JP4926794B2 - 吸収式冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷媒と吸収剤が溶存した希冷媒溶液を加熱して濃縮冷媒溶液と冷媒蒸気とに分離する発生器、前記発生器からの冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器、前記凝縮器で得られた冷媒液体を蒸発させる蒸発器、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記発生器からの濃縮冷媒溶液に吸収させる吸収器、前記吸収器から前記発生器に冷媒蒸気を吸収済みの希冷媒溶液を圧送する溶液ポンプ、前記溶液ポンプで圧送された希冷媒溶液を駆動流体とするエゼクターを用いて前記発生器もしくは前記吸収器から器内ガスを抽気する器内ガス抽気手段、及び、前記器内ガス抽気手段にて抽気された器内ガスを気液分離部にて冷媒溶液から分離して、その分離された器内ガス中の水素ガスを前記気液分離部の上方に位置する酸化反応部にて酸化処理する水素ガス処理手段が備えられている吸収式冷凍装置に関する。
吸収式冷凍装置では、発生器、凝縮器、蒸発器、並びに、吸収器等の構成材として、一般に鉄やステンレス鋼などの金属が用いられ、また、冷媒と吸収剤との組み合わせとして、水と臭化リチウムとの組み合わせやアンモニアと水との組み合わせ等が用いられるものであり、その機器構成材の鉄やステンレス鋼が冷媒溶液や冷媒液体と反応することで装置内において水素ガスが発生する。この水素ガスは吸収式冷凍装置内においては凝縮することがなく、発生器や吸収器等の気相部に滞留して、低圧が要求される発生器や吸収器の内部圧力が次第に上昇することになるので、吸収式冷凍装置の能力が低下することになる。尚、冷媒と吸収剤の組み合わせとして水と臭化リチウムとの組み合わせが用いられた場合は、臭化リチウム水溶液が冷媒溶液に、水が冷媒液体に相当する。
このような吸収式冷凍装置において、従来では、器内ガス抽気手段にて、吸収器から器内ガスを抽気し、抽気した器内ガスを水素ガス処理手段の気液分離部にて冷媒溶液から分離し、分離した器内ガス中の水素ガスを水素ガス処理手段の酸化反応部にて酸化処理して水蒸気を生成し、そして、その酸化反応部にて生成された水蒸気を下方側に流動させて気液分離部において冷媒溶液に吸収させて、装置内で発生した水素ガスを除去するように構成されていた(例えば、特許文献1参照。)。
ちなみに、特許文献1においては、下方側部分を気液分離部とし、上方側部分を酸化反応部とする一つの水素ガス処理用の容器が設けられ、そして、酸化反応部が、金属酸化物(例えば、酸化第2銅)を含む酸化処理体を前記容器の上壁部分に設けて構成されるようになっている。
特開2006−162243号公報
上述の如く、酸化反応部においては水蒸気が生成されることになるが、酸化反応部における水素分圧を高めて酸化処理を適正に行えるようにするには、生成された水蒸気を気液分離部の冷媒溶液に迅速に吸収させることが望まれるものとなる。
しかしながら、上記従来の如く、酸化反応部にて生成された水蒸気を下方側に流動させて気液分離部の冷媒溶液に吸収させる場合においては、水蒸気の下方側への流動が迅速に行われ難いことに起因して、酸化反応部にて生成された水蒸気を気液分離部の冷媒溶液に迅速に吸収させ難いものであった。
ちなみに、上記従来例の如く、一つの水素ガス処理用の容器を用いて、気液分離部と酸化反応部とを構成する場合において、その容器の下方側に貯留される冷媒溶液の液面の高さを、容器の上壁部分に設置された酸化処理体に充分に近づく高さにすれば、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させることができるものとなるが、冷媒溶液の液面の高さが吸収式冷凍装置の運転の状況によって変化しても、酸化処理体が冷媒溶液との接触により損傷することを抑制する必要上、容器に貯留される冷媒溶液の液面が酸化処理体に対して充分に離れて位置するように製作するものであり、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させることができないものであった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させて、酸化反応部における酸化処理を適正に行えるようにすることが可能な吸収式冷凍装置を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる吸収式冷凍装置は、冷媒と吸収剤が溶存した希冷媒溶液を加熱して濃縮冷媒溶液と冷媒蒸気とに分離する発生器、前記発生器からの冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器、前記凝縮器で得られた冷媒液体を蒸発させる蒸発器、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記発生器からの濃縮冷媒溶液に吸収させる吸収器、前記吸収器から前記発生器に冷媒蒸気を吸収済みの希冷媒溶液を圧送する溶液ポンプ、前記溶液ポンプで圧送された希冷媒溶液を駆動流体とするエゼクターを用いて前記発生器もしくは前記吸収器から器内ガスを抽気する器内ガス抽気手段、及び、前記器内ガス抽気手段にて抽気された器内ガスを気液分離部にて冷媒溶液から分離して、その分離された器内ガス中の水素ガスを前記気液分離部の上方に位置する酸化反応部にて酸化処理する水素ガス処理手段が備えられているものであって、その第1特徴構成は、
前記発生器から前記吸収器に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部、又は、前記吸収器から前記発生器に向けて流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部を水蒸気吸収液として、前記水素ガス処理手段における前記酸化反応部に分岐供給する冷媒溶液供給手段が設けられている点にある。
すなわち、発生器から吸収器に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部、又は、吸収器から発生器に流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部が、水蒸気吸収液として、冷媒溶液供給手段にて酸化反応部に供給されることになり、そして、供給された水蒸気吸収液は、下方側に流動して気液分離部に流れ込むことになる。
このように、酸化反応部には、下方側に流動して気液分離部に流れ込む水蒸気吸収液が存在するから、酸化反応部にて生成された水蒸気が、下方側に流動する水蒸気吸収液に吸収された状態又は下方側に流動する水蒸気吸収液に誘引された状態で下方側に流動されて、気液分離部に流れ込むことになるのであり、結果的に、酸化反応部にて生成された水蒸気が的確に気液分離部の冷媒溶液に迅速に吸収されることになる。そして、酸化反応部にて生成された水蒸気がその酸化反応部から迅速に排出されることによって、酸化反応部の水素分圧を高めて酸化処理を適正に行えるようになるのである。
従って、酸化反応部に水蒸気吸収液を供給することにより、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させて、酸化反応部における酸化処理を適正に行えることが可能な吸収式冷凍装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる吸収式冷凍装置の第2特徴構成は、第1特徴構成において、前記水素ガス処理手段が、前記気液分離部としての気液分離用容器と、その気液分離用容器に連絡管にて接続される前記酸化反応部としての酸化反応用容器とを備えるように構成され、前記冷媒溶液供給手段が、前記酸化反応用容器又は前記連絡管における前記酸化反応用容器に近接する管部分に対して前記水蒸気吸収液を供給するように構成されている点にある。
すなわち、気液分離部を気液分離用容器とし、その気液分離用容器に連絡管にて接続される酸化反応部を酸化反応用容器とすることにより、気液分離用容器と酸化反応用容器とを上下に離すことができるため、冷媒溶液の液面の高さが吸収式冷凍装置の運転の状況によって変化しても、酸化処理体を冷媒溶液に接触し難くすることができる。
そして、発生器から吸収器に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部、又は、吸収器から発生器に流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部が、水蒸気吸収液として、冷媒溶液供給手段にて酸化反応容器又は連絡管における酸化反応容器に近接する管部分に供給されることになり、そして、供給された水蒸気吸収液は、連絡管を通して下方側に流動して気液分離用容器に流れ込むことになる。
このように、酸化反応容器又は連絡管における酸化反応容器に近接する管部分には、下方側に流動して気液分離部に流れ込む水蒸気吸収液が存在するから、酸化反応用容器にて生成された水蒸気が、下方側に流動する水蒸気吸収液に吸収された状態又は下方側に流動する水蒸気吸収液に誘引された状態で下方側に流動されて、気液分離用容器に流れ込むことになるのであり、結果的に、酸化反応用容器にて生成された水蒸気がその酸化反応用容器から迅速に排出されることによって、酸化反応用容器の水素分圧を高めて酸化処理を適切に行えるようになるのである。
従って、酸化処理体を冷媒溶液に接触し難くすることができ、且つ、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させて、酸化反応部における酸化処理を適正に行えることが可能な吸収式冷凍装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる吸収式冷凍装置の第3特徴構成は、第2特徴構成において、前記酸化反応用容器が、水素ガスを酸化させる金属酸化物を含む酸化処理体を備えた反応容器部分、前記連絡管が接続される水素ガス貯留用容器部分、及び、前記反応容器部分と前記水素ガス貯留用容器部分とを連結する管状部分を備えるように構成され、前記冷媒溶液供給手段が、前記酸化反応用容器における前記反応容器部分又は前記管状部分に対して前記水蒸気吸収液を供給するように構成されている点にある。
すなわち、装置内での水素ガス発生量は吸収式冷凍装置の運転の状況によって変化するが、装置内での水素ガス発生量が酸化部による水素ガス処理量より多いときは、酸化部にて酸化処理しきれない水素ガスを水素ガス貯留用容器部分に貯留しておき、装置内での水素ガス発生量が酸化部による水素ガス処理量より少ないときに、水素ガス貯留用容器部分に貯留された水素ガスを減らすというように、装置内での水素ガス発生量の変化に柔軟に対応することができる。
そして、発生器から吸収器に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部、又は、吸収器から発生器に流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部が、水蒸気吸収液として、冷媒溶液供給手段にて反応容器部分又は管状部分に供給されることになり、そして、供給された水蒸気吸収液は、管状部分、水素ガス貯留用容器部分及び連絡管を通して下方側に流動して気液分離部に流れ込むことになる。
このように、反応容器部分又は管状部分には、下方側に流動して気液分離部に流れ込む水蒸気吸収液が存在するから、反応容器部分にて生成された水蒸気が、下方側に流動する水蒸気吸収液に吸収された状態又は下方側に流動する水蒸気吸収液に誘引された状態で下方側に流動されて、気液分離用容器に流れ込むことになるのであり、結果的に、反応容器部分にて生成された水蒸気がその反応容器部分から迅速に排出されることによって、反応容器部分の水素分圧を高めて酸化処理を適切に行えるようになるのである。
従って、装置内での水素ガス発生量の変化に柔軟に対応することができ、且つ、生成された水蒸気を冷媒溶液に迅速に吸収させて、酸化反応部における酸化処理を適正に行えることが可能な吸収式冷凍装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる吸収式冷凍装置の第4特徴構成は、第2又は第3特徴構成において、前記酸化反応用容器が、保温材にて被覆されている点にある。
すなわち、酸化反応用容器を保温材にて被覆することによって酸化反応用容器内を的確に高温に維持できるものとなるから、酸化反応容器内の水素ガスの温度低下を抑えて、酸化反応用容器での水素ガスの酸化処理を促進させることができるものであり、もって、水素ガスの酸化処理を促進させることができる吸収式冷凍装置を提供することができるに至った。
本発明にかかる吸収式冷凍装置の第5特徴構成は、第2〜第4特徴構成のいずれか1つにおいて、前記連絡管が、保温材にて被覆されている点にある。
すなわち、連絡管を保温材にて被覆することによって連絡管内を高温に維持できるものとなるため、連結管を通して酸化反応用容器に流動する水素ガスの温度低下を抑えて、酸化反応用容器での水素ガスの酸化処理を促進させることができるものであり、もって、水素ガスの酸化処理を促進させることができる吸収式冷凍装置を提供することができるに至った。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は二重効用の吸収式冷凍装置を示し、この吸収式冷凍装置は、冷媒として水を用い、吸収剤として臭化リチウムを用いるものであり、冷媒と吸収剤が溶存した希冷媒溶液を加熱して濃縮冷媒溶液と冷媒蒸気とに分離する発生器A、発生器Aからの冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器5、前記凝縮器5で得られた冷媒液(冷媒液体に相当)を蒸発させる蒸発器1、前記蒸発器1で発生した冷媒蒸気を前記発生器Aからの濃縮冷媒溶液に吸収させる吸収器2、及び、前記吸収器2から前記発生器Aに希冷媒溶液を圧送する溶液ポンプ23を備えて構成してある。ちなみに、希冷媒溶液や濃縮冷媒溶液等の冷媒溶液は臭化リチウム水溶液であり、以下、吸収液と称する場合がある。また、冷媒蒸気は水蒸気であり、冷媒液は水である。
そして、希冷媒溶液を加熱して濃縮冷媒溶液と冷媒蒸気とに分離する発生器Aは、吸収器2からの希冷媒溶液(吸収器2にて冷媒蒸気を吸収した低濃度の冷媒溶液であり、以下、希液と称する場合がある)を加熱して希液から冷媒蒸気を発生させる高温再生器3と、その高温再生器3からの中濃縮冷媒溶液(高温発生器3による冷媒蒸気の発生で中濃度になった冷媒溶液であり、以下、中液と称する場合がある)を高温再生器3からの冷媒蒸気にて加熱して冷媒蒸気を更に発生させる低温再生器4と、高温再生器3で発生した冷媒蒸気から冷媒溶液を分離する分離器26とを備えて構成しており、吸収器2には、低温再生器4から濃縮冷媒溶液(低温再生器4による冷媒蒸気の発生で高濃度になった冷媒溶液であり、以下、濃液と称する場合がある)を供給するようになっている。
以下、吸収式冷凍装置の各部について説明を加える。
蒸発器1と吸収器2は、容器6を用いて一体的に構成してある。つまり、容器内6を通気自在な状態で仕切り体7にて横方向に仕切り、その容器6内の一方側に、冷媒液を散布する冷媒散布具8と、その冷媒散布具8にて冷媒液が散布される蒸発器コイル9と、冷媒散布具8から散布された冷媒液を溜める蒸発器液溜部10とを配設して、蒸発器1を構成し、又、容器6内の他方側に、濃液を散布する吸収液散布具11と、その吸収液散布具11にて濃液が散布される吸収器コイル12とを配設すると共に、蒸発器1にて発生した冷媒蒸気を吸収した希液を貯留する吸収器液溜部13を容器6の底部に形成して、吸収器2を構成してある。
蒸発器液溜部10には、後述する凝縮器5の凝縮器液溜部14から冷媒液を冷媒液供給路15を通じて供給し、その蒸発器液溜部10の冷媒液を冷媒ポンプ16により冷媒液循環路17を通じて冷媒散布具8に圧送するようにしてある。
吸収液散布具11には、後述する低温再生器4の低温再生器液溜部18から濃液を濃液路19を通じて供給するようにしてある。
そして、蒸発器コイル9には冷水取り出し用の冷水路20を通じて冷水を通流させ、吸収器コイル12には冷却水路21を通じて冷却水を通流させている。尚、この冷却水路21は、吸収器コイル12、後述する凝縮器5の凝縮器コイル22の順に冷却水を通流させるように配管してある。
吸収器液溜部13の希液を溶液ポンプ23にて希液路24を通じて高温再生器3に供給し、その高温再生器3において、再生器加熱部としてのガスバーナ25の燃焼により吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させる。
そして、分離器26にて高温再生器3で発生した冷媒蒸気から吸収液を分離し、この分離した冷媒蒸気を、冷媒蒸気路27を通じて、後述する低温再生器4の低温再生器コイル28に通過させた後、凝縮器5内に供給するようにしてある。
又、図中の29は、温水取り出し用の温水器であり、この温水器29は、冷媒蒸気取り出し路30を通じて高温再生器3から取り出した冷媒蒸気と温水路31を通流する湯水とを熱交換させて、冷媒蒸気の顕熱と凝縮潜熱により湯水を加熱して、温水路31を通じて湯を取り出すように構成してある。
低温再生器4と凝縮器5は、容器32を用いて一体的に構成してある。つまり、容器32内を通気自在な状態で仕切り体33にて横方向に仕切り、その容器32内の一方側に、中液路34を通じて高温再生器3から中液が供給される前記低温再生器液溜部18と、冷媒蒸気路27を通じて高温再生器3から冷媒蒸気が供給される前記低温再生器コイル28とを設けて、低温再生器4を構成し、又、容器32内の他方側に、前記凝縮器液溜部14と、冷却水路21を通じて冷却水が供給される前記凝縮器コイル22とを設けて、凝縮器5を構成してある。
そして、低温再生器4において、低温再生器コイル28を通流する冷媒蒸気にて低温再生器液溜部18の吸収液を加熱して冷媒蒸気を発生させて吸収液を濃縮し、そのように濃縮した濃液を濃液路19を通じて吸収器2の吸収液散布具11に供給するようになっている。
凝縮器5において、冷媒蒸気路27を通じて高温再生器3から供給される冷媒蒸気、及び、仕切り体33を通過して低温再生器4から供給される冷媒蒸気を凝縮器コイル22を通流する冷却水にて冷却して凝縮させて、その冷媒液を凝縮器液溜部14に溜め、その凝縮器液溜部14の冷媒液を冷媒液供給路15を通じて蒸発器1の蒸発器液溜部10に供給するようになっている。
又、中液路34を通流する中液により希液路24を通流する希液を加熱する高温熱交換器35、及び、濃液路19を通流する濃液により希液路24を通流する希液を加熱する低温熱交換器36を設けてある。
この吸収式冷凍装置は、冷水路20を通じて冷水を取り出す冷却運転(すなわち、冷凍装置としての冷凍運転)と、温水路31を通じて温水を取り出す加熱運転とに切り換え自在なように構成してあり、その切換用として、希液路24に希液路開閉弁37を、中液路34に中液路開閉弁38をそれぞれ設けると共に、冷媒蒸気路27に、冷媒蒸気路開閉弁39を分離器26と低温再生器コイル28との間、及び、その低温再生器コイル28と凝縮器5との間のそれぞれに位置させて設けてある。
そして、冷却運転を実行するときは、溶液ポンプ23及び冷媒ポンプ16を作動させ、且つ、希液路開閉弁37、中液路開閉弁38及び2個の冷媒蒸気路開閉弁39を全て開弁し、加熱運転を実行するときは、溶液ポンプ23及び冷媒ポンプ16を停止させ、且つ、希液路開閉弁37、中液路開閉弁38及び2個の冷媒蒸気路開閉弁39を全て閉弁することになる。
つまり、冷却運転においては、高温再生器3及び低温再生器4にて発生した冷媒蒸気を凝縮器5に供給して、その冷媒蒸気を凝縮器コイル22の作用により凝縮させて、冷媒液を凝縮器液溜部14に貯留し、その凝縮器液溜部14の冷媒液を蒸発器液溜部10に供給する。そして、その蒸発器液溜部10の冷媒液を冷媒ポンプ16により冷媒散布具8から蒸発器1内に散布し、その散布冷媒液を蒸発器コイル9の作用にて蒸発させて、その蒸発による気化熱奪取により、蒸発器コイル9を通流する冷水を冷却して、冷水路20を通じて冷水を取り出すようになっている。
一方、低温再生器4からの吸収液を吸収液散布具11から吸収器2内に散布して、その散布吸収液に蒸発器1にて発生した冷媒蒸気を吸収させ、その冷媒蒸気の吸収により濃度が低くなった吸収液を高温再生器3、低温再生器4を順次経由させて通流させて、高温再生器3及び低温再生器4のそれぞれにおいて吸収液から冷媒蒸気を発生させて吸収液を濃縮し、濃縮した吸収液を前述のように吸収液散布具11から吸収器2内に散布するようになっている。
又、吸収器2にて濃液が冷媒蒸気を吸収することにより生じた吸収熱を吸収器コイル12を通流する冷却水に与え、凝縮器5にて冷媒蒸気が凝縮することにより発生する凝縮熱を凝縮器コイル22を通流する冷却水に与えて、吸収熱及び凝縮熱を冷却水を通じて外部に取り出すようになっている。
また、吸収式冷凍装置には、装置内で発生した水素ガスを酸化処理する水素ガス処理装置が備えられており、この水素ガス処理装置は、前記溶液ポンプ23で圧送された冷媒溶液を駆動流体とするエゼクター44を用いて前記吸収器2から器内ガスを抽気する器内ガス抽気手段Bと、前記器内ガス抽気手段Bにて抽気された器内ガスを気液分離部としての気液分離用容器51にて冷媒溶液から分離して、その分離された器内ガス中の水素ガスを前記気液分離用容器51の上方に位置する酸化反応部としての酸化反応用容器52にて酸化処理する水素ガス処理手段Cと、前記吸収器2から前記発生器Aに向けて流動する吸収済みの冷媒溶液の一部を水蒸気吸収液として、前記水素ガス処理手段Cにおける前記酸化反応用容器52に分岐供給する冷媒溶液供給手段Dとを備えてある。
つまり、吸収式冷凍装置の装置内で発生した水素ガスを含んだ器内ガスを器内ガス抽気手段Bにて抽気し、その抽気された器内ガス中の水素ガスを水素ガス処理手段Cにより酸化処理することで、水素ガス発生による装置内の圧力上昇(特に、低圧が要求される蒸発器1や吸収器2における器内圧力の上昇)を防止して吸収式冷凍装置の能力低下を防止する。
前記器内ガス抽気手段Bは、エゼクター44を用いて、溶液ポンプ23にて送出される希液の一部を駆動流体として容器6内における吸収器構成空間、即ち吸収器2に吸引路46を通じて吸引作用する構成であり、溶液ポンプ23にて送出される希液の一部を駆動流体として希液分岐路45にてエゼクター44に導いて、その希液の高速流動により吸引路46を通じて吸収器2に吸引作用して、吸収器2の器内ガス(冷媒蒸気及び水素ガスを含む)を吸入し、エゼクター44から噴出された希液と器内ガスとの混合流体をU字状の噴出路47を通じて気液分離用容器51内に供給するように構成してある。
ちなみに、上述のように蒸発器1と吸収器2は、容器6内に互いに連通状態に構成してあるので、蒸発器1の器内ガス(冷媒蒸気及び水素ガスを含む)をも、吸引路46を通じて吸引する。また、噴出路47には、気液分離用容器51からエゼクター44への流体の逆流を阻止するチェックバルブ48を設けてある。
前記冷媒溶液供給手段Dは、気液分離路45にてエゼクター44に導かれる駆動流体の一部を水蒸気吸収液として溶液導入配管58にて酸化反応用容器52における反応容器部分52aに供給するように構成してあり、溶液導入配管58は、気液分離路45と反応容器部分52aとを接続している。
図2に示すように、前記水素ガス処理手段Cは、気液分離用容器51とこの気液分離用容器51より上方に位置する酸化反応用容器52とを酸化反応部として連絡管53にて接続しており、前記気液分離用容器51、前記連絡管53並びに前記酸化反応用容器52が、保温材55にて被覆されている。尚、酸化反応部は、酸化反応用容器と連結管53とで構成されている。
そして、前記酸化反応用容器52は、水素ガスを酸化させる金属酸化物(この実施形態では酸化第2銅(CuO))を含む酸化処理体54を備えた反応容器部分52a、前記連絡管53が接続される水素ガス貯留用容器部分52b、及び、前記反応容器部分52aと前記水素ガス貯留用容器部分52bとを連結する管状部分52cを備えるように構成してある。
気液分離用容器51は、希液と器内ガスとの混合流体を噴出路47を通じて気液分離用容器51内にその底部から供給して、気液分離用容器51内において希液と不凝縮性の水素ガスとを気液分離状態として、希液を貯留するように構成してある。
又、気液分離用容器51と吸収器2とをU字状の希液戻し路49にて接続してあり、その希液戻し路49を通じて、気液分離用容器51にて水素ガスと分離した希液を吸収器2の吸収器液溜部13に戻すように構成してある。
酸化反応用容器52は、気液分離用容器51より上方に位置するように設けられて、酸化反応用容器52(水素ガス貯留用容器部分52b)の底部に連絡管53が接続されており、気液分離用容器51にて冷媒溶液から分離された水素ガスを連絡管53を通じて水素ガス貯留用容器部分52b内にその底部から流入させて、水素ガスを水素ガス貯留用容器部分52bに貯留するように構成してある。
また、酸化反応用容器52は、反応容器部分52aが水素ガス貯留用容器部分52bより上方に位置するように形成されて、反応容器部分52aの底部と水素ガス貯留用容器部分52bの天井部とに管状部分52cが接続されており、水素ガス貯留用容器部分52bに貯留していた水素ガスを管状部分52cを通じて反応容器部分52a内にその底部から流入させて、反応容器部分52aにおいて水素ガスを酸化処理体54にて酸化処理するように構成してある。
酸化反応用容器52における反応容器部分52aには、上記したように酸化処理体54を備えており、水素ガス貯留用容器部分52bから反応容器部分52aに流動してきた水素ガスを酸化処理体54にて酸化させて凝縮可能な状態(水蒸気)にすることで、装置内の水素ガスを除去するように構成してある。
ちなみに、冷媒溶液供給手段Dにて反応容器部分52aに供給された水蒸気吸収液は、下方に流動して気液分離用容器51に流れ込むことになり、酸化処理体54にて酸化処理されることにより生成された水蒸気は、下方側に流動する水蒸気吸収液に吸収された状態又は下方側に流動する水蒸気吸収液に誘引された状態で下方側に流動されて、気液分利用容器51内に流れ込むことになる。
また、冷媒溶液供給手段Dは、酸化反応用容器52における反応用部分52aに水蒸気吸収液を供給するにあたり、供給した水蒸気吸収液が酸化処理体54にかかること並びに水蒸気吸収液が酸化反応用容器52に溜まることがないように少量の水蒸気吸収液を緩やかに供給する構成されている。
図3に示すように、吸収式冷凍装置における水素ガス処理装置には、前記酸化処理体54を加熱する加熱手段としての電気ヒータ56と、前記酸化処理体54の温度を検出する温度検出手段としての温度検出センサ57と、前記温度検出センサ57の検出情報に基づいて前記電気ヒータ56の作動を制御する加熱制御手段としての制御装置Hとを備えてある。
電気ヒータ56及び温度検出センサ57は、酸化処理体54と同様に反応容器部分52aに備えられて、電気ヒータ56により酸化処理体54を加熱して酸化反応を促進することで効率的に装置内の水素ガスを除去するようにしてあり、前記冷却運転の際、制御装置Hが、酸化処理体54の温度が設定温度に維持されるように電気ヒータ56の作動を制御するように構成してある。
〔別実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、冷媒溶液供給手段Dにて、吸収器2から発生器A(高温再生器3)に向けて流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部を水蒸気吸収液として酸化反応用容器52に分岐供給するように構成したが、図4に示すように、冷媒溶液供給手段Dにて、発生器A(低温再生器4)から吸収器2に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部を水蒸気吸収液として酸化反応用容器52に分岐供給するように構成してもよい。
つまり、低温再生器4から吸収器2に導かれる濃液の一部を水蒸気吸収液として溶液導入配管58にて酸化反応用容器52における反応容器部分52aに供給するように構成してもよく、この場合の溶液導入配管58は、濃液路19と反応容器部分52aとを接続する。
また、吸収器2から発生器A(高温再生器3)に向けて流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部として、気液路24から気液分離路45に分岐供給されて気液分離路45にてエゼクター44に導かれる希液の一部としたが、吸収器2から発生器A(高温再生器3)に向けて流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部として、気液路24から気液分離路45に分岐供給されない希液の一部としてもよい。
(2) 上記実施の形態では、冷媒溶液供給手段Dを、酸化反応用容器52における反応容器部分52aに対して水蒸気吸収液を供給するように構成したが、図5に示すように、管状部分52c(における酸化反応容器に近接する管状部)に対して水蒸気吸収液を供給するように構成してもよい。
また、冷媒溶液供給手段Dを、酸化反応用容器52に対して水蒸気吸収液を供給するように構成したが、冷媒溶液供給手段Dを、連絡管53における前記酸化反応用容器52に近接する管部分に対して水蒸気吸収液を供給するように構成してもよい。
(3) 上記実施の形態では、水素ガスを酸化させる金属酸化物を含む酸化処理体54を備えた反応容器部分52a、連絡管53が接続される水素ガス貯留用容器部分52b、及び、反応用容器部分52aと水素ガス貯留用容器部分52bとを連結する管状部分52cとを備えて、反応用容器部分52aと水素ガス貯留用容器部分52bとを管状部分52cにて配管接続するように構成したが、図6に示すように、管状部分52cを備えずに反応容器部分52aと水素ガス貯留用容器部分52bとを1つの容器で形成し、その容器の下部を水素ガス貯留用容器部分52bとし、上部を反応容器部分52aとしてもよい。
ちなみに、水素ガス貯留用容器部分52bと上部を反応容器部分52aとの境界部分は括れさせてダルマ状に形成してもよく、また、図6に示すように、括れさせずに寸胴状に形成してもよい。
ちなみに、管状部分52cを備える場合その長さは適宜変更可能である。
(4) 上記実施の形態では、水素ガス処理手段Cを、気液分離部としての気液分離用容器51と、その気液分離用容器51に連絡管53にて接続される酸化反応部としての酸化反応用容器52とを備えて、気液分離用容器51と酸化反応用容器52とを連絡管53にて配管接続するように構成したが、酸化反応部に連絡管53を備えずに気液分離部と酸化反応部とを1つの容器で形成し、その容器の下部を気液分離部とし、上部を酸化反応部としてもよい。
また、気液分離部と酸化反応部との境界部分を、括れさせてダルマ状に形成してもよく、また、括れさせずに寸胴状に形成してもよい。
ちなみに、連絡管53を備える場合その長さは適宜変更可能である。
(5) 上記実施の形態では、器内ガス抽気手段Bにて、吸収器2から器内ガスを抽気したが、器内ガス抽気手段Bにて、発生器Aから器内ガスを抽気してもよく、このように発生器Aから器内ガスを抽気する場合、高温再生器3、低温再生器4又は分離器26のいずれから器内ガスを抽気してもよい。
(6) 上記実施の形態では、気液分離用容器51、酸化反応用容器52及び連絡管53を保温材55にて被覆して、水素ガス処理手段Cの全体を保温材55で被覆するように構成したが、気液分離用容器51、酸化反応用容器52及び連絡管53のいずれかを被覆しない等、水素ガス処理手段Cを部分的に保温材55で被覆するように構成してもよい。
吸収式冷凍装置の概略構成図 水素ガス処理手段を示す断面図 金属酸化物を含む酸化処理体及びその支持構造を示す断面図 別実施の形態における吸収式冷凍装置の概略構成図 別実施の形態における水素ガス処理手段を示す断面図 別実施の形態における水素ガス処理手段を示す断面図
符号の説明
1 蒸発器
2 吸収器
5 凝縮器
23 溶液ポンプ
51 気液分離用容器(気液分離部)
52 酸化反応用容器(酸化反応部)
52a 反応容器部分
52b 水素ガス貯留用容器部分
52c 管状部分
53 連絡管(酸化反応部)
54 酸化処理体
55 保温材
A 発生器
B 器内ガス抽気手段
C 水素ガス処理手段
D 冷媒溶液供給手段

Claims (5)

  1. 冷媒と吸収剤が溶存した希冷媒溶液を加熱して濃縮冷媒溶液と冷媒蒸気とに分離する発生器、前記発生器からの冷媒蒸気を冷却して凝縮させる凝縮器、前記凝縮器で得られた冷媒液体を蒸発させる蒸発器、前記蒸発器で発生した冷媒蒸気を前記発生器からの濃縮冷媒溶液に吸収させる吸収器、前記吸収器から前記発生器に冷媒蒸気を吸収済みの希冷媒溶液を圧送する溶液ポンプ、前記溶液ポンプで圧送された希冷媒溶液を駆動流体とするエゼクターを用いて前記発生器もしくは前記吸収器から器内ガスを抽気する器内ガス抽気手段、及び、前記器内ガス抽気手段にて抽気された器内ガスを気液分離部にて冷媒溶液から分離して、その分離された器内ガス中の水素ガスを前記気液分離部の上方に位置する酸化反応部にて酸化処理する水素ガス処理手段が備えられている吸収式冷凍装置であって、
    前記発生器から前記吸収器に向けて流動する再生済みの濃縮冷媒溶液の一部、又は、前記吸収器から前記発生器に向けて流動する吸収済みの希冷媒溶液の一部を水蒸気吸収液として、前記水素ガス処理手段における前記酸化反応部に分岐供給する冷媒溶液供給手段が設けられている吸収式冷凍装置。
  2. 前記水素ガス処理手段が、前記気液分離部としての気液分離用容器と、その気液分離用容器に連絡管にて接続される前記酸化反応部としての酸化反応用容器とを備えるように構成され、
    前記冷媒溶液供給手段が、前記酸化反応用容器又は前記連絡管における前記酸化反応用容器に近接する管部分に対して前記水蒸気吸収液を供給するように構成されている請求項1記載の吸収式冷凍装置。
  3. 前記酸化反応用容器が、水素ガスを酸化させる金属酸化物を含む酸化処理体を備えた反応容器部分、前記連絡管が接続される水素ガス貯留用容器部分、及び、前記反応容器部分と前記水素ガス貯留用容器部分とを連結する管状部分を備えるように構成され、
    前記冷媒溶液供給手段が、前記酸化反応用容器における前記反応容器部分又は前記管状部分に対して前記水蒸気吸収液を供給するように構成されている請求項2記載の吸収式冷凍装置。
  4. 前記酸化反応用容器が、保温材にて被覆されている請求項2又は3に記載の吸収式冷凍装置。
  5. 前記連絡管が、保温材にて被覆されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の吸収式冷凍装置。
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