JP2013539466A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 以下のものを含む農業用組成物：
   農学的に許容される担体；および
   以下の式（Ｉ）の抗菌性化合物、その塩、誘導体、互変異性体、立体異性体、水和物または溶媒和物
   

   

   （式中、Ｒは、以下のものからなる群から選択される：
   Ｃ−β−Ｄ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β―Ｌ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｌ−ガラクトフラノースおよびＣ−β−Ｌ−ガラクトフラノース。）
2. 以下のものを含む、微生物感染の治療のための医薬組成物：
   薬学的に許容される担体または希釈剤；および
   以下の式（Ｉ）の抗菌性化合物、その塩、誘導体、互変異性体、立体異性体、水和物または溶媒和物
   

   

   （式中、Ｒは、以下のものからなる群から選択される：
   Ｃ−β−Ｄ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β―Ｌ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｌ−ガラクトフラノースおよびＣ−β−Ｌ−ガラクトフラノース。）
3. 前記組成物が粉末形態である、請求項１または請求項２に記載の組成物。
4. 請求項１または請求項２に記載の組成物を含む抗菌溶液。
5. 植物またはその植物部分における微生物感染の治療のための組成物の製造における、以下の式（Ｉ）の化合物、その塩、誘導体、互変異性体、立体異性体、水和物または溶媒和物の使用：
   

   

   （式中、Ｒは、以下のものからなる群から選択される：
   Ｃ−β−Ｄ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β―Ｌ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｌ−ガラクトフラノースおよびＣ−β−Ｌ−ガラクトフラノース。）
6. 前記微生物感染が真菌感染である、請求項５に記載の使用。
7. 前記植物部分が果実作物の植物または野菜作物の植物である、請求項５または請求項６に記載の使用。
8. 動物またはその動物部分における微生物感染の治療のための薬剤の製造における、以下の式（Ｉ）の化合物、その塩、誘導体、互変異性体、立体異性体、水和物または溶媒和物の使用：
   

   

   （式中、Ｒは、以下のものからなる群から選択される：
   Ｃ−β−Ｄ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β―Ｌ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｌ−ガラクトフラノースおよびＣ−β−Ｌ−ガラクトフラノース。）
9. 前記動物がヒトである、請求項８に記載の使用。
10. 以下のステップを含む、植物またはその植物部分における微生物感染を防止するか、除去するか、または抑制する方法：
    以下の式（Ｉ）の化合物、その農学的に許容される塩、誘導体、互変異性体、立体異性体、水和物または溶媒和物を含む治療有効量の組成物を、前記植物もしくはその植物部分に適用するステップ
    

    

    （式中、Ｒは、以下のものからなる群から選択される：
    Ｃ−β−Ｄ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β−Ｄ−ガラクトフラノース、Ｃ−β―Ｌ−ガラクトピラノース、Ｃ−α−Ｌ−ガラクトフラノースおよびＣ−β−Ｌ−ガラクトフラノース。）
11. 前記方法が以下のステップも含む、請求項１０に記載の方法：
    ボトリチス属またはレカニシリウムの増殖を防止するか、または抑制するために、治療有効量の前記組成物を、前記植物もしくはその植物部分に適用するステップ。
12. 前記植物部分が果実または野菜である、請求項１１に記載の方法。
13. 微生物感染を防止するか、治療するか、または寛解させる方法であって、かかる防止、治療もしくは寛解を必要としている対象に、請求項１もしくは請求項２に記載の組成物、または請求項４に記載の抗菌溶液を投与することを含む方法。
14. 前記対象が非ヒト動物対象である、請求項１３に記載の方法。
15. 前記投与が、前記組成物の局所投与を含む、請求項１３または請求項１４に記載の方法。