JP7120877B2 - ウエブの蛇行修正装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエブの蛇行修正装置に関するものである。
合成樹脂フィルム、紙、布、金属箔等の長尺状のウエブは、その乾燥、塗工等の加工を施すときに、高速で走行しているためウエブの中心が搬送路の中心線から変位する横ずれ、いわゆる蛇行が生じることがある。
このようなウエブの蛇行を修正するために、ウエブが走行する修正ロールを軸方向に傾けて蛇行量を修正する蛇行修正装置が提案されている。
特開2002-284415公報
上記のような蛇行修正装置において、修正ロールによる修正だけでは、ウエブの蛇行が大きく修正できないときがあるという問題点があった。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、ウエブの蛇行が大きいときでも、蛇行を修正できるウエブの蛇行修正装置を提供することを目的とする。
本発明は、前後方向の搬送路に沿ってウエブを走行させる修正ロールと、前記修正ロールを回転自在に支持する左右一対の支持部と、左右一対の前記支持部が設けられた移動台と、固定台と、前記固定台の上面に設けられ、前記搬送路の中心線を中心に左右対称に配されたものであって、前記中心線上の位置を中心とした円弧状のラインに沿ってそれぞれ形成された左右一対の左レールと右レールと、前記移動台の下面の左側に設けられ、前記左レールに沿って移動する左移動部と、前記移動台の下面の右側に設けられ、前記右レールに沿って移動する右移動部と、前記移動台を移動させる台駆動部と、前記修正ロールを経て上下方向に移動する前記ウエブを90°転換させて前後方向に走行させる調整ロールと、前記調整ロールの左側の回転軸を回転自在に支持する左腕部と、前記左腕部を前記ウエブに向かって伸縮させる左調整部と、前記調整ロールの右側の回転軸を回転自在に支持する右腕部と、前記右腕部を前記ウエブに向かって伸縮させる右調整部と、前記修正ロールによって修正する前記ウエブの第1蛇行量を検出する第1センサと、前記調整ロールによって修正する前記ウエブの第2蛇行量を検出する第2センサと、(1)前記第1センサによって検出した前記第1蛇行量に基づいて、前記第1蛇行量が所定の範囲内になるように前記台駆動部によって前記修正ロールを移動させ、(2)前記第2センサによって検出した前記第2蛇行量に基づいて、前記第2蛇行量が所定の範囲内になるように前記左調整部、又は前記右調整部によって前記調整ロールを移動させる制御部と、を有するウエブの蛇行修正装置である。
本発明によれば、修正ロールだけでウエブの蛇行が修正できないときでも、調整ロールでその蛇行を調整できる。
本発明の一実施形態の蛇行修正装置の側面図である。 蛇行修正装置の移動台の平面図である。 調整ロールの後面図である。 (a)は正常な状態で蛇行修正装置を走行するウエブの概略平面図であり、(b)は概略後面図である。 (a)は蛇行した状態で蛇行修正装置を走行するウエブの概略平面図であり、(b)は概略後面図である。 蛇行修正装置のブロック図である。
以下、本発明の一実施形態のウエブWの蛇行修正装置10について図1~図6に基づいて説明する。図1に示すように、蛇行修正装置10は、ウエブWの乾燥工程の後に使用されるものであり、ウエブWとしては、例えば、合成樹脂フィルム、金属箔、布、紙等である。
ウエブWは、例えば、巻き出し装置から巻き出され、塗工装置などで塗工液が塗工され、乾燥装置1の直方体の断熱室2に搬入される。乾燥装置1の断熱室2に搬入されたウエブWは、断熱室2内の直線状の搬送路の上下に配された複数のノズル3から熱風が吹き付けられ、塗工された塗工液が乾燥する。この後に乾燥装置1の断熱室2から搬出されるウエブWは、蛇行している可能性があるため、本実施形態の蛇行修正装置10によって蛇行を修正され、次の工程に搬送される。
(1)蛇行修正装置10
次に、蛇行修正装置10について図1~図3を参照して説明する。
図1と図2に示すように、乾燥装置1を出口側に配された固定台(フレーム)12の上面の上方には、移動台14が配されている。移動台14は、左右一対の移動支持板15,15と、左右一対の移動支持板15,15を固定する固定シャフト42から形成されている。左右一対の移動支持板15,15の前部から左右一対の第1支持部20,20が縦方向にそれぞれ立設され、その間に第1修正ロール16が回転自在に支持されている。左右一対の移動支持板15,15の後端部から左右一対の第2支持部22,22が横方向にそれぞれ突出し、その間に第2修正ロール18が回転自在に支持されている。なお、固定シャフト42は、第1修正ロール16と第2修正ロール18の回転軸と平行である。
図1と図2に示すように、固定台12の上面には、ウエブWの搬送路の中心線Sを中心に左右一対の左レール24と右レール26が設けられている。搬送路の中心線Sにおける任意の点を中心に円弧状のラインを描いた場合に、左レール24と右レール26は、そのライン上にそれぞれ位置している。
図1と図2に示すように、左右一対の移動支持板15,15の下部には左右一対の移動脚部28,30が延設され、この左右一対の移動脚部28,30の下部には、左移動部32と右移動部34が回転軸29,31を用いて回転自在に設けられている。左移動部32と右移動部34は、左レール24と右レール26をそれぞれ移動する。左移動部32には、接続部材40が設けられている。左移動部32の近傍であって固定台12の上面には、移動センサ44が設けられている。
図1と図2に示すように、左移動部32の近傍であって固定台12の上面には、アクチュエーターよりなる台駆動部36が設けられ、この台駆動部36のシャフト38の先端が、左移動部32の接続部材40に固定されている。台駆動部36のシャフト38が伸縮することにより左移動部32が左レール24に沿って移動し、左移動部32に回転自在に取り付けられている左側の移動脚部28が移動する。左側の移動支持板15が、円弧状のライン上の左レール24に沿って移動すると、右側の移動支持板15がそれと共に移動し、第1修正ロール16と第2修正ロール18の回転軸が、中心線Sの法線に対してθ1°傾斜するように移動する(図5(a)参照)。すなわち、第1修正ロール16と第2修正ロール18とは、ステアリングローラ方式で軸方向に対しθ1°傾斜するように移動させるものである。そして、この移動量は、台駆動部36のシャフト38の移動量を移動センサ44で検出できる。
図1と図3に示すように、固定台12の後面の下側には、調整ロール46が配されている。この調整ロール46から突出した左右一対の回転軸は、左右一対の左腕部48と右腕部50にそれぞれ回転自在に支持されている。左腕部48は、アクチュエーターよりなる左調整部52によって伸縮自在であり、右腕部50は、アクチュエーターよりなる右調整部54により伸縮自在である。左調整部52と右調整部54はそれぞれ固定台12に設けられている。なお、調整ロール46は、初期位置において左右一対の回転軸は、水平に配されている。
図1に示すように、固定台12の後方にはガイドロール56が設けられている。
図1に示すように、第2修正ロール18と調整ロール46の間には、ウエブWの両耳部の位置を検出するための左右一対のセンサからなる蛇行センサ58が設けられている。なお、ウエブWの片耳の位置だけ検出してもよい。
図1~図3に示すように、乾燥装置1からほぼ前後方向に搬送されたウエブWは、第1修正ロール16を経て第2修正ロール18に抱きかかえられるようにして方向が転換され、ほぼ上下方向に上から下に移動する。上下方向に移動しているウエブWは、調整ロール46の下方に抱きかかえられ、前後方向に転換し、ガイドロール56を経て次の工程に搬送される。
(2)蛇行修正装置10の電気的構成
次に、蛇行修正装置10の電気的構成について、図6のブロック図を参照して説明する。コンピュータよりなる制御部62に、左調整部52、右調整部54、台駆動部36、移動センサ44、蛇行センサ58が接続され、さらにウエブWを走行させる搬送モータ60が接続されている。この搬送モータ60は、例えば巻き取り装置の巻き取りロールを回転させるモータ等である。これによって、一定のテンションでウエブWを走行させることができる。
(3)蛇行修正装置10の動作状態
次に、蛇行修正装置10の動作状態について説明する。ここで「蛇行」とは、搬送路の中心線SとウエブWの左右方向の中心が変位して横ずれすることを言い、「蛇行量」とはその変位量を意味する。そして、この蛇行が発生することにより、ウエブWの一側部が緊張し、他側部が弛んだ状態となる。蛇行センサ58は、ウエブWの両耳部の位置を検出して、そこから横ずれの量を求め、これを蛇行量とする。
ウエブWが蛇行しておらず真っ直ぐに正常に搬送されていると、図4(a)の平面図に示すように、前後方向の搬送路の中心線SとウエブWの中心が一致し、また、図4(b)の後面図に示すように、上下方向の搬送路の中心線SとウエブWの中心が一致している。この場合には、第1修正ロール16、第2修正ロール18、調整ロール46の回転軸は、搬送路の中心線Sに対して直角になるように並んで配置されている。この状態で蛇行センサ58が、ウエブWの両耳部の位置を検出すると、左右同じ値のため、横ずれがなく蛇行も発生していないと、制御部62は認識できる。
しかし、図5に示すようにウエブWが実際に蛇行すると、蛇行センサ58が、ウエブWの両耳部の位置を検出した場合に、蛇行による横ずれのために左右異なる値となり、制御部62は、蛇行方向と横ずれ量を求めることができる。そこで、蛇行修正装置10が蛇行を修正する。このウエブWの蛇行の修正は、以下の2段階の制御方法で実現している。
(3-1)第1制御方法
第1制御方法について説明する。制御部62は、蛇行センサ58でウエブWの蛇行量を検出し、蛇行している方向と横ずれ量に基づいて、台駆動部36を移動させ、第1修正ロール16と第2修正ロール18の平行を維持しつつステアリングさせ、図5(a)に示すように第1修正ロール16と第2修正ロール18の回転軸を搬送路の中心線Sの法線方向とはθ1°傾けて、ウエブWの蛇行を修正する。
蛇行を修正できる限界範囲は、移動センサ44によって検出した台駆動部36のシャフト38の位置が移動限界に到達するまでである。台駆動部36のシャフト38のストロークの限界(移動限界の範囲)が60mmのときは、この60mm未満であれば蛇行を修正できる。制御部62は、例えば、図5(a)に示すように、ウエブWが左側(蛇行方向が左側)に50mm横ずれしてる場合には、台駆動部36のシャフト38を移動させて、第1修正ロール16と第2修正ロール18の右側を左側よりも前方に移動させる。これによって蛇行が修正される。
制御部62は、蛇行が修正できれば、台駆動部36のシャフト38の位置を元の位置に復帰させ、第1修正ロール16と第2修正ロール18が搬送路の中心線Sと直角になるようにする。
以後、制御部62は、ウエブWの蛇行が修正されるように、第1修正ロール16と第2修正ロール18を移動させてフィードバック制御する。なお、ウエブWの左右の蛇行方向が逆の場合には、上記動きとは左右逆に制御する。
しかし、上記のような第1制御方法を制御部62が行っても、蛇行が修正できない場合、すなわち、移動センサ44によって検出した台駆動部36のシャフト38の位置が移動限界位置(シャフト38のストロークが60mm)になっても、蛇行が修正できない場合には、台駆動部36のシャフト38の位置が移動限界位置内になるようにウエブWの蛇行を納める第2制御方法を行う。
(3-2)第2制御方法
第2制御方法について説明する。制御部62は、第1修正ロール16と第2修正ロール18に関して、最大限に蛇行が修正できる位置である移動限界位置で飽和状態となっている。
このときに、上下方向に走行するウエブWは大きな蛇行により、図5(b)では右側が弛み状態、左側が緊張状態となっているとする。このかなり大きい蛇行を修正するため、図1の点線に示すように、調整ロール46の右腕部50を、弛んだウエブWを押す方向(斜め下方)に右調整部54によって初期位置から一定長さ移動させて押圧する。なお、調整ロール46の左側の位置は初期位置で固定しておく。
この調整ロール46の右側のみの押圧により、ウエブWの弛んだ状態の右側のパス長のみが長くなって緊張状態となり、ウエブWの大きな蛇行が修正され、蛇行センサ58が検出する蛇行量が、移動限界位置内の横ずれ(蛇行)となる。なお、「パス長」とは、ウエブWが搬送路を走行するときの距離をいい、真っ直ぐに走行しているときはウエブWの左右両側共に同じ距離であるが、上記の場合には、右側のパス長>左側のパス長となる。
以後、制御部62は、第1制御方法のみで上記のフィードバック制御を行い、ウエブWの蛇行を修正する。
この調整ロール46による蛇行の修正は、調整ロール46の前後の搬送路上だけでなく、断熱室2から搬出された位置から修正できる。その理由は、第1修正ロール16と第2修正ロール18は、ウエブWの搬送方向をθ1°変えて修正するのに対し、調整ロール46は、弛んだ側のウエブWを押圧してパス長を長くし、左右両側を均等の緊張状態にしてウエブWを搬送路に沿って真っ直ぐ引っ張る状態となって、ウエブWの蛇行が始まった位置から修正できるからである。
また、この蛇行の修正は、上から下に移動しているウエブWを前後方向に転換する調整ロール46であるので抱き角が大きく引っ張り力が掛かりやすく、かつ、調整ロール46の片側(例えば、右側)のみの押圧が斜め下方に行われるので、調整ロール46が滑ることなくウエブWを片側を押圧できることから実現できる効果である。
(4)効果
本実施形態によれば、第1修正ロール16と第2修正ロール18だけではウエブWの蛇行が修正できない場合に、調整ロール46を用いて蛇行をさらに修正するため、確実に蛇行を修正できる。
また、調整ロール46による蛇行の修正は、調整ロール46の前後の搬送路上だけでなく、断熱室2から搬出された位置から修正できる。そのため、断熱室2に搬入されたときにウエブWが蛇行していても、断熱室2内のウエブWの蛇行も修正できる。
(5)変更例
上記実施形態では、2本の修正ロール16,18を用いたが、これに代えて1本の修正ロールだけでもよい。
また、上記実施形態では、調整ロール46の左右の位置をアクチュエーターよりなる左調整部52と右調整部54によって移動させたが、これに代えてそれぞれ手動で移動させてもよい。
また、上記実施形態では、蛇行センサ58は一個であったが、修正ロール16,18によって修正するウエブWの第1蛇行量を検出する第1蛇行センサと、調整ロール46によって修正するウエブWの第2蛇行量を検出する第2蛇行センサを設けてもよい。
また、上記実施形態では、乾燥装置1の断熱室2に搬入されたウエブWは、断熱室2内の直線状の搬送路を走行させたが、これに代えてアーチ状の断熱室を有する乾燥装置1からウエブWを搬入させてもよい。アーチ状の断熱室は、搬送路を平面から見て直線であり、側面から見て中央部が上に突出した弓状になっているものである。
また、上記実施形態の構成に加えて、第2修正ロール18の左右一対の回転軸に、張力検出装置を取り付け、ウエブWの左右の張力で弱い張力の側に弛みがあるとし、この弛みに合わせて調整ロール46を移動させてもよい。
また、上記では本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10・・・蛇行修正装置、12・・・固定台、14・・・移動台、16・・・第1修正ロール、18・・・第2修正ロール、24・・・左レール、26・・・右レール、36・・・台駆動部、46・・・調整ロール、48・・・左腕部、50・・・右腕部、52・・・左調整部、54・・・右調整部、58・・・蛇行センサ

Claims (8)

  1. 前後方向の搬送路に沿ってウエブを走行させる修正ロールと、
    前記修正ロールを回転自在に支持する左右一対の支持部と、
    左右一対の前記支持部が設けられた移動台と、
    固定台と、
    前記固定台の上面に設けられ、前記搬送路の中心線を中心に左右対称に配されたものであって、前記中心線上の位置を中心とした円弧状のラインに沿ってそれぞれ形成された左右一対の左レールと右レールと、
    前記移動台の下面の左側に設けられ、前記左レールに沿って移動する左移動部と、
    前記移動台の下面の右側に設けられ、前記右レールに沿って移動する右移動部と、
    前記移動台を移動させる台駆動部と、
    前記修正ロールを経て上下方向に移動する前記ウエブを90°転換させて前後方向に走行させる調整ロールと、
    前記調整ロールの左側の回転軸を回転自在に支持する左腕部と、
    前記左腕部を前記ウエブに向かって伸縮させる左調整部と、
    前記調整ロールの右側の回転軸を回転自在に支持する右腕部と、
    前記右腕部を前記ウエブに向かって伸縮させる右調整部と、
    前記修正ロールによって修正する前記ウエブの第1蛇行量を検出する第1センサと、
    前記調整ロールによって修正する前記ウエブの第2蛇行量を検出する第2センサと、
    (1)前記第1センサによって検出した前記第1蛇行量に基づいて、前記第1蛇行量が所定の範囲内になるように前記台駆動部によって前記修正ロールを移動させ、
    (2)前記第2センサによって検出した前記第2蛇行量に基づいて、前記第2蛇行量が所定の範囲内になるように前記左調整部、又は前記右調整部によって前記調整ロールを移動させる制御部と、
    を有するウエブの蛇行修正装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第2蛇行量に基づいて、前記ウエブの左側がたるんでいると検出した場合には、前記左調整部によって前記左腕部を初期位置から前記ウエブに向かって伸ばして、前記ウエブの左側のパス長を長くし、
    前記第2蛇行量に基づいて、前記ウエブの右側がたるんでいると検出した場合には、前記右調整部によって前記右腕部を前記初期位置から前記ウエブに向かって伸ばして、前記ウエブの右側のパス長を長くする、
    請求項1に記載のウエブの蛇行修正装置。
  3. 前記制御部は、
    前記左調整部によって前記左腕部を前記ウエブに向かって伸ばすときは、前記右腕部を前記初期位置で固定し、
    前記右調整部によって前記右腕部を前記ウエブに向かって伸ばすときは、前記左腕部を前記初期位置で固定する、
    請求項2に記載のウエブの蛇行修正装置。
  4. 前記制御部は、前記ウエブの前記第1蛇行量が減少するように、前記台駆動部によって前記修正ロールを移動させる、
    請求項2に記載のウエブの蛇行修正装置。
  5. 前記第1センサと第2センサが共通の共通センサであり、
    前記共通センサは、前記修正ロールと前記調整ロールの間の搬送路上に設けられ、前記ウエブの両耳部、又は片耳部の位置を検出するセンサであり、
    前記第1蛇行量と前記第2蛇行量が、共通の蛇行量である、
    請求項3に記載のウエブの蛇行修正装置。
  6. 前記制御部は、
    (1)前記共通の蛇行量が所定の限界範囲内であれば、前記修正ロールの移動のみで前記ウエブの蛇行を修正し、
    (2)前記共通の蛇行量が前記限界範囲外であれば、前記調整ロールの移動を加えて前記ウエブの蛇行を調整する、
    請求項4に記載のウエブの蛇行修正装置。
  7. 前記限界範囲とは、前記台駆動部によって移動する前記左移動部と前記右移動部の移動限界であって、第3センサによって前記台駆動部の前記移動限界を検出する、
    請求項6に記載のウエブの蛇行修正装置。
  8. 前記修正ロールは、前後方向に沿って2本設けられている、
    請求項1に記載のウエブの蛇行修正装置。
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