JPH0513602B2 - - Google Patents

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JPH0513602B2
JPH0513602B2 JP33179289A JP33179289A JPH0513602B2 JP H0513602 B2 JPH0513602 B2 JP H0513602B2 JP 33179289 A JP33179289 A JP 33179289A JP 33179289 A JP33179289 A JP 33179289A JP H0513602 B2 JPH0513602 B2 JP H0513602B2
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JP
Japan
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tape
female
buckle
male
female part
Prior art date
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JP33179289A
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JPH03191732A (ja
Inventor
Noryuki Hotsuta
Hiroshi Tsutsumi
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HORITA KK
Original Assignee
HORITA KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は猫用首輪において特にそのテープ端
に取付けられるバツクルの改良に関する。
〔従来の技術〕
猫用首輪は、通常、犬用首輪と異なり、猫が自
力で取り外せるいわゆるセーフテイーカラーであ
ることが特に要求されている。
従来、この安全性を確保する手段として、例え
ば首輪のテープを分割し、この分割されたテープ
同士をゴム紐で連結する首輪や、テープ内にゴム
繊維を編込んだ首輪、或いはテープそのものをゴ
ム状の繊維で編織した首輪が提供されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
いずれもゴムの伸び縮みを利用して首輪の取り
外しを容易にしようとしたものであるが、実際は
伸び方が不十分である場合が多く、猫用首輪とし
ての安全性の点では必ずしも満足できるものでは
ない。また生産性に乏しく、コスト面で問題があ
る。
この発明の目的は従来に比して一層安全性が高
くかつ生産性も良好である猫用首輪を提供する点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため鋭意検討した結果、こ
の発明は、首輪からの脱出機能を従来の如くテー
プではなく、バツクルに持たせる構成を採用し
た。
ところがバツクルは、テープ両端を連結する機
能を必要不可欠とするため、脱出機能、すなわち
離脱機能とは相反する性質があり、この点で問題
となるところであるが、この発明はかかる点を次
の構成により解決を図つた。
すなわち、テープの一方に取り付け、上下に対
向面を有する断面略コ字状の雌部と、テープの他
方に取り付け、この雌部内に嵌着する雄部とから
なり、雌部をバネ材で構成するとともに、その対
向面の上面部内壁面に、下面部に向けて突出し、
少なくとも頂部が雄部の嵌入及び離脱方向にそれ
ぞれ傾斜する係止部を設け、雄部にはこの係止部
が嵌入する係合穴を少なくとも1以上設ける構成
である。
なお離脱機能は、猫の大きさ、種類などに応じ
て調節可能とすることが好ましい場合が多いが、
かかる場合は、雄部の嵌入端をテーパ部とし、係
合穴を少なくともこのテーパ部に形成する構成が
望ましい。
バツクルに対するテープの取り付けについて
は、雄部及び雌部にそれぞれ適切な取り付け手段
を設ければよいが、上記と同様、猫の大きさ、種
類などに応じてテープの長さを調節することが適
当であるので、この場合は雄部のテープの取り付
け端にテープの取り付け孔を設け、その取り付け
孔の当該テープ側内縁部に、テープの止定孔に嵌
入係止する係止突起を形成する構成が採用でき
る。
なお雌部は上面部と下面部の両対向面を有する
略コ字状体であるので、外装カバーを、少なくと
も上面部の両側端縁に形成することが好ましい。
〔作用〕
この発明のバツクルは上述の通りであるので、
テープ両端にバツクルの雄部及び雌部を取付けて
猫用首輪とし、このバツクルの雄部を、略コ字状
の雌部内に嵌入すれば、雄部は、雌部のバネ力に
抗して、雌部の上面部内壁面から突設された係止
部の傾斜面に沿つて当たりながら進み、雄部の係
合穴が雌部の係止部に到達すると、雌部のバネ力
の作用により雌部の係止部は雄部の係合穴に係合
し、両テープ端は連結される。
一方、猫の首の回りに取り付けられたこの種の
首輪が、例えば木の枝などに引掛かつた場合、猫
は脱出しようとするが、その際に生じる力は雄部
を雌部から離脱させる方向に作用し、雄部は、再
び雌部のバネ力に抗して、今度は雌部の係止部を
反対傾斜面上に沿つて当たりながら進み、雌部の
係止部から雄部の係合穴が抜け出すと、雄部は雌
部から離脱する。
なお雄部と雌部の着脱の強さは、雌部の係止部
と雄部の係合穴との係合の度合いによるため、雌
部の係止部と雄部の係合穴の傾斜角度や、雌部の
係止部の突出の程度を変えることによつて連結の
程度を適宜調節できるが、そのほか係止部と係合
穴の数によつても調整できる。特にバネ材の厚
み、種類、焼き入れ温度等のバネ材自体の強さで
調節することが好適である。
また雄部の嵌入端をテーパ部とし、係合穴を少
なくともこのテーパ部に形成すれば、テーパ形状
に応じて、雌部の係止部が雄部の係合穴に嵌入す
る度合いが少なくなり、さらに離脱し易くするこ
とができる。従つて雄部の係合穴をテーパ部と非
テーパ部に形成したり、テーパ部に複数の係合穴
を形成することによつて、一層着脱機能の調節を
簡単に行うことが可能となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明に係るバツクルの離脱状態を
示す斜視図で、1はバツクルの雌部、2はこの雌
部1に嵌着するバツクルの雄部で、それぞれ首輪
のテープ3の両端部に取付けられている。
バツクルの雌部1は、全体がバネ材からなり、
第2図及び第3図にも示す様に、1枚板の折曲げ
加工で形成されており、上下に上面部4と下面部
5の対向面を有し、内奥部6でこれらを連設する
断面略コ字状体から構成されている。なお上面部
4及び下面部5とはいずれもその正面側の端縁部
は内部に折曲げられており、折曲げ状態によつて
正面側の端縁部における安全性を確保している。
一方、この雌部1の対向面の上面部4の内壁面
には、図示の如く、下面部5に向けて突出する係
止部7が設けられている。係止部7はこの実施例
では逆三角状の折曲げ片からなり、雌部1の正面
側中央位置に1箇所形成されている。従つてその
頂部7aは雌部1の内奥方向においてそれぞれ傾
斜しており、頂部7aの先端部は下面部5の折曲
げ部5aと接している。
なお8は上面部4の両側端縁に形成した雌部の
外装カバーであり、雌部1の正面位置から内奥部
6の手前まで上向きに傾斜して形成されている。
9は外装カバー8の奥行き端から内側にくびれ、
外装カバー8と内奥部6との間に連通間〓として
形成されたテープ取付け部であり、このテープ取
付け部9には、第1図に示す様に、角鐶10が止
着されており、この角鐶10を介してテープ3が
取付けられている。
一方バツクルの雌部2は、この実施例では第1
図及び第4図に示す如く、雌部1への嵌着部11
とテープ端への取り付け部12とからなつてい
る。
嵌着部11は嵌着端をテーパ状となし、非テー
パ部13とテーパ部14とで構成しており、非テ
ーパ部13とテーパ部14それぞれに、前記雌部
1の係止突起が嵌入する第1係合穴15と第2係
合穴16が形成されている。17はテープ端への
取り付け部12に形成したテープの取り付け孔で
あり、図示の如く、当該テープ側内縁部に、テー
プの止定孔(図示せず。)に嵌入係止する係止突
起18が設けられている。
この実施例に係るバツクルは上述の通りである
ので、猫の首にテープ3を巻付け、バツクルの雌
部1内にバツクルの雄部2を嵌入すると、雄部2
のテーパ部14が下面部5の折曲げ部5a上を進
行し、雌部1の係止部7の頂部7aに接した時点
から雌部2のバネ力に抗してさらに押入れれば、
上面部4と下面部5とを拡開しながら雄部2は雌
部1内に嵌入していく。この際、雌部1の係止部
7は雄部2のテーパ部を滑り上がるものである
が、係止部7の頂部7aが雄部2のテーパ部14
に形成された第1係合穴15に到達すると、バネ
材の反発力により係止部7が第1係合穴15に嵌
入、係合し、バツクルの雄部1と雌部2は連結さ
れる。
なおこの第1係合穴15はテーパ部14に形成
されているので、第1係合穴15に対する雌部1
の係止部7の嵌入の程度は比較的浅いため、連結
の程度は低く、また逆に離脱し易い状態で連結さ
れている。従つてさらに連結度合いをアツプさ
せ、離脱の程度を低くするには、さらに雄部2を
雌部1内に嵌入し、雄部2の第2係合穴16に雌
部の係止部7を嵌入すことが望ましい。
第5図はかかる第2係合穴16に雌部1の係止
部7を係合させた連結状態を示す断面図である。
一方、離脱は、雄部2を雌部1のバネ力に抗し
て雌部1から離反する方向に引張り力が作用すれ
ば、雌部1の係止部7は第2係合穴15の傾斜面
上を滑り上がり、雌部1は再び拡開し、さらに第
1係合穴15に雌部1の係止部7が嵌入し、さら
に雌部1は再び拡開した後、離脱が完了する。
ところで既述の通り、この実施例の雌部1は全
体が1枚板の折曲げ加工で構成している。これは
1枚の金属板の展開状態においてまず所定の形に
切断し、これを折曲げ、焼き入れ加工を施して、
バネ力を有する断面略コ字状の雌部としている。
しかし必ずしもかかる方法に限るものではない。
例えばプラスチツク材を利用した成形加工でも差
し支えなく、また金属材を用いるとしても、その
他の適当な手段を適宜採用して構成することもで
きる。
雌部1の構造も格別限定されるものではなく、
要するに上下に対向面を有する断面略コ字状体と
し、バネ材で構成し、かつ対向面の上面部内壁面
に、下面部に向けて突出し、少なくとも頂部が雄
部の嵌入及び離脱方向にそれぞれ傾斜する係止部
を設けるものであれば差し支えない。従つて係止
部も実施例の様な逆三角状の折曲げ片でなくても
よく、逆三角の突起を形成したり、半球状の突起
を形成する等種々の構成が採用できる。また雌部
の外装カバーも、傾斜状に上面部の両端縁に形成
するのではなく、単に平行状態に設けても差し支
えなく、また上面部のみならず、下面部にも形成
して、相互に対向させて設けてることもできる。
しかし傾斜させて設けた場合は、角鐶を取付ける
に際して便宜であり、また角鐶が雌部から離脱し
にくい点で好ましい。なお本実施例では雌部のテ
ープ取付け部は、外装カバーの端部からくびれを
つくつて形成しているが、これは角鐶の幅と一致
させて美麗にするためであるので、特にかかる構
成としてしなければならないものでもない。また
鐶体も角鐶以外にD鐶や、また鐶体を用いずに直
接テープ取付け部にテープを取付けることもでき
る。
一方、雄部の構成も上記の実施例に限定される
ものではなく、例えばテープの取り付け部も、本
実施例の様に、テープの止定孔に嵌入係止する係
止突起を形成しなくても使用できる。係止突起を
形成した場合は、テープの長さを調節止定できる
ので望ましいものである。テーパ部も必ずしも必
要とするものではないが、猫の種類に応じて連
結、離脱の程度を可変とすることができるので、
特に好ましい構成である。
なおバツクルの完全な離脱防止のため、各バツ
クル間に連結チエーンを取付けても差し支えな
い。
また首輪のテープについても特に限定されな
い。
〔発明の効果〕
以上の通りこの発明は、バツクルに離脱機能を
もたせた構成であるので、首輪からの脱出は従来
のゴム利用のものに比して格別容易に行うことが
でき、きわめて安全性が高く、しかも連結と離脱
が良好に調和された構造であるので、猫用首輪の
バツクルとしては実用性がきわめて高い。しかも
簡単な構造からなり、生産性の点でも良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るバツクルの離脱状態を
示す斜視図、第2図及び第3図は雌部の側面図及
び同断面図、第4図は雄部の側面図、第5図はバ
ツクルの連結状態を示す断面図である。 1…雌部、2…雄部、3…テープ、4…上面
部、5…下面部、7…係止部、7a…頂部、8…
外装カバー、14…テーパ部、17…取付け孔、
18…係止突起。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 テープの一方に取り付け、上下に対向面を有
    する断面略コ字状の雌部と、テープの他方に取り
    付け、この雌部内に嵌着する雄部とからなり、雌
    部をバネ材で構成するとともに、その対向面の上
    面部内壁面に、下面部に向けて突出し、少なくと
    も頂部が雄部の嵌入及び離脱方向にそれぞれ傾斜
    する係止部を設け、雄部にはこの係止部が嵌入す
    る係合穴を少なくとも1以上設けたことを特徴と
    する猫用首輪のバツクル。 2 雄部の嵌入端をテーパ部とし、係合穴を少な
    くともこのテーパ部に形成した請求項1記載の猫
    用首輪のバツクル。 3 雄部のテープの取り付け端にテープの取り付
    け孔を設け、その取り付け孔の当該テープ側内縁
    部に、テープの止定孔に嵌入係止する係止突起を
    形成した請求項1又は2記載の猫用首輪のバツク
    ル。 4 雌部の外装カバーを、少なくとも上面部の両
    側端縁に形成した請求項1、2又は3記載の猫用
    首輪のバツクル。 5 請求項1、2、3又は4記載のバツクルがテ
    ープに取り付けられた猫用首輪。
JP33179289A 1989-12-21 1989-12-21 猫用首輪のバックル及び猫用首輪 Granted JPH03191732A (ja)

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JP4804285B2 (ja) * 2006-09-08 2011-11-02 株式会社ターキー ベルト連結具とそれを用いた猫の首輪
EP4176713A1 (en) * 2021-11-09 2023-05-10 Pets at Home Asia Limited Breakaway buckle device for a pet collar

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