JP2013503926A - 配合物及びその使用 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、
a)分散性を有し、ポリエーテル側鎖を有する分岐鎖コームポリマーを少なくとも含有する化合物、ナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「BNS」)及びメラミンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「MSF」)からなる群より選択される、少なくとも1つの成分と、
b)下記:
(I)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つの構造単位及び少なくとも1つのポリエーテル側鎖、並びに
(II)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つのリン酸塩化構造単位、並びに
(III)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つの構造単位
を含有する重縮合物と
を含有する配合物であって、
構造単位(II)と構造単位(III)が、構造単位(II)のOP(OH)2基が構造単位(III)においてHに代わっている点においてのみ異なっており、構造単位(III)が構造単位(I)と同じではなく、配合物が、水硬結合剤、好ましくは硫酸カルシウム結合剤系含有組成物用の混合物として適している
前記配合物に関する。
本発明の配合物の成分a)は、分散性を有し、ポリエーテル側鎖を有する分岐鎖コームポリマーを少なくとも含有する化合物、ナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「BNS」)及びメラミンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「MSF」)からなる群より選択される。
本発明の意味において成分a1)として適しているそのようなポリエーテル含有コポリマーは、WO2006/133933A2において以前に記載されている。これらのコポリマーは、第1モノマー成分が、オレフィン性不飽和モノカルボン酸コモノマー又はそのエステル若しくは塩、並びに/又はオレフィン性不飽和スルホン酸コモノマー若しくはその塩であり、第2モノマー成分が、一般式(I):
R2は、H又はC原子1〜5個の脂肪族炭化水素残基を表し、R3は、非置換又は置換アリール残基、好ましくはフェニルであり、R4は、H又はC原子1〜20個の脂肪族炭化水素残基、C原子5〜8個の脂環式炭化水素残基、C原子6〜14個の置換アリール残基又は下記:
ここで、R5及びR7は、それぞれ、アルキル、アリール、アラルキル又はアルカリール残基を表し、
R6は、アルキリデン、アリーリデン、アラルキリデン又はアルカリーリデン残基を表し、
pは、0、1、2、3又は4であり、
m、nは、互いに独立して、2、3、4又は5を意味し、
x及びyは、互いに独立して、整数≦350を示し、
そして
zは、0〜200である〕
のコモノマーである、2つのモノマー成分からなる。
追加的に、モノマー(b)として、一般式(III):
本発明の文脈において、成分a2)は、以下のモノマーの少なくとも1つから作製されるコポリマーでありうる:
A)加水分解性残基を含有するエチレン性不飽和モノマー、
B)鎖長さが1〜30単位の少なくとも1つのC2〜C4オキシアルキレン側基を有するエチレン性不飽和モノマー、
C)鎖長さが31〜350単位の少なくとも1つのC2〜C4オキシアルキレン側基を有するエチレン性不飽和モノマー。
成分a)に関して詳細に記載したばかりの2つの修飾、すなわちポリカルボン酸エーテル及びポリカルボン酸エステルとしての形態に加えて、本発明はコームポリマーa)の第3の修飾も含み、これは非イオン性(非荷電)コポリマーa3)である。ここで、一般式(IV)の代表例が好ましく、
スルホン酸基含有sトリアジン又はナフタレン−ホルムアルデヒド縮合物は、従来技術の文書において広範囲に開示されており、コンクリートのようなセメントに基づいた系のための減水剤又は可塑剤として頻繁に使用されている。
現在の技術について既に考察したように、分散剤の形態の混合物は、加工性、すなわち混練性、塗布性、噴霧性、ポンプ圧送性又は流動性を改善するために、水性スラリー又は粘土、ケイ酸塩粉末、白亜、カーボンブラック、砕石及び水硬結合剤のような紛状無機若しくは有機物質に添加される。そのような混合物は、固体集塊の形成を防止し、既に存在する及び水和により新たに形成された粒子を分散することができ、このようにして加工性を改善する。この効果は、セメント、石灰、石膏、半水和物又は硬石膏のような水硬結合剤を含有する建設材料混合物の製造を特に目的として利用される。
(I)芳香族又は芳香族複素環及びポリエーテル側鎖を有する少なくとも1つの構造単位と、
(II)芳香族又は芳香族複素環を有する少なくとも1つのリン酸塩化構造単位と、
(III)芳香族又は芳香族複素環を有する少なくとも1つの構造単位と
を含有し、
構造単位(II)及び構造単位(III)が、構造単位(II)のOP(OH)2基が構造単位(III)のHに代わっている点においてのみ異なっており、構造単位(III)が構造単位(I)と同じではない
重縮合体により達成される。
Aは、同一又は異なって、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の芳香族又は芳香族複素環式化合物により表され、
Bは、同一又は異なって、N、NH又はOにより表され、
BがNの場合、nは2であり、BがNH又はOである場合、nは1であり、
R1及びR2は、互いに独立して、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
aは、同一又は異なって、1〜300の整数により表され、
Xは、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
式中、
Dは、同一又は異なって、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の芳香族複素環式化合物により表され、
Eは、同一又は異なって、N、NH又はOにより表され、
EがNの場合、mは2であり、EがNH又はOの場合、mは1であり、
R3及びR4は、互いに独立して、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
bは、同一又は異なって、0〜300の整数により表され、
Mは、互いに独立して、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオン及び/又はHであり、
cは、1であるか又はアルカリ土類金属イオンの場合では、1/2である。
Yは、互いに独立して、同一又は異なって、重縮合物の(VII)、(VIII)、(IX)又更なる構成成分により表され、
R5は、同一又は異なって、H、CH3、COOMc又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは芳香族複素環式化合物により表され、
R6は、同一又は異なって、H、CH3、COOMc又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは芳香族複素環式化合物により表される〕
によって表される。
(Ia)ポリエーテル側鎖及び芳香族又は芳香族複素環を有するモノマーと、
(IIIa)芳香族又は芳香族複素環単位を有するモノマー((IIIa)が反応の際に部分的にリン酸塩化し、モノマー(IIa)及び/又は重縮合物の構造単位(IIa)を形成する)と、
(IVa)アルデヒド基及びリン酸塩化剤を有するモノマーと
を含有し、
構造単位(IIIa)は構造単位(Ia)と同じではない。
−モノマー(Ia):
式(VIIa)
Aは、同一又は異なって、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の芳香族又は芳香族複素環式化合物により表され、
Bは、同一又は異なって、N、NH又はOにより表され、
BがNの場合、nは2であり、BがNH又はOである場合、nは1であり、
R1及びR2は、互いに独立して、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
aは、同一又は異なって、1〜300の整数により表され、
Xは、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
−モノマー(IIa):
式(VIIIa)
Dは、同一又は異なって、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の芳香族複素環式化合物により表され、
Eは、同一又は異なって、N、NH又はOにより表され、
EがNの場合、mは2であり、EがNH又はOの場合、mは1であり、
R3及びR4は、互いに独立して、同一又は異なって、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
bは、同一又は異なって、0〜300の整数により表され、
−モノマー(IVa):
式(Xa)
R7は、同一又は異なって、H、CH3、COOH及び/又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは芳香族複素環式化合物により表され、
R8は、同一又は異なって、H、CH3、COOH及び/又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは芳香族複素環式化合物により表される。
特定の実施態様において、請求配合物は、成分a)及びb)に加えて少なくとも1つの消泡剤c)及び/又は表面活性効果を有する成分d)を含有し、成分c)及びd)は、構造的に互いに異なっている。
a CaO、SiO2、b Al2O3、c H2O、d X、e W
Xは、アルカリ金属である。
Wは、アルカリ土類金属である。
0≦b≦1 好ましくは 0≦b≦0.1
1≦c≦6 好ましくは 1≦c≦6.0
0≦d≦1 好ましくは 0≦d≦0.4
0≦e≦2 好ましくは 0≦e≦0.1
i)0.01〜75、好ましくは0.01〜5質量%の水溶性カルシウム化合物、
ii)0.01〜75、好ましくは0.01〜5質量%の水溶性ケイ酸塩化合物、
iii)0.001〜60、好ましくは0.1〜15質量%の、水硬化性結合剤用の可塑剤として適した水溶性コームポリマー(好ましくは、成分a)及び/又はb))、
iv)24〜99、好ましくは90〜99質量%の水。
配合物それ自体の他に、配合物の使用方法は、本発明の更なる実施態様を記述する。
1.コーム分岐鎖重縮合物(成分b)の調製
実施例1.1
撹拌機及び加熱マントルを備えた反応器に、600部のポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)、47.2部の濃メタンスルホン酸、12部の水、110部のα−フェニル−ω−ヒドロキシポリ(オキシ−1,2−エタンジイル)ホスフェート(平均分子量368g/mol)及び14.7部のパラホルムアルデヒドを充填する。この反応混合物を115℃で3時間撹拌する。冷却後、830部の水を加え、反応混合物を50%水酸化ナトリウム溶液で中和して、6.5〜7のpH値にする。樹脂は、固体濃度が40質量%の明黄色で明澄なポリマー水溶性である。ポリマー分散剤の撹拌した溶液(500rpm)に、消泡剤及び界面活性剤を周囲温度(25℃)で加える。第2表に示されている材料の量は、溶液の質量パーセントである。
撹拌機及び加熱マントルを備えた反応器に、26部のポリリン酸を充填し、90℃に加熱する。15分以内に、44.2部の2−フェノキシエタノールを反応器に投入する。1時間後、400部のポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)、31.4部の濃メタンスルホン酸、20部の水及び12.6部のパラホルムアルデヒドを加える。この反応混合物を105℃で6時間撹拌する。冷却後、550部の水を加え、反応混合物を50%水酸化ナトリウム溶液で中和して、6.5〜7のpH値にする。樹脂は、固体濃度が40質量%の明褐色で明澄なポリマー水溶性である。ポリマー分散剤の撹拌した溶液(500rpm)に、消泡剤及び界面活性剤を周囲温度(25℃)で加える。第2表に示されている材料の量は、溶液の質量パーセントである。
撹拌機及び加熱マントルを備えた反応器に、51.6部のポリリン酸を充填し、90℃に加熱する。15分以内に、90部の2−フェノキシエタノールを反応器に投入する。1時間後、322部のポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量5000g/mol)、300部のポリ(エチレンオキシド)モノフェニルエーテル(平均分子量2000g/mol)、42.1部の濃メタンスルホン酸、16.8部の水及び28.5部のパラホルムアルデヒドを加える。この反応混合物を105℃で6時間撹拌する。冷却後、800部の水を加え、反応混合物を50%水酸化ナトリウム溶液で中和して、6.5〜7のpH値にする。樹脂は、固体濃度が40質量%の明褐色で明澄なポリマー水溶性である。ポリマー分散剤の撹拌した溶液(500rpm)に、消泡剤及び界面活性剤を周囲温度(25℃)で加える。第2表に示されている材料の量は、溶液の質量パーセントである。
実施例E1からE20まで(第1表及び第2表を参照)は、重縮合物成分b)と当量(質量%)の分散剤a)とを混合することにより調製した。Melflux PCE 239L 35% N.D.、Melflux 2500L 45% N.D.、Melflux 2453L 44% N.D.、VP2661/493L 40% N.D.、Melflux 2424L 50% N.D.、Melflux AP 120L 40%及びSokalan DS5009Xは、BASF Construction Polymers GmbH(ドイツ)から入手可能なポリカルボン酸エーテル分散体である。Melcrete 500Lは、BASF Construction Polymers GmbHから入手可能なナフタレンスルホネート分散剤(BNS)である。Melment L 15Gは、BASF Construction Polymers GmbHから入手可能なメラミンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(MFS)である。非イオン性ポリマーN1及びN2は、セメント組成物の流動性を維持することができ、依然として未公開の米国特許出願第12/477637号に従って合成される。
以下の混合物(試験溶液)において、消泡剤A1は、Pluriol(登録商標)P2000として市販されているポリプロピレングリコールであり、消泡剤A2は、Degressal(登録商標)SD23として市販されているアルコキシル化アルコールであり、消泡剤A3は、Degressal(登録商標)SD30として市販されているカルボン酸エステルであり、全てBASF SE(ドイツ、ルートヴィクスハーフェン)のものである。界面活性剤S1は、BASF SE(ドイツ、ルートヴィクスハーフェン)からLutensol(登録商標)T06として市販されているエトキシル化オキソアルコールであった。界面活性剤S2(成分a)は、EP0306449A2に従って合成したスチレン/マレイン酸コポリマーである。
分散剤溶液の粘度を、25℃で毛管粘度計を用いて測定した。溶液は、第1表及び第3表で示したように、25質量%のBNS溶液と25質量%の分散剤溶液とを混合することにより調製した。
指針処方:
アルファ半水和物 300g
砂(0〜0.2mm) 350g
石灰岩充填剤 150g
クエン酸 0.10g
Starvis 3003F 0.32g
水 174.6g
混合物(高流動化剤) 0.15質量%(固形分の質量)
混合手順及び測定:
液体混合物及び水の必要量を計量して混合カップに入れた。その後、合わせた固体をカップに加え、調理用ミキサーによりレベル2で60秒間混合した。流動値を60秒後にVicatリングにより測定した。
混合手順及び測定:
液体混合物の必要量を計量して混合カップに入れ、水を、第4表に示されている水対スタッコ比に達するまで加えた。促進剤と一緒にしたスタッコ(多様な供給源から400g)を篩にかけて15秒以内に水に入れ、その後、Hobart(登録商標)ミキサーにより高速(285rpm)で15秒間混合する。60秒後、流動値をシリンダー(高さ:10cm、直径:5cm)で測定した。凝固時間は、いわゆるナイフカット試験により決定した。
モルタル試験系における経時的な減水及び延展値の変化
混合手順及び測定:
600gのセメント粉末をRILEM−Mixerで均質化する。第9表に示されている水対セメント比に達するのに必要量の水を加え、140rpm(レベルI)で30秒間混合する。撹拌の際に漏斗を介して砂を加え、140rpm(レベルI)で30秒間混合する。容器の縁を清浄にして、必要量の液体混合物を、1.5分間の混合中断の後に加える。混合を285rpm(レベルII)で60秒間続け、その後、流動値(延展値)をDIN EN 1015−3に従ってHaegermannシリンダーにより決定する。
Claims (87)
- a)分散性を有し、ポリエーテル側鎖を有する分岐鎖コームポリマーを少なくとも含有する化合物、ナフタレンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「BNS」)及びメラミンスルホネート−ホルムアルデヒド縮合物(「MSF」)からなる一連の化合物から選択される、少なくとも1つの成分と、
b)下記:
(I)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つの構造単位及び少なくとも1つのポリエーテル側鎖、並びに
(II)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つのリン酸化構造単位、並びに
(III)芳香族又は複素環式芳香族のサブユニットを有する少なくとも1つの構造単位
を含有する重縮合物と
を含有し、
構造単位(II)及び構造単位(III)は、構造単位(II)のOP(OH)2基が構造単位(III)のHと置き換わっている点においてのみ異なっており、構造単位(III)は構造単位(I)と同じではない
配合物。 - 成分a)がポリカルボン酸エーテルa1)、ポリカルボン酸エステルa2)、非荷電コポリマーa3)又はこれらの混合物であることを特徴とする、請求項1記載の配合物。
- 成分a)が、
1)少なくとも1つのオレフィン性不飽和モノカルボン酸コモノマー又はそのエステル若しくは塩、並びに/又はオレフィン性不飽和スルホン酸コモノマー又はその塩と、
2)一般式(I):
R2は、H又は1〜5個のC原子を有する脂肪族炭化水素基を表し、R3は、非置換又は置換されたアリール基、好ましくはフェニルであり、R4は、H又は1〜20個のC原子を有する脂肪族炭化水素基、5〜8個のC原子を有する脂環式炭化水素基、6〜14個のC原子を有する置換アリール基若しくは下記:
ここで、R5及びR7は、それぞれ、アルキル、アリール、アラルキル又はアルカリール基を表し、
R6は、アルキリデン、アリーリデン、アラルキリデン又はアルカリーリデン基を表し、
pは、0、1、2、3又は4であり、
m、nは、互いに独立して、2、3、4又は5を示し、
x及びyは、互いに独立して、整数≦350を示し、そして
zは、0〜200である〕
の少なくとも1つのコモノマーと
からなるコポリマーa1)であり、
(I)コポリマーa1)において、成分1)及び2)を表すコモノマー単位が、それぞれの場合において、内部分子の差を有さず、並びに/又は(II)コポリマーa1)が、成分1)及び2)のポリマー混合物を表し、この場合、コモノマー単位が、基R1及び/若しくはR2及び/若しくはR3及び/若しくはR4及び/若しくはR5及び/若しくはR6及び/若しくはR7及び/若しくはm及び/若しくはn及び/若しくはx及び/若しくはy及び/若しくはzに関して内部分子の差を有し、考察される差が、特に組成及び側鎖の長さに関する
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の配合物。 - コポリマーa1)が、コモノマー成分1)を30〜99mol%の割合で含有し、コモノマー成分2)を70〜1mol%の割合で含有することを特徴とする、請求項3記載の配合物。
- コポリマーa1)が、コモノマー成分1)を40〜90mol%の割合で含有し、コモノマー成分2)を60〜10mol%の割合で含有することを特徴とする、請求項3又は4に記載の配合物。
- コモノマー成分1)がアクリル酸又はその塩を表し、コモノマー成分2)が、p=0又は1の場合、ビニル又はアリル基を含有し、R1としてポリエーテルを含有することを特徴とする、請求項3から5までのいずれか1項に記載の配合物。
- コモノマー成分1)が、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イソクロトン酸、アリルスルホン酸、ビニルスルホン酸、並びにこれらの適切な塩及びこれらのアルキルエステル又はヒドロキシアルキルエステルからなる群より生じることを特徴とする、請求項3から6までのいずれか1項に記載の配合物。
- コポリマーa1)が、追加の構造基を共重合形態で有することを特徴とする、請求項3から7までのいずれか1項に記載の配合物。
- 追加の構造基が、スチレン、アクリルアミド及び/又は疎水性化合物であり、エステル構造単位、ポリプロピレンオキシド及びポリプロピレンオキシド/ポリエチレンオキシド単位が特に好ましいことを特徴とする、請求項8記載の配合物。
- コポリマーa1)が、追加の構造基を5mol%まで、好ましくは0.05〜3.0mol%、特に0.1〜1.0mol%の割合で含有することを特徴とする、請求項8又は9に記載の配合物。
- 式(1)が、アリル基又はビニル基を含有するポリエーテルを表すことを特徴とする、請求項3から10までのいずれか1項に記載の配合物。
- ポリカルボン酸エステルa2)が、カルボン酸モノマー型の代表例を主要成分として含有するモノマー混合物(I)の重合により製造されうるポリマーであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の配合物。
- ポリカルボン酸エステルa2)が、消泡剤、脱泡剤又は界面活性剤であることを特徴とする、請求項12記載の配合物。
- モノマー混合物(I)が、一般式(II):
追加的に、モノマー(b)として、一般式(III):
- モノマー(a)が5〜98質量%の量、モノマー(b)が2〜95質量%の量、モノマー(c)が50質量%までの量で、モノマー混合物(I)において存在し、モノマー(a)、(b)及び(c)のそれぞれの量が合計で100質量%になることを特徴とする、請求項14記載の配合物。
- モノマー(a)が、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ポリエチレングルコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシポリエチレングリコールポリプロピレングリコールポリブチレングリコールモノ(メタ)アクリレート又はこれらの混合物であることを特徴とする、請求項12及び14又は15に記載の配合物。
- モノマー(b)が、アクリル酸、メタクリル酸、一価金属塩、二価金属塩、アンモニウム塩及びこれらの有機アミン塩、並びにこれらの混合物からなる群より選択される代表例であることを特徴とする、請求項12及び14から16までのいずれか1項に記載の配合物。
- モノマー(c)が、1〜20個の炭素原子を有する脂肪族アルコールと不飽和カルボン酸とのエステルの少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項12及び14から17までのいずれか1項に記載の配合物。
- 不飽和カルボン酸が、マレイン酸、フマル酸、シトラコン酸、(メタ)アクリル酸又は一価金属塩、二価金属塩、アンモニウム塩若しくはこれらの有機アミン塩であることを特徴とする、請求項18記載の配合物。
- マレイン酸、フマル酸又はシトラコン酸のような不飽和ジカルボン酸と、脂肪族C1〜C20アルコール、C2〜C4グリコール又は(アルコキシ)ポリアルキレングルコールとのモノエステル又はジエステルが存在することを特徴とする、請求項18記載の配合物。
- 成分a2)が、以下のモノマー:
A)加水分解性基を含むエチレン性不飽和モノマー(この加水分解性モノマーは配合物を含む最終組成物の少なくとも1つの成分のために活性結合部位を有する);
B)鎖長さが1〜30単位の少なくとも1つのC2〜C4オキシアルキレン側基を有するエチレン性不飽和モノマー;
C)鎖長さが31〜350単位の少なくとも1つのC2〜C4オキシアルキレン側基を有するエチレン性不飽和モノマー
の少なくとも1つに基づいているコポリマーであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の配合物。 - 成分B)及びC)がコポリマーa2)において同時に表されることを特徴とする、請求項21記載の配合物。
- 成分A)のエチレン性不飽和モノマーが、少なくとも1つの無水物若しくはイミド及び/又は少なくとも1つの無水マレイン酸若しくはマレイミドを含むことを特徴とする、請求項21又は22に記載の配合物。
- 成分A)のエチレン性不飽和モノマーが、加水分解性基を含有するエステル官能基を有するアクリレートを含むことを特徴とする、請求項21から23までのいずれか1項に記載の配合物。
- エステル官能基が、少なくとも1つのヒドロキシプロピル基又はヒドロキシエチル基であることを特徴とする、請求項24記載の配合物。
- 成分A)のコポリマーa2)が、加水分解性基を持つ2つ以上のエチレン性不飽和モノマーを有することを特徴とする、請求項21から25までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分A)のエチレン性不飽和モノマーが、基として、少なくとも2つ以上のエチレン性不飽和モノマーの代表例、少なくとも1つの加水分解性基の代表例又はこの2つの混合物を有することを特徴とする、請求項26記載の配合物。
- 加水分解性基が、少なくとも1つのC2〜C20アルコール官能基を有することを特徴とする、請求項26又は27に記載の配合物。
- 加水分解性基が、少なくとも1つのC1〜C20アルキルエステル、C1〜C20アミノアルキルエステル又はアミドであることを特徴とする、請求項26から28までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分B)又はC)の少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーが、C2〜C8アルキルエーテル基を有することを特徴とする、請求項21から29までのいずれか1項に記載の配合物。
- エチレン性不飽和モノマーが、ビニル基、アリル基又は(メチル)アリルエーテル基を有するか又は不飽和C2〜C8アルコールから誘導されることを特徴とする、請求項30記載の配合物。
- 不飽和C2〜C8アルコールが、ビニルアルコール、(メタ)アリルアルコール、イソプレノール又はメチルブテノールからなる一連の少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項31記載の配合物。
- 成分B)又はC)のエチレン性不飽和モノマー側基が、少なくとも1つのC4オキシアルキレン単位を有することを特徴とする、請求項21から32までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分B)又はC)の少なくとも1つのエチレン性不飽和モノマーが、特に加水分解性であるC2〜C8カルボン酸エステルを有することを特徴とする、請求項21から33までのいずれか1項に記載の配合物。
- オキシアルキレン側基が、少なくとも1つのエチレンオキシド、1つのプロピレンオキシド、1つのポリエチレンオキシド、1つのポリプロピレンオキシド又はこれらの混合物を有することを特徴とする、請求項21から34までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分C)のコポリマーa2)が、少なくとも1つの非イオン性及び/又は1つの非加水分解性モノマー基又はこれらの混合物を有することを特徴とする、請求項21から35までのいずれか1項に記載の配合物。
- 非イオン性コポリマーa3)が、一般式(IV):
- 加水分解性基が、アルキルエステル、アミノアルキルエステル、ヒドロキシルアルキルエステル、アミノヒドロキシアルキルエステル又はアミドからなる一連の少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項38記載の配合物。
- pが4であり、R4がC2H4OH又はC3H6OHを示し、基R5がそれぞれHを表し、mが5〜30であり、nが31〜250であり、wが1.5〜30であり、yが0〜1であり、zが0〜1であり、そして(y+z)が>0であることを特徴とする、請求項40記載の配合物。
- w対合計(y+z)のモル比が、1:1〜20:1、好ましくは2:1〜12:1であることを特徴とする、請求項37から41までのいずれか1項に記載の配合物。
- コポリマーa3)が、非イオン性ポリエーテル−ポリエステルコポリマーであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の配合物。
- 成分b)の構造単位(I)、(II)、(III)が、以下の式:
Aは、同一又は異なっており、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の芳香族又は複素環式芳香族の化合物により表され、
Bは、同一又は異なっており、N、NH又はOにより表され、
BがNの場合、nは2であり、BがNH又はOである場合、nは1であり、
R1及びR2は、互いに独立して、同一又は異なっており、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
aは、同一又は異なっており、1〜300の整数により表され、
Xは、同一又は異なっており、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表される〕、
(VIII)及び(IX)では、それぞれの場合において、
Dは、同一又は異なっており、5〜10個のC原子を有する置換又は非置換の複素環式芳香族化合物により表され、
Eは、同一又は異なっており、N、NH又はOにより表され、
EがNの場合、mは2であり、EがNH又はOの場合、mは1であり、
R3及びR4は、互いに独立して、同一又は異なっており、分岐鎖若しくは直鎖C1〜C10アルキル基、C5〜C8シクロアルキル基、アリール基、ヘテロアリール基又はHにより表され、
bは、同一又は異なっており、0〜300の整数により表され、
Mは、互いに独立して、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオン及び/又はHであり、
cは、1であるか、又はアルカリ土類金属イオンの場合に1/2である〕
により表されることを特徴とする、請求項1から43までのいずれか1項に記載の配合物。 - 成分b)が、以下の式:
Yは、互いに独立して、同一又は異なっており、重縮合物b)の(VII)、(VIII)、(IX)又は更なる構成成分により表され、
R5は、同一又は異なっており、H、CH3、COOMc又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは複素環式芳香族の化合物により表され、
R6は、同一又は異なっており、H、CH3、COOMc又は5〜10個のC原子を有する置換若しくは非置換の芳香族若しくは複素環式芳香族の化合物により表され、
Mは、互いに独立して、アルカリ金属イオン、アルカリ土類金属イオン、アンモニウムイオン、有機アンモニウムイオン及び/又はHであり、
cは、1であるか、又はアルカリ土類金属イオンの場合に1/2である〕
により表される更なる構造単位(X)を含有することを特徴とする、請求項44記載の配合物。 - 成分b)の構造単位(X)におけるR5及びR6が、互いに独立して、同一又は異なっており、H、COOMc及び/又はメチルにより表されることを特徴とする、請求項45記載の配合物。
- 成分b)の構造単位〔(VII)+(VIII)+(IX)〕:(X)のモル比が、1:0.8〜3であることを特徴とする、請求項1から46までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分b)の構造単位(VII):〔(VIII)+(IX)〕のモル比が、1:15〜15:1、好ましくは1:10〜10:1であることを特徴とする、請求項1から47までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分b)の構造単位(VIII):(IX)のモル比が、1:0.005〜1:10であることを特徴とする、請求項1から48までのいずれか1項に記載の配合物。
- 重縮合物b)が、2〜90質量%の水及び98〜10質量%の溶解乾燥物質を含有する水溶液に存在することを特徴とする、請求項1から49までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分a)が、それぞれの場合に配合物全体に基づいて5〜95質量%、好ましくは10〜60質量%、特に好ましくは15〜40質量%の割合で存在することを特徴とする、請求項1から50までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分b)が、それぞれの場合に配合物全体に基づいて5〜100質量%、好ましくは10〜60質量%、特に好ましくは15〜40質量%の割合で存在することを特徴とする、請求項1から51までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分a)及びb)に加えて成分c)として少なくとも1つの消泡剤、及び/又は表面活性効果を有する成分d)を含有し、成分c)及びd)が構造的に互いに異なっていることを特徴とする、請求項1から52までのいずれか1項に記載の配合物。
- 消泡剤成分c)が、鉱油、植物油、シリコーン油、シリコーン含有エマルション、脂肪酸、脂肪酸エステル、有機改質ポリシロキサン、ホウ酸エステル、アルコキシレート、ポリオキシアルキレンコポリマー、エチレンオキシド(EO)−プロピレンオキシド(PO)ブロックポリマー、消泡性を有するアセチレンジオール、式:P(O)(O−R8)3-x(O−R9)x(式中、Pはリンであり、Oは酸素であり、R8及びR9は、独立して、C2〜C20アルキル基又はアリール基を示し、そしてxは0、1、2である)のリン酸エステルからなる群の少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項53記載の配合物。
- 消泡成分c)が、トリアルキルホスフェート、ポリオキシプロピレンコポリマー及び/又はグリセリン/アルコールアセテートからなる一連の少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項53又は54に記載の配合物。
- 消泡成分c)が、トリイソブチルホスフェートであることを特徴とする、請求項53から55までのいずれか1項に記載の配合物。
- 消泡剤成分c)が、トリアルキルホスフェートとポリオキシプロピレンコポリマーの混合物を表すことを特徴とする、請求項53から56までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分d)が、エチレンオキシド/プロピレンオキシド(EO/PO)ブロックコポリマー、スチレン/マレイン酸コポリマー、脂肪酸アルコールアルコキシレート、アルコールエトキシレートR10−(EO)−H(ここでR10は、1〜25個の炭素原子を有する脂肪族炭化水素基である)、アセチレンジオール、モノアルキルポリアルキレン、エトキシル化ノニルフェノール、アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルエーテルスルホネート又はアルキルエーテルカルボキシレートからなる一連の少なくとも1つの代表例であることを特徴とする、請求項53記載の配合物。
- 成分d)が、ポリアルキレン基を有するアルコールを含み、その際、ポリアルキレン基が2〜20個の炭素原子の炭素鎖長さを有することを特徴とする、請求項53から58までのいずれか1項に記載の配合物。
- ポリアルキレン基が、3〜12個の炭素原子の炭素鎖長さを有することを特徴とする、請求項59記載の配合物。
- 消泡成分c)を遊離形態、分散剤成分a)に結合して又はこれらの2つの形態の混合物として含有することを特徴とする、請求項53及び58から60までのいずれか1項に記載の配合物。
- それぞれの場合において配合物の総質量に基づいて、消泡剤成分c)が0.01〜10質量%の量で存在すること及び/又は表面活性成分d)が0.01〜10質量%の量で存在することを特徴とする、請求項53から61までのいずれか1項に記載の配合物。
- 消泡剤c)及び/又は表面活性成分d)が、互いに独立して、それぞれの場合に配合物の総質量に基づいて、それぞれの場合に0.01〜5質量%の量で存在することを特徴とする、請求項53から62までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分a)及びb)、並びに場合によりc)及び/又はd)に加えて、成分e)として低電荷を有するポリマー、中性ポリマー又はポリビニルアルコールからなる一連より選択される少なくとも1つの化合物を含有することを特徴とする、請求項1から63までのいずれか1項に記載の配合物。
- 成分e)を、それぞれの場合に配合物の総質量に基づいて、1〜50質量%、好ましくは5〜40質量%の量、特に好ましくは10〜30質量%の量で含有することを特徴とする、請求項64記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーが、分岐しており、側鎖が好ましくはポリエーテル及び/又はポリエステルからなることを特徴とする、請求項64又は65に記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーが、好ましくはEO側鎖を有する及び/又は83mol%まで、好ましくは75mol%までのカルボキシレートの割合を有するポリカルボン酸エーテル及び/又はポリカルボン酸エステルであることを特徴とする、請求項64から66までのいずれか1項に記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーe)が、ポリエーテルモノアクリレート、ポリエーテルモノメタクリレート、ポリエーテルモノアリルエーテル、ポリエーテルモノマレエート、モノビニル化ポリエーテル又はこれらの混合物からなる一連より選択される少なくとも1つのモノマーから構成されることを特徴とする、請求項64から67までのいずれか1項に記載の配合物。
- ポリエーテルが、500〜10000,好ましくは750〜7500、特に1000〜5000の分子量を有するアルキレンオキシドポリマーであることを特徴とする、請求項68記載の配合物。
- アルキレンオキシドが、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド又はこれらの混合物であることを特徴とする、請求項69記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーe)が、ポリプロピレングリコールアクリレート、ポリプロピレングリコールメタクリレート、ポリエチレングリコールアクリレート、ポリエチレングリコールメタクリレート、ポリプロピレングリコールモノビニルエーテル、ポリエチレングリコールモノビニルエーテル、アルコキシ−又はアリールオキシポリエチレングリコールアクリレート、アルコキシ−又はアリールオキシポリエチレングリコールメタクリレート、アルコキシ−又はアリールオキシポリエチレングリコールモノビニルエーテル、オキシアルキレン又はオキシプロピレンブロック又はランダムコポリマーのアクリレート、メタクリレート及びモノビニルエーテル、ポリプロピレングリコールアリルエーテル、ポリエチレングリコールアリルエーテル、ポリエチレングリコールモノマレエート、ポリプロピレングリコールモノマレエート、並びにこれらの任意の混合物からなる一連より選択される少なくとも1つのモノマーから構成されることを特徴とする、請求項64から70までのいずれか1項に記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーe)が、好ましくは、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸又はこれらの無水物からなる一連より選択されるカルボン酸基を持っていることを特徴とする、請求項64から71までのいずれか1項に記載の配合物。
- 低電荷を有するポリマーe)が、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸(AMPS)、ビニルスルホン酸、アリルエーテルスルホン酸、2−スルホエチルメタクリル酸、スチレンスルホン酸、メタリルスルホン酸、これらのナトリウム、カリウム及びアンモニウム塩、並びにこれらの任意の混合物、特にAMPS及びビニルスルホン酸からなる一連より選択されるスルホン酸基を有することを特徴とする、請求項64から72までのいずれか1項に記載の配合物。
- 中性ポリマーe)が、アルキルアクリレート及びアルキルメタクリレート、並びに5個までの炭素原子を有するこれらのヒドロキシアルキルエステル、特にヒドロキシエチルアクリレート及びヒドロキシプロピルアクリレート又はヒドロキシエチルメタクリレート及びヒドロキシプロピルメタクリレート、並びに酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、スチレン及びメチルスチレンからなる一連より特に選択される中性モノマー構造単位から構成されることを特徴とする、請求項64から73までのいずれか1項に記載の配合物。
- 追加の更なる成分f)として、ケイ酸カルシウム水和物(C−S−H)含有組成物を含有することを特徴とする、請求項1から74までのいずれか1項に記載の配合物。
- C−S−Hが、0.5〜2.0、好ましくは0.7〜1.8、より好ましくは1.6〜1.7のカルシウム/ケイ素(Ca/Si)モル比を示すことを特徴とする、請求項75記載の配合物。
- C−S−Hの平均粒径が、Malvern Companyの装置Master Sizer 2000による光散乱で測定して10μm未満、好ましくは1μm未満、より好ましくは0.2μm未満であることを特徴とする、請求項75又は76に記載の配合物。
- C−S−Hの平均粒径が、0.01μm超、好ましくは0.1μm〜1.0μm、より好ましくは0.2μm〜0.5μmであることを特徴とする、請求項75又は76に記載の配合物。
- C−S−H含有組成物が、水溶性カルシウム含有化合物と水溶性ケイ酸塩含有化合物との反応により製造可能であり、その際、水溶性カルシウム含有化合物と水溶性ケイ酸塩含有化合物との反応が、好ましくは水硬結合剤用の分散剤であり、成分a)及び/又はb)の少なくとも代表例から選択される水溶性コポリマーを好ましく含有する水溶液の存在下で実施されることを特徴とする、請求項75から78までのいずれ1項に記載の配合物。
- C−S−H含有組成物が、摩砕の際の酸化カルシウム、炭酸カルシウム及び/又は水酸化カルシウムと二酸化ケイ素との反応により製造可能であり、その際、反応が、好ましくは水硬結合剤用の分散剤であり、成分a)及び/又はb)の少なくとも代表例から選択される水溶性コポリマーを好ましく含有する水溶液の存在下で実施されることを特徴とする、請求項75から78までのいずれか1項に記載の配合物。
- 液体又は粉末、好ましくは再分散剤粉末であることを特徴とする、請求項1から80までのいずれか1項に記載の配合物。
- 水性懸濁液の流動性を調節する配合物が、建築化学製品含有系に、特に水硬及び/又は潜在水硬結合剤を特に分散剤として含有する水性懸濁液に添加されることを特徴とする、請求項1から81までのいずれか1項に記載の配合物の使用方法。
- 配合物が、セメント及び硫酸カルシウム系化合物、特に硫酸カルシウム半水和物、硬石膏又は石膏からなる群より選択される少なくとも1つの代表例を水硬結合剤として含有する水性懸濁液として使用されることを特徴とする、請求項82記載の使用方法。
- 配合物が、それぞれの場合に懸濁液の組成物全体に基づいて、0.001〜8.0質量%、特に0.005〜5.0質量%、好ましくは0.01〜2.0質量%、特に好ましくは0.05〜1.0質量%の量で使用されることを特徴とする、請求項82又は83に記載の使用方法。
- 配合物が、好ましくは流動性調節性及び/又は分散性を有する他の添加剤、混合物又は組成物と一緒に、より好ましくは配合物の成分a)及び/又は重合生成物b)の種類の少なくとも1つの分散剤と一緒に使用されることを特徴とする、請求項82から84までのいずれか1項に記載の使用方法。
- 水性懸濁液が、乾燥モルタル組成物又は床仕上用組成物に基づいていることを特徴とする、請求項82から85までのいずれか1項に記載の使用方法。
- 床仕上用組成物が、硫酸カルシウム、セメント又はこれらの混合物を含有し、好ましくは自己平坦化床仕上用組成物であることを特徴とする、請求項86記載の使用方法。
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