JP2013237503A - シート材料の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヤング率の低いシート材料であっても、皺や伸びが発生することを好適に抑制しつつ同シート材料を搬送することができる。
【解決手段】搬送装置は、不織布Fの搬送経路の上流側に設けられる第1のローラ1と、搬送経路において第1のローラ1の下流側に設けられる第2のローラ2とを備えている。また、搬送装置は、第1のローラ1と第2のローラ2との間における不織布Fの弛み量Yを検出する非接触式のセンサ3a,3bと、センサ3a,3bにより検出される不織布Fの弛み量Yが所定値Ytrgとなるように第2のローラ2の回転速度N2を制御する制御装置4を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、不織布等のシート材料を搬送するための搬送装置に関する。
例えばメルトブロー法によって形成される不織布を搬送する搬送装置が周知である(例えば特許文献1参照)。
こうした搬送装置では、不織布を複数のローラにより搬送するようにしている。ちなみに、これらローラはモータにより回転駆動される。
特開2011―162915号公報
ところで、近年、ヤング率の低い不織布が開発されるに至っている。こうした不織布を搬送する搬送装置にあっては、不織布を搬送する際に皺や伸びが発生しやすい。そこで、各ローラを低速にて回転させるとともにこれらローラ間において不織布に作用する張力が一定となるようにこれらローラの回転を同期させる必要がある。しかしながら、例えばモータによって各ローラを所定の低回転速度にてそれぞれ回転駆動するようにした場合、モータの回転速度が低くなるほど同モータの回転、すなわち各ローラの回転が不安定になる。そのため、実際には各ローラの回転を正確に同期させることができず、不織布を搬送する際に皺や伸びが発生することとなる。
これに対して、モータの回転を減速ギアを介してローラに伝達させることが考えられる。この場合、各ローラの回転が不安定になることを抑制することはできるが、大型の減速ギアが必要となるため、搬送装置の構成が複雑なものとなる。
尚、こうした問題は、不織布を搬送する装置に限られるものではなく、他のシート材料を搬送する装置においても、概ね共通して生じる。
本発明の目的は、ヤング率の低いシート材料であっても、皺や伸びが発生することを好適に抑制しつつ同シート材料を搬送することのできるシート材料の搬送装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記目的を達成するため、本発明に従うシート材料の搬送装置は、シート材料の搬送経路の上流側に設けられる第1のローラと、前記搬送経路において前記第1のローラの下流側に設けられる第2のローラと、前記第1のローラと前記第2のローラとの間における前記シート材料の弛み量を検出する非接触式のセンサと、前記センサにより検出される前記シート材料の弛み量が所定値となるように前記第1のローラの回転速度及び前記第2のローラの回転速度の少なくとも一方を制御する制御部と、を備える。
同態様によれば、第1のローラと第2のローラとの間におけるシート材料の弛み量が非接触式のセンサにより検出され、同弛み量が所定値となるようにこれらローラの少なくとも一方の回転速度が制御される。このため、シート材料の弛み量、すなわち同シート材料自身に対して作用している張力を同シート材料に対して非接触にて把握することができる。そして、これらローラの回転速度がシート材料の弛み量、すなわち同シート材料自身に作用している張力に基づき制御される。従って、ヤング率の低いシート材料であっても、皺や伸びが発生することを好適に抑制しつつ同シート材料を搬送することができる。
この場合、前記制御部は前記第1のローラの回転速度を一定速度とする一方、前記センサにより検出される前記シート材料の弛み量に基づき前記第2のローラの回転速度を制御するものであるといった態様が好ましい。
同態様によれば、第1のローラの回転速度が一定速度とされ、第2のローラの回転速度のみがシート材料の弛み量に基づき制御されるため、第1のローラの回転速度及び第2のローラの回転速度の双方をシート材料の弛み量に基づき制御するものに比べて各ローラの回転速度制御を容易且つ的確に行なうことができる。
また、前記センサはレーザ光式のセンサであるといった態様が好ましい。
同態様によれば、シート材料の弛み量を精度良く検出することができる。従って、シート材料の弛み量、すなわち同シート材料に作用する張力を一層緻密に調節することができる。
また、前記センサは、前記第1のローラと前記第2のローラとの間において前記シート材料の弛み量が最大となる弛みの底位置にて当該弛み量を検出するものであるといった態様が好ましい。
同態様によれば、シート材料の弛み量が最大となる弛みの底位置にてセンサにより当該弛み量が検出されることから、シート材料に作用する張力が微妙に変化してその弛み量が僅かに変化した場合であっても、シート材料の弛み量を的確に検出することができる。
また、前記シート材料は不織布であり、前記第1のローラは紡糸装置により形成された不織布を前記第2のローラ側に向けて送り出すものであり、前記第2のローラは前記第1のローラ側からの不織布に対して加圧する処理及加熱する処理の少なくとも一方を行なうものであるといった態様が好ましい。
同態様によれば、不織布の搬送工程と、不織布の加圧工程及び加熱工程の少なくとも一方とが第2のローラによって同時に行なわれる。従って、不織布を巻き取り機によって一旦巻き取った後に再び送り出して不織布を加圧或いは加熱するものに比べて、不織布を効率よく製造することができる。
また、前記第1のローラと前記第2のローラとの間の距離をL(m)とし、前記シート材料の単位長さ当たりの重量をB(kgf/m)とし、前記第1のローラと第2のローラとの間のシート材料に作用する張力をA(kgf)とするとき、前記所定値は以下の式から算出されるといった態様が好ましい。
本発明によれば、ヤング率の低いシート材料であっても、皺や伸びが発生することを好適に抑制しつつ同シート材料を搬送することができる。
本発明の一実施形態に係る搬送装置の正面構造を模式的に示す正面図。 同実施形態における搬送装置の平面構造を模式的に示す平面図。 同実施形態における第2のローラの回転速度制御の実行手順を示すフローチャート。 本発明に係る搬送装置の変形例の正面構造を模式的に示す正面図。
以下、図1〜図3を参照して、本発明を不織布の製造装置を構成する搬送装置として具体化した一実施形態について説明する。
図1に示すように、搬送装置は、紡糸装置5と巻き取りローラ7との間における不織布Fの搬送経路の上流側に設けられる第1のローラ1、及びその下流側に設けられる第2のローラ2を備えている。
紡糸装置5はメルトブロー法により不織布Fを形成する装置である。第2のローラ2は補助ローラ6と協働して第1のローラ1側から送り出された不織布Fに対して加圧処理及び加熱処理の双方を行なうものである。
本実施形態では、第1のローラ1の下面位置と第2のローラ2の下面位置とが互いに同一の高さとされている。
図2に示すように、第1のローラ1及び第2のローラ2の一端にはこれらローラ1、2を回転駆動する電動式のモータ(第1のモータ11、第2のモータ21)がそれぞれ連結されている。第1のモータ11の回転速度(第1のローラ1の回転速度N1)及び第2のモータ21の回転速度(第2のローラ2の回転速度N2)は制御装置4により制御される。
また、第1のローラ1と第2のローラ2との間においてこれらの下方には不織布Fの弛み量Yを検出するための非接触式のセンサ3a,3bが設けられている。センサ3a,3bは不織布Fの幅方向(図2の左右方向)における両端における弛み量Yを検出するようにそれぞれ設けられている。これらセンサ3a,3bはレーザ光式のセンサである。すなわち、センサ3a,3bは自身の位置から不織布Fまでの距離Dを検出し、その検出信号を制御装置4に出力する。制御装置4は、センサ3a,3bの位置から図1に二点鎖線にて示す基準位置、すなわち第1のローラ1の下端と第2のローラ2の下端とを結ぶ線上の位置までの距離D0から上記距離Dを減じることにより上記弛み量Yを算出する。本実施形態では、センサ3a,3bは第1のローラ1と第2のローラ2との中央位置における弛み量Yを検出するように設けられている。すなわち、センサ3a,3bは、第1のローラ1と第2のローラ2との間において不織布Fの弛み量Yが最大となる弛みの底位置にて当該弛み量Yを検出する。
制御装置4は、制御装置4は第1のローラ1の回転速度N1を一定速度に制御する一方、不織布Fの弛み量Yが所定値Ytrgとなるように第2のローラ2の回転速度N2を制御する。
ここで、所定値Ytrgは、第1のローラ1と第2のローラ2との間において不織布Fに作用する張力A(kgf)と、不織布Fの弛み量Y(m)との関係を規定するカテナリー曲線の方程式である式1に基づき設定されている。
この式1において、Bは不織布Fの単位長さ当たりの重量(kgf/m)、所謂、目付であり、Lは第1のローラ1と第2のローラ2との間の距離(m)である。本実施形態では、不織布Fに作用する張力Aが所望の大きさとなるように不織布Fの弛み量Yの目標値である所定値Ytrgが実験等を通じて予め設定されている。
次に、図3を参照して、第2のローラ2の回転速度制御の実行手順について説明する。尚、図3に示す一連の処理は所定期間(例えば0.1秒)毎に繰り返し実行される。
図3に示すように、この一連の処理では、まず、制御装置4はセンサ3a,3bの検出結果に基づき算出された不織布Fの弛み量Y、具体的には2つのセンサ3a,3bの検出結果に基づきそれぞれ算出された弛み量Yの平均値を読み込む(ステップS1)。尚、制御装置4には、この回転速度制御の制御周期(0.1秒)よりも短い周期(例えば0.001秒)にてセンサ3a,3bからの検出値が入力されるようになっている。そして実際には、制御装置4は、例えばこの回転速度制御における前回の制御周期から今回の制御周期までに入力された検出値をなます処理を行なうことにより、ステップS1における弛み量Yを算出する。
そして、次に、制御装置4は、ステップS2に進み、読み込まれた弛み量Yと上記所定値Ytrgとの偏差に基づき不織布Fの弛み量Yが同所定値Ytrgとなるように第2のローラ2の回転速度N2を設定してこの一連の処理を一旦終了する。
尚、2つのセンサ3a,3bにより検出された弛み量Yが互いに大きく乖離している場合には、不織布Fの搬送に何等かの異常が生じているとして各ローラ1、2の回転を停止するようにすることが望ましい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態によれば、第1のローラ1と第2のローラ2との間における不織布Fの弛み量Yが非接触式のセンサ3a,3bにより検出され、同弛み量Yが所定値Ytrgとなるように第2のローラ2の回転速度N2が制御される。このため、不織布Fの弛み量Yが同不織布Fに対して非接触にて把握されるとともに、第2のローラ2の回転速度N2が不織布Fの弛み量Yに基づき、すなわち不織布F自身に作用している張力Aに基づき制御される。
本実施形態によれば、不織布Fの弛み量Yが最大となる位置にてセンサ3a,3bにより当該弛み量Yが検出される。このため、不織布Fに作用する張力Aが微妙に変化してその弛み量Yが僅かに変化した場合であっても、不織布Fの弛み量Yを的確に検出することができる。
更に、紡糸装置5によって形成された不織布Fは第1のローラ1を経て、第2のローラ2と補助ローラ6とによって加圧及び加熱される。そしてその後、不織布Fは巻き取りローラ7により巻き取られる。すなわち、不織布Fの搬送工程と加圧工程及び加熱工程とが同時に行なわれる。従って、不織布を一旦巻き取った後に再び送り出して同不織布を加圧及び加熱するものに比べて、不織布Fを効率よく製造することができる。
以上説明した本実施形態に係る搬送装置によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)搬送装置は、第1のローラ1と第2のローラ2との間における不織布Fの弛み量Yを検出する非接触式のセンサ3a,3b、及びセンサ3a,3bにより検出される不織布Fの弛み量Yが所定値Ytrgとなるように第2のローラ2の回転速度N2を制御する制御装置4を備えている。こうした構成によれば、ヤング率の低い不織布Fであっても、皺や伸びが発生することを好適に抑制しつつ同不織布Fを搬送することができる。
(2)制御装置4は第1のローラ1の回転速度N1を一定速度とする一方、センサ3a,3bにより検出される不織布Fの弛み量Yに基づき第2のローラ2の回転速度N2を制御するものである。こうした構成によれば、第1のローラ1の回転速度N1及び第2のローラ2の回転速度N2の双方を不織布Fの弛み量Yに基づき制御するものに比べて各ローラ1,2の回転速度制御を容易且つ的確に行なうことができる。
(3)センサ3a,3bはレーザ光式のセンサである。こうした構成によれば、不織布Fの弛み量Yを精度良く検出することができることから、不織布Fの弛み量Yを緻密に調節することができる。
(4)センサ3a,3bは、第1のローラ1と第2のローラ2との間において不織布Fの弛み量が最大となる弛みの底位置にて当該弛み量Yを検出するものである。こうした構成によれば、不織布Fに作用する張力Aが微妙に変化してその弛み量Yが僅かに変化した場合であっても、不織布Fの弛み量Yを的確に検出することができる。
(5)第2のローラ2は第1のローラ1側からの不織布Fに対して加圧する処理及び加熱する処理の双方を行なうものである。こうした構成によれば、不織布Fの搬送工程と加圧工程及び加熱工程とが第2のローラ2によって同時に行なわれるようになることから、不織布Fを効率よく製造することができる。
尚、本発明に係るシート材料の搬送装置は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態のように、第2のローラ2が不織布Fを加圧及び加熱するものとすることが、不織布Fを効率よく製造する上では望ましい。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、第2のローラが不織布Fを加熱しないものとすることもできる。
・また、第2のローラが不織布Fを加圧しないものとすることができる。すなわち、補助ローラ6を省略することにより第2のローラが不織布Fを搬送するとともに加熱する機能のみを有するものとすることができる。また、第2のローラを不織布Fを単に搬送する機能のみを有するものとすることもできる。
・上記実施形態では、メルトブロー法により形成された不織布Fを巻き取る搬送装置について例示したが、搬送装置の巻き取り対象である不織布を形成する方法はこれに限られるものではなく、他の製造方法を適用するようにしてもよい。
・上記実施形態では、鉛直方向において第1のローラ1の下面位置と第2のローラ2の下面位置とが互いに同一の高さとされるものについて例示した。これに代えて、これらローラの下面位置を異ならせることもできる。すなわち、図4に示すように、第1のローラ101の下面位置が第2のローラ102の下面位置よりも高くされるものであってもよい。また、第1のローラの下面位置が第2のローラの下面位置よりも低くされるものであってもよい。前者の場合、図4に示すように、不織布Fの弛み量Yが最大となる位置は第1のローラ101と第2のローラ102との中央位置よりも第2のローラ2側となる。このため、この場合においても、第1のローラ101と第2のローラ102との間において不織布Fの弛み量Yが最大となる弛みの底位置にてセンサ103により当該弛み量Yを検出するようにすることが望ましい。
・上記実施形態及びその変形例のように、第1のローラと第2のローラとの間において不織布Fの弛み量Yが最大となる位置にて当該弛み量Yを検出することが、不織布Fの弛み量Yを的確に検出する上では望ましい。しかしながら、弛み量Yの検出位置はこれに限られるものではなく、その他の位置において弛み量Yを検出するようにしてもよい。
・非接触式のセンサはレーザ光式のセンサに限られるものではなく、例えばセンサとして画像を検出するカメラを設け、カメラからの検出結果に基づき制御装置により画像処理を行なうことによって不織布Fの弛み量Yを検出するようにしてもよい。
・上記実施形態のように、第1のローラ1の回転速度N1を一定速度とする一方、センサ3a,3bにより検出される不織布Fの弛み量Yに基づき第2のローラ2の回転速度N2を制御することが、各ローラの回転速度制御を容易且つ的確に行なう上では望ましい。しかしながら、本発明はこれに限られるものではなく、第1のローラ及び第2のローラ双方の回転速度の双方を制御するようにしてもよい。また、第2のローラの回転速度を一定速度とする一方、第1のローラの回転速度を制御するようにしてもよい。
・上記実施形態では不織布を搬送する装置について例示したが、本発明はこれに限られるものではなく、紙や金属シート等の他のシート材料を搬送する装置に対して本発明を適用するようにしてもよい。
1,101…第1のローラ、11…第1のモータ、2,102…第2のローラ、21…第2のモータ、3a,3b,103…センサ、4,104…制御装置(制御部)、5…紡糸装置、6…補助ローラ、7…巻き取りローラ。

Claims (6)

  1. シート材料の搬送経路の上流側に設けられる第1のローラと、
    前記搬送経路において前記第1のローラの下流側に設けられる第2のローラと、
    前記第1のローラと前記第2のローラとの間における前記シート材料の弛み量を検出する非接触式のセンサと、
    前記センサにより検出される前記シート材料の弛み量が所定値となるように前記第1のローラの回転速度及び前記第2のローラの回転速度の少なくとも一方を制御する制御部と、
    を備えるシート材料の搬送装置。
  2. 請求項1に記載のシート材料の搬送装置において、
    前記制御部は前記第1のローラの回転速度を一定速度とする一方、前記センサにより検出される前記シート材料の弛み量に基づき前記第2のローラの回転速度を制御するものである
    ことを特徴とするシート材料の搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のシート材料の搬送装置において、
    前記センサはレーザ光式のセンサである
    ことを特徴とするシート材料の搬送装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のシート材料の搬送装置において、
    前記センサは、前記第1のローラと前記第2のローラとの間において前記シート材料の弛み量が最大となる弛みの底位置にて当該弛み量を検出するものである
    ことを特徴とするシート材料の搬送装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のシート材料の搬送装置において、
    前記シート材料は不織布であり、
    前記第1のローラは紡糸装置により形成された不織布を前記第2のローラ側に向けて送り出すものであり、
    前記第2のローラは前記第1のローラ側からの不織布に対して加圧する処理及加熱する処理の少なくとも一方を行なうものである
    ことを特徴とするシート材料の搬送装置。
  6. 前記第1のローラと前記第2のローラとの間の距離をL(m)とし、
    前記シート材料の単位長さ当たりの重量をB(kgf/m)とし、
    前記第1のローラと第2のローラとの間のシート材料に作用する張力をA(kgf)とするとき、
    前記所定値は以下の式から算出される請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載のシート材料の搬送装置。
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