JP6349981B2 - 電動車両の制御装置 - Google Patents
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Description
前記協調回生制御手段は、ブレーキ踏み込み制動時、要求制動トルクに対し、前記モータによる協調回生トルクを優先し、前記協調回生トルクだけでは不足する分を機械制動による摩擦トルクで補う制御を行う。
前記変速制御手段は、変速要求時、前記自動変速機に有する変速用解放クラッチの解放と変速用締結クラッチの締結による架け替え変速制御を行う。
前記モータ制御手段は、前記自動変速機の変速イナーシャフェーズ中、変速機入力回転数を変速前回転数から変速後回転数に向かって変化させるモータ回転数制御を行う。
前記第2クラッチ制御手段は、前記第2クラッチの締結制御として、アクセル開度から決まる目標駆動トルクとブレーキ操作値から決まる協調回生トルクに応じて決めた目標トルク容量を得る制御を行う。
そして、前記協調回生制御の実施中に変速制御が介入し、かつ、前記変速イナーシャフェーズ中に前記協調回生トルクが減少するとき、前記第2クラッチの目標トルク容量の決定を、前記目標駆動トルクと前記協調回生トルクによる決定から、前記モータによるモータトルクを決定要素に加えて前記モータトルクの絶対値以上にする決定に切り替える。
切り替え後の第2クラッチの目標トルク容量を、インギア開始までは変速用締結クラッチの実トルク容量に沿った容量とし、インギア状態ではモータトルクに沿った容量に決定することで、目標トルク容量に対する実トルク容量の応答遅れ分だけ第2クラッチの実トルク容量をモータトルクの絶対値以上にする。
すなわち、変速イナーシャフェーズ中に協調回生トルクが減少するとき、第2クラッチの実トルク容量がモータトルクの絶対値以上になる。このため、第2クラッチのトルク容量不足による意図しないスリップが発生しない。
この結果、変速イナーシャフェーズ中に協調回生トルクが減少するとき、インギア状態において第2クラッチの意図しないスリップの発生を防止することができる。
実施例1におけるFRハイブリッド車両(電動車両の一例)の制御装置の構成を、「全体システム構成」、「自動変速機の概略構成」、「協調回生制御中における変速介入制御構成」、「協調回生制御中における変速介入演算処理構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1における制御装置が適用された後輪駆動によるFRハイブリッド車両のシステム構成を示し、図2は、統合コントローラ10のモード選択部に設定されているEV-HEV選択マップの一例を示す。以下、図1及び図2に基づいて、全体システム構成を説明する。
図3は、実施例1における自動変速機ATの一例をスケルトン図により示し、図4は、自動変速機ATでの変速段ごとの各摩擦締結要素の締結状態を示し、図5は、ATコントローラ7に設定されている自動変速機ATのシフトマップの一例を示す。以下、図3〜図5に基づいて、自動変速機ATの概略構成を説明する。
図6は、モータコントローラ2とATコントローラ7と統合コントローラ10に有する各制御ブロックを示す。以下、図6に基づき、協調回生制御中における変速介入制御構成を説明する。
図7は、モータコントローラ2とATコントローラ7と統合コントローラ10で分担している一連の変速介入演算処理流れを示す。図8は、協調回生制御中における変速介入演算処理のうちモータ制御処理と変速用締結クラッチ制御処理と第2クラッチ制御処理を示す。以下、図7のフローチャートに基づき、図8を参照しながら協調回生制御中における変速介入演算処理構成を説明する。
ここで、モータ制御モードとしては、変速イナーシャフェーズにおいて、モータ回転数制御に決め、変速イナーシャフェーズの前後において、モータトルク制御に決める(図14参照)。
ここで、目標入力回転数(=目標モータ回転数)は、変速イナーシャフェーズの開始から終了まで、一定の勾配にて立ち上がる特性により与える。
ここで、モータ回転数制御している領域のときの目標モータトルクは、モータ回転数制御時のモータトルクとする。モータ制御モードが回転数制御からトルク制御への切り替わるときの目標モータトルクは、回転数制御実施時の最終トルクとする。モータトルク制御している領域のときの目標モータトルクは、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの合算トルクへ近づけるモータトルクとする。つまり、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルク+協調回生トルクへ近づけることにより、駆動力段差を抑制している。
ここで、モータトルク制限には種々の要件があるが、例えば、協調回生トルクが減少するとき、協調回生トルクの減少勾配である減少応答を、高応答にするトルク制限を行うモータトルク制限値を演算するようにしても良い。
ここで、目標トルク容量を演算するのは、図8に示す第2クラッチCL2の目標トルク容量指令演算ブロックB1である。この目標トルク容量指令演算ブロックB1は、車速とギア位置の情報より決める実施判定ブロックB2を有する。なお、詳しい演算処理は、図9に基づきなされる。
つまり、図8に示すように、実施条件不成立のときは、アクセル開度APOから決まる目標駆動トルクに安全率aを掛け合わせた値と、ブレーキ踏力から決まる協調回生トルクに安全率bを掛け合わせた値と、の和の絶対値により、目標トルク容量(補正前)が演算される。ここで、安全率aは、非変速状態で第2クラッチCL2に対する次のスリップ要求(エンジン再始動時等)に備えてa≒1に設定され、変速状態では第2クラッチCL2に滑りが発生することによって変速比が不明になることを避けるためにa≫1に設定される。安全率bは、協調回生制御中に第2クラッチCL2に滑りが発生することのないようにb≫1に設定される。なお、ブレーキ踏力は、ブレーキ操作値の一例であり、他にブレーキストローク量を用いるようにしても良い。
ここで、モータトルクは、図8に示すように、モータ/ジェネレータMGから出力される実モータトルクである。
ここで、目標トルクは、図8に示すように、目標駆動トルクと協調回生トルクの和と、フィードバック制御による補正トルクと、の加算値である。具体的な目標トルクは、モータ制御モードが回転数制御からトルク制御への切り替わるとき、回転数制御実施時の最終トルクとする。そして、トルク制御している領域のとき、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの合算トルクへ近づけるモータトルクとする。
実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置における作用を、「比較例の課題」、「協調回生制御中のダウン変速介入制御作用」、「協調回生制御中のダウン変速介入制御での他の特徴作用」に分けて説明する。
まず、モータを有する駆動源と駆動輪との間に、有段式の自動変速機と第2クラッチを介装するシステムにおいて、この自動変速機によるダウン変速時に摩擦締結要素の掛け替えを行うと共に、変速イナーシャフェーズ中に、モータを目標変速機入力回転数へ向けて回転数制御する。そして、協調回生制御中にダウン変速が介入し、かつ、変速イナーシャフェーズ中にブレーキペダルが釈放されて(ブレーキON→OFFとなって)協調回生トルクが減少するとき、変速イナーシャフェーズ中、通常のモータ回転数制御を維持したままで目標回転数を得るものを比較例とする。
すなわち、モータMGは、変速を進行させるようにモータ回転数制御を行う。変速用締結クラッチは、変速終了後に駆動力段差が出ないようにスリップ締結する制御を行う。第2クラッチCL2は、滑りが発生することによって変速比が不明になることを避けるためにスリップさせないで完全締結させる制御を行う。このとき、第2クラッチCL2の目標トルク容量は、コーストトルク×安全率(a≫1)と、協調回生トルク×安全率(b≫1)と、の合算により得る。
すなわち、モータMGは、トルク制御を行う。このとき、目標モータトルクは、目標駆動トルクと協調回生トルクの合算値とするが、回転数制御からトルク制御への切り替わり時は、回転数制御実施時の最終トルクを初期値として、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの和に近づける。変速用締結クラッチは、非変速状態で滑らないように高いトルク容量にて完全締結する。第2クラッチCL2は、次のスリップ要求(エンジン再始動時等)に備えて軽掴み状態で締結する。このとき、第2クラッチCL2の目標トルク容量は、コーストトルク×安全率(a≒1)と、協調回生トルク×安全率(b≫1)と、の合算により得る。図11では、話しを簡単にするため、ブレーキペダルが釈放されて(ブレーキOFFとなって)協調回生トルクがゼロになったときを示しており、第2クラッチCL2の目標トルク容量=コーストトルク×安全率(a≒1)となる軽掴み状態を示している。
図12において、時刻t1は協調回生制御中に変速指令(NextGP_MAP)が出された時刻であり、変速用締結クラッチ指令が上昇を開始し、変速用解放クラッチ指令が下降を開始する。時刻t2は変速用締結クラッチ指令と変速用解放クラッチ指令が交わる実変速開始(NextGP)の時刻である。時刻t3は変速用締結クラッチ実トルク容量がコーストトルクと協調回生トルクの和に一致する時刻である。この時刻t3を境として、変速イナーシャフェーズが開始され、モータはトルク制御から回転数制御へと切り替えられる。
上記比較例に対し、実施例1では、協調回生制御の実施中に変速制御が介入し、かつ、変速イナーシャフェーズ中に協調回生トルクが減少するとき、図13に示すように制御する。つまり、第2クラッチCL2の目標トルク容量の決定を、比較例の目標駆動トルクと協調回生トルクによる決定から、モータ/ジェネレータMGによるモータトルクを決定要素に加えてモータトルクの絶対値以上にする決定に切り替える構成としている。
実施例1では、車速と変速段(ギヤ位置)に応じて、第2クラッチCL2の目標トルク容量の決定の切り替えを実行する/実行しないを選択する実施判定を行う構成としている。
すなわち、実施条件が不成立のときには、図9のフローチャートにおいて、ステップS121→ステップS122→エンドへと進む。一方、実施条件が成立のときには、図9のフローチャートにおいて、ステップS121→ステップS123以降へと進む。つまり、協調回生トルクは車速により変動し、例えば、協調回生トルクが小さい車速領域においては、第2クラッチCL2の目標トルク容量の決定の切り替えを実行する必要性に乏しい。また、クラッチ特性は変速段(ギヤ位置)により変動し、例えば、変速用締結クラッチの実トルク容量の低下応答の遅れが小さい変速段では、第2クラッチCL2の目標トルク容量の決定の切り替えを実行する必要性に乏しい。
したがって、第2クラッチCL2の目標トルク容量の切り替えの頻繁な実行を抑えながら、第2クラッチCL2の目標トルク容量の切り替えが必要なとき、確実に意図しないスリップの発生を防止することができる。
すなわち、実施条件が成立のときには、図9のフローチャートにおいて、ステップS121→ステップS123へと進み、ステップS123で回転数制御と判断されると、ステップS123からステップS124→ステップS126→エンドへと進む。一方、ステップS123でトルク制御と判断されると、ステップS123からステップS125→ステップS126→エンドへと進む。つまり、モータ制御モードが回転数制御からトルク制御へ切り替わるとき、回転数制御実施時の最終トルクとする。そして、トルク制御領域に入ると、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの合算トルクへ近づけるモータトルクを用いて第2クラッチCL2の目標トルク容量が決定される。
したがって、回転数制御によるイナーシャフェーズ領域からトルク制御によるインギア領域に入るモータ制御モードの切り替え時、第2クラッチCL2の目標トルク容量に段差が出ることを防止することができる。
実施例1のFRハイブリッド車両の制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
ブレーキ踏み込み制動時、要求制動トルクに対し、モータ(モータ/ジェネレータMG)による協調回生トルクを優先し、協調回生トルクだけでは不足する分を機械制動による摩擦トルクで補う制御を行う協調回生制御手段(ブレーキコントローラ9)と、
変速要求時、自動変速機ATに有する変速用解放クラッチの解放と変速用締結クラッチの締結による架け替え変速制御を行う変速制御手段(ATコントローラ7)と、
自動変速機ATの変速イナーシャフェーズ中、変速機入力回転数を変速前回転数から変速後回転数に向かって変化させるモータ回転数制御を行うモータ制御手段(モータコントローラ2)と、
第2クラッチCL2の締結制御として、アクセル開度APOから決まる目標駆動トルク(コーストトルク)とブレーキ操作値(ブレーキ踏力)から決まる協調回生トルクに応じて決めた目標トルク容量を得る制御を行う第2クラッチ制御手段(ATコントローラ7)と、を備え、
第2クラッチ制御手段(ATコントローラ7)は、協調回生制御の実施中に変速制御が介入し、かつ、変速イナーシャフェーズ中に協調回生トルクが減少するとき、第2クラッチCL2の目標トルク容量の決定を、目標駆動トルク(コーストトルク)と協調回生トルクによる決定から、モータ(モータ/ジェネレータMG)によるモータトルクを決定要素に加えてモータトルクの絶対値以上にする決定に切り替える(図8)。
このため、変速イナーシャフェーズ中に協調回生トルクが減少するとき、インギア状態において第2クラッチCL2の意図しないスリップの発生を防止することができる。
このため、(1)の効果に加え、第2クラッチCL2の目標トルク容量の切り替えの頻繁な実行を抑えながら、第2クラッチCL2の目標トルク容量の切り替えが必要なとき、確実に意図しないスリップの発生を防止することができる。
このため、(1)又は(2)の効果に加え、回転数制御によるイナーシャフェーズ領域からトルク制御によるインギア領域に入るモータ制御モードの切り替え時、第2クラッチCL2の目標トルク容量に段差が出ることを防止することができる。
CL1 第1クラッチ
MG モータ/ジェネレータ(モータ)
CL2 第2クラッチ
AT 自動変速機
RL,RR 左右後輪(駆動輪)
2 モータコントローラ(モータ制御手段)
7 ATコントローラ(変速制御手段、第2クラッチ制御手段)
9 ブレーキコントローラ(協調回生制御手段)
10 統合コントローラ
Claims (4)
- モータを有する駆動源から駆動輪までの駆動力伝達系に、有段式の自動変速機と、前記自動変速機の変速用クラッチ以外であってスリップを含み締結状態とされる第2クラッチと、を介装した電動車両において、
ブレーキ踏み込み制動時、要求制動トルクに対し、前記モータによる協調回生トルクを優先し、前記協調回生トルクだけでは不足する分を機械制動による摩擦トルクで補う制御を行う協調回生制御手段と、
変速要求時、前記自動変速機に有する変速用解放クラッチの解放と変速用締結クラッチの締結による架け替え変速制御を行う変速制御手段と、
前記自動変速機の変速イナーシャフェーズ中、変速機入力回転数を変速前回転数から変速後回転数に向かって変化させるモータ回転数制御を行うモータ制御手段と、
前記第2クラッチの締結制御として、アクセル開度から決まる目標駆動トルクとブレーキ操作値から決まる協調回生トルクに応じて決めた目標トルク容量を得る制御を行う第2クラッチ制御手段と、を備え、
前記第2クラッチ制御手段は、前記協調回生制御の実施中に変速制御が介入し、かつ、前記変速イナーシャフェーズ中に前記協調回生トルクが減少するとき、前記第2クラッチの目標トルク容量の決定を、前記目標駆動トルクと前記協調回生トルクによる決定から、前記モータによるモータトルクを決定要素に加えて前記モータトルクの絶対値以上にする決定に切り替え、
切り替え後の前記第2クラッチの目標トルク容量を、インギア開始までは前記変速用締結クラッチの実トルク容量に沿った容量とし、インギア状態では前記モータトルクに沿った容量に決定することで、目標トルク容量に対する実トルク容量の応答遅れ分だけ前記第2クラッチの実トルク容量を前記モータトルクの絶対値以上にする
ことを特徴とする電動車両の制御装置。 - 請求項1に記載された電動車両の制御装置において、
前記第2クラッチ制御手段は、車速または変速段、もしくはその両方に応じて、前記目標トルク容量の決定の切り替えを実行する/実行しないを選択する
ことを特徴とする電動車両の制御装置。 - 請求項1又は請求項2に記載された電動車両の制御装置において、
前記第2クラッチ制御手段は、前記目標トルク容量を決定するモータトルクとして、前記モータを回転数制御している領域のとき、モータ回転数制御時のモータトルクを用い、モータ制御モードが回転数制御からトルク制御への切り替わるとき、回転数制御実施時の最終トルクを用い、前記モータをトルク制御している領域のとき、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの合算トルクへ近づけるモータトルクを用いる
ことを特徴とする電動車両の制御装置。 - モータを有する駆動源から駆動輪までの駆動力伝達系に、有段式の自動変速機と、前記自動変速機の変速用クラッチ以外であってスリップを含み締結状態とされる第2クラッチと、を介装した電動車両において、
ブレーキ踏み込み制動時、要求制動トルクに対し、前記モータによる協調回生トルクを優先し、前記協調回生トルクだけでは不足する分を機械制動による摩擦トルクで補う制御を行う協調回生制御手段と、
変速要求時、前記自動変速機に有する変速用解放クラッチの解放と変速用締結クラッチの締結による架け替え変速制御を行う変速制御手段と、
前記自動変速機の変速イナーシャフェーズ中、変速機入力回転数を変速前回転数から変速後回転数に向かって変化させるモータ回転数制御を行うモータ制御手段と、
前記第2クラッチの締結制御として、アクセル開度から決まる目標駆動トルクとブレーキ操作値から決まる協調回生トルクに応じて決めた目標トルク容量を得る制御を行う第2クラッチ制御手段と、を備え、
前記第2クラッチ制御手段は、前記協調回生制御の実施中に変速制御が介入し、かつ、前記変速イナーシャフェーズ中に前記協調回生トルクが減少するとき、前記第2クラッチの目標トルク容量の決定を、前記目標駆動トルクと前記協調回生トルクによる決定から、前記モータによるモータトルクを決定要素に加えて前記モータトルクの絶対値以上にする決定に切り替え、
前記目標トルク容量を決定するモータトルクとして、前記モータを回転数制御している領域のとき、モータ回転数制御時のモータトルクを用い、モータ制御モードが回転数制御からトルク制御への切り替わるとき、回転数制御実施時の最終トルクを用い、前記モータをトルク制御している領域のとき、回転数制御実施時の最終トルクを初期値とし、徐々に目標駆動トルクと協調回生トルクの合算トルクへ近づけるモータトルクを用いる
ことを特徴とする電動車両の制御装置。
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