JP2606056Y2 - 散水ノズル - Google Patents

散水ノズル

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JP2606056Y2
JP2606056Y2 JP1993075087U JP7508793U JP2606056Y2 JP 2606056 Y2 JP2606056 Y2 JP 2606056Y2 JP 1993075087 U JP1993075087 U JP 1993075087U JP 7508793 U JP7508793 U JP 7508793U JP 2606056 Y2 JP2606056 Y2 JP 2606056Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ノズル本体と、ホー
スを接続した継手部材とを、回転自在にした散水ノズル
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の散水ノズルとして実開昭62−
39085号公報に記載されたものが従来から知られて
いる。この従来の散水ノズルは、継手部材に外側筒をか
ぶせるようにしているが、この継手部材と外側筒との間
にリング状のストッパーを摺動自在に介在させている。
そして、このストッパーには板バネを設け、この板バネ
を、継手部材に形成した板バネ保持穴に納めている。こ
のようにした継手部材には内孔を形成しているが、上記
ストッパーがノーマル位置にあるとき、それが内孔内に
臨むようにするとともに、その押し込み部が継手部材か
ら突出する構成にしている。さらに、上記内孔には雄継
手をはめるが、この雄継手にはその周囲に環状溝を形成
している。そして、この雄継手を内孔にはめたとき、そ
の環状溝と上記ストッパーの位置とが一致するようにし
ている。したがって、ストッパーを板バネのバネ力に抗
して内孔から退避させるとともに、雄継手を内孔にしっ
かりと入れてから、板バネの弾性力を利用してストッパ
ーを原位置に復帰させれば、雄継手の環状溝にストッパ
ーがはまって、それが抜けなくなる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のようにした従来
の散水ノズルでは、ストッパーを所定位置に保つため
に、継手部材以外に外側筒を必要とするために、その部
品点数が多くなり、その分製造コストもかさむという問
題があった。しかも、ストッパーはその板バネを継手部
材に形成した板バネ保持孔に納めるようにしているの
で、その組みつけ作業が面倒になるという問題もあっ
た。さらには、上記ストッパーが、ノーマル時に継手部
材から突出しているので、それが原因でさまざまな問題
が発生していた。例えば、散水ノズルというのは、ホー
スをリールに巻き込むとき、地べたを引きずられること
が多いが、上記のようにストッパーなどの突起物がある
と、それが庭木などに引っ掛かってしまう。庭木などに
引っ掛かった状態で、ホースを強引に巻き込むと、スト
ッパーが折れたりして使い物にならなくなることがあっ
た。また、この散水ノズルを放り投げたりしたとき、も
しストッパーに衝撃がかかったりすると、雄継手が外れ
てしまうなどということもあった。この考案の目的は、
部品点数が少なく、しかも、突起物がない散水ノズルを
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の考案は、ホースに
接続する継手部材と、噴出口を有するノズル本体と、こ
のノズル本体に固定したニップル部とを備え、継手部材
にはニップル部をはめ込む嵌合孔を形成し、継手部材に
対してノズル本体を着脱自在にした散水ノズルを前提に
するものである。上記の散水ノズルを前提にしながら、
この考案は、上記ニップル部の周囲に上下に二段にした
環状溝を形成する一方、継手部材には、上記ニップル部
が継手部材の嵌合孔にはめ込まれたとき上記環状溝と軸
方向において同じ位置となる一対のスライド孔を、仕切
り壁を挟んで上下二段に形成するとともに、両スライド
孔のそれぞれ反対方向から掛止め部材を摺動自在に挿入
してなり、しかもこの掛止め部材には、その一端に起立
させた押し込み部と、上記嵌合孔よりも大きい貫通部
と、この貫通部に張り出させたストッパー部と、このス
トッパー部を嵌合孔に臨ませる弾性力を発揮するバネ部
とを備え、上記スライド孔は、仕切り壁の両端に対応す
る箇所に入口を形成するとともに、この入口は掛止め部
材の押し込み部がぴったりと収納される大きさを保持
し、かつ、この掛止め部材の挿入時にバネ部が仕切り壁
の端面に接触し、通常は、押し込み部が継手部材の周面
とほぼ面一になるとともに、上記ストッパー部が嵌合孔
に臨み、この嵌合孔内に位置するニップル部の環状溝に
ストッパー部がはまる一方、バネ部に抗して掛止め部材
をスライドさせたとき、ストッパー部が嵌合孔から退避
する構成にした点に特徴を有する。
【0005】第2の考案は、第1の考案を前提にしつ
つ、掛止め部材のうち、上記押し込み部とは反対側に抜
け止め突部を形成し、しかも、この抜け止め突部から押
し込み部までの長さを、仕切り壁の長さよりも長くし、
掛止め部材をスライド孔に挿入したとき、仕切り壁とは
反対側の仕切り壁端面に、抜け止め突部が引っ掛かる構
成にした点に特徴を有する。第3の考案は、ホースに接
続する継手部材と、噴出口を有するノズル本体と、この
ノズル本体に固定したニップル部とを備え、継手部材に
はニップル部をはめ込む嵌合孔を形成し、継手部材とノ
ズル本体とを相対回転自在にした散水ノズルを前提にす
るものである。上記の散水ノズルを前提にしつつ、この
考案は、ニップル部には、その周囲に上下二段にした環
状溝を形成する一方、継手部材には、上記ニップル部が
継手部材の嵌合孔にはめ込まれたとき上記環状溝と軸方
向において同じ位置となる一対のスライド孔を、仕切り
壁を挟んで上下二段に形成するとともに、両スライド孔
のそれぞれ反対方向から掛止め部材を摺動自在に挿入し
てなり、しかも、この掛止め部材には、その一端に起立
させた押し込み部と、ニップル部の上記環状溝を挟み持
つ一対の挟持片と、これら挟持片の基端間中央に設け突
片とを備え、上記スライド孔は、仕切り壁の両端に対応
する箇所に凹部を形成するとともに、この凹部は掛止め
部材の押し込み部がぴったりと収納される大きさを保持
し、かつ、この掛止め部材の挿入時に突片が環状溝の底
部に接触し、押し込み部が継手部材の周面とほぼ面一に
なるとともに、挟持片が環状溝の底部を挟み持つ構成に
した点に特徴を有する。
【0006】
【作用】第1の考案は、上記のように構成したので、掛
止め部材をバネ部の弾力に抗してスライドさせると、こ
の掛止め部材のストッパー部が嵌合孔から退避する。し
たがって、この状態で、ノズル本体のニップル部を嵌合
孔に挿入すれば、そのニップル部は貫通部を貫通しなが
ら嵌合孔にはめ込まれる。このようにしてから、掛止め
部材のバネ力を開放すれば、掛止め部材はノーマル位置
に戻る。このノーマル位置では、ストッパー部がニップ
ル部の環状溝にはまるので、ノズル本体と継手部材とが
しっかりと接続され、それら両者が簡単に外れなくな
る。第2の考案によれば、掛止め部材の一端に形成した
抜け止め突部が仕切り壁の端面に引っ掛かるので、継手
部材にニップル部をはめ込んでいないときでも、掛止め
部材が継手部材から抜け落ちたりしない。第3の考案
は、掛止め部材の挟持片及び突片をスライド孔に挿入す
れば、これら一対の挟持片及び突片の三者で、ニップル
部の環状溝の底部をしっかりと保持することになる。
【0007】
【実施例】図1〜図7に示した第1実施例は、そのノズ
ル本体aにニップル部1を形成するとともに、このニッ
プル部1は、その軸方向に上下2段にした環状溝2、3
を形成している。さらに、このニップル部1の先端部分
にはシール部材4を装着している。また、継手部材bの
筒本体5は、その一端側を大径部6とし、この大径部6
とは反対側を小径部7としている。上記大径部6には、
その軸方向に嵌合孔8を形成しているが、この嵌合孔8
には上記ニップル部1がぴったりとはめ込まれるように
している。上記大径部6には、図2に示すように、一対
のスライド孔9、10を上下に間隔を置いて貫通させる
とともに、それらスライド孔9、10間に仕切り壁11
を残存させている。そして、嵌合孔8にニップル部1を
はめ込んだとき、スライド孔9、10と、ニップル部1
の環状溝2、3とが上下において一致するようにしてい
る。
【0008】上記仕切り壁11は、図1に示すように、
スライド孔9、10よりも短くし、この仕切り壁11の
両端を、上記凹部9a、10aの開後端よりも内側に位
置させている。このようにした仕切り壁11の両端側に
凹部9a、10aを形成しているが、両スライド孔9、
10はこれら凹部9a、10aを介して連続している。
上記両スライド孔9、10のそれぞれには掛止め部材F
1 とF2 をはめ込むが、この掛止め部材F1 、F2 は両
者とも同一形状にしたもので、その具体的な構成は図3
〜図5に示したとおりである。この図3からも明らかな
ように、平面楕円形をした平板部12、13に、楕円形
の孔からなる貫通部14、15を形成している。この貫
通部14、15は、その長軸を前記嵌合孔8の直径より
も十分に長くするとともに、短軸は嵌合孔8よりもほん
のわずか大きくしている。
【0009】上記貫通部14、15の長軸方向一端側に
は、ストッパー部16、17を形成するとともに、この
ストッパー部16、17とは反対側に、板状のバネ部1
8、19を設けている。上記ストッパー部14、15
は、貫通部14、15内に張り出すようにして形成して
いる。また、バネ部18、19は、その基端を貫通部1
4、15の側面に固定するとともに、平板部12、13
をスライド孔9、10にはめ込んだとき、このバネ部1
8、19が上記仕切り壁11に対向するようにしてい
る。上記バネ部18、19の外側には、押し込み部2
0、21を起立させているが、この押し込み部20、2
1は、前記凹部9a、10aにぴったりとはまる形状に
している。
【0010】さらに、この平板部12、13であって、
上記バネ部とは反対端に、図4、図5に示す抜け止め突
部25、26を形成している。この抜け止め突部25、
26は、掛止め部材F1 、F2 を、図1に示すように、
スライド孔9、10に挿入したノーマル状態で、仕切り
壁11の端面に引っ掛かり、それが抜け落ちるのを防止
している。なお、図中符号28、29は、平板部12、
13であって上記抜け止め突部9、10に対応する位置
に形成した穴で、この穴28、29の部分の平板部1
2、13の強度をやや弱くして、その部分の弾性を保つ
ようにしたものである。
【0011】そして、一方の掛止め部材F1は、図2に
示すように、押し込み部20を上向きにしてスライド孔
9にはめ、他方の掛止め部材F2を、一方の掛止め部材
F1とは反対である下向きにしてスライド孔10にはめ
る。このようにして掛止め部材F1、F2をスライド孔
9、10にはめたとき、そのバネ部18、19が仕切り
壁11の側面に接触するようにしている。このとき、上
記したように、抜け止め突部25、26が反対側の仕切
り壁11に引っ掛かるとともに、図1に示すように、そ
の押し込み部20、21が大径部26の周囲と面一にな
り、しかも、そのストッパー部16、17が嵌合孔8側
に張り出す。そして、押し込み部20、21をバネ部1
8、19に抗して押し込むと、図に示すように、スト
ッパー部16、17が嵌合孔8から退避する。
【0012】さらに、前記筒本体5の小径部7には、ホ
ースHをはめ込むとともに、このホースHの外側にホー
ス押え22をはめ、このホース押えを締付け筒23で締
め付けるようにしている。この締付け筒23は、大径部
6の外周に形成したネジ部24にはめたものである。し
たがって、この締付け筒23を回転させれば、それが回
転方向に応じて移動することになる。締付け筒23を図
1の矢印方向に移動させると、その絞り口23aの作用
で、ホース押え22を締付け、ホースをしっかりと保持
する。
【0013】次に、この実施例の作用を説明する。図1
の状態で、掛止め部材F1、F2のそれぞれの押し込み
部20、21を、バネ部18、19に抗して凹部9a、
10aに押し込むと、図に示すように、この掛止め部
材のストッパー部16、17が、嵌合孔8から退避す
る。ストッパー部16、17が嵌合孔8から退避すれ
ば、この嵌合孔8が全開状態になる。この状態で、ニッ
プル部1を嵌合孔8に挿入してから、再び押し込み部2
0、21を開放する。この押し込み部20、21の開放
によって、掛止め部材F1、F2がバネ部18、19の
バネ力でノーマル位置に復帰し、そのストッパー部1
6、17を嵌合孔8内に張り出させる。
【0014】このとき、前記したように、ニップル部1
の環状溝2、3がスライド孔9、10に一致しているの
で、嵌合孔8に張り出したストッパー部16、17は、
環状溝2、3にはまることになる。したがって、ニップ
ル部1は嵌合孔8からはずれたりしなくなる。また、上
記のようにして接続されたノズル本体aと継手部材bと
を切り離す場合には、掛止め部材F1、F2の押し込み部
20、21を凹部9a、10aに押し込む。これによっ
てストッパー部16、17が嵌合孔8から退避するの
で、ニップル部1をそのまま引き抜くことができる。な
お、この実施例では、バネ部18、19を、掛止め部材
と一体の板状にしたが、仕切り壁11と押し込み部2
0、21との間に、スプリングを介在させてもよい。ま
た、掛止め部材はリング状にしたが、そのリングの一側
を切り取ったフック状にしてもよい。ただし、このフッ
ク状にしたときには、一方に押し込み部とバネ部を設
け、他方にストッパー部と抜け止め突部を設けなければ
ならないこと当然である。
【0015】図8〜図10に示した第2実施例は、その
掛止め部材F3、F4の構成が第1実施例と相違するのみ
で、その他は、第1実施例とすべて同じである。この第
2実施例の掛止め部材F3、F4は、図8からも明らかな
ように、押し込み部30、31に一対の挟持片32、3
3及び34、35を形成するとともに、これら挟持片の
先端にはフック部32a〜35aを形成している。さら
に、これら挟持片の基端間中央には、突片36、37を
形成している。上記のようにした挟持片は、ニップル部
1の環状溝2、3の底部を挟み持つものである。すなわ
ち、ニップル部1を筒本体5に挿入した状態で、挟持片
32、33及び34、35をスライド孔9、10に少し
強引に挿入すると、フック部32a〜35aが、環状溝
2、3の底部に沿って左右に強制的に開かれるととも
に、これらフック部が環状溝の底部を通過した時点で図
示の状態に復帰し、それを挟持する。
【0016】そして、このときには、突片36、37も
環状溝2、3の底部に接触するので、掛止め部材F3、
F4は、一対の挟持片32、33及び34、35のフッ
ク部32a〜35aと、突片36、37の3点で完全に
保持されることになる。また、この第2実施例の場合に
は、第1実施例とは異なり、掛止め部材を一旦組み込ん
でしまうと、挟持片の弾性に抗して、それらを強引に開
かない限り、掛止め部材を外せない。しかし、挟持片の
先端にできるすき間にドライバー等を差し込んでそれを
ひねれば、挟持片を開けるので、そのメンテナンスは可
能である。さらに、上記のように挟持片と突片との三者
でニップル部を保持した状態では、その押し込み部3
0、31が大径部6と面一になるようにしている。以上
のように、この第2実施例の散水ノズルによれば、掛け
止め部材F3、F4をスライド孔9、10に挿入すれ
ば、ノズル本体aのニップル部1と、継手部材bの筒本
体5とを接続できる。
【0017】
【考案の効果】以上のように、第1の考案によれば、一
対の掛止め部材を用いたので、一つ一つのストッパー部
とニップル部とのかみ合い長さが短くても、ニップル部
と継手部材とをしっかりと止めることができる。しか
も、このように、かみ合い長さが短いということは、掛
止め部材のストロークが短くてもよいということにな
り、それだけ外しやすくもなる。つまり、ニップル部と
継手部材とを一度止めれば、なかなか外れない反面、そ
れを外そうとしたときには、ニップル部が簡単に外れる
というように二律背反的な機能を同時に達成することが
できる。しかも、凹部に2つの掛止め部材の押し込み部
を押し込まなければならないので、従来のように、作業
中に不用意に脱落したしなくなる。また、掛止め部材の
押え込み部が、継手部材の周面から突出しないので、従
来のように掛止め部材の突出による不都合が一切ない。
さらに、継手部材にスライド孔を形成し、それに掛止め
部材を挿入するとともに、そのバネ部を仕切り壁に接触
させるようにしたので、従来のように外側筒という別部
材を備える必要がなくなり、それだけ部品点数が少なく
なるとともに、その組みつけ工程も簡略化でき、その
分、製造コストも低減できる。第2の考案によれば、掛
止め部材をスライド孔に押し込むだけで、抜け止め突部
が仕切り壁に引っ掛かってその抜けを防止するので、不
用意に掛止め部材が抜けたりしない。しかも、その抜け
防止の構造が簡単なので、製造及び組みつけ作業のいず
れにおいても、その工程を簡略化できる。第3の考案に
よれば、第1及び第2の考案と同様の効果を発揮すると
ともに、掛止め部材の構成がより一層簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】継手部材とノズル本体のニップル部とを分離し
た状態の要部断面図である。
【図2】掛止め部材を外した状態の継手部材の断面図で
ある。
【図3】掛止め部材の斜視図である。
【図4】掛止め部材の一端の拡大部分断面図である。
【図5】掛止め部材の一端の拡大部分斜視図で有る。
【図6】掛止め部材を押し込んだ状態の継手部材の断面
図である。
【図7】継手部材の側面図である。
【図8】第2実施例の分解斜視図である。
【図9】ニップル部と継手部材とを接続した状態の断面
図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【符号】
a ノズル本体 1 噴出口 b 継手部材 H ホース 1 ニップル部 2 環状溝 3 環状溝 8 嵌合孔 9 スライド孔 10 スライド孔 F1 掛止め部材 F2 掛止め部材 14 貫通部 15 貫通部 16 ストッパー部 17 ストッパー部 18 バネ部 19 バネ部 25 抜け止め突部 26 抜け止め突部 F3 掛止め部材 F4 掛止め部材 30 押し込み部 31 押し込み部 32 挟持片 33 挟持片 34 挟持片 35 挟持片 36 突片 37 突片

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースに接続する継手部材と、噴出口を
    有するノズル本体と、このノズル本体に固定したニップ
    ル部とを備え、継手部材にはニップル部をはめ込む嵌合
    孔を形成し、継手部材に対してノズル本体を着脱自在に
    した散水ノズルにおいて、上記ニップル部には、その周
    囲に上下二段にした環状溝を形成する一方、継手部材に
    は、上記ニップル部が継手部材の嵌合孔にはめ込まれた
    とき上記環状溝と軸方向において同じ位置となる一対の
    スライド孔を、仕切り壁を挟んで上下二段に形成すると
    ともに、両スライド孔のそれぞれ反対方向から掛止め部
    材を摺動自在に挿入してなり、しかもこの掛止め部材に
    は、その一端に起立させた押し込み部と、上記嵌合孔よ
    りも大きい貫通部と、この貫通部に張り出させたストッ
    パー部と、このストッパー部を嵌合孔に臨ませる弾性力
    を発揮するバネ部とを備え、上記スライド孔は、仕切り
    壁の両端に対応する箇所に凹部を形成するとともに、こ
    の凹部は掛止め部材の押し込み部がぴったりと収納され
    る大きさを保持し、かつ、この掛止め部材の挿入時にバ
    ネ部が仕切り壁の端面に接触し、通常は、押し込み部が
    継手部材の周面とほぼ面一になるとともに、上記ストッ
    パー部が嵌合孔に臨み、この嵌合孔内に位置するニップ
    ル部の環状溝にストッパー部がはまる一方、バネ部に抗
    して掛止め部材をスライドさせたとき、ストッパー部が
    嵌合孔から退避する構成にした散水ノズル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の散水ノズルにおいて、掛
    止め部材のうち、上記押し込み部とは反対側に抜け止め
    突部を形成し、しかも、この抜け止め突部から押し込み
    部までの長さを、仕切り壁の長さよりも長くし、掛止め
    部材をスライド孔に挿入したとき、仕切り壁とは反対側
    の仕切り壁端面に、抜け止め突部が引っ掛かる構成にし
    た散水ノズル。
  3. 【請求項3】 ホースに接続する継手部材と、噴出口を
    有するノズル本体と、このノズル本体に固定したニップ
    ル部とを備え、継手部材にはニップル部をはめ込む嵌合
    孔を形成し、継手部材とノズル本体とを相対回転自在に
    した散水ノズルにおいて、上記ニップル部には、その周
    囲に上下二段にした環状溝を形成する一方、継手部材に
    は、上記ニップル部が継手部材の嵌合孔にはめ込まれた
    とき上記環状溝と軸方向において同じ位置となる一対の
    スライド孔を、仕切り壁を挟んで上下二段に形成すると
    ともに、両スライド孔のそれぞれ反対方向から掛止め部
    材を摺動自在に挿入してなり、しかも、この掛止め部材
    には、その一端に起立させた押し込み部と、ニップル部
    の上記環状溝を挟み持つ一対の挟持片と、これら挟持片
    の基端間中央に設け突片とを備え、上記スライド孔は、
    仕切り壁の両端に対応する箇所に凹部を形成するととも
    に、この凹部は掛止め部材の押し込み部がぴったりと収
    納される大きさを保持し、かつ、この掛止め部材の挿入
    時に突片が環状溝の底部に接触し、押し込み部が継手部
    材の周面とほぼ面一になるとともに、挟持片が環状溝の
    底部を挟み持つ構成にした散水ノズル。
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