JP2001182721A - 継合具 - Google Patents
継合具Info
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- JP2001182721A JP2001182721A JP37157699A JP37157699A JP2001182721A JP 2001182721 A JP2001182721 A JP 2001182721A JP 37157699 A JP37157699 A JP 37157699A JP 37157699 A JP37157699 A JP 37157699A JP 2001182721 A JP2001182721 A JP 2001182721A
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- JP
- Japan
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- locking portion
- hook
- hole
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付孔を有するシート体同士をこの取付孔を
利用して極めて容易に継ぎ合わせることができる継合具
を提供すること。 【解決手段】 シート体Aに設けた取付孔1を連通状態
とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み挿入するこ
とでシート体A同士を継合する継合具であって、差し込
み体2に係止部3を突没自在に設け、この差し込み体2
を前記連通させた取付孔1に差し込み挿入した際、この
係止部3を差し込み体2から突出させて取付孔1に抜け
止め係止することで差し込み体2を取付孔1から抜け止
め状態に保持し得るように構成した継合具。
利用して極めて容易に継ぎ合わせることができる継合具
を提供すること。 【解決手段】 シート体Aに設けた取付孔1を連通状態
とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み挿入するこ
とでシート体A同士を継合する継合具であって、差し込
み体2に係止部3を突没自在に設け、この差し込み体2
を前記連通させた取付孔1に差し込み挿入した際、この
係止部3を差し込み体2から突出させて取付孔1に抜け
止め係止することで差し込み体2を取付孔1から抜け止
め状態に保持し得るように構成した継合具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、周縁部に
取付孔を備えたシートなどをこの取付孔を利用して継合
することができる継合具に関するものである。
取付孔を備えたシートなどをこの取付孔を利用して継合
することができる継合具に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】例え
ば、建築物工事の際には、工具や建築材料や作業中に発
生する塵などが周囲に飛散しないように建築用仮設足場
の周囲にシートを張り巡らしている。
ば、建築物工事の際には、工具や建築材料や作業中に発
生する塵などが周囲に飛散しないように建築用仮設足場
の周囲にシートを張り巡らしている。
【0003】このようなシートは、一枚で建築用仮設足
場の周囲全てを覆い得る程の大きさのものはないため、
複数枚のシートを継ぎ合わせて建築用仮設足場の周囲を
覆い得る所定の大きさにしているが、従来、このシート
同士を継ぎ合わせる手段としては、シートの周縁部に備
えられている取付孔同士を連通させ、この連通させた取
付孔に紐や針金などを通して結びつけて継ぎ合わせてい
た。
場の周囲全てを覆い得る程の大きさのものはないため、
複数枚のシートを継ぎ合わせて建築用仮設足場の周囲を
覆い得る所定の大きさにしているが、従来、このシート
同士を継ぎ合わせる手段としては、シートの周縁部に備
えられている取付孔同士を連通させ、この連通させた取
付孔に紐や針金などを通して結びつけて継ぎ合わせてい
た。
【0004】そのため、複数のシートをこのようにして
結び合わせることは容易ではなく、非常に手間がかかる
厄介な作業となってしまっていた。
結び合わせることは容易ではなく、非常に手間がかかる
厄介な作業となってしまっていた。
【0005】本発明は、このような現状の問題を解決す
るもので、取付孔を有するシート体同士をこの取付孔を
利用して極めて容易に継ぎ合わせることができる画期的
な継合具を提供するものである。
るもので、取付孔を有するシート体同士をこの取付孔を
利用して極めて容易に継ぎ合わせることができる画期的
な継合具を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
明の要旨を説明する。
【0007】シート体Aに設けた取付孔1を連通状態と
させ、この連通させた取付孔1に差し込み挿入すること
でシート体A同士を継合する継合具であって、差し込み
体2に係止部3を突没自在に設け、この差し込み体2を
前記連通させた取付孔1に差し込み挿入した際、この係
止部3を差し込み体2から突出させて取付孔1に抜け止
め係止することで差し込み体2を取付孔1から抜け止め
状態に保持し得るように構成したことを特徴とする継合
具に係るものである。
させ、この連通させた取付孔1に差し込み挿入すること
でシート体A同士を継合する継合具であって、差し込み
体2に係止部3を突没自在に設け、この差し込み体2を
前記連通させた取付孔1に差し込み挿入した際、この係
止部3を差し込み体2から突出させて取付孔1に抜け止
め係止することで差し込み体2を取付孔1から抜け止め
状態に保持し得るように構成したことを特徴とする継合
具に係るものである。
【0008】また、前記係止部3を前記差し込み体2か
ら突出状態に設け、この係止部3は、差し込み体2を前
記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に当接して
弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込み挿入後
には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔1に抜け
止め係止されるように構成したことを特徴とする請求項
1記載の継合具に係るものである。
ら突出状態に設け、この係止部3は、差し込み体2を前
記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に当接して
弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込み挿入後
には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔1に抜け
止め係止されるように構成したことを特徴とする請求項
1記載の継合具に係るものである。
【0009】また、前記差し込み体2を前記取付孔1に
差し込み挿入する際、この取付孔1に当接して差し込み
体2が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動せしめる
テーパ部4をこの係止部3に設け、このテーパ部4を前
記取付孔1がこえた後復帰弾性により係止部3が突出し
て取付孔1に抜け止め係止されるように構成したことを
特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の継合具
に係るものである。
差し込み挿入する際、この取付孔1に当接して差し込み
体2が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動せしめる
テーパ部4をこの係止部3に設け、このテーパ部4を前
記取付孔1がこえた後復帰弾性により係止部3が突出し
て取付孔1に抜け止め係止されるように構成したことを
特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載の継合具
に係るものである。
【0010】また、前記係止部3に、この係止部3を没
動操作可能な操作部5を設け、この操作部5によって係
止部3を弾圧没動せしめることにより前記連通させた取
付孔1に係止している係止部3を係止解除し得るように
構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の継合具に係るものである。
動操作可能な操作部5を設け、この操作部5によって係
止部3を弾圧没動せしめることにより前記連通させた取
付孔1に係止している係止部3を係止解除し得るように
構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
に記載の継合具に係るものである。
【0011】また、前記差し込み体2に、掛止部材6に
掛止し得る掛止部7を設けたことを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載の継合具に係るものである。
掛止し得る掛止部7を設けたことを特徴とする請求項1
〜4のいずれか1項に記載の継合具に係るものである。
【0012】
【発明の実施の形態】好適と考える本発明の実施の形態
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてそ
の作用効果を示して簡単に説明する。
【0013】複数のシート体Aの夫々の取付孔1を連通
状態とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み体2を
差し込み挿入し、係止部3を差し込み体2から突出させ
て連通させた取付孔1に抜け止め係止すると、差し込み
体2がこの連通させた取付孔1から抜け止め状態に保持
されて、シート体A同士が継合されることになる。
状態とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み体2を
差し込み挿入し、係止部3を差し込み体2から突出させ
て連通させた取付孔1に抜け止め係止すると、差し込み
体2がこの連通させた取付孔1から抜け止め状態に保持
されて、シート体A同士が継合されることになる。
【0014】従って、単に、連通させた取付孔1に差し
込み体2を差し込み挿入し、係止部3を突出させて取付
孔1に抜け止め係止するだけの操作でシート体A同士を
継合できるので、継合作業に手間がかからず、極めて容
易にシート体A同士を継合することができる実用性に秀
れた画期的な継合具となる。
込み体2を差し込み挿入し、係止部3を突出させて取付
孔1に抜け止め係止するだけの操作でシート体A同士を
継合できるので、継合作業に手間がかからず、極めて容
易にシート体A同士を継合することができる実用性に秀
れた画期的な継合具となる。
【0015】また、例えば、前記係止部3を前記差し込
み体2から突出状態に設け、この係止部3は、差し込み
体2を前記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に
当接して弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込
み挿入後には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔
1に抜け止め係止されるように構成すれば、差し込み体
2を差し込み挿入後に係止部3を突出させずとも自動的
に係止部3が取付孔1に係止するので、継合作業に一層
手間がかからなくなり、しかも係止部3は復帰弾性によ
り取付孔1に対して強固な係止状態が維持されることに
なるなど一層実用的となる。
み体2から突出状態に設け、この係止部3は、差し込み
体2を前記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に
当接して弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込
み挿入後には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔
1に抜け止め係止されるように構成すれば、差し込み体
2を差し込み挿入後に係止部3を突出させずとも自動的
に係止部3が取付孔1に係止するので、継合作業に一層
手間がかからなくなり、しかも係止部3は復帰弾性によ
り取付孔1に対して強固な係止状態が維持されることに
なるなど一層実用的となる。
【0016】また、例えば、前記差し込み体2を前記取
付孔1に差し込み挿入する際、この取付孔1に当接して
差し込み体2が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動
せしめるテーパ部4をこの係止部3に設け、このテーパ
部4を前記取付孔1がこえた後復帰弾性により係止部3
が突出して取付孔1に抜け止め係止されるように構成す
れば、差し込み体2を差し込み挿入するだけの所謂ワン
タッチ操作で自動的に係止部3が取付孔1に係止するの
で、継合作業に一層手間がかからず、更に容易にシート
体A同士を継合することができることになる。
付孔1に差し込み挿入する際、この取付孔1に当接して
差し込み体2が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動
せしめるテーパ部4をこの係止部3に設け、このテーパ
部4を前記取付孔1がこえた後復帰弾性により係止部3
が突出して取付孔1に抜け止め係止されるように構成す
れば、差し込み体2を差し込み挿入するだけの所謂ワン
タッチ操作で自動的に係止部3が取付孔1に係止するの
で、継合作業に一層手間がかからず、更に容易にシート
体A同士を継合することができることになる。
【0017】
【実施例】本発明の具体的な実施例について図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0018】本実施例は、シート体Aに設けた取付孔1
を連通状態とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み
挿入することでシート体A同士を継合する継合具に係る
もので、図1では、建築工事現場などで使用される周縁
部に複数の鳩目(取付孔1)を有するシート体Aを図示
している。尚、シート体Aとしては、この実施例以外に
も例えば、取付孔1を有するネットや木製薄板や金属製
薄板などでも良いし、その他の薄板状のものでも良い。
を連通状態とさせ、この連通させた取付孔1に差し込み
挿入することでシート体A同士を継合する継合具に係る
もので、図1では、建築工事現場などで使用される周縁
部に複数の鳩目(取付孔1)を有するシート体Aを図示
している。尚、シート体Aとしては、この実施例以外に
も例えば、取付孔1を有するネットや木製薄板や金属製
薄板などでも良いし、その他の薄板状のものでも良い。
【0019】差し込み体2に係止部3を突没自在に設
け、この差し込み体2を前記連通させた取付孔1に差し
込み挿入した際、この係止部3を差し込み体2から突出
させて取付孔1に抜け止め係止することで差し込み体2
を取付孔1から抜け止め状態に保持し得るように構成し
ている。
け、この差し込み体2を前記連通させた取付孔1に差し
込み挿入した際、この係止部3を差し込み体2から突出
させて取付孔1に抜け止め係止することで差し込み体2
を取付孔1から抜け止め状態に保持し得るように構成し
ている。
【0020】具体的に説明すると、差し込み体2は、図
2に示すように、樹脂製の丸棒状体で成り、取付孔1に
差し込み挿入し得る径寸法に設定構成している。
2に示すように、樹脂製の丸棒状体で成り、取付孔1に
差し込み挿入し得る径寸法に設定構成している。
【0021】係止部3は、前記差し込み体2から突出状
態に設けている。また、この係止部3は、差し込み体2
を前記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に当接
して弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込み挿
入後には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔1に
抜け止め係止されるように構成している。
態に設けている。また、この係止部3は、差し込み体2
を前記取付孔1に差し込み挿入する際に取付孔1に当接
して弾圧没動し得るように構成すると共に、差し込み挿
入後には復帰弾性により係止部3が突出して取付孔1に
抜け止め係止されるように構成している。
【0022】具体的に説明すると、図2〜図4に示すよ
うに、差し込み体2に、この差し込み体2の長さ方向に
沿って貫通長穴8を形成し、この貫通長穴8内に可動体
9を設けている。更に詳しくは、この貫通長穴8の差し
込み体2先端側の内面から可動体9が貫通長穴8内に突
出する形状に差し込み体2を一体成形した構成としてい
る。
うに、差し込み体2に、この差し込み体2の長さ方向に
沿って貫通長穴8を形成し、この貫通長穴8内に可動体
9を設けている。更に詳しくは、この貫通長穴8の差し
込み体2先端側の内面から可動体9が貫通長穴8内に突
出する形状に差し込み体2を一体成形した構成としてい
る。
【0023】また、この可動体9は、貫通長穴8との付
け根部分が樹脂弾性を有するように構成し、この付け根
部分を支点にして貫通長穴8内を起伏動可能となるよう
に構成している。
け根部分が樹脂弾性を有するように構成し、この付け根
部分を支点にして貫通長穴8内を起伏動可能となるよう
に構成している。
【0024】本実施例では、この可動体9に前記係止部
3を設けている。即ち、この可動体9の起伏動によって
係止部3が差し込み体2に対して突没可動するように設
けている。
3を設けている。即ち、この可動体9の起伏動によって
係止部3が差し込み体2に対して突没可動するように設
けている。
【0025】また、差し込み体2を前記取付孔1に差し
込み挿入する際、この取付孔1に当接して差し込み体2
が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動せしめるテー
パ部4をこの係止部3に設け、このテーパ部4を取付孔
1がこえた後復帰弾性により係止部3が突出して取付孔
1に抜け止め係止するように構成している。
込み挿入する際、この取付孔1に当接して差し込み体2
が差し込まれる程前記係止部3を弾圧没動せしめるテー
パ部4をこの係止部3に設け、このテーパ部4を取付孔
1がこえた後復帰弾性により係止部3が突出して取付孔
1に抜け止め係止するように構成している。
【0026】更に具体的に説明すると、前記可動体9
は、図3に示すように、前記貫通長穴8の一方の開口部
から差し込み体2の外側へ突出する形状に形成すると共
に、この突出部を、差し込み体2の差し込み先端側から
徐々に基端側へ行く程大きく突出するテーパ形状に形成
している。
は、図3に示すように、前記貫通長穴8の一方の開口部
から差し込み体2の外側へ突出する形状に形成すると共
に、この突出部を、差し込み体2の差し込み先端側から
徐々に基端側へ行く程大きく突出するテーパ形状に形成
している。
【0027】そして、この突出部のテーパ縁の途中部を
凹設し、この凹設部を前記連通させた取付孔1に抜け止
め係止する係止部3とし、この係止部3よりも差し込み
先端側のテーパ縁を前記テーパ部4としている。
凹設し、この凹設部を前記連通させた取付孔1に抜け止
め係止する係止部3とし、この係止部3よりも差し込み
先端側のテーパ縁を前記テーパ部4としている。
【0028】また、この係止部3としての凹設部は、連
通させた二つの取付孔1を確実に抜け止め係止し得る凹
部幅に設定構成し、これによって二枚のシート体Aの周
縁部を重ねて連通させた取付孔1に差し込み体2を差し
込み挿入すれば、このシート体Aの周縁部同士を係止部
3によって確実に継合し得るように構成している。
通させた二つの取付孔1を確実に抜け止め係止し得る凹
部幅に設定構成し、これによって二枚のシート体Aの周
縁部を重ねて連通させた取付孔1に差し込み体2を差し
込み挿入すれば、このシート体Aの周縁部同士を係止部
3によって確実に継合し得るように構成している。
【0029】従って、本実施例では、例えば図1に示す
ように、二枚のシート体Aの周縁部を重合させて夫々の
取付孔1を連通状態とさせ、この連通させた取付孔1に
差し込み体2を差し込み挿入すると、テーパ部4が取付
孔1に当接して差し込み体2が差し込まれる程係止部3
が没動することになり、そしてこのテーパ部4を取付孔
1がこえると、復帰弾性により係止部3(凹設部)が突
出して連通させた取付孔1に抜け止め係止し、差し込み
体2がこの連通させた取付孔1から抜け止め状態に保持
されて、シート体A同士が継合されることになる構成と
している。
ように、二枚のシート体Aの周縁部を重合させて夫々の
取付孔1を連通状態とさせ、この連通させた取付孔1に
差し込み体2を差し込み挿入すると、テーパ部4が取付
孔1に当接して差し込み体2が差し込まれる程係止部3
が没動することになり、そしてこのテーパ部4を取付孔
1がこえると、復帰弾性により係止部3(凹設部)が突
出して連通させた取付孔1に抜け止め係止し、差し込み
体2がこの連通させた取付孔1から抜け止め状態に保持
されて、シート体A同士が継合されることになる構成と
している。
【0030】従って、単に差し込み体2を取付孔1に差
し込み挿入するだけの所謂ワンタッチ操作で自動的に係
止部3が取付孔1に係止するので、継合作業に手間がか
からず、極めて容易にシート体A同士を継合することが
できる構成としている。
し込み挿入するだけの所謂ワンタッチ操作で自動的に係
止部3が取付孔1に係止するので、継合作業に手間がか
からず、極めて容易にシート体A同士を継合することが
できる構成としている。
【0031】また、本実施例では、係止部3に、この係
止部3を没動操作可能な操作部5を設け、この操作部5
によって係止部3を弾圧没動せしめることにより前記連
通させた取付孔1に係止している係止部3を係止解除し
得るように構成している。
止部3を没動操作可能な操作部5を設け、この操作部5
によって係止部3を弾圧没動せしめることにより前記連
通させた取付孔1に係止している係止部3を係止解除し
得るように構成している。
【0032】具体的に説明すると、前記可動体9の係止
部3より差し込み基端側に位置していて最も突出してい
るテーパ縁部を操作部5とし、この操作部5を指で押圧
操作できるように構成している。
部3より差し込み基端側に位置していて最も突出してい
るテーパ縁部を操作部5とし、この操作部5を指で押圧
操作できるように構成している。
【0033】従って、係止解除操作も、単に操作部5を
指で押圧操作するだけの所謂ワンタッチ操作で簡単にで
きる構成としている。また、前記テーパ部4を押圧操作
することでも同様に係止部3の係止解除操作が可能であ
るが、操作部5の方が大きく突出してるために、少ない
押圧可動で係止解除できるし操作し易いのでこの操作部
5での解除操作が好ましい。
指で押圧操作するだけの所謂ワンタッチ操作で簡単にで
きる構成としている。また、前記テーパ部4を押圧操作
することでも同様に係止部3の係止解除操作が可能であ
るが、操作部5の方が大きく突出してるために、少ない
押圧可動で係止解除できるし操作し易いのでこの操作部
5での解除操作が好ましい。
【0034】また、本実施例では、前記差し込み体2
に、掛止部材6に掛止し得る掛止部7を設けている。
に、掛止部材6に掛止し得る掛止部7を設けている。
【0035】具体的に説明すると、掛止部7は、図2に
示すように、差し込み体2の基端部の対向周面に夫々、
フック部10を一体的に設けている。また、このフック部
10は、図3,図4に示すように、夫々の開放部を互いに
対向状態に設けて重なり合うように構成すると共に、所
定間隔を置いた対向状態に設けて構成している。
示すように、差し込み体2の基端部の対向周面に夫々、
フック部10を一体的に設けている。また、このフック部
10は、図3,図4に示すように、夫々の開放部を互いに
対向状態に設けて重なり合うように構成すると共に、所
定間隔を置いた対向状態に設けて構成している。
【0036】即ち、本実施例では、フック部10(掛止部
7)を有する形状に差し込み体2を一体に樹脂成形した
構成としている。
7)を有する形状に差し込み体2を一体に樹脂成形した
構成としている。
【0037】この掛止部7の具体的な使用方法を説明す
ると、例えば、掛止部材6として水平に配された横杆や
ワイヤーに掛止する場合、図3に示すように、夫々のフ
ック部10が上下方向に位置するようにして差し込み体2
を持ち、掛止部材6を上下のフック部10間に導入配置す
る。
ると、例えば、掛止部材6として水平に配された横杆や
ワイヤーに掛止する場合、図3に示すように、夫々のフ
ック部10が上下方向に位置するようにして差し込み体2
を持ち、掛止部材6を上下のフック部10間に導入配置す
る。
【0038】次いで、掛止部材6に対してフック部10の
開放部が存する側へはフック部10を回動させることが可
能であるので、フック部10を略90度回動すると左右に
位置することとなるフック部10(掛止部7)が図4に示
すように掛止部材6に対して抜け止め不能状態となり、
掛止部材6に差し込み体2が掛止されることになる構成
としている。
開放部が存する側へはフック部10を回動させることが可
能であるので、フック部10を略90度回動すると左右に
位置することとなるフック部10(掛止部7)が図4に示
すように掛止部材6に対して抜け止め不能状態となり、
掛止部材6に差し込み体2が掛止されることになる構成
としている。
【0039】また、取り外す場合は、フック部10を上記
とは逆方向へ略90度回動させると、掛止部材6からフ
ック部10を抜き外して導出すことができる。
とは逆方向へ略90度回動させると、掛止部材6からフ
ック部10を抜き外して導出すことができる。
【0040】また、本実施例では、図3に示すように、
夫々のフック部10の導入側端部の対向内側面と、夫々の
フック部10の先端部の対向内側面とをテーパ面10Aに形
成し、このテーパ面10Aを介してフック部10間に掛止部
材6を導入し易く、且つフック部10間から掛止部材6を
導出し易い構成としている。
夫々のフック部10の導入側端部の対向内側面と、夫々の
フック部10の先端部の対向内側面とをテーパ面10Aに形
成し、このテーパ面10Aを介してフック部10間に掛止部
材6を導入し易く、且つフック部10間から掛止部材6を
導出し易い構成としている。
【0041】また、本実施例では、このフック部10間間
隔を、掛止部材6の径よりも狭く設定して、夫々のフッ
ク部10の弾性に抗して掛止部材6を導入出するように構
成し、これにより掛止状態において掛止部7が勝手に回
動してフック部10が抜け外れ可能な上下対向状態になっ
たとしても、掛止部7が掛止部材6から抜け外れにくい
構成としている。
隔を、掛止部材6の径よりも狭く設定して、夫々のフッ
ク部10の弾性に抗して掛止部材6を導入出するように構
成し、これにより掛止状態において掛止部7が勝手に回
動してフック部10が抜け外れ可能な上下対向状態になっ
たとしても、掛止部7が掛止部材6から抜け外れにくい
構成としている。
【0042】従って、この掛止部7により、例えば建築
用仮設足場に設けた横杆やワイヤーなどの掛止部材6に
上記したような極めて簡易な操作により掛止して継合し
たシート体Aを建築用仮設足場に掛止保持することがで
きるように構成している。尚、実際、建築物工事現場で
仮設足場の周囲にシート体Aを張り巡らす場合には、図
1に示すように、仮設足場に縦横に張設したワイヤー
(掛止部材6)に前記掛止部7で本実施例の継合具を掛
止し、差し込み体2を連通させたシート体Aの取付孔1
に差し込み係止してシート体Aを継合する。
用仮設足場に設けた横杆やワイヤーなどの掛止部材6に
上記したような極めて簡易な操作により掛止して継合し
たシート体Aを建築用仮設足場に掛止保持することがで
きるように構成している。尚、実際、建築物工事現場で
仮設足場の周囲にシート体Aを張り巡らす場合には、図
1に示すように、仮設足場に縦横に張設したワイヤー
(掛止部材6)に前記掛止部7で本実施例の継合具を掛
止し、差し込み体2を連通させたシート体Aの取付孔1
に差し込み係止してシート体Aを継合する。
【0043】本実施例では上述のように構成したから、
樹脂成形により本継合具を容易に一体成形できるので、
この構成は容易に設計実現可能な構成であり、量産性に
秀れ安価な製品を提供できることになる。
樹脂成形により本継合具を容易に一体成形できるので、
この構成は容易に設計実現可能な構成であり、量産性に
秀れ安価な製品を提供できることになる。
【0044】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、一
々取付孔に紐や針金を通して結び付けるような煩わしさ
がなく、単に連通させた取付孔に差し込み体を差し込み
挿入し、係止部を突出させて取付孔に抜け止め係止する
だけの簡易操作でシート体同士を継合できるので、継合
作業に手間がかからず、極めて容易にシート体同士を継
合することができる実用性に秀れた画期的な継合具とな
る。
々取付孔に紐や針金を通して結び付けるような煩わしさ
がなく、単に連通させた取付孔に差し込み体を差し込み
挿入し、係止部を突出させて取付孔に抜け止め係止する
だけの簡易操作でシート体同士を継合できるので、継合
作業に手間がかからず、極めて容易にシート体同士を継
合することができる実用性に秀れた画期的な継合具とな
る。
【0045】また、請求項2記載の発明においては、差
し込み体を差し込み挿入後に係止部を突出させずとも自
動的に係止部が取付孔に係止するので、継合作業に一層
手間がかからず、一層容易にシート体同士を継合するこ
とができ、しかも係止部は復帰弾性により取付孔に対し
て強固な係止状態が維持されることになるなど一層実用
性に秀れた構成の継合具となる。
し込み体を差し込み挿入後に係止部を突出させずとも自
動的に係止部が取付孔に係止するので、継合作業に一層
手間がかからず、一層容易にシート体同士を継合するこ
とができ、しかも係止部は復帰弾性により取付孔に対し
て強固な係止状態が維持されることになるなど一層実用
性に秀れた構成の継合具となる。
【0046】また、請求項3記載の発明においては、差
し込み体を差し込み挿入するだけの所謂ワンタッチ操作
で自動的に係止部が取付孔に係止するので、継合作業に
一層手間がかからず、更に容易にシート体同士を継合す
ることができる秀れた構成の継合具となる。
し込み体を差し込み挿入するだけの所謂ワンタッチ操作
で自動的に係止部が取付孔に係止するので、継合作業に
一層手間がかからず、更に容易にシート体同士を継合す
ることができる秀れた構成の継合具となる。
【0047】また、請求項4記載の発明においては、シ
ート体同士の係止解除操作も、単に操作部を操作するだ
けの所謂ワンタッチ操作で簡単にできる極めて実用性に
秀れた継合具となる。
ート体同士の係止解除操作も、単に操作部を操作するだ
けの所謂ワンタッチ操作で簡単にできる極めて実用性に
秀れた継合具となる。
【0048】また、請求項5記載の発明においては、シ
ート体同士を継合した上に、この継合したシート体を適
宜な掛止部材に掛止することができる一層実用性に秀れ
た継合具となる。
ート体同士を継合した上に、この継合したシート体を適
宜な掛止部材に掛止することができる一層実用性に秀れ
た継合具となる。
【図1】本実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】本実施例を示す斜視図である。
【図3】本実施例の掛止部を掛止部材に掛止する途中の
状態を示す説明図である。
状態を示す説明図である。
【図4】本実施例の掛止部を掛止部材に掛止した状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
1 取付孔 2 差し込み体 3 係止部 4 テーパ部 5 操作部 6 掛止部材 7 掛止部 A シート体
Claims (5)
- 【請求項1】 シート体に設けた取付孔を連通状態とさ
せ、この連通させた取付孔に差し込み挿入することでシ
ート体同士を継合する継合具であって、差し込み体に係
止部を突没自在に設け、この差し込み体を前記連通させ
た取付孔に差し込み挿入した際、この係止部を差し込み
体から突出させて取付孔に抜け止め係止することで差し
込み体を取付孔から抜け止め状態に保持し得るように構
成したことを特徴とする継合具。 - 【請求項2】 前記係止部を前記差し込み体から突出状
態に設け、この係止部は、差し込み体を前記取付孔に差
し込み挿入する際に取付孔に当接して弾圧没動し得るよ
うに構成すると共に、差し込み挿入後には復帰弾性によ
り係止部が突出して取付孔に抜け止め係止されるように
構成したことを特徴とする請求項1記載の継合具。 - 【請求項3】 前記差し込み体を前記取付孔に差し込み
挿入する際、この取付孔に当接して差し込み体が差し込
まれる程前記係止部を弾圧没動せしめるテーパ部をこの
係止部に設け、このテーパ部を前記取付孔がこえた後復
帰弾性により係止部が突出して取付孔に抜け止め係止さ
れるように構成したことを特徴とする請求項1,2のい
ずれか1項に記載の継合具。 - 【請求項4】 前記係止部に、この係止部を没動操作可
能な操作部を設け、この操作部によって係止部を弾圧没
動せしめることにより前記連通させた取付孔に係止して
いる係止部を係止解除し得るように構成したことを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の継合具。 - 【請求項5】 前記差し込み体に、掛止部材に掛止し得
る掛止部を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいず
れか1項に記載の継合具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37157699A JP2001182721A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 継合具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37157699A JP2001182721A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 継合具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001182721A true JP2001182721A (ja) | 2001-07-06 |
Family
ID=18498952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37157699A Pending JP2001182721A (ja) | 1999-12-27 | 1999-12-27 | 継合具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001182721A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204246A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sanyoo Chemical:Kk | 防護シート用連結具 |
-
1999
- 1999-12-27 JP JP37157699A patent/JP2001182721A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013204246A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Sanyoo Chemical:Kk | 防護シート用連結具 |
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