JP2000110967A - クランプ - Google Patents
クランプInfo
- Publication number
- JP2000110967A JP2000110967A JP10284091A JP28409198A JP2000110967A JP 2000110967 A JP2000110967 A JP 2000110967A JP 10284091 A JP10284091 A JP 10284091A JP 28409198 A JP28409198 A JP 28409198A JP 2000110967 A JP2000110967 A JP 2000110967A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- hole
- lock
- clamp
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
Abstract
(57)【要約】
【課題】 保持力を低下させることなく、係止片を相手
側の係止孔に挿入する挿入力を低下させることができ、
取り付け作業性を向上させたクランプを提供する。 【解決手段】 基体部１に突設された支柱２の先端から
基体部１に向けて、開脚状に傾斜をなすように、先端に
相手側の係止孔１３に係止される係止部３を有する一対
の係止片４、４を設けたクランプにおいて、前記一対の
係止片４、４の外側に前記支柱２の先端方向に切り込ん
だ切り込み部５を前記係止孔１３の孔径よりも小径の位
置に設ける。
側の係止孔に挿入する挿入力を低下させることができ、
取り付け作業性を向上させたクランプを提供する。 【解決手段】 基体部１に突設された支柱２の先端から
基体部１に向けて、開脚状に傾斜をなすように、先端に
相手側の係止孔１３に係止される係止部３を有する一対
の係止片４、４を設けたクランプにおいて、前記一対の
係止片４、４の外側に前記支柱２の先端方向に切り込ん
だ切り込み部５を前記係止孔１３の孔径よりも小径の位
置に設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワイヤーハーネス
を取り付けて、ワイヤーハーネスを車体などのパネル孔
に組み付けるクランプに関する。
を取り付けて、ワイヤーハーネスを車体などのパネル孔
に組み付けるクランプに関する。
【０００２】
【従来の技術】複数のリード線を束ねたワイヤーハーネ
スを車体などのパネル孔に組付けるには、クランプを用
いている。このクランプは、例えば図２に示すように、
ワイヤーハーネス１０にテープ１１で取り付ける基体部
１に支柱２を突設し、その支柱２の先端から基体部１に
向けて、開脚状に傾斜をなして、先端にパネル１２の係
止孔１３に係止される係止部３を設けた一対の弾性を有
する係止片４を設けたものである。そうして、支柱２の
先端から一対の係止片４をパネル１２の係止孔１３に押
し込み、係止部３を係止孔１３の周縁に噛み合わせるこ
とによって係止し、ワイヤーハーネス１０をパネル１２
に組付ける。
スを車体などのパネル孔に組付けるには、クランプを用
いている。このクランプは、例えば図２に示すように、
ワイヤーハーネス１０にテープ１１で取り付ける基体部
１に支柱２を突設し、その支柱２の先端から基体部１に
向けて、開脚状に傾斜をなして、先端にパネル１２の係
止孔１３に係止される係止部３を設けた一対の弾性を有
する係止片４を設けたものである。そうして、支柱２の
先端から一対の係止片４をパネル１２の係止孔１３に押
し込み、係止部３を係止孔１３の周縁に噛み合わせるこ
とによって係止し、ワイヤーハーネス１０をパネル１２
に組付ける。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、クラン
プの係止部３をパネル１２の係止孔１３に係止させるに
は、基体部１を指で掴んで、係止片４を係止孔１３に押
し込み、挿入する。ところで、係止片４は、取り付けた
ワイヤーハーネス１０の重量に耐える強度を有するよう
に、肉厚が十分に厚くなっている。そのため、一対の係
止片４を窄めながら係止孔１３に押し込み、挿入して、
係止するには、大きな挿入力を要し、指での取り付け作
業性が悪いという問題があった。
プの係止部３をパネル１２の係止孔１３に係止させるに
は、基体部１を指で掴んで、係止片４を係止孔１３に押
し込み、挿入する。ところで、係止片４は、取り付けた
ワイヤーハーネス１０の重量に耐える強度を有するよう
に、肉厚が十分に厚くなっている。そのため、一対の係
止片４を窄めながら係止孔１３に押し込み、挿入して、
係止するには、大きな挿入力を要し、指での取り付け作
業性が悪いという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、基体部に突設された支柱の先
端に、前記基体部に向けて開脚状に傾斜をなし、相手側
の係止孔に係止される係止部を有する一対の係止片を設
けたクランプにおいて、前記一対の係止片の外側に前記
支柱の先端方向に切り込んだ切り込み部を前記係止孔の
孔径よりも小径の位置に設けたことを特徴とするもので
ある。
決すべくなされたもので、基体部に突設された支柱の先
端に、前記基体部に向けて開脚状に傾斜をなし、相手側
の係止孔に係止される係止部を有する一対の係止片を設
けたクランプにおいて、前記一対の係止片の外側に前記
支柱の先端方向に切り込んだ切り込み部を前記係止孔の
孔径よりも小径の位置に設けたことを特徴とするもので
ある。
【０００５】本発明によれば、図１（ａ）に示すよう
に、係止片４を係止孔１３に挿入しようとする際、支柱
２の先端方向に切り込んだ切り込み部５を係止孔１３の
孔径よりも小径の位置に設けたため、係止片４は切り込
み部５よりも先端側（Ａ点）で係止孔１３の周縁に接触
し、係止片４には切り込み部５よりも先端側のみを内側
に曲げる力が加わる。従って、切り込み部５がない場合
（係止片４全体を曲げる力を要する）よりも小さい曲げ
力で係止片４の切り込み部５よりも先端側を内側に曲
げ、挿入することができるので、挿入力を小さくするこ
とができる。一方、係止された係止片４を係止孔１３か
ら引き抜こうとする外力が作用する場合、図１（ｂ）に
示すように、係止片４の全体に外側に曲げる力が加わ
る。この場合、切り込み部５を設けても、係止片４を外
側に曲げるに要する力は変わらないので、切り込み部５
を設けることにより、係止片４を係止孔１３に保持する
保持力が低下することはない。
に、係止片４を係止孔１３に挿入しようとする際、支柱
２の先端方向に切り込んだ切り込み部５を係止孔１３の
孔径よりも小径の位置に設けたため、係止片４は切り込
み部５よりも先端側（Ａ点）で係止孔１３の周縁に接触
し、係止片４には切り込み部５よりも先端側のみを内側
に曲げる力が加わる。従って、切り込み部５がない場合
（係止片４全体を曲げる力を要する）よりも小さい曲げ
力で係止片４の切り込み部５よりも先端側を内側に曲
げ、挿入することができるので、挿入力を小さくするこ
とができる。一方、係止された係止片４を係止孔１３か
ら引き抜こうとする外力が作用する場合、図１（ｂ）に
示すように、係止片４の全体に外側に曲げる力が加わ
る。この場合、切り込み部５を設けても、係止片４を外
側に曲げるに要する力は変わらないので、切り込み部５
を設けることにより、係止片４を係止孔１３に保持する
保持力が低下することはない。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図１（ａ）、（ｂ）は、本
発明にかかるクランプの一実施形態の部分断面説明図で
ある。図１は、図２に関して説明した部分と同部分は同
符号で指示してある。本実施形態は、ワイヤーハーネス
１０をテープ１１で取り付ける基体部１に支柱２を突設
し、その支柱２の先端から基体部１に向けて、開脚状に
傾斜をなして、先端にパネル１２の係止孔１３に係止さ
れる係止部３を設けた一対の弾性を有する係止片４を設
けたものである。そうして、本実施形態が従来例と異な
る特徴的なことは、前記一対の係止片４の外側に前記支
柱２の先端方向に切り込んだ切り込み部５を設けたこと
である。この切り込み部５は、図１（ａ）に示すよう
に、係止孔１３の孔径よりも小径の位置に設けてあり、
係止片４を係止孔１３に挿入する際に、係止片４が切り
込み部５よりも先端側（Ａ点）で前記係止孔１３に接触
する。
施の形態を詳細に説明する。図１（ａ）、（ｂ）は、本
発明にかかるクランプの一実施形態の部分断面説明図で
ある。図１は、図２に関して説明した部分と同部分は同
符号で指示してある。本実施形態は、ワイヤーハーネス
１０をテープ１１で取り付ける基体部１に支柱２を突設
し、その支柱２の先端から基体部１に向けて、開脚状に
傾斜をなして、先端にパネル１２の係止孔１３に係止さ
れる係止部３を設けた一対の弾性を有する係止片４を設
けたものである。そうして、本実施形態が従来例と異な
る特徴的なことは、前記一対の係止片４の外側に前記支
柱２の先端方向に切り込んだ切り込み部５を設けたこと
である。この切り込み部５は、図１（ａ）に示すよう
に、係止孔１３の孔径よりも小径の位置に設けてあり、
係止片４を係止孔１３に挿入する際に、係止片４が切り
込み部５よりも先端側（Ａ点）で前記係止孔１３に接触
する。
【０００７】本実施形態では、係止片４を係止孔１３に
挿入する際に、図１（ａ）に示すように、係止片４の切
り込み部５よりも先端側の部分にのみ内側に曲げる曲げ
応力が加わる。従って、切り込み部５がない場合よりも
小さい曲げ応力で、係止片４の切り込み部５よりも先端
側を内側に曲げることができ、挿入力を小さくすること
ができる。
挿入する際に、図１（ａ）に示すように、係止片４の切
り込み部５よりも先端側の部分にのみ内側に曲げる曲げ
応力が加わる。従って、切り込み部５がない場合よりも
小さい曲げ応力で、係止片４の切り込み部５よりも先端
側を内側に曲げることができ、挿入力を小さくすること
ができる。
【０００８】また、係止孔１３に係止された係止片４を
係止孔１３から引き抜こうとするような外力が作用する
場合、図１（ｂ）に示すように、係止片４の全体に外側
に曲げる力が加わる。この場合、切り込み部５を設けて
も、係止片４を外側に曲げるに要する力は変わらないの
で、係止片４を係止孔１３に保持する保持力が低下する
ことはない。
係止孔１３から引き抜こうとするような外力が作用する
場合、図１（ｂ）に示すように、係止片４の全体に外側
に曲げる力が加わる。この場合、切り込み部５を設けて
も、係止片４を外側に曲げるに要する力は変わらないの
で、係止片４を係止孔１３に保持する保持力が低下する
ことはない。
【０００９】なお、上記実施形態は、本発明を具体化し
た一例であって、本願発明の技術的範囲を限定するもの
ではない。
た一例であって、本願発明の技術的範囲を限定するもの
ではない。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、保
持力を低下させることなく、係止片を相手側の係止孔に
挿入する挿入力を低下させることができ、取り付け作業
性が向上するという優れた効果がある。
持力を低下させることなく、係止片を相手側の係止孔に
挿入する挿入力を低下させることができ、取り付け作業
性が向上するという優れた効果がある。
【図１】（ａ）、（ｂ）はそれぞれ、本発明に係るクラ
ンプの一実施形態がパネルに挿入される状態の部分断面
説明図、およびパネルから引き抜こうとする力が作用し
た状態の部分断面説明図である。
ンプの一実施形態がパネルに挿入される状態の部分断面
説明図、およびパネルから引き抜こうとする力が作用し
た状態の部分断面説明図である。
【図２】従来のクランプの部分断面説明図である。
１ 基体部 ２ 支柱 ３ 係止部 ４ 係止片 ５ 切り込み部 １０ ワイヤーハーネス １１ テープ １２ パネル １３ 係止孔
Claims (1)
- 【請求項１】 基体部に突設された支柱の先端に、前記
基体部に向けて開脚状に傾斜をなし、相手側の係止孔に
係止される係止部を有する一対の係止片を設けたクラン
プにおいて、前記一対の係止片の外側に前記支柱の先端
方向に切り込んだ切り込み部を前記係止孔の孔径よりも
小径の位置に設けたことを特徴とするクランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284091A JP2000110967A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10284091A JP2000110967A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | クランプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000110967A true JP2000110967A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=17674118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10284091A Pending JP2000110967A (ja) | 1998-10-06 | 1998-10-06 | クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000110967A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204246A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sanyoo Chemical:Kk | 防護シート用連結具 |
| KR20210087237A (ko) * | 2020-01-02 | 2021-07-12 | 주식회사 경신 | 밴드케이블 |
-
1998
- 1998-10-06 JP JP10284091A patent/JP2000110967A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013204246A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sanyoo Chemical:Kk | 防護シート用連結具 |
| KR20210087237A (ko) * | 2020-01-02 | 2021-07-12 | 주식회사 경신 | 밴드케이블 |
| KR102290435B1 (ko) | 2020-01-02 | 2021-08-13 | 주식회사 경신 | 밴드케이블 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105 |
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| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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|
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