JP2013222886A - 半導体モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁樹脂シートの厚みを増やすことなく、寿命の向上、冷却性能の向上を図ることが可能な半導体モジュールを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、半導体モジュールは、インバータの1つの相の少なくとも1つのアームを構成する1つあるいは複数の半導体素子と、半導体素子の正極側電極に接合した接合面2cと、この接合面と対向する外側面2dと、接合面および外側面と交差する底面2aおよび上面2bと、を有する第1導体2と、前記半導体素子の負極側電極に接合した接合面3cと、この接合面と対向する外側面3dと、接合面および外側面と交差する底面3aおよび上面3bと、を有する第2導体3と、記第1および第2導体の底面に絶縁樹脂シート4を介して接着された冷却器5と、を備え、第1および第2導体は、少なくとも外側面に設けられ底面の近傍に位置する切欠き6を有している。
【選択図】図1

Description

この発明の実施形態は、半導体モジュールに関する。
一般に、電気自動車、ハイブリッド自動車は、直流を交流に変換してモータに供給する電力用半導体装置として、インバータ装置を備えている。例えば、3相のインバータ装置の場合、U相、V相、W相に対応する3つの半導体モジュールを有している。
半導体モジュールは、それぞれ導電性金属で形成された第1導体および第2導体と、並列に接続されているIGBT(insulated gate bipolar transistor)およびダイオード等の複数の半導体素子と、を備えている。半導体素子の正極側電極は第1導体の1つの接合面に接合され、半導体素子の負極側電極は第2導体の1つの接合面に接合されている。接合面に対して略垂直となる各導体の底面は、セラミックスを含有した絶縁樹脂シートを介して冷却器に接着されている。冷却器に接合された第1および第2導体は、電力の伝達だけでなく、半導体素子による発熱を伝熱することが可能であり、半導体素子を正極と負極の両面から冷却することを可能とする。この複数個の半導体素子および第1、第2導体は、絶縁性を有する樹脂製パッケージに収納されている。
このような半導体モジュールの特徴の一つに、導体の熱容量の効果から熱時定数が大きく過渡熱抵抗を小さくできることがある。通常、各導体と各半導体素子の線膨張係数は異なる。そのため、各半導体素子の作動および停止から負荷される熱の温度サイクルから、各半導体素子と各導体の接合面にせん断応力が発生する。このせん断応力による、はんだのひずみを緩和し、長寿命性を向上させるために、半導体素子と導体に対してほぼ中間の線膨張係数を持つ熱緩衝板を用いることもある。
特許第4575034号公報
上述のような半導体モジュールにおいて、半導体素子の発熱を冷却器へ伝達する導体の底面(冷却面)は、樹脂シートに密着、固定されている。これに対して、底面と反対にある導体の上面は、樹脂製パッケージ内に封入された絶縁性樹脂のみが接触するだけで、底面ほど強固には固定されない。そのため、導体の底面と上面が熱の温度サイクルにより熱膨張と伸縮を繰り返す際、導体の上面側は伸びやすいが底面側は伸びにくいことから、導体の上下面の間でひずみが生じる。このひずみにより、特に、発熱する半導体素子から遠い面と導体底面の縁および角に応力が集中し、絶縁樹脂シートを局所的に圧迫する。そのため、絶縁樹脂シートの長期寿命性の確保のために所定のシート厚みが必要となる。
長期寿命性をさらに向上させるには絶縁樹脂シートをより厚くすることが挙げられるが、この場合、合わせて絶縁樹脂の熱抵抗も増加するため、冷却性能が低下する。また、モジュールの大型化およびコストの増加に繋がる可能性もあるために望ましくない。
そこで、本発明の課題は、絶縁樹脂シートの厚みを増やすことなく、寿命の向上、冷却性能の向上を図ることが可能な半導体モジュールを提供することにある。
実施形態によれば、半導体モジュールは、インバータの1つの相の少なくとも1つのアームを構成する1つあるいは複数の半導体素子と、前記半導体素子の正極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第1導体と、前記半導体素子の負極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第2導体と、前記第1および第2導体の底面に絶縁樹脂シートを介して接着された冷却器と、を備え、前記第1および第2導体は、少なくとも前記外側面に設けられ前記底面の近傍に位置する切欠きを有している。
図1は、第1の実施形態に係る半導体モジュールを示す斜視図。 図2は、図1の線A−Aに沿った半導体モジュールの断面図。 図3は、前記半導体モジュールの導体に作用する応力の分布を示す図。 図4は、変形例に係る半導体モジュールを示す断面図。 図5は、第2の実施形態に係る半導体モジュールを示す斜視図。 図6は、第3の実施形態に係る半導体モジュールを示す断面図。 図7は、第4の実施形態に係る半導体モジュールを示す断面図。 図8は、変形例に係る半導体モジュールを示す断面図。 図9は、第5の実施形態に係る半導体モジュールを示す斜視図。 図10は、第6の実施形態に係る半導体モジュールを示す斜視図。
以下、図面を参照しながら、種々の実施形態に係る半導体モジュールについて詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体モジュールを示す斜視図、図2は、図1の線A−Aに沿った半導体モジュールの断面図である。
図1および図2に示すように、半導体モジュール10は、例えば、3相インバータのある1相の1アームに適用される半導体モジュールとして構成されている。半導体モジュール10は、1アームを構成する1つあるいは複数の半導体素子、ここでは、並列に接続されたIGBT1aおよびダイオード1bと、それぞれ銅、アルミニウム等の導電性金属により形成された第1導体2および第2導体3と、冷却器を構成する放熱板5と、第1および第2導体と放熱板との間に配置された絶縁樹脂シート4と、を備えている。
第1および第2導体2、3は、軸方向両端部を有する細長い棒状、例えば、角柱形状に形成されている。第1導体2および第2導体3は、同一の長さ、また、ほぼ同一の径に形成されている。第1導体2は、底面2a、この底面に対向する上面2b、底面および上面と直交する長手方向の接合面(第1側面)2c、底面および上面と直交し接合面と対向する長手方向の外側面(第2側面)2d、および底面と直交する2つの両端面2eを有している。
第1導体2の接合面2cは、IGBT1aおよびダイオード1bの正極側(それぞれコレクタ、カソード)に電気的かつ機械的に接合されている。接合面2c上において、IGBT1aおよびダイオード1bは、第1導体2の長手方向(中心軸線方向)に沿って並んで配置されている。第1導体2の底面2aは、絶縁樹脂シート4を介して放熱板5上に接着され、冷却面を構成している。絶縁樹脂シート4は、例えば、セラミックを含み、絶縁性、接着性、熱伝導性を有している。そして、絶縁樹脂シート4は、放熱板5の上面に接着されているとともに、第1導体2の底面を放熱板5に接着している。
第2導体3は、底面3a、この底面に対向する上面3b、底面および上面と直交する長手方向の接合面(第1側面)3c、底面および上面と直交し接合面3cと対向する長手方向の外側面(第2側面)3d、および底面と直交する2つの両端面3eを有している。
第2導体3の接合面3cは、第1導体2の接合面2cと隙間を置いて平行に対向しているとともに、IGBT1aおよびダイオード1bの負極側(それぞれエミッタ、アノード)に電気的かつ機械的に接合されている。接合面3c上において、IGBT1aおよびダイオード1bは、第2導体3の長手方向(中心軸線方向)に沿って並んで配置されている。第2導体3の底面3aは、絶縁樹脂シート4を介して放熱板5上に接着され、冷却面を構成している。絶縁樹脂シート4は、第1および第2導体2、3の底面2a、3aよりも大きな矩形状に形成され、底面2a、3aおよび底面の周囲に延在している。
第1導体2の接合面2cとは反対側にある外側面2d、および第2導体の接合面3cとは反対側にある外側面3dには、それぞれスリット状の切欠き6が形成されている。切欠き6は、第1導体および第2導体の全長に亘り、導体の軸方向と平行に延びている。外側面2d、3d上における切欠き6の開口と第1および第2導体2、3の底面2a、3aとの間隔tは、例えば、1mm程度になっている。切欠き6は、底面2a、3aにより近い方が良いが、切欠き6により第1および第2導体2、3の底面積が減少しないようにする。
切欠き6の深さは、第1および第2導体2、3の全幅の20%程度であり、切欠き6の幅は導体の全高に対しては特に問われず、例えば、1mm以下に設定されている。本実施形態において、切り込み6は、導体の底面2a、3aに対して角度θ、例えば、約30度、傾斜して形成されている。切欠き6の角度θは、90度でなければよく、すなわち、第1、第2導体2、3の底面2a、3aに対して垂直でなければよく、例えば、図4に示すように、角度θ=ゼロとし、底面2a、3aと平行としてもよい。
半導体モジュール10は、図示しない樹脂製パッケージ内に収納される。
上記のように構成された半導体モジュール10では、半導体素子であるIGBT1aおよびダイオード1bが作動および停止を繰り返すと、通電時に半導体素子が発熱し、熱の温度サイクルが第1および第2導体2、3へ負荷される。半導体素子からの熱は、第1および第2導体2、3および絶縁樹脂シート4を通して放熱板5に伝わり、放熱板から図示しない放熱フィンを介して外気に、あるいは、放熱板から図示しない冷却プレートを介して冷媒に放熱される。これにより、半導体素子が冷却され、所望の温度範囲に維持される。
熱の温度サイクルにおいて、第1および第2導体2、3では、底面3a、3aと上面2b、3bとでは接着状態が異なるため、線膨張率が互いに異なり、第1、第2導体の上下にひずみを引き起こすが、第1、第2導体に切欠き6を形成することにより、この切欠き6の底を支点にひずみが生じ、この近辺に応力が集中する。その結果、絶縁樹脂シート4に接着された第1、第2導体導2、3の接着面、つまり、底面2a、3aの外側面2d、3d側の角部への応力集中を緩和することができる。図3に示すように、切欠き6を設けない場合、破線Bで示すように、底面2a、3aの外側面2d、3d側の角部に応力が集中する。これに対して、切欠き6を設けた場合、実線Cで示すように、応力が拡散し、底面2a、3aの外側面2d、3d側の角部への応力集中が緩和される。従って、第1、第2導体2、3の上記角部により絶縁樹脂シート4を局所的に圧迫することがなくなり、絶縁樹脂シートの損傷、変形、ひび割れ等を抑制し、絶縁樹脂シートの長寿命化を図ることができる。すなわち、絶縁樹脂シート4の厚みを増やすことなく、絶縁樹脂シートの長寿命化を図ることが可能となる。更に、従来と同等の寿命であれば、絶縁樹脂シートの厚さを薄くすることも可能となり、その結果、冷却性能が向上し、半導体モジュールの更なる小型化、低コスト化を図ることが可能となる。
次に、他の実施形態に係る半導体モジュールについて説明する。以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る半導体モジュール10を示す斜視図である。この図に示すように、第1導体2および第2導体3は、スリット状の切欠き6を有し、この切欠き6は、第1の実施形態と同様に、各導体の外側面2d、3dの下部に加えて、導体の両端面2e、3eの下部に連続して形成されている。このように切欠き6を導体の3面、3方向に設けることにより、導体の両側面と冷却面(底面)とが交わる縁に局所的な応力が生じた際の圧迫を緩和することが出来る。
また、導体の3面に限らず、例えば、導体の接合面と冷却面(底面)とが交わる角部にも強い応力が生じる場合には、半導体素子と導体の接合面との接合面積が減少しない範囲で、各導体の上面および底面を除いた4面の外周に、第1の実施形態と同じ要領で切欠き6を設けることもできる。
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態に係る半導体モジュール10の断面図である。本実施形態において、第1導体2および第2導体3に形成された切欠き6は、その断面形状が多角式の多段形状、例えば、台形となっている。このような多段形状の切欠き6とした場合、切欠き6の底側の2つの角6a、6bを支点に導体の応力が分散される。すなわち、この2点6a、6bを支点にひずみが生じるため、導体に作用する応力が2か所に分散される。その結果、第1、第2導体2、3から絶縁樹脂シート4に作用する応力をより緩和することができる。
なお、第3の実施形態においても、各導体2、3の上面および底面を除く4面の外周に第1の実施形態と同じ要領で多段形状の切欠き6を設けてもよい。
(第4の実施形態)
図7は、第4の実施形態に係る半導体モジュール10の断面図である。本実施形態においては、第1導体2および第2導体3は、外側面2d、3dの底面2a、3a側の下端部を外側に突出させ、底面に連続する突出部を有している。すなわち、各導体2、3の底面2a、3aは、外側面2d、3d側に延長し、外側面を越えて外側に延出している。この突出部により、外側面2d、3dから底面2a、3aにかけて外側に湾曲する極率半径Rが0.5程度の逆R形状の曲面6aあるいはフィレット形状を形成している。
このように構成された第1、第2導体2、3によれば、導体の上面、底面のひずみによる応力は曲面6a全体に分散される。そのため、絶縁樹脂シート4に作用する応力をより緩和することができ、また熱時定数に影響する各導体の熱容量の低下を抑えることができる。
図8に示す変形例によれば、第1導体2および第2導体3は、外側面2d、3dの底面側下端部を外側に延長し、突出させたフランジ状の突出部を有している。この突出部は、底面2a、3aとほぼ平行に延びるクランク状の段差を形成している。この場合、第1、第2導体2、3の熱容量を維持したまま、各導体の上下に生じるひずみによる応力を緩和することができる。
(第5の実施形態)
図9は、第5の実施形態に係る半導体モジュール10を示す斜視図である。本実施形態においては、前述した第1の実施形態で設けられた導体の全長に亘って延びる切欠き6の代わりに、第1、第2導体2、3の外側面2d、3dと両端面2e、3eとが交わる角部、つまり、導体の外側の2つの角部、のみに切欠き6が設けられている。各切欠き6の高さ位置、深さ、幅等は、第1の実施形態における切欠き6と同様に形成されている。
半導体モジュール10の小型化のために第1、第2導体の長さを短くし、半導体素子としてのIGBT1a、ダイオード1bが導体の端面2e、3eの近くに接合する場合、半導体素子の作動による発熱で導体端面の付近の温度上昇は、導体の中央付近に比べ高くなる。そのため、半導体素子から負荷される熱の温度サイクルによる絶縁樹脂シート4への応力は、第1、第2導体2、3の角と底面との界面に集中する。本実施形態によれば、応力が集中しやすい第1、第2導体2、3の角部のみに切欠き6を設けることで、熱時定数に影響する第1、第2導体の熱容量の低下を抑えつつ、絶縁樹脂シート4への応力の緩和することができる。
本実施形態では、切欠き6は、導体の底面とほぼ平行な三角柱状の切欠きとしているが、第1の実施形態と同様に、導体の底面に対して傾斜して設けてもよい。また、切欠き6の形状は、三角柱に限らず、直方体など他の形状としてもよい。更に、第1、第2導体2、3の接合面2c、3cと両端面2e、3eとが交わる角部に、上記と同じ要領で切欠き6を設けてもよい。
(第6の実施形態)
図10は、第6の実施形態に係る半導体モジュール10を示す斜視図である。本実施形態においては、前述した第5の実施形態と同様に、第1、第2導体2、3の外側面2d、3dと両端面2e、3eとが交わる角部、つまり、導体の外側の2つの角部、に例えば直方体形状の切欠き6をそれぞれ設け、更に、各切欠き6にスペーサ7を挿入している。スペーサ7は、切欠き6の形状、寸法とほぼ等しい形状、寸法を有し、耐熱性、耐久性、柔軟性を持つシリコーン等により形成されている。
本実施形態によれば、各切欠き6に挿入されたスペーサ7は、半導体モジュール10を図示しない樹脂製パッケージ内に配置し、このパッケージ内に絶縁性樹脂を封入する際、絶縁性樹脂の切欠き6内への侵入と充填を抑制し、また、柔軟性を持つスペーサ7は、第1、第2導体2、3にひずみが発生した際に変形する。そのため、切欠き6に上記絶縁性樹脂が充填され硬化した場合に比較して、切欠き6による応力緩和効果の低下を抑制することができる。
スペーサ7は、耐熱性と柔軟性が持つ材質であれば、弾性等の他の特性によっては特に限定されることはない。絶縁性樹脂の封入と硬化後にスペーサ7が変形してその形状を保てない場合でも、上述したスペーサ7の効果を発揮することができる。スペーサ7の寸法や形状は、切欠き6の空間を埋められるものであれば、特に制限されない。切欠き6の形状および設置位置は、本実施形態に限定されることなく、前述した第1ないし第3の実施形態と同様の切欠きとし、この切欠きにスペーサを挿入する構成としてもよい。
本発明の種々の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1a…IGBT(半導体素子)、1b…ダイオード(半導体素子)、2…第1導体、
3…第2導体、2a、3a…底面、2b、3b…上面、2c、3c…接合面、
2d、3d…外側面、4…絶縁樹脂シート、5…放熱板、6…切欠き、7…スペーサ、
10…半導体モジュール、

Claims (9)

  1. インバータの1つの相の少なくとも1アームを構成する1つあるいは複数の半導体素子と、
    前記半導体素子の正極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第1導体と、
    前記半導体素子の負極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第2導体と、
    前記第1および第2導体の底面に絶縁樹脂シートを介して接着された冷却器と、を備え、
    前記第1および第2導体は、少なくとも前記外側面に設けられ前記底面の近傍に位置する切欠きを有している半導体モジュール。
  2. 前記切欠きは、前記外側面の全長に亘って延びるスリット状の切欠きを含んでいる請求項1に記載の半導体モジュール。
  3. 前記切欠きは、前記第1および第2導体の上面および底面を除く複数の面に形成され、前記底面の近傍に位置している請求項2に記載の半導体モジュール。
  4. 前記切欠きは、多段形状の断面形状を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の半導体モジュール。
  5. 前記切欠きは、前記第1および第2導体の前記外側面と両端面とが交わる外側角部に設けられている請求項1に記載の半導体モジュール。
  6. 前記切欠きに挿入され、この切欠きの空間を埋める、耐熱性および柔軟性を有するスペーサを備えている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の半導体モジュール。
  7. インバータの1つの相の少なくとも1アームを構成する1つあるいは複数の半導体素子と、
    前記半導体素子の正極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第1導体と、
    前記半導体素子の負極側電極に接合した接合面と、この接合面と対向する外側面と、前記接合面および外側面と交差する底面および上面と、を有する第2導体と、
    前記第1および第2導体の底面に絶縁樹脂シートを介して接着された冷却器と、を備え、
    前記第1導体および第2導体は、前記外側面の前記底面側の下端部から外側に突出し、前記底面に連続する突出部を有している半導体モジュール。
  8. 前記突出部は、前記外側面から前記底面にかけて外側に湾曲する曲面あるいはフィレット形状を形成している請求項7に記載の半導体モジュール。
  9. 前記突出部は、フランジ状の段差を形成している請求項7に記載の半導体モジュール。
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