JP2013218897A - 回路遮断器の外部引外し装置 - Google Patents

回路遮断器の外部引外し装置 Download PDF

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Abstract

【課題】取付レールに回路遮断器が取り付けられた状態で回路遮断器への取り付けを可能にした回路遮断器の外部引外し装置を提供する。
【解決手段】外部引外し装置1の筐体2は、回路遮断器50の器体51に対して連接するように取り付けられる。筐体2には、回路遮断器50の器体51と対向する側面から一部が突出し、この突出部位で回路遮断器50の接点をオフ動作させる連動棒10と、回路遮断器50を介して負荷に供給される電源の電圧異常時に回路遮断器50の接点をオフ動作させるように連動棒10を駆動する引外し機構とが収納されている。筐体2の裏面には、回路遮断器50が取り付けられる取付レール60を通すための溝が設けられている。筐体2において器体51と対向する側面には可撓性の突起6が設けられ、突起6の先端には筐体2の裏面の法線方向に突出して回路遮断器50の器体51に引っ掛けられる爪6aが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、回路遮断器の外部引外し装置に関するものである。
従来、短絡時に流れる過電流によって負荷機器や電線が焼損しないように、負荷電流が上限値を越えると、電路を遮断して負荷機器への給電を停止させる回路遮断器があった(例えば特許文献1参照)。
回路遮断器は、国や地域ごとに形状や大きさが標準化或いは規格化されており、上記特許文献1に開示された回路遮断器は、欧州やアジアの国々で多く使用されているDIN規格に適合したものである。DIN規格に適合した回路遮断器は、分電盤などに固定される直線状の取付レールに跨がって取り付けられるように、取付レールを通すための溝が筐体の裏面に設けられている。取付レールは金属製であって、横長の中央片と、中央片の長手方向に沿う2つの辺からそれぞれ一方向(中央片と直交する方向)に突出する一対の側片と、各側片の先端縁からそれぞれ外側に突出する係止片とが一体に形成されたような形状に形成されている。回路遮断器は、下面の溝内に取付レールを通し、溝の端面に設けられた爪を係止片に係止させることで、取付レールに取り付けられるようになっている。
このような回路遮断器を異常発生時にトリップさせるために、回路遮断器に連接され、異常を検知すると自機に連接された回路遮断器をトリップさせる補助ユニットが従来提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−231869号公報 欧州特許出願公開第0951043号明細書
特許文献2に開示された補助ユニット70には、図11(a)(b)に示すように、回路遮断器50と対向する面の左右両側に、回路遮断器50に取り付けるための係止フック72がそれぞれ設けられている。また補助ユニット70の筐体71には、回路遮断器50と同様、取付レールを通すための溝73が裏面の左右方向中央部に設けられている。
この補助ユニット70を回路遮断器50に取り付ける際は、図11(b)に示すように、左右方向の一端側が他端側に比べて回路遮断器50に近付くように回路遮断器50に対して補助ユニット70を斜めに傾けた状態で、回路遮断器50の側方から補助ユニット70を近付けて、一端側の係止フック72を回路遮断器50の凹部に引っ掛ける。その後、一端側の係止フック72を回転軸として、補助ユニット70の他端側が回路遮断器50に近付く向きに補助ユニット70を回転させ、他端側の係止フック72を回路遮断器50の凹溝に引っ掛けることで、補助ユニット70が回路遮断器50に取り付けられる。
このような取付方法で補助ユニット70を回路遮断器50に取り付ける場合、回路遮断器50が取付レールに取り付けられた状態では取付レールが補助ユニット70の筐体71と干渉するため、回路遮断器50を取付レールから取り外した状態で取付作業を行う必要がある。したがって、分電盤内に既に設置されている回路遮断器50に補助ユニット70を取り付ける場合は、回路遮断器50を取付レールから取り外して補助ユニット70の取付作業を行う必要があるが、回路遮断器50に電線が接続されている場合、電線の取り外し作業も必要になるので、補助ユニット70の取り付けに手間がかかるという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、取付レールに回路遮断器が取り付けられた状態で回路遮断器への取り付けを可能にした回路遮断器の外部引外し装置を提供することにある。
本発明の回路遮断器の外部引外し装置は、1乃至複数の極を持つ回路遮断器と連接して配置され、前記回路遮断器を介して負荷に供給される電源の電圧異常時に前記回路遮断器をオフ動作させるものである。外部引外し装置は、前記回路遮断器の器体に対して連接するように取り付けられる筐体を備え、前記器体の内部には連動棒と引外し機構とが収納されている。前記連動棒は、前記筐体において前記回路遮断器と対向する側面から一部が突出し、この突出部位で前記回路遮断器の接点をオフ動作させる。前記引外し機構は、前記電源の電圧異常時に前記回路遮断器の接点をオフ動作させるように前記連動棒を駆動する。前記筐体の裏面には、1乃至複数の極をもつ前記回路遮断器が長手方向に並べて取り付けられる取付レールを通すための溝が設けられている。前記筐体において前記回路遮断器と対向する側面に可撓性の突起が設けられ、前記突起の先端には前記裏面の法線方向に突出して前記回路遮断器の器体に引っ掛けられる爪が設けられている。
本発明によれば、外部引外し装置の筐体を回路遮断器の器体に対して斜めに傾け、突起の先端の爪を回路遮断器の器体に引っ掛けた状態で、外部引外し装置の筐体を回路遮断器の器体に対して回転させることによって、外部引外し装置が回路遮断器に取り付けられる。ここで、突起の先端の爪は、筐体の裏面の法線方向に突出しているので、この爪と回路遮断器の器体とが係止する部位を回転中心として、外部引外し装置の筐体が回路遮断器の器体に対して回転させられる場合、外部引外し装置の筐体に設けられた溝は取付レールの長手方向と平行に移動することになり、溝の端面が取付レールと干渉することがない。したがって、回路遮断器が取付レールに取り付けられた状態で、この回路遮断器に外部引外し装置を取り付けることができ、回路遮断器を取付レールから取り外すことなく外部引外し装置の取り付けが行えるから、外部引外し装置を回路遮断器に取り付ける作業を容易に行うことができる。
本実施形態の外部引外し装置を回路遮断器に連接する途中の状態を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)はA−A断面図、(d)は外観斜視図である。 同上の外部引外し装置が回路遮断器に連接された状態を示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は上面図である。 同上の外部引外し装置を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図である。 同上の外部引外し装置が連接して取り付けられる回路遮断器を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は上面図である。 同上の外部引外し装置を示し、(a)はオフ状態の説明図、(b)はオン状態の説明図である。 (a)は同上のラッチが外れた状態の説明図、(b)はトリップ状態の説明図である。 (a)は同上のリンクがリセットされる途中状態の説明図、(b)はトリップ後のオフ状態を示す説明図である。 同上の外部引外し装置が備える駆動部材を示し、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は分解斜視図である。 同上の外部引外し装置が備える端子台を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は分解斜視図である。 同上の外部引外し装置が備える電磁石装置の断面図である。 従来例を示し、(a)は補助ユニットの外観斜視図、(b)は補助ユニットを回路遮断器に取り付ける途中の状態を示す説明図である。
本実施形態の外部引外し装置について図1〜図10を参照して説明する。尚、以下の説明では特に断りがない限り、図3(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図3(a)において紙面と垂直な方向を前後方向と規定して説明を行うが、外部引外し装置1の使用状態における取付方向を上記の方向に限定するものではない。例えば分電盤に設けられた取付レールに外部引外し装置1が取り付けられる場合は、図3(d)の左右方向が鉛直方向と平行し、図3(d)の上下方向が水平方向と平行するようにして、取付レールに取り付けられるようになっている。
本実施形態の外部引外し装置1は、1乃至複数の極を持つ回路遮断器50と連接して配置され、電源電圧の異常時に、連接して配置された1乃至複数の極を持つ回路遮断器50をオフ動作させるために用いられる。外部引外し装置1には、電源電圧の異常を検出して回路遮断器50をオフ動作させる励磁回路を内蔵するものと、励磁回路を内蔵しないものがあるが、本実施形態では励磁回路を内蔵するものについて説明する。尚、励磁回路を内蔵しない外部引外し装置1では、電源電圧の異常を検出する検出装置から信号を受けて、回路遮断器50をオフさせるようになっている。また電源電圧の異常には、定格電圧(Ue)よりも高い所定の設定値(例えば定格電圧が200Vの場合は280V)を上回る過電圧異常と、定格電圧よりも低い所定の設定値(例えば定格電圧の35%〜70%)を下回る不足電圧異常とがあり、本実施形態では過電圧異常を検出するものについて説明する。
外部引外し装置1は、図3(a)〜(d)に示すように、図3(a)に示す左右方向の幅寸法及び上下方向の高さ寸法に比べて、図3(b)の左右方向で示す奥行き方向の厚み寸法が小さい箱型の筐体2を備えている。筐体2はボディ3とカバー4と端子台5とを組み合わせて構成される。ボディ3及びカバー4はそれぞれ合成樹脂成形品からなり、筐体2を前後方向において2つに分割したような形状に形成されており、ボディ3は前面及び左側面が開口し、カバー4は後面及び左側面が開口している。ボディ3とカバー4とは、互いの開口を塞ぐようにして、奥行き方向に重ね合わせて結合されている。また端子台5は合成樹脂成形品からなり、ボディ3とカバー4とを重ね合わせた際に左側面にできる開口部を塞ぐように取り付けられている。
筐体2は、DIN規格に準拠した回路遮断器50(図4参照)と同様の形状及び寸法に形成されている。筐体2の下部には、DIN規格に準拠した取付レール60を通すための溝2cが設けられている。取付レール60は金属製であって、横長の中央片61と、中央片61の2つの長辺からそれぞれ一方向(中央片61と直交する方向)に突出する一対の側片62と、各側片62の先端縁からそれぞれ外向きに突出する係止片63とを一体に備えている。尚、回路遮断器50の器体51の下部には、取付レール60が挿入される溝54が設けられ、溝54の一方の端面には一方の係止片63と係止する突起55が設けられている。溝54の他方の端面には、他方の係止片63と係止する爪56aが進退自在に設けられている。爪56aは、器体51に進退自在に保持された操作片56の一端側に設けられている。操作片56の他端は器体51の側面から外側に突出しており、この操作片56を引っ張ると、爪56aが係止片63から離れる向きに移動するので、回路遮断器50の器体51を取付レール60に着脱することが可能になる。
筐体2の前後の側面のうち回路遮断器50との対向面には、2個の突起6が上側に、板状の突起7が下側にそれぞれ設けられている。各々の突起6の先端には、筐体2の裏面の法線方向(本実施形態では下側)に突出して、回路遮断器50の器体51に引っ掛けられる爪6aが設けられている。また突起6の近傍には、突起6よりも背の低い突起8がそれぞれ設けられている。回路遮断器50の器体51には、図1(b)に示すように、突起6に対向する位置に挿入孔52が設けられている。また器体51には、突起7に対向する位置に溝穴(図示せず)が設けられ、突起8に対向する位置に穴(図示せず)が設けられている。
この筐体2を器体51に取り付ける場合、図1(a)〜(d)に示すように、作業者は、筐体2の上側が器体51に近付くように、筐体2を斜めに傾けた状態で筐体2を器体51の側方から近付け、上側の突起6を挿入孔52に挿入して、爪6aを挿入孔52の内側面に係止させる。次に作業者は、爪6aと器体51とが係止する部位を回転中心として、筐体2の下部が器体51に近付く方向(図2(b)の反時計回り)に筐体2を回転させる。そして、図2に示すように筐体2と器体51の側面同士が接触する位置まで筐体2が回転すると、突起8が器体51の穴に挿入されるとともに、下側の突起6が器体51の溝穴に挿入され、筐体2が器体51に取り付けられた状態となる。この時、突起6が挿入孔52に挿入されるとともに、突起7が器体51の溝穴に挿入され、突起8が器体51の穴に挿入されることで、左右方向及び上下方向において筐体2と器体51とが相対的に位置決めされる。また、突起6の爪6aが挿入孔52の内側縁に引っ掛かることで、前後方向において筐体2と器体51とが相対的に位置決めされる。尚、突起6と挿入孔52とのクリアランスや、突起7と器体51の溝穴とのクリアランスに比べて、突起8と器体51の穴とのクリアランスが小さい寸法に設定されている。突起6,7は、筐体2を器体51に取り付けるために用いられているので、突起6,7が撓むことで位置ずれが発生する可能性がある。一方、突起8は位置決めだけの目的で設けられ、突起6,7に比べて撓みにくいので、突起8を器体51の穴と係止させることで、筐体2と器体51との位置ずれを小さくできる。また、突起8が挿入される穴は、外部引外し装置1が取付可能な回路遮断器50の器体51のみに設けられているので、突起8が干渉することで、外部引外し装置1が取付不可能な器体51に筐体51が取り付けられるのを防止できる。
端子台5には、図3、図5及び図9に示すように、ねじ端子が取り付けられる台座部5b,5cが上下二段に設けられ、ねじ締め作業の邪魔にならないように、上側の台座部5bと下側の台座部5cとは左右方向において位置をずらして設けられている。台座部5b,5cには、それぞれ、2個のねじ端子9を前後方向(図9(b)の左右方向)に並べて取り付けることができ、前後方向に並ぶ2個のねじ端子9の間を絶縁するための絶縁壁5aが端子台5と一体に設けられている。台座部5b,5cには、それぞれ、内側(図9(a)において左側)に開放された取付溝5dが設けられ、この取付溝5dに内側からねじ端子9が挿入固定されるようになっている。また台座部5b,5cの上側には、ドライバーなどを挿入するための孔を有する保護壁5eがそれぞれ設けられている。
ねじ端子9は、端子板40と、端子板40にねじ締めされた端子ねじ41と、端子ねじ41に通されて、端子板40との間で電線を挟持する座金42とで構成される。端子板40は導電性の帯板を折り曲げて形成され、上板40aと縦板40bと下板40cと溶接片40dとを一体に備えている。上板40aには端子ねじ41がねじ込まれるねじ孔が形成されている。縦板40bは、上板40aの外側縁から下側に向かって略直角に折り曲げられて形成されている。下板40cは、縦板40bの下側縁から内側に向かって略直角に折り曲げられて形成されており、上板40aと縦板40bと下板40cとでU形に形成されている。溶接片40dは、上板40aの内側縁から上側に向かって略直角に折り曲げられて形成されている。このねじ端子9が取付溝5dに内側(図9(a)において左側)から嵌め込まれると、上板40aと縦板40bと下板40cとの側縁がそれぞれ取付溝5dの内側面に当接する。また保護壁5eには溶接片40dの上部を係止する爪5fが、取付溝5dの側壁には縦板40bと係止する係止フック5gがそれぞれ設けられている。これにより取付溝5d内に端子板40が嵌め込まれると、爪5f及び係止フック5gがそれぞれ溶接片40d、縦板40bと係止することによって端子板40の抜け止めが行われる。また取付溝5dにねじ端子9が嵌め込まれた状態では、上板40aと縦板40bと下板40cの側縁がそれぞれ取付溝5dの内側面に当接するから、端子ねじ41のねじ締めによって端子板40に回転トルクが加わったとしても、端子板40が回りにくくなり、ねじ締め強度が向上する。
尚、本実施形態では上側の台座部5bのみに電源接続用の2個のねじ端子9が取り付けられているが、後述するように動作モニタ用の接点信号を出力したい場合には、下側段に接点信号出力用の2個のねじ端子を取り付ければよい。
筐体2の内部には、図5に示すように、連動棒10を備える連動駒11と、操作ハンドル12と、駆動部材13と、リンク14と、ラッチ部材15と、電磁石装置16と、励磁回路を実装した回路基板30が収納されている。また筐体2の内部には、駆動部材13の動作に応じて導通状態が切り替えられる可動接点板17及び固定接点板18a,18bが収納されている。また筐体2の内部には、外部引外し装置1の動作状態を表示するために、表示部材20と表示ラッチ部材21とが収納されている。ここにおいて、駆動部材13、リンク14、ラッチ部材15、電磁石装置16などから、電源の電圧異常時に回路遮断器50の接点をオフ動作させるように連動棒10を駆動する引外し機構が構成される。
操作ハンドル12は、ボディ3及びカバー4に両端が支持された回転軸12aを中心として回転自在に支持されている。操作ハンドル12は、筐体2の上面に形成された窓孔2aから外部に露出する操作部12bを一体に備え(図3参照)、操作部12bが操作されることによって、回転軸12aを中心に回転する。操作部12bには、連接される回路遮断器50の操作ハンドル53と対向する面に角棒状の連結棒12cが突設されており、この連結棒12cが操作ハンドル53の穴内に挿入されることによって、操作ハンドル12は操作ハンドル53と一緒に回転する。この操作ハンドル12は、図示しない開極バネにより、オフ位置(図5(a)の位置)に回転する方向(図5において前側から見て反時計回り)の力を常時受けている。
連動駒11は合成樹脂成形品からなり、両端が筐体2に保持された軸11aを中心として回転自在に取り付けられている。連動駒11には金属製の連動棒10の一端側が保持され、連動棒10の他端側は前方に突出している。カバー4には、軸11aを中心とする円弧状のスリット4aが形成され、このスリット4aから連動棒10の他端側がカバー4の外側に露出する(図3(a)参照)。そして、連動駒11が回転すると、連動駒11の回転に応じて連動棒10がスリット4a内を移動するようになっている。
この外部引外し装置1が回路遮断器50に並べて取り付けられた状態では、連動棒10が回路遮断器50の器体51内に挿入され、連動棒10で回路遮断器50の開閉機構を駆動することによって、回路遮断器50の接点をオフさせることができる。ユーザが外部引外し装置1及び回路遮断器50の操作ハンドル12,53をオン位置に移動させると、回路遮断器50の接点が回路遮断器50の開閉機構によってオンに切り替えられるとともに、外部引外し装置1の駆動部材13により可動接点17aが固定接点19aに接触し、連動棒10が図5(b)に示す位置に移動する。一方、外部引外し装置1で電源電圧の異常が検出されて、連動棒10が図7(a)に示す位置に移動すると、連動棒10によって回路遮断器50の開閉機構が駆動され、接点がオフに切り替えられる。
またボディ3にも、スリット4aと同じ位置に円弧状のスリット(図示せず)が形成されている。この外部引外し装置1に、電源電圧の他の異常(例えば不足電圧異常)を検出する外部引外し装置1が連接される場合、他の外部引外し装置1の連動棒10が、ボディ3のスリットを通して連動駒11の穴(図示せず)に挿入されるようになっている。そして、他の外部引外し装置1で電源電圧の異常が検知されて、他の外部引外し装置1の連動棒10がオフ位置に移動すると、それによって自機の連動駒11がオフ位置に移動し、自機に連接された回路遮断器50の開閉機構をオフ動作できるようになっている。
駆動部材13は、図5及び図8に示すように、合成樹脂製の駆動レバー24と、金属製の軸受け金具25とで構成される。駆動レバー24は横長の板状に形成されている。駆動レバー24の一端側には、丸棒状の突起24eと、筐体2に固定された軸23を通すための孔24fとが設けられている。駆動レバー24には孔24fの周りに厚みが薄くなった凹部24dが設けられている。また、駆動レバー24の他端側には、可動接点板17の折り曲げ部と係止する突起24aと、可動接点板17の中間部を押す突起24b,24cがそれぞれ突設されている。一方、軸受け金具25には、突起24eを通すための孔25bと、組立時に孔24fに連続する孔25cが設けられている。この軸受け金具25は、孔25bに突起24eを通した状態で凹部24dに圧入固定されており、駆動レバー24と軸受け金具25とが一体的に組み立てられた状態で、孔24f,25cに通された軸23を中心に回転自在に取り付けられる。
リンク14は、金属の丸棒の両端をそれぞれ同じ方向に折り曲げることによって、U字状に形成されている。リンク14の一端は操作ハンドル12の穴12dに挿入されている。リンク14の他端は、駆動部材13の軸受け金具25とラッチ部材15とによってできるリンク孔22に挿入されており、この状態がラッチ部材15によってリンク14がラッチされた状態となる。このラッチ状態では、操作ハンドル12の動きがリンク14を介して駆動部材13に伝達される。一方、駆動部材13が電磁石装置16によって駆動され、リンク孔22が開くように、駆動部材13とラッチ部材15とが相対的に回転すると、リンク14の他端がリンク孔22の外側に出て、リンク14のラッチが解除された状態となる。
駆動部材13とラッチ部材15と表示部材20とは、筐体2に両端が保持される軸23を介して回転自在に支持されている。ラッチ部材15と表示部材20には、捻りコイルバネ(図示せず)の両端がそれぞれ係止され、ラッチ部材15には時計回りに回転する方向のバネ力が、表示部材20には反時計回りに回転する方向のバネ力がそれぞれ加えられている。また、駆動部材13は、バネ(図示せず)によって、反時計回りに回転する方向の力を常時受けている。
表示ラッチ部材21は、ボディ3の内壁に突設された軸を中心として回転自在に支持され、図示しないバネによって時計回りに回転する方向の力が常時加えられている。ここで、図5(a)に示すオフ状態では、表示ラッチ部材21の上端部が、表示部材20の下側に設けられた段差部20aに下側から当接することによって、表示部材20が反時計回りに回転できないようになっている。尚、オフ状態及びオン状態では、筐体2の上面に開口する窓孔2b(図3(d)参照)から、表示部材20において正常状態を表示する部位が露出している。
また筐体2の内部には回路基板30が収納されている。回路基板30には、コイルへの通電に応じてラッチ部材15を駆動する電磁石装置16と、電源電圧の異常を検出すると電磁石装置16のコイル32を励磁する励磁回路の回路部品が実装されている。
電磁石装置16は、合成樹脂製のボビン31と、コイル32と、固定鉄心33と、ホルダ部材34と、可動鉄心35と、コイルばねからなる復帰バネ36とを備えている。
ボビン31は両端に鍔部31aを有する円筒状に形成され、両側の鍔部31aの間にコイル32が複数回巻回されている。尚、コイル32の巻数などの仕様は、コイル32を励磁する電流や、必要な電磁吸引力に応じて適宜変更が可能である。
固定鉄心33は、図5及び図10に示すように、磁性材料(例えば鉄など)により前側から見た形状がU字状に形成されている。固定鉄心33の一方の脚片33aはボビン31の孔内に挿入され、この脚片33aの先端はボビン31の鍔部31aから露出している。また、固定鉄心33の他方の脚片33bには復帰バネ36が挿入されている。
ホルダ部材34は、図5(a)及び図10に示すように、脚片33aの先端が露出する鍔部31aに回転自在に取り付けられており、このホルダ部材34には磁性材料により帯板状に形成された可動鉄心35が保持されている。ホルダ部材34は、鍔部31aに保持された軸34aを中心に回転自在に取り付けられ、脚片33a,33bの先端面(磁極面)に可動鉄心35が当接する位置と、脚片33a,33bの先端面(磁極面)から可動鉄心35が離れる位置との間で回転する。ここで、可動鉄心35は、脚片33aの先端面の上側縁よりも長さD1だけ外側(上側)に張り出し、脚片33bの先端面の下側縁よりも長さD2だけ外側(下側)に張り出すような寸法に設定されている。すなわち、可動鉄心35は、脚片33a,33bの先端面(磁極面)よりも外側に張り出すような寸法に設定されている。したがって、可動鉄心35の端縁と、脚片33a,33bの先端面の端縁とが揃っている場合(すなわち長さD1,D2がゼロの場合)に比べて、固定鉄心33の磁極面から出る磁束を受ける可動鉄心35の部位の面積が大きくなり、磁気吸引力が大きくなる。
可動接点板17は、弾性の大きい導電材料(例えばステンレスなど)の帯板を中間部で折り曲げて形成され、一端側の両面にはそれぞれ可動接点17aが固着されている。また可動接点板17の他端側には、折り曲げ部から見て外側に先端部が折り曲げられることによって、端子板40の溶接片40dに溶接される溶接片17bが形成されている。
固定接点板18a,18bにはそれぞれ固定接点19a,19bが固着されている。固定接点板18aは、図5(b)に示すオン状態において、可動接点板17の上側面に固着された可動接点17aに固定接点19aが接触する位置に配置されている。また固定接点板18bは、図5(a)に示すオフ状態において、可動接点板17の下側面に固着された可動接点17aに固定接点19bが接触する位置に配置されている。可動接点17aが上側の固定接点19aと導通している状態では、励磁回路の出力端間にコイル32が接続された状態となりコイル32に励磁電流を流すことができる。一方、可動接点17aが下側の固定接点19bと導通している状態では、励磁回路の出力端間にコイル32が接続されていない状態となり、コイル32に励磁電流を流せない状態となる。尚、端子台5の下側の段部には、固定接点板18a,18bにそれぞれ電気的に接続された接点信号出力用の2個のねじ端子が取付可能である。接点信号出力用の2個のねじ端子を追加すれば、固定接点19a,19b及び可動接点17aからなる接点の切替状態(すなわちオン状態かオフ状態か)を示す接点信号を外部に出力することができる。
可動接点板17は駆動部材13によって駆動されるのであるが、駆動部材13を構成する駆動レバー24には、可動接点板17の折り曲げ部に係止する突起24aが設けられている。また駆動レバー24には、オン状態において可動接点板17の中間部(可動接点17aが固着された先端部と折り曲げ部との間の部位)を上向きに押圧する突起24bが設けられている。オン状態において突起24bが可動接点板17の中間部を上向きに押すことで、可動接点17aと固定接点19aとの接圧が確保される。また駆動レバー24には、オフ状態において可動接点板17の中間部を下向きに押圧する突起24cが設けられている。オフ状態において突起24cが可動接点板17の中間部を下向きに押すことで、可動接点17aと固定接点19bとの接圧が確保される。
次に、この外部引外し装置1の動作について、図5〜図7を参照して説明する。
図5(a)は操作ハンドル12がオフ位置に操作された状態を示し、この状態では外部引外し装置1に連接された回路遮断器50の接点はオフ状態となっている。操作ハンドル12は、開極バネのバネ力を受けて反時計回りに回転し、図5(a)に示すオフ状態の位置まで移動している。操作ハンドル12の動きはリンク14を介してラッチ部材15に伝達され、リンク14でラッチ部材15が引っ張られることによって、ラッチ部材15はバネ力に抗して反時計回りに回転し、リンク孔22は上側に開いた状態となっている。駆動部材13はバネ力を受けて反時計回りに回転し、ボディ3のリブ3bに当接する位置で停止する。この時、駆動部材13の突起24bで可動接点板17が下向きに押されることによって、可動接点板17が弾性変形し、下側面にある可動接点17aが固定接点19bに接触する。また連動駒11は、軸受け金具25の突起部25aで押されることによって、バネ力に抗して反時計回りに回転し、図5(a)の位置で保持される。この時、連動棒10はスリット4aを上端位置まで移動する。また表示部材20はバネ力を受けて反時計回りに回転し、段差部20aが表示ラッチ部材21に当接する位置で停止しており、この状態では窓孔2bから正常状態を表示する表示部材20の部位が露出する。また電磁石装置16のコイル32には通電されておらず、電磁吸引力が発生していないので、ホルダ部材34は復帰バネ36のバネ力を受けて反時計回りに回転し、図5(a)の位置で停止する。
その後、ユーザが操作ハンドル12,53を時計回りに回転させると、リンク14によって駆動部材13の軸受け金具25が押され、駆動部材13が時計回りに回転する。操作ハンドル12,53を回し続け、操作ハンドル12の軸12aと、リンク14の他端側が挿入されるリンク孔22とを結ぶ直線上の死点を、リンク14の一端側が超えると、リンク14の他端側が軸受け金具25の端面に押し付けられた状態で停止する。この時、操作ハンドル12及びリンク14は図5(b)の位置で保持され、回路遮断器50がオン状態となる。この時、ラッチ部材15は捻りコイルばねのバネ力を受けて、リンク14の他端側に当接する位置まで回転する。また表示部材20の突起20bが駆動部材13に押されることによって、表示部材20は時計回りに回転し、表示リセット位置に移動する。この状態では、表示ラッチ部材21はバネ力を受けて、表示部材20をラッチ可能な位置に移動している。また、連動駒11は、駆動部材13の回転に合わせて(或いは、時計回りに回転するラッチ部材15の一部で押されることによって)時計回りに回転し、連動棒10はスリット4aの下端位置まで移動する。また、駆動部材13の突起24bが可動接点板17を上向きに押すことによって、可動接点板17が弾性変形し、上側面にある可動接点17aが固定接点19aに接触する。この時、一対のねじ端子9の間に励磁回路が備えるスイッチとコイル32とが直列接続された状態となる。また電磁石装置16のコイル32には通電されておらず、電磁吸引力が発生していないので、ホルダ部材34は復帰バネ36のバネ力を受けて反時計回りに回転している。
このオン状態において電源電圧が定格電圧よりも高い所定の設定値を上回っている過電圧状態を励磁回路が検出すると、励磁回路は、回路遮断器50をトリップさせるために、コイル32に直列接続されたスイッチ(例えばサイリスタ素子)をオンさせる。スイッチがオンになって、コイル32に通電されると、固定鉄心33の両脚片33a,33bの先端面と可動鉄心35との間に電磁吸引力が発生して、ホルダ部材34は図6(a)に示すように時計回りに回転する。ホルダ部材34が時計回りに回転すると、ホルダ部材34の突起34bによってラッチ部材15の突起部15aが押され、ラッチ部材15が反時計回りに回転し、ラッチ部材15の端面がリンク14の他端部から離れる。この時、リンク14は、操作ハンドル12に支持された一端側を中心に反時計回りに回転し、リンク14の他端側がリンク孔22の外側に離脱するため、リンク14の支えを失った駆動部材13は開極ばねのバネ力を受けて反時計回りに回転し、図6(b)の位置に移動する。また駆動部材13の突起部25aによって連動駒11が上側に押され、連動棒10がスリット4aの上端位置に移動するので、連動棒10によって回路遮断器50の開閉機構が駆動され、開閉機構によって接点がオフされる。これにより、回路遮断器50に接続された負荷機器への電源供給が遮断され、負荷機器を保護することができる。また、表示ラッチ部材21がホルダ部材34の突起34bに押されて反時計回りに回転することによって、表示部材20のラッチが解除される。表示部材20は、復帰バネのバネ力を受けて反時計回りに回転し、異常を表示する部位が窓孔2bに望む位置(図6(b)に示す位置)まで回転する。また、駆動部材13が反時計回りに回転することによって、駆動部材13の突起24cで可動接点板17が下向きに押され、可動接点17aが上側の固定接点19aから離れて、下側の固定接点19aに接触する(図7(a)参照)。この時、可動接点17aが固定接点19aから離れることによってコイル32への通電が遮断されるから、固定鉄心33と可動鉄心35との間に働く電磁吸引力がなくなり、ホルダ部材34が復帰バネ36のバネ力を受けて反時計回りに回転する。
その後、操作ハンドル12が開極ばねのバネ力を受けて反時計回りに回転し、図7(b)に示す位置まで移動する。この時、リンク14の他端側(操作ハンドル12に支持された側と反対側)は、駆動部材13とラッチ部材15とで囲まれるリンク孔22に挿入された状態となり、操作ハンドル12を時計回りに回転させてオン位置に移動させると、図5(b)に示す状態となる。
以上説明したように、本実施形態の外部引外し装置1は、1乃至複数の極を持つ回路遮断器50と連接して配置され、回路遮断器50を介して負荷に供給される電源の異常時に回路遮断器50をオフ動作させるものである。外部引外し装置1の筐体2は、回路遮断器50の器体51に対して連接するように取り付けられる。筐体2の内部には連動棒10と引外し機構とが収納されている。連動棒10は、筐体2において回路遮断器50と対向する側面から一部が突出し、この突出部位で回路遮断器50の接点をオフ動作させる。引外し機構は駆動部材13、リンク14、ラッチ部材15、電磁石装置16などからなり、電源の電圧異常時に回路遮断器50の接点をオフ動作させるように連動棒10を駆動する。筐体2の裏面には、1乃至複数の回路遮断器50が長手方向に並べて取り付けられる取付レール60を通すための溝2cが設けられている。筐体2において回路遮断器50と対向する側面に可撓性の突起6が設けられている。突起6の先端には、筐体2の裏面の法線方向に突出して回路遮断器50の器体51に引っ掛けられる爪6aが設けられている。
これにより、外部引外し装置1の筐体2を回路遮断器50の器体51に対して斜めに傾け、突起6の先端の爪6aを器体51に引っ掛けた状態で、筐体2を器体51に対して回転させることによって、外部引外し装置1が回路遮断器50に取り付けられる。ここで、突起6の先端の爪6aは、筐体2の裏面の法線方向に突出しているので、この爪6aと回路遮断器50の器体51とが係止する部位を回転中心として、筐体2が器体51に対して回転させられる場合、筐体2に設けられた溝2cは取付レール60の長手方向と平行に移動することになり、溝2cの端面が取付レール60と干渉することがない。したがって、回路遮断器50が取付レール60に取り付けられた状態で、この回路遮断器50に外部引外し装置1を取り付けることができ、回路遮断器50を取付レール60から取り外すことなく外部引外し装置1の取り付けが行えるから、外部引外し装置1を回路遮断器50に取り付ける作業を容易に行うことができる。
尚、本実施形態では、電源の過電圧異常を検出して回路遮断器50をオフ動作させる励磁回路を内蔵した外部引外し装置1について説明したが、電源の不足電圧異常を検出して回路遮断器50をオフ動作させるものでもよい。また外部引外し装置1が励磁回路を備えておらず、電源電圧の異常(過電圧異常や不足電圧異常)を検出する外部の検出装置から、接続端子に入力される信号によって、回路遮断器50をオフ動作させるようにしてもよい。
また、複数の外部引外し装置を、所望の極数の回路遮断器50に連接することができる。連接された複数の外部引外し装置は、操作ハンドルが互いに連結されて、各回路遮断器50の操作ハンドルと一体的に動かされる。外部引外し装置の一つが、電源の不足電圧以上を検出すると、連動棒は隣接する外部引外し装置の連動駒を駆動し、連鎖的に回路遮断器50をオフ動作させることができる。
1 外部引外し装置
2 筐体
2c 溝
6 突起
6a 爪
10 連動棒
11 連動駒
13 駆動部材(引外し機構)
14 リンク(引外し機構)
15 ラッチ部材(引外し機構)
16 電磁石装置(引外し機構)
50 回路遮断器
51 器体
60 取付レール

Claims (1)

  1. 1乃至複数の極をもつ回路遮断器と連接して配置され、前記回路遮断器を介して負荷に供給される電源の電圧異常時に前記回路遮断器をオフ動作させる回路遮断器の外部引外し装置であって、
    前記回路遮断器の器体に対して連接するように取り付けられる筐体の内部に、
    前記筐体において前記回路遮断器と対向する側面から一部が突出し、この突出部位で前記回路遮断器の接点をオフ動作させる連動棒と、
    前記電源の電圧異常時に前記回路遮断器の接点をオフ動作させるように前記連動棒を駆動する引外し機構とが収納され、
    1乃至複数の極をもつ前記回路遮断器が長手方向に並べて取り付けられる取付レールを通すための溝が前記筐体の裏面に設けられ、
    前記筐体において前記回路遮断器と対向する側面に可撓性の突起が設けられ、前記突起の先端には前記裏面の法線方向に突出して前記回路遮断器の器体に引っ掛けられる爪が設けられたことを特徴とする回路遮断器の外部引外し装置。
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