JP2013167430A - 空冷吸収式冷凍機 - Google Patents

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Abstract

【課題】空冷吸収式冷凍機の空冷凝縮器及び空冷吸収器の周辺における気流の乱れを抑制して騒音を低減し、空冷凝縮器及び空冷吸収器における熱交換効率を向上する。
【解決手段】再生器1と、空冷凝縮器3と、蒸発器4と、空冷吸収器6とを備えた空冷吸収式冷凍機において、空冷吸収器6及び空冷凝縮器3は、空冷ファン15を設けた筺体の内部に配置し、再生器1及び蒸発器4は、該筺体の外部に配置する。
【選択図】図2A

Description

本発明は、吸収器及び凝縮器の冷却を空冷で行う空冷吸収式冷凍機に関する。
吸収式冷凍機には、従来、吸収器及び凝縮器の冷却を冷却水で行う水冷式がある。水冷式の吸収式冷凍機の場合、ほぼ同じ圧力となる再生器及び凝縮器においては伝熱管の外表面で蒸発及び凝縮が行われ、ほぼ同じ圧力になる蒸発器及び吸収器においては伝熱管の外表面で蒸発及び吸収が行われる構造である。このため、冷媒蒸気流路の確保の容易さから、再生器及び凝縮器、蒸発器及び吸収器は、それぞれ並列に一体的に構成することが一般的である。
一方、吸収器及び凝縮器を空冷式とした空冷式吸収式冷凍機も提案されている。
特許文献1には、蒸発器及び吸収器を近接して配置した空冷吸収式冷凍装置が開示されている。
特開2004−108746号公報
一般に、水冷式の吸収式冷凍機の場合は、冷却水を任意の温度に保つためにクーリングタワーと冷却水とを循環するポンプが別途必要になる。さらに、水質管理や性能維持のための洗浄を行う定期的なメンテナンスが必要となる。水冷式の部分を空冷化すれば、冷却水に関係する定期的なメンテナンスを低減することができる。
特許文献1の技術においては、小型化のために蒸発器が空気の流路内に配置されているため、蒸発器が空気の流れを遮る遮蔽体となってしまう。また、図面には記載されていないが、蒸発器と空冷吸収器とを接続する冷媒蒸気配管が空気の流路内に配置することになるため、冷媒蒸気配管も空気を遮る遮蔽体となってしまう。
空気が遮られた場合、空気流路の圧力損失が大きくなり、風量が小さくなり、空冷凝縮器及び空冷吸収器の熱交換効率が低下する。そのため、任意の風量を確保するには、ファン回転数を上げて電気入力を大きくせざるを得ない場合も考えられる。この場合、ファン回転数の上昇による振動や、ファンの風切り音等の騒音が問題になることも考えられる。
また、空冷化に当たって水冷式と同様に配置すると、空気側の流路に蒸発器、配管等を配置することになり、これらが空冷用の空気の流れを遮って気流が乱れ、騒音の原因となる。騒音を低減するためには、空気の流速を低くする必要があるが、これに伴って熱交換効率が低下してしまう問題が生じる。
そこで、本発明は、空冷吸収式冷凍機の空冷凝縮器及び空冷吸収器の周辺における気流の乱れを抑制して騒音を低減し、空冷凝縮器及び空冷吸収器における熱交換効率を向上することを目的とする。
本発明は、再生器と、空冷凝縮器と、蒸発器と、空冷吸収器とを備えた空冷吸収式冷凍機において、空冷吸収器及び空冷凝縮器は、空冷ファンを設けた筺体の内部に配置し、再生器及び蒸発器は、該筺体の外部に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、空冷熱交換器である空冷凝縮器及び空冷吸収器が再生器及び蒸発器と異なる区画に配置されるため、空冷凝縮器及び空冷吸収器の周辺の気流が再生器及び蒸発器並びにこれらと空冷凝縮器及び空冷吸収器と結ぶ配管等によって阻害されることなく、当該気流が乱れることによって生じる騒音を低減することができる。また、これにより、気流の流速を高くすることができるため、空冷凝縮器及び空冷吸収器における熱交換効率を向上することができる。
実施例1の空冷単効用吸収式冷凍機を示す全体構成図である。 実施例1の空冷単効用吸収式冷凍機を示す概略斜視図である。 実施例1の空冷単効用吸収式冷凍機の空気熱交換ユニットを示す要部縦断面図である。 実施例2の空冷単効用吸収式冷凍機を示す全体構成図である。 実施例2の空冷単効用吸収式冷凍機を示す概略斜視図である。 実施例3の空冷単効用吸収式冷凍機を示す全体構成図である。 実施例3の空冷単効用吸収式冷凍機を示す概略斜視図である。 実施例4の空冷単効用吸収式冷凍機を示す全体構成図である。 実施例4の空冷単効用吸収式冷凍機を示す概略斜視図である。
本発明は、吸収器を空冷化した空冷吸収器と、凝縮器を空冷化した空冷凝縮器とを蒸発器及び再生器とは別の区画に配した空冷吸収式冷凍機に関する。
以下、本発明の具体的実施例について図面を用いて説明する。なお、各図において同一符号を付した部分は、同一或いは相当する部分を示している。
図1は、空冷単効用吸収式冷凍機のサイクル系統の例を示したものである。
空冷単効用吸収式冷凍機は、再生器1、空冷凝縮器3、蒸発器4、空冷吸収器6、溶液熱交換器7、冷媒ポンプ、溶液ポンプ9、10などを備えている。点線Aと点線A’との間に配置された部品群は、冷温水ユニットBを構成する。
再生器1は、散布装置1a(液散布部)及び伝熱管1bを内蔵したものである。再生器1と空冷凝縮器3とは、冷媒蒸気配管2(高温冷媒蒸気配管)で接続されている。蒸発器4は、散布装置4a(液散布部)と伝熱管4bとを内蔵したものである。蒸発器4と空冷吸収器6とは、冷媒蒸気配管5(低温冷媒蒸気配管)で接続されている。
伝熱管1b内を加熱源となる温水が流れ、溶液(吸収液)が散布装置1aから伝熱管1bに向かって散布される。散布された溶液は、伝熱管1bの外面を流下し、温水により加熱されて一部が蒸発するため、冷媒蒸気が発生する。これにより、濃度の薄い溶液を濃度の濃い溶液に濃縮して再生する。
再生器1には、例えば90℃の温水が供給され、伝熱管1bの外面を流れる溶液を加熱することで、温水は85℃まで冷却される。一方、溶液を加熱濃縮することで発生する冷媒蒸気は、冷媒蒸気配管2を介して空冷凝縮器3に流入する。
空冷凝縮器3は、上部ヘッダ3a(凝縮器上部ヘッダ)と、伝熱管及び空冷用フィンを有する空冷熱交換器3bと、下部ヘッダ3c(凝縮器下部ヘッダ)とで構成されている。再生器1からの冷媒蒸気は、冷媒蒸気配管2を介して上部ヘッダ3aに導かれる。空冷熱交換器3bでは、伝熱管内の冷媒蒸気が伝熱管外を流れる冷却空気で冷やされて凝縮液化し、液冷媒(水)となる。
空冷凝縮器3で凝縮液化した液冷媒は、溶液配管11を介して蒸発器4に導かれる。
蒸発器4に導かれた液冷媒は、一旦、蒸発器4の下部に溜められ、溶液配管14及び冷媒ポンプ8を介して散布装置4aに導かれ、伝熱管4bの外表面に散布される。伝熱管4bの外表面を流下する液冷媒は、伝熱管4bの内部を流れる冷水によって加熱されて一部が蒸発するため、冷媒蒸気が発生する。冷媒蒸気は、冷媒蒸気配管5を介して空冷吸収器6に流入する。
一方、伝熱管4bの内部を流れる冷水は、冷媒蒸気が発生する際の蒸発潜熱により冷却される。例えば、蒸発器4内の圧力が約800Paで液冷媒(水)の飽和温度約4℃のときに、蒸発器4の伝熱管4bに12℃で流入した冷水は、蒸発潜熱で7℃まで冷やされ、冷熱として供給される。
再生器1で濃縮された溶液は、溶液配管13及び溶液ポンプ9を介して空冷吸収器6に導かれる。
空冷吸収器6は、上部ヘッダ6a(吸収器上部ヘッダ)と、伝熱管及び空冷用フィンを有する空冷熱交換器6bと、下部ヘッダ6c(吸収器下部ヘッダ)とで構成されている。再生器1からの溶液は、空冷吸収器6の上部ヘッダ6aに導かれ、空冷熱交換器6bの伝熱管内を蒸発器4からの冷媒蒸気を吸収しながら流下する。溶液が冷媒蒸気を吸収する際に発生する吸収熱は、空気熱交換器6bの外表面を流れる冷却空気と熱交換して外気へ放出される。
冷媒蒸気を吸収して濃度の薄くなった溶液は、下部ヘッダ6cから溶液配管12及び溶液ポンプ10を介して再生器1に流入する。溶液配管12と溶液配管13とは、溶液熱交換器7において熱交換するようになっている。これにより、再生器1で加熱濃縮された高温度の溶液の顕熱を回収し、空冷吸収器6からの比較的低温度の溶液を予熱することができる。
なお、この実施例において、溶液(吸収液)に含まれる吸収剤は臭化リチウムであり、冷媒は水である。しかし、吸収剤に関しては、臭化リチウムに必ずしも限定されるものではなく、塩化リチウム等の他の塩を用いても本発明は適用可能である。
図2Aは、本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機を示す概略斜視図である。
本図に示す空冷単効用吸収式冷凍機は、再生器1及び蒸発器4を含む冷温水ユニットBと、空冷凝縮器3及び空冷吸収器6を1つの区画にまとめた空気熱交換ユニットCとを分けて配置したものである。
冷温水ユニットBは、このほか、再生器1及び蒸発器4の下方の破線部分16に収納した溶液熱交換7、冷媒ポンプ8及び溶液ポンプ9、10を含む。
空気熱交換ユニットCは、このほか、空冷ファン15を有し、空冷凝縮器3及び空冷吸収器6の下方の破線部分17に収納した溶液配管11及び溶液配管12を含む。空冷ファン15は、空冷熱交換ユニットCの上部に配置してあり、空冷凝縮器3と空冷吸収器6との間に設けた空間を負圧にして、空冷凝縮器3及び空冷吸収器6に空冷用の気流を供給する。
異なる区画に配置した冷温水ユニットBと空気熱交換ユニットCとは、冷媒蒸気配管2、5並びに図1の溶液配管11、12、13で接続してあり、これにより、吸収式冷凍機のサイクルを成り立たせている。特に、冷媒蒸気配管2、5は、冷媒蒸気の圧力損失が性能低下の要因となるため、図2Aのように直管で接続してある。
また、図1の溶液配管11は、空冷凝縮器3の下部ヘッダ3cと蒸発器4を接続するものであり、破線部分16、17を通るように配置することができる。図1に示すように、溶液配管12は、溶液ポンプ10と空冷吸収器6の下部ヘッダ6cとを接続するものであり、破線部分16、17を通るように配置することができる。図1に示すように、溶液配管13は、溶液ポンプ9と空冷吸収器6の上部ヘッダ6aとを接続するものであり、溶液ポンプ9が配置される破線部分16から溶液配管13を立上げる必要があるが、冷温水ユニットBの区画内で立上げて空冷吸収器6の上部ヘッダ6aに接続される。
また、図2Aにおいては、空気熱交換ユニットCの冷温水ユニットB側とその反対側は開放されているようになっているが、実際には閉鎖されている。また、空冷凝縮器3と空冷吸収器6の下部の破線部分17の周囲も閉鎖され、冷却空気のほぼ全量が空気熱交換ユニットCの空冷熱交部分を流れるようになっている。
図2Bは、実施例1の空冷単効用吸収式冷凍機の空気熱交換ユニットを示す要部縦断面図である。
本図において、空気熱交換ユニット100は、空冷凝縮器3と、空冷吸収器6と、筺体101と、空冷ファン15とを含む構成である。図2Aに示す空気熱交換ユニットCの破線部分17は省略してある。
筺体101の内部には、空冷凝縮器3と、空冷吸収器6とが収納してある。
空冷凝縮器3は、上部ヘッダ3a、下部ヘッダ3c、伝熱管131(凝縮器伝熱管)及び空冷用フィン132で構成してある。再生器から送られた冷媒蒸気は、上部ヘッダ3aから流入し、伝熱管131を通って下部ヘッダ3cに至る過程で凝縮して液体となる。空冷用フィン132は、伝熱管131の外表面の伝熱面積を拡大するものである。
空冷吸収器6は、上部ヘッダ6a、下部ヘッダ6c、伝熱管161(吸収器伝熱管)及び空冷用フィン162で構成してある。蒸発器から送られた冷媒蒸気は、上部ヘッダ6aから流入し、伝熱管161を通って下部ヘッダ6cに至る過程で、上部ヘッダ6aから供給される吸収液に吸収される。空冷用フィン162は、伝熱管161の外表面の伝熱面積を拡大するものである。
筺体101の上部には、空冷ファン15が設けてある。そして、筺体101の側面部には、空冷凝縮器3及び空冷吸収器6に空冷用の吸い込み空気を供給するためのグリル133、163が設けてある。白抜きの矢印は、空冷ファン15によって発生する気流の向きを表している。
この構成により、グリル133及び空冷凝縮器3を通過した気流、並びに、グリル163及び空冷吸収器6を通過した気流は、空冷ファン15によって筺体101の上部から送り出されるようになっている。
本図に示すように、筺体101の内部には、再生器1も蒸発器4もなく、冷媒溶液配管14は、筺体101の側面部に設けてあるため、空冷ファン15によって発生する気流が妨害されることもなく、当該気流の流路面積が十分に確保され、当該気流の乱れも低減され、この乱れによる騒音も低減することができる。
また、本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機においては、冷温水ユニットBと空気熱交換ユニットCとを異なる区画に配置してあるため、空気熱交換ユニットCの空冷熱交換器の部位から空冷ファン15までの流路に、冷却空気の流れを遮る部品等が少なくて済む。このため、空気熱交換ユニットCを構成する空冷凝縮器3及び空冷吸収器6の熱交換効率の向上を図ることができる。
図3は、空冷単効用吸収式冷凍機のサイクル系統の他の例を示したものである。図4は、図3の空冷単効用吸収式冷凍機の構成部品の配置を示したものである。
以下、実施例1と異なっている構成及び作用について説明する。
本実施例は、複数個の空気熱交換ユニットを備えたものである。
先ず、図3を用いてサイクル系統について説明する。
本図に示す空冷単効用吸収式冷凍機においては、空冷凝縮器3に増設空冷凝縮器20を接続してある。また、空冷吸収器6に増設空冷吸収器21を接続してある。増設空冷凝縮器20は、上部ヘッダ20aと空冷熱交換器20bと下部ヘッダ20cとを含む。増設空冷吸収器21は、上部ヘッダ21aと空冷熱交換器21bと下部ヘッダ21cとを含む。
具体的には、空冷凝縮器3側については、冷媒蒸気配管2を接続した上部ヘッダ3aの反対側に冷媒蒸気配管22(高温冷媒蒸気配管)を設け、増設空冷凝縮器20の上部ヘッダ20aに接続してある。また、溶液配管11の途中に合流点Xを設け、合流点Xと増設空冷凝縮器20の下部ヘッダ20cとを溶液配管23で接続してある。
空冷吸収器6側については、冷媒蒸気配管5を接続した上部ヘッダ6aの反対側に冷媒蒸気配管25(低温冷媒蒸気配管)を設け、増設空冷吸収器21の上部ヘッダ21aに接続してある。また、溶液配管12の途中に合流点Zを設け、合流点Zと増設空冷吸収器21の下部ヘッダ21cとを溶液配管27で接続してある。また、溶液配管13の途中に分岐点Yを設け、分岐点Yと増設空冷吸収器21の上部ヘッダ21aとを溶液配管24で接続してある。
次に、動作について説明する。
空冷凝縮器3側では、再生器1からの冷媒蒸気が空冷凝縮器3の上部ヘッダ3aに導かれるとともに、冷媒蒸気配管22で増設空冷凝縮器20の上部ヘッダ20aに導かれ、それぞれの空冷熱交換器3b、20bで冷却空気と熱交換して凝縮液化し、増設空冷凝縮器20の液冷媒は溶液配管23を通り、合流点Xで空冷凝縮器3の液冷媒と合流して蒸発器4に導かれる。空冷吸収器6側では、蒸発器4からの冷媒蒸気は、空冷吸収器6の上部ヘッダ6aに導かれるとともに、冷媒蒸気配管25で増設空冷吸収器21の上部ヘッダ21aに導かれ、再生器1からの溶液によって吸収され、それぞれの空冷熱交換器6b、21bの伝熱管内を流下し、冷却空気と熱交換して吸収熱を外気へ放出する。増設空冷吸収器21の溶液は、溶液配管27を通り、合流点Zで空冷吸収器6の溶液と合流して溶液ポンプ10に導かれる。また、再生器1からの溶液は、溶液配管13の途中に設けた分岐点Yで二分され、一方が空冷吸収器6の上部ヘッダ6aに導かれ、もう一方が溶液配管24で増設空冷吸収器21の上部ヘッダ21aに導かれる。
次に、図4を用いて説明する。
本図に示す符号Dは、図3の増設空冷凝縮器20と増設空冷吸収器21とを1つの区画にまとめた空気熱交換ユニットを示したものである。
本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機は、実施例1の空冷単効用吸収式冷凍機に主に増設空冷凝縮器20及び増設空冷吸収器21を追加したものであり、図4に示すように、冷温水ユニットBと空気熱交換ユニットCと空気熱交換ユニットDとが異なる区画に配置してある。
空冷熱交換ユニットDは、空気熱交換ユニットCと同様に、その上部に空冷ファン15を配置し、増設空冷凝縮器20と増設空冷吸収器21との間に空冷ファン15を挟むように配置したものである。破線部分26には、増設空冷凝縮器20の下部ヘッダ20cと接続する溶液配管23、及び、増設空冷吸収器21の下部ヘッダ21cと接続する溶液配管27が配置してある。冷媒蒸気配管22及び冷媒蒸気配管25は、冷媒蒸気の圧力損失が性能低下の要因となるため、図4に示すように直管で接続してある。また、溶液配管23は、増設空冷凝縮器20の下部ヘッダ20cと合流点Xとを接続するものであり、破線部分17、26を通るように配置することができる。溶液配管27は、合流点Zと増設空冷吸収器21の下部ヘッダ21cと接続するものであり、破線部分17、26を通るように配置することができる。溶液配管24は、例えば、空冷吸収器3の上部ヘッダ3aの上面部を通って増設空冷吸収器21の上部ヘッダ21aに接続することができる。
また、図4においては、空気熱交換ユニットDの空気熱交換ユニットC側とその反対側は開放されているようになっているが、実際には閉鎖されている。この点は、図2Bに示す筺体101を2つ並べた構成であるということができる。
また、増設空冷凝縮器20及び増設空冷吸収器21の下方の破線部分26の周囲も閉鎖され、空冷熱交換ユニットDを流れる冷却空気のほぼ全量が空気熱交換ユニットDの空冷熱交換器の部分を流れるようになっている。
以上にように、構成し、配置することにより、本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機は、次に述べる効果を有する。
再生器1の加熱源となる温水の温度が一定の場合、空冷凝縮器3及び空冷吸収器6を流れる冷却空気の温度が高くなると、溶液側と冷却空気との温度差が小さくなり、同じ交換熱量を得ようとすると温度差が小さくなった分の伝熱面積が不足する。このため、蒸発器4から供給できる冷熱の量(冷凍能力)が減少する。この場合、一般には、冷凍能力が不足する分は、空冷単効用吸収式冷凍機の台数を増やす、あるいは、冷凍能力の大きいものを選定することが考えられる。
これに対して、本実施例においては、冷却空気が高くなる条件で、冷温水ユニットBは実施例1と同様とし、空冷吸収器3に増設空冷吸収器21を追加し、空冷凝縮器3に増設空冷凝縮器20を追加することにより、吸収器及び凝縮器の伝熱面積を容易に増加することができる。
本実施例の構成は、空気熱交換ユニットC、Dをパッケージ化しているため、増設空冷吸収器21及び増設空冷凝縮器20の追加が容易であることが特徴である。これにより、冷凍能力を容易に増強することができ、空冷単効用吸収式冷凍機のイニシャルコストを低減することができる。
また、本実施例においても、空気熱交換ユニットDの空冷熱交換器の部位から空冷ファン15までの流路に、冷却空気の流れを遮る部品等が少なくて済む。このため、空気熱交換ユニットDを構成する増設空冷凝縮器20及び増設空冷吸収器20の熱交換効率の向上を図ることができる。
図5は、空冷単効用吸収式冷凍機のサイクル系統の他の例を示したものである。図6は、図5の空冷単効用吸収式冷凍機の構成部品の配置を示したものである。
以下、実施例1と異なっている構成及び作用について説明する。
先ず、図5を用いてサイクル系統について説明する。
本図に示す空冷単効用吸収式冷凍機においては、蒸発器及び空冷吸収器が、それぞれ2つに分かれている。すなわち、内部の圧力の異なる低温蒸発器50及び高温蒸発器51並びに空冷低温吸収器52及び空冷高温吸収器53を組み合わせた構成である。
本図においては、低温蒸発器50の気相部と空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aとが冷媒蒸気配管56(第一の低温冷媒蒸気配管)で接続してあり、高温蒸発器51の気相部と空冷高温吸収器53の上部ヘッダ53aとが冷媒蒸気配管57(第二の低温冷媒蒸気配管)で接続してある。また、液冷媒は、冷媒ポンプ8で低温蒸発器50に導かれ、散布装置50aから伝熱管50bに散布される。蒸発せずに残った液冷媒は、一旦、低温蒸発器50の下部に溜められた後、液ヘッドを利用して高温蒸発器51の散布装置51aから伝熱管51bに散布される。伝熱管50b、51bの内部には、冷水が流れるようになっている。冷水は、冷媒の蒸発によって冷却される。
一方、再生器1からの溶液は、溶液ポンプ9で空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aに導かれ、低温蒸発器50からの冷媒蒸気を吸収しながら空冷熱交換器52bの伝熱管内を流下し、下部ヘッダ52cで一旦溜められる。下部ヘッダ52cに溜められた溶液は、液ヘッドを利用して空冷高温吸収器53の上部ヘッダ53aに導かれ、高温蒸発器51からの冷媒蒸気を吸収しながら空冷熱交換器53bの伝熱管内を流下する。なお、蒸発器の冷水は、高温蒸発器51、低温蒸発器50の順で流すようになっている。
また、本図において、点線Aと点線A’との間に配置された部品群は、冷温水ユニットEを構成する。
次に、図6を用いて説明する。
本図に示す符号Eは、図5の再生器1と低温蒸発器50と高温蒸発器51とを1つの区画にまとめた冷温水ユニットである。また、図6に示す符号Fは、図5の空冷凝縮器3と空冷低温吸収器52と空冷低温吸収器53とを1つの区画にまとめた空気熱交換ユニットである。
冷温水ユニットEにおいては、低温蒸発器50と高温蒸発器51とが上下に配置されている。空気熱交換ユニットFにおいては、空冷低温吸収器52と空冷高温吸収器53とが上下に配置されている。低温蒸発器50と空冷低温吸収器52とは冷媒蒸気配管56で接続され、高温蒸発器51と空冷高温吸収器53とは冷媒蒸気配管57で接続されている。冷媒蒸気配管56、57は、冷媒蒸気の圧力損失が性能低下の要因となるため、図6に示すように直管で接続されている。他の要素の構成や配置は、実施例1と同様であるため、省略する。
本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機においては、低温蒸発器50及び空冷低温吸収器52の器内圧力と、高温蒸発器51及び空冷高温吸収器53の器内圧力とに差圧を付けることができる。これにより、空冷低温吸収器52及び空冷高温吸収器53において冷却空気側との温度差を大きくとることができ、熱交換効率の向上を図ることができる。
さらに、冷温水ユニットEと空気熱交換ユニットFを異なる区画に配置し、空気熱交換ユニットFの空冷熱交換器の部位から空冷ファン15までの流路に、冷却空気の流れを遮る部品等が少なくて済む。このため、空気熱交換ユニットFを構成する空冷凝縮器3、空冷低温吸収器52及び空冷高温吸収器53の熱交換効率の向上を図ることができる。
図7は、空冷単効用吸収式冷凍機のサイクル系統の他の例を示したものである。図8は、図7の空冷単効用吸収式冷凍機の構成部品の配置を示したものである。
以下、実施例3と異なっている構成及び作用について説明する。
先ず、図7を用いて説明する。
本図に示す空冷単効用吸収式冷凍機においては、蒸発器を再生器の両側に分けて配置するとともに、空冷熱交換器における冷却空気の圧力損失を同等にするために、空冷凝縮器も分割して配置する構成とした。
具体的には、低温蒸発器50と高温蒸発器51とは、分割して配置してある。器内の圧力差を保持するため、低温蒸発器50の底部に接続した溶液配管62には、Uシールを設けてあり、溶液配管62は、冷媒タンク60に接続してある。同様に、高温蒸発器51の底部に接続した溶液配管63には、Uシールを設けてあり、溶液配管63は、冷媒タンク60に接続してある。
また、空冷低温吸収器52は、冷媒蒸気配管56で低温蒸発器50に接続してある。空冷高温吸収器53は、冷媒蒸気配管57で高温蒸発器51に接続してある。再生器1の出口部に接続される溶液配管13は、溶液熱交換器7及び溶液ポンプ9を介して空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aに接続してある。下部ヘッダ52cに接続する溶液配管64は、溶液ポンプ61を介して空冷高温吸収器53の上部ヘッダ53aに接続してある。下部ヘッダ53bに接続する溶液配管12は、溶液ポンプ12及び溶液熱交換器7を介して再生器1に接続してある。
また、再生器1に接続した冷媒蒸気配管2は、途中で分岐し、冷媒蒸気配管58、59に分かれる。一方の冷媒蒸気配管58は、第1空冷凝縮器54の上部ヘッダ54aに接続してあり、分岐したもう一方の冷媒蒸気配管59は、第2空冷凝縮器55の上部ヘッダ55aに接続してある。第1空冷凝縮器54の下部ヘッダ54cに接続した溶液配管65、及び、第2空冷凝縮器55の下部ヘッダ55cに接続した溶液配管66は、冷媒タンク60に接続してある。
これらの構成により、再生器1で発生した冷媒蒸気は、第1空冷凝縮器54及び第2空冷凝縮器55で冷却空気と熱交換して液冷媒となり、冷媒タンク60に導かれる。冷媒タンク60に溜められた液冷媒は、冷媒ポンプ8で低温蒸発器50及び高温蒸発器51に導かれる。未蒸発の液冷媒は、溶液配管62、63でUシールを形成しつつ冷媒タンク60に導かれる。また、冷媒タンク60及び低温蒸発器50の気相部は、連通管(図示せず)で接続されている。これにより、低温蒸発器50の器内圧力を基準にUシール62、63内に液面を形成して、低温蒸発器50と高温蒸発器51との器内圧力差を維持することができる。
一方、再生器1で濃度が濃くなった溶液は、溶液配管13、溶液熱交換器7及び溶液ポンプ9を介して空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aに導かれる。溶液は、空冷低温吸収器52の空冷熱交換器52bの伝熱管内を低温蒸発器50からの冷媒蒸気を吸収しながら流下し、下部ヘッダ52cに一旦溜められ、溶液配管64で溶液ポンプ61を介して空冷高温吸収器53の上部ヘッダ53に導かれる。さらに溶液は、空冷高温吸収器53の空冷熱交換器53bの伝熱管内を高温蒸発器51からの冷媒蒸気を吸収しながら流下し、一旦溜められ、溶液配管12、溶液ポンプ10及び溶液熱交換器7を介して再生器1に導かれる。
また、本図において、点線Aと点線A’との間に配置された部品群は、冷温水ユニットGを構成する。
次に、図8を用いて説明する。
本図に示す符号Gは、図7の主に再生器1と、低温蒸発器50と高温蒸発器51とを1つの区画にまとめた冷温水ユニットである。また、図8に示す符号Hは、図7の主に第1空冷凝縮器54と第2空冷凝縮器55と空冷低温吸収器52と空冷低温吸収器53とを1つの区画にまとめた空気熱交換ユニットである。
冷温水ユニットGは、再生器1、低温蒸発器50及び高温蒸発器51の他に破線部分67を含む。破線部分67には、溶液熱交換器7、溶液ポンプ9、10、61、冷媒タンク60及び冷媒ポンプ8が配置されている。
また、空気熱交換ユニットHは、空冷低温吸収器52と第1空冷凝縮器54とをこの順に気流の上流側から隣接するように配置し、空冷高温吸収器53と第2空冷凝縮器55とをこの順に気流の上流側から隣接するように配置してある。本図においては、空冷低温吸収器52及び第1空冷凝縮器54の組と、空冷高温吸収器53及び第2空冷凝縮器55の組とが、上部に配置する空冷ファン15を挟むように配置してある。破線部分68には、第1空冷凝縮器54の下部ヘッダ54cに接続した溶液配管65と、第2空冷凝縮器55の下部ヘッダ55cに接続した溶液配管66と、空冷低温吸収器52の下部ヘッダ52cに接続した溶液配管64と、空冷高温吸収器53の下部ヘッダ53cに接続した溶液配管12が配置してある。
また、溶液配管13は、溶液ポンプ9と空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aとを接続するものであり、溶液ポンプ9を配置した破線部分67から溶液配管13を立上げる必要があるが、冷温水ユニットGの区画内で立上げて空冷低温吸収器52の上部ヘッダ52aに接続してある。同様に、溶液配管64は、溶液ポンプ61と空冷高温吸収器53の上部ヘッダ53aと接続するものであり、溶液ポンプ61を配置した破線部分67から溶液配管64を立上げる必要があるが、冷温水ユニットGの区画内で立上げて空冷低温吸収器53の上部ヘッダ53aに接続してある。
また、図8においては、空気熱交換ユニットHの冷温水ユニットG側とその反対側は開放されているようになっているが、実際には閉鎖されている。また、破線部分68の周囲も閉鎖され、冷却空気のほぼ全量が空気熱交換ユニットHの空冷熱交部分を流れるようになっている。
以上のように、本実施例の空冷単効用吸収式冷凍機においては、空冷吸収器を空冷低温吸収器52と空冷高温吸収器53とに分割するとともに、空冷凝縮器を第1空冷凝縮器54と第2空冷凝縮器55とに分割した場合でも、冷温水ユニットGと空気熱交換ユニットHに分けて異なる区画に配置することができる。よって、空気熱交換ユニットHの空冷熱交部分から空冷ファン15までの流路に、冷却空気の流れを遮る部品等が少なくて済む。このため、空気熱交換ユニットHを構成する第1空冷凝縮器54、第2空冷凝縮器55、空冷低温吸収器52及び空冷高温吸収器53の熱交換効率の向上を図ることができる。また、蒸発器、空冷凝縮器、空冷吸収器を分割して配置する構成としているため、実施例3に比べて高さを低く抑えられる効果がある。
なお、以上の実施例においては、空気熱交換ユニットを1個だけ増設した場合については述べたが、これに限定されるものではなく、空気熱交換ユニットを2個以上増設してもよい。すなわち、空気熱交換ユニットを3個以上併設してもよい。
また、以上の実施例においては、空冷単効用吸収式冷凍機について説明したが、必ずしも単効用でなくてもよく、以上の構成は二重効用又は三重効用の場合にも適用可能である。さらに、本発明は、冷凍機だけでなく、ヒートポンプにも適用可能である。
1:再生器、2、5、22、24、56、57、58、59:冷媒蒸気配管、3:空冷凝縮器、3a:上部ヘッダ、3c:下部ヘッダ、4:蒸発器、6:空冷吸収器、6a:上部ヘッダ、6c:下部ヘッダ、7:溶液熱交換器、8:冷媒ポンプ、9、10、61:溶液ポンプ、11、12、13、14:溶液配管、15:空冷ファン、20:増設空冷凝縮器、21:増設空冷吸収器、50:低温蒸発器、51:高温蒸発器、52:空冷低温吸収器、53:空冷高温吸収器、54:第1空冷凝縮器、55:第2空冷凝縮器、60:冷媒タンク、100:空気熱交換ユニット、101:筺体、B、E、G:冷温水ユニット、D:増設空気熱交換ユニット、C、F、H:空気熱交換ユニット。

Claims (5)

  1. 再生器と、空冷凝縮器と、蒸発器と、空冷吸収器と、空冷ファンを設けた筺体とを備え、前記再生器と前記空冷凝縮器とは高温冷媒蒸気配管で接続し、前記蒸発器と前記空冷吸収器とは低温冷媒蒸気配管で接続した空冷吸収式冷凍機であって、前記空冷吸収器及び前記空冷凝縮器は、前記筺体の内部に配置し、前記再生器及び前記蒸発器は、前記筺体の外部に配置したことを特徴とする空冷吸収式冷凍機。
  2. 前記再生器と前記蒸発器とは隣接して配置し、前記空冷凝縮器と前記空冷吸収器との間には空気の流路を設けたことを特徴とする請求項1記載の空冷吸収式冷凍機。
  3. 前記空冷凝縮器は、凝縮器上部ヘッダと、凝縮器下部ヘッダと、これらの間に配置された複数本の凝縮器伝熱管と、該凝縮器伝熱管の外面に設けた凝縮器空冷用フィンとを含み、前記高温冷媒蒸気配管は、前記再生器と前記凝縮器上部ヘッダとを接続し、前記空冷吸収器は、吸収器上部ヘッダと、吸収器下部ヘッダと、これらの間に配置された複数本の吸収器伝熱管と、該吸収器伝熱管の外面に設けた吸収器空冷用フィンとを含み、前記低温冷媒蒸気配管は、前記蒸発器と前記吸収器上部ヘッダとを接続したことを特徴とする請求項1又は2に記載の空冷吸収式冷凍機。
  4. 前記空冷吸収器及び前記空冷凝縮器を前記筺体の内部に配置して構成した空気熱交換ユニットを複数個備え、これらを隣り合うように配置し、隣り合うそれぞれの前記空気熱交換ユニットの前記空冷凝縮器同士は、前記高温冷媒蒸気配管で接続し、隣り合うそれぞれの前記空気熱交換ユニットの前記空冷吸収器同士は、前記低温冷媒蒸気配管で接続したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の空冷吸収式冷凍機。
  5. 前記蒸発器は、冷媒蒸気の圧力が異なる低温蒸発器と高温蒸発器とで構成され、前記空冷吸収器は、前記冷媒蒸気の圧力が異なる空冷低温吸収器と空冷高温吸収器とで構成され、前記低温蒸発器と前記空冷低温吸収器とは第一の低温冷媒蒸気配管で接続し、前記高温蒸発器と前記空冷高温吸収器とは第二の低温冷媒蒸気配管で接続したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の空冷吸収式冷凍機。
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