JP2009094164A - インバータ装置における電力用半導体素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】外力に対し信頼性が高いインバータ装置における電力用半導体素子を提供する。
【解決手段】本発明は、半導体チップと、当該半導体チップの発熱を放熱する放熱板と、当該半導体チップの電気接続及び熱拡散のための内部配線導体と、当該内部配線導体に接続した外部配線用端子と、電気絶縁性のケースとで構成したインバータ装置における電力用半導体素子10であって、ケースを、両側それぞれに端子保持部材嵌合穴の形成されている外枠部材52と、外部配線端子を保持し、かつ、外枠部材の両側それぞれの端子保持部材嵌合穴に挿嵌される端子保持部材,5354とで構成した構造を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、インバータ装置における電力用半導体素子に関する。
一般的に、例えば電気自動車では、電力用半導体素子及びそれを用いたインバータ装置の小型化、高信頼性化及び冷却効率の向上が要求されている。
そこで、特開2003−153554号公報(特許文献1)に記載されているように、半導体チップであるIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)及びダイオードを平面形状とし、これらの半導体チップを導体に接合し、この導体を冷却器に、セラミックスを含有した絶縁樹脂シートを介在させて加圧及び加熱接着することで、冷却効率を高めたインバータ装置が知られている。また、特開2004−288755号公報(特許文献2)に記載されているように、複数の半導体チップを導体の一方の面に接合し、導体の他方の面にセラミックを含有した絶縁樹脂シートで放熱用金属板を接着し、この放熱用金属板を熱伝導グリースを介して冷却器に加圧接触させることで、冷却効率を高めたインバータ装置も知られている。
しかしながら、上述した従来のインバータ装置では、実装時における外力に対する対策が十分ではない。例えば、電気自動車等にこのインバータ装置を搭載する場合には、走行時における振動などの外力によりIGBT、ダイオード及びこれらを接合した接合部にダメージを継続的に受ける可能性がある。特に、外部の機器等と配線などにより接続されている端子部分はこの外力を直接的に受け、さらにインバータ装置全体にこの外力を伝える部分となる。そのため、このような外力によりインバータ装置及びこれらに実装されている素子等の寿命を短くする恐れがあった。
従来例をより詳しく説明する。図14を参照して、インバータ装置の回路構成について説明する。パワー変換部は破線領域に示した電力用半導体素子10を3個組み合わせて構成されている。各電力用半導体素子10は、IGBT171,172と、ダイオード181,182とから成り、交流出力の1つの相を構成している。IGBT171及びダイオード181は、1つの相の上アームを構成している。IGBT172及びダイオード182は、1つの相の下アームを構成している。各電力用半導体素子10には、直流電源1から供給される直流電力の正極及び負極がそれぞれ正極端子37及び負極端子38に印加されていて、IGBT171,172それぞれのゲートを制御することによって直流電力を交流電力に変換し、出力端子41を経て出力部2に出力する。コンデンサ4は、直流電源1から供給される電圧をより平滑な電圧にするための要素であり、アルミ電解コンデンサやフィルムコンデンサが常用される。
以上により、直流電力を三相交流電力に変換するインバータ装置を構成されている。また、電力用半導体素子10を2個を使用し、図14に示す構成のうち1つの電力用半導体素子10を削除した構成とすることにより、直流電力を単相交流電力に変換するインバータ装置とすることもできる。
従来のインバータ装置における電力用半導体素子の組立構造について、図9〜図13を用いて説明する。電力用半導体素子10は、放熱板22と電気絶縁性を有するケース50とで外囲器を構成し、外囲器内に半導体チップの配線導体33,35,37と端子39,40,41を収容した構成である。図12に詳しいように、半導体チップすなわちIGBT171A〜171C,172A〜172Cないしダイオード181A,181B,182A,182Bが、配線導体すなわち第1の導体33、第2の導体35、第3の導体37、熱干渉板34を用いて配線されている。第1の導体33には正側入力端子39が接続され、第2の導体35には出力端子41が接続され、第3の導体37には負側入力端子40が各々接続されている。
図9に示したように、組立完成状態では、各端子39,40,41はケース50の外表面に、外線端子取付部が部分的に露出する形態となっている。図10に示したように、ケース50の各端子の露出部にナット51を設置することで、各端子に外部配線をボルトないしビスを用いて容易に結線できるように配慮している。
図9の形態になるように組立てるためには、図13に示したように、正側入力端子39、負側入力端子40、出力端子41を予め各々の端部が鉛直上方を向くような形態に形成しておく必要がある。そして組立時に、ケース50に設けた端子貫通穴50A,50B,50Cに端子39,40,41それぞれを貫通させた後、各端子39,40,41がケース50から突出した部分を90度曲げることにより、初めて図9の組立完成状態にすることができる。
このような方法で構成した場合、各端子39,40,41は予め最終的な形態に形成しておくことができず、組立工程において曲げ加工をしなければならない。そのため、各端子に適切な曲げ半径を付与したり、曲げ位置や曲げ高さの精度を十分確保したりすることが困難である。このため、従来では、外部の機器等と配線などにより接続されている端子部分が外力を直接的に受け、さらにインバータ装置全体にこの外力を伝える部分となっているため、このような外力によりインバータ装置及びこれらに実装されている素子等の寿命を短くする恐れがあり、車載時の振動などによる大きな外力に対する機械強度面での不安要因となっていた。
特開2003−153554号公報 特開2004−288755号公報
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたもので、外力に対する信頼性が高いインバータ装置における電力用半導体素子を提供することを目的とする。
本発明は、半導体チップと、当該半導体チップの発熱を放熱する放熱板と、当該半導体チップの電気接続及び熱拡散のための内部配線導体と、当該内部配線導体に接続した外部配線用端子と、電気絶縁性のケースとで構成したインバータ装置における電力用半導体素子であって、前記ケースを、両側それぞれに端子保持部材嵌合穴の形成されている外枠部材と、前記外部配線端子を保持し、かつ、前記外枠部材の両側それぞれの端子保持部材嵌合穴に挿嵌される端子保持部材とで構成したインバータ装置における電力用半導体素子を特徴とする。
本発明によれば、外力に対する信頼性が向上したインバータ装置における電力用半導体素子を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。
(第1の実施の形態)まず、インバータ装置の回路構成は、従来例と同様に図14に示したものである。そして本実施の形態のインバータ装置における電力半導体素子10の組立構造を、図1〜図5を用いて説明する。尚、従来の構成と同一の要素には同一の符号を付してその詳しい説明を省略し、ここでは異なる部分について主に述べる。また、以下の各実施の形態でも同様にして重複した説明を省略する。
図1、図2に示すように、本実施の形態のインバータ装置における電力用半導体素子10は、従来用いていたケース50の部分を1個の外枠部材52と入力側の端子保持部材53と出力側の端子保持部材54とで構成している。これらの外枠部材52、端子保持部材53、54はいずれも電気絶縁性を有する材料で構成され、例えば熱可塑性樹脂を使用して射出成形法により成形される。
図2において下側の部材として示し、また図3の四面図に示したように、外枠部材52を除き、放熱板22上に半導体チップの配線導体33,35,37と端子39,40,41を設置し、入力側端子保持部材53、出力側端子保持部材54を一体に組付けて本体組体55とし、組立の最後に外枠部材52をこの本体組体55に組付けることで、図1の組立完成状態になる。
図4、図5に示したように、外枠部材52の組付け前に、入力側の端子保持部材53を正側入力端子39、負側入力端子40と放熱板22の間に挿入し、出力側の1個の端子保持部材54を出力端子41と放熱板22の間に挿入する。入力端子39,40、また出力端子41が直角に曲げられたままの状態で端子保持部材53,54に組み付けられるように、端子保持部材53に端子挿入用切溝39A,40Aそれぞれが、また端子保持部材54には端子挿入用切溝41Aがあらかじめ形成されている。
図3に示したように、本体組体55の組付け後は、端子保持部材53,54のナット51が装着されている面と正側入力端子39、負側入力端子40及び出力端子41の各々の丸穴が形成されている面とが密着することになる。また、端子保持部材53,54のナット51が装着されている面の反対面とベース22の表面とが密着することになる。
本実施の形態のインバータ装置における電力用半導体素子10によれば、正側入力端子39、負側入力端子40、出力端子41は部品製造段階から予め組立完了後の最終的な形態、つまり、直角に曲げた状態にしておくことが可能になる。したがって、組立工程の最後に曲げ加工処理を施す工程が不要になる。このため、正側入力端子39、負側入力端子40、出力端子41はいずれも曲げ半径、曲げ位置及び曲げ高さについて十分な製造品質管理の下に製造ばらつきの小さい高精度な部品とすることができる。
また、そのように製造することで、外力に対する強度確保に必要な曲げ半径を安定的に付与することができる。さらに、曲げ位置及び曲げ高さの精度管理により、端子保持部材53のナット51が装着されている面と、正側入力端子39及び負側入力端子40の各々丸穴が形成されている面との間隙を十分小さくして密着させることができる。端子保持部材54の側も同様である。
以上の結果として、端子39,40,41が曲部に適切な曲げ半径を有し、かつ端子保持部材53,54に密着していることにより、車載時の振動などによる大きな外力に対応して発生する端子曲部の応力を抑制することができ、従来の構成と比較して、外力に対する信頼性を高くすることができる。
(第2の実施の形態)第1の実施の形態の電力用半導体素子10において、入力側端子保持部材53、出力側端子保持部材54を、例えばセラミックスのような熱伝導性が良好で、かつ電気絶縁性を有する材料で構成することができる。
このように、端子保持部材53,54を熱伝導性が良好で、かつ電気絶縁性を有する材料で構成することで、正側入力端子39、負側入力端子40、出力端子41に蓄積された発熱を端子保持部材53、54を経由して放熱板22に効果的に伝達し、放熱板22から外部へ放出させることができ、この結果、正側入力端子39、負側入力端子40、出力端子41の温度上昇を抑制することができる。さらにこの結果として、各端子の外部配線締結部に温度変化によるゆるみが生じる恐れが少なくなり、締結部の信頼性を高くすることができる。
(第3の実施の形態)第1の実施の形態の電力用半導体素子10において、入力側端子保持部材53、出力側端子保持部材54を、各導体33、35、37、及び各端子39、40、41と線膨張係数が同等の材料で構成することができる。
電力用半導体素子10の温度変化により構成部材には熱変形が生じる。入力端子側に着目すると、第1の導体33、第3の導体37、及び正側入力端子39、負側入力端子40には、それらの線膨張係数と温度変化量で定まる形状変化が生じる。同様に端子保持部材53にもその線膨張係数と温度変化量で定まる形状変化が生じる。そこで、各導体33,37及び各端子39,40と端子保持部材53とを線膨張係数が同等の材料で構成することで、形状変化量が同程度にすることができる。このように構成すれば、温度変化に対する各導体及び各端子と端子保持部材との形状変化量の差がなくなり、形状変化量の差に起因して端子に生じる応力を十分小さくすることができる。出力端子41、端子保持部材54の側も同様に、端子に生じる応力を十分小さくすることができる。これにより、温度変化に起因して端子に生じる応力を十分小さくし、端子曲部に働く応力も抑制することができ、その結果として、従来構成と比較して、機械強度面での信頼性を高くすることが可能になる。
(第4の実施の形態)図6、図7を参照して第4の実施の形態の電力用半導体素子について説明する。端子保持部材53(端子保持部材54についても同様であるが図示せず)の上面にナット装着用凹部56が形成してあり、このナット装着用凹部56にナット51を装着して固定してある。このナット装着用凹部56は、多角形の、若しくは円柱形以外の異形であり、このナット装着用凹部56に多角形の、若しくは円柱形以外の異形のナット51を収納した構成を特徴としている。尚、このナット装着用凹部56とそれに嵌合するナット51の構成要素以外については第1〜第3の実施の形態と共通であり、図1〜図5に示した構成である。
このように構成した場合、ナット51には、端子保持部材53の材質にかかわらず外部配線の締結のために最適な材料、たとえば鋼材や黄銅合金などを使用することができる。端子保持部材53に直接メネジを形成した場合と比較して、ネジ部に十分な強度を付与することができ、外線端子締結部の信頼性を高くすることができる。
(第5の実施の形態)第5の実施の形態は、第1〜第3の実施の形態の電力用半導体素子において、端子保持部53,54にナット51を一体で形成した構成である。たとえば、射出成形法を用いれば、ナット51が金属で形成されていても、樹脂成形の工夫により一体形成することは容易にできる。
このように構成した場合、ナット51は端子保持部材53,54により強固に固定されることになる。一体形成されていない場合、ナット51と凹部55との間に微小な間隙が存在する。間隙があると振動などが付加された場合、ナットにも微小な振動が発生する場合があり、このような振動は共振により増幅し無視できない影響が生じる場合がある。
本実施の形態では、ナット51と端子保持部材53,54とが一体で形成されており、間隙はない。そのため、振動などが負荷されてもナットに微小振動が生じなくなる。その結果、端子接続部の信頼性を高くすることができる。
(第6の実施の形態)第6の実施の形態は、第1〜第5の実施の形態の電力用半導体素子において、外枠部材52の1つ以上の内表面と、端子保持部材53,54の一つ以上の外表面とが、互いに密着するように構成したものである。
このように構成した場合、端子保持部材53は、正側入力端子39、負側入力端子40及び放熱板22と、複数の面で接するのに加え、外枠部材52の内面とも接することになり、他の部材との接触面積が増大する。その結果、外線締結時に、強固な締め付けトルクが負荷されても、端子保持部材53のねじれ発生量はより小さいものとなる。そのため、端子締結部の信頼性を高くすることができる。
(第7の実施の形態)図8を参照して本発明の第7の実施の形態の電力用半導体素子について説明する。図8は、電力用半導体素子の正面図であり、内部の部材を破線で示している。外枠部材52及び端子保持部と放熱板22とで形成する空間であり、かつ該空間内に設置された各配線導体及び各外線接続端子の外側の空間部分に電気絶縁性の充填樹脂56を充填した構成である。
第1〜第6の実施の形態において、端子保持部材53,54は、各端子39,40,41の大部分を保持固定しているものの、各端子39,40,41と各導体33,35,37との接続部付近は、構造上の制約により保持固定できない。
本実施の形態では、端子保持部材53,54で保持固定できない各導体との接続部付近を、充填樹脂56で覆うことができる。このように構成した場合、各端子39,40,41は、端子保持部材53,54で保持されるとともに、各導体との接合部付近は充填樹脂56で補強される形態となる。この結果、各端子は端子保持部材とともに充填樹脂56で保持固定されることになり、締め付けトルクや振動により生じる外力に対する信頼性を高くすることができる。
(第8の実施の形態)第8の実施の形態は、第7の実施の形態の電力用半導体素子において、充填樹脂56を、各導体33,35,37及び各端子39,40,41と線膨張係数が同等の材料とした構成である。
電力用半導体素子の温度変化によって生じる構成部材の変形量を考えると、各導体33、35,37及び各端子39、40,41と、充填樹脂56とは線膨張係数が同等であるため、各導体、各端子と充填樹脂56との形状変化量の差がなくなる。
形状変化量の差が大きいと、各導体、各端子と樹脂との境界で剥離が生じたり、樹脂内に亀裂が生じたりする場合がある。本実施の形態においては、そのような剥離や亀裂が生じる可能性がなくなる。そのため、電力用半導体素子の信頼性を高くすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
図1は、本発明の第1〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の斜視図。 図2は、本発明の第1〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の分解斜視図。 図3は、本発明の第1〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の三面図。 図4は、本発明の第1〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の部分分解状態の斜視図。 図5は、本発明の第1〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の部分分解状態の正面図。 図6は、本発明の第5〜第6の実施の形態に係る電力用半導体素子の一部の部品を抽出し、表示した斜視図。 図7は、本発明の第5〜第6の実施の形態に係る電力用半導体素子の一部の部品を抽出し、表示した分解斜視図。 図8は、本発明に第7〜第8の実施の形態に係る電力用半導体素子の正面図。 図9は、従来例の電力用半導体素子の実装構造を示す斜視図。 図10は、従来例の電力用半導体素子の実装構造を示す部分分解状態の斜視図。 図11は、従来例の電力用半導体素子の実装構造を示す斜視図。 図12は、従来例の電力用半導体素子の実装構造を示す分解斜視図。 図13は、従来例の電力用半導体素子の実装構造を示す部分分解状態の斜視図。 図14は、一般的なインバータ装置の回路図。
符号の説明
1…直流電源、2…出力部、4…コンデンサ、10…電力用半導体素子、17…IGBT、18…IGBT、22…放熱板、33…第1の導体、34…熱緩衝板、35…第2の導体、36…絶縁樹脂シート、37…第3の導体、39…正側入力極端子、39A…端子挿入用切溝、40…負側入力端子、40A…端子挿入用切溝、41…出力端子、41A…端子挿入用切溝、50…ケース、50A,50B,50C…端子貫通穴、51…ナット、52…外枠部材、53…入力側端子保持部材、54…出力側端子保持部材、55…本体組体、56…凹部、57…充填樹脂、171A〜171C,172A〜172C…IGBT、181A,181B,182A,182B…ダイオード。

Claims (8)

  1. 半導体チップと、当該半導体チップの発熱を放熱する放熱板と、当該半導体チップの電気接続及び熱拡散のための内部配線導体と、当該内部配線導体に接続した外部配線用端子と、電気絶縁性のケースとで構成したインバータ装置における電力用半導体素子において、
    前記ケースを、両側それぞれに端子保持部材嵌合穴の形成されている外枠部材と、前記外部配線端子を保持し、かつ、前記外枠部材の両側それぞれの端子保持部材嵌合穴に挿嵌される端子保持部材とで構成したことを特徴とするインバータ装置における電力用半導体素子。
  2. 前記端子保持部材を、熱伝導性が良好で、かつ電気絶縁性を有する材料で構成したことを特徴とする請求項1に記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  3. 前記端子保持部材を、前記内部配線導体及び前記外部配線端子と線膨張係数が同等の材料で構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  4. 前記端子保持部材に、多角形の、若しくは円柱形以外の異形の凹部を設け、前記凹部に嵌合するような多角形の又は円柱形以外の異形のナットを収納したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  5. 前記端子保持部材に、ナットを一体で形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  6. 前記外枠部材の内表面と前記端子保持部材の外表面とが密着するようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  7. 前記外枠部材及び前記端子保持部材と前記放熱板とで形成する空間であり、かつ該空間内に設置された前記配線導体及び前記外線接続端子の外側の空間部分に電気絶縁性の樹脂を充填したことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
  8. 前記電気絶縁性樹脂を、前記配線導体及び前記外線接続端子と線膨張係数が同等の材料で構成したことを特徴とする請求項7に記載のインバータ装置における電力用半導体素子。
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