JP2004108746A - 空冷吸収式冷凍装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空冷2段方式の吸収式冷凍装置において、装置本体1の長手方向中央部に、高温再生器G2、低温再生器G1および暖房用熱交換器Bを備えた機械室2を設け且つ該機械室2の長手方向両側に、空冷吸収器A,A、空冷吸収器A,Aの下端間に配置された空冷凝縮器Cおよび前記空冷吸収器A,A間の上部に配置されたファンFからなる空冷熱交ユニットXと、前記空冷吸収器A,A間の略中央部に配置された蒸発器Eとをそれぞれ備えた空冷熱交部3,3を設けて、機械室2の両側に空冷熱交部3,3が位置するようにしている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、空冷吸収式冷凍装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来公知の空冷吸収式冷凍装置としては、立方体形状の装置本体における3側面に空気吸込口を形成し、それらに対応させて2個の空冷吸収器と1個の空冷凝縮器とを配設するとともに、中央部上方にファンを配設して構成し、空冷吸収器および空冷凝縮器の伝熱面積をできるだけ広く確保するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
そして、上記構成の空冷吸収式冷凍装置の場合、ファンにより3側面に形成された空気吸込口から吸い込まれた空気を、空冷吸収器および空冷凝縮器を通すことにより、吸収液および冷媒蒸気を効率良く冷却した後、上方に吹き出すようになっている。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−225868号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記公知例の空冷吸収式冷凍装置の場合、3側面に空気吸込口が形成されているため、残る1側面方向のみがメンテナンススペースとならざるを得ず、複数台を連結して大容量化を図ろうとすると、メンテナンススペースの確保および空気吸込口の吸込スペースの確保が困難になるという不具合がある。また、冷凍装置の大容量化を図るために、空冷吸収器および空冷凝縮器における放熱面積を大きくしようとすると、装置本体が大型化してしまうという不具合もある。
【0006】
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、機械室と空冷熱交部とを長手方向に連続設置とすることにより、連結使用時における吸込スペースおよびメンテナンススペースを含めた設置スペースの小型化の確保と重量バランスの確保とを図り得るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、空冷吸収器Aを上下2段に分割して構成し且つ蒸発器Eを、分割されたそれぞれの空冷吸収器A1,A2に対応するように上下2段に分割して構成し、前記下段側の蒸発器E2から上段側の蒸発器E1へと二次熱媒Yを流すように構成した空冷2段の空冷吸収式冷凍装置において、装置本体1の長手方向中央部に、高温再生器G2、低温再生器G1および暖房用熱交換器Bを備えた機械室2を設け且つ該機械室2の長手方向両側に、前記機械室2の隔壁に対して直交する相対向する2面に配置された空冷吸収器A,A、該空冷吸収器A,Aの下方を空気吸込面とするように該空冷吸収器A,Aの下端間に配置された空冷凝縮器Cおよび前記空冷吸収器A,A間の上部に配置されたファンFからなる空冷熱交ユニットXと、前記空冷吸収器A,A間の略中央部に配置された蒸発器Eとをそれぞれ備えた空冷熱交部3,3を設けるとともに、前記蒸発器Eを、その長手方向が前記空冷吸収器A,Aの吸込面と平行となるように配置する一方、前記空冷凝縮器Cを、縦断面において中央部が高く両側部が低い逆V字状に配置している。
【0008】
上記のように構成したことにより、機械室2の両側に空冷熱交部3,3が位置することとなるため、全体の重量バランスが良くなり、運搬・設置作業性が大幅に向上する。また、機械室2のメンテナンススペースS1と空冷熱交部3の吸込スペースS2とを同方向とすることができるため、メンテナンススペースS1の確保が容易となるし、連結設置した場合にも吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1を容易に確保できる。また、ファンFによる吸込空気Wは、空冷吸収器A,Aおよび空冷凝縮器Cを通過した後、蒸発器Eの両側に形成される流路を通って上方に吹き出されることとなっており、しかも、蒸発器Eを、その長手方向が空冷吸収器A,Aの吸込面と平行となるように配置しているので、設置面積を抑えながら、空冷吸収器A,Aおよび空冷凝縮器Cの放熱面積を大きく確保できるとともに、空気の抵抗を低減できる。また、空冷吸収器A,A間のデッドスペースを利用して蒸発器Eを配設できるため、装置の小型化をも図ることができる。また、空冷凝縮器Cを、縦断面において中央部が高く両側部が低い逆V字状に配置したことにより、空冷凝縮器Cの放熱面積を大きくできることとなり、設置面積を小さくできる。
【0009】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた空冷吸収式冷凍装置において、前記空冷熱交部3を分離可能にモジュール化し、前記機械室2に対して複数の空冷熱交部3,3・・を連結し得るように構成することもでき、そのように構成した場合、空冷熱交部3の容量を増大するシリーズ設計を容易に行うことが可能となるし、その場合における吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1の確保も容易となる。
【0010】
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第3の手段として、上記第1又は第2の手段を備えた空冷吸収式冷凍装置において、前記機械室2と前記空冷熱交部3とからなる単位構成体Zを複数台連結することもでき、そのように構成した場合、大容量化のために単位構成体Zを複数台連絡した際にも、吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1を容易に確保できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
【0012】
この空冷吸収式冷凍装置は、図1および図2に示すように、略直方体形状の装置本体1の長手方向中央部に位置する機械室2と該機械室2の長手方向両側に設けられた空冷熱交部3,3とを備えて構成されている。
【0013】
前記機械室2には、装置本体1の一側面側において下段に位置する高温再生器G2と上段に位置する低温再生器G1と装置本体1の他側面側において上段に位置する暖房用熱交換器Bとが配設されている。なお、この機械室2と空冷熱交部3,3との間には、図示されてはいないが、隔壁が設けられている。このようにすると、機械室2に配設された機器(例えば、高温再生器G2)へのメンテナンスを装置本体1の側面側から容易に行うことができる。
【0014】
一方、前記各空冷熱交部3には、2個の空冷吸収器A,A、2個の空冷凝縮器C,Cおよび4個のファンF,F,F,Fからなる空冷熱交ユニットXと蒸発器Eとが配設されている。なお、この空冷熱交部3における機械室2の反対側は、図示されていないが、仕切り板で閉塞されている。
【0015】
前記空冷吸収器A,Aは、前記機械室2の隔壁に対して直交する相対向する2面に配置され、前記空冷凝縮器C,Cは、前記空冷吸収器A,Aの下方を空気吸込面4とするように該空冷吸収器A,Aの下端間に中央部が高く両側部が低い逆V字状を形成するように配置され、前記蒸発器Eは、前記空冷吸収器A,A間の略中央部において前記空冷凝縮器C,Cの最高位近傍から上方に位置してその長手方向が前記空冷吸収器A,Aの吸込面と平行となるように配置され、前記ファンF,F,F,Fは、前記空冷吸収器A,A間の上部であって前記蒸発器Eより上方に位置してその回転軸を鉛直方向とする上吹出姿勢で配置されている。
【0016】
前記各空冷吸収器Aは、上段側空冷吸収器A1と下段側空冷吸収器A2とに2分割して構成され、前記蒸発器Eも、分割されたそれぞれの空冷吸収器A1,A2に対応するように上段側蒸発器E1と下段側蒸発器E2とに2分割して構成されており、後述するように、濃溶液を上段側の低圧側空冷吸収器A1から下段側の低圧側空冷吸収器A2へ直列に流すように構成されている。
【0017】
上記のように構成したことにより、機械室2の両側に空冷熱交部3,3が位置することとなるため、全体の重量バランスが良くなり、運搬・設置作業性が大幅に向上する。
【0018】
また、ファンF,F,F,Fによる吸込空気Wは、空冷吸収器Aおよび空冷凝縮器Cを通過した後、蒸発器Eの両側に形成される流路を通って上方に吹き出されることとなっており、しかも、蒸発器Eを、その長手方向が空冷吸収器A,Aの吸込面と平行となるように配置しているので、設置面積を抑えながら、空冷吸収器A,Aおよび空冷凝縮器Cの放熱面積を大きく確保できるとともに、空気の抵抗を低減できる。また、空冷吸収器A,A間のデッドスペースを利用して蒸発器Eを配設できるため、装置の小型化をも図ることができる。
【0019】
また、本実施の形態においては、空冷凝縮器Cを、縦断面において中央部が高く両側部が低い逆V字状に配置するようにしているので、空冷凝縮器Cの放熱面積を大きくできることとなり、凝縮性能が向上し、設置面積を小さくできる。
【0020】
ところで、本実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置の場合、図3に示すように、機械室2の長手方向両側に空冷熱交部3,3を配置した単位構成体Zが構成されることとなるため、機械室2のメンテナンススペースS1と空冷熱交部3,3の吸込スペースS2,S2とが同方向となる。従って、空冷吸収式冷凍装置を設置する場合には、吸込スペースS2を必ず確保する必要があるところから、機械室2へのメンテナンススペースS1の確保が容易となる。
【0021】
また、図4に示すように、前記単位構成体Zを複数個連結した場合にも、設置面積を小さく抑えながら、吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1を容易に確保できる。
【0022】
また、図5に示すように、機械室2に対して複数の空冷熱交部3,3・・を連結し得るように構成することもできる。このようにすると、空冷熱交部3の容量を増大するシリーズ設計を容易に行うことが可能となるし、その場合における吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1の確保も容易となる。
【0023】
ついで、上記構成の空冷吸収式冷凍装置の作動サイクルについて、図6を参照して説明する。
【0024】
この空冷吸収式冷凍装置は、例えば水を冷媒とし、臭化リチウムを吸収液としており、1個の空冷凝縮器Cと2個の空冷吸収器A1,A2と2個の蒸発器E1,E2と2個の溶液熱交換器H2,H1と2個の再生器G2,G1とを、溶液配管系と冷媒配管系で作動的に接続して冷媒と吸収溶液の循環サイクルを構成している。本実施の形態においては、上段側の空冷吸収器A1の下部ヘッダと下段側の空冷吸収器A2の上部ヘッダとは一体化されて中間ヘッダ12とされており、該中間ヘッダ12の内部を上下二つの室12a,12bに仕切る仕切板13が設けられている。該仕切板13には、前記二つの室12a,12bを連通するスリット入り連絡管14が設けられている。
【0025】
前記下段側吸収器A2から溶液ポンプLPによって送給される希溶液Laは、低温溶液熱交換器H1および高温溶液熱交換器H2の被加熱側を通って高温再生器G2に流入する。
【0026】
高温再生器G2に流入した希溶液Laは、外部熱源(図示省略)による加熱濃縮作用を受けて沸騰状態となり、気液分離器11において高温濃溶液L2と冷媒蒸気R2とに分離され、高温濃溶液L2は、前記高温溶液熱交換器H2の加熱側を通って低温再生器G1に流入する。この際、前記高温溶液熱交換器H2において、被加熱側の希溶液Laと加熱側の高温濃溶液L2との間で熱交換が行われ(熱回収)、該希溶液Laは予熱された状態で前記高温再生器G2に流入する。
【0027】
前記低温再生器G1に流入した高温濃溶液L2は、前記気液分離器11側から流入する冷媒蒸気R2によって加熱濃縮され、低温濃溶液L1となって流出し、前記低温溶液熱交換器H1の加熱側を通って上段側空冷吸収器A1に流入する。この際、前記低温溶液熱交換器H1において、被加熱側の希溶液Laと加熱側の低温濃溶液L1との間で熱交換が行われ(熱回収)、該希溶液Laは予熱された状態で前記高温溶液熱交換器H2に送られる。
【0028】
前記低温再生器G1において発生した冷媒蒸気R1は、前記気液分離器11から流出し且つ低温再生器G1において高温濃溶液L2を加熱濃縮する熱源として使用された冷媒蒸気R2が凝縮した冷媒ドレンDrと合流して空冷凝縮器Cに流入し、ここで凝縮液化されて液冷媒Rlとなって、冷媒ポンプRPに圧送されて上段側蒸発器E1に流入する。
【0029】
前記上段側蒸発器E1において発生した冷媒蒸気Reは上段側空冷吸収器A1に流入し、上段側蒸発器E1において未蒸発の液冷媒Rlは、下段側蒸発器E2に流入する。下段側蒸発器E2において発生した冷媒蒸気Reは中間ヘッダ12の下部室12bに流入する。ここで、下段側蒸発器E2から上段側蒸発器E1へと二次熱媒Yが流される。
【0030】
前記上段側空冷吸収器A1においては、低温再生器G1から流入する低温濃溶液L1へ冷媒蒸気Reが吸収されて低温濃溶液L1がある程度希釈される。希釈された吸収溶液は、中間ヘッダ12の上部室12aに溜まり、連絡管14を通って中間ヘッダ12の下部室12bから下段側空冷吸収器A2に流入し、ここで、冷媒蒸気Reを吸収して希溶液Laとなる。このようにすると、下段側空冷吸収器A2における冷媒蒸気Reの圧力を大きくできるところから、同一吸収性能を確保する場合には高さを低くできる。
【0031】
【発明の効果】
本願発明の第1の手段によれば、空冷吸収器Aを上下2段に分割して構成し且つ蒸発器Eを、分割されたそれぞれの空冷吸収器A1,A2に対応するように上下2段に分割して構成し、前記下段側の蒸発器E2から上段側の蒸発器E1へと二次熱媒Yを流すように構成した空冷2段の吸収式冷凍装置において、装置本体1の長手方向中央部に、高温再生器G2、低温再生器G1および暖房用熱交換器Bを備えた機械室2を設け且つ該機械室2の長手方向両側に、前記機械室2の隔壁に対して直交する相対向する2面に配置された空冷吸収器A,A、該空冷吸収器A,Aの下方を空気吸込面とするように該空冷吸収器A,Aの下端間に配置された空冷凝縮器Cおよび前記空冷吸収器A,A間の上部に配置されたファンFからなる空冷熱交ユニットXと、前記空冷吸収器A,A間の略中央部に配置された蒸発器Eとをそれぞれ備えた空冷熱交部3,3を設けて、機械室2の両側に空冷熱交部3,3が位置するようにしたので、全体の重量バランスが良くなり、運搬・設置作業性が大幅に向上するという効果がある。
【0032】
また、機械室2のメンテナンススペースS1と空冷熱交部3の吸込スペースS2とを同方向とすることができるため、メンテナンススペースS1の確保が容易となるし、連結設置した場合にも吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1を容易に確保できるという効果もある。
【0033】
また、ファンFによる吸込空気Wは、空冷吸収器A,Aおよび空冷凝縮器Cを通過した後、蒸発器Eの両側に形成される流路を通って上方に吹き出されることとなっており、しかも、蒸発器Eを、その長手方向が空冷吸収器A,Aの吸込面と平行となるように配置しているので、設置面積を抑えながら、空冷吸収器A,Aおよび空冷凝縮器Cの放熱面積を大きく確保できるとともに、空気の抵抗を低減できるという効果もある。
【0034】
また、空冷吸収器A,A間のデッドスペースを利用して蒸発器Eを配設できるため、装置の小型化をも図ることができるという効果もある。
【0035】
また、空冷凝縮器Cを、縦断面において中央部が高く両側部が低い逆V字状に配置したことにより、空冷凝縮器Cの放熱面積を大きくできることとなり、設置面積を小さくできるという効果もある。
【0036】
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた空冷吸収式冷凍装置において、前記空冷熱交部3を分離可能にモジュール化し、前記機械室2に対して複数の空冷熱交部3,3・・を連結し得るように構成することもでき、そのように構成した場合、空冷熱交部3の容量を増大するシリーズ設計を容易に行うことが可能となるし、その場合における吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1の確保も容易となる。
【0037】
本願発明の第3の手段におけるように、上記第1又は第2の手段を備えた空冷吸収式冷凍装置において、前記機械室2と前記空冷熱交部3とからなる単位構成体Zを複数台連結することもでき、そのように構成した場合、大容量化のために単位構成体Zを複数台連絡した際にも、吸込スペースS2およびメンテナンススペースS1を容易に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置の構成を示す斜視図である。
【図2】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置の縦断面図である。
【図3】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置を模式的に示す平面図である。
【図4】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置を複数台連結したものを模式的に示す平面図である。
【図5】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置を大容量化したものを模式的に示す平面図である。
【図6】本願発明の第1の実施の形態にかかる空冷吸収式冷凍装置の作動サイクルフロー図である。
【符号の説明】
1は装置本体、2は機械室、3は空冷熱交部、Aは空冷吸収器、A1は上段側空冷吸収器、A2は下段側空冷吸収器、Cは空冷凝縮器、Eは蒸発器、E1は上段側蒸発器、E2は下段側蒸発器、Fはファン、Gは再生器、G1は低温再生器、G2は高温再生器、S1はメンテナンススペース、S2は吸込スペース、Xは空冷熱交ユニット、Yは二次熱媒、Zは単位構成体。
Claims (3)
- 空冷吸収器(A)を上下2段に分割して構成し且つ蒸発器(E)を、分割されたそれぞれの空冷吸収器(A1),(A2)に対応するように上下2段に分割して構成し、前記下段側の蒸発器(E2)から上段側の蒸発器(E1)へと二次熱媒(Y)を流すように構成した空冷2段の空冷吸収式冷凍装置であって、装置本体(1)の長手方向中央部には、高温再生器(G2)、低温再生器(G1)および暖房用熱交換器(B)を備えた機械室(2)を設け且つ該機械室(2)の長手方向両側には、前記機械室(2)の隔壁に対して直交する相対向する2面に配置された空冷吸収器(A),(A)、該空冷吸収器(A),(A)の下方を空気吸込面とするように該空冷吸収器(A),(A)の下端間に配置された空冷凝縮器(C)および前記空冷吸収器(A),(A)間の上部に配置されたファン(F)からなる空冷熱交ユニット(X)と、前記空冷吸収器(A),(A)間の略中央部に配置された蒸発器(E)とをそれぞれ備えた空冷熱交部(3),(3)を設けるとともに、前記蒸発器(E)を、その長手方向が前記空冷吸収器(A),(A)の吸込面と平行となるように配置する一方、前記空冷凝縮器(C)を、縦断面において中央部が高く両側部が低い逆V字状に配置したことを特徴とする空冷吸収式冷凍装置。
- 前記空冷熱交部(3)を分離可能にモジュール化し、前記機械室(2)に対して複数の空冷熱交部(3),(3)・・を連結し得るように構成したことを特徴とする前記請求項1記載の空冷吸収式冷凍装置。
- 前記機械室(2)と前記空冷熱交部(3)とからなる単位構成体(Z)を複数台連結したことを特徴とする前記請求項1および2のいずれか一項記載の空冷吸収式冷凍装置。
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