JP2013524813A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 喫煙具または無煙タバコ組成物に使用するためのタバコ組成物であって、
   タバコ材料と、
   タバコ属の種の種子に由来する種子成分と、
   を含み、
   前記種子成分は、化学的に変換したタバコ属の種の種子に由来する種子単離物であり、
   前記種子単離物は、水素付加、酸／塩基反応、加水分解、酵素処理およびこれらの組み合わせからなる群から選択される処理に供した種子単離物である、タバコ組成物。
2. 前記化学的に変換した種子単離物が、エステル化、エステル交換、異性体転換、アセタール形成、アセタール分解およびこれらの組み合わせからなる群から選択される工程に供した種子単離物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
3. 前記種子成分が、種子から搾り出した脂質を含む種子単離物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
4. 前記種子成分が、種子材料からの抽出物の形態の種子単離物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
5. 前記抽出物が、極性溶媒、非極性有機溶媒または超臨界流体を使用して溶媒抽出により形成される、請求項４に記載のタバコ組成物。
6. 前記化学的に変換した種子単離物が、水素付加したタバコ属の種の種子から単離した脂質組成物、酵素処理した種子単離物、または酵素処理した種子材料からの抽出物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
7. 前記種子成分が、溶媒抽出、クロマトグラフィー、蒸留、濾過、冷間圧縮、再結晶、溶媒−溶媒分配およびこれらの組み合わせからなる群から選択される分離工程を使用して形成される種子単離物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
8. 前記種子成分が、種子材料を圧縮してそこから脂質を除去した後に残っている種子残渣または種子材料の溶媒抽出後に残っている不溶性種子残渣の形態の種子単離物である、請求項１に記載のタバコ組成物。
9. 内部ペイロードを含む１種以上のカプセルをさらに含み、前記種子成分が、前記内部ペイロード中に含まれる種子単離物である、請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物。
10. 前記種子成分が、ケーシング配合物またはトップドレッシングの形態で前記タバコ材料に適用される、請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物。
11. 前記タバコ材料が、再構成タバコ材料である、請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物。
12. 前記タバコ組成物中の種子成分の量が、５ｐｐｍと前記タバコ材料の総乾燥重量基準で５重量％との間である、請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物。
13. 請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物を含む喫煙具。
14. 請求項１〜８のいずれか一項に記載のタバコ組成物を含む無煙タバコ製品。
15. タバコ組成物に添加するためのタバコ属の種の種子に由来する種子単離物を調製する方法であって、
    収穫した種子またはその一部を、冷間圧縮、溶媒抽出、クロマトグラフィー、蒸留、濾過、再結晶、溶媒−溶媒分配またはこれらの組み合わせに供することにより、タバコ属の種の収穫した種子の成分を単離して、種子単離物を形成するステップと；
    前記単離ステップの前に前記収穫した種子を化学的に変換するまたは前記単離ステップの後に前記種子単離物を化学的に変換するステップであって、前記化学的に変換するステップは、水素付加、酸／塩基反応、加水分解、酵素処理またはこれらの組み合わせからなる群から選択される処理であるステップと
    を含む、方法。
16. 喫煙具または無煙タバコ組成物に使用するのに適したタバコ組成物に化学的に変換した種子単離物を添加するステップをさらに含む、請求項１５に記載の方法。
17. 前記単離ステップが、前記収穫した種子から脂質を搾り出して脂質含有種子単離物を形成するために、溶媒を使用した前記収穫した種子またはその一部の溶媒抽出あるいは前記収穫した種子またはその一部を冷間圧縮するステップを含む、請求項１５に記載の方法。
18. 前記化学的に変換するステップが、前記脂質含有種子単離物中の脂質の飽和度を変えるために、前記脂質含有種子単離物を水素付加に供するステップを含む、請求項１７に記載の方法。
19. 前記化学的に変換するステップが、前記収穫した種子またはその一部を酵素処理に供して酵素処理した種子材料を形成するステップを含み、前記単離ステップが、前記酵素処理した種子材料を溶媒抽出に供して化学的に変換した種子単離物を形成するステップを含む、請求項１５に記載の方法。
20. 前記化学的に変換するステップが、収穫した種子またはその一部を凍結して凍結種子材料を形成するステップと、前記凍結種子を粒子形態に加工するステップと、前記粒子状種子材料を酵素処理に供して前記粒子状種子材料を化学的に変化させるステップとを含み、前記単離ステップが、溶媒で前記粒子状種子材料を抽出して化学的に変換した種子単離物を製造するステップを含む、請求項１５に記載の方法。
21. 前記化学的に変換するステップが、ヒドロリアーゼ、グリコシダーゼまたはグルコシダーゼによる、前記収穫した種子またはその一部の酵素処理を含む、請求項１５に記載の方法。
22. 前記単離ステップの前に、前記収穫した種子またはその一部を、冷蔵、凍結、凍結乾燥、放射線照射、黄化、脱水、乾燥および調理からなる群から選択される処理に供するステップをさらに含む、請求項１５に記載の方法。