JP2013204246A - 防護シート用連結具 - Google Patents

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Abstract

【課題】支持部材と防護シートとを連結するための防護シート用連結具であって、支持部材と防護シートとの連結作業を簡単に行うことができ、且つ、当該連結状態に対して高い信頼性を確保することができる防護シート用連結具を提供する。
【解決手段】支柱60に着脱可能な本体部2と、本体部2より延設され防護シート50に設けられるハトメ金具51に挿脱可能な挿入部3とを備え、挿入部3は第一延出部31と、第一延出部31と略平行に配設される第二延出部32と、第一延出部31及び第二延出部32の一端部とを一体的に連結するヒンジ部33とを有し、第一延出部31の他端部は本体部2の側面に垂設され、第二延出部32の、第一延出部31側との対向側の側面には、ハトメ金具51に係止可能な抜止部36が突設され、弾性変形可能なヒンジ部33を支点としつつ、第二延出部32が第一延出部31に近接離間することによって、抜止部36の位置が変更される。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、建築現場などにおいて、工事用足場の支柱や、構造物の横けたより垂下された吊下げロープなどからなる支持部材と、防護シートとを連結するための防護シート用連結具の技術に関する。
建築現場などにおいて、例えば、構造物の外壁面の補修工事等を行う場合には、作業に伴う飛散物や落下物の危険を回避するために、防護シート(防護ネットを含む)が前記構造物の周囲に張り巡らされる。
前記防護シートは、一般的に、構造物の周囲に設置される工事用足場の支柱や、構造物の屋上に突設される横けたより垂下された吊下げロープなどを利用して保持される。
そして、これら支柱や吊下げロープなどからなる支持部材と、防護シートとの連結については、従来から、鋼線からなる連結具を用いて行われていた。
このような鋼線からなる連結具を用いて、支持部材と防護シートとの連結を行う場合、全て手作業によって、防護シートの縁端に配設されるハトメ金具に連結具を挿通させ、その後、該連結具を支持部材に巻き付けることとなり、非常に面倒であり、またこれら支持部材及び防護シートの連結状態の信頼性も低かった。
そこで、このような問題点を解決するための手段として、「特許文献1」、及び「特許文献2」による技術が開示されている。
具体的には、前記「特許文献1」においては、ロープ取付部に円形穴の一部を切り欠いて切欠部を形成するとともに、前記ロープ取付部の両側において抜止部が形成されるネット連結部を突き出して形成し、吊下げロープ(支持部材)を前記切欠部から前記ロープ取付部の円形穴に入れるようにするとともに、前記ネット連結部を防護ネットの取付孔のハトメ(ハトメ金具)に前記抜止部に抗して押し込むことで簡単に吊下げロープと防護ネットとの連結ができる、防護ネット用連結具に関する技術が開示されている。
また、前記「特許文献2」においては、支柱(支持部材)に取り付けられる連結具本体の左右両端部に対して、第一及び第二軸部を一体に形成し、当該第一及び第二軸部に形成された貫通溝を用いて、ヒンジ部を介して第一及び第二掛止突起を上下方向の傾動可能に連結するとともに、前記第一及び第二掛止突起の先端部に対して操作レバーを連結し、該操作レバーの中央上部に操作ノブを連結し、前記第一及び第二掛止突起と操作ノブとの間に防護シートのハトメ金具が前記第一及び第二軸部を利用して装着された状態で、防護シートの表側、つまり連結具本体側から操作して、防護シートの掛止状態を解除する、ことを特徴とする連結具に関する技術が開示されている。
特開平9−302943号公報 特開2006−9322号公報
前記「特許文献1」による防護ネット用連結具によれば、吊下げロープ(支持部材)を切欠部からロープ取付部に入れるようにするとともに、ネット連結部を防護ネットのハトメ金具に、抜止部に抗して押し込むことで、簡単に吊下げロープと防護ネットとの連結ができるようになり、作業者の負担を軽減することができる。
また、前記「特許文献2」による連結具によれば、前述した防護ネット用連結具と同様に、簡単に支柱(支持部材)と防護シートとの連結ができるようになるばかりでなく、第一及び第二軸部より防護シートを取り外す際においては、該防護シートの表側、つまり連結具本体側から操作して、防護シートの掛止状態を解除することができるため、防護シートの取り外し作業に関する能率も向上させることができる。
しかし、前記「特許文献1」の防護ネット用連結具において、抜止部は、自身の僅かな先端部(より具体的には、ネット連結部の突出方向の先端部)のみを介して、ネット連結部に連結されるとともに、前記先端部を支点にして上下揺動される。また、前記「特許文献2」の連結具においても同様に、第一及び第二掛止突起は、自身の僅かな先端部(より具体的には、第一及び第二軸部の突出方向の先端部)のみを介して、第一及び第二軸部に連結されるとともに、前記先端部を支点にして上下揺動される。
このようなことから、これらの抜止部や、第一及び第二掛止突起は、長期間の繰り返し使用に対する耐久性に乏しく、例えば先端部に欠損等が発生し、元の状態への復元が困難となり、ハトメ金具との掛止状態が浅くなることがあった。
よって、前記「特許文献1」、及び「特許文献2」の技術によっても、支持部材と防護シートとの連結状態の信頼性を十分確保するまでには至らなかった。
本発明は、以上に示した現状の問題点を鑑みてなされたものであって、支持部材と防護シートとを連結するための防護シート用連結具であって、これら支持部材と防護シートとの連結作業を簡単に行うことができ、且つ、当該連結状態に対して高い信頼性を確保することができる防護シート用連結具を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、支持部材と防護シートとを連結するための防護シート用連結具であって、前記支持部材に着脱可能な本体部と、該本体部より延設され、前記防護シートの縁端に設けられる孔部に挿脱可能な挿入部と、を備え、前記挿入部は、第一延出部と、該第一延出部と略平行に配設される第二延出部と、前記第一延出部の一端部と前記第二延出部の一端部とを一体的に連結するヒンジ部と、を有し、前記第一延出部において、その他端部は、前記本体部の側面に垂設され、前記第二延出部において、前記第一延出部側との対向側の側面には、前記孔部に係止可能な抜止部が突設され、前記ヒンジ部は、弾性変形可能であり、前記ヒンジ部を支点としつつ、前記第二延出部が前記第一延出部に近接離間することによって、前記抜止部の位置が変更されるものである。
請求項2においては、請求項1に記載の防護シート用連結具であって、前記第一延出部において、前記第二延出部側との対向側の側面には、前記抜止部が前記孔部を通過する間、常に前記孔部を前記第一延出部側に押出す押出部が凸設されるものである。
請求項3においては、請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の防護シート用連結具であって、前記第二延出部において、その他端部には、舌片状のストッパーが、前記抜止部と離間しつつ、前記抜止部の突出方向に向かって突設されるものである。
請求項4においては、請求項1乃至請求項3の内の何れか一項に記載の防護シート用連結具であって、前記本体部、及び挿入部は、熱可塑性樹脂からなる一体成形により形成されるものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明における防護シート用連結具によれば、支持部材と防護シートとの連結作業を簡単に行うことができ、且つ、当該連結状態に対して高い信頼性を確保することができる。
本発明の一実施形態に係る防護シート用連結具の全体的な構成を示した斜視図。 同じく、防護シート用連結具の全体的な構成を示した平面図。 同じく、防護シート用連結具の全体的な構成を示した側面図。 挿入部の可動状態を示した図であって、(a)は「開放状態」における挿入部を示した、図3中の矢印Bの方向から見た断面平面図、(b)は「押圧状態」における挿入部を示した、図3中の矢印Bの方向から見た断面平面図。 防護シート用連結具の連結手順を示した図であって、(a)は防護シートのハトメ金具を掛合する際の挿入部の状態を示した平面図、(b)は防護シートのハトメ金具部より抜脱される際の挿入部の状態を示した平面図。 本発明の別実施形態に係る防護シート用連結具の全体的な構成を示した斜視図。 別実施形態における防護シート用連結具の本体部の形状を示した斜視図。
次に、発明の実施の形態を説明する。
[防護シート用連結具1の構成]
先ず、本発明に係る防護シート用連結具1の構成について、図1乃至図4を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図1、及び図3の上下方向を防護シート用連結具1の上下方向と規定して記述する。また、図1乃至図4においては、矢印Aの方向を前方と規定して記述する。
本実施形態における防護シート用連結具1(以下、単に「連結具1」と記載する)は、例えば、建築現場などにおいて、構造物の周囲に設置される工事用足場の支柱60からなる支持部材と、防護シート50とを連結するためのものである。
連結具1は、図1に示すように、主に、本体部2や挿入部3などにより構成される。
本体部2は、連結具1の基部として設けられる部位である。
本体部2は、第一掛合部21や第二掛合部22や連結部23などからなり、支柱60に対して着脱可能に構成される。
第一掛合部21は、本体部2が支柱60に装着される際、該支柱60に直接掛合される部位である。
第一掛合部21は、図2に示すように、例えば、略正方形状の外形を有した「C字」型の板形状に形成される。
具体的には、第一掛合部21の平面中央には、貫通孔21aが形成される。
また、貫通孔21aは、第一掛合部21の一方の隅部(本実施形態においては、右前方の隅部)に向かって開口され、これによって、貫通孔21aと、第一掛合部21の外部とを連通する切欠部21bが形成される。
なお、前記貫通孔21aの内径寸法は、支柱60の外径寸法に比べて同程度、或いは僅かに小さくなるように、予め規定されている。
第二掛合部22は、本体部2が支柱60に装着される際、前述した第一掛合部21とともに、前記支柱60に直接掛合される部位である。
第二掛合部22は、図1に示すように、第一掛合部21と同等な形状、即ち「C字」型の板形状に形成される。よって、以下の説明においては、第二掛合部22の形状に関する記述を省略する。
このように、互いに同等な形状からなる第一掛合部21及び第二掛合部22は、各々上下方向(図1において、矢印Aの方向に対する側面視直交方向。以下同じ。)に対向しつつ並設される。
この際、これらの第一掛合部21及び第二掛合部22は、各々の貫通孔21a・22aが同軸上となるようにして配設される。
また、前記第一掛合部21及び第二掛合部22においては、各々の切欠部21b・22bが、平面視にて左右方向(第一掛合部21及び第二掛合部22の対向方向に対する正面視直交方向。以下同じ。)に対称となるようにして配設される。つまり、平面視にて、第一掛合部21の切欠部21bは、該第一掛合部21の右前方の隅部に向かって開口するようにして配設される一方、第二掛合部22の切欠部22bは、該第二掛合部22の左前方の隅部に向かって開口するようにして配設される。
また、図3に示すように、第一掛合部21及び第二掛合部22は、上下方向に離間して配設されるが、この際の両者の間隙寸法(図3中の寸法X)については、支柱60の外径寸法に比べて同程度、或いは僅かに大きくなるように、予め規定されている。
このようにして配設された第一掛合部21及び第二掛合部22の間に、連結部23は配設される。前記連結部23は、第一掛合部21及び第二掛合部22を互いに連結する一方で、後述する挿入部3の取付座として設けられる部位である。
連結部23は、図1に示すように、例えば、略長方形の板形状に形成される。
そして、連結部23は、少なくとも前方(図1中の矢印Aの方向)に平面を向けつつ、上下方向に延出するようにして配設されるとともに、その上下両側端部において、第一掛合部21の前部(より具体的には、貫通孔21aの前端縁部)、及び第二掛合部22の前部(より具体的には、貫通孔22aの前端縁部)と、直交方向に継合される。
これにより、第一掛合部21及び第二掛合部22は、連結部23を介して、互いに連結されることとなる。そして、これらの第一掛合部21、第二掛合部22、及び連結部23は、熱可塑性樹脂からなる一体成形によって形成されるのである。
次に、挿入部3について説明する。
挿入部3は、防護シート50の縁端に配設されるハトメ金具51(孔部)に挿通されるとともに、該ハトメ金具51を介して、前記防護シート50を掛合するための部位である。
挿入部3は、第一延出部31や第二延出部32やヒンジ部33や押圧部34などにより構成される。
第一延出部31は、挿入部3の基部として設けられる部位である。
第一延出部31は、例えば、長方形の板形状に形成され、左右方向に平面を向けつつ前後方向に延出するようにして、連結部23の前面に垂設される。
第二延出部32は、挿入部3の可動部として設けられる部位である。
第二延出部32は、例えば、長方形の板形状に形成され、第一延出部31の右側(或いは、左側)において、左右方向に平面を向けつつ前後方向に延出するとともに、該第一延出部31と略平行になるようにして配設される。
ヒンジ部33は、第一延出部31と第二延出部32とを連結するとともに、第一延出部31に対する第二延出部32の可動方向を規制するために設けられる部位である。
ヒンジ部33は、例えば、長手方向に沿って円弧状に湾曲される、長方形の板形状に形成される。
そして、ヒンジ部33は、水平方向に湾曲しつつ前方に突出するようにして配設されるとともに、長手方向の両端部において、第一延出部31の前端部、及び第二延出部32の前端部と継合される。
押圧部34は、第二延出部32の可動を操作するために設けられる部位である。
押圧部34は、例えば、長方形の板形状に形成され、第二延出部32の後端部より後方に向かって延設される。
そして、後述するように、押圧部34に押圧力を加えることによって、第二延出部32が可動されるようになっている。
このような構成からなる第一延出部31、第二延出部32、ヒンジ部33、及び押圧部34が熱可塑性樹脂によって一体成形されることで、挿入部3は、略「U字」状に屈曲された帯状部材として成形される。
ところで、第一延出部31において、第二延出部32側との対向側の平面には、押出部35が形成される。
前記押出部35は、例えば、第一延出部31の延出方向(前後方向)の中央部に形成される、略直方体形状の凸部によって構成される。
一方、第二延出部32において、第一延出部31側との対向側の平面には、抜止部36が形成される。
前記抜止部36は、第二延出部32の延出方向(前後方向)の中央部に形成される、傾斜面を有した突出部によって構成される。
具体的には、図2に示すように、抜止部36は、前端部において第二延出部32と同一平面とされるとともに後方に向かうに従って徐々に高くなる傾斜面36aや、該傾斜面36aの後端部に設けられる垂直面36bなどからなる突出部によって構成される。
そして、抜止部36の前後方向に関する寸法は、押出部35の前後方向に関する寸法に比べて略同程度となっており、また、抜止部36の前端部及び後端部(より具体的には、垂直面36b)の配置位置と、押出部35の前端部及び後端面の配置位置とは、略同程度となっている。
また、第二延出部32の後端部(或いは、押圧部34の前端部)には、舌片状のストッパー37が、抜止部36の突出方向に向かって突設される。
以上のような構成からなる挿入部3・3は、一組の連結具1に対して二個設けられ、連結部23の前面において、前方に延出するようにして各々配設される。
具体的には、図1に示すように、二個の挿入部3・3は、互いに左右方向に対称となるようにして、連結部23の上下方向中央部に各々配設される。
この際、一方(例えば、図1中の右方)の挿入部3は、第一延出部31の押出部35が、他方の挿入部3側(例えば、図1中の左方側)に向かって凸設するとともに、第二延出部32の抜止部36が、他方の挿入部3側との対向側(例えば、図1中の右方側)に向かって突出するようにして配設される。
また、他方(例えば、図1中の左方)の挿入部3は、第一延出部31の押出部35が、一方の挿入部3側(例えば、図1中の右方側)に向かって凸設するとともに、第二延出部32の抜止部36が、一方の挿入部3側との対向側(例えば、図1中の左方側)に向かって突出するようにして配設される。
そして、連結部23の前面の左右両側に、各々の第一延出部31・31の後端部が継合され、これによって、これら二個の挿入部3・3が、前記連結部23の前面より前方に向かって延出するようにして各々配設される。
換言すると、各挿入部3において、第二延出部32は、その前端部にて、連結部23の前面より前方に向かって延設される第一延出部31の前端部と、ヒンジ部33を介して片持ち支持される。
そして、図4(a)に示すように、押圧部34に未だ押圧力が付加されていない状態(以下、「開放状態」と記載する)の挿入部3において、第一延出部31及び第二延出部32は、ヒンジ部33の剛性によって、略平行な状態に保持される。
一方、図4(b)に示すように、押圧部34に押圧力が付加された状態(以下、「押圧状態」と記載する)の挿入部3においては、ヒンジ部33の弾性変形によって、該ヒンジ部33を支点としつつ、第二延出部32が第一延出部31側に押込まれる。
換言すると、「押圧状態」の挿入部3において、第二延出部32の抜止部36は、ヒンジ部33を支点としつつ、第一延出部31の押出部35側に押込まれる(揺動される)。
このように、本実施形態における連結具1においては、十分な剛性を有するヒンジ部33を支点としつつ、抜止部36の揺動動作を行うこととしている。
よって、本実施形態における連結具1は、長期間に渡る抜止部36の揺動動作の繰り返しに対する耐久性に優れ、従来の連結具のように、例えば、抜止部を連結するヒンジ部に欠損等が発生し、元の状態への復元が困難となり、ハトメ金具51との掛止状態が浅くなることもなく、支柱60(支持部材)と防護シート50との連結状態に対して高い信頼性を確保することができるのである。
以上のような構成からなる挿入部3は、前述した本体部2とあわせて、熱可塑性樹脂からなる一体成形によって形成され、これにより、連結具1の軽量化が図られている。
よって、本実施形態における連結具1であれば、支柱60と防護シート50との連結作業を行う際、簡単に片手で持ち上げ、これら支柱60及び防護シート50へ装着することができるため、作業者の負担を軽減することができるのである。
[防護シート用連結具1の連結手順]
次に、本発明に係る連結具(防護シート用連結具)1を用いて、支柱60からなる支持部材と、防護シート50とを連結する際の連結手順について、図1、及び図5を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図5中の矢印Aの方向を前方と規定して記述する。
先ず始めに、支柱60に連結具1を装着する際の手順について、図1を用いて説明する。
直立する支柱60に対して、連結具1は、第一掛合部21及び第二掛合部22の配設方向が左右方向となる状態(以下、「初期状態」と記載する)に保持される。
そして、「初期状態」に保持された連結具1は、後側(即ち、第一掛合部21及び第二掛合部22において、連結部23側との対向側)を移動方向に向けつつ、支柱60へと移動される。
支柱60へと移動された連結具1は、その後、連結部23の後面において該支柱60と当接される。この際、連結具1は、第一掛合部21及び第二掛合部22によって、支柱60を挟持する状態によって、該支柱60と当接される。
その後、支柱60と当接された連結具1は、正面視にて反時計回りの方向に回動される。
この際、第一掛合部21の切欠部21b、及び第二掛合部22の切欠部22bは、ともに支柱60によって徐々に拡開される。
そして、第一掛合部21及び第二掛合部22の配設方向が上下方向となる状態(以下、「装着状態」と記載する)において、連結具1は、第一掛合部21の貫通孔21a、及び第二掛合部22の貫通孔22aを介して、支柱60に貫通された状態となる。
つまり、「装着状態」の連結具1において、第一掛合部21及び第二掛合部22は、ともに支柱60に掛合されることとなり、これにより、連結具1が、該支柱60に堅固に装着されるのである。
次に、挿入部3によって、防護シート50を掛合する際の手順について、図5(a)を用いて説明する。
支柱60に装着された連結具1において、挿入部3は「開放状態」となっており、該挿入部3に向かって、防護シート50のハトメ金具51が近接される。
この際、ハトメ金具51は、軸心方向を前後方向としつつ、挿入部3の前方の位置(図5(a)中、ハトメ金具51Aによって示される位置)から後方に向かって移動される。
その後、ハトメ金具51には、挿入部3の前端部(より具体的には、ヒンジ部33)が挿嵌されるとともに、前記ハトメ金具51の後端面と、押出部35の前端面とが当接されることとなり、前記ハトメ金具51は一旦停止される。
一旦停止したハトメ金具51を、さらに後方へ向かって押し込むと、該ハトメ金具51は、押出部35に乗り上げる。
その後、ハトメ金具51は、内周面51aにおいて、押出部35の凸面35aや、抜止部36の傾斜面36aと密接しつつ、後方に向かって移動され、前記押出部35の後端部、或いは、前記抜止部36の後端部の位置(図5(a)中、ハトメ金具51Bによって示される位置)に到達する。
ここで、ハトメ金具51が押出部35及び抜止部36と密接しつつ、後方に向かって移動することにより、第二延出部32は、抜止部36の傾斜面36aを介しつつ、徐々に押圧されることとなり、ヒンジ部33を支点としつつ、第一延出部31側へと押込まれる。
また、この際、ハトメ金具51は、押出部35によって、抜止部36の突出方向との対向方向へ常に押出された状態となっており、第二延出部32の揺動距離はその分増加する。
つまり、第二延出部32の揺動距離の増加分だけ、ヒンジ部33の変化量も増加することとなり、ハトメ金具51が抜止部36を通過する際において、第二延出部32を第一延出部31側に押込むために必要な押圧力は、その分増加する。
従って、後述するように、ハトメ金具51が押出部35及び抜止部36を一旦通過した後は、容易に第二延出部32が第一延出部31側に押込まれる心配もなく、ハトメ金具51と挿入部3との掛合関係が、堅固に保持されるのである。
押出部35(或いは、抜止部36)の後端部に到達したハトメ金具51は、その後さらに後方に向かって移動される。
そして、ハトメ金具51は、押出部35及び抜止部36を完全に通過した位置(図5(a)中、ハトメ金具51Cによって示される位置)に到達するとともに、ストッパー37に当接されて停止する。
これにより、挿入部3は「開放状態」となり、押出部35の後端部、及び抜止部36の後端部(垂直面36b)によってハトメ金具51の前端面が掛合されることとなる。
換言すると、支柱60に装着された連結具1を用いて、防護シート50のハトメ金具51を係合することにより、該支柱60と防護シート50が連結される。
なお、ハトメ金具51の内周面51aの両端部において、その一方側の縁部には、通常、丸面形状の面取り加工が施されている。
ここで、例えば、ハトメ金具51の状態が、前記面取り加工の施された端部を前方側に向けた状態(即ち、前記面取り加工の施された端部において、抜止部36の垂直面36bと掛合される状態)であったとしても、本実施形態における連結具1であれば、押出部35によって、常にハトメ金具51が抜止部36の突出方向との対向方向へ押出されるため、該抜止部36が、内周面51aの前端部と深く掛合することとなり、ハトメ金具51と挿入部3との掛合関係が、堅固に保持されるのである。
つまり、本実施形態における連結具1によれば、ハトメ金具51の前後方向(表裏方向)の如何に関わらず、挿入部3とハトメ金具51との掛合関係を、常に堅固に保持することができるのである。
次に、挿入部3とハトメ金具51との掛合関係を解除する際の手順について、図5(b)を用いて説明する。
前述したように、防護シート50のハトメ金具51を掛合する挿入部3は、「開放状態」となっており、押出部35の後端部、及び抜止部36の後端部(垂直面36b)は、ともにハトメ金具51の前端部に当接されている。
このような「開放状態」における挿入部3の押圧部34に、押圧力が付加される。これによって、挿入部3の状態は、「開放状態」から「押圧状態」に強制的に変化させられる。
「押圧状態」の挿入部3において、押出部35及び抜止部36は、ハトメ金具51の内周部(内周面51aによって囲まれた空間部)を同時に通過できる程度に、互いに近接した状態となっている。
そして、このように「押圧状態」に変化させた挿入部3に対して、防護シート50のハトメ金具51は、前方に向かって引き抜かれ、挿入部3とハトメ金具51との掛合関係が解除されるのである。
以上のように、本実施形態における連結具1によれば、切欠部21b・22bを介して、本体部2の貫通孔21a・22aに支柱60(支持部材)を掛合させるとともに、防護シート50のハトメ金具51に、挿入部3を、抜止部36に抗して押し込むことで、簡単に支柱60(支持部材)と防護シート50との連結ができるようになり、作業者の負担を軽減することができる。
また、挿入部3より防護シート50を取り外す際においては、該防護シート50の表側、つまり連結具1の本体部2から操作して、防護シート50の掛止状態を解除することができるため、防護シート50の取り外し作業に関する能率も向上させることができるのである。
[別実施形態における防護シート用連結具101の構成]
次に、本発明に係る別実施形態の防護シート用連結具101の構成について、図6、及び図7を用いて説明する。
なお、以下の説明に関しては便宜上、図6、及び図7の上下方向を防護シート用連結具101の上下方向と規定して記述する。また、図6、及び図7においては、矢印Aの方向を前方と規定して記述する。
別実施形態における防護シート用連結具101(以下、単に「連結具101」と記載する)は、例えば、建築現場などにおいて、構造物の屋上より突設された横けたなどから垂下される、吊下げロープ160からなる支持部材と、防護シート50とを連結するためのものである。
連結具101は、図6に示すように、主に、本体部102や挿入部103などにより構成される。
なお、挿入部103の構成については、前述した連結具1の挿入部3と同等な構成であるため、以下の説明における記述は省略する。
本体部102は、連結具101の基部として設けられる部位である。
本体部102は、第一掛合部121や第二掛合部122や連結部123などからなり、吊下げロープ160に対して着脱可能に構成される。
第一掛合部121は、本体部102が吊下げロープ160に装着される際、該吊下げロープ160に直接掛合される部位である。
第一掛合部121は、図7に示すように、略「J字」型の板形状に形成される。
具体的には、第一掛合部121の平面中央には、貫通孔121aが形成される。
また、貫通孔121aは、左右方向(図7において、矢印Aの方向に対する平面視直交方向)の一方(本別実施形態においては、右方)に向かって開口され、これによって、貫通孔121aと、第一掛合部121の外部とを連通する切欠部121bが形成される。
なお、前記貫通孔121aの内径寸法は、吊下げロープ160の外径寸法に比べて同程度、或いは僅かに小さくなるように、予め規定されている。
第二掛合部122は、本体部102が吊下げロープ160に装着される際、前述した第一掛合部121とともに、前記吊下げロープ160に直接掛合される部位である。
第二掛合部122は、第一掛合部121と同等な形状、即ち「J字」型の板形状に形成される。よって、以下の説明においては、第二掛合部122の形状に関する記述を省略する。
このように、互いに同等な形状からなる第一掛合部121及び第二掛合部122は、各々上下方向(図7において、矢印Aの方向に対する側面視直交方向。以下同じ。)に対向しつつ並設される。
この際、これらの第一掛合部121及び第二掛合部122は、各々の貫通孔121a・122aが同軸上となるようにして配設される。
また、前記第一掛合部121及び第二掛合部122においては、各々の切欠部121b・122bが、平面視にて左右方向(第一掛合部121及び第二掛合部122の対向方向に対する正面視直交方向。以下同じ。)に対称となるようにして配設される。つまり、平面視にて、第一掛合部121の切欠部121bは、右方に向かって開口するようにして配設される一方、第二掛合部122の切欠部122bは、左方に向かって開口するようにして配設される。
また、第一掛合部121及び第二掛合部122は、上下方向に離間して配設されるが、この際の両者の間隙は、後方より前後方向中途部に向かうにつれて徐々に狭められ、最前端部において、再び広げられるように形成されるように、予め規定されている。
なお、これら第一掛合部121及び第二掛合部122の最後端部の間隙寸法は、吊下げロープ160の直径寸法に比べて十分大きく、また、前後方向中途部の間隙寸法は、該吊下げロープ160の直径寸法に比べてやや小さく、さらに、最前端部の間隙寸法は、該吊下げロープ160の直径寸法に比べて十分大きく規定されている。
こうして配設された第一掛合部121及び第二掛合部122の前端部に、連結部123は配設される。前記連結部123は、第一掛合部121及び第二掛合部122を互いに連結する一方で、挿入部103の取付座として設けられる部位である。
連結部123は、例えば、略長方形の板形状に形成される。
そして、連結部123は、少なくとも前方(図7中の矢印Aの方向)に平面を向けつつ、左右方向に延出するようにして配設されるとともに、その上下両側端部において、第一掛合部121の前部(より具体的には、貫通孔121aの前端縁部)、及び第二掛合部122の前部(より具体的には、貫通孔122aの前端縁部)と、直交方向に継合される。
これにより、第一掛合部121及び第二掛合部122は、連結部123を介して、互いに連結されることとなる。そして、これらの第一掛合部121、第二掛合部122、及び連結部123は、挿入部103とともに、熱可塑性樹脂からなる一体成形によって形成されるのである。
[別実施形態における防護シート用連結具101の連結手順]
次に、本発明に係る別実施形態の連結具(防護シート用連結具)101を用いて、吊下げロープ160からなる支持部材と、防護シート50とを連結する際の連結手順について、図6を用いて説明する。
なお、挿入部103によって、防護シート50を掛合する際の手順、及び挿入部103とハトメ金具51との掛合関係を解除する際の手順については、前述した連結具1による手順と同等であるため、以下の説明における記述は省略し、主に吊下げロープ160に連結具101を装着する際の手順について説明する。
直下方向に吊下げられた吊下げロープ160に対して、連結具101は、第一掛合部121及び第二掛合部122の配設方向が左右方向となる状態(以下、「初期状態」と記載する)に保持される。
そして、「初期状態」に保持された連結具101は、後側(即ち、第一掛合部121及び第二掛合部122において、連結部123側との対向側)を移動方向に向けつつ、吊下げロープ160へと移動される。
吊下げロープ160に到達した連結具101は、その後、第一掛合部121及び第二掛合部122の間隙を介して、該吊下げロープ160を挟持しつつ、さらに後方へと移動される。
そして、第一掛合部121及び第二掛合部122の間隙における、前後方向中途部において、吊下げロープ160は、これら第一掛合部121及び第二掛合部122によって拘止されることとなり、連結具101は一旦停止される。
一旦停止した連結具101を、さらに後方に向かって押込むと、第一掛合部121及び第二掛合部122の間隙は、吊下げロープ160によって押し広げられ、その後、連結具101は、連結部123の後面において該吊下げロープ160と当接して停止される。
そして、吊下げロープ160と当接された連結具101は、正面視にて反時計回りの方向に回動される。
この際、第一掛合部121の切欠部121b、及び第二掛合部122の切欠部122b(図7を参照)は、ともに吊下げロープ160によって徐々に拡開される。
そして、第一掛合部121及び第二掛合部122の配設方向が上下方向となる状態(以下、「装着状態」と記載する)において、連結具101は、第一掛合部121の貫通孔121a、及び第二掛合部122の貫通孔122aを介して、吊下げロープ160に貫通された状態となる。
つまり、「装着状態」の連結具101において、第一掛合部121及び第二掛合部122は、ともに吊下げロープ160に掛合されることとなり、これにより、連結具101が、該吊下げロープ160に堅固に装着されるのである。
以上に示したように、本実施形態における防護シート用連結具1(101)は、工事用足場の支柱60(或いは、構造物の横けたより垂下された吊下げロープ160)からなる支持部材と防護シート50とを連結するための防護シート用連結具1(101)であって、前記支柱60(吊下げロープ160)に着脱可能な本体部2(102)と、該本体部2(102)より延設され、前記防護シート50の縁端に設けられるハトメ金具(孔部)51に挿脱可能な挿入部3(103)と、を備え、前記挿入部3(103)は、第一延出部31と、該第一延出部31と略平行に配設される第二延出部32と、前記第一延出部31の一端部と前記第二延出部32の一端部とを一体的に連結するヒンジ部33と、を有し、前記第一延出部31において、その他端部は、前記本体部2(102)の側面に垂設され、前記第二延出部32において、前記第一延出部31側との対向側の側面には、前記ハトメ金具(孔部)51に係止可能な抜止部36が突設され、前記ヒンジ部33は、弾性変形可能であり、前記ヒンジ部33を支点としつつ、前記第二延出部32が前記第一延出部31に近接離間することによって、前記抜止部36の位置が変更される構成となっている。
このような構成を有することで、本実施形態における防護シート用連結具1(101)によれば、支柱60(吊下げロープ160)からなる支持部材と防護シート50との連結作業を簡単に行うことができ、且つ、当該連結状態に対して高い信頼性を確保することができるのである。
即ち、本実施形態における連結具1(101)によれば、切欠部21b・22b(121b・122b)を介して、本体部2(102)の貫通孔21a・22a(121a・122a)に支柱60(吊下げロープ160)からなる支持部材を掛合させるとともに、防護シート50のハトメ金具51に、挿入部3(103)を、抜止部36に抗して押し込むことで、簡単に支柱60(吊下げロープ160)と防護シート50との連結ができるようになり、作業者の負担を軽減することができる。
また、挿入部3(103)より防護シート50を取り外す際においては、該防護シート50の表側、つまり連結具1(101)の本体部2(102)から操作して、防護シート50の掛止状態を解除することができるため、防護シート50の取り外し作業に関する能率も向上させることができる。
さらに、本実施形態における連結具1(101)においては、十分な剛性を有するヒンジ部33を支点としつつ、抜止部36の揺動動作を行うこととしている。
よって、本実施形態における連結具1(101)は、長期間に渡る抜止部36の揺動動作の繰り返しに対する耐久性に優れ、従来の連結具のように、例えば、抜止部を連結するヒンジ部に欠損等が発生し、元の状態への復元が困難となり、ハトメ金具51との掛止状態が浅くなることもなく、支柱60(吊下げロープ160)と防護シート50との連結状態に対して高い信頼性を確保することができるのである。
また、本実施形態における防護シート用連結具1(101)の前記第一延出部31において、前記第二延出部32側との対向側の側面には、前記抜止部36が前記ハトメ金具(孔部)51を通過する間、常に前記ハトメ金具(孔部)51を前記第一延出部31側に押出す押出部35が凸設される構成となっている。
このような構成を有することで、例え、ハトメ金具51の状態が、面取り加工の施された端部を前方側に向けた状態(即ち、面取り加工の施された端部において、抜止部36の垂直面36bと掛合される状態)であったとしても、本実施形態における連結具1(101)であれば、押出部35によって、常にハトメ金具51が抜止部36の突出方向との対向方向へ押出されるため、該抜止部36が、内周面51aの前端部と深く掛合することとなり、ハトメ金具51と挿入部3との掛合関係が、堅固に保持されるのである。
また、本実施形態における防護シート用連結具1(101)の前記第二延出部32において、その他端部には、舌片状のストッパー37が、前記抜止部36と離間しつつ、前記抜止部36の突出方向に向かって突設される構成となっている。
このような構成を有することで、本実施形態における防護シート用連結具1(101)によれば、防護シート50のハトメ金具51に挿入部3(103)を挿入する際、該ハトメ金具51はストッパー37と当接されて、適切な位置に停止することととなり、無理な押し込みによって、防護シート50を破損させることもないのである。
また、本実施形態における防護シート用連結具1(101)において、前記本体部2(102)、及び挿入部3(103)は、熱可塑性樹脂からなる一体成形により形成される構成となっている。
このように、本実施形態における防護シート用連結具1(101)は、軽量化が図られており、支柱60(吊下げロープ160)と防護シート50との連結作業を行う際、簡単に片手で持ち上げ、これら支柱60(吊下げロープ160)及び防護シート50へ装着することができるため、作業者の負担を軽減することができるのである。
1 防護シート用連結具(連結具)
2 本体部
3 挿入部
31 第一延出部
32 第二延出部
33 ヒンジ部
35 押出部
36 抜止部
37 ストッパー
50 防護シート
51 ハトメ金具(孔部)
60 支柱
101 防護シート用連結具(連結具)
102 本体部
103 挿入部
160 吊下げロープ

Claims (4)

  1. 支持部材と防護シートとを連結するための防護シート用連結具であって、
    前記支持部材に着脱可能な本体部と、
    該本体部より延設され、前記防護シートの縁端に設けられる孔部に挿脱可能な挿入部と、
    を備え、
    前記挿入部は、
    第一延出部と、
    該第一延出部と略平行に配設される第二延出部と、
    前記第一延出部の一端部と前記第二延出部の一端部とを一体的に連結するヒンジ部と、
    を有し、
    前記第一延出部において、その他端部は、前記本体部の側面に垂設され、
    前記第二延出部において、前記第一延出部側との対向側の側面には、前記孔部に係止可能な抜止部が突設され、
    前記ヒンジ部は、弾性変形可能であり、
    前記ヒンジ部を支点としつつ、前記第二延出部が前記第一延出部に近接離間することによって、前記抜止部の位置が変更される、
    ことを特徴とする防護シート用連結具。
  2. 前記第一延出部において、
    前記第二延出部側との対向側の側面には、
    前記抜止部が前記孔部を通過する間、常に前記孔部を前記第一延出部側に押出す押出部が凸設される、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の防護シート用連結具。
  3. 前記第二延出部において、
    その他端部には、
    舌片状のストッパーが、前記抜止部と離間しつつ、前記抜止部の突出方向に向かって突設される、
    ことを特徴とする、請求項1又は請求項2の何れか一項に記載の防護シート用連結具。
  4. 前記本体部、及び挿入部は、熱可塑性樹脂からなる一体成形により形成される、
    ことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の内の何れか一項に記載の防護シート用連結具。
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