JP2014010454A - ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法 - Google Patents

ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014010454A
JP2014010454A JP2013132292A JP2013132292A JP2014010454A JP 2014010454 A JP2014010454 A JP 2014010454A JP 2013132292 A JP2013132292 A JP 2013132292A JP 2013132292 A JP2013132292 A JP 2013132292A JP 2014010454 A JP2014010454 A JP 2014010454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
light
hard mask
blank mask
blank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013132292A
Other languages
English (en)
Inventor
Kee Soo Nam
基 守 南
Geung-Won Kang
亘 遠 姜
Zhe Gui Liang
▲ちょる▼ 圭 梁
Jong-Hwa Lee
鐘 華 李
Kyu-Jin Jang
圭 珍 張
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANDOS TECH CO Ltd
Original Assignee
SANDOS TECH CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANDOS TECH CO Ltd filed Critical SANDOS TECH CO Ltd
Publication of JP2014010454A publication Critical patent/JP2014010454A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/50Mask blanks not covered by G03F1/20 - G03F1/34; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof
    • G03F1/24Reflection masks; Preparation thereof
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50
    • G03F1/80Etching

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

【課題】 ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法を提供する。
【解決手段】 遮光層及び反射防止層を含む遮光性膜及びハードマスク膜が備えられ、遮光層及び反射防止層を、MoSi化合物からなる層とMoTaSi化合物からなる層とを組み合わせて構成する。これによって、本発明によるブランクマスクは、遮光性膜を200Å〜700Åの薄い厚さに形成することができて32nm級以下パターンの解像度具現が可能であり、このような解像度に合うパターン正確度を持つフォトマスクを形成できる。また、193nm波長の露光波長で光学密度が2.0ないし4.0以内であり、耐薬品性、欠陥リペアの工程マージンの優秀な特性を持つ。それと同時に、ハードマスク膜を、スズ(Sn)及びクローム(Cr)を含む化合物で20Å〜50Åの厚さに形成して、ハードマスク膜のエッチング速度を短縮できることで、レジスト膜の薄膜化ができて高解像度の具現が可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法に係り、さらに詳細には、32nm級以下の解像度具現が可能であり、前記解像度に合うパターン正確度を持つブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法に関する。
最近、大規模集積回路の高集積化に伴う回路パターンの微細化要求に応じて、高度の半導体微細工程技術が非常に重要な要素になっている。高集積回路の場合低電力、高速動作のために回路配線が微細化されており、層間連結のためのコンタクトホールパターン及び集積化による回路構成配置などへの技術的要求が段々と高まりつつある。よって、これらの要求を満たすためには、リソグラフィ技術の一分野であるフォトマスクの製造に際しても、前記微細化に伴ってさらに精密な回路パターンを記録できる技術が要求されている。
このようなリソグラフィ技術は、半導体回路パターンの解像度向上のために遮光性膜を用いたバイナリブランクマスク(Binary Intensity Blankmask)、遮光性膜及び位相反転膜を用いた位相反転ブランクマスク(Phase Shift Blankmask)が商用化されており、最近は、ハードマスク膜及び遮光性膜を持つハードマスク用ブランクマスクが開発された。
従来、ハードマスク用ブランクマスクは、透明基板、遮光性膜、ハードマスク膜及びレジスト膜が順次に積層された構造で形成され、これを用いる最終フォトマスクは、透明基板上に遮光性膜パターンが形成された構造で形成される。この時、レジスト膜は、下部ハードマスク膜との選択比によって所定の厚さに形成され、遮光性膜は、所定の光学密度(Optical Density:O.D)、表面反射率特性、耐薬品性、欠陥リペア(Defect Repair)による工程マージン確保のための厚さを持つ。
一方、最近は、パターンのサイズがさらに微細化かつ稠密化するにつれて、フォトマスク製造時に解像度向上だけではなく、解像度による厳しいCD MTT(Mean to Target)、CD均一性、CD線形性及びパターン正確度が求められている。
しかし、従来のハードマスク用ブランクマスクを用いて前記微細パターンを形成する時、次のような問題点が発生する。
第1に、レジスト膜の厚さに関する問題であり、レジスト膜は厚さが薄いほど高解像度具現が可能であり、レジスト膜の厚さを薄くするためには下部ハードマスク膜のエッチング時間を短縮することが望ましい。しかし、高解像度具現のために従来のハードマスク膜物質を適用する場合、ハードマスク膜のエッチング時間が相対的に長くなってレジスト膜の薄膜化が困難であり、新たな物質を取り入れても、実際に下部遮光性膜との選択比(ドライエッチング特性)以外にも遮光性膜とのCD偏差(Bias)がほとんどない物質を選別し難い。
第2に、遮光性膜の厚さによるパターン正確度(Pattern Fidelity)問題であり、遮光性膜は、最終フォトマスク製造またはウェーハプリンティング時に必要な光学特性及び耐久性(耐薬品性、耐露光性、欠陥リペアマージンなど)を持たねばならず、これによって、前記特性をいずれも満たすために遮光性膜の厚さは厚くなる。しかし、最近は、高解像度具現によってパターンサイズの微細化が求められて遮光性膜の薄膜化が必要であるが、露光光を遮光するための遮光性機能(光学密度)だけではなく、耐薬品性、耐露光性、欠陥リペアマージンなどをいずれも満たせねばならないため、遮光性膜の薄膜化は非常に難しい課題である。
本発明は、遮光性膜の厚さを薄くして32nm級以下パターンの解像度具現が可能であり、このような解像度に合うパターン正確度を持ち、耐薬品性、欠陥リペアの工程マージンの優秀な特性を持ち、高解像度による精密なCD MTT、CD均一性、CD線形性のようなCD特性を具現できるブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを提供しようとする。
また、本発明は、エッチング速度を短縮できる新たな物質でハードマスク膜を形成することで、レジスト膜の薄膜化が可能であり、これによって、高解像度具現の可能なブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを提供しようとする。
本発明によるブランクマスクは、透明基板上に遮光性膜及びハードマスク膜が備えられ、前記ハードマスク膜は、スズ(Sn)、クローム(Cr)及びタンタル(Ta)のうち少なくとも一つを含む。
望ましくは、前記ハードマスク膜は、酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含む。前記ハードマスク膜は、Ti、V、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Hf、W、Os、Ir、Pt及びAuから選択された1種以上の金属をさらに含み、選択的にシリコン(Si)、酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含む。
前記ハードマスク膜は、SnCON、SnON、SnCN、SnCO、SnO、SnC、SnN、Cr、CrCON、CrON、CrCN、CrCO、CrC、CrN、CrO、CrSn、CrSnCON、CrSnON、CrSnCN、CrSnCO、CrSnC、CrSnN、CrSnO、TaSn、TaSnCON、TaSnON、TaSnCN、TaSnCO、TaSnC、TaSnN、TaSnO、CrTaSnCON、CrTaSnON、CrTaSnCN、CrTaSnCO、CrTaSnO、CrTaSnC及びCrTaSnNのうちいずれか一つからなる。
前記遮光性膜は、1種以上の金属及びシリコン(Si)を含み、前記金属は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Sn、Hf、Ta、W、Os、Ir、Pt、Au、Al、Mg、Li及びSeから選択された1種以上を含み、選択的に酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含む。
前記遮光性膜は、単層膜の形態を持つか、または遮光層及び反射防止層を含む2層以上の複数層膜または連続膜の形態を持つ。前記遮光性膜は、MoSi化合物、MoTaSi化合物またはその組み合わせからなる。
前記MoSi化合物は、MoSi、MoSiCON、MoSiON、MoSiCN、MoSiCO、MoSiO、MoSiC及びMoSiNのうちいずれか一つ以上を含み、前記MoTaSi化合物は、MoTaSi、MoTaSiCON、MoTaSiON、MoTaSiCN、MoTaSiCO、MoTaSiC、MoTaSiN及びMoTaSiOのうちいずれか一つ以上を含む。
前記MoTaSi化合物は、Moが1〜40at%、Taが1〜40at%、Siが30〜80at%、窒素が0〜50at%、酸素が0〜20at%、炭素が0〜20at%の組成比を持ち、前記MoSi化合物は、Moが1〜40at%、Siが40〜80at%、窒素が0〜50at%、酸素が0〜20at%、炭素が0〜20at%の組成比を持つ。
前記ハードマスク膜は、Crが30〜99at%、Snが1〜30at%、酸素が0〜50at%、窒素が0〜50at%、炭素が0〜20at%の組成比を持つ。前記ハードマスク膜は、Crターゲット及びSnターゲットを用いて形成するか、またはCrSnターゲットを用いて形成し、前記CrSnターゲットのCr:Snの組成比は、99at%〜60at%:1at%〜40at%である。前記ハードマスク膜は、10Å〜100Åの厚さを持ち、エッチング速度は、0.6Å/sec以上である。
前記MoTaSi化合物を形成するスパッタリングターゲットは、Mo:Ta:Si=2〜40at%:2〜40at%:20〜96at%の組成比を持ち、前記MoSi化合物を形成するスパッタリングターゲットは、Mo:Si=5〜40at%:60〜95at%の組成比を持つ。
前記遮光性膜は、200Å〜700Åの厚さを持ち、光学密度は、露光波長に対して2.0〜4.0であり、表面反射率は、露光波長に対して50%以内であり、平坦度の変化は、前記透明基板対比その変化値が0.3μm以内である。前記遮光性膜の組成比のうちシリコン(Si)の相対比であるSi/(Mo+Ta+N)が5.0以下であり、Si/(Mo+N)の相対比が5.0以下である。
本発明の実施形態によるブランクマスクは、前記ハードマスク膜上に備えられたレジスト膜をさらに含み、前記レジスト膜は、300Å〜1,500Åの厚さを持つ。本発明の実施形態によるブランクマスクは、前記透明基板と遮光性膜との間に備えられたエッチング阻止膜をさらに含む。前記遮光性膜は、200〜500℃の温度で熱処理される。
また、本発明の実施形態によるブランクマスクは、透明基板上に遮光性膜及びハードマスク膜が順次積層された本発明によるブランクマスクを用意し、前記ハードマスク膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜を露光及び現像してレジスト膜パターンを形成する段階と、前記レジスト膜パターンをマスクとして前記ハードマスク膜をエッチングする段階と、前記エッチングされたハードマスク膜をマスクとして前記遮光性膜をエッチングする段階と、を含む。
本発明は、ハードマスク膜を、スズ(Sn)及びクローム(Cr)を含む化合物で形成することで、ハードマスク膜のエッチング速度を短縮し、レジスト膜の薄膜化ができ、高解像度具現の可能なブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを製造する。
そして、本発明は、遮光性膜を、MoSi化合物層とMoTaSi化合物層とを組み合わせて薄く形成することで、32nm級以下のパターンの解像度具現ができ、このような解像度に合うパターン正確度を持つブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを製造する。
また、本発明の遮光性膜は、MoSi化合物層とMoTaSi化合物層と組み合わせで形成されることで、193nm波長の露光波長で光学密度が2.0ないし4.0以内であり、耐薬品性、欠陥リペアの工程マージンの優秀な特性を持ち、高解像度による精密なCD MTT、CD均一性、CD線形性などのCD特性及びパターン正確度を具現できるブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを製造する。
これによって、本発明は、32nm級以下の最小線幅が具現され、193nmのArFリソグラフィ、液浸露光リソグラフィ、ダブルパターニングリソグラフィに適用できるブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクを提供する。
本発明の実施形態によるブランクマスクを示す断面図である。 本発明の実施形態によるフォトマスクの製造方法を説明するために示す断面図である。 本発明の実施形態によるフォトマスクの製造方法を説明するために示す断面図である。 本発明の実施形態によるフォトマスクの製造方法を説明するために示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態により本発明を具体的に説明するが、実施形態は単に本発明を例示及び説明するための目的で使われたものであり、意味限定や特許請求の範囲に記載の本発明の範囲を制限するために使われたものではない。したがって、当業者ならば、実施形態から多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であるという点を理解できるであろう。よって、本発明の真の技術的な保護範囲は、特許請求の範囲の技術的事項によって定められねばならない。
図1は、本発明の実施形態によるブランクマスクを示す断面図である。図1を参照すれば、ブランクマスク100は、透明基板102と、透明基板102上に順次に配された遮光性膜108、ハードマスク膜110及びレジスト膜112を備える。
透明基板102は、6インチのサイズを持つ石英ガラス、合成石英ガラス、フッ素ドーピング石英ガラスを使い、複屈折(Birefringence)が面内で最大2nm/6.35mm以下に制御され、膜が成膜される面の平坦度TIR(Total Indicated Reading)値が0.3um以下に制御される。
遮光性膜108は、遮光機能及び反射防止機能をいずれも持つ単層膜で形成されるか、または少なくとも遮光層104及び反射防止層106を含む2層以上の複数層膜または組成比が変化する連続膜の形態を持つ。遮光性膜108は、例えば、物理的または化学的蒸着方法を用いて形成でき、物理的蒸着方法を用いる時にDCマグネトロン反応性スパッタリング装置を適用できる。また、前記スパッタリング方式として、単一ターゲットを用いる方法、または複数のターゲットを同時に装着して成膜するコスパッタリング(Co−Sputtering)方法を適用して薄膜を成膜する。
遮光性膜108は、200Å〜700Åの厚さを持ち、露光光に対する光学密度が2.0〜4.0であり、15〜50%の表面反射率を持つ。遮光性膜108の平坦度の変化は、前記透明基板対比その変化値が0.3μm以内である。前記平坦度変化は、フォトマスク製造時にパターン整列度(Registration)に影響を及ぼし、高精密も及び高解像度の具現時に前記薄膜の平坦度変化はCDに影響を及ぼす。よって、遮光性膜の形成時に平坦度変化を透明基板に対して0.3μm以内に制御することが望ましい。さらに、前記平坦度の形態は、透明基板及び遮光性膜の形態が相等しいことが望ましい。
遮光性膜108は、チタン(Ti)、バナジウム(V)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ジルコン(Zr)、ニオブ(Nb)、パラジウム(Pd)、亜鉛(Zn)、クローム(Cr)、アルミニウム(Al)、マンガン(Mn)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、リチウム(Li)、セレン(Se)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、タンタル(Ta)、タングステン(W)、鉄(Fe)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、ルセニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、銀(Ag)、インジウム(In)、スズ(Sn)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、 Pt 及び金(Au)のうち1種以上の金属を含む。また、遮光性膜108は、シリコン(Si)、窒素(N)、酸素(O)及び炭素(C)のうち1種以上の物質をさらに含む。
特に、遮光性膜108は、薄い厚さで遮光性機能と共に耐薬品性、欠陥リペアに対する十分な工程マージンを持つために、MoSi化合物及びMoTaSi化合物を含んで構成される。例えば、遮光性膜108を2層構造に形成する場合、下部層は遮光層であり、かつ上部層は反射防止層であり、下部層をMoTaSi化合物で形成し、かつ上部層をMoSiで形成するか、上部層及び下部層をMoTaSi化合物のみまたはMoSi化合物のみで形成し、下部層をMoSi化合物で形成し、かつ上部層をMoTaSi化合物で形成するなど、遮光性膜108を多様な構成で形成する。
前記MoTaSi化合物は、MoTaSi、MoTaSiCON、MoTaSiON、MoTaSiCN、MoTaSiCO、MoTaSiC、MoTaSiN及びMoTaSiOのうちいずれか一つ以上を含み、前記MoSi化合物は、MoSi、MoSiCON、MoSiON、MoSiCN、MoSiCO、MoSiO、MoSiC及びMoSiNのうち一つ以上を含むことができる。
遮光性膜108は、MoTaSi単独またはMoTaSi及びMoSiからなる2種のスパッタリングターゲットを用いて形成する。詳細には、スパッタリングターゲットとして適用されるMoTaSiターゲットの組成比は、Mo:Ta:Si=2〜40at%:2〜40at%:20〜96at%の範囲を持つことが望ましい。また、MoSiターゲットの組成比は、Mo:Si=5〜40at%:60〜95at%の範囲を持つことが望ましい。MoTaSiターゲットの場合、Mo及びTaの含有量がそれぞれ2at%以下ならば、MoTaSiで構成されたターゲットのスパッタリングのためのプラズマ形成が不安定であり、Mo及びTaの含有量がそれぞれ40at%以上ならば、耐薬品性に弱くてハードマスク膜に対するエッチング選択比が悪くなるという問題点を持つ。また、MoSiターゲットの場合、Moの含有量が40at%以上ならば、耐薬品性特性が悪くなり、Mo含有量が5at%以下ならば、MoTaSiターゲットと同じくスパッタリング時にプラズマ形成が不安定になる問題点が発生する。
遮光性膜108がMoTaSi化合物の単層膜からなる場合、前記MoTaSi化合物は、Moが1〜40at%、Taが1〜40at%、Siが30〜80at%、窒素が0〜50at%、酸素が0〜20at%、炭素が0〜20at%の組成比を持つ。また、遮光性膜108がMoSi化合物の単層膜からなる場合、前記MoSi化合物は、Moが1〜40at%、Siが40〜80at%、Nが0〜50at%、Oが0〜20at%、Cが0〜20at%の組成比を持つ。
遮光性膜108が遮光層104及び反射防止層106を含む2層以上の複数層膜からなる場合、遮光性膜108は、MoSi化合物またはMoTaSi化合物のみで形成するか、または、MoTaSi化合物からなる層とMoSi化合物からなる層とを組み合わせて形成する。この時、前記MoTaSi化合物は、Moが1〜40at%、Taが1〜40at%、Siが30〜80at%、Nが0〜50at%、Oが0〜20at%、Cが0〜20at%の組成比を持つ。また、前記MoSi化合物は、Moが1〜40at%、Siが40〜80at%、Nが0〜50at%、Oが0〜20at%、Cが0〜20at%の組成比を持つ。
遮光性膜108の欠陥リペアマージンを十分に確保するために、2層以上の複数層膜で構成され、遮光性膜108の組成のうちシリコン(Si)の相対比を“Siの含有量(at%)/Si以外の物質の含有量(at%)”と定義する時、その値が5以下であることが望ましい。これは、遮光性膜108の欠陥リペア工程時に使われるXeFガスに含まれたフッ素(F)ガスとシリコン(Si)との反応によって、リペア時に所望しないパターンダメージの発生を防止するためである。よって、遮光性膜108を構成するシリコン(Si)の相対比値が5以下である場合、欠陥リペア時に発生するパターンダメージを最小化でき、欠陥リペアマージン確保のために相対比値が4以下であることがさらに望ましい。遮光性膜108の形成後、真空急速熱処理(Vacuum Rapid Thermal Process)装置などの公知の熱処理装置及び方法を用いて、遮光性膜108を200〜500℃の温度で熱処理する。
ハードマスク膜110は、10Å〜100Åの厚さを持ち、望ましくは、20Å〜50Åの厚さを持ち、0.6Å/sec以上のエッチング速度を持つ。ハードマスク膜110は、望ましくは、エッチング速度を速くするために、スズ(Sn)化合物、クローム(Cr)化合物及びクロームスズ(CrSn)化合物の形態を持つことができ、クローム(Cr)と物性の類似したタンタル(Ta)化合物からも形成する。
ハードマスク膜110は、スズ、クローム、タンタル以外に、チタン(Ti)、バナジウム(V)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、ジルコン(Zr)、ニオブ(Nb)、パラジウム(Pd)、亜鉛(Zn)、アルミニウム(Al)、マンガン(Mn)、カドミウム(Cd)、マグネシウム(Mg)、リチウム(Li)、セレン(Se)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、ハフニウム(Hf)、タングステン(W)、鉄(Fe)、ガリウム(Ga)、ゲルマニウム(Ge)、ルセニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、銀(Ag)、インジウム(In)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、Pt 及び金(Au)のうち1種以上の金属をさらに含む。また、ハードマスク膜110は、窒素(N)、酸素(O)及び炭素(C)のうち1種以上の物質をさらに含む。
ハードマスク膜110は、望ましくは、SnCON、SnON、SnCN、SnCO、SnO、SnC、SnN、Cr、CrCON、CrON、CrCN、CrCO、CrC、CrN、CrO、CrSn、CrSnCON、CrSnON、CrSnCN、CrSnCO、CrSnC、CrSnN、CrSnO、TaSn、TaSnCON、TaSnON、TaSnCN、TaSnCO、TaSnC、TaSnN、TaSnO、CrTaSnCON、CrTaSnON、CrTaSnCN、CrTaSnCO、CrTaSnO、CrTaSnC及びCrTaSnNのうち一つ以上で形成する。例えば、ハードマスク膜110がクロームスズ(CrSn)化合物で形成される場合、クロームスズ(CrSn)化合物は、Crが30〜99%、Snが1〜30%、Oが0〜50at%、Nが0〜50at%、Cが0〜20at%の組成比を持つ。この時、ハードマスク膜110は、Crターゲット及びSnターゲットを用いて形成するか、またはCrSnターゲットを用いて形成し、前記CrSnターゲットのCr:Snの組成比は、99at%〜60at%:1at%〜40at%の組成比を持つ。
ハードマスク膜110対比遮光性膜108のエッチング選択比は、遮光性膜108のエッチング物質に対して1:15以上である。ハードマスク膜110の形成後、ハードマスク膜110に対して選択的に熱処理を行え、この時、熱処理温度は、遮光性膜108の熱処理温度以下に設定して熱処理を行える。
レジスト膜112は、例えば、化学増幅型レジスト膜で形成でき、300Å〜1,500Åの厚さを持つ。レジスト膜112は、スピンコーティング方法及びスキャンスピンコーティング方法を用いて形成する。レジスト膜112とハードマスク膜110との間のスカム(Scum)などを制御するために、下部に酸(H+)を含む有機物質からなる有機膜をさらに含む。前記有機膜は、パターン形成時に現像液である2.38%TMAH(Tetramethyl ammounium hydroxide)に溶解される特性を持ち、有機膜の厚さは100Å以下の厚さを持ち、50Å以下の厚さを持つことが望ましい。これにより化学増幅型レジストの酸(H+)中和を防止でき、スカム(Scum)発生率を低減させることができて優秀なパターン形成ができる。
同時に、図示していないが、必要に応じて本発明によるブランクマスク100は位相反転膜をさらに含み、透明基板102と遮光性膜108との間のエッチング選択比を考慮して形成されたエッチング阻止膜をさらに含むこともできる。
ハードマスク用ブランクマスクの製造方法
ハードマスク用ブランクマスク100の遮光性膜108及びハードマスク膜110は、DCマグネトロン反応性スパッタリング装置を用いて形成し、この時、スパッタリング工程は、アルゴン(Ar)、窒素(N)、一酸化窒素(NO)、二酸化炭素(CO)、メタン(CH)、ヘリウム(He)及び二酸化窒素(NO)のうち少なくとも一つのガスを用いて行った。
先に、6025サイズ(6×6×0.25inch)を持つ合成石英ガラスからなる透明基板102上に、遮光層104及び反射防止層106の2層構造を持つ遮光性膜108を形成した。詳細には、透明基板102上に、スパッタリングターゲットとしてMoTaSiターゲット(Mo:Ta:Si=20at%:30at%:50at%)を用い、Ar:N=8sccm:2sccm割合の工程ガスを使い、0.6kWの工程パワーで250secの間に成膜工程を進めてMoTaSiNからなる遮光層104を形成した。前記遮光104層に対して光学密度、反射率及び厚さをn&k Analyzer、XRR装備を用いて測定した結果、前記遮光層104は、193nmの露光波長で2.65の光学密度、56%の反射率及び255Åの厚さに形成された。
次いで、遮光層104上にスパッタリングターゲットとして、前記遮光層形成用ターゲットと組成比の異なるMoTaSiターゲット(Mo:Ta:Si=5at%:5at%:90at%)を用い、Ar:N=8.0sccm:8.5sccm割合の工程ガスを使って、0.7kWの工程パワーで25secの間に成膜工程を進め、MoTaSiNからなる反射防止層106を40Åの厚さに形成した。前記反射防止層106の形成後、遮光層104及び反射防止層106からなる遮光性膜108に対して光学密度、反射率及び厚さを測定した結果、193nmの露光波長で2.84の光学密度、38.5%の反射率及び295Åの厚さを持ち、厚さの薄い遮光性膜108の形成を完了した。
次いで、遮光性膜108を、真空熱処理(Vacuum Rapid Thermal Process)装置を用いて350℃の温度で10分間熱処理した。次いで、前記遮光性膜108上にCrSnターゲット(Cr:Sn=90at%:10at%)を用い、Ar:N:NO=5sccm:3sccm:8sccm割合の工程ガスを使って0.62kWの工程パワーで50secの間に成膜工程を進め、30Å厚さのCrSnONハードマスク膜110を形成した。
次いで、前記ハードマスク膜110上にスピンコーティング方法を用いて化学増幅型レジストを塗布し、レジスト膜112を700Åの厚さに形成し、ハードマスク用ブランクマスク100の製造を完了した。
ハードマスク用ブランクマスクを用いたフォトマスクの製造方法
図2ないし図4は、本発明の実施例によるフォトマスクの製造方法を説明するために示す断面図である。
前述したハードマスク用ブランクマスク100について、50keVの加速電圧を持つEビーム露光装置を用いて露光工程を行った後、PEB(Post Exposure Bake)工程を110℃の温度で10分間行った。次いで、現像液を用いて図2のようにレジスト膜パターン112aを形成した。
次いで、レジスト膜パターン112aをエッチングマスクとして用いて、下部ハードマスク膜110を塩素(Cl)ガスに基づいてパターニングし、ハードマスク膜パターン110aを形成した。この時、EPD(End Point Detection)装置を用いてハードマスク膜110のエッチング速度を分析した結果、エッチング速度は2.0Å/secを示した。またハードマスク膜パターン110aの形成後、残余レジスト膜の厚さを、AFM装備を用いて測定した結果、335Åの厚さを示し、パターン形成に問題がなかった。
次いで、レジスト膜パターン112aを除去し、図3のようにハードマスク膜パターン110aをエッチングマスクとして用い、フッ素(F)ガスに基づいて下部遮光性膜108をパターニングし、遮光層パターン104a及び反射防止層パターン106aからなる遮光性膜パターン108aを形成した。遮光性膜パターン108aの形成後、ハードマスク膜パターン110aの厚さを測定した結果、29Åを示して選択比には問題がないということが分かった。次いで、ハードマスク膜パターン110aを除去し、図4のようなフォトマスク100aの製造を完了した。
最終フォトマスクのハードマスク膜に対するCD特性を、CD−SEMを用いて評価した結果、ハードマスク膜対比遮光性膜のCDバイアスは、0.1nmで良好であり、散乱パターン(Scattering Pattern)は40nmまで現像された。また、CD線形性は60nm〜1um範囲で測定した結果、アイソ・ライン(Iso−line)は2.0nm、ライン・アンド・スペースパターン(Line and Space Pattern)は2.5nm、アイソ・スペース・パターン(Iso−space Pattern)は4.2nmで良好なレベルを示した。また、スルーピッチ(Thru−pitch)をライン・アンド・スペースパターン100nmを基準に、ピッチサイズを70nm〜1μmとして測定した結果、均一度(Max−Min)が3.1nmを示して、ローディング効果のほとんどない優秀なパターン結果を示した。
そして、遮光性膜の欠陥リペアマージンを確認するために、遮光性膜をXeFを用いてリペアした後、さらに120secの間に激しいパージ工程を適用した結果、パターンダメージがないということが分かった。また、クリーニング工程に使われる120ppmのオゾン水、硫酸、リンスを含む1回サイクル工程を5回繰り返しても0.5nmのCD変化が測定され、良好な結果を示した。
以下、下記の実施例は、前記ハードマスク用ブランクマスクを用いたフォトマスクの製造方法に基づいて本発明の構成による望ましい実施例を示しており、実施例では、MoSiを含む薄膜及びMoTaSiを含む薄膜について評価を行った。
MoSi基盤遮光性膜の物性評価
本実施例1〜6は、遮光性膜を、MoSiターゲットを用いてMoSiNで形成し、ターゲット組成による遮光性膜の厚さ、耐薬品性、欠陥リペアマージン特性などを評価した。これは、MoSi物質基盤の遮光性膜に対して、耐薬品性、欠陥リペアマージンなどを満たす範囲で遮光性膜の厚さを最小化するための目的で行われた。また、評価は、2層からなる遮光性膜の下部遮光層に対して行い、これは、遮光層が遮光性膜内で、その厚さが相対的に反射防止層に比べて厚いからである。遮光層成膜工程は、前述したハードマスク用ブランクマスクに基づいてAr:N=8sccm:2sccm割合の工程ガスを使って、0.6kWの工程パワーで初期光学密度193nmの露光波長で2.70〜2.72の範囲に設定し、表1のようにMoSiN薄膜で成膜した。
Figure 2014010454
表1は、遮光層形成時にMoSiターゲット組成による厚さ、耐薬品性、欠陥リペア評価結果を示している。前記の結果から分かるように、遮光層は、同一O.D=2.7〜2.72範囲でMoSiターゲット組成中のMoの含有量が増加するにつれて厚さが薄くなることが分かる。一方、耐薬品性の評価結果、Mo含有量が相対的に増加するにつれて(または、相対的にSi含有量が減少)耐薬品性特性が劣るということが分かる。一方、リペア特性側面では、Mo割合が低くなるにつれて相対的にリペア特性マージンが劣る傾向を示した。
前記リペア特性について、SiとMoそして窒素(N)の相対比を、下記のようにAES組成比分析を通じてさらに調べた。
Figure 2014010454
表2は、実施例1〜6について、薄膜内組成比をAES装備を用いて分析し、これについてのSiの相対比をSi/(Mo+N)で比較して調べた結果を示す。その結果、リペアマージンが不十分な実施例3、4の場合、Si/(Mo+N)の割合がいずれも4以上と示され、特に、実施例3ではその割合が5.25でSiの結合状態が高いと示された。これによって、XeFのパージ時、シリコン(Si)とフッ素(F)との反応でリペアパージ工程でダメージが発生したと判断される。
リペア工程でマージンについてのさらなる評価のために、遮光層の形成時にガス比(Gas Ratio)を下記のように変更してリペア評価を行った。
Figure 2014010454
表3は、Mo:Siの組成の割合が10at%:90at%であるMoSiターゲットを用いて、遮光層形成時にガス比による組成比分析結果及びSi/Mo+Nの割合と、これによるリペアマージン結果を示している。前記結果から、窒素(N)ガスの割合が増加するにつれて同一光学密度で遮光層の厚さが相対的に増加し、組成比の場合、Moの変化率よりSi及び窒素(N)の変化が大きい影響を及ぼすことが分かった。そして、これによるSi/(Mo+N)の割合を調べれば、実施例7ないし10では、その割合がいずれも4.0以下であって、リペアパージ後の変化率がいずれも5%以内で優秀であるが、実施例11、12の場合、Si/(Mo+N)の割合が4.0以上であって、リペアマージン確保が困難である結果を示した。
以上のように、MoSi化合物で構成された遮光層についての評価結果、Moの含有量が増加するにつれて遮光層の耐薬品性特性が劣り、一定Si/(Mo+N)の割合が4以上になってはじめてリペアマージンが確保されることが分かった。
前述した実施例の結果をまとめて薄膜特性を満たす実施例1、2、7、8、9、10について、Mo:Siの組成の割合が10at%:90at%であるMoSiターゲットを用いて反射防止層を下記のように形成した。
Figure 2014010454
表4は、MoSi物質を用いてMoSiN反射指輪層が形成された最終遮光性膜の特性を示している。前記実施例で最終遮光性膜の厚さは435Å〜565Åであり、従来の約700Åの厚さを持つ遮光性膜に比べて薄い厚さを示し、光学密度及び反射率いずれもウェーハプリンティング可能な範囲を示した。
しかし、MoSi基盤物質の使用時に耐薬品性に弱いため、最低厚さが435Åに形成されることで、遮光性膜の厚さを最小化するためにMoTaSiに基づいて遮光性膜を形成するさらなる実験を下記のように行った。
MoTaSi基盤遮光性膜の物性評価
以下では、MoTaSiターゲットを用いて遮光性膜を形成して評価を行い、MoTaSi遮光性膜の成膜は、前述したMoSiターゲットを用いた成膜条件と同じ条件で行った。
Figure 2014010454
表5は、MoTaSiターゲットを用いて遮光層を形成し、組成による耐薬品性及びリペア評価とAES組成比分析とをそれぞれ行った。
前記実施例による結果は、MoSiターゲットを用いて形成された遮光性膜で問題が発生した耐薬品性について、ターゲットでのシリコン(Si)の含有量40at%まで良好な結果を示し、あわせて、遮光層の厚さも約250Åまで薄膜化が可能であった。
また、リペアマージン側面でも、Si/(Mo+Ta+N)の相対比がいずれも4.0以下であって、十分なリペアマージン確保が可能であることが分かった。しかし、実施例15の遮光層でのシリコン(Si)の含有量が50at%に低くなるにつれて、ハードマスク膜のエッチング時に塩素ガス(Cl)に対してダメージが発生する問題点が見つかった。
以下、前記実施例19〜23で形成された遮光層上にMo:Ta:Siの組成がそれぞれ5at%:5at%:90at%であるMoTaSiターゲットを用いて反射防止層を成膜し、最終遮光性膜を下記の表6のように形成して評価した。
Figure 2014010454
表6を参照して、MoTaSi化合物で形成された最終遮光性膜評価結果を示した。その結果、光学密度はいずれも2.80以上を満たし、厚さは293Å〜425Åを示し、前もって行ったMoSi化合物対比厚さが非常に低くなることが分かった。また、反射率結果いずれも40%以下を満たす結果を示した。
同時に、本発明の実施例30では、2層構造を持つ遮光性膜に対して遮光層としてMoTaSiターゲット(Mo:Ta:Si=40at%:40at%:40at%)を用い、反射防止層としてMoSiターゲット(Mo:Si=10at%:90at%)を用いて成膜し、評価した。この時、前記遮光層は、実施例23の条件で成膜し、反射防止層は、実施例13の条件で成膜した。その結果、光学密度は193nmで2.80、反射率は35.5%、厚さは425Åを示し、遮光性膜として使うのに問題がなかった。
ハードマスク膜物質の評価
本発明の実施例では、ハードマスク膜のエッチング速度を低めるために、各物質及び工程条件を異ならしてハードマスク膜を成膜し、これによるエッチング率(Etch rate)を、下記のようにTETRA−Xのドライエッチング装備を用い、EPD(End Point Detect)装置を用いてエッチング時間を評価し、これによるエッチング率を下表7のように評価した。
Figure 2014010454
表7は、ハードマスク膜物質別エッチング速度を評価した結果である。その結果、Crの場合、窒素対比NOガスを含むことでエッチング速度が1.3Å/sec〜1.74Å/secに増加する傾向を示したが、実施例34、35を参照して、NOガスの反応性が飽和(Saturation)することでエッチング率も飽和することを示した。また、実施例36、37のように、ハードマスク膜をCrSnを用いて形成する場合、エッチング率が2.0Å/sec〜2。3Å/secに増加する傾向を示した。これによって、CrSn化合物の利用時に上部レジスト膜を400Åまで薄膜化することができた。
以上のように、本発明は、遮光性膜をMoSi化合物層とMoTaSi化合物層とを組み合わせて薄い厚さに形成することで、32nm級以下、特に、20nm級以下パターンの解像度具現が可能であり、このような解像度に合うパターン正確度を持つブランクマスク、及びこれを用いるフォトマスクを形成することができた。また、遮光性膜は、193nm波長の露光波長で光学密度が2.0ないし4。0以内であり、耐薬品性、欠陥リペアの工程マージンの優秀な特性を持ち、高解像度による精密なCD MTT、CD均一性、CD線形性のCD特性及びパターン正確度を具現できる。
そして、本発明は、ハードマスク膜を、スズ(Sn)及びクローム(Cr)を含む化合物で形成することでハードマスク膜のエッチング速度を短縮でき、それによりレジスト膜の薄膜化ができて高解像度具現の可能なフォトマスクを形成できる。
以上、本発明の望ましい実施例について図示して説明したが、本発明は前述した特定の望ましい実施例に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の趣旨を逸脱せずに当業者ならば誰でも多様な変形実施が可能であるということはいうまでもなく、かかる変更は特許請求の範囲に記載の範囲内にある。
本発明は、ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造関連の技術分野に好適に用いられる。
100 ブランクマスク
102 透明基板
104 遮光層
106 反射防止層
108 遮光性膜
110 ハードマスク膜
112 レジスト膜

Claims (19)

  1. 透明基板上に遮光性膜及びハードマスク膜が備えられたブランクマスクにおいて、
    前記ハードマスク膜は、スズ(Sn)、クローム(Cr)及びタンタル(Ta)のうち少なくとも一つを含むブランクマスク。
  2. 前記ハードマスク膜は、酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  3. 前記ハードマスク膜は、Ti、V、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Hf、W、Os、Ir、Pt及びAuから選択された1種以上の金属をさらに含み、選択的にシリコン(Si)、酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  4. 前記ハードマスク膜は、SnCON、SnON、SnCN、SnCO、SnO、SnC、SnN、Cr、CrCON、CrON、CrCN、CrCO、CrC、CrN、CrO、CrSn、CrSnCON、CrSnON、CrSnCN、CrSnCO、CrSnC、CrSnN、CrSnO、TaSn、TaSnCON、TaSnON、TaSnCN、TaSnCO、TaSnC、TaSnN、TaSnO、CrTaSnCON、CrTaSnON、CrTaSnCN、CrTaSnCO、CrTaSnO、CrTaSnC及びCrTaSnNのうちいずれか一つからなることを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  5. 前記遮光性膜は、1種以上の金属及びシリコン(Si)を含み、前記金属は、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ga、Ge、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Cd、In、Sn、Hf、Ta、W、Os、Ir、Pt、Au、Al、Mg、Li及びSeから選択された1種以上を含み、選択的に酸素(O)、窒素(N)及び炭素(C)のうち一つ以上の物質をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  6. 前記遮光性膜は、単層膜の形態を持つか、または遮光層及び反射防止層を含む2層以上の複数層膜または連続膜の形態を持つことを特徴とする請求項5に記載のブランクマスク。
  7. 前記遮光性膜は、MoSi化合物、MoTaSi化合物またはその組み合わせからなることを特徴とする請求項6に記載のブランクマスク。
  8. 前記MoSi化合物は、MoSi、MoSiCON、MoSiON、MoSiCN、MoSiCO、MoSiO、MoSiC及びMoSiNのうちいずれか一つ以上を含み、前記MoTaSi化合物は、MoTaSi、MoTaSiCON、MoTaSiON、MoTaSiCN、MoTaSiCO、MoTaSiC、MoTaSiN及びMoTaSiOのうちいずれか一つ以上を含むことを特徴とする請求項7に記載のブランクマスク。
  9. 前記MoTaSi化合物は、Moが1〜40at%、Taが1〜40at%、Siが30〜80at%、窒素が0〜50at%、酸素が0〜20at%、炭素が0〜20at%の組成比を持ち、前記MoSi化合物は、Moが1〜40at%、Siが40〜80at%、窒素が0〜50at%、酸素が0〜20at%、炭素が0〜20at%の組成比を持つことを特徴とする請求項7に記載のブランクマスク。
  10. 前記ハードマスク膜は、Crが30〜99at%、Snが1〜30at%、酸素が0〜50at%、窒素が0〜50at%、炭素が0〜20at%の組成比を持つことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  11. 前記ハードマスク膜は、Crターゲット及びSnターゲットを用いて形成するか、またはCrSnターゲットを用いて形成し、前記CrSnターゲットのCr:Snの組成比は、99at%〜60at%:1at%〜40at%であることを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  12. 前記ハードマスク膜は、10Å〜100Åの厚さを持ち、エッチング速度は、0.6Å/sec以上であることを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  13. 前記MoTaSi化合物を形成するスパッタリングターゲットは、Mo:Ta:Si=2〜40at%:2〜40at%:20〜96at%の組成比を持ち、前記MoSi化合物を形成するスパッタリングターゲットは、Mo:Si=5〜40at%:60〜95at%の組成比を持つことを特徴とする請求項7に記載のブランクマスク。
  14. 前記遮光性膜は、200Å〜700Åの厚さを持ち、光学密度は、露光波長に対して2.0〜4.0であり、表面反射率は、露光波長に対して50%以内であり、平坦度の変化は、前記透明基板対比その変化値が0.3μm以内であることを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  15. 前記遮光性膜の組成比のうちシリコン(Si)の相対比であるSi/(Mo+Ta+N)が5.0以下であり、Si/(Mo+N)の相対比が5.0以下であることを特徴とする請求項5に記載のブランクマスク。
  16. 前記ハードマスク膜上に備えられたレジスト膜をさらに含み、前記レジスト膜は、300Å〜1,500Åの厚さを持つことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  17. 前記透明基板と遮光性膜との間に備えられたエッチング阻止膜をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  18. 前記遮光性膜は、200〜500℃の温度で熱処理されたことを特徴とする請求項1に記載のブランクマスク。
  19. 請求項1に記載のブランクマスクを用意する段階と、
    前記ハードマスク膜上にレジスト膜を形成し、前記レジスト膜を露光及び現像してレジスト膜パターンを形成する段階と、
    前記レジスト膜パターンをマスクとして前記ハードマスク膜をエッチングする段階と、
    前記エッチングされたハードマスク膜をマスクとして前記遮光性膜をエッチングする段階と、を含む請求項1に記載のフォトマスクの製造方法。
JP2013132292A 2012-06-29 2013-06-25 ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法 Pending JP2014010454A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020120070772A KR101269062B1 (ko) 2012-06-29 2012-06-29 블랭크 마스크 및 이를 이용한 포토 마스크 제조방법
KR10-2012-0070772 2012-06-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014010454A true JP2014010454A (ja) 2014-01-20

Family

ID=48667125

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013132292A Pending JP2014010454A (ja) 2012-06-29 2013-06-25 ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9229317B2 (ja)
JP (1) JP2014010454A (ja)
KR (1) KR101269062B1 (ja)
CN (1) CN103529642B (ja)
TW (1) TWI505018B (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016029458A (ja) * 2014-07-15 2016-03-03 信越化学工業株式会社 バイナリフォトマスクブランク、その製造方法、及びバイナリフォトマスクの製造方法
KR20160137980A (ko) * 2014-03-28 2016-12-02 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 위상 시프트 마스크의 제조 방법, 위상 시프트 마스크 및 반도체 디바이스의 제조 방법
JP2017027006A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド ブランクマスク及びこれを用いたフォトマスク
JP2018010080A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 凸版印刷株式会社 位相シフト型フォトマスクブランク
WO2018155047A1 (ja) * 2017-02-27 2018-08-30 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法
JP2020013100A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド ブランクマスク、フォトマスク及びその製造方法
US11119400B2 (en) 2017-04-08 2021-09-14 Hoya Corporation Mask blank, method for manufacturing transfer mask, and method for manufacturing semiconductor device
JP7401525B2 (ja) 2018-08-14 2023-12-19 ラム リサーチ コーポレーション EUVリソグラフィのためのSnO2表面の修飾
US12007684B2 (en) 2017-02-27 2024-06-11 Hoya Corporation Mask blank, method of manufacturing imprint mold, method of manufacturing transfer mask, method of manufacturing reflective mask, and method of manufacturing semiconductor device

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101504557B1 (ko) 2014-03-23 2015-03-20 주식회사 에스앤에스텍 블랭크 마스크 및 이를 이용한 포토 마스크
KR101579848B1 (ko) * 2014-08-29 2015-12-23 주식회사 에스앤에스텍 위상 반전 블랭크 마스크 및 포토마스크
US9829786B2 (en) * 2015-06-29 2017-11-28 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. PSM blank for enhancing small size CD resolution
WO2017038213A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 Hoya株式会社 マスクブランク、位相シフトマスクおよびその製造方法、並びに半導体デバイスの製造方法
TWI625607B (zh) * 2016-03-17 2018-06-01 許銘案 具薄膜圖案的基板及形成薄膜圖案於基板的方法
JP6514143B2 (ja) * 2016-05-18 2019-05-15 Hoya株式会社 フォトマスクの製造方法、フォトマスク、及び表示装置の製造方法
JP6518801B2 (ja) * 2017-03-10 2019-05-22 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド 極紫外線リソグラフィ用ペリクル及びその製造方法
JP6756796B2 (ja) * 2018-10-09 2020-09-16 アルバック成膜株式会社 マスクブランクス、ハーフトーンマスク、製造方法
JP7295215B2 (ja) * 2021-02-25 2023-06-20 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド 極紫外線リソグラフィ用位相反転ブランクマスク及びフォトマスク

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104174A (ja) * 2000-09-12 2009-05-14 Hoya Corp 位相シフトマスクブランクの製造方法、位相シフトマスクの製造方法、及びパターン転写方法
JP2010009001A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 S & S Tech Co Ltd ブランクマスク、フォトマスク及びその製造方法
JP2010237499A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Shin-Etsu Chemical Co Ltd フォトマスクブランク及びフォトマスク
JP2011227461A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Hoya Corp マスクブランク、転写用マスクおよびこれらの製造方法、並びに半導体デバイスの製造方法
WO2012070209A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 信越化学工業株式会社 フォトマスクブランクおよびフォトマスクの製造方法ならびにクロム系材料膜
JP2013238778A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Shin Etsu Chem Co Ltd フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365014B2 (en) * 2004-01-30 2008-04-29 Applied Materials, Inc. Reticle fabrication using a removable hard mask
CN101025564B (zh) 2006-02-20 2010-12-15 Hoya株式会社 四级光掩模制造方法和其中所使用的光掩模坯料
JP5530075B2 (ja) 2008-03-31 2014-06-25 Hoya株式会社 フォトマスクブランク、フォトマスク及びこれらの製造方法
KR100948770B1 (ko) 2008-06-27 2010-03-24 주식회사 에스앤에스텍 블랭크 마스크, 포토마스크 및 이의 제조 방법
JP4989800B2 (ja) 2008-09-27 2012-08-01 Hoya株式会社 マスクブランク及び転写用マスクの製造方法
JP4797114B2 (ja) 2009-10-12 2011-10-19 Hoya株式会社 転写用マスクの製造方法及び半導体デバイスの製造方法
JP5653888B2 (ja) * 2010-12-17 2015-01-14 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスク、転写用マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法
KR101883025B1 (ko) 2010-12-24 2018-07-27 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크 및 그 제조 방법, 및 전사용 마스크 및 그 제조 방법
US8785083B2 (en) * 2012-06-01 2014-07-22 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Systems and methods for lithography masks

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009104174A (ja) * 2000-09-12 2009-05-14 Hoya Corp 位相シフトマスクブランクの製造方法、位相シフトマスクの製造方法、及びパターン転写方法
JP2010009001A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 S & S Tech Co Ltd ブランクマスク、フォトマスク及びその製造方法
JP2010237499A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Shin-Etsu Chemical Co Ltd フォトマスクブランク及びフォトマスク
JP2011227461A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Hoya Corp マスクブランク、転写用マスクおよびこれらの製造方法、並びに半導体デバイスの製造方法
WO2012070209A1 (ja) * 2010-11-22 2012-05-31 信越化学工業株式会社 フォトマスクブランクおよびフォトマスクの製造方法ならびにクロム系材料膜
JP2013238778A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Shin Etsu Chem Co Ltd フォトマスクブランク及びフォトマスクの製造方法

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160137980A (ko) * 2014-03-28 2016-12-02 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 위상 시프트 마스크의 제조 방법, 위상 시프트 마스크 및 반도체 디바이스의 제조 방법
KR102291478B1 (ko) 2014-03-28 2021-08-19 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 위상 시프트 마스크의 제조 방법, 위상 시프트 마스크 및 반도체 디바이스의 제조 방법
JP2016029458A (ja) * 2014-07-15 2016-03-03 信越化学工業株式会社 バイナリフォトマスクブランク、その製造方法、及びバイナリフォトマスクの製造方法
JP2017027006A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド ブランクマスク及びこれを用いたフォトマスク
US10036947B2 (en) 2015-07-24 2018-07-31 S&S Tech Co., Ltd. Blankmask and photomask using the same
JP2018010080A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 凸版印刷株式会社 位相シフト型フォトマスクブランク
KR102273801B1 (ko) 2017-02-27 2021-07-06 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 전사용 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
KR20210084693A (ko) * 2017-02-27 2021-07-07 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 반사형 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
KR20190117557A (ko) * 2017-02-27 2019-10-16 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 전사용 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
CN110383167A (zh) * 2017-02-27 2019-10-25 Hoya株式会社 掩模坯料、转印用掩模的制造方法、以及半导体器件的制造方法
JP2019200440A (ja) * 2017-02-27 2019-11-21 Hoya株式会社 マスクブランク、及びインプリントモールドの製造方法
US12007684B2 (en) 2017-02-27 2024-06-11 Hoya Corporation Mask blank, method of manufacturing imprint mold, method of manufacturing transfer mask, method of manufacturing reflective mask, and method of manufacturing semiconductor device
US11762279B2 (en) 2017-02-27 2023-09-19 Hoya Corporation Mask blank, method for manufacturing reflective mask, and method for manufacturing semiconductor device
TWI726192B (zh) * 2017-02-27 2021-05-01 日商Hoya股份有限公司 光罩基底、轉印用光罩之製造方法、及半導體裝置之製造方法
JP2018141969A (ja) * 2017-02-27 2018-09-13 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法
CN110383167B (zh) * 2017-02-27 2022-08-23 Hoya株式会社 掩模坯料、转印用掩模的制造方法、以及半导体器件的制造方法
WO2018155047A1 (ja) * 2017-02-27 2018-08-30 Hoya株式会社 マスクブランク、転写用マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法
JP2019012287A (ja) * 2017-02-27 2019-01-24 Hoya株式会社 マスクブランク、反射型マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法
KR102365595B1 (ko) 2017-02-27 2022-02-23 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 반사형 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
KR20220025934A (ko) * 2017-02-27 2022-03-03 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 반사형 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
US11281089B2 (en) 2017-02-27 2022-03-22 Hoya Corporation Mask blank, method for manufacturing transfer mask, and method for manufacturing semiconductor device
KR102398092B1 (ko) 2017-02-27 2022-05-16 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크, 반사형 마스크의 제조 방법, 및 반도체 디바이스의 제조 방법
KR20220066199A (ko) * 2017-02-27 2022-05-23 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크 및 임프린트 몰드의 제조 방법
KR102429244B1 (ko) 2017-02-27 2022-08-05 호야 가부시키가이샤 마스크 블랭크 및 임프린트 몰드의 제조 방법
US11119400B2 (en) 2017-04-08 2021-09-14 Hoya Corporation Mask blank, method for manufacturing transfer mask, and method for manufacturing semiconductor device
US11435662B2 (en) 2017-04-08 2022-09-06 Hoya Corporation Mask blank, method for manufacturing transfer mask, and method for manufacturing semiconductor device
US10942445B2 (en) 2018-07-13 2021-03-09 S&S Tech Co., Ltd. Blankmask and photomask, and methods of fabricating the same
JP2020013100A (ja) * 2018-07-13 2020-01-23 エスアンドエス テック カンパニー リミテッド ブランクマスク、フォトマスク及びその製造方法
JP7401525B2 (ja) 2018-08-14 2023-12-19 ラム リサーチ コーポレーション EUVリソグラフィのためのSnO2表面の修飾

Also Published As

Publication number Publication date
US20140004449A1 (en) 2014-01-02
CN103529642B (zh) 2016-06-29
TWI505018B (zh) 2015-10-21
US9229317B2 (en) 2016-01-05
TW201400975A (zh) 2014-01-01
CN103529642A (zh) 2014-01-22
KR101269062B1 (ko) 2013-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014010454A (ja) ブランクマスク及びこれを用いるフォトマスクの製造方法
JP5711830B2 (ja) 位相シフトマスクブランク、位相シフトマスクおよび位相シフトマスクブランクの製造方法
JP6666951B2 (ja) 位相反転ブランクマスク及びフォトマスク
TWI522728B (zh) A mask substrate and its manufacturing method and transfer mask
TWI420236B (zh) 空白罩幕、空白罩幕的製造方法及利用其所製造的光罩
CN103376641B (zh) 相移空白掩模及其制造方法
TWI584054B (zh) 空白罩幕及利用其製備的光罩
JP6534343B2 (ja) 位相反転ブランクマスク及びフォトマスク
JP2019066892A (ja) 位相反転ブランクマスク及びフォトマスク
JP6545795B2 (ja) マスクブランク、転写用マスク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法
JP2017223890A (ja) マスクブランク、転写用マスク、マスクブランクの製造方法、転写用マスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法
JP2017049312A (ja) マスクブランク、位相シフトマスク、位相シフトマスクの製造方法および半導体デバイスの製造方法
TW201921092A (zh) 光罩空白基板以及其製造方法
TWI778231B (zh) 遮罩基底、相位轉移遮罩以及半導體元件之製造方法
TWI784139B (zh) 遮罩基底、相位轉移遮罩及半導體元件之製造方法
US10942445B2 (en) Blankmask and photomask, and methods of fabricating the same
TWI453532B (zh) 空白罩幕、光罩及其製造方法
KR101323578B1 (ko) 포토마스크 블랭크, 바이너리 포토마스크 및 위상반전 포토마스크
KR20120057488A (ko) 포토마스크 블랭크의 제조방법과 포토마스크 블랭크와 포토마스크
CN108319104B (zh) 显示装置制造用相移掩模坯料、显示装置制造用相移掩模的制造方法及显示装置的制造方法
JP2022023453A (ja) フォトマスクブランク、フォトマスクの製造方法及び表示装置の製造方法
TWI691784B (zh) 空白遮罩以及光罩
JP6720360B2 (ja) マスクブランク、位相シフトマスクおよびこれらの製造方法
JP2022083394A (ja) 位相シフトマスクブランク、位相シフトマスクの製造方法及び表示装置の製造方法
TWI400559B (zh) 灰度光罩基板及光罩製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140501

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140513

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150407