JP2013213557A - 車両の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クラッチを開放して車両を惰性走行する際に、機械式オイルポンプによる変速機のギヤへの潤滑油供給が低下する場合であっても、ギヤの耐久性低下を防止しつつ車両燃費を向上可能な制御装置を提供する。
【解決手段】エンジン12と、エンジン12と駆動輪を切り離すクラッチ19と、エンジン12の出力を前記駆動輪へ伝達するギヤと、エンジン12の回転に伴って動作しギヤに潤滑油を供給する機械式オイルポンプ32と、電動オイルポンプ34とを備え、惰性走行中にクラッチ19を切り離しエンジン回転速度NEをクラッチ19の係合時よりも低い状態で運転するN惰行を実行する際に、電動オイルポンプ34によってギヤに潤滑油を供給する。また、惰性走行中にクラッチ19を切り離しエンジン12を停止するフリーランを実行する際に、電動オイルポンプ回転数NEOPをN惰行時に比べて高くしてギヤに潤滑油を供給する。
【選択図】図6
【解決手段】エンジン12と、エンジン12と駆動輪を切り離すクラッチ19と、エンジン12の出力を前記駆動輪へ伝達するギヤと、エンジン12の回転に伴って動作しギヤに潤滑油を供給する機械式オイルポンプ32と、電動オイルポンプ34とを備え、惰性走行中にクラッチ19を切り離しエンジン回転速度NEをクラッチ19の係合時よりも低い状態で運転するN惰行を実行する際に、電動オイルポンプ34によってギヤに潤滑油を供給する。また、惰性走行中にクラッチ19を切り離しエンジン12を停止するフリーランを実行する際に、電動オイルポンプ回転数NEOPをN惰行時に比べて高くしてギヤに潤滑油を供給する。
【選択図】図6
Description
この発明は車両用の制御装置に係り、特に車両が惰性走行する際に変速機のギヤに潤滑油を供給する電動オイルポンプを制御する制御装置に関する。
エンジンと駆動輪とを切り離すクラッチと、エンジンの回転を変速して駆動輪に伝達する変速機と、エンジンの回転に伴って動作し変速機内のギヤに潤滑油を供給する機械式オイルポンプとを備える車両が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1ではエンジンブレーキを低減して車両の減速度を小さくするため、クラッチによってエンジンと駆動輪を切り離した状態で車両を惰性走行させる内容が開示されている。エンジンと駆動輪とを切り離した状態で車両を惰性走行させることによって、車両の減速度を小さくできるため車両の燃費が向上する。ここで、エンジンがクラッチによって駆動輪から切り離される際にエンジンを停止させた状態にするとエンジンの回転に伴って動作する機械式オイルポンプの回転も停止される。その結果、ギヤへの潤滑油の供給が不足する。
そこで、特許文献1ではエンジンを停止させずにアイドル状態にして機械式オイルポンプを動作させつつ車両を惰性走行させることで、燃費を向上しつつ変速機のギヤへの潤滑油の供給を行っている。
しかしながら、エンジンがアイドル状態で運転されるのでクラッチを係合した状態で車両を走行させる場合に比べて機械式オイルポンプの回転速度が低くなり、変速機内のギヤへの潤滑油の供給量が低下する。特に車両が高車速で走行している場合、低車速時に比べて変速機のギヤは高速に回転しているため、低車速時よりもギヤが発熱しやすくなっている。エンジンが特許文献1記載の技術のようにアイドル状態で運転されている場合、高車速時はクラッチを係合した状態で車両を走行させる場合に比べて潤滑油供給量が少ないため、ギヤの冷却が追いつかずギヤの耐久性が低下する可能性が考えられる。
ギヤの耐久性低下を防ぐため、例えば、クラッチを係合させた時と同等のエンジン回転速度となるようにエンジンの回転速度を上昇させて機械式オイルポンプの回転速度を上昇させ、ギヤへの潤滑油供給量を増加させることが考えられる。しかしながら、変速機のギヤへの潤滑油供給のために多量の燃料を消費してエンジン回転速度を上昇させるので車両燃費の悪化が懸念される。
したがって、特許文献1記載の技術ではギヤの耐久性低下を防止しつつ車両燃費を向上させることが困難であった。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、惰性走行中に機械式オイルポンプによる潤滑油の供給量が低下する場合であってもギヤの耐久性低下を防止しつつ車両燃費を向上可能な制御装置を提供することである。
かかる目的を達成するため、第1の発明に係る制御装置は、エンジンと、前記エンジンと駆動輪とを切り離すクラッチと、前記エンジンの出力を前記駆動輪へ伝達するギヤと、前記エンジンを前記クラッチの係合時よりも低い回転速度で前記エンジンを自立運転させた状態で前記クラッチを切り離して惰性走行する第1の惰性走行制御を実行する車両に搭載される制御装置であって、前記エンジンの回転に伴って動作し前記ギヤに潤滑油を供給する機械式オイルポンプに加え、前記ギヤに潤滑油を供給する電動オイルポンプを備え、前記第1の惰性走行制御の実行中に前記電動オイルポンプによって前記ギヤに潤滑油を供給することを特徴とする制御装置。
第2の発明に係る制御装置は、第1の発明において、前記車両は前記第1の惰性走行制御と、走行中に前記クラッチを切り離した状態で前記エンジンを停止する第2の惰性走行制御とを選択することが可能であり、前記電動オイルポンプは第1の惰性走行制御および第2の惰性走行制御の実行中に前記ギヤに潤滑油を供給し、前記電動オイルポンプによる潤滑油を供給する量を、前記第2の惰性走行制御の実行中は前記第1の惰性走行制御の実行中よりも多くすることを特徴とする。
第3の発明に係る制御装置は、第1または第2の発明において、前記電動オイルポンプの異常時は、前記第1の惰性走行制御の実行中の前記エンジンの回転速度を前記電動オイルポンプの正常時よりも上昇させることを特徴とする。
第4の発明に係る制御装置は、第1の発明から第3の発明のいずれかの発明において、前記電動オイルポンプの異常時は、走行中に前記エンジンと前記駆動輪を前記クラッチにより切り離す制御の実行を前記電動オイルポンプの正常時に比べて抑制することを特徴とする。
第1の発明によれば、第1の惰性走行制御の実行中に電動オイルポンプによってギヤへ潤滑油供給を行う。すなわち、第1の惰性走行制御によってエンジン回転速度がクラッチ係合時のエンジン回転速度よりも低下したとしても、機械式オイルポンプによるギヤへの潤滑油供給に加えて電動オイルポンプによってギヤへ潤滑油供給をアシストするのでギヤの耐久性低下を防止できる。また、電動オイルポンプを備えない場合に比べてエンジン回転速度を上昇させる必要がなくなり車両燃費が向上する。
第2の発明によれば、電動オイルポンプを動作させて第1の惰性走行制御もしくは第2の惰性走行制御を行い、第2の惰性走行制御を行う場合は第1の惰性走行制御を行う場合よりも電動オイルポンプによってギヤへの潤滑油供給を増加させる。第1の惰性走行制御の実行中はクラッチを開放しエンジンを運転した状態とするので機械式オイルポンプが停止されない。一方、第2の惰性走行制御ではクラッチを開放しエンジンを停止させた状態とするので、エンジンの回転に伴って動作する機械式オイルポンプが停止される。したがって、第2の惰性走行制御では機械式オイルポンプによる潤滑油供給が停止される。そこで、第2の惰性走行制御を行う場合は第1の惰性走行制御を行う場合よりも電動オイルポンプによって変速機のギヤへ供給される潤滑油を多くする。すると、機械式オイルポンプによる潤滑油供給が停止したとしてもギヤへ十分な潤滑油供給が可能となり、ギヤの耐久性低下を防止することができる。
第3の発明によれば、電動オイルポンプの異常時は第1の惰性走行制御を行う場合のエンジンの回転速度を電動オイルポンプ正常時よりも上昇させる。電動オイルポンプが異常であれば、エンジン回転速度を上昇させて機械式オイルポンプによる潤滑油供給を増加させることで変速機のギヤへ十分な潤滑油供給が可能となりギヤの耐久性低下を防止することができる。一方、電動オイルポンプが正常であればエンジン回転速度を上昇させないので燃料消費が抑制され車両燃費を向上させることができる。また、第1の惰性走行制御を禁止すると惰性走行時にクラッチを切り離さないので車両の減速度がクラッチを切り離す場合に比べて大きくなりユーザに違和感を与える可能性がある。しかしながら、第3の発明によれば、第1の惰性走行制御を電動オイルポンプの異常時であっても実行する。したがって、惰性走行時の車両の減速度が電動オイルポンプ正常時と同じにできるため、ユーザに違和感を与えることを防止しつつギヤの耐久性の低下を防止することができる。
第4の発明によれば、電動オイルポンプの異常時は、走行中にエンジンと駆動輪をクラッチによって切り離す制御の実行を電動オイルポンプの正常時に比べて抑制する。電動オイルポンプによる変速機のギヤへの潤滑油供給ができなくなる状態でクラッチによってエンジンを駆動輪から切り離すとエンジンの回転速度が低下し、機械式オイルポンプによる変速機のギヤへの潤滑油不足が発生しやすくなる。そこで、エンジンと駆動輪をクラッチにより切り離す制御の実行を電動オイルポンプの正常時に比べて抑制することで、エンジンの回転に伴って動作する機械式オイルポンプの潤滑油供給量の低下を抑制することが可能となるので変速機のギヤの耐久性低下を防止することが可能となる。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
(第1実施形態)
図1は、本発明の制御装置10が適用される車両の構成を説明する骨子図であり、車両は走行用駆動源としてエンジン12を備えている。エンジン12の出力はトルクコンバータ16を経て自動変速機18に伝達され、クラッチ19を介し図示しない差動装置などから駆動輪へ伝達される。エンジン12のクランク軸14はトルクコンバータ16のポンプ翼車20に接続されている。トルクコンバータ16はロックアップクラッチ22を備えているとともに、タービン翼車24は自動変速機18の入力軸26に接続されている。
図1は、本発明の制御装置10が適用される車両の構成を説明する骨子図であり、車両は走行用駆動源としてエンジン12を備えている。エンジン12の出力はトルクコンバータ16を経て自動変速機18に伝達され、クラッチ19を介し図示しない差動装置などから駆動輪へ伝達される。エンジン12のクランク軸14はトルクコンバータ16のポンプ翼車20に接続されている。トルクコンバータ16はロックアップクラッチ22を備えているとともに、タービン翼車24は自動変速機18の入力軸26に接続されている。
この車両は惰性走行する際に、エンジン12を自立運転させた状態でクラッチ19を係合して惰性走行する通常惰行と、エンジン12を自立運転させた状態でクラッチ19を切り離して(クラッチ19を切り離す指令がなされてからクラッチ19が開放されるまでの時間を含む)惰性走行する第1の惰性走行制御であるN惰行と、エンジン12を停止させた状態(エンジン12の運転を停止する指令がなされてからエンジン12の回転が停止するまでの時間を含む)でクラッチ19を切り離して惰性走行する第2の惰性走行制御であるフリーランとを実行することができる。
なお、トルクコンバータ16や自動変速機18は、中心線に対して略対称的に構成されているため、図1では下半分が省略されている。
自動変速機18は動力伝達自動切換装置で、本実施例では遊星歯車式の有段変速機が用いられており、遊星歯車装置および油圧式のクラッチやブレーキ(摩擦係合装置)を備えているとともに、それ等のクラッチやブレーキが油圧制御回路28によって接続、遮断されることにより、変速比が異なる複数の前進変速段や後進変速段、動力伝達を遮断するニュートラル等が成立させられるようになっている。油圧制御回路28は、電磁切換弁やリニアソレノイドバルブ等を備えており、それ等のソレノイドが電子制御装置30によって制御されることにより、油路を切り換えたり油圧を制御したりして自動変速機18の変速段を切り換えるとともに、前記トルクコンバータ16のロックアップクラッチ22の係合、開放も切り換えるようになっている。この油圧制御回路28には、トルクコンバータ16のポンプ翼車20と一体的に回転駆動される機械式オイルポンプ32から潤滑油が供給されるようになっているとともに、トルクコンバータ16の回転停止時すなわちエンジン12の作動停止時には、バッテリの電気エネルギーで回転駆動される電動オイルポンプ34から潤滑油が供給されるようになっている。これらの機械式オイルポンプ32、電動オイルポンプ34から供給される潤滑油により自動変速機18の動力伝達状態を切り換えたり、自動変速機18を潤滑したりする。
図2は、 上記自動変速機18の一具体例を説明する図で、(a)は骨子図であり、(b) はクラッチおよびブレーキの係合、解放状態と動力伝達状態(変速段など)との関係を示す作動表である。この自動変速機18は、3組のシングルピニオン型の 遊星歯車装置60、62、64と、油圧アクチュエータによって摩擦係合させられる油圧式のクラッチC1、C2、ブレーキB1、B2、B3、B4と、一方向クラッチF1、F2とを備えて構成されている。そして、電磁切換弁等により前記油圧制御回路28が切り換えられたり、シフト操作部材としてのシフトレバーに機械的に連結されたマニュアルシフトバルブによって油圧制御回路28が機械的に切り換えられたりすることにより、クラッチC1、C2、ブレーキB1、B2、B3、B4がそれぞれ図2(b) に示すように係合、解放制御され、前進4段(1st〜4th)および後進1段(Rev)の各変速段が成立させられる。また、P(パーキング)レンジでは、 総ての摩擦係合装置が解放され、動力伝達遮断状態になる。図示はしないが、N(ニュートラル)レンジも同様である。なお、Pレンジは非走行位置であるが、 図示しないメカニカルパーキングロック機構により出力軸56の回転がロックされ、車両を停止状態に保持する停止位置である。
図2(b)のクラッチ、ブレーキ、一方向クラッチの欄の「○」は係合、「●」はエンジンブレーキ時に係合、そして空欄は非係合を表している。その場合に、パーキングP、後進変速段Revは、マニュアルシフトバルブによって油圧制御回路28が機械的に切り換えられることによって成立させられ、シフトレバーがD(前進)レンジへ操作された場合の1st〜4thの相互間の変速は、油圧制御回路28に設けられた電磁切換弁によって電気的に制御される。したがって、車両がDレンジで走行する場合、エンジン12の駆動力が車輪へ伝達するのをクラッチC1によって切り替えることが可能となっており、クラッチC1は図1のクラッチ19に相当する。
図3は、本実施例の制御装置10を制御するための電子制御装置30に入力される信号及びその電子制御装置30から出力される信号を例示している。この電子制御装置30は、CPU、ROM、RAM、及び入出力インターフェースなどから成る所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより電動オイルポンプ34、油圧制御回路28等の制御を実行するものである。
電子制御装置30には図3に示す各センサから、エンジン12の回転速度であるエンジン回転速度NEを表す信号、電動オイルポンプ34の回転速度である電動オイルポンプ回転速度NEOPを表す信号、ユーザのアクセルペダル44の踏み込み量に対応するアクセル開度ACCを表す信号、出力軸22の回転速度NOUTに対応する車速Vを表す信号などがそれぞれ供給される。
電子制御装置30の惰性走行判定部46は、アクセル開度ACCと車速Vより惰性走行中であるか否かを判定する。エンジン停止判定部48はエンジン回転速度NEよりエンジン12が停止状態であるか否かを判定する。電動オイルポンプフェール判定部52は電動オイルポンプ回転速度NEOPと電動オイルポンプ34に指令する電動オイルポンプ回転速度指令NEOP*から電動オイルポンプ34がフェールしているか否かを判定する。クラッチ開度判定部49はクラッチ制御部50が油圧制御回路28に出力するクラッチ19の制御信号からクラッチ19が切り離されているか否かを判定する。電動オイルポンプ制御部54はN惰行であるかフリーランであるかを判定し電動オイルポンプ回転速度NEOPを決定する。クラッチ制御部50は車両がN惰行を行う場合、クラッチ19を係合する信号を油圧制御回路28へ出力し、フリーランを行う場合、クラッチ19を切り離す信号を油圧制御回路28に出力する。また、クラッチ制御部50は電動オイルポンプ34のフェール信号によってクラッチ19を切り離すか否かを決定する。
また、上記電子制御装置30からは、油圧制御回路28への潤滑油の供給量を制御する電動オイルポンプ34に、電動オイルポンプ回転速度指令NEOP*が出力され、油圧制御回路28へクラッチ19のスリップ量を制御する制御信号が出力され、エンジン12へエンジン回転速度指令NE*が出力される。
図4は、図1の電子制御装置30の信号処理によって実行される制御作動の要部を説明するフローチャートであり、数ミリ秒乃至十数ミリ秒程度の所定の周期で繰り返し実行される。
図4において、まず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、車速センサ40に基づいて車両が走行中であるか否かが判定される。このS1の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが肯定される場合はS2において、アクセル開度ACCがオフであるか否かが判定される。
上記S2の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合は車両が惰性走行状態であると判断し、S3においてクラッチ19が開放されているか否かが判定される。
上記S3の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合はS4においてエンジン12が運転中であるか否かが判定される。
上記S4の判断が肯定される場合、N惰行を行っていると判断することができる。そしてS5に進み電動オイルポンプ回転速度NEOP1で電動オイルポンプ34を駆動させて本ルーチンを終了させる。
一方、上記S4の判断が否定される場合、車両がフリーランを行っていると判断することができる。そして、S6に進み前記S5とは異なる電動オイルポンプ回転速度NEOP2で電動オイルポンプ34を駆動させて本ルーチンを終了させる。
図5は、図4のフローチャートの電動オイルポンプ回転速度NEOPの制御例を示す図であり、S5とS6における電動オイルポンプ回転速度NEOPの制御例に相当する。図5では車速Vが高くなるほど電動オイルポンプ回転速度NEOPを上昇させる。車速Vが高くなるほど自動変速機18のギヤが高速回転して発熱しやすい状態となるので、電動オイルポンプ回転速度NEOPを上昇させて潤滑油供給量を増大させることでギヤを冷却しやすくする。
また、図5の制御例では、N惰行時の電動オイルポンプ回転速度NEOP1に比べてフリーラン時の電動オイルポンプ回転速度NEOP2を高くしている。フリーランではエンジン12が停止され機械式オイルポンプ32が停止されるので、N惰行と同じ回転速度で電動オイルポンプ34を駆動させると潤滑油供給量が機械式オイルポンプ32の分だけ少なくなる。そのため、フリーラン時は電動オイルポンプ回転速度NEOPを高くN惰行時に比べて高くして潤滑油供給を増加させることでN惰行を行う場合と同等のギヤの冷却効果を得ることが可能となる。
図6は、図1の車両の制御装置による電動オイルポンプ34の制御例を説明するタイムチャートの一例である。
まず、図6の時刻t0では、車両が走行中であり、アクセルペダル44が踏み込まれておらず、クラッチ19をスリップさせていない状態となっており、図5のフローチャートのS3が否定される場合である通常惰行に相当する。時刻t0からt1の間はクラッチ19が係合状態であり車両にエンジンブレーキが作用するのでN惰行およびフリーランと比べて車両が減速しやすくなっている。
つぎに、時刻t1においてクラッチ19を開放する指令が油圧制御回路へ出力されると、エンジン12と駆動輪を切り離すクラッチ油圧指令がなされ通常惰行からN惰行へ移行する。このとき、エンジン回転速度NEは通常惰行と比べて小さくなるように、例えば、アイドル回転速度で制御されるので機械式オイルポンプ32による潤滑油の供給が減少する。一方、電動オイルポンプ34は、例えば、電動オイルポンプ回転速度NEOP1となるように制御されギヤへの潤滑油供給のアシストが開始される。時刻t1から時刻t2の通常惰行からN惰行への移行時は、機械式オイルポンプ32による潤滑油供給が減少する分だけ電動オイルポンプ34による潤滑油供給を増加させるように制御するようにしてもよい。
時刻t3においてエンジン停止指令がなされるとN惰行からフリーランへ移行する。このとき、エンジン回転速度NEの低下に伴って機械式オイルポンプ32による潤滑油供給量がさらに低下する。そこで、電動オイルポンプ回転速度NEOPを、例えば、電動オイルポンプ回転速度NEOP2となるように制御しN惰行時と比べてさらに高くすることで潤滑油供給を増加させる。ここで、時刻t3から時刻t4のN惰行からフリーランへの移行時は、機械式オイルポンプ32による潤滑油供給が減少する分だけ電動オイルポンプ34による潤滑油供給を徐々に増加させるように制御するようにしてもよい。
(第2実施形態)
図7を参照して第2の実施形態について説明する。第2の実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図7は、本実施形態の動作を示すフローチャートであり、図4のフローチャートのS4の次につづくものである。
図7を参照して第2の実施形態について説明する。第2の実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図7は、本実施形態の動作を示すフローチャートであり、図4のフローチャートのS4の次につづくものである。
本実施形態の電動オイルポンプ34の駆動制御において、上記第1の実施形態と異なる点は、図4のS4が肯定されN惰行と判断された場合に電動オイルポンプ34が故障等によって潤滑油を供給できない場合、エンジン回転速度NEを電動オイルポンプ34が正常である場合のエンジン回転速度よりも上昇させる点である。
図7のS11において、まず、電動オイルポンプ34が異常であるか否かのフェール判定が行われる。電動オイルポンプ34のフェール判定は図3の電子制御装置30の電動オイルポンプフェール判定部52によって行われる。電動オイルポンプフェール判定部52には電動オイルポンプ回転速度センサ42による実際の電動オイルポンプ回転速度NEOPと、電動オイルポンプ制御部54が電動オイルポンプ34に対して指令する電動オイルポンプ回転速度指令NEOP*との信号が入力される。これらの信号より、例えば、電動オイルポンプ回転速度指令NEOP*に対して実際の電動オイルポンプ回転速度NEOPが追従できないことを検出して電動オイルポンプ34の異常を検出する。
S11の判断が否定される場合、電動オイルポンプ34が正常であると判断しS13へ進む。S13ではエンジン回転速度NEを、例えば、アイドル回転速度であるエンジン回転速度NE2に制御しS14にて電動オイルポンプ回転速度NEOP1で駆動して本ルーチンを終了させる。
一方、S11の判断が肯定される場合、電動オイルポンプ34が異常であると判断しS12にてエンジン回転速度NEを電動オイルポンプ非フェール時のエンジン回転速度NE2よりも高いエンジン回転速度NE1で運転して本ルーチンを終了させる。なお、S12にて電動オイルポンプ34が異常と判断される際に電動オイルポンプ34の駆動を禁止してもよい。
図8は、図7のフローチャートのエンジン回転速度NEの制御例を示す図であり、S12とS13におけるエンジン回転速度NEの制御例に相当する。図8では電動オイルポンプフェール時に、電動オイルポンプ34が正常である場合に比べてエンジン回転速度NE1を高くするとともに、車速Vが高くなるほどエンジン回転速度NE1を上昇させる。車速Vが高くなるほど変速機のギヤが高速回転し発熱しやすい状態となるので、エンジン回転速度NE1を上昇させ潤滑油供給量を増大させてギヤの冷却を行うことが可能となる。なお、電動オイルポンプ非フェール時は電動オイルポンプ34が正常に駆動されるのでエンジン12は、例えば、アイドル回転速度であるエンジン回転速度NE2で運転される。
このように、電動オイルポンプ34が異常であれば、エンジン回転速度NEを上昇させて機械式オイルポンプ32による潤滑油供給を増加させることで自動変速機18のギヤへ十分な潤滑油供給が可能となりギヤの耐久性低下を防止することができる。一方、電動オイルポンプ34が正常であればエンジン回転速度NEを上昇させないので燃料消費が抑制され車両燃費を向上させることができる。また、N惰行を禁止すると惰性走行時にクラッチ19を切り離さないので車両の減速度がクラッチ19を切り離す場合に比べて大きくなりユーザに違和感を与える可能性がある。しかしながら第2の実施例によれば、N惰行を電動オイルポンプ34の異常時であっても実行し、惰性走行時の車両の減速度が電動オイルポンプ34の正常時と同じにできるため、ユーザに違和感を与えることを防止しつつギヤの耐久性の低下を防止することが出来る。
(第3の実施形態)
図9を参照して第3の実施形態について説明する。第3の実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図9は、本実施形態の動作を示すフローチャートであり図4のフローチャートのS2とS3との間に追加される。
図9を参照して第3の実施形態について説明する。第3の実施形態については、上記実施形態で説明したものと同様の機能を有する部材には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図9は、本実施形態の動作を示すフローチャートであり図4のフローチャートのS2とS3との間に追加される。
本実施形態の電動オイルポンプ34の駆動制御において、上記第1の実施形態および第2の実施例と異なる点は、図4のS2が肯定され惰性走行と判断された場合に電動オイルポンプ34が故障等によって潤滑油を供給できない場合、クラッチ19の開放を抑制してN惰行およびフリーランを電動オイルポンプ34が正常である場合に比べて実行されにくくする点である。
図9のS21において、電動オイルポンプ34が異常であるか否かのフェール判定が行われる。S21の判断が肯定される場合、電動オイルポンプ34が異常であると判断しS22へ進みクラッチ開放抑制制御が行われる。一方、S21の判断が否定される場合は電動オイルポンプ34が正常であると判断し本ルーチンを終了して図4のS3へ戻る。
S22のクラッチ開放抑制制御は、例えば、クラッチ19の開放を禁止したり、S22が行われるうち複数回に1度、クラッチ19の開放を禁止したりすることで、N惰行とフリーランの実行を電動オイルポンプ34が正常である場合に比べて抑制する。
このように、電動オイルポンプ34の異常時は、走行中にエンジン12と駆動輪をクラッチ19によって切り離す制御の実行を電動オイルポンプ34の正常時に比べて抑制する。電動オイルポンプ34による自動変速機18のギヤへの潤滑油供給ができなくなる状態でエンジン12と駆動輪をクラッチ19によって切り離すとエンジン回転速度NEが低下し、機械式オイルポンプ32による自動変速機18のギヤへの潤滑油不足が発生しやすくなる。そこで、エンジン12と駆動輪をクラッチ19によって切り離す制御の実行を電動オイルポンプ34の正常時に比べて抑制することで、エンジン12の回転に伴って動作する機械式オイルポンプ34の潤滑油供給量の低下を抑制することが可能となるのでギヤの耐久性低下を防止することが可能となる。
以上、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明したが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、別の態様でも実施され得る。
12:エンジン
18:自動変速機
19:クラッチ
28:油圧制御回路
30:電子制御装置
32:機械式オイルポンプ
34:電動オイルポンプ
18:自動変速機
19:クラッチ
28:油圧制御回路
30:電子制御装置
32:機械式オイルポンプ
34:電動オイルポンプ
Claims (4)
- エンジンと、前記エンジンと駆動輪とを切り離すクラッチと、前記エンジンの出力を前記駆動輪へ伝達するギヤと、前記エンジンを前記クラッチの係合時よりも低い回転速度で前記エンジンを自立運転させた状態で前記クラッチを切り離して惰性走行する第1の惰性走行制御を実行する車両に搭載される制御装置であって、
前記エンジンの回転に伴って動作し前記ギヤに潤滑油を供給する機械式オイルポンプに加え、前記ギヤに潤滑油を供給する電動オイルポンプを備え、
前記第1の惰性走行制御の実行中に前記電動オイルポンプによって前記ギヤに潤滑油を供給すること
を特徴とする制御装置。 - 前記車両は前記第1の惰性走行制御と、走行中に前記クラッチを切り離した状態で前記エンジンを停止する第2の惰性走行制御とを選択することが可能であり、
前記電動オイルポンプは第1の惰性走行制御および第2の惰性走行制御の実行中に前記ギヤに潤滑油を供給し、
前記電動オイルポンプによる潤滑油を供給する量を、前記第2の惰性走行制御の実行中は前記第1の惰性走行制御の実行中よりも多くすること
を特徴とする請求項1記載の制御装置。 - 前記電動オイルポンプの異常時は、前記第1の惰性走行制御の実行中の前記エンジンの回転速度を前記電動オイルポンプの正常時よりも上昇させること
を特徴とする請求項1または請求項2記載の制御装置。 - 前記電動オイルポンプの異常時は、走行中に前記エンジンと前記駆動輪を前記クラッチにより切り離す制御の実行を前記電動オイルポンプの正常時に比べて抑制すること
を特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用の制御装置。
Priority Applications (1)
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