JP2014009197A - 口腔用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】カチオン性殺菌剤の歯牙表面への優れた吸着効果を有し、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着量を増加させることで、カチオン性殺菌剤の活性を高めた口腔用組成物を提供する。
【解決手段】(A)カチオン性殺菌剤と、(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムとを含有する口腔用組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、口腔内細菌に対する殺菌活性を有する、塩化セチルピリジニウム等のカチオン性殺菌剤を配合した口腔用組成物において、ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム塩を配合することにより、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着が促進された口腔用組成物に関する。この吸着促進により、カチオン性殺菌剤の活性をさらに高めると共に、う蝕や歯周病等を引き起こす口腔内細菌の歯牙表面への吸着を阻害して歯垢の形成を効果的に抑制することが可能である。
塩化セチルピリジニウムに代表されるカチオン性殺菌剤は、口腔内細菌に対する殺菌活性が高いだけでなく、口腔粘膜や歯牙表面に吸着する。吸着したカチオン性殺菌剤は、口腔内細菌を殺菌し、口腔内細菌の吸着・増殖を阻害することで歯垢形成を抑制し、う蝕予防効果、歯周病の症状改善や予防効果が得られることが期待できる。
そこでカチオン性殺菌剤の口腔内細菌に対する殺菌活性をさらに高めるために種々の方法が開示されている。特許文献1には、塩化セチルピリジニウムにN−ココイル−L−アルギニンエチルエステルピロリドンカルボン酸等のN−長鎖アシル塩基性アミノ酸の低級アルキルエステル又はその塩を組み合わせると、塩化セチルピリジニウムの歯牙への吸着が促進されること、特許文献2には、カチオン性殺菌剤と非イオン性界面活性剤とを併用した口腔用組成物に対し、サリチル酸メチル、オイゲノール等の特定の化合物を配合すると、殺菌剤の失活が効果的に防止されることが開示されている。
特許文献3には、塩化セチルピリジニウムに平均付加モル数が40〜80であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を組合せると他の界面活性剤と比べて塩化セチルピリジニウムの歯牙への吸着を阻害しないことが開示されている。さらに、特許文献4には、塩化セチルピリジニウムの歯牙への吸着性を高めるために、ポリビニルアルコールが用いられている。特許文献5には、カチオン性殺菌剤にカチオン性ポリマー及び有機酸やその塩を配合することによりカチオン性殺菌剤の口腔内での滞留性が高まり、歯垢形成を効果的に阻止できることが開示されている。特許文献6には、塩化セチルピリジニウム及び4〜8個の炭素数を有するジオールを含有する歯牙表面への吸着効果を促進するとともに、ステインの付着を抑制した口腔用組成物が開示されている。また、特許文献7には、塩化セチルピリジニウムとグリチルリチン酸又はその塩を特定量配合した口腔用組成物が、塩化セチルピリジニウムの歯牙への吸着を促進し、歯牙へのステイン吸着が抑制できることが示されている。特許文献8には、塩化セチルピリジニウムの歯牙への吸着性を高めるために、ヘキサノール、オクタノール、2−エチル−1−ヘキサノール、デカノールが用いられている。しかし、これらの技術をもってしても、依然として満足できる程度にまでカチオン性殺菌剤の活性を増加させることができないという問題があった。以上のことから、カチオン性殺菌剤の歯牙への吸着量を増加させ、口腔内細菌を殺菌し、口腔内細菌の吸着・増殖を阻害することで、歯垢形成を抑制する技術が望まれていた。
特開平4−36231号公報 特開昭60−255717号公報 特開平4−173728号公報 特開2003−113059号公報 特開2000−34213号公報 特開2011−148706号公報 特開2011−153138号公報 特開2011−173873号公報
本発明は、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への優れた吸着効果を有し、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着量を増加させることで、カチオン性殺菌剤の活性を高めた口腔用組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、カチオン性殺菌剤とジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムを併用した場合、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着が飛躍的に増加することを知見し、本発明をなすに至ったものである。この吸着促進により、カチオン性殺菌剤の活性をさらに高めると共に、う蝕や歯周病等を引き起こす口腔内細菌の歯牙表面への吸着を阻害して歯垢の形成を効果的に抑制することが可能である。さらに、アネトールを配合することによりカチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着がより一層増加することを知見し、本発明をなすに至ったものである。
従って、本発明は下記発明を提供する。
[1].(A)カチオン性殺菌剤と、(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムとを含有する口腔用組成物。
[2].(A)カチオン性殺菌剤が塩化セチルピリジニウムであり、(B)成分との配合質量比:(B)/(A)が、1/5以上であることを特徴とする[1]記載の口腔用組成物。
[3].(A)カチオン性殺菌剤が塩化ベンゼトニウムであり、(B)成分との配合質量比:(B)/(A)が、1/10以上であることを特徴とする[1]記載の口腔用組成物。
[4].さらに、(C)アネトールと、(D)(B)成分以外の界面活性剤及び/又は(E)アルコールとを含有することを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の口腔用組成物。
本発明の口腔用組成物は、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への優れた吸着効果を有することから、カチオン性殺菌剤の活性をさらに高めると共に、う蝕や歯周病等を引き起こす口腔内細菌の歯牙表面への吸着を阻害して歯垢の形成を効果的に抑制することが可能であり、う蝕の予防又は低減、歯周疾患の予防又は低減に有効である。
以下、本発明について詳細に説明する。本発明の口腔用組成物は、(A)カチオン性殺菌剤と、(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムとを含有するものである。
(A)カチオン性殺菌剤
カチオン性殺菌剤としては、塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウム等が挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。中でも、本発明の効果がより発揮される点から、塩化セチルピリジニウム、塩化ベンゼトニウムが好ましい。これらは市販品を使用でき、和光純薬工業株式会社製の「CPC(塩化セチルピリジニウム)」、和光純薬工業株式会社製の「クロルヘキシジン二塩酸塩」、グルコン酸クロルヘキシジンは5W/V%水溶液として大日本住友製薬株式会社製の「ヒビテングルコネート液5W/V%」、塩化ベンゼトニウムは純正化学株式会社製の「HYAMINE1622」、塩化ベンザルコニウムは50W/V%水溶液としてライオンアクゾ株式会社の「アーカード CB−50」、塩化デカリニウムは和光純薬工業株式会社製の「塩化デクアリニウム」を挙げることができる。
カチオン性殺菌剤の配合量は、口腔用組成物の全量に対して0.001〜1.0%(質量%、以下同じ。)を配合することができ、好ましくは0.01〜0.3%、より好ましくは0.01〜0.1%を配合することができる。配合量を0.001%以上とすることで目的とする殺菌効果や、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着効果をより得ることができ、1.0%を超えても効果には大きな影響がないが、使用時の苦味、歯の着色等の問題が生じてしまう可能性がある。(A)が塩化セチルピリジニウムの場合は、0.01〜0.1%が好ましく、0.02〜0.05%が特に好ましく、また、(A)が塩化ベンゼトニウムでは、0.005〜0.05%が好ましく、0.01〜0.02%が特に好ましい。
(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム
天然脂肪酸とアミノ酸とから作られたものである。(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムを用いることで、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着効果が顕著となる。ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムとしては、市販品を使用でき、旭化成ケミカルズ株式会社製の「ペリセアL−30」(29W/V%水溶液)を挙げることができる。
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムの配合量は、口腔用組成物の全量に対して0.001〜2.0%が好ましく、0.002〜2.0%がより好ましく、さらに好ましくは0.01〜1.0%、特に好ましくは0.01〜0.5%、最も好ましくは0.01〜0.3%である。0.001%以上配合することで、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着効果をより得ることができ、2.0%を超えても効果には大きな影響がないが、渋味・苦味が生じる場合がある。
(B)/(A)で表される(A)カチオン性殺菌剤と(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムの配合質量比は、特に限定されるものではないが、(B)/(A)が1/10以上が好ましい。上限は特に限定されないが、50以下が好ましく、より好ましくは30以下、さらに好ましくは20以下、特に好ましくは15以下である。特に(A)が塩化セチルピリジニウムでは、配合量の比が1/5以上が好ましく、2/5以上がより好ましい。また、(A)が塩化ベンゼトニウムでは、配合量の比が1/10以上が好ましく、1/2以上がより好ましい。これらの配合量の比の範囲において、カチオン性殺菌剤の歯牙への高い吸着量を得ることができる。
本発明の組成物には、さらに、(C)アネトールと、(D)(B)成分以外の界面活性剤及び/又は(E)アルコールとを配合することが好ましい。なお、アネトールは水に溶解しないことから、アネトールを配合する場合は、(D)界面活性剤及び/又は(E)アルコールが、アネトールと併用して配合される。この場合、(D)界面活性剤のみでもよいし、(E)アルコールのみでもよく、界面活性剤及びアルコールを併用して配合してもよい。
(C)アネトール
本発明の口腔用組成物には、さらに、(C)アネトール(trans−1−メトキシ−4−(プロパ−1−エン−1−イル)ベンゼン)を配合することが好ましく、アネトールの配合により、より優れたカチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着効果が得られる。アネトールは、アニス油(50〜80%のアネトールを含む)の主成分であり、水に不溶であるが、アルコールに溶ける香料である。本発明においてアネトールとしては、和光純薬工業株式会社から試薬として市販されているアネトールを使用してもよく、アニス油(例えば、香栄興業株式会社製)をそのまま使用してもよい。
アネトールを配合する場合、その配合量は、口腔用組成物の全量に対して0.01〜1.0%が好ましく、0.05〜1.0%がより好ましく、0.1〜0.5%がさらに好ましい。配合量を0.01%以上とすることで、カチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着効果をより得ることができ、1.0%を超えて配合しても効果には影響がないが、口腔用組成物の香味が強くなりすぎてしまう場合がある。
(D)界面活性剤
(D)成分以外の界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤及び両性イオン界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上を配合し得る。陰イオン界面活性剤としては、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシン酸ナトリウム、N−ミリストイルザルコシン酸ナトリウム等のN−アシルザルコシン酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、水素添加ココナッツ脂肪酸モノグリセリドモノ硫酸ナトリウム、ラウリルスルホ酢酸ナトリウム、N−パルミトイルグルタミン酸ナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、N−メチル−N−アシルタウリンナトリウム、N−メチル−N−アシルアラニンナトリウム、α−オレフィンスルホン酸ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム等が用いられる。
非イオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、マルトース脂肪酸エステル、ラクトース脂肪酸エステル等の糖脂肪酸エステル、マルチトール脂肪酸エステル、ラクチトール脂肪酸エステル等の糖アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ラウリン酸モノ又はジエタノールアミド、ミリスチン酸モノ又はジエタノールアミド等の脂肪酸ジエタノールアミド、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセライド、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン脂肪酸エステル等が用いられる。
両性イオン界面活性剤としては、N−ラウリルジアミノエチルグリシン、N−ミリスチルジアミノエチルグリシン等のN−アルキルジアミノエチルグリシン、N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニウムベタイン、2−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリンベタインナトリウムN−アルキル−ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタイン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム等が挙げられる。
(D)界面活性剤としては、中でもラウリル硫酸ナトリウム等のアルキル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のポリエチレングリコール型の非イオン界面活性剤が好ましい。
(D)界面活性剤を配合する場合、その配合量は、口腔用組成物の全量に対して0.1〜10%が好ましく、0.2〜5%がより好ましい。
(E)アルコール
(E)アルコールとしては、特に制限はなく、通常口腔用組成物に配合される炭素数2〜5の一価アルコール又は多価アルコールが挙げられ、1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。アルコールとしては、例えば、エタノール、イソプロパノール、プロパノール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、2−メチル−2−プロパノール、1−ペンタノール、3−メチル−1−ブタノール、2−メチル−1−ブタノール、2,2−ジメチル−1−プロパノール、2−ペンタノール、3−メチル−2−ブタノール、3−ペンタノール、2−メチル−2−ブタノール等の一価アルコール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ペンタンジオール等の多価アルコールが挙げられる。
(E)アルコールを配合する場合、口腔用組成物によってその配合量は異なるが、口腔用組成物の全量に対して0.1〜50%が好ましく、0.2〜15%がより好ましい。
(D)界面活性剤及び(E)アルコールを配合する場合の総配合量は、口腔用組成物の全量に対して0.1〜50%が好ましく、0.5〜20%がより好ましい。
本発明の口腔用組成物は、固体、固形物、液体、液状、ゲル状、ペースト状、ガム等の各種形態にすることができ、練歯磨、液体歯磨、液状歯磨、潤製歯磨等の歯磨剤、洗口剤、マウスウォッシュ等の各種剤型に調製できる。中でも特に練歯磨として好適である。その製造法も剤型に応じた常法を採用することができ、また、その目的、組成物の剤型等に応じて、上記成分に加えてその他の成分として、さらに適宜な任意成分を配合することができる。具体的に歯磨剤の場合は、研磨剤、粘稠剤、粘結剤、甘味料、香料、着色剤、防腐剤、有効成分等を、本発明の効果を妨げない範囲で通常量で用いることができる。
具体的に歯磨剤の場合には、研磨剤として例えば沈降性シリカ、シリカゲル、アルミノシリケート、ジルコノシリケート等のシリカ系研磨剤、第2リン酸カルシウム2水和物及び無水和物、ピロリン酸カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、アルミナ、炭酸マグネシウム、第3リン酸マグネシウム、ゼオライト、ケイ酸ジルコニウム、合成樹脂系研磨剤等が好適に用いられる。これら研磨剤の配合量は、組成物全体の2〜40%、特に10〜30%が好ましい。
粘稠剤としては、グリセリン、ソルビット、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール200〜20000、キシリトール等の1種又は2種以上を配合することが可能である。これらの配合量は、組成物全体の5〜50%、特に15〜45%が好ましい。
粘結剤としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、アルギン酸ナトリウム、キサンタンガム、ポリアクリル酸ナトリウム、カーボポール、グアガム、モンモリロナイト、ゼラチン等の1種又は2種以上を配合することが可能である。粘結剤の配合量は、剤型により調整できるが、練歯磨には0.1〜5%、液体歯磨や洗口剤等の液体剤型には0〜5%配合することができる。
甘味剤としては、例えばサッカリンナトリウム、エリスリトール、キシリトール、ラクチトール、マルチトール、マンニトール、パラチノース、還元パラチノース(パラチニット)、ソーマチン、アスパルテーム、アセスルファムK、シクラメートナトリウム、ステビオサイド、ステビアエキス、パラメトキシシンナミックアルデヒド、ネオヘスベリジルジヒドロカルコン、ペリラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒド、トレハロース、パラチノース、パラチニット、大豆オリゴ糖、乳果オリゴ糖、キシロオリゴ糖、L−アスパルチル−L−フェニルアラニンメチルエステル、スクラロース、ラフィノース、メリビオース、グリチルリチン等の1種又は2種以上を、本発明の効果を妨げない範囲で配合可能である。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル、安息香酸、安息香酸塩等の1種又は2種以上を配合することが可能である。
また、通常口腔用組成物に配合できる種々の有機酸を使用でき、有機酸としては、例えば、クエン酸、イソクエン酸、リンゴ酸、酢酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、マレイン酸、フマル酸、アコニット酸、乳酸、酒石酸、ピルビン酸、アスコルビン酸、グリコール酸又はこれらの塩等を挙げることができる。これらの中では、特にクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、乳酸又はこれらの塩が好適であり、pH調整等のために1種又は2種以上を配合することが可能である。
薬用成分としては、塩化セチルピリジニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩化ベンゼトニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化デカリニウムに加えて、他の有効成分、例えばアズレンスルホン酸ナトリウム、ε−アミノカプロン酸、アラントイン、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、エピジヒドロコレステリン、ジヒドロコレステロール、塩化ナトリウム、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム、β−グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、トリクロサン、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、酢酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ゼオライト、ピロリン酸二水素二ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、無水ピロリン酸ナトリウム、リン酸一水素ナトリウム、リン酸三ナトリウム、ポリリン酸ナトリウム、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フッ化スズ、ポリエチレングリコール200、ポリエチレングリコール300、ポリエチレングリコール400、ポリエチレングリコール600、ポリエチレングリコール1000、ポリエチレングリコール1500、ポリエチレングリコール4000、ポリエチレングリコール6000、ポリエチレングリコール20000、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドンK25、ポリビニルピロリドンK30、ポリビニルピロリドンK90、塩化リゾチーム、銅クロロフィリンナトリウム、ヒノキチオール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル(8〜10E.O(エチレンオキサイドの付加モル数8〜10))、ラウロイルサルコシンナトリウム、トラネキサム酸、デキストラナーゼ、乳酸アルミニウム、硝酸カリウム、プロテアーゼ、グリセロリン酸カルシウム等を目的に応じて配合し得る。上記薬用成分の配合量は、本発明の効果を妨げない範囲で有効量とすることができる(配合量通常0.001〜5%)。
香料としては、アネトール、アニス油以外に、ペパーミント油、スペアミント油、ユーカリ油、ウィンターグリーン油、カシア油、クローブ油、タイム油、セージ油、レモン油、オレンジ油、ハッカ油、カルダモン油、コリアンダー油、マンダリン油、ライム油、ラベンダー油、ローズマリー油、ローレル油、カモミル油、キャラウェイ油、マジョラム油、ベイ油、レモングラス油、オリガナム油、パインニードル油、ネロリ油、ローズ油、ジャスミン油、グレープフルーツ油、スウィーティー油、柚油、イリスコンクリート、アブソリュートペパーミント、アブソリュートローズ、オレンジフラワー等の天然香料及び、これら天然香料の加工処理(前溜部カット、後溜部カット、分留、エッセンス化、粉末香料化等)した香料、及び、メントール、カルボン、シネオール、サリチル酸メチル、シンナミックアルデヒド、オイゲノール、3−l−メントキシプロパン−1,2−ジオール、チモール、リナロール、リナリールアセテート、リモネン、メントン、メンチルアセテート、N−置換−パラメンタン−3−カルボキサミド、ピネン、オクチルアルデヒド、シトラール、プレゴン、カルビールアセテート、アニスアルデヒド、エチルアセテート、エチルブチレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、メチルアンスラニレート、エチルメチルフェニルグリシデート、バニリン、ウンデカラクトン、ヘキサナール、ブタノール、イソアミルアルコール、ヘキセノール、ジメチルサルファイド、シクロテン、フルフラール、トリメチルピラジン、エチルラクテート、エチルチオアセテート等の単品香料、さらに、ストロベリーフレーバー、アップルフレーバー、バナナフレーバー、パイナップルフレーバー、グレープフレーバー、マンゴーフレーバー、バターフレーバー、ミルクフレーバー、フルーツミックスフレーバー、トロピカルフルーツフレーバー等の調合香料等、口腔用組成物に用いられる公知の香料素材を組み合わせて使用することができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、組成の「%」は質量%である。
[実施例1〜14、比較例1〜4]
下記表に示す組成を混合して得られた水溶液を、pH7.0に塩酸、水酸化ナトリウムにて調整した。得られた液について、下記評価を行った。結果を表中に併記する。
使用原料を下記に示す。表中は成分の純分量を示す。
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム:
29%水溶液:「ペリセアL−30」旭化成ケミカルズ株式会社
塩化セチルピリジニウム:「CPC(塩化セチルピリジニウム)」和光純薬工業株式会社
塩化ベンゼトニウム:「塩化ベンゼトニウム」和光純薬工業株式会社
アネトール:「アネトール」和光純薬工業株式会社
ラウリル硫酸ナトリウム:「ドデシル硫酸ナトリウム」和光純薬工業株式会社
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル・DL−ピロリドンカルボン酸塩:「CAE」味の素株式会社
グリセロリン酸カルシウム:「グリセロリン酸カルシウム」岩城製薬株式会社
<塩化セチルピリジニウムの歯牙表面への吸着実験>
歯牙表面のエナメル質の組成は無機質97%、有機質1%、水分2%であり、無機質の主成分はヒドロキシアパタイトといわれるリン酸カルシウムである。
歯牙のエナメル質のモデルとしてヒドロキシアパタイト粉末(三井東圧化学株式会社製HCA−100X:以下、HAと略す。)を、人のろ過唾液中に37℃、30分間浸漬したものを使用した。唾液中に浸漬することにより、HA表面に唾液ムコ蛋白質等を吸着させ、唾液に濡れた実際の歯牙エナメル質の状態に近似させた。
この唾液処理ヒドロキシアパタイト粉末100mgを試験管に取り、被試験液3mLを加え、37℃で30分間浸盪した。その後、蒸留水5mLですすぎ、抽出溶媒(50mMラウリル硫酸ナトリウム、40mMクエン酸緩衝液pH3.0/アセトニトリル=30/70)で抽出した。抽出液中の塩化セチルピリジニウム量を高速液体クロマトグラフィーで測定した。
高速液体クロマトグラフィーは40℃に保温したinertsil ODS−3(GLサイエンス株式会社製)を分離カラムとし、抽出溶媒を溶離液として使用した。高速液体クロマトグラフィー装置は株式会社島津製作所製のLC−20AD〔SPD−20A(検出器)〕を用い、流速は毎分1mLとした。
塩化セチルピリジニウムの検出は258nmの吸光度測定により行い、塩化セチルピリジニウム標準品で作成した検量線を用いて定量を行い、吸着前後の溶液の塩化セチルピリジニウム濃度から、歯牙モデル表面への塩化セチルピリジニウム吸着量を測定した。
抽出液中の塩化セチルピリジニウム量から、下記方法で塩化セチルピリジニウムのHA(歯牙表面)への吸着効果を判定した。ここで、塩化セチルピリジニウムの吸着量の単位はμg/HA100mgである。
<塩化セチルピリジニウム吸着効果の判定基準>
◎:塩化セチルピリジニウムの吸着量が500以上
○:塩化セチルピリジニウムの吸着量が250以上500未満
×:塩化セチルピリジニウムの吸着量が250未満
塩化セチルピリジニウムの吸着量が、250以上のものを好ましいと判定した。表中に実験結果を示す。
<塩化ベンゼトニウムの歯牙表面への吸着実験>
唾液処理ヒドロキシアパタイト粉末100mgを試験管に取り、被試験液3mLを加え、37℃で30分間浸盪した。その後、蒸留水5mLですすぎ、抽出溶媒(2g/Lラウリル硫酸ナトリウム、6mL/L酢酸を含む水/アセトニトリル/THF=4/4/2)で抽出した。抽出液中の塩化ベンゼトニウム量を高速液体クロマトグラフィーで測定した。
高速液体クロマトグラフィーは40℃に保温したPhenomenex Gemini−NX 5μ C−18(Phenomenex株式会社製)を分離カラムとし、抽出溶媒を溶離液として使用した。高速液体クロマトグラフィー装置は株式会社島津製作所製のLC−20AD〔SPD−20A(検出器)〕を用い、流速は毎分1mLとした。
塩化ベンゼトニウムの検出は272nmの吸光度測定により行い、塩化ベンゼトニウム標準品で作成した検量線を用いて定量を行い、吸着前後の溶液の塩化ベンゼトニウム濃度から、歯牙モデル表面への塩化ベンゼトニウム吸着量を測定した。
抽出液中の塩化ベンゼトニウム量から、下記方法で塩化ベンゼトニウムのHA(歯牙表面)への吸着効果を判定した。ここで、塩化ベンゼトニウムの吸着量の単位はμg/HA100mgである。
<塩化ベンゼトニウム吸着量の判定基準>
◎:塩化ベンゼトニウムの吸着量が100以上
○:塩化ベンゼトニウムの吸着量が80以上100未満
×:塩化ベンゼトニウムの吸着量が80未満
塩化ベンゼトニウムの吸着量が、80以上のものを好ましいと判定した。表中に実験結果を示す。
Figure 2014009197
Figure 2014009197
表1から、ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムを配合により、塩化セチルピリとジニウムは、ヒドロキシアパタイト粒子への吸着量が単独(比較例1,2)と比べて増加した。塩化セチルピリジニウムの吸着量は、ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムと塩化セチルピリジニウムの配合量比が2/5以上の範囲で、2倍以上の吸着量を示した。
表2から、ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムの配合により、塩化ベンゼトニウムの吸着量は単独(比較例3)と比べて増加した。塩化ベンゼトニウムの吸着量は、ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムと塩化ベンゼトニウムとの配合量比が、1/2以上の範囲で、1.8倍以上の吸着量を示した。
Figure 2014009197
表3から、さらに、アネトールを添加した実施例では塩化セチルピリジニウム吸着量、塩化ベンゼトニウム吸着量の増加を示した。
次に、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
〔実施例15〕練歯磨
組成 %
シリカ 20.0
プロピレングリコール 3.0
グリセリン 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.4
塩化セチルピリジニウム 0.05
グリセロリン酸カルシウム 0.5
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.76
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.5
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
フッ化ナトリウム 0.21
香料 0.8
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例16〕練歯磨
組成 %
水酸化アルミニウム 42.0
プロピレングリコール 3.0
70%ソルビット 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2
塩酸クロルヘキシジン 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.05
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.02
香料 1.0
アネトール 0.1
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例17〕練歯磨
組成 %
重質炭酸カルシウム 25.0
プロピレングリコール 3.0
70%ソルビット 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2
グルコン酸クロルヘキシジン 0.1
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.3
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.2
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.02
香料 1.0
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例18〕練歯磨
組成 %
シリカ 15.0
プロピレングリコール 3.0
70%ソルビット 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2
塩化ベンゼトニウム 0.05
フッ化ナトリウム 0.21
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 1.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.02
香料 1.0
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例19〕練歯磨
組成 %
第二リン酸カルシウム 40.0
プロピレングリコール 3.0
70%ソルビット 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2
塩化ベンザルコニウム 0.05
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.35
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.02
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
ブチルパラベン 0.02
香料 1.0
アネトール 0.3
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例20〕練歯磨
組成 %
シリカ 20.0
プロピレングリコール 3.0
グリセリン 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.4
塩化デカリニウム 0.05
グリセロリン酸カルシウム 0.5
フッ化ナトリウム 0.32
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.02
エリスリトール 2.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.8
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例21〕練歯磨
組成 %
シリカ 20.0
プロピレングリコール 3.0
グリセリン 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.4
塩化セチルピリジニウム 0.01
グリセロリン酸カルシウム 0.5
フッ化ナトリウム 0.32
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.02
エリスリトール 2.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.8
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例22〕練歯磨
組成 %
シリカ 20.0
プロピレングリコール 3.0
グリセリン 25.0
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.4
塩化セチルピリジニウム 0.05
グリセロリン酸カルシウム 0.5
フッ化ナトリウム 0.32
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.01
エリスリトール 2.0
ラウリル硫酸ナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.1
メチルパラベン 0.1
香料 0.8
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例23〕洗口剤
組成 %
グリセリン 5.0
エタノール 8.0
塩化セチルピリジニウム 0.02
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.2
モノフルオロリン酸ナトリウム 1.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.8
クエン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.3
安息香酸ナトリウム 0.5
香料 0.2
アネトール 0.2
精製水 残部
計 100.0%
〔実施例24〕口中清涼剤
組成 %
グリセリン 13.0
エタノール 40.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 3.0
塩化セチルピリジニウム 0.1
ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウム 0.03
還元パラチノース 1.5
キシリトール 2.0
クエン酸ナトリウム 0.1
クエン酸 0.03
香料 0.4
精製水 残部
計 100.0%
これら実施例の口腔用組成物は、いずれもカチオン性殺菌剤の歯牙表面への吸着性に優れ、歯垢形成を抑制し、う蝕予防、歯周病の症状改善や予防に有効である。

Claims (4)

  1. (A)カチオン性殺菌剤と、(B)ジラウロイルグルタミン酸リジンナトリウムとを含有する口腔用組成物。
  2. (A)カチオン性殺菌剤が塩化セチルピリジニウムであり、(B)成分との配合質量比:(B)/(A)が、1/5以上であることを特徴とする請求項1記載の口腔用組成物。
  3. (A)カチオン性殺菌剤が塩化ベンゼトニウムであり、(B)成分との配合質量比:(B)/(A)が、1/10以上であることを特徴とする請求項1記載の口腔用組成物。
  4. さらに、(C)アネトールと、(D)(B)成分以外の界面活性剤及び/又は(E)アルコールとを含有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の口腔用組成物。
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