JP6043896B1 - 吸収性物品に係る資材供給装置、及び資材供給方法 - Google Patents
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Abstract
Description
資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給装置であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、前記先行の資材に前記後行の資材を接合する資材継ぎ装置と、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積可能な蓄積装置と、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送る搬送方向変更部材と、を有し、
前記加工装置は複数の加工ユニットを備え、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短く、
前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記複数の加工ユニットの内の前記搬送方向の最上流に位置する加工ユニットに到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置である。
また、
資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給方法であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、資材継ぎ装置が前記先行の資材に前記後行の資材を接合することと、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積装置が蓄積することと、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、搬送方向変更部材が、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送ることと、を有し、
前記加工装置は複数の加工ユニットを備え、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短く、
前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記複数の加工ユニットの内の前記搬送方向の最上流に位置する加工ユニットに到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給方法である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給装置であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、前記先行の資材に前記後行の資材を接合する資材継ぎ装置と、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積可能な蓄積装置と、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送る搬送方向変更部材と、を有し、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置である。
前記蓄積装置の前記到達位置から前記送出位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、未繰り出し状態の前記後行の資材コイルの外周面の周長より短いのが望ましい。
また、ループの全長を短くできるので、資材の伸び等の影響をより小さくできて、その結果、同資材の張力変動を確実に抑えることができる。
前記接合位置から前記送出位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、未繰り出し状態の前記後行の資材コイルの外周面の周長より短いのが望ましい。
また、ループの全長をより短くできるので、資材の伸び等の影響をより小さくできて、その結果、同資材の張力変動をより確実に抑えることができる。
前記蓄積装置は、定位置で回転可能に支持された一対の定位置ロールと、前記ループの大きさを変更可能な方向に往復移動可能に案内された移動ロールと、を有し、
前記一対の定位置ロール同士の間で前記移動ロールに前記先行の資材又は前記後行の資材が掛け回されることにより前記ループが形成され、
前記蓄積装置は、前記移動ロールを1本だけ有しているのが望ましい。
前記先行の資材への接合後に、前記後行の資材コイルから繰り出された前記後行の資材が最初に接触する部材は、前記一対の定位置ロールのうちの前記搬送方向の上流側に位置する定位置ロールであるのが望ましい。
前記後行の資材コイルからの前記後行の資材の繰り出し動作において前記ループの大きさが最大及び最小となる各時点は、前記後行の資材を前記先行の資材に接合する時点を起点として前記他方の回転軸が一回転するまでの間に含まれているのが望ましい。
資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給方法であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、資材継ぎ装置が前記先行の資材に前記後行の資材を接合することと、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積装置が蓄積することと、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、搬送方向変更部材が、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送ることと、を有し、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給方法である。
図3Aは、吸収性物品の製造ラインLMの概略側面図であり、図3Bは、図3A中のB−B矢視で示す同ラインLMの概略平面図である。なお、図3A及び図3Bでは、図の錯綜を防ぐ目的で、本来見えるべきものを省略している場合がある。
この製造ラインLMでは、吸収性物品の一例として使い捨ておむつ1を製造する。また、同ラインLMでは、資材3として、複数の連続シート3,3…が使用される。例えば、不織布やフィルム等の柔軟で可撓性のある連続シート3が使用される。そして、同資材3,3…の製造ラインLMへの搬入は、資材たる連続シート3をコイル状に紙管3p(図4A)に巻き取ってなる資材コイル3Cの形態でなされる。そして、各種の資材コイル3C,3C…は、それぞれ、資材3の種類毎に製造ラインLMに設けられた資材供給装置10に装着されて、各資材3は繰り出される。そして、各資材3は、それぞれ、製造ラインLMにおける所定の搬送経路を搬送される中で、各種の加工ユニット110,110…(加工装置に相当)により押圧やカット等の加工を施され、また、他の資材3や適宜な部材2と重合等されて、最終的に使い捨ておむつ1が製造される。
積繊装置110aは、例えばパルプ繊維などの液体吸収性繊維を主材として、上記部材としての吸収体2を生成する。
カット装置110bは、資材3を単票状に切断して防漏シート3sを生成するとともに、搬送方向に隣り合う防漏シート3s,3s同士の間に間隔をあけた状態にして搬送する。そして、この間隔をあけた状態のまま各防漏シート3sを、別の資材3に接合する。なお、このカット装置110bの一例としては、周知のスリップカット装置(例えば特開2011−083547)を例示できる。
プレス装置110cは、上下一対のロールによって資材3,3…同士を押圧する。
レッグホールカット装置110dは、上下一対のロールによって、資材3,3…に脚回り開口部を形成する。
エンドカット装置110eは、上下一対ロールによって、資材3,3…からおむつ1を切り離して同おむつ1を生成する。
<<<資材継ぎ装置20>>>
資材継ぎ装置20は、製造ラインLMの床部LMBに立設する所謂鏡板等の支持板21と、X方向に沿った旋回軸C22回りに旋回可能に上記支持板21に支持された帯板状のターレット22と、ターレット22の長手方向の両端部に設けられX方向に沿った二つの繰り出し用回転軸24,24と、ターレット22を駆動回転する不図示のサーボモーターと、二つの繰り出し用回転軸24,24をそれぞれ独立に駆動回転する不図示の各サーボモーターと、一方の繰り出し用回転軸24で繰り出し中の先行の資材3aを、他方の繰り出し用回転軸24で支持された後行の資材コイル3Cfの外周面3Cfsに押し付けて後行の資材3fに接合するプレス機構26と、接合後又は接合と同時に先行の資材3aを先行の資材コイル3Caの紙管3pから切り離すカッター機構28と、これらを制御するコンピュータやシーケンサ等の不図示のコントローラと、を有する。
蓄積装置40は、資材継ぎ装置20から繰り出される先行の資材3a又は後行の資材3f(以下、単に資材3とも言う)を、ターンバー50へと送出可能にループ3Lの形態で蓄積する装置である。そして、このループ3Lの大きさを調整することにより、資材3の張力変動を吸収・抑制して、張力変動が抑制された資材3をターンバー50へと送出する。
図4A及び図4Bに示すように、ターンバー50は、蓄積装置40から送られる資材3の搬送方向をY方向からX方向に変更して同資材3を加工ユニット110へ送出するものである。そして、かかるターンバー50には、例えばステンレス鋼製の磨き棒等の所定径の丸棒が使用される。すなわち、図4Bに示すように、この丸棒50の長手方向は、X方向及びY方向の両方向からそれぞれ同じ角度の45°だけ傾いた方向を向いた状態で移動不能且つ回転不能に配置されている。よって、このターンバー50に資材3が掛け回されることにより、同資材3の搬送方向がY方向からX方向へと90°変更される。
すなわち、本実施形態では、蓄積装置40を、資材3の搬送経路におけるターンバー50と資材継ぎ装置20との間の中点位置よりも資材継ぎ装置20寄りに位置させている。より詳しくは、先行の資材3aに後行の資材3fを接合する接合位置Pjから蓄積装置40に到達する到達位置P40aまでの間の資材3(先行の資材3a又は後行の資材3f)の搬送経路の長さを、蓄積装置40からターンバー50へと送出される送出位置P40dからターンバー50に到達する到達位置P50aまでの間の資材3(先行の資材3a又は後行の資材3f)の搬送経路の長さよりも短くしている。
但し、この場合も、上記の搬送経路の長さが、ループの全長の変化に応じて変化し得ることから、この「搬送経路の長さ」についても定義する必要がある。そのため、ここでは、上述と同様に、上記の「搬送経路の長さ」を、「ループ3Lの大きさが最大の状態での搬送経路の長さ」としている。しかし、何等これに限らない。例えば、「ループ3Lの大きさが最小の状態での搬送経路の長さ」と定義しても良いし、「ループ3Lの大きさが最大と最小との間の中間状態での搬送経路の長さ」としても良いし、更に言えば、「ループ3Lの大きさが最大と最小との間の任意の状態での搬送経路の長さ」と定義しても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。また、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更や改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれるのはいうまでもない。例えば、以下に示すような変形が可能である。
3 連続シート(資材)、
3C 資材コイル、3Ca 先行の資材コイル、3Cf 後行の資材コイル、
3Cfs 外周面、3Cn 資材コイル、3Cns 外周面、
3L ループ、
3a 先行の資材、3f 後行の資材、3n 資材、
3fe 先端部、3ne 先端部、
3p 紙管、
4j 両面テープ、4k 両面テープ、
10 資材供給装置、20 資材継ぎ装置、21 支持板、22 ターレット、
24’ 回転軸、24a’ 回転軸、24f’ 回転軸、
24 繰り出し用回転軸(回転軸)、
26 プレス機構、26A アーム部材、26C アクチュエータ、
26R プレスロール、
28 カッター機構、28A アーム部材、28B カッター刃、
28C アクチュエータ、
29R1 搬送ロール、29R2 搬送ロール、
40 蓄積装置、41A アーム部材、41C アクチュエータ、
41d 定位置ロール、41m 移動ロール、41u 定位置ロール、
50 ターンバー(搬送方向変更部材)、
110 加工ユニット(加工装置)、110a 積繊機、110b カット装置、
110c プレス装置、110d レッグホールカット装置、
110e エンドカット装置、
LM 製造ライン、LMB 床部、
P3Ca 先行資材コイル位置、P3Cf 後行資材コイル位置、
P3M 中央位置、
Pj 接合位置、Pp 押し付け位置、
C22 旋回軸、C26A 回転軸、C26R 回転軸、
C28A 回転軸、
C41A 回転軸、C41u 回転軸、C41m 回転軸、C41d 回転軸、
P40a 到達位置、P40d 送出位置、P50a 到達位置、
Pw26R 待機位置、Pw28B 待機位置、
Claims (7)
- 資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給装置であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、前記先行の資材に前記後行の資材を接合する資材継ぎ装置と、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積可能な蓄積装置と、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送る搬送方向変更部材と、を有し、
前記加工装置は複数の加工ユニットを備え、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短く、
前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記複数の加工ユニットの内の前記搬送方向の最上流に位置する加工ユニットに到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 請求項1に記載の吸収性物品に係る資材供給装置であって、
前記蓄積装置の前記到達位置から前記送出位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、未繰り出し状態の前記後行の資材コイルの外周面の周長より短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 請求項2に記載の吸収性物品に係る資材供給装置であって、
前記接合位置から前記送出位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、未繰り出し状態の前記後行の資材コイルの外周面の周長より短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 請求項1乃至3の何れかに記載の吸収性物品に係る資材供給装置であって、
前記蓄積装置は、定位置で回転可能に支持された一対の定位置ロールと、前記ループの大きさを変更可能な方向に往復移動可能に案内された移動ロールと、を有し、
前記一対の定位置ロール同士の間で前記移動ロールに前記先行の資材又は前記後行の資材が掛け回されることにより前記ループが形成され、
前記蓄積装置は、前記移動ロールを1本だけ有していることを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 請求項4に記載の吸収性物品に係る資材供給装置であって、
前記先行の資材への接合後に、前記後行の資材コイルから繰り出された前記後行の資材が最初に接触する部材は、前記一対の定位置ロールのうちの前記搬送方向の上流側に位置する定位置ロールであることを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 請求項1乃至5の何れかに記載の吸収性物品に係る資材供給装置であって、
前記後行の資材コイルからの前記後行の資材の繰り出し動作において前記ループの大きさが最大及び最小となる各時点は、前記後行の資材を前記先行の資材に接合する時点を起点として前記他方の回転軸が一回転するまでの間に含まれていることを特徴とする吸収性物品に係る資材供給装置。 - 資材コイルから連続して繰り出される先行の資材に、別の資材コイルの資材を後行の資材として接合することによって、前記先行の資材に連続させて前記後行の資材を吸収性物品に係る加工装置に供給する資材供給方法であって、
駆動回転する一方の回転軸に支持された前記先行の資材コイルから繰り出される前記先行の資材を、前記後行の資材コイルを支持する他方の回転軸の駆動回転動作によって回転する前記後行の資材コイルの外周面に向けて押し付けることにより、資材継ぎ装置が前記先行の資材に前記後行の資材を接合することと、
前記資材継ぎ装置から連続して送られる前記先行の資材又は前記後行の資材をループの形態で蓄積装置が蓄積することと、
前記蓄積装置から第1方向を搬送方向として送られる前記先行の資材又は前記後行の資材を、搬送方向変更部材が、平面視で前記第1方向と交差する第2方向に搬送方向を変更して前記加工装置へ送ることと、を有し、
前記加工装置は複数の加工ユニットを備え、
少なくとも前記後行の資材の前記先行の資材への接合後には、前記ループの大きさが一定となるように前記他方の回転軸の駆動回転動作が制御され、
前記先行の資材に前記後行の資材を接合する接合位置から、前記蓄積装置に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短く、
前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記搬送方向変更部材に到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さは、前記蓄積装置から前記搬送方向変更部材へと送出される送出位置から、前記複数の加工ユニットの内の前記搬送方向の最上流に位置する加工ユニットに到達する到達位置までの間の前記先行の資材又は前記後行の資材の搬送経路の長さよりも短いことを特徴とする吸収性物品に係る資材供給方法。
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