる資材継ぎ装置を提供することができる。
実施形態に係る資材継ぎ装置の正面図である。 図1に示す資材継ぎ装置による資材継ぎ方法を説明するための図である。 切断機構による旧資材の切断態様を模式的に示した図である。
以下において、本発明に係る吸収性物品の製造方法について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)資材継ぎ装置の構成、(2)資材継ぎ方法、及び(3)資材の切断態様について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)資材継ぎ装置の構成
資材継ぎ装置100の構成について、図1を参照して説明する。資材継ぎ装置100は、連続して搬送される旧資材10と、連続して搬送される新資材20と、を接合するように構成されている。
資材継ぎ装置100は、製造装置の一部を構成し、製品の構成部品である資材を連続して供給するために設けられる。資材継ぎ装置100は、製造工程において供給している資材の終端近傍と、次いで供給する新資材20の先端である第2端部20Aとを接合し、資材を連続して加工ラインに供給するために用いられる。
図1は、旧資材10が右側に位置し、新資材20が左側に位置する状態を示しているが、図1における新資材20の供給が終了する場合には、旧資材10が左側に位置し、新資材20が右側に位置する状態で資材継ぎ作業を行う。
なお、資材は、連続して搬送されるものであればよく、特に限定されないが、例えば、吸収性物品を構成する構成部品としてのシート状の不織布やフィルムを例示できる。
資材継ぎ装置100は、新資材押さえ手段101と、旧資材押さえ手段102と、ニップ手段103と、切断手段104と、を有する。資材は、図1に示す上方から下方に向かって搬送される。図1において、旧資材10の搬送方向と新資材20の搬送方向の中間となる方向を、資材の搬送方向MDとして図示する。
資材継ぎ装置100は、搬送方向MDを中心とした線対称に各手段が配置されており、搬送方向MDと交差する交差方向CDにおける両側から旧資材10及び新資材20を挟み込んで処理を行うように構成されている。
新資材押さえ手段101は、新資材20の先端となる第2端部20Aを支持し、旧資材10と接合する位置に新資材20を配置する。新資材押さえ手段101は、ニップ手段103を構成する押圧パッド105と、押圧パッド105の交差方向外側に配置され、押圧パッド105上の資材を吸引する吸引手段(図示せず)と、を有する。押圧パッド105には、交差方向に貫通する孔部105Aが形成されている。新資材押さえ手段101は、押圧パッド105上の資材を吸引し、押圧パッド105上に新資材20を保持するように構成されている。
旧資材押さえ手段102は、新資材押さえ手段101よりも搬送方向上流側に位置し、新資材20との接合位置に旧資材10を配置する。旧資材押さえ手段102は、交差方向に往復移動するスライド部106と、スライド部106の先端部と対向して配置される受け部107と、を有する。
スライド部106は、バネ108を介して駆動手段としての第1エアシリンダ109に接続され、第1エアシリンダ109によって交差方向CDに往復移動するように構成されている。受け部107は、資材継ぎ装置100の交差方向中心に配置されており、その交差方向両外側にスライド部106がそれぞれ配置されている。スライド部106がエアシリンダによって押圧された状態で、スライド部106の先端が受け部107の側面に当接する。スライド部106の先端と受け部107とによって旧資材10を挟んで、旧資材10を保持することができる。
また、スライド部106は、バネ108を介して第1エアシリンダ109によって接続されており、第1エアシリンダ109が一定のストローク可動した状態でスライド部106の先端が受け部107に当接し、その状態から更に第1エアシリンダ109が可動している間にバネ108が縮む。バネ108が縮む間においては、スライド部106の先端が受け部107に当接した状態が維持されるように構成されている。
なお、本実施の形態では、図1における右側に旧資材10が位置するため、右側に位置するスライド部106を用いるが、左側に旧資材10が位置する場合には、左側のスライド部106を用いて旧資材10を保持する。
ニップ手段103は、新資材押さえ手段101としても機能する一対の押圧パッド105によって構成されている。一対の押圧パッドは、第1押圧手段及び第2押圧手段として機能する。押圧パッド105には、厚み方向に孔部が形成された弾性部材105Bが設けられている。一方の押圧パッド105は、新資材20よりも交差方向外側(図1における左方)に配置され、他方の押圧パッド105は、旧資材10よりも交差方向外側(図1における右方)に配置されている。この一対の押圧パッド105は、それぞれ駆動手段としての第2エアシリンダ110によって駆動され、交差方向に往復移動する。一対の押圧パッド105の先端同士が当接し、旧資材10と新資材20とを挟む。
新資材20の第2端部20Aには予め両面テープ60が付されている。両面テープ60は、具体的には、不織布やポリエステル基材の両面に接着剤を塗布したテープである。なお、両面テープは、ポリエチレン発泡体の両面に接着剤を塗布したテープであってもよい。ニップ手段103は、旧資材10と新資材20とを挟んで押圧することにより、両面テープ60の接着剤を介して旧資材10と新資材20とを接合する。なお、ニップ手段103による資材同士の接合は、接着剤を用いて接合してもよいし、接着剤を有する接着テープを用いて接合してもよいし、ヒートシールによって接合してもよいし、超音波シールによって接合してもよい。
切断手段104は、新資材押さえ手段101よりも搬送方向上流側、かつ旧資材押さえ手段102よりも搬送方向下流側に位置し、旧資材10を切断する。切断手段104は、カッター111と受け部107とを有する。カッター111は、第1エアシリンダによって新資材押さえ手段101と共に駆動され、交差方向に往復移動する。
受け部107は、旧資材押さえ手段102の受け部107と一体化しており、搬送方向及び交差方向に対して交差する傾斜面107Bを有する。受け部107の傾斜面には、交差方向に貫通する貫通穴107Aが形成されている。この貫通穴107Aには、カッター111の先端が挿入可能に構成されている。旧資材は、受け部107の外周面である傾斜面107Bに沿って配置されている。この状態でカッター111が第1シリンダによって押圧されることにより、カッター111の先端が交差方向内側に移動して傾斜面107B上の資材を切断する。
なお、切断手段104のカッター111と旧資材押さえ手段102のスライド部106は、第1シリンダによって共に駆動されるが、旧資材押さえ手段102によって旧資材10を押さえた後、切断手段104によって資材を切断するように構成されている。具体的には、スライド部106の先端の受け部107との距離が、カッター111の先端と受け部107との距離よりも短くなるように構成されている。よって、第1シリンダによってスライド部106とカッター111とを移動すると、カッター111よりも先にスライド部106が資材に到達する。
また、スライド部106は、バネ108を介して第1シリンダに接続されており、スライド部106の先端が受け部107に当接した状態で、更に第1シリンダによってカッター111及びスライド部106を押圧することにより、第1シリンダとスライド部106との間のバネ108が縮みつつカッター111が受け部107に向かって移動する。よって、旧資材押さえ手段102によって旧資材10を押さえた状態で、カッター111のみを移動して資材を切断することができる。
(2)資材継ぎ方法
次いで、上述した資材継ぎ装置100による資材継ぎ方法の一例を、図2を参照して詳細に説明する。図2は、資材継ぎ方法の各工程を示した図である。なお、本実施の形態の資材継ぎ方法は、以下の順序の工程であるが、各工程の順序は、以下の例に限定されない。
まず、旧資材10を供給している状態において、次いで供給する予定の新資材20を資材継ぎ装置100に設置し、その先端である第2端部20Aを押圧パッド105上に配置する。吸引手段によって押圧パッド105上の新資材20吸引し、押圧パッド105上に新資材20を保持する。この状態で新資材20の第2端部20A上に両面テープ60を貼付しておく。
次いで、資材継ぎ動作を行うために、旧資材10の加工ラインへ向けての搬送を停止(又は減速)する。旧資材10の加工ラインへの供給を低減した状態で、旧資材押さえ工程を行う。旧資材押さえ工程は、スライド部106とカッター111部を受け部107に向けて移動させる。スライド部106が受け部107に当接するまで移動することにより、スライド部106と受け部107とによって旧資材10が挟持される。図2(a)は、旧資材10がスライド部106と受け部107とによって挟まれた状態である。
また、旧資材10の加工ラインへの供給を低減した状態で、ニップ工程を行う。ニップ工程は、一対の押圧パッド105を当接させて、旧資材10と新資材20とを両面テープ60によって接合する。図2(b)は、旧資材10と新資材20とがニップ手段103によって挟まれた状態である。
次いで、ニップ手段103によって旧資材10と新資材20とを挟み、かつ旧資材押さえ手段102によって旧資材10を押さえた状態で、切断工程を行う。切断工程は、第1シリンダを更に駆動し、カッター111を受け部107に向けて移動させる。カッターの先端が傾斜面を超えて交差方向内側に移動することにより、傾斜面に沿って配置された資材が切断される。図2(c)は、旧資材10が切断手段104によって切断された状態である。
旧資材を切断した後、第2エアシリンダを駆動して、一対の押圧パッド105を離間するように移動する。これにより、旧資材の切断部分よりも搬送方向下流側と新資材20とが移動可能となる。この状態で新資材20の供給を開始することにより、旧資材10に次いで新資材20を加工ラインに供給することができる。
資材継ぎ装置100の動作中は、旧資材10の供給を行いつつ、旧資材10の接続を行う必要があるため、アキュームロール等によって旧資材10を予め溜めており、その旧資材10を繰り出しつつ、資材の接続をおこなう。旧資材10の減速を開始してからの繰り出しを開始するまで、アキュームロール等によって予め溜めた資材を繰り出す。よって、資材の継ぎ作業の時間がかかると、その分、旧資材10を保持する量も多くなり、ためた資材を繰り出す際の不具合が生じる可能性が高くなったり、ストックする資材の量が多くなり、アキュームロールの配置スペースも大きくなったりする。よって、資材継ぎ作業時間を短縮することが望ましい。
本実施の形態に係る資材継ぎ装置100によれば、第1エアシリンダによって旧資材押さえ手段102と切断手段104とを駆動できるため、別々の駆動手段によって駆動する構成と比較して、各手段の駆動制御を簡略化することができ、駆動速度を速めることができる。具体的には、例えば、各手段を異なる駆動装置によって駆動し、各手段の干渉を避けようとすると、センサを用いて各手段の動作が完了したことを確認した後、次の手段の動作を開始することが考えられる。このように、各手段を個々で駆動させると、各動作の間に完了を確認し、次の動作を開始するまでの時間がかかり、一連の動作を連続的に行うことができない。しかし、本実施の形態は、第1エアシリンダによって旧資材押さえ手段102と切断手段104とを駆動できるため、別々の駆動手段によって駆動する構成と比較して、資材継ぎ処理時間を短縮することができる。
更に、第1エアシリンダによって旧資材押さえ手段102と切断手段104とを駆動することにより、2つの動作のばらつきが生じず、各手段による処理のタイミングのずれを抑制できる。動作タイミングの依存関係が実質的にないため、高速化が著しい設備においても最短の継ぎ時間で動作させることができる。更に、動作する駆動手段(本実施の形態ではエアシリンダ)の数自体が少なく、経時変化によるトラブルを抑制できる。
なお、本実施の形態では、第1エアシリンダと第2エアシリンダとの2つの駆動手段を用いているが、1つの駆動手段によって各手段を駆動するように構成してもよい。1つの駆動手段によって、旧資材押さえ手段102、切断手段104及びニップ手段103を駆動するように構成することにより、資材継ぎ処理時間を更に短縮することができる。
また、旧資材押さえ手段102とニップ手段103を別々に駆動してもよいし、旧資材押さえ手段102とニップ手段103を同時に駆動しもよいし、旧資材押さえ手段102とニップ手段103が同時に駆動する時間を設けてもよい。また、旧資材押さえ手段102とニップ手段103のうち、どちらの手段を先に駆動してもよい。例えば、旧資材押さえ手段102とニップ手段103を同時に駆動したり、旧資材押さえ手段102とニップ手段103が同時に駆動する時間を設けたりすることにより、資材継ぎ処理時間を更に短縮することができる。
更に、先に旧資材押さえ手段102によって旧資材10を押さえ、その後に、旧資材10を切断するため、この2つの動作タイミングを1つの駆動手段によって確実に制御できる。よって、切断時には、確実に旧資材10が押さえられており、切断時に旧資材10が抜ける等の不具合を抑制できる。
切断手段104よりも搬送方向下流側の旧資材10は、切断後に、接着された新資材20と共に搬送される。一方、切断手段104よりも搬送方向上流側の旧資材10は、切断後に、接着された新資材20と共に搬送されずに、廃棄される。旧資材押さえ手段102は、切断手段104及びニップ手段103よりも搬送方向上流側に配置されているため、切断された瞬間に旧資材10の下流側がフリーになり、新資材20と共に繰り出し可能となる。よって、切断時から新たな資材の繰り出し時までの時間をより短縮することができる。
また、受け台(左右共用)を中心に交差方向において挟むようにして、左右対称にそれぞれ、旧資材押さえ手段102及び切断手段104が配置されている。左右それぞれに旧資材10の通路と新資材20の通路が対向・近接して配置されるので、資材経路や動作の移動量が少なく、高速・安定した継ぎを行うことが出来る。
また、ニップ手段103の押圧パッド105は、表面に穴が設けられた弾性部材を有し、任意にオン/オフ可能な吸引手段によって、穴を介して資材を保持する。ニップ手段103による接合時に、弾性部材が弾性変形し、確実に両面テープ60を圧着できる。また、吸引手段によって資材を保持するため、新資材20のセットが容易であり、かつ新資材20を保持しつつ押圧パッドが移動するため、移動時の資材の位置ずれを防止できる。更に、ニップ手段103によって旧資材10と新資材20とを接合した後に吸引手段をオフにするのみで、確実に新資材20を繰り出し可能な状態にすることができ、接合後、迅速に新資材20の供給を開始できる。
また、実施の形態では、新資材押さえ手段101によって新資材20を保持した状態で待機し、ニップ工程において、新資材20を保持する押圧パッド105と旧資材10を保持する押圧パッド105とを可動するように構成しているが、新資材押さえ手段101によって新資材20を保持した後に、新資材20を保持する押圧パッド105を接合位置まで移動するように構成してもよい。このように構成することにより、ニップ工程時の移動距離を短くでき、全体の動作時間を更に短縮できる。また、継ぎ動作中の新資材20及び旧資材10の経路の移動量を少なく出来、トラブルを減少することができる。
(3)資材の切断態様
次いで、図3に基づいて資材の切断態様について説明する。図3(a)は、本実施の形態における資材の切断態様を模式的に示した図であり、図3(b)は、従来の資材の切断態様を模式的に示した図である。
例えば、不織布からなる資材は、繊維が積層されており、その繊維の配向方向は、一般的に搬送方向に沿っている。例えば、図3(b)に示すように、切断手段104のカッター111と資材とが直交するように配置されていると、カッター111が資材の繊維に直交するため、カッター111が繊維間に入りにくくなり、切断しにくいことがある。また、フィルムは、不織布と比較してカッターの刃先が資材に入りにくいことがある。しかし、カッターによって切断する部分の搬送方向上流側において、資材を押さえつつ、カッターによって、資材を斜め方向に切断するため、カッター入り込みへの抵抗も低減され、また資材の引っ張り方向が、旧資材押さえ手段102の存在する方向に作用するので、資材がずれるようなことが無く確実に切断することができる。
しかし、図3(a)に示すように、本実施の形態のカッター111と資材とは直交しないように配置されているため、直交する状態で切断するよりも、資材の繊維間にカッター111が入りやすくなり、資材を切断しやすい。よって、切断手段104の動作速度をより高めることができ、資材継ぎ時間の短縮化を図ることができる。
受け部107の傾斜面の角度を調整することにより、カッター111を交差方向に沿って移動する構成において、カッター111と資材との角度を適宜調整することができる。更に、受け部107の傾斜面が搬送方向下流側に向かうにつれて交差方向内側に向かうように傾斜しており、ニップ手段103による接合位置に向かって資材をガイドすることができる。
また、本実施の形態の資材継ぎ装置100は、資材の切断部よりも搬送方向上流側と搬送方向下流側とにおいて資材を固定した状態で、資材を切断するように構成されている。よって、切断時における資材のずれを防止し、切断面が粗くなったり切断位置のずれを抑制したりして、切断の精度を高めることができる。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。また、本発明に係る資材継ぎ装置100において接合される資材は、使い捨ておむつや生理用ナプキンの構成物品として用いることができる。
10:旧資材
20:新資材
20A:第2端部
60:両面テープ
100:資材継ぎ装置
101:新資材押さえ手段
102:旧資材押さえ手段
103:ニップ手段
104:切断手段
105:押圧パッド
105A:孔部
106:スライド部
107:受け部
108:バネ
109:第1エアシリンダ
110:第2エアシリンダ
111:カッター
CD:交差方向
MD:搬送方向

Claims (8)

  1. 連続して搬送される旧資材と、連続して搬送される新資材と、を接合する資材継ぎ装置であって、
    前記新資材と前記旧資材とを接合する接合位置に前記新資材を配置する新資材押さえ手段と、
    前記旧資材を前記接合位置に配置する旧資材押さえ手段と、
    前記旧資材と前記新資材とを挟んで前記新資材と前記旧資材とを接合するニップ手段と、
    前記旧資材の前記接合位置よりも搬送方向下流側において、前記旧資材を切断する切断手段と、
    前記旧資材押さえ手段、前記切断手段、及び前記ニップ手段のうち、少なくとも前記旧資材押さえ手段及び前記切断手段を駆動する駆動手段と、を備えており、
    前記切断手段は、前記旧資材及び前記新資材の搬送方向に交差する交差方向において前記旧資材を挟んで配置されるカッターと受け部とを有し、
    前記受け部は、前記搬送方向及び前記交差方向に対して交差する傾斜面を有しており、
    前記カッターは、交差方向に沿って前記傾斜面に向かって移動し、前記受け部の傾斜面に沿って配置された前記旧資材を切断する、資材継ぎ装置。
  2. 前記切断手段は、前記旧資材が前記旧資材押さえ手段によって前記接合位置に配置され、かつ前記旧資材が前記ニップ手段によって挟まれた状態で、前記旧資材を切断する、請求項1に記載の資材継ぎ装置。
  3. 前記搬送方向上流側から前記搬送方向下流側に向かって、前記旧資材押さえ手段、前記切断手段、及び前記ニップ手段の順で配置されている、請求項1又は請求項2に記載の資材継ぎ装置。
  4. 前記ニップ手段は、前記旧資材と前記新資材とのうち少なくともいずれか一方の端部に付された接着剤を介して、前記旧資材と前記新資材とを接合する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の資材継ぎ装置。
  5. 前記ニップ手段は、前記旧資材と前記新資材とを挟みつつ溶着し、前記旧資材と前記新資材とを接合する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の資材継ぎ装置。
  6. 前記ニップ手段は、前記交差方向において前記旧資材及び前記新資材を挟んで配置された一対の第1押圧手段及び第2押圧手段を備え、
    前記第1押圧手段は、前記旧資材よりも前記交差方向外側に位置し、
    前記第2押圧手段は、前記新資材よりも前記交差方向外側に位置し、
    前記第1押圧手段及び前記第2押圧手段のうち、前記旧資材及び前記新資材のうち少なくともいずれか一方と当接する面には、弾性部材が設けられている、請求項1から請求項5のいずれかに記載の資材継ぎ装置。
  7. 前記第2押圧手段の前記新資材と当接する面には、複数の穴部が形成されており、
    前記第2押圧手段は、前記複数の穴部を介して前記新資材を吸引し、かつ前記新資材と当接する面上に前記新資材を保持する吸引手段を備えている、請求項5又は請求項6に記載の資材継ぎ装置。
  8. 前記新資材押さえ手段は、前記第2押圧手段によって構成されている、請求項1から請求項7のいずれかに記載の資材継ぎ装置。
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