JPH112471A - 空冷吸収式冷凍装置 - Google Patents

空冷吸収式冷凍装置

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JPH112471A
JPH112471A JP9155635A JP15563597A JPH112471A JP H112471 A JPH112471 A JP H112471A JP 9155635 A JP9155635 A JP 9155635A JP 15563597 A JP15563597 A JP 15563597A JP H112471 A JPH112471 A JP H112471A
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casing
cooled
refrigerator
fan
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Noriyuki Okuda
則之 奥田
Katsuhiro Kawabata
克宏 川端
Koichi Yasuo
晃一 安尾
Shiro Yakushiji
史朗 薬師寺
Kazuyoshi Takeuchi
一喜 竹内
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/62Absorption based systems

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  • Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空冷吸収式冷凍装置において、設置スペース
の狭小化を図る。 【解決手段】 ケーシング1の背面1bに吸込口21,
22を形成する一方、該背面1bに沿って空冷吸収器3
を、また該ケーシング1の上下方向中段位置に空冷凝縮
器4を配置するとともに、上記ケーシング1の前面1a
側で且つ上記空冷凝縮器4よりも上方位置に吹出方向を
斜め上方に向けた状態でファン7を配置し、上記ファン
7の運転により上記吸込口21,22から吸い込まれた
空気を上記空冷吸収器3及び空冷凝縮器4をそれぞれ通
過させた後、上記ケーシング1の前面1a側から斜め上
方に向けて吹き出させるように構成している。かかる構
成によれば、冷凍装置の設置状態において上記ケーシン
グ1の前面1a側には吸込・サービススペースSを設け
る必要がなく、該ケーシング1の背面1b側のみに吸込
・サービススペースSを確保すればよく、冷凍装置の設
置スペースの狭小化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、空冷吸収式冷凍
装置に関し、さらに詳しくは該冷凍装置における室外機
の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収式冷凍装置として、従来より空冷式
の吸収式冷凍装置と水冷式の吸収式冷凍装置とが知られ
ているが、空冷式はその伝熱形態からして水冷式に比し
て伝熱効率が悪いという普遍的な課題があり、このため
空冷式の吸収式冷凍装置における吸収器及び凝縮器と、
水冷式の吸収式冷凍装置におけるこれらとを比較した場
合、空冷式の吸収器等は伝熱面積の確保上、水冷式の吸
収器等に比して形態が大型とならざるを得ない。
【0003】一方、吸収式冷凍装置に限らず、冷凍装置
一般においては、例えば地価高騰に伴うスペースの有効
利用等の観点から、冷凍装置そのものの占有スペース、
及び設置後における該冷凍装置への空気の吸込スペース
並びにメンテナンス時のサービススペースを含めた設置
スペースの狭小化の要請が強くなっている。
【0004】かかる事情に鑑み、例えば特開平1−22
5868号公報には、図9に示すように、伝熱面積の確
保という観点から形状的に大型とならざるを得ない空冷
吸収器32を「L」字状に折曲形成してこれを矩形形態
をもつケーシング31の隣接する二側面に対応させて配
置する一方、空冷凝縮器33を上記ケーシング31の他
の側面に配置し、上記ケーシング31の三側面を上記空
冷吸収器32と空冷凝縮器33とで囲繞するとともに、
ファン35を上記空冷吸収器32と空冷凝縮器33とで
囲まれた空間部の上部中央にその吹出方向を上方に向け
た状態で配置し、上記ケーシング31の三側面にそれぞ
れ設けられた吸込口から空気を吸い込み、上記空冷吸収
器32及び空冷凝縮器33をそれぞれ通過した後、これ
を上記ファン35によって上方へ吹き出すようにするこ
とで、その形態のコンパクト化を図った空冷吸収式室外
機30が提案されている。
【0005】尚、図9において、符号34は上記空冷吸
収器32の上側に配置された蒸発器、36は上記空冷凝
縮器33の上側に配置された低温再生器、37は上記空
冷吸収器32と空冷凝縮器33とで囲まれた空間の開口
側に配置された高温再生器である。
【0006】さらに、空冷式の吸収式冷凍装置に特有の
問題とし、空冷式の吸収式冷凍装置は、一部大気圧を越
えたサイクル条件となることから、「ボイラー及び圧力
容器安全規則」における法規制上、「簡易ボイラー」に
属し、ボイラー容量が法的規制を受けることから単体で
大容量の冷凍装置を構成することができない。従って、
法的規制のボイラー容量以上の冷凍装置を得るために
は、該法的規制を受けない程度のボイラー容量をもつ冷
凍装置を、要求容量に応じて複数基組み合わせてユニッ
ト化することが考えられる。尚、このように小容量の冷
凍装置を複数基組み合わせてユニット化して大容量の冷
凍装置を得る場合においても、設置スペースの狭小化を
十分に考慮する必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上掲公知例
の如き空冷吸収式室外機30においては、矩形形態をも
ったもので、「三面吸込・上吹出」構造で、且つ残る一
面側には高温再生器37等のメンテナンスを必要とする
機器が配置されていることから、例えばこれを単体で設
置して使用する場合においては、図10に示すように、
空冷吸収式室外機30の全周に亙って所要幅の吸込・サ
ービススペースSを設ける必要があり、設置スペースの
狭小化が十分に図れないという問題がある。
【0008】また、空冷吸収式室外機30を複数機組み
合わせてこれらをユニット化して大容量の冷凍装置を得
る場合においても、図11に示すように、各空冷吸収式
室外機30,30,・・の周囲に所要の吸込・サービス
スペースSを必要とすることから、設置スペースの狭小
化という要請に応えることができないものであった。
【0009】そこで本願発明は、設置スペースの狭小化
を容易に図り得るようにした空冷吸収式冷凍装置を提供
せんとしてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明ではかかる課題
を解決するための具体的手段として次のような構成を採
用している。
【0011】(1) 本願の第1の発明では、略矩形の
外観形態をもつケーシング1の背面1bに吸込口21,
22を形成する一方、上記ケーシング1の背面1bに沿
って空冷吸収器3を配置するとともに、該ケーシング1
の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝縮器4
を配置し、さらに上記ケーシング1の前面1a側で且つ
上記空冷凝縮器4よりも上方位置に吹出方向を斜め上方
に向けた状態でファン7を配置し、上記ファン7の運転
により上記吸込口21,22から吸い込まれた空気を上
記空冷吸収器3及び空冷凝縮器4をそれぞれ通過させた
後、上記ケーシング1の前面1a側から斜め上方に向け
て吹き出させるように構成したことを特徴としている。
【0012】(2) 本願の第2の発明では、略矩形の
外観形態をもつケーシング1の背面1bに吸込口21,
22を形成する一方、上記ケーシング1の背面1bに沿
って空冷吸収器3を配置するとともに、該ケーシング1
の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝縮器4
を配置し、さらに上記ケーシング1の前面1a側で且つ
上記空冷凝縮器4よりも上方位置に吹出方向を斜め上方
に向けた状態でファン7を配置し、上記ファン7の運転
により上記吸込口21,22から吸い込まれた空気を上
記空冷吸収器3及び空冷凝縮器4をそれぞれ通過させた
後、上記ケーシング1の前面1a側から斜め上方に向け
て吹き出させるように構成してなる一対の冷凍機モジュ
ールX1,X2を、該各冷凍機モジュールX1,X2におけ
る上記ケーシング1の前面1aを相互に近接対向させた
状態で配置し且つ該各冷凍機モジュールX1,X2を一体
的に制御可能としたことを特徴としている。
【0013】(3) 本願の第3の発明では、上記第2
の発明にかかる空冷吸収式冷凍装置において、上記各冷
凍機モジュールX1,X2の対向部位に、該各冷凍機モジ
ュールX1,X2における上記ファン7からそれぞれ斜め
上方に向けて吹き出される吹出空気をそれぞれ上方に向
けて偏向させる風向ガイド部材16を備えたことを特徴
としている。
【0014】(4) 本願の第4の発明では、上記第2
の発明にかかる空冷吸収式冷凍装置において、上記各冷
凍機モジュールX1,X2にそれぞれ設けられ且つ対向す
る上記各ファン7,7を、左右方向に偏心配置したこと
を特徴としている。
【0015】(5) 本願の第5の発明では、上記第2
の発明にかかる空冷吸収式冷凍装置において、上記各冷
凍機モジュールX1,X2の対向部位に、該各冷凍機モジ
ュールX1,X2における上記ファン7からそれぞれ斜め
上方に向けて吹き出される吹出空気をそれぞれ上方に向
けて偏向させる風向ガイド部材16を備えたことを特徴
としている。
【0016】(6) 本願の第6の発明では、略矩形の
外観形態をもつケーシング1の背面1bに吸込口21,
22を形成する一方、上記ケーシング1の背面1bに沿
って空冷吸収器3を配置するとともに、該ケーシング1
の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝縮器4
を配置し、さらに上記ケーシング1の前面1a側で且つ
上記空冷凝縮器4よりも上方位置に吹出方向を斜め上方
に向けた状態でファン7を配置し、上記ファン7の運転
により上記吸込口21,22から吸い込まれた空気を上
記空冷吸収器3及び空冷凝縮器4をそれぞれ通過させた
後、上記ケーシング1の前面1a側から斜め上方に向け
て吹き出させるように構成してなる一対の冷凍機モジュ
ールX1,X2を、該各冷凍機モジュールX1,X2におけ
る上記ケーシング1の背面1bを所定間隔をもって対向
させた状態で配置し且つ該各冷凍機モジュールX1,X2
を一体的に制御可能としたことを特徴としている。
【0017】(7) 本願の第7の発明では、上記第
2、第3、第4、第5又は第6の発明にかかる空冷吸収
式冷凍装置において、上記一対の冷凍機モジュール
1,X2を接続フレーム15により一体的に組付けたこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の効果】本願発明ではかかる構成とすることによ
り次のような効果が得られる。
【0019】 本願の第1の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置は、略矩形の外観形態をもつケーシング1の背
面1bに吸込口21,22を形成する一方、上記ケーシ
ング1の背面1bに沿って空冷吸収器3を配置するとと
もに、該ケーシング1の上下方向中段位置に略水平方向
に向けて空冷凝縮器4を配置し、さらに上記ケーシング
1の前面1a側で且つ上記空冷凝縮器4よりも上方位置
に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン7を配置
し、上記ファン7の運転により上記吸込口21,22か
ら吸い込まれた空気を上記空冷吸収器3及び空冷凝縮器
4をそれぞれ通過させた後、上記ケーシング1の前面1
a側から斜め上方に向けて吹き出させるように構成して
いる。
【0020】従って、本発明の空冷吸収式冷凍装置によ
れば、該冷凍装置の設置状態において上記ケーシング1
の前面1a側には吸込・サービススペースSを設ける必
要がなく、該ケーシング1の背面1b側のみに吸込・サ
ービススペースSを確保すればよく、例えば上掲公知例
の如くその全周に吸込・サービススペースSを確保する
必要がある場合に比して、冷凍装置の設置スペースの狭
小化が促進されることになる。
【0021】 本願の第2の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置は、略矩形の外観形態をもつケーシング1の背
面1bに吸込口21,22を形成する一方、上記ケーシ
ング1の背面1bに沿って空冷吸収器3を配置するとと
もに、該ケーシング1の上下方向中段位置に略水平方向
に向けて空冷凝縮器4を配置し、さらに上記ケーシング
1の前面1a側で且つ上記空冷凝縮器4よりも上方位置
に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン7を配置
し、上記ファン7の運転により上記吸込口21,22か
ら吸い込まれた空気を上記空冷吸収器3及び空冷凝縮器
4をそれぞれ通過させた後、上記ケーシング1の前面1
a側から斜め上方に向けて吹き出させるように構成して
なる一対の冷凍機モジュールX1,X2を、該各冷凍機モ
ジュールX1,X2における上記ケーシング1の前面1a
を相互に近接対向させた状態で配置し且つ該各冷凍機モ
ジュールX1,X2を一体的に制御可能としている。
【0022】従って、本発明の空冷吸収式冷凍装置によ
れば、上記一対の冷凍機モジュールX1,X2により、該
各冷凍機モジュールX1,X2を単独使用する場合の2倍
の容量をもつ冷凍装置を構成したにも拘わらず、上記各
冷凍機モジュールX1,X2の各ケーシング1,1の背面
1b,1b側のみに吸込・サービススペースSを設けれ
ば足り、例えば上掲公知例の冷凍装置を複数基配置して
ユニット化する場合の如く該複数基の冷凍装置の全周に
吸込・サービススペースを確保する必要がある場合に比
して、設置スペースの狭小化が促進され、延いては大容
量をもつ冷凍装置の適用範囲の拡大が期待できるもので
ある。
【0023】また、上記各冷凍機モジュールX1,X2
それぞれそれ単独での容量を法的規制を受けない程度の
容量に設定しておくことで、本来ならば容量的に法的規
制を受けるような大容量の冷凍装置を法的規制内で得る
ことができ、製品としての冷凍装置の容量の多様化への
対応とシリーズ化が容易となるものである。
【0024】さらに、小容量の冷凍機モジュールX1
2を組み合わせて大容量の冷凍装置を構成しているの
で、小容量の冷凍機モジュールX1,X2をそれぞれ容量
制御して全体として大容量の容量制御を行うことがで
き、例えば単一構成で大容量の冷凍装置としこれを容量
制御する場合に比して、容量制御が容易であり、それだ
け運転制御の簡易化が図れるものである。
【0025】また、一対の冷凍機モジュールX1,X2
冷凍装置を構成しているので、例えばこれらのうちのい
ずれか一方が故障した場合には他方の冷凍機モジュール
のみでの運転継続が可能であり、大容量の冷凍装置を単
一構成とした場合のように故障により冷凍装置の運転そ
のものを停止せざるを得ない場合に比して、故障に対す
る危険分散ができ、それだけ装置の運転上の信頼性が向
上するものである。
【0026】 本願の第3の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置によれば、上記に記載の効果に加えて次のよ
うな特有の効果が奏せられる。即ち、本発明では、上記
各冷凍機モジュールX1,X2の対向部位に、該各冷凍機
モジュールX1,X2における上記ファン7からそれぞれ
斜め上方に向けて吹き出される吹出空気をそれぞれ上方
に向けて偏向させる風向ガイド部材16を備えているの
で、上記風向ガイド部材16の偏向作用により、上記各
冷凍機モジュールX1,X2から吹き出される吹出空気が
相互に干渉して運転騒音が増大するのが防止されるとと
もに、一方の冷凍機モジュールから吹き出された吹出空
気がそのまま他方の冷凍機モジュールに吸い込まれるシ
ョートサーキットの発生が確実に防止されることで高い
冷凍性能が確保されるものである。
【0027】 本願の第4の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置によれば、上記に記載の効果に加えて次のよ
うな特有の効果が奏せられる。即ち、本発明では、上記
各冷凍機モジュールX1,X2にそれぞれ設けられ且つ対
向する上記各ファン7,7を、左右方向に偏心配置して
いるので、上記各冷凍機モジュールX1,X2から吹き出
される吹出空気が相互に干渉して運転騒音が増大するの
が防止され、装置の静粛運転が実現されるものである。
【0028】 本願の第5の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置によれば、上記に記載の効果に加えて次のよ
うな特有の効果が奏せられる。即ち、本発明では、上記
各冷凍機モジュールX1,X2の対向部位に、該各冷凍機
モジュールX1,X2における上記ファン7からそれぞれ
斜め上方に向けて吹き出される吹出空気をそれぞれ上方
に向けて偏向させる風向ガイド部材16を備えているの
で、上記風向ガイド部材16の偏向作用と上記各ファン
7,7の偏位との相乗効果により、上記各冷凍機モジュ
ールX1,X2から吹き出される吹出空気が相互に干渉し
て運転騒音が増大するのが防止されるとともに、上記風
向ガイド部材16の偏向作用によって一方の冷凍機モジ
ュールから吹き出された吹出空気がそのまま他方の冷凍
機モジュールに吸い込まれるショートサーキットの発生
が確実に防止されることで高い冷凍性能が確保されるも
のである。
【0029】 本願の第6の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置は、略矩形の外観形態をもつケーシング1の背
面1bに吸込口21,22を形成する一方、上記ケーシ
ング1の背面1bに沿って空冷吸収器3を配置するとと
もに、該ケーシング1の上下方向中段位置に略水平方向
に向けて空冷凝縮器4を配置し、さらに上記ケーシング
1の前面1a側で且つ上記空冷凝縮器4よりも上方位置
に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン7を配置
し、上記ファン7の運転により上記吸込口21,22か
ら吸い込まれた空気を上記空冷吸収器3及び空冷凝縮器
4をそれぞれ通過させた後、上記ケーシング1の前面1
a側から斜め上方に向けて吹き出させるように構成して
なる一対の冷凍機モジュールX1,X2を、該各冷凍機モ
ジュールX1,X2における上記ケーシング1の背面1b
を所定間隔をもって対向させた状態で配置し且つ該各冷
凍機モジュールX1,X2を一体的に制御可能としてい
る。
【0030】従って、本発明の空冷吸収式冷凍装置によ
れば、上記一対の冷凍機モジュールX1,X2により、該
各冷凍機モジュールX1,X2を単独使用する場合の2倍
の容量をもつ冷凍装置を構成したにも拘わらず、上記各
冷凍機モジュールX1,X2の相互に対向する各ケーシン
グ1,1の背面1b,1b間にこれら各冷凍機モジュー
ルX1,X2が単独で設置される場合における吸込・サー
ビススペースSと同じ大きさの吸込・サービススペース
Sを設ければ足り、例えば上掲公知例の冷凍装置を複数
基配置してユニット化する場合の如く該複数基の冷凍装
置の全周に吸込・サービススペースを確保する必要があ
る場合に比して、設置スペースの狭小化が促進され、延
いては大容量をもつ冷凍装置の適用範囲の拡大が期待で
きるものである。
【0031】また、上記各冷凍機モジュールX1,X2
それぞれそれ単独での容量を法的規制を受けない程度の
容量に設定しておくことで、本来ならば容量的に法的規
制を受けるような大容量の冷凍装置を法的規制内で得る
ことができ、製品としての冷凍装置の容量の多様化への
対応とシリーズ化が容易となるものである。
【0032】さらに、小容量の冷凍機モジュールX1
2を組み合わせて大容量の冷凍装置を構成しているの
で、小容量の冷凍機モジュールX1,X2をそれぞれ容量
制御して全体として大容量の容量制御を行うことがで
き、例えば単一構成で大容量の冷凍装置としこれを容量
制御する場合に比して、容量制御が容易であり、それだ
け運転制御の簡易化が図れるものである。
【0033】また、一対の空冷吸収式室外機Xで冷凍装
置を構成しているので、例えばこれらのうちのいずれか
一方が故障した場合には他方の冷凍機モジュールのみで
の運転継続が可能であり、大容量の冷凍装置を単一構成
とした場合のように故障により冷凍装置の運転そのもの
を停止せざるを得ない場合に比して、故障に対する危険
分散ができ、それだけ装置の運転上の信頼性が向上する
ものである。
【0034】 本願の第7の発明にかかる空冷吸収式
冷凍装置によれば、上記,,,又はに記載の
効果に加えて次のような特有の効果が奏せられる。即
ち、本発明では、上記一対の冷凍機モジュールX1,X2
を接続フレーム15により一体的に組付けているので、
これら一対の冷凍機モジュールX1,X2を一つのユニッ
トとして一体的に搬送あるいは設置することができ、例
えばこれら各冷凍機モジュールX1,X2をそれぞれ個別
に搬送あるいは設置する場合に比して、その取り扱いが
容易となり、それだけ設置作業性が向上するものであ
る。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本願発明を好適な実施形態
に基づいて具体的に説明する。図1には、本願発明にか
かる空冷吸収式冷凍装置の好適な実施形態として、空気
調和装置に適用される空冷吸収式室外機Xを示してい
る。この空冷吸収式室外機Xは、これを構成する各機器
の配置構成に最大の特徴を有するものであって、略長矩
形の外観形態をもつケーシング1を備えている。尚、こ
のケーシング1の背面1b(即ち、空冷吸収式室外機X
の背面X1b)には、その略全域に跨がって吸込口21
(図3を参照)が設けられるとともに、該吸込口21の
下側位置にはさらに吸込口22(図3を参照)が設けら
れている。
【0036】そして、上記ケーシング1内には、上記吸
込口21に対向するようにして空冷吸収器3が配置され
るとともに、該空冷吸収器3の前方で且つ上記ケーシン
グ1の上下方向中段位置には空冷凝縮器4が略水平に向
けて配置されている。尚、この空冷凝縮器4の空気上流
側は、上記吸込口22に臨んでいる。さらに、上記ケー
シング1の前面1a(即ち、上記空冷吸収式室外機Xの
前面X1a)側で且つ上記空冷凝縮器4の上方位置には、
プロペラファンで構成される左右一対のファン7,7
が、その吹出方向を斜め上方に指向させた状態で配置さ
れている。尚、この場合、この左右一対ファン7,7
は、上記ケーシング1の長手方向に所定寸法だけ偏心し
た状態(図5参照)で配置されている。
【0037】尚、図1において、符号5は高温再生器、
6は低温再生器、8はレシーバ、9は気液分離器、10
は高温溶液熱交換器、11は低温溶液熱交換器、12は
ブロアであり、これら各機器と上記空冷吸収器3、空冷
凝縮器4及びファン7,7によって空冷吸収式室外機X
が構成されている。
【0038】かかる構成の空冷吸収式室外機Xにおいて
は、上記ファン7,7が運転されることで、上記吸込口
21から吸い込まれる空気は空気流A1で示すように上
記空冷吸収器3を通過する際に該空冷吸収器3内の吸収
液と熱交換し、また上記吸込口22から吸い込まれる空
気は空気流A2で示すように上記空冷凝縮器4を通過す
る際に該空冷凝縮器4内の一次冷媒と熱交換する。そし
て、これら空冷吸収器3及び空冷凝縮器4を通過した空
気は、空気流A3で示すように合流して上記各ファン
7,7から斜め上方へ向けて吹き出される。
【0039】尚、この空冷吸収式室外機Xは、「ボイラ
ー及び圧力容器安全規則」において法的規制を受けない
「簡易ボイラー」としての容量範囲に属するようにその
容量が設定されている。
【0040】ところで、この空冷吸収式室外機Xは、上
述のように上記各吸込口21,22は上記ケーシング1
の背面1b側のみに形成されており、且つ該背面1b側
から上記ケーシング1内の各機器のメンテナンスが可能
であることから、図5に示すように、吸込・サービスス
ペースSは上記ケーシング1の背面1b側のみに確保す
れば良い。従って、例えば上掲公知例の如くその全周に
吸込・サービススペースSを確保する必要がある場合に
比して、空冷吸収式室外機Xの設置スペースをより小さ
くすること(設置スペースの狭小化)が促進されること
になる。
【0041】一方、上記空冷吸収式室外機Xは、上述の
ようにその容量が法的規制範囲内とされているので、こ
れ単体で使用することも可能であるが、この空冷吸収式
室外機Xを複数基併設してこれらをユニット化し、上記
法的規制範囲を越える大容量の空冷吸収式冷凍装置とす
ることができるものである。以下、この複数設置の場合
の構成等について説明する。
【0042】図2及び図3には、上記空冷吸収式室外機
Xと同様構造をもつ一対の冷凍機モジュールX1,X
2を、そのケーシング1の前面1a,1a(即ち、冷凍
機モジュールX1,X2の前面X1a,前面X1a)を相互に
近接対向させるとともに、これらを接続フレーム15に
よって一体化して室外機ユニットZを構成した場合を示
している。この室外機ユニットZにおいては、上記各冷
凍機モジュールX1,X2の各ファン7,7がそれぞれ運
転されると、空気流A3,A3で示すように、上記各冷凍
機モジュールX1,X2のファン7,7、同7,7からそ
れぞれ斜め上方に向けて吹出空気が吹き出される。この
場合、上記各冷凍機モジュールX1,X2の各ファン7,
7がそれぞれ上記ケーシング1の長手方向に偏心配置さ
れているので、これら各冷凍機モジュールX1,X2間に
何等の対策を講じずとも、一方の冷凍機モジュールX1
のファン7,7から吹き出される吹出空気と、他方の冷
凍機モジュールX2のファン7,7から吹き出される吹
出空気との干渉、及び一方の冷凍機モジュールX1から
の吹出空気と他方の冷凍機モジュールX2の吹出空気の
それぞれが他方の冷凍機モジュールX2あるいは一方の
冷凍機モジュールX1側に吸い込まれるショートサーキ
ットの発生が可及的に防止される。しかし、この実施形
態のものにおいては、上述の如き吹出空気の相互干渉の
防止とショートサーキットの発生防止とをさらに確実な
らしめるために、上記各冷凍機モジュールX1,X2の対
向部分にこれら両者を区画する風向ガイド部材16を立
設配置し、上記各冷凍機モジュールX1,X2側からそれ
ぞれその斜め上方に向けて吹き出される吹出空気を、該
風向ガイド部材16によって上方へ強制的に偏向させる
ようにしている。
【0043】このような構成とした場合には、図6に示
すように、上記各冷凍機モジュールX1,X2の各ケーシ
ング1,1の背面1b,1b(即ち、上記各冷凍機モジ
ュールX1,X2の背面X1b,背面X2b)側のみに吸込・
サービススペースSを設ければ足り、例えば上掲公知例
の冷凍装置を複数基配置してユニット化する場合の如く
該複数基の冷凍装置の全周に吸込・サービススペースを
確保する必要がある場合に比して、設置スペースの狭小
化が促進され、延いては大容量をもつ冷凍装置の適用範
囲の拡大が期待できるものである。
【0044】また、上記各冷凍機モジュールX1,X2
それぞれそれ単独での容量を法的規制を受けない程度の
容量に設定しておくことで、本来ならば容量的に法的規
制を受けるような大容量の冷凍装置を法的規制内で得る
ことができ、製品としての室外機ユニットZの容量の多
様化への対応とシリーズ化が容易となるものである。
【0045】さらに、小容量の冷凍機モジュールX1
2を組み合わせて大容量の室外機ユニットZを構成し
ているので、小容量の冷凍機モジュールX1,X2をそれ
ぞれ容量制御して全体として大容量の容量制御を行うこ
とができ、例えば単一構成で大容量の室外機ユニットと
しこれを容量制御する場合に比して、容量制御が容易で
あり、それだけ運転制御の簡易化が図れるものである。
【0046】また、一対の冷凍機モジュールX1,X2
室外機ユニットZを構成しているので、例えばこれらの
うちのいずれか一方の冷凍機モジュールX1が故障した
場合には他方の冷凍機モジュールX2のみでの運転継続
が可能であり、大容量の冷凍装置を単一構成とした場合
のように故障により該冷凍装置の運転そのものを停止せ
ざるを得ない場合に比して、故障に対する危険分散がで
き、それだけ室外機ユニットZの運転上の信頼性が向上
するものである。
【0047】尚、図7には、図6に示す室外機ユニット
Zの発展例として、上記空冷吸収式室外機Xと同様構造
をもつ四つの冷凍機モジュールX1,X2,X3,X4を二
組に分け、これら各組に属する一対の冷凍機モジュール
1,X2、及び同X3,X4を、それぞれその前面同士を
近接対向させて配置し、上記空冷吸収式室外機Xを単独
設置した場合の四倍の容量をもつ室外機ユニットZを構
成したものを示している。この場合にも、上記一対の冷
凍機モジュールX1,X2のみを備えた室外機ユニットZ
と同様の作用効果が得られることは勿論である。
【0048】図4には、上記空冷吸収式室外機Xと同様
の構造をもつ一対の冷凍機モジュールX1,X2を、それ
ぞれそのケーシング1,1の背面1b,1b(即ち、冷
凍機モジュールX1,X2の背面X1b,X2b)を所定間隔
をもって背向させて構成された室外機ユニットZを示し
ている。かかる構成とした場合には、図8(尚、この図
8には四つの冷凍機モジュールX1,X2,X3,X4を備
えた室外機ユニットZを示しているが、一対の冷凍機モ
ジュールX1,X2を備えたものとは容量が異なるのみ
で、奏せられる作用効果は同じである)に示すように、
これら各冷凍機モジュールX1,X2の背向部分に両者に
共用可能な吸込・サービススペースSを確保すれば良
く、例えば図6あるいは図7に示すように冷凍機モジュ
ールX1,X2を対向配置する場合に比して、確保すべき
吸込・サービススペースSの大きさは1/2となり、そ
れだけ設置スペースの狭小化がさらに促進されるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明にかかる空冷吸収式冷凍装置における
室外機の斜視図である。
【図2】図1に示した複数基の室外機により構成される
室外機ユニットの斜視図である。
【図3】図2のIII−III断面図である。
【図4】図1に示した複数基の室外機により構成される
室外機ユニットの斜視図である。
【図5】室外機の配置構成と吸込・サービススペースと
の関係を示す平面図である。
【図6】室外機ユニットの配置構成と吸込・サービスス
ペースとの関係を示す平面図である。
【図7】室外機ユニットの配置構成と吸込・サービスス
ペースとの関係を示す平面図である。
【図8】室外機ユニットの配置構成と吸込・サービスス
ペースとの関係を示す平面図である。
【図9】従来の空冷吸収式室外機の斜視図である。
【図10】図9に示した室外機の配置構成と吸込・サー
ビススペースとの関係を示す平面図である。
【図11】図9に示した複数基の室外機でなる室外機ユ
ニットの配置構成と吸込・サービススペースとの関係を
示す平面図でなる。
【符号の説明】
1はケーシング、2は蒸発器、3は空冷吸収器、4は空
冷凝縮器、5は高温再生器、6は低温再生器、7はファ
ン、8はレシーバ、9は気液分離器、10は高温溶液熱
交換器、11は低温溶液熱交換器、12はブロア、15
は接続フレーム、16は風向ガイド部材、21及び22
は吸込口、X,X1,X2は空冷吸収式室外機、Zは室外
機ユニットである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川端 克宏 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 安尾 晃一 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 薬師寺 史朗 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 竹内 一喜 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略矩形の外観形態をもつケーシング
    (1)の背面(1b)に吸込口(21,22)を形成す
    る一方、上記ケーシング(1)の背面(1b)に沿って
    空冷吸収器(3)を配置するとともに、該ケーシング
    (1)の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝
    縮器(4)を配置し、さらに上記ケーシング(1)の前
    面(1a)側で且つ上記空冷凝縮器(4)よりも上方位
    置に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン(7)を
    配置し、上記ファン(7)の運転により上記吸込口(2
    1,22)から吸い込まれた空気を上記空冷吸収器
    (3)及び空冷凝縮器(4)をそれぞれ通過させた後、
    上記ケーシング(1)の前面(1a)側から斜め上方に
    向けて吹き出させるように構成したことを特徴とする空
    冷吸収式冷凍装置。
  2. 【請求項2】 略矩形の外観形態をもつケーシング
    (1)の背面(1b)に吸込口(21,22)を形成す
    る一方、上記ケーシング(1)の背面(1b)に沿って
    空冷吸収器(3)を配置するとともに、該ケーシング
    (1)の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝
    縮器(4)を配置し、さらに上記ケーシング(1)の前
    面(1a)側で且つ上記空冷凝縮器(4)よりも上方位
    置に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン(7)を
    配置し、上記ファン(7)の運転により上記吸込口(2
    1,22)から吸い込まれた空気を上記空冷吸収器
    (3)及び空冷凝縮器(4)をそれぞれ通過させた後、
    上記ケーシング(1)の前面(1a)側から斜め上方に
    向けて吹き出させるように構成してなる一対の冷凍機モ
    ジュール(X1),(X2)を、該各冷凍機モジュール
    (X1),(X2)における上記ケーシング(1)の前面
    (1a)を相互に近接対向させた状態で配置し且つ該各
    冷凍機モジュール(X1),(X2)を一体的に制御可能
    としたことを特徴とする空冷吸収式冷凍装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記各冷凍機モジュール(X1),(X2)の対向部位
    に、該各冷凍機モジュール(X1),(X2)における上
    記ファン(7)からそれぞれ斜め上方に向けて吹き出さ
    れる吹出空気をそれぞれ上方に向けて偏向させる風向ガ
    イド部材(16)が備えられていることを特徴とする空
    冷吸収式冷凍装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記各冷凍機モジュール(X1),(X2)にそれぞれ設
    けられ且つ対向する上記各ファン(7),(7)が、左
    右方向に偏心配置されていることを特徴とする空冷吸収
    式冷凍装置。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 上記各冷凍機モジュール(X1),(X2)の対向部位
    に、該各冷凍機モジュール(X1),(X2)における上
    記ファン(7)からそれぞれ斜め上方に向けて吹き出さ
    れる吹出空気をそれぞれ上方に向けて偏向させる風向ガ
    イド部材(16)が備えられるとともに、 上記各冷凍機モジュール(X1),(X2)にそれぞれ設
    けられ且つ対向する上記各ファン(7),(7)が、左
    右方向に偏心配置されていることを特徴とする空冷吸収
    式冷凍装置。
  6. 【請求項6】 略矩形の外観形態をもつケーシング
    (1)の背面(1b)に吸込口(21,22)を形成す
    る一方、上記ケーシング(1)の背面(1b)に沿って
    空冷吸収器(3)を配置するとともに、該ケーシング
    (1)の上下方向中段位置に略水平方向に向けて空冷凝
    縮器(4)を配置し、さらに上記ケーシング(1)の前
    面(1a)側で且つ上記空冷凝縮器(4)よりも上方位
    置に吹出方向を斜め上方に向けた状態でファン(7)を
    配置し、上記ファン(7)の運転により上記吸込口(2
    1,22)から吸い込まれた空気を上記空冷吸収器
    (3)及び空冷凝縮器(4)をそれぞれ通過させた後、
    上記ケーシング(1)の前面(1a)側から斜め上方に
    向けて吹き出させるように構成してなる一対の冷凍機モ
    ジュール(X1),(X2)を、該各冷凍機モジュール
    (X1),(X2)における上記ケーシング(1)の背面
    (1b)を所定間隔をもって対向させた状態で配置し且
    つ該各冷凍機モジュール(X1),(X2)を一体的に制
    御可能としたことを特徴とする空冷吸収式冷凍装置。
  7. 【請求項7】 請求項2,3,4,5又は6において、 上記一対の冷凍機モジュール(X1),(X2)が接続フ
    レーム(15)により一体的に組付けられていることを
    特徴とする空冷吸収式冷凍装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002243205A (ja) * 2001-02-19 2002-08-28 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
CN1294394C (zh) * 2002-09-20 2007-01-10 大金工业株式会社 空冷吸收式冷冻装置
JP2008267724A (ja) * 2007-04-23 2008-11-06 Mitsubishi Electric Corp ヒートポンプ装置
JP2013167430A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Hitachi Appliances Inc 空冷吸収式冷凍機

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