JP2013231578A - 吸収ヒートポンプ - Google Patents

吸収ヒートポンプ Download PDF

Info

Publication number
JP2013231578A
JP2013231578A JP2013045253A JP2013045253A JP2013231578A JP 2013231578 A JP2013231578 A JP 2013231578A JP 2013045253 A JP2013045253 A JP 2013045253A JP 2013045253 A JP2013045253 A JP 2013045253A JP 2013231578 A JP2013231578 A JP 2013231578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
absorber
solution
refrigerant
evaporator
regenerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013045253A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6111094B2 (ja
Inventor
Yukihiro Fukuzumi
幸大 福住
Yoshiro Takemura
與四郎 竹村
Tomoyoshi Irie
智芳 入江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Original Assignee
Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd filed Critical Ebara Refrigeration Equipment and Systems Co Ltd
Priority to JP2013045253A priority Critical patent/JP6111094B2/ja
Publication of JP2013231578A publication Critical patent/JP2013231578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6111094B2 publication Critical patent/JP6111094B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/62Absorption based systems

Landscapes

  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

【課題】吸収器の点検を行いやすい吸収ヒートポンプを提供する。
【解決手段】吸収ヒートポンプ1は、溶液Saによる冷媒蒸気Veの吸収を内部で行わせる吸収器缶胴17を有する吸収器10と、溶液Swからの冷媒Vの離脱を内部で行わせる再生器缶胴37を有する再生器30と、冷媒蒸気Vgの凝縮を内部で行わせる凝縮器缶胴47を有する凝縮器40と、冷媒蒸気Veの生成を内部で行わせる蒸発器缶胴27を有する蒸発器20とを備え、吸収器缶胴17が、再生器缶胴37、凝縮器缶胴47、及び蒸発器缶胴27と分離した別体に構成されると共に、構造物の据付面に近接して設置されている。而して、点検の頻度が比較的多くなりがちな吸収器缶胴17に接近しやすくなると共に、吸収器缶胴17のみを交換することが可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は吸収ヒートポンプに関し、特に吸収器の点検を行いやすい吸収ヒートポンプに関する。
駆動熱源温度より高い温度の被加熱媒体を取り出す熱源機械として、吸収ヒートポンプがある。吸収ヒートポンプは、冷媒液を蒸発させる蒸発器、冷媒蒸気を溶液で吸収させる吸収器、溶液から冷媒を離脱させる再生器、冷媒蒸気を凝縮させる凝縮器を主要構成として備えている。吸収ヒートポンプは、作動時の圧力関係及び製造上の都合から、吸収器と蒸発器とが1つの缶胴内に形成され、凝縮器と再生器とが1つの缶胴内に形成され、吸収器及び蒸発器の缶胴が、凝縮器及び再生器の缶胴よりも上方に配設されるのが一般的である(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−147148号公報(段落0023、図1等)
吸収ヒートポンプにおける吸収器は、他の主要構成器に比べて、作動時の温度及び圧力が高くなるため、腐食発生の有無の確認等の点検実施の要請が比較的高い。しかしながら、上述のような一般的な吸収ヒートポンプは、吸収器の点検を行うために労力を要し、仮に腐食等が発生して吸収器の交換が必要になった場合には蒸発器も一緒に交換する必要があった。
本発明は上述の課題に鑑み、吸収器の点検を行いやすい吸収ヒートポンプを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様に係る吸収ヒートポンプは、例えば図1及び図2に示すように、冷媒の蒸気である冷媒蒸気Veを溶液Saが吸収する際に生じる吸収熱で被加熱媒体Wを加熱する吸収器10であって、溶液Saによる冷媒蒸気Veの吸収を内部で行わせる吸収器缶胴17を有する吸収器10と;冷媒が吸収された溶液Swを加熱して溶液Swから冷媒を離脱させる再生器30であって、溶液Swからの冷媒の離脱を内部で行わせる再生器缶胴37を有する再生器30と;再生器30で溶液Swから離脱した冷媒蒸気Vgを導入し凝縮させて冷媒の液体である冷媒液Vfを生成する凝縮器40であって、冷媒蒸気Vgの凝縮を内部で行わせる凝縮器缶胴47を有する凝縮器40と;冷媒液Vfを加熱して吸収器10に供給する冷媒蒸気Veを生成する蒸発器20であって、冷媒蒸気Veの生成を内部で行わせる蒸発器缶胴27を有する蒸発器20とを備え;吸収器缶胴17が、再生器缶胴37、凝縮器缶胴47、及び蒸発器缶胴27と分離した別体に構成されると共に、構造物の据付面F(図2参照)に近接して設置されている。ここで、吸収器缶胴が「据付面に近接して設置され」とは、典型的には、吸収器缶胴と据付面との間に、必要な点検スペースを確保したうえで、他の缶胴が入るスペースがない程度に近接している状態である。
このように構成すると、点検の頻度が比較的多くなりがちな吸収器缶胴に接近しやすくなると共に、蒸発器、凝縮器、及び再生器を存置しつつ吸収器缶胴を交換することが可能になる。また、吸収ヒートポンプの高さを抑制しやすくなる。さらに、最も高温になる吸収器缶胴の長手方向の熱応力が緩和されることとなる。
また、本発明の第2の態様に係る吸収ヒートポンプは、例えば図2に示すように、上記本発明の第1の態様に係る吸収ヒートポンプ1において、蒸発器缶胴27が、再生器缶胴37及び凝縮器缶胴47よりも上方に配置されると共に、再生器缶胴37及び凝縮器缶胴47よりも水平投影面積が大きく形成されている。
このように構成すると、蒸発器の面積を広げることで高さを抑制することができ、吸収ヒートポンプ全体の高さを抑制することができる。蒸発器の高さを抑制すると、蒸発器内の冷媒液を加熱する伝熱管を冷媒液中に没入した状態とする満液式を採用した場合に、伝熱管の最深部を比較的浅くすることができ、冷媒液深による沸点上昇を抑制することができる。蒸発器を満液式にすると、冷媒液を伝熱管に向けて散布するノズルを省略することができ、装置構成を簡略化することができる。
また、本発明の第3の態様に係る吸収ヒートポンプは、例えば図1に示すように、上記本発明の第1の態様又は第2の態様に係る吸収ヒートポンプ1において、蒸発器缶胴27の内部の冷媒蒸気Veを吸収器缶胴17に導く冷媒蒸気流路25と;溶液Saを吸収器缶胴17に流入させる溶液導入管35と;吸収器缶胴17から溶液Swを導出させる溶液導出管16と;冷媒蒸気流路25、溶液導入管35、及び溶液導出管16のそれぞれに挿入配置される、流体の流路を閉塞する閉止フランジを取り付け可能なフランジ又は流体の流路を開閉する開閉弁25v、35v、16vとを備える。
このように構成すると、吸収器缶胴の交換を行うときに、吸収器缶胴とその他の缶胴との縁を切ることができ、吸収器缶胴以外の缶胴に大気が侵入することを抑制することができる。
本発明によれば、点検の頻度が比較的多くなりがちな吸収器缶胴に接近しやすくなると共に、蒸発器、凝縮器及び再生器を存置しつつ吸収器缶胴を交換することが可能になる。
本発明の実施の形態に係る吸収ヒートポンプの模式的系統図である。 主要構成機器の配置を説明する図であり、(A)は本発明の実施の形態に係る吸収ヒートポンプの外観正面図、(B)は蒸発器、再生器、凝縮器の外観平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において互いに同一又は相当する部材には同一あるいは類似の符号を付し、重複した説明は省略する。
まず図1を参照して、本発明の実施の形態に係る吸収ヒートポンプ1の基本構成を説明する。図1は、吸収ヒートポンプ1の模式的系統図である。吸収ヒートポンプ1は、吸収ヒートポンプサイクルを行う主要構成機器である吸収器10、蒸発器20、再生器30、及び凝縮器40と、吸収器10で加熱された被加熱媒体Wを気液分離する気液分離器80とを備えている。吸収ヒートポンプ1は、比較的利用価値の低い低温(例えば80℃〜90℃程度)の排温水を熱源媒体として再生器30及び蒸発器20に供給して、利用価値の高い被加熱媒体蒸気Wv(例えば、圧力が約0.1MPa(ゲージ圧)を超え、望ましくは0.8MPa(ゲージ圧)程度)を気液分離器80から取り出すことができるものである。
なお、以下の説明においては、溶液に関し、ヒートポンプサイクル上における区別を容易にするために、性状やヒートポンプサイクル上の位置に応じて「希溶液Sw」や「濃溶液Sa」等と呼称するが、性状等を不問にするときは総称して「溶液S」ということとする。また、冷媒に関し、ヒートポンプサイクル上における区別を容易にするために、性状やヒートポンプサイクル上の位置に応じて「蒸発器冷媒蒸気Ve」、「再生器冷媒蒸気Vg」、「冷媒液Vf」等と呼称するが、性状等を不問にするときは総称して「冷媒V」ということとする。本実施の形態では、溶液S(吸収剤と冷媒Vとの混合物)としてLiBr水溶液が用いられており、冷媒Vとして水(HO)が用いられている。また、被加熱媒体Wは、液体の被加熱媒体Wである被加熱媒体液Wq、気体の被加熱媒体である被加熱媒体蒸気Wv、被加熱媒体液Wqと被加熱媒体蒸気Wvとが混合した混合被加熱媒体Wmの総称である。本実施の形態では、被加熱媒体Wとして水(HO)が用いられている。
吸収器10は、被加熱媒体Wの流路を構成する加熱管11と、濃溶液Saを散布する濃溶液散布ノズル12とを、吸収器缶胴17の内部に有している。濃溶液散布ノズル12は、散布した濃溶液Saが加熱管11に降りかかるように、加熱管11の上方に配設されている。吸収器10は、濃溶液散布ノズル12から濃溶液Saが散布され、濃溶液Saが蒸発器冷媒蒸気Veを吸収する際に吸収熱を発生させる。この吸収熱を、加熱管11を流れる被加熱媒体Wが受熱して、被加熱媒体Wが加熱されるように構成されている。吸収器10の下部には、散布された濃溶液Saが蒸発器冷媒蒸気Veを吸収して濃度が低下した希溶液Swが貯留される貯留部13が形成されている。加熱管11は、希溶液Swに没入しないように、貯留部13よりも上方に配設されている。
蒸発器20は、加熱媒体としての熱源温水hの流路を構成する伝熱管21を、蒸発器缶胴27の内部に有している。蒸発器20は、蒸発器缶胴27の内部に冷媒液Vfを散布するノズルを有していない。このため、伝熱管21は、蒸発器缶胴27内に貯留された冷媒液Vfに浸かるように配設されている(満液式蒸発器)。蒸発器20は、伝熱管21周辺の冷媒液Vfが伝熱管21内を流れる熱源温水hの熱で蒸発して蒸発器冷媒蒸気Veが発生するように構成されている。蒸発器缶胴27の底面には、蒸発器缶胴27内に冷媒液Vfを供給する冷媒液管45が接続されている。
再生器30は、希溶液Swを加熱する熱源媒体としての熱源温水hを内部に流す熱源管31と、希溶液Swを散布する希溶液散布ノズル32とを、再生器缶胴37の内部に有している。再生器30は、散布された希溶液Swから冷媒Vが蒸発して濃度が上昇した濃溶液Saが下部に貯留されるように構成されている。再生器30では、希溶液Swが熱源温水hに加熱されることにより、濃溶液Saと再生器冷媒蒸気Vgとが生成されるように構成されている。再生器30の濃溶液Saが貯留される部分と吸収器10の濃溶液散布ノズル12とは、濃溶液Saを流す濃溶液管35で接続されている。濃溶液管35は、濃溶液散布ノズル12を介して吸収器缶胴17に溶液Sを流入させる配管であり、溶液導入管に相当する。濃溶液管35には、再生器30の濃溶液Saを吸収器10に圧送する溶液ポンプ35pが配設されている。希溶液散布ノズル32と吸収器10の貯留部13とは希溶液Swを流す希溶液管16で接続されている。希溶液管16は、吸収器缶胴17から溶液Sを導出させる配管であり、溶液導出管に相当する。
凝縮器40は、冷却媒体流路を形成する冷却水管41を、凝縮器缶胴47の内部に有している。冷却水管41には、冷却媒体としての冷却水cが流れる。凝縮器40は、再生器30で発生した再生器冷媒蒸気Vgを導入し、これを冷却水cで冷却して凝縮させるように構成されている。冷却水管41は、再生器冷媒蒸気Vgを直接冷却することができるように、再生器冷媒蒸気Vgが凝縮した冷媒液Vfに浸らないように配設されている。凝縮器40には凝縮した冷媒液Vfを蒸発器20に送る冷媒液管45が接続されている。冷媒液管45には、冷媒液Vfを蒸発器20に圧送するための冷媒ポンプ46が配設されている。
気液分離器80は、吸収器10の加熱管11を流れて加熱された被加熱媒体Wを導入し、被加熱媒体蒸気Wvと被加熱媒体液Wqとを分離する機器である。気液分離器80の下部と吸収器10の加熱管11の一端とは、被加熱媒体液Wqを加熱管11に導く被加熱媒体液管82で接続されている。被加熱媒体液管82には、被加熱媒体液Wqを加熱管11に向けて圧送する被加熱媒体ポンプ83が配設されている。内部が気相部となる気液分離器80の側面と加熱管11の他端とは、加熱された被加熱媒体Wを気液分離器80に導く加熱後被加熱媒体管84で接続されている。また、気液分離器80には、蒸気として系外に供給された分の被加熱媒体Wを補うための補給水Wsを系外から導入する補給水管85が接続されている。また、気液分離器80には、被加熱媒体蒸気Wvを系外に供給する被加熱媒体蒸気供給管89が上部(典型的には頂部)に接続されている。
気液分離器80は、加熱管11内で被加熱媒体液Wqの一部が蒸発して被加熱媒体液Wqと被加熱媒体蒸気Wvとが混合した混合被加熱媒体Wmを導入してもよく、被加熱媒体液Wqのまま気液分離器80に導いて減圧し一部を気化させて混合被加熱媒体Wmとしたものを気液分離させるようにしてもよい。被加熱媒体液Wqを減圧気化するには、オリフィス等の絞り手段を用いることができる。加熱管11内で被加熱媒体液Wqの一部を蒸発させるか否かは、典型的には、被加熱媒体ポンプ83の吐出圧力を調節することにより、加熱管11内の圧力を被加熱媒体液Wqの温度に相当する飽和圧力よりも高くするか否かによって調節することができる。
吸収ヒートポンプ1は、上記の基本構成に加え、以下のような構造を有している。以下、図2を、図1と併せて参照して、吸収ヒートポンプ1に特有な構成を説明する。図2は、主要構成機器の配置を説明する図であり、(A)は吸収ヒートポンプ1の外観正面図、(B)は蒸発器20、再生器30、凝縮器40の外観平面図である。吸収ヒートポンプ1は、吸収器缶胴17が、他の3つの缶胴(蒸発器缶胴27、再生器缶胴37、及び凝縮器缶胴47)に対して分離して、別体に構成されている。本明細書において「別体」とは、2つの物について相対的な配置関係を変えることができる状態にあることをいう。蒸発器缶胴27も、他の3つの缶胴(吸収器缶胴17、再生器缶胴37、及び凝縮器缶胴47)に対して別体に構成されている。再生器缶胴37と凝縮器缶胴47とは、一体に構成されている。再生器缶胴37及び凝縮器缶胴47は、連通流路34を介して連通している。一体となった再生器缶胴37及び凝縮器缶胴47を、総称して共通缶胴43ということとする。連通流路34が形成されることで、再生器冷媒蒸気Vgが再生器30から凝縮器40へ移動することができるように構成されている。
共通缶胴43は、架台49(図2(A)参照)を介して、据付面Fに設置されている。据付面Fは、吸収ヒートポンプ1が設置される構造物の部分であり、吸収ヒートポンプ1が建物内に設置される場合はその建物の床や梁等の構造体の表面、吸収ヒートポンプ1が屋外に設置される場合は地面(基礎が設けられているものも含む)が相当し、平面であるか否かは問わない。共通缶胴43は、架台49によって、据付面Fとの間に点検スペースが確保されている。
蒸発器缶胴27は、共通缶胴43の上方に配設されている。水平投影面積について見ると(図2(B)参照)、蒸発器缶胴27は、再生器缶胴37よりも大きく、また、凝縮器缶胴47よりも大きい。蒸発器缶胴27の水平投影面積は、共通缶胴43の水平投影面積と概ね同じになっている。蒸発器缶胴27は、水平投影面積が比較的大きい分、高さが抑制されている。一般には一体に構成されることが多い(本実施の形態では異なるが)吸収器缶胴17と比較すると、蒸発器缶胴27は、水平投影面積が大きく、高さが低く構成されている。蒸発器缶胴27が比較的平たく構成されていると、内部に貯留される冷媒液Vfの増加分に対する液位の上昇が比較的小さくなるので、満液式の蒸発器20の構造として好適である。つまり、冷媒液Vfの液面から伝熱管21までの距離が大きいほど、液圧による沸点上昇が大きくなって冷媒液Vfが蒸発しにくくなるが、蒸発器缶胴27を平たくして液位の増加割合を抑制することにより、冷媒液Vfの蒸発しにくさを抑制することができる。
吸収器缶胴17は、共通缶胴43の横に並べて、架台19(図2(A)参照)を介して据付面Fに設置されている。吸収器缶胴17と共通缶胴43との間隔は、必要な点検スペースを確保したうえで極力狭くすると、吸収ヒートポンプ1の設置面積を小さくできるため好ましい。吸収器缶胴17と据付面Fとの間の距離は、共通缶胴43と据付面Fとの間の距離と同じであるか否かは不問であるが、必要な点検スペースを確保したうえで極力狭くすると、点検時に高所へ上がる必要がなくなり、作業を安定して行うことができるため好適である。吸収器缶胴17と据付面Fとの間の距離は、典型的には、共通缶胴43の高さよりも小さい。吸収器缶胴17の上部と蒸発器缶胴27の上部とは、蒸発器20で生成された蒸発器冷媒蒸気Veを吸収器10へ導く冷媒蒸気管25で接続されている。
吸収器缶胴17内の希溶液Swを、その横に配置されている共通缶胴43の再生器缶胴37内に移動させるため、希溶液管16には、吸収器缶胴17内の希溶液Swを再生器缶胴37内に圧送する戻り溶液ポンプ16pが配設されている。戻り溶液ポンプ16pは、主として吸収ヒートポンプ1の起動時に稼働する。吸収ヒートポンプ1が定常運転に入ると、吸収器缶胴17内と再生器缶胴37内との圧力差で、希溶液Swを吸収器10から再生器30へ移動させることができるようになり、戻り溶液ポンプ16pを停止することができるようになる。希溶液管16には、戻り溶液ポンプ16pを停止したときの希溶液Swの流路となるバイパス管16Bが、戻り溶液ポンプ16pを迂回するように、戻り溶液ポンプ16pの上流側及び下流側の希溶液管16に接続されている。バイパス管16Bには、希溶液Swを吸収器10側から再生器30側へは流すがその逆には流さない逆止弁16cが配設されている。
図1に示すように、冷媒蒸気管25には、吸収器缶胴17の近傍に、流路を遮断する開閉弁25vが配設されている。希溶液管16には、バイパス管16Bとの分岐部よりも上流側の吸収器缶胴17の近傍に、流路を遮断する開閉弁16vが配設されている。濃溶液管35には、吸収器缶胴17の近傍に、流路を遮断する開閉弁35vが配設されている。
引き続き図1を参照して、吸収ヒートポンプ1の作用を説明する。吸収ヒートポンプ1は、通常、各開閉弁16v、25v、35vが開になっている。まず、冷媒側のサイクルを説明する。凝縮器40では、再生器30で蒸発した再生器冷媒蒸気Vgを受け入れて、冷却水管41を流れる冷却水cで冷却して凝縮し、冷媒液Vfとする。凝縮した冷媒液Vfは、冷媒ポンプ46で蒸発器20に送られ、蒸発器缶胴27の底部から蒸発器缶胴27内に導入される。蒸発器缶胴27に導入された冷媒液Vfは、液面が所定の範囲内で推移するように、冷媒ポンプ46が制御される。液面の「所定の範囲」を設定するにあたり、伝熱管21と冷媒液Vfとの関係は、蒸発熱を効率よく伝熱管21から冷媒液Vfに伝達する観点からは冷媒液Vfと伝熱管21との接触面積が大きい方が好ましく、冷媒液Vfの液面からの伝熱管21の深さに応じた沸点上昇に起因して冷媒液Vfの蒸発量が少なくなるのを回避する観点からは冷媒液Vfの液面からの伝熱管21の深さが浅い方が好ましい。したがって、所定の範囲は、吸収器10における吸収熱の発生に必要な蒸発器冷媒蒸気Veを発生させることができる範囲内で、伝熱管21の一部が露出する液位以上、伝熱管21の上端から所定の距離上方の位置以下とするとよい。蒸発器缶胴27内に貯留された冷媒液Vfは、伝熱管21内を流れる熱源温水hによって加熱され、蒸発して蒸発器冷媒蒸気Veとなる。蒸発器20で発生した蒸発器冷媒蒸気Veは、冷媒蒸気管25を通って吸収器10へと移動する。
次に吸収ヒートポンプ1の溶液側のサイクルを説明する。吸収器10では、濃溶液Saが濃溶液散布ノズル12から散布され、この散布された濃溶液Saが蒸発器20から移動してきた蒸発器冷媒蒸気Veを吸収する。蒸発器冷媒蒸気Veを吸収した濃溶液Saは、濃度が低下して希溶液Swとなる。吸収器10では、濃溶液Saが蒸発器冷媒蒸気Veを吸収する際に吸収熱が発生する。この吸収熱により、加熱管11を流れる被加熱媒体液Wqが加熱される。ここで、被加熱媒体蒸気Wvを取り出すための気液分離器80まわりの作用について説明する。
気液分離器80には、系外から補給水Wsが補給水管85を介して導入される。気液分離器80に導入された補給水Wsは、被加熱媒体液Wqとして気液分離器80の下部に貯留される。気液分離器80の下部に貯留されている被加熱媒体液Wqは、被加熱媒体ポンプ83で吸収器10の加熱管11に送られる。加熱管11に送られた被加熱媒体液Wqは、吸収器10における上述の吸収熱により加熱される。加熱管11で加熱された被加熱媒体液Wqは、一部が蒸発して被加熱媒体蒸気Wvとなった混合被加熱媒体Wmとして、あるいは温度が上昇した被加熱媒体液Wqとして、気液分離器80に向けて加熱後被加熱媒体管84を流れる。加熱後被加熱媒体管84を、温度が上昇した被加熱媒体液Wqが流れる場合、被加熱媒体液Wqは、気液分離器80に導入される際に減圧され、一部が蒸発して被加熱媒体蒸気Wvとなった混合被加熱媒体Wmとして気液分離器80に導入される。気液分離器80に導入された混合被加熱媒体Wmは、被加熱媒体液Wqと被加熱媒体蒸気Wvとが分離される。分離された被加熱媒体液Wqは、気液分離器80の下部に貯留され、再び吸収器10の加熱管11に送られる。他方、分離された被加熱媒体蒸気Wvは、被加熱媒体蒸気供給管89に導出され、蒸気利用場所に供給される。
再び吸収ヒートポンプ1の溶液側のサイクルの説明に戻る。吸収器10で蒸発器冷媒蒸気Veを吸収した濃溶液Saは、濃度が低下して希溶液Swとなり、貯留部13に貯留される。貯留部13内の希溶液Swは、定常運転時は、吸収器缶胴17と再生器缶胴37との内圧の差により再生器30に向かって希溶液管16を流れる。このとき、希溶液Swは、戻り溶液ポンプ16pを迂回して、バイパス管16Bを流れる。なお、吸収ヒートポンプ1は、吸収器缶胴17が再生器缶胴37の横に配置されており、起動時は、吸収器缶胴17内及び再生器缶胴37内が、希溶液Swが自然に流れる程の圧力差がないので、戻り溶液ポンプ16pを起動して、吸収器缶胴17内の希溶液Swを再生器缶胴37に圧送する。戻り溶液ポンプ16pが逆転しないように、吐出側に逆止弁(不図示)を設けてもよい。
再生器30に送られた希溶液Swは、希溶液散布ノズル32から散布される。希溶液散布ノズル32から散布された希溶液Swは、熱源管31を流れる熱源温水h(本実施の形態では約85℃前後)によって加熱され、散布された希溶液Sw中の冷媒が蒸発して(離脱して)濃溶液Saとなり、再生器30の下部に貯留される。他方、希溶液Swから蒸発した冷媒Vは再生器冷媒蒸気Vgとして凝縮器40へと移動する。再生器30の下部に貯留された濃溶液Saは、溶液ポンプ35pにより、濃溶液管35を介して吸収器10の濃溶液散布ノズル12に圧送される。濃溶液管35を流れる濃溶液Saは、吸収器10に流入し、濃溶液散布ノズル12から散布される。以降、同様のサイクルを繰り返す。
上記のような溶液S及び冷媒Vのサイクルを行う吸収ヒートポンプ1は、運転中、温度及び圧力共に、吸収器10が最も高くなる。温度が高いと腐食が発生する確率が高くなるため、腐食発生の有無の確認等の点検を適宜行うことが好ましい。また、吸収器缶胴17内の圧力が高く、圧力容器に該当する場合は、開放点検が必要となる。いずれにしても、吸収器缶胴17は、他の缶胴(蒸発器缶胴27、再生器缶胴37、及び凝縮器缶胴47)よりも点検を行う頻度が高くなる傾向になる。吸収ヒートポンプ1は、吸収器缶胴17が、共通缶胴43の横に配置されていて、据付面F(図2(A)参照)から近いので、点検の際に、足場を使うような高所での作業が軽減され、苦労が緩和されることとなる。このため、点検の頻度が高くなることを、比較的受け入れやすくなる。
また、吸収ヒートポンプ1は、吸収器缶胴17が、他の3つの缶胴(蒸発器缶胴27、再生器缶胴37、及び凝縮器缶胴47)に対して別体に構成されているので、仮に吸収器缶胴17や加熱管11に腐食が発生する等して吸収器10一式を交換する必要が生じた場合に、他の3つの缶胴(蒸発器缶胴27、再生器缶胴37、及び凝縮器缶胴47)をそのまま残しつつ、加熱管11を有する吸収器缶胴17のみを交換することができる。加えて、吸収器缶胴17が、他の3つの缶胴に対して別体に構成されていることで、高温となる作動時において、長手方向の熱応力が緩和される効果も奏する。さらに、吸収器缶胴17が別体に構成されていると、吸収器10の伝熱面積を増大しようとしたときに、既存の吸収器缶胴17の横に並べて設置することで、高さ方向の寸法を抑制しながら簡便に吸収器10の伝熱面積を増やすことができる。
また、吸収ヒートポンプ1は、吸収器缶胴17が他の缶胴と連通する流路16、25、35に、吸収器缶胴17の近傍で、開閉弁16v、25v、35vが挿入配置されているので、吸収器缶胴17を開放点検する際に、各開閉弁16v、25v、35vを閉じてから吸収器缶胴17を開放することで、他の缶胴27、37、47の真空状態を維持したまま点検を行うことができる。なお、吸収器10一式を交換する必要が生じた場合には、各開閉弁16v、25v、35vを閉じてから、開閉弁16v、25v、35vと吸収器缶胴17との間の管を切断(典型的には溶断)することで、他の缶胴27、37、47の真空状態を維持したまま吸収器10一式の交換を行うことができる。
なお、開閉弁16v、25v、35vが、フランジ接続で構成されていると、吸収器10一式を交換する際の、吸収器10の切り離しが容易になる。このとき、開閉弁16v、25v、35vに対して吸収器10側のみにフランジを設け、吸収器10の反対側では開閉弁16v、25v、35vを管に直に溶接することとすると、気密の低下を抑制することができる。また、開閉弁16v、25v、35vを設けることに代えて、すなわち開閉弁16v、25v、35vを設けずに、流路を閉塞する閉止フランジを取り付けることができるようなフランジを、挿入配置しておいてもよい。このようなフランジを設けておくと、吸収器10一式を交換する必要が生じた場合に、フランジの部分で配管を切り離した直後に閉止フランジを取り付けることで、吸収器缶胴17以外の缶胴27、37、47が外気に長時間触れることを防ぐことができる。また、各缶胴27、37、47内が外気に長時間触れることを許容できる場合は、各開閉弁27、37、47及びフランジ共に、設けていなくてもよい。
以上の説明では、蒸発器20が満液式に構成されているとしたが、蒸発器缶胴27内の上部に冷媒液Vfを散布する散布ノズルを配設すると共に、伝熱管21が冷媒液Vfに浸からないようにした散布式に構成されていてもよい。しかしながら、比較的平たく構成されて高さを抑制した蒸発器缶胴27には、満液式の方が適しており、吸収器缶胴17を共通缶胴43の横に降ろした利点を享受しやすい。
以上の説明では、再生器缶胴37と凝縮器缶胴47とが一体に構成され、蒸発器缶胴27はこれらとは別体に構成されているとしたが、蒸発器缶胴27と、再生器缶胴37と、凝縮器缶胴47とが一体に構成されていてもよい。
以上の説明では、蒸発器20の伝熱管21に供給される加熱媒体及び再生器30の熱源管31に供給される熱源媒体が、共に熱源温水hであるとしたが、共に蒸気であってもよく、あるいは一方が熱源温水hで他方が蒸気であってもよい。つまり、加熱媒体及び熱源媒体は、吸収ヒートポンプの駆動に利用可能な熱を保有する流体であればよい。
以上の説明では、吸収ヒートポンプ1から取り出される熱出力(被加熱媒体W)が、蒸気(被加熱媒体蒸気Wv)であるとしたが、温水(被加熱媒体液Wq)であってもよい。吸収ヒートポンプ1から取り出される熱出力が温水である場合、気液分離器80及び被加熱媒体ポンプ83を省略しつつ補給水管85を被加熱媒体液管82に接続し、補給水Wsを被加熱媒体液Wqとして加熱管11に供給して、温度が上昇した被加熱媒体液Wqを加熱後被加熱媒体管84から取り出すように構成してもよい。
以上の説明では、吸収ヒートポンプ1が、吸収器10及び蒸発器20を1つずつ備える単段の吸収ヒートポンプであるとしたが、吸収器10及び蒸発器20を作動温度の異なる2組あるいは3組以上に構成して、2段あるいは3段以上の多段の吸収ヒートポンプとしてもよい。多段の吸収ヒートポンプでは、作動時の温度及び圧力が最も高くなる吸収器が、単段の吸収器に比べて、内部の温度及び圧力がさらに高くなるので、点検の要請が高くなり、最高温度及び圧力となる吸収器の缶胴を、他の缶胴に対して別体に構成する利点が大きくなる。
1 吸収ヒートポンプ
10 吸収器
16 希溶液管
16v 開閉弁
17 吸収器缶胴
20 蒸発器
25 冷媒蒸気管
25v 開閉弁
27 蒸発器缶胴
30 再生器
35 濃溶液管
35v 開閉弁
37 再生器缶胴
40 凝縮器
47 凝縮器缶胴
F 据付面
S 溶液
Sa 濃溶液
Sw 希溶液
V 冷媒
Ve 蒸発器冷媒蒸気
Vf 冷媒液
Vg 再生器冷媒蒸気
W 被加熱媒体

Claims (3)

  1. 冷媒の蒸気である冷媒蒸気を溶液が吸収する際に生じる吸収熱で被加熱媒体を加熱する吸収器であって、前記溶液による前記冷媒蒸気の吸収を内部で行わせる吸収器缶胴を有する吸収器と;
    前記冷媒が吸収された溶液を加熱して前記溶液から前記冷媒を離脱させる再生器であって、前記溶液からの前記冷媒の離脱を内部で行わせる再生器缶胴を有する再生器と;
    前記再生器で前記溶液から離脱した冷媒蒸気を導入し凝縮させて前記冷媒の液体である冷媒液を生成する凝縮器であって、前記冷媒蒸気の凝縮を内部で行わせる凝縮器缶胴を有する凝縮器と;
    前記冷媒液を加熱して前記吸収器に供給する前記冷媒蒸気を生成する蒸発器であって、前記冷媒蒸気の生成を内部で行わせる蒸発器缶胴を有する蒸発器とを備え;
    前記吸収器缶胴が、前記再生器缶胴、前記凝縮器缶胴、及び前記蒸発器缶胴と分離した別体に構成されると共に、構造物の据付面に近接して設置された;
    吸収ヒートポンプ。
  2. 前記蒸発器缶胴が、前記再生器缶胴及び前記凝縮器缶胴よりも上方に配置されると共に、前記再生器缶胴及び前記凝縮器缶胴よりも水平投影面積が大きく形成された;
    請求項1に記載の吸収ヒートポンプ。
  3. 前記蒸発器缶胴の内部の前記冷媒蒸気を前記吸収器缶胴に導く冷媒蒸気流路と;
    前記溶液を前記吸収器缶胴に流入させる溶液導入管と;
    前記吸収器缶胴から前記溶液を導出させる溶液導出管と;
    前記冷媒蒸気流路、前記溶液導入管、及び前記溶液導出管のそれぞれに挿入配置される、流体の流路を閉塞する閉止フランジを取り付け可能なフランジ又は流体の流路を開閉する開閉弁とを備える;
    請求項1又は請求項2に記載の吸収ヒートポンプ。
JP2013045253A 2012-04-06 2013-03-07 吸収ヒートポンプ Active JP6111094B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013045253A JP6111094B2 (ja) 2012-04-06 2013-03-07 吸収ヒートポンプ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012087953 2012-04-06
JP2012087953 2012-04-06
JP2013045253A JP6111094B2 (ja) 2012-04-06 2013-03-07 吸収ヒートポンプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013231578A true JP2013231578A (ja) 2013-11-14
JP6111094B2 JP6111094B2 (ja) 2017-04-05

Family

ID=49365633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013045253A Active JP6111094B2 (ja) 2012-04-06 2013-03-07 吸収ヒートポンプ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6111094B2 (ja)
CN (1) CN103363713B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6337055B2 (ja) * 2015-10-07 2018-06-06 荏原冷熱システム株式会社 吸収ヒートポンプ
CN109269150B (zh) * 2017-07-17 2021-09-28 荏原冷热系统株式会社 吸收式热泵

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124171U (ja) * 1990-02-02 1991-12-17
JPH04139359A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Osaka Gas Co Ltd 吸収冷凍機
JPH06185824A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Tokyo Gas Co Ltd 吸収式冷凍機を用いて行う空調方法及びその装置
JPH06294558A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Ebara Corp 吸収冷温水装置の冷房運転方法
JPH10267459A (ja) * 1997-03-27 1998-10-09 Daikin Ind Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JPH11190564A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Tokyo Gas Co Ltd 空気調和装置
JP2000199654A (ja) * 1998-10-26 2000-07-18 Daikin Ind Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JP2000337732A (ja) * 1999-05-21 2000-12-08 Tokyo Gas Co Ltd アンモニア吸収式冷凍装置
JP2001116388A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Tokyo Gas Co Ltd 吸収冷温水機
JP2003021429A (ja) * 2001-06-26 2003-01-24 Carrier Corp 吸収式冷却装置
JP2004502127A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 アメリカン スタンダード インコーポレイテッド コンパクトな吸収式冷凍機及びそのための溶液を流す方法
JP2004108746A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Osaka Gas Co Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JP2007147148A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ebara Corp 吸収ヒートポンプ
JP2010007903A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd ヒートポンプおよびその内部点検方法
JP2010048519A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 吸収ヒートポンプ
JP2010276304A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Ebara Corp 蒸気発生システム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5285747A (en) * 1976-01-07 1977-07-16 Hitachi Ltd Solution heat-exchanger in absorbing type refrigerator
JPS57161459A (en) * 1981-03-27 1982-10-05 Kogyo Gijutsuin Chemical reaction heat storage type heat pump apparatus
JPH01219453A (ja) * 1988-02-27 1989-09-01 Hironobu Matsumura 吸収式冷凍機
JPH03230061A (ja) * 1990-01-31 1991-10-14 Nissin Electric Co Ltd 吸収式ヒートポンプ
JP3138081B2 (ja) * 1992-09-30 2001-02-26 三洋電機株式会社 吸収ヒートポンプ装置
JPH07167521A (ja) * 1993-12-15 1995-07-04 Asahi Glass Co Ltd 吸収式冷凍装置
JPH08327176A (ja) * 1995-06-05 1996-12-13 Toa Mec Kk 冷却装置の吸収液の循環構造
JP4007795B2 (ja) * 2001-11-02 2007-11-14 株式会社ガスター 吸収式熱源装置
US7464562B2 (en) * 2004-10-13 2008-12-16 Ebara Corporation Absorption heat pump
JP4356999B2 (ja) * 2005-10-27 2009-11-04 東京瓦斯株式会社 吸収ヒートポンプ
JP4953433B2 (ja) * 2007-02-20 2012-06-13 大阪瓦斯株式会社 吸収式ヒートポンプシステム
CN102242982B (zh) * 2010-05-14 2015-04-29 荏原冷热系统株式会社 吸收热泵
KR20120025664A (ko) * 2010-09-07 2012-03-16 삼성중공업 주식회사 선박용 흡수식 냉동장치 및 흡수식 냉동방법

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03124171U (ja) * 1990-02-02 1991-12-17
JPH04139359A (ja) * 1990-09-29 1992-05-13 Osaka Gas Co Ltd 吸収冷凍機
JPH06185824A (ja) * 1992-12-16 1994-07-08 Tokyo Gas Co Ltd 吸収式冷凍機を用いて行う空調方法及びその装置
JPH06294558A (ja) * 1993-04-07 1994-10-21 Ebara Corp 吸収冷温水装置の冷房運転方法
JPH10267459A (ja) * 1997-03-27 1998-10-09 Daikin Ind Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JPH11190564A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Tokyo Gas Co Ltd 空気調和装置
JP2000199654A (ja) * 1998-10-26 2000-07-18 Daikin Ind Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JP2000337732A (ja) * 1999-05-21 2000-12-08 Tokyo Gas Co Ltd アンモニア吸収式冷凍装置
JP2001116388A (ja) * 1999-10-19 2001-04-27 Tokyo Gas Co Ltd 吸収冷温水機
JP2004502127A (ja) * 2000-06-30 2004-01-22 アメリカン スタンダード インコーポレイテッド コンパクトな吸収式冷凍機及びそのための溶液を流す方法
JP2003021429A (ja) * 2001-06-26 2003-01-24 Carrier Corp 吸収式冷却装置
JP2004108746A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Osaka Gas Co Ltd 空冷吸収式冷凍装置
JP2007147148A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Ebara Corp 吸収ヒートポンプ
JP2010007903A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd ヒートポンプおよびその内部点検方法
JP2010048519A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Ebara Refrigeration Equipment & Systems Co Ltd 吸収ヒートポンプ
JP2010276304A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Ebara Corp 蒸気発生システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN103363713A (zh) 2013-10-23
JP6111094B2 (ja) 2017-04-05
CN103363713B (zh) 2017-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6268714B2 (ja) 地熱発電システム
JP2014190680A (ja) 吸収ヒートポンプ
JP6397747B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP6111094B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP2010276304A (ja) 蒸気発生システム
JP2015025628A (ja) 多段昇温型吸収ヒートポンプ装置
JP2007127342A (ja) 吸収ヒートポンプおよび蒸気供給システム
JP5395502B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP4542985B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP6337062B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP4926794B2 (ja) 吸収式冷凍装置
JP6570965B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP6337056B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP2013231577A (ja) 吸収ヒートポンプ及び吸収ヒートポンプの運転方法
JP6903852B2 (ja) 吸収式熱交換システム
JP2015025629A (ja) 昇温型吸収ヒートポンプ
JP6521793B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
CN109974328A (zh) 吸收式热交换系统
JP6337055B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP2015025609A (ja) 三段昇温型吸収ヒートポンプ
JP5513979B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP2005061722A (ja) 圧縮空気を利用した熱交換器の熱格差発生システム
JP6200655B2 (ja) 吸収ヒートポンプ及び吸収ヒートポンプの運転方法
JP5816135B2 (ja) 吸収ヒートポンプ及び吸収ヒートポンプの運転方法
US2169459A (en) Refrigerator system

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160916

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6111094

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250