JP2013209303A - 化粧料用処理粉体及びそれを配合する化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 次の成配合a)及び成分(b);(a)25℃において固体の油溶性紫外線吸収剤、(b)25℃において固体の界面活性剤、とで表面処理されたことを特徴とする化粧料用処理粉体。また、その化粧料用処理粉体を配合することを特徴とする化粧料。
【選択図】 なし
Description
そのため、紫外線吸収剤と粉体との複合化について検討が行われてきた。例えば、粉体と難溶性紫外線吸収剤を加温下において混合後冷却し被覆する方法やメカノケミカル法により被覆する方法(例えば、特許文献2)や超臨界流体中で複合化させる方法(例えば、特許文献3)などが検討されてきた。
次の成分(a)及び成分(b);
(a)25℃において固体の油溶性紫外線吸収剤
(b)25℃において固体の界面活性剤
で表面処理されたことを特徴とする化粧料用処理粉体を提供するものである。
本発明に用いられる成分(a)の25℃で固体状の油溶性紫外線吸収剤は、紫外線から肌を防御するために配合されるものであり、25℃において固体状で、油溶性であれば特に限定されないが、2−[4−(ジエチルアミノ)−2−ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシルエステル、パラアミノ安息香酸エチル、ベンゾフェノン−1、ベンゾフェノン−3、ベンゾフェノン−6、ベンゾフェノン−9、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジオクチルブタミドトリアゾン、4−tert−ブチル−4´−メトキシ−ジベンゾイルメタン、2,4−ビス{[4−(2−エチル−ヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−(1,3,5)−トリアジン等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を用いることができる。この中でも、ジオクチルブタミドトリアゾン、4−tert−ブチル−4´−メトキシ−ジベンゾイルメタン、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエイト、2,4−ビス{[4−(2−エチル−ヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−(1,3,5)−トリアジンが粉体に表面処理した際の紫外線防御効果が高いため好ましい。
市販品としては、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジンはUVINUL
T−150(BASF社製)、ジオクチルブタミドトリアゾンはUVASORB HEB(3V GROUP社製)等が挙げられる。
また、軽い伸び広がりと均一な化粧膜を得るためには、成分(b)の融点は45℃〜100℃が好ましく、55℃〜85℃であれば、それに加えて経時安定性や加熱溶解の容易性の観点からより好ましい。
本発明の化粧料用処理粉体に含有される酸化チタン、酸化亜鉛の量は特に限定されないが、紫外線防御効果を得る観点から粉体中で1〜100%が好ましく、10〜100%であると効果が上がり、更に好ましい。
特に好ましい一態様としては、湿式法であり、より具体的には成分(a)及び成分(b)を揮発性溶剤中に加熱溶解した後に粉体と混合し、溶剤を乾燥除去する方法が挙げられる。この方法であれば粉体表面への処理がより均一になり、化粧膜の均一性や紫外線防御効果がより高まるため好ましい。
また、本発明の化粧料用処理粉体を配合する化粧料には、化粧料用処理粉体と同様にこれらの成分を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができ、加えて、本発明の表面処理を施していない粉体を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
表1に示す組成の化粧料用処理粉体を下記製造方法により調製した。また、下記評価方法及び評価基準により紫外線防御効果について評価した。その結果を併せて表1に示した。
A:成分1〜2を混合する。
B:成分3〜8に成分9を加え、70℃に加熱溶解する。
C:BにAを加え混合する。
D:Cを80℃に加熱し成分9のイソプロピルアルコールを減圧乾燥する。
E:Dをパルベライザーで粉砕する。
紫外線防御効果
実施例及び比較例の化粧料用処理粉体を5cm×8cm四方のサージカルテープ(住友3M社製
型番:1526)上に各試料40mgをパフにて塗布し、SPF Analyzer System UV−1000S(Labsphere社製)にて測定し、1サンプル15点測定(N=3)の平均値により、UVA領域である350nmの透過率を算出し、下記の4段階判定基準を用いて判定した。
(評価):(判定)
UVA透過率が10%未満で、遮断効果が非常に良好:◎
UVA透過率が10%以上15%未満で、遮断効果が良好:○
UVA透過率が15%以上20%未満で、遮断効果がやや劣る:△
UVA透過率が20%以上で、遮断効果が劣る:×
表2に示す組成の化粧料用処理粉体を下記製造方法により調製し、化粧料粉体として用いた。
A:成分1〜9を混合する。
B:成分10〜14に成分15を加え、70℃に加熱溶解する。
C:BにAを加え混合する。
D:Cを80℃に加熱し成分15のイソプロピルアルコールを減圧乾燥する。
E:Dをパルベライザーで粉砕する。
表3に示す組成及び下記製法にて白粉を調整した。また、下記評価方法及び評価基準により伸び広がりの軽さ、化粧膜の均一性、紫外線防御効果について評価した。その結果を併せて表3に示した。
A:成分1〜20を混合する。
B:Aに成分21〜23を加え混合する。
C:Bをパルベライザーで粉砕する。
D:Cを樹脂容器に充填し、粉末状白粉を得た。
化粧料評価専門パネル20名に、表3に記載の実施例及び比較例の白粉を使用してもらい、「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、の其々の項目について、各自が以下の評価基準に従って5段階評価し試料毎に評点を付し、更に全パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定した。
評価基準:
[評価結果] :[評点]
非常に良好 :5点
良好 :4点
普通 :3点
やや不良 :2点
不良 :1点
判定基準:
[評点の平均点] :[判定]
4.5以上 :◎
3.5以上〜4.5未満:○
1.5以上〜3.5未満:△
1.5未満 :×
紫外線防御効果
前記実施例1〜2の化粧料用処理粉体と同じ方法を用いて350nmの透過率を算出し、下記(ト)の4段階判定基準を用いて判定した。
(ト)4段階判定基準
(評価):(判定)
UVA透過率が20%未満で、遮断効果が非常に良好:◎
UVA透過率が20%以上30%未満で、遮断効果が良好:○
UVA透過率が30%以上40%未満で、遮断効果がやや劣る:△
UVA透過率が40%以上で、遮断効果が劣る:×
これに対して、成分(a)の25℃で固体の紫外線吸収剤を配合しない比較例4は粉が凝集してダマ状になり、「伸び広がりの軽さ」や「化粧膜の均一性」に劣っていた。また、「紫外線防御効果」にも劣っていた。
また、成分(b)の25℃で固体の界面活性剤の代わりに液状の界面活性剤を配合した比較例5では、肌への付着力が強すぎるためさらさら感が感じられないなど「伸び広がりの軽さ」に特に劣っていた。
更に、成分(b)の25℃で固体の界面活性剤の代わりにワックスを配合した比較例6では、肌への付着力が強すぎると同時に紫外線吸収剤の分散性も悪く、色ムラを生じる仕上がりになるなど「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」共に劣っていた。また、「紫外線防御効果」も劣っていた。
更に、25℃で固体の界面活性剤や紫外線吸収剤を粉体表面に処理せず、単に混合した比較例7では、紫外線吸収剤が化粧料中で局在化し、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」に劣っていた。
(成分) (%)
1.実施例1の化粧料用処理粉体 8
2.赤色226号 0.15
3.ステアリン酸(5%)処理黄酸化鉄 0.5
4.メチルトリメチコン 20
5.オルガノポリシロキサングラフトポリオキシアルキレン変性
シリコーン *1 3
6.セスキイソステアリン酸ソルビタン 1
7.イソノナン酸イソトリデシル 5
8.リンゴ酸ジイソステアリル 3
9.トリイソステアリン酸グリセリル 4
10.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/
オクチルドデシル) 2
11.シリコーン複合球状粉体 *2 3
12.メタクリル酸メチルクロスポリマー *3 2
13.ジメチルジステアリルアンモニウムヘクトライト 1
14.メチルパラベン 0.1
15.エチルアルコール 5
16.グリセリン 3
17.ローズマリーエキス 0.1
18.精製水 残量
19.香料 適量
20.塩化ナトリウム 1
21.メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチル
ブチルフェノール 2
*1:KF−6038(信越化学工業社製)
*2:KSP−100(信越化学工業社製)
*3:マツモトマイクロスフェアー M−305(松本油脂製薬社製)
A:成分1〜3、11〜13を成分4〜10に分散する。
B:成分14〜20を混合溶解する。
C:Bに成分21を分散する。
D:AにCを加え乳化し、容器に充填して油中水型下地を得た。
本発明の実施例11の油中水型乳化下地は、「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
(成分) (%)
1.実施例4の化粧料用処理粉体 5
2.実施例5の化粧料用処理粉体 10
3.シリコーン処理酸化チタン(粒子径0.25μm) 5
4.シリコーン処理酸化亜鉛(粒子径0.5μm) 5
5.オクチルトリエトキシシラン処理セリサイト 25
6.ナイロンパウダー(粒子径10μm) 5
7.窒化ホウ素 5
8.タルク 残量
9.シリコーンエラストマー粉末 *4 1
10.ステアリン酸マグネシウム 1
11.メタクリル酸メチルクロスポリマー *3 4
12.メチルパラベン 0.2
13.パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 3
14.PEG−10水添ひまし油 0.5
15.スクワラン 3
16.コハク酸ジ2−エチルヘキシル 3
17.オレンジ油 0.1
18.アスタキサンチン 0.001
19.香料 適量
*4:トレフィルE−506C(東レダウコーニング社製)
A:ヘンシェルミキサーで成分1〜12を混合する。
B:Aに成分13〜19を混合する。
C:Bをパルベライザーで粉砕する。
D:Cを樹脂皿に充填し、加圧成形してパウダーファンデーションを得た。
本発明の実施例12のパウダーファンデーションは、「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
(成分) (%)
1.実施例8の化粧料用処理粉体 15
2.ジメチルポリシロキサン *5 8
3.オルガノポリシロキサングラフトポリオキシアルキレン変性
シリコーン *1 1
4.トリ(カプリル/カプリン酸)グリセリル 3
5.パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 5
6.流動パラフィン 1
7.ステアリン酸 1.5
8.オレイン酸PEG−20酸ソルビタン 1
9.セトステアリルアルコール 0.5
10.リン脂質 0.3
11.フェノキシエタノール 0.3
12.エチルアルコール 5
13.1,3−ブチレングリコール 5
14.トリエタノールアミン 1.5
15.精製水 残量
16.カルボキシビニルポリマー(1%水溶液) 20
17.アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム(1%水溶液) 1
*5:KF−96(2CS)(信越化学工業社製)
A:成分1〜3をビーズミル処理して均一に混合する。
B:成分4〜10を70℃に加熱溶解し、Aを混合する。
C:成分11〜17を混合溶解する。
D:CにBを加え乳化して、容器に充填して水中油型乳化日焼け止めを得た。
本発明の実施例13の水中油型乳化日焼け止めは、伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
(成分) (%)
1.実施例3の化粧料用処理粉体 25
2.実施例6の化粧料用処理粉体 5
3.実施例7の化粧料用処理粉体 5
4.トリイソステアリン酸ジグリセリル 5
5.メチルフェニルポリシロキサン *6 4
6.セチル・ポリエーテル変性シリコーン *7 1
7.デカメチルシクロペンタシロキサン 5
8.架橋型メチルポリシロキサン/
デカメチルシクロペンタシロキサン混合物 *8 10
9.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
10.パルミチン酸オクチル 3
11.パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 3
12.テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 1
13.セスキオレイン酸ソルビタン 1
14.ジイソステアリン酸ジグリセリル 3
15.リン脂質 0.5
16.マイクロクリスタリンワックス 4
17.カルナウバワックス *9 2
18.メチルパラベン 0.2
19.ナイロンパウダー(粒子径6μm) 5
20.シリコーン処理雲母チタン *10 3
*6:SH556(東レ・ダウコーニング社製)
*7:ABIL EM−90(エボニック・ゴールドシュミット社製)
*8:KSG−15(信越化学工業社製)
*9:精製カルナバワックス1号(日本ナチュラルプロダクツ社製)
*10:SA−チミロンスーパーゴールド(三好化成工業社製)
A:成分1〜6をローラー処理して均一に混合する。
B:成分10〜18を90℃に加熱溶解する。
C:BにAと成分7〜9、19、20を混合する。
D:Cを90℃に溶解し、金皿に流し込んで充填し、油性固形コンシーラーを得た。
本発明の実施例14の油性固形コンシーラーは、伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
(成分) (%)
1.実施例5の化粧料用処理粉体 2
2.実施例6の化粧料用処理粉体 4
3.赤色202号 1.2
4.黄色4号 0.8
5.黒酸化鉄 0.1
6.酸化チタン被覆合成金雲母 *11 3
7.フッ素化合物処理雲母チタン *12 2
8.無水ケイ酸 *13 0.5
9.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 15
10.リンゴ酸ジイソステアリル 10
11.パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 3
12.トリイソステアリン酸ジグリセリル 残量
13.重質流動イソパラフィン 20
14.ワセリン 3
15.エチレン・プロピレンコポリマー *14 6
16.ポリエチレンワックス *15 4
17.セラミド2 0.05
18.メチルパラベン 0.1
19.2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール 0.05
20.香料 0.3
*11:HELIOS R100S(トピー工業社製)
*12:FLAMENCO RED(BASF社製)にパーフルオロオクチルトリエトキシシランを3%処理したもの
*13:AEROSIL R976S(AEROSIL社製)
*14:EP−700(Baker Petrolite社製)
*15:PERFORMALENE655(Baker Petrolite社製)
A:成分9〜17を110℃に加熱溶解する。
B:Aに成分1〜8を加え均一に混合する。
C:Bに成分18〜20を混合する。
D:Cを90℃に溶解し、型に流し込んで充填し、スティック状口紅を得た。
本発明の実施例15のスティック状口紅は、「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
(成分) (%)
1.セリサイト 15
2.合成金雲母 *16 10
3.鉄ドープ酸化チタン(粒子径0.27μm) 12
4.微粒子酸化亜鉛(粒子径15nm) 5
5.タルク 残量
6.ラウロイルリシン 3
7.板状硫酸バリウム(粒子径15μm) 5
8.タルク 残量
9.シリコーン複合球状粉体 *17 10
10.PET粉末(粒子径6μm) 5
11.メタクリル酸メチルクロスポリマー *3 10
12.黄酸化鉄 1.5
13.ベンガラ 0.4
14.黒酸化鉄 0.3
15.メチルパラベン 0.2
16.水添リン脂質 0.6
17.パラメトキシ桂皮酸−2−エチルヘキシル 2
18.2−[4−(ジエチルアミノ)−2−ヒドロキシベンゾイル]
安息香酸ヘキシルエステル 1
19.2,4−ビス{[4−(2−エチル−ヘキシロキシ)−2−
ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−
(1,3,5)−トリアジン 3
20.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/
オクチルドデシル 0.5
21.油溶性バラエキス 0.2
*16:PDM−8W(トピー工業社製)
*17:KSP−101(信越化学工業社製)
A:成分1〜14を均一に混合する。
B:成分15〜21を7.5質量部にイソプロピルアルコールを65質量部加え、70℃に加熱溶解する。
C:BにAを混合する。
D:Cを80℃に加熱しイソプロピルアルコールを減圧乾燥する。
E:Dをパルベライザーで粉砕する。
F:Eを樹脂容器に充填し、粉末状ファンデーションを得た。
本発明の実施例16の粉末状ファンデーションは、「伸び広がりの軽さ」、「化粧膜の均一性」、「紫外線防御効果」の全ての項目に優れたものであった。
Claims (7)
- 次の成分(a)及び成分(b);
(a)25℃において固体の油溶性紫外線吸収剤
(b)25℃において固体の界面活性剤
で表面処理されたことを特徴とする化粧料用処理粉体。 - 前記成分(a)の25℃において固体の油溶性紫外線吸収剤が、ジオクチルブタミドトリアゾン、4−tert−ブチル−4´−メトキシ−ジベンゾイルメタン、2,4,6−トリス[4−(2−エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイルヘキシルベンゾエイト、2,4−ビス{[4−(2−エチル−ヘキシロキシ)−2−ヒドロキシ]−フェニル}−6−(4−メトキシフェニル)−(1,3,5)−トリアジンから選択される一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1記載の化粧料用処理粉体。
- 前記成分(b)の25℃において固体の界面活性剤が、リン脂質、ステアリン酸ソルビタン、セスキステアリン酸ソルビタン、パルミチン酸ソルビタン、セスキパルミチン酸ソルビタンから選択される一種又は二種以上であることを特徴とする請求項1又は2記載の化粧料用処理粉体。
- 前記表面処理粉体が、酸化チタン及び/又は酸化亜鉛を含有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の化粧料用処理粉体。
- 成分(a)と成分(b)を揮発性溶剤に溶解し、粉体と混合した後に揮発性溶剤を乾燥除去することにより表面処理することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の化粧料用処理粉体。
- 前記請求項1〜5記載の化粧料用処理粉体を配合することを特徴とする化粧料。
- 前記化粧料が粉末状であることを特徴とする請求項6記載の化粧料。
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