JP2013200422A - 管状体、管状体ユニット、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

管状体、管状体ユニット、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】表面層におけるシワの発生を抑制した管状体を提供すること。
【解決手段】無端ベルト10(管状体)を、例えば、基材12と、基材12の外周面に配される弾性層14と、弾性層14の外周面に配される表面層16と、で構成する。そして、表面層16を、周方向のクリープ率が170℃で300(%/hour/GPa)以上5000(%/hour/GPa)以下とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、管状体、管状体ユニット、定着装置及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を利用した画像形成装置の定着装置としては、例えば、無端状の定着ベルトと加圧ローラとによって、又は定着ベルトと加圧ベルトとによって、接触部を形成するベルト方式の定着装置がある。
例えば、特許文献1には、基体上に弾性層及び離型層が積層された定着ベルトに対してユニバーサル硬さ試験を行って、離型層側から測ったクリープ値が0.40以上3.50の定着ベルトが提案されている。
特許文献2には、弾性層の外周面に厚さ20μmから40μm且つ拡張率4%から8%のフッ素樹脂チューブからなる離型層を設けた定着回転体であって、定着回転体と加圧回転体とにより形成されるニップ域における変形量が0.6mmから1.2mmである定着回転体が提案されている。
特開2003−247927号公報 特開2004−109241号公報
本発明の課題は、表面層におけるシワの発生を抑制した管状体を提供することである。
上記課題は、以下の手段により解決される。即ち、
請求項1に係る発明は、
基材と、
前記基材の上に配される弾性層と、
前記弾性層の上に配され、周方向のクリープ率が170℃で300(%/hour/GPa)以上5000(%/hour/GPa)以下である表面層と、
を備える管状体。
請求項2に係る発明は、
請求項1に記載の管状体と、
前記管状体をその内周面から張力がかかった状態で掛け渡す複数の回転体と、
を備える管状体ユニット。
請求項3に記載の発明は、
第1回転体と、前記第1回転体に接触して配される第2回転体と、を備え、
前記第1回転体及び前記第2回転体の少なくとも一方が、請求項1に記載の管状体を有する定着装置。
請求項4に係る発明は、
前記管状体の回転に伴い、前記表面層が前記管状体の周方向に下記式で表される延伸率3%以上で繰り返し延伸される箇所が存在する、請求項3に記載の定着装置。
延伸率(%)={R÷r×(r+d)−(R+2d)}÷(R+2d)×100
ここに、R:正円としたときの管状体の内径(mm)
d:管状体の厚さ(mm)
r:定着装置内での管状体の局所的な曲率半径(mm)
請求項5に記載の発明は、
像保持体と、
前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
前記帯電手段により帯電された前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段であって、請求項3又は請求項4に記載の定着装置を有する定着手段と、
を備える画像形成装置。
請求項1に係る発明によれば、表面層の周方向のクリープ率が170℃で300(%/hour/GPa)以上5000(%/hour/GPa)以下でない場合に比べ、表面層におけるシワの発生が抑制される。
請求項2に係る発明によれば、請求項1に係る管状体を備えない場合に比べ、管状体の表面層のシワが抑制される。
請求項3に係る発明によれば、請求項1に係る管状体を備えない場合に比べ、管状体の表面層のシワに起因する画像欠陥が抑制される。
請求項4に係る発明によれば、請求項1に係る管状体を備えない場合に比べ、管状体に延伸率3%以上の箇所が存在しても、管状体の表面層のシワに起因する画像欠陥が抑制される。
請求項5に係る発明によれば、請求項3又は請求項4に係る定着装置を備えない場合に比べ、管状体の表面層のシワに起因する画像欠陥が抑制される。
本実施形態に係る管状体を示す概略斜視図である。 本実施形態に係る管状体を示す概略断面図である。 本実施形態に係る管状体ユニットを示す概略斜視図である。 本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。 本実施形態に係る定着装置の一部拡大図である。 他の本実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。 他の本実施形態に係る定着装置の一部拡大図である。 他の本実施形態に係る定着装置の一部拡大図である。
以下、本発明の一例としての実施形態について説明する。
<管状体>
図1は、本実施形態に係る管状体を示す概略斜視図である。図2は、本実施形態に係る管状体の概略断面図である。図2は、図1のA−A断面図である。
本実施形態に係る管状体10(以下、無端ベルト10と称する。)は、図1及び図2に示すように、例えば、無端状に形成され、基材12と、基材12の外周面に配される弾性層14と、弾性層14の外周面に配される表面層16と、で構成されている。そして、表面層16は、ベルト周方向のクリープ率が170℃で300(%/hour/GPa)以上5000(%/hour/GPa)以下である。
なお、本実施形態に係る無端ベルト10は、上記構成に限られず、基材12と弾性層14との間、又は弾性層14と表面層16との間に、その他の中間層を設けた構成であってもよい。
本実施形態に係る無端ベルト10では、表面層16のベルト周方向のクリープ率を特定の範囲とすることで、表面層におけるシワの発生が抑制される。そして、本実施形態に係る無端ベルト10を定着装置に適用し、当該定着装置を画像形成装置に適用することで、無端ベルト10の表面層のシワに起因する画像欠陥が抑制される。
従来、表面層のシワの発生を抑制するためには、表面層を延伸し難くする、つまりクリープ率を小さくするように設計していた。しかし、表面層には、無端ベルトの回転に伴い延伸する力が繰り返し掛かる部位が存在する。表面層に延伸する力が繰り返し掛かると、延伸し難く設計した表面層であっても機械的かつ強制的に延伸が生じてしまい、ついには表面層が延びきってしまう場合がある。そして、結果として表面層が基材又は弾性層の周長よりも長くなってしまうことから、表面層にシワが発生してしまうと考えられる。
これに対し、本実施形態に係る無端ベルト10では、表面層16のベルト周方向のクリープ率を特定の範囲にする、即ち、表面層16に延び易く元に戻り易いという特性を付与する。このことにより、表面層16が繰り返し延伸しても、表面層が延びきり難くなると考えられ、結果として表面層16と基材12又は弾性層14との周長差が生じ難くなり、表面層のシワの発生が抑制されると考えられる。
ここに、表面層16のベルト周方向のクリープ率(%/hour/GPa)とは、下記の測定により得られる物性値である。
まず、無端ベルト10から表面層16を分離して、試験片の長軸を表面層16のベルト周方向に一致させて、JIS K7115(1999)の5号形試験片(但し、標線間の厚さ30μm)を作製する。この試験片を用いて、JIS K7115(1999)に準拠して、但し、温度170℃、相対湿度50%の雰囲気中で、1GPaの荷重を5時間加え、引張クリープ試験を行う。こうして測定して得た、試験片の伸び率を時間で除した値が、表面層16のベルト周方向のクリープ率(%/hour/GPa)である。
表面層16のベルト周方向のクリープ率(%/hour/GPa)は、170℃で、300以上5000以下であり、表面層におけるシワの発生がより抑制される観点から、望ましくは400以上4000以下であり、より望ましくは500以上3000以下であり、更に望ましくは600以上2000以下である。
表面層16のベルト周方向のクリープ率は、例えば、表面層16となる被覆前の管状部材(例えば、フッ素樹脂チューブ)の材料種や、当該管状部材の成形条件により調整される。
表面層16となる被覆前の管状部材も、その周方向のクリープ率(%/hour/GPa)が、170℃で、300以上5000以下であることがよく、400以上4000以下であることが望ましく、500以上3000以下であることがより望ましく、600以上2000以下であることが更に望ましい。
表面層16となる被覆前の管状部材の周方向のクリープ率は、当該管状部材の成形条件(例えば、時間当たりの成形機からの押出量、引取り速度、押出温度、冷却温度、成形機からの吐出後の冷却速度など)により調整される。
表面層16となる被覆前の管状部材のクリープ率(%/hour/GPa)は、管状部材を切り開いてJIS K7115(1999)の5号形試験片(試験片の長軸を管状部材の周方向に一致させる。標線間の厚さ30μm。)を作製し、この試験片を用いて、表面層16のクリープ率測定と同じ方法で求められる物性値である。
以下、本実施形態に係る無端ベルト10の構成について、さらに詳細に説明する。
基材12としては、例えば、無端ベルト状の基材が採用される。無端ベルト状の基材としては、例えば、樹脂フィルムが好適に挙げられ、その材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリベンズイミダゾール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂などが挙げられる。また、樹脂フィルムの内部に導電化剤、帯電防止剤、剥離剤、又は補強剤等の添加剤を含んでいてもよい。
弾性層14は、例えばシリコーンゴム、フッ素ゴム等を含んで構成されていることがよく、シリコーンゴムを含んで構成されていることが望ましい。シリコーンゴムとしては、例えば、RTVシリコーンゴム、HTVシリコーンゴム、液状シリコーンゴムなどが挙げられ、具体的には、ポリジメチルシリコーンゴム(MQ)、メチルビニルシリコーンゴム(VMQ)、メチルフェニルシリコーンゴム(PMQ)、フルオロシリコーンゴム(FVMQ)などが挙げられる。
弾性層14には、各種添加剤が配合されてもよい。添加剤としては、例えば、導電剤(カーボンブラック等)、充填剤(炭酸カルシウム等)、軟化剤(パラフィン系等)、加工助剤(ステアリン酸等)、老化防止剤(アミン系等)、加硫剤(硫黄、金属酸化物、過酸化物等)、機能性充填剤(アルミナ等)等が挙げられる。
弾性層14の厚さは、例えば、0.2mm以上1.0mm以下であることがよく、0.3mm以上0.8mm以下であることが望ましい。
表面層16は、例えば、離型材料を含んで構成されることがよい。無論、表面層16は、ベルトの用途に応じて他の材料を含んで構成されていてもよい。
離型材料としては、例えば、フッ素樹脂が挙げられる。フッ素樹脂としては、例えば、テトラフルオロエチレン/パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、ポリエチレン・テトラフルオロエチレン(ETFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロ三フッ化エチレン(PCTFE)、フッ化ビニル(PVF)等が挙げられる。これらの中でも、フッ素樹脂としては、PFA及びFEPが好適に挙げられる。
表面層16には、各種添加剤が配合されてもよい。添加剤としては、例えば、導電剤(カーボンブラック等)、充填剤(炭酸カルシウム等)、軟化剤(パラフィン系等)、加工助剤(ステアリン酸等)、老化防止剤(アミン系等)、加硫剤(硫黄、金属酸化物、過酸化物等)、機能性充填剤(アルミナ等)等が挙げられる。
表面層16の厚さは、例えば、10μm以上100μm以下であることがよく、20μm以上50μm以下であることが望ましい。
本実施形態に係る無端ベルト10は、例えば、基材12を準備し、基材12の外周面に弾性層14を形成した後、予め作製した表面層16となる管状部材を弾性層14の外周面に被覆することで表面層16を形成し、作製してもよい。
また、本実施形態に係る無端ベルト10は、例えば、基材12を準備し、予め作製した表面層16となる管状部材を基材12の外周面に被覆した後、弾性層14用の液状材料を基材12と管状部材との間に注入し、これを硬化させて弾性層14を形成すると共に表面層16を形成し、作製してもよい。
無論、上記方法に限られるわけではない。
表面層16となる管状部材としては、フッ素樹脂チューブが好適である。フッ素樹脂チューブの内面には、弾性層14との密着性を向上させる目的で、液体アンモニア処理、プラズマ放電処理、エキシマレーザー処理などの化学的又は物理的エッチング処理を施してもよい。
表面層16となる管状部材は、径方向に拡張率1%以上10%以下(望ましくは3%以上7%以下)で拡張されて表面層16を形成することが望ましい。拡張率が10%以上であると、表面層16の張りが強くなり、管状部材の形状がいびつとなる場合がある。他方、拡張率が1%以下であると、製造の過程で表面層と表面層下層との密着性が弱くなる場合がある。
なお、管状部材の径方向の拡張率は、下記の式によって求められる。
拡張率(%)=(被覆後の内径Φ−被覆前の内径Φ)÷被覆前の内径Φ×100
本実施形態に係る無端ベルト10は、例えば、画像形成装置用の部材(例えば、定着ベルト、加圧ベルト、帯電ベルト、媒体(用紙)搬送転写ベルト、中間転写ベルト)、その他の装置用のベルトに適用される。
<管状体ユニット>
図3は、本実施形態に係る管状体ユニットを示す概略斜視図である。
本実施形態に係る管状体ユニット20(以下、無端ベルトユニット20と称する。)は、図3に示すように、上記実施形態に係る無端ベルト10を備えており、例えば、無端ベルト10は駆動ロール21及び従動ロール22により張力がかかった状態で掛け渡されて(以下、単に「張架」という場合がある。)構成されている。なお、無端ベルト10を張架するロールの数は限定されず、使用態様に応じて配置すればよい。
このような構成の無端ベルトユニット20は、例えば、画像形成装置、その他の装置に組み込まれて使用され、駆動ロール21と従動ロール22の回転に伴って無端ベルト10も張架した状態で回転して使用される。
本実施形態に係る無端ベルトユニット20は、例えば、画像形成装置用のユニット(例えば、定着ベルトユニット、転写ユニット、帯電ユニット)、その他の装置のユニットとして適用される。
<定着装置及び画像形成装置>
図4は、本実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。図5は、本実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。図6は、本実施形態に係る定着装置の一部拡大図である。図7は、他の本実施形態に係る定着装置を示す概略構成図である。図8及び図9は、他の本実施形態に係る定着装置の一部拡大図である。
本実施形態に係る画像形成装置は、例えば、一般にタンデム型と呼ばれる中間転写方式の画像形成装置であり、その定着装置における定着ベルトとして本実施形態に係る無端ベルト10を適用した形態である。なお、本実施形態に係る画像形成装置は、中間転写方式の画像形成装置に限られず、周知の方式の構成を採用してもよい。
本実施形態に係る画像形成装置は、図4に示すように、例えば、電子写真方式により各色成分のトナー像が形成される複数の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kと、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kにより形成された各色成分トナー像を中間転写ベルト115に順次転写(一次転写)させる一次転写部110と、中間転写ベルト115上に転写された重畳トナー画像を記録材(記録紙)である用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写部120と、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置160と、を備えている。
各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kには、例えば、矢印A方向に回転する感光体111と共に、その周囲に、これらの感光体111を帯電する帯電器112と、感光体111上に静電潜像を形成する露光器113(図中露光ビームを符号Bmで示す。)と、各色成分トナーが収容されて感光体111上の静電潜像をトナーにより可視像化する現像器114と、感光体111上に形成された各色成分トナー像を一次転写部110にて中間転写ベルト115に転写する一次転写ロール116と、感光体111上の残留トナーが除去されるドラムクリーナ117と、が順次配されている。これらの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、中間転写ベルト115の回転方向上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の順に、直線状に配置されている。
中間転写体である中間転写ベルト115は、例えば、各種ロールによって張力が付与されつつ支持されると共に、B方向に循環駆動されている。
この各種ロールとしては、例えば、駆動モータ(図示せず)により駆動されて中間転写ベルト115を駆動させる駆動ロール131、各感光体111の配列方向に沿って直線状に延びる中間転写ベルト115を支持する支持ロール132、中間転写ベルト115に対して張力を与えると共に中間転写ベルト115の蛇行を防止する補正ロールとして機能する張力付与ロール133、二次転写部120に設けられる二次転写用対向ロール125、中間転写ベルト115上の残留トナーを掻き取るクリーニング部に設けられるクリーニング用対向ロール134が配設されている。
一次転写部110は、中間転写ベルト115を挟んで感光体111に対向して配置される一次転写ロール116で構成されている。
一次転写ロール116にはトナーの帯電極性(マイナス極性とし、以下同じである。)と逆極性の電圧(一次転写バイアス)が印加されるようになっている。これにより、各々の感光体111上のトナー像が中間転写ベルト115に順次、静電吸引され、中間転写ベルト115上に重畳されたトナー像が形成されるようになっている。
二次転写部120は、例えば、中間転写ベルト115のトナー像保持面側に配置される二次転写ロール122と、二次転写用対向ロール125とによって構成される。
二次転写用対向ロール125は、例えば、中間転写ベルト115の内周面側に配置されて二次転写ロール122の対向電極をなし、金属製の給電ロール126が接触配置されている。
二次転写ロール122は、例えば、中間転写ベルト115を挟んで二次転写用対向ロール125に接触配置され、さらに二次転写ロール122は接地されて二次転写用対向ロール125に挟まれる領域に二次転写バイアスが形成され、二次転写部120に搬送される用紙P上にトナー像を二次転写する。
中間転写ベルト115には、二次転写部120よりもベルトの回転方向の下流側に、二次転写後の中間転写ベルト115上の残留トナーや紙粉を除去し、中間転写ベルト115の表面をクリーニングする中間転写ベルトクリーナ135が接離自在に設けられている。
本実施形態に係る画像形成装置には、用紙搬送機構として、用紙Pを収容する用紙供給部150と、この用紙供給部150に集積された用紙Pを取り出して搬送する送出しロール151と、送出しロール151により送出された用紙Pを搬送する搬送ロール152と、搬送ロール152により搬送された用紙Pを二次転写部120へと送り込む搬送部材153と、二次転写ロール122により二次転写された後に搬送される用紙Pを定着装置160へと搬送する搬送ベルト155と、用紙Pを定着装置160に導く案内部材156と、を備えている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。
本実施形態に係る画像形成装置では、例えば、帯電器112によって表面が帯電された後、露光器113により、例えば、露光ビームBmを画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各々の感光体111に照射する。画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの各感光体111では、帯電器112によって表面が帯電された後、この露光器113によって表面が走査露光されることで、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの現像器114によって、Y、M、C、Kの各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体111上に形成されたトナー像は、例えば、各感光体111と中間転写ベルト115とが接触する一次転写部110において、中間転写ベルト115上に転写される。より具体的には、例えば、一次転写部110において、一次転写ロール116により中間転写ベルト115の基材に対しトナーの帯電極性と逆極性(プラス極性)の電圧(一次転写バイアス)が付加され、トナー像を中間転写ベルト115の表面に順次重ね合わせて一次転写が行われる。
トナー像が中間転写ベルト115の表面に順次一次転写された後、中間転写ベルト115は回転してトナー像が二次転写部120に搬送される。トナー像が二次転写部120に搬送されると、用紙搬送系では、トナー像が二次転写部120に搬送される時期に合わせて送出しロール151が回転し、用紙供給部150から用紙Pが供給される。送出しロール151により供給された用紙Pは、搬送ロール152により搬送され、搬送部材153を経て二次転写部120に到達する。この二次転写部120に到達する前に、用紙Pは一旦停止され、トナー像が保持された中間転写ベルト115の移動時期に合わせて位置合せロール(図示せず)が回転することで、用紙Pの位置とトナー像の位置との位置合わせがなされる。
二次転写部120では、例えば、中間転写ベルト115を介して、二次転写ロール122が二次転写用対向ロール125に押圧される。このとき、例えば、搬送された用紙Pは、中間転写ベルト115と二次転写ロール122とに挟み込まれる。その際に、例えば、給電ロール126からトナーの帯電極性と同極性(マイナス極性)の電圧(二次転写バイアス)が印加されると、二次転写ロール122と二次転写用対向ロール125とで挟まれる領域に転写電界が形成される。そして、中間転写ベルト115上に保持された未定着トナー像は、二次転写ロール122と二次転写用対向ロール125とによって押圧される二次転写部120において、用紙P上に一括して静電転写される。
その後、トナー像が静電転写された用紙Pは、二次転写ロール122によって中間転写ベルト115から剥離された状態で搬送され、二次転写ロール122の用紙搬送方向下流側に設けられた搬送ベルト155へと搬送される。搬送ベルト155では、定着装置160における搬送速度に合わせて、用紙Pを最適な搬送速度で定着装置160まで搬送する。定着装置160に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着装置160によって熱及び圧力による定着処理を受けることで用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、画像形成装置の排出部に設けられた排紙部(不図示)に搬送される。
用紙Pへの転写が終了した後、中間転写ベルト115上に残った残留トナーは、中間転写ベルト115の駆動に伴って搬送され、クリーニング用対向ロール134及び中間転写ベルトクリーナ135によって中間転写ベルト115上から除去される。
次に、本実施形態に係る定着装置160について説明する。
本実施形態に係る定着装置160は、図5に示すように、例えば、第1回転体(加熱部材)の一例としての定着ベルトモジュール161と、定着ベルトモジュール161に対して加圧して配置された第2回転体(加圧部材)の一例としての加圧ロール162とで主要部が構成されている。
定着ベルトモジュール161は、例えば、定着ベルト610と、定着ベルト610の内周面側から張力を付与しつつ支持する定着ロール611及び加熱ロール612と、により主要部が構成されている。
定着ベルト610は、本実施形態に係る無端ベルト10が適用されている。
定着ロール611は、例えば、アルミニウムで構成された円筒状ロールを基体として、基体上にシリコーンゴムからなる弾性層が積層されて構成されている。
加熱ロール612は、例えば、アルミニウムで形成された円筒状ロールが適用されている。そして、加熱ロール612の内部には、例えば加熱源としてハロゲンヒータ616Bが配設されている。なお、加熱ロール612の軸方向の両端部には、例えば、定着ベルト610の外側に圧力を付与するバネ部材(不図示)が配され、定着ベルト610全体の張力が調整されている。
加圧ロール162は、例えば、アルミニウムで形成された円筒状ロールを基体として、基体側から順に、シリコーンゴムからなる弾性層と、フッ素樹脂チューブからなる表面層とが積層されて構成されている。また、加圧ロール162の内部には、例えば、加熱源としてハロゲンヒータ616Aが配されている。
定着ベルト610は、定着ベルトモジュール161の加熱ロール612の駆動または定着ロール611の駆動により、矢印C方向に回転駆動する。そして、加圧ロール162は、定着ベルト610の駆動力を受けて、矢印D方向に回転する。
定着ベルトモジュール161と加圧ロール162とが接触した領域においては、定着ベルト610が定着ロール611に巻き付けられた(ラップされた)領域(ラップ領域)内で、定着ベルト610が内周面側に変形するように加圧ロール162を定着ベルト610側に食い込ませて配置することにより、接触部Nが形成されている。
接触部Nには、図6に示すように、定着ベルト610の回転方向下流側(用紙Pの進行方向下流側)において、定着ベルト610が局所的に変形される部位610A(屈曲部610A)が存在する。
他の本実施形態に係る定着装置160としては、図7に示すように、定着ロール611の代わりに定着パッド611A(例えば、ゴム製の加圧部材)を配し、加熱ロール612と共に定着ベルト610に張力を付与しつつ支持する支持ロール611B(例えばアルミニウムで形成された支持ロール)をさらに備えた形態であってもよい。
定着ベルトモジュール161と加圧ロール162とが接触した領域においては、定着ベルト610が定着パッド611Aに巻き付けられた(ラップされた)領域(ラップ領域)内で、定着ベルト610が内周面側に変形するように加圧ロール162を定着ベルト610側に食い込ませて配置することにより、接触部Nが形成されている。
接触部Nには、図8に示すように、定着ベルト610の回転方向下流側(用紙Pの進行方向下流側)において、定着ベルト610が局所的に変形される部位610A(屈曲部610A)が存在する。
他の本実施形態に係る定着装置160には、ほかに図9に示すように、例えば、支持ロール611Bの径が小さくなるにつれて、定着ベルト610と支持ロール611Bとの接触部Mにおいて定着ベルト610が局所的に変形される部位610B(屈曲部610B)が存在する。
次に、本実施形態に係る定着装置160における定着動作について説明する。
画像形成装置の二次転写部120(図4参照)において未定着トナー像が静電転写された用紙Pは、搬送ベルト155及び案内部材156により、定着装置160の接触部Nに向けて(矢印E方向)搬送されてくる。そして、接触部Nを通過する用紙P表面の未定着トナー像は、接触部Nに作用する圧力と熱とにより用紙Pに定着される。
このとき、接触部Nに作用する熱は、主として定着ベルト610によって供給される。定着ベルト610は、加圧ロール162の内部に配置されたハロゲンヒータ616Aから加圧ロール162を通じて供給される熱と、加熱ロール612の内部に配置されたハロゲンヒータ616Bから加熱ロール612を通じて供給される熱と、を通じて供給される熱とによって加熱されるように構成されている。
そして、定着ベルト610から分離された用紙Pは、排紙ガイド165及び排紙ロール166によって機外に排出されて、定着処理が完了する。
次に、定着ベルト610の表面層がベルトの周方向に繰り返し延伸される箇所について説明する。
定着ベルト610の表面層がベルトの周方向に繰り返し延伸される箇所とは、定着ベルト610が回転駆動されて、力が付加されていない状態に対して表面層がベルトの周方向に延伸されるベルトの通過領域のことを意味する。
定着ベルト610の表面層がベルトの周方向に繰り返し延伸される力は、下記式で表される延伸率(%)で代用できる。
延伸率(%)={R÷r×(r+d)−(R+2d)}÷(R+2d)×100
ここに、Rは、正円としたときの定着ベルト610の内径(mm)であり、dは、定着ベルト610の厚さ(mm)であり、rは、定着装置160内での定着ベルト610の局所的な曲率半径(mm)である。
前記延伸率が高いほど、定着ベルト610の表面層がベルトの周方向に繰り返し延伸される力が強いと言え、前記延伸率が3%以上であると、定着ベルト610の表面層にシワが発生し易い。
前記延伸率は、rで表される曲率半径が小さいほど高い。したがって、定着装置160内での定着ベルト610の各箇所のなかで曲率半径が最小の箇所において、前記延伸率は最大である。
例えば、図5及び図7に示すような定着装置160においては、屈曲部610A又は屈曲部610Bが、定着装置160内での定着ベルト610の各箇所のなかで曲率半径が最小の箇所である。したがって、前記式のrに、屈曲部610A又は屈曲部610Bの曲率半径を代入して計算し、その値が3%以上であれば、定着装置160に、定着ベルト610の回転に伴い、表面層がベルト周方向に前記延伸率3%以上で繰り返し延伸される箇所が存在すると言える。
屈曲部610A又は屈曲部610Bでは、表面層にシワが発生し易いが、定着ベルト610として本実施形態に係る無端ベルト10を適用すると、前記延伸率が3%以上である場合でも、定着ベルト610の表面層にシワが発生することが抑制され、シワに起因する画像欠陥が抑制される。
さらには、前記延伸率が5%以上(更には7%以上、特には9%以上)である場合でも、本実施形態に係る無端ベルト10を定着ベルト610に適用すれば、定着ベルト610の表面層にシワが発生することが抑制され、シワに起因する画像欠陥が抑制される。
したがって、用紙の剥離性やトナー像の定着性を向上させる目的で、接触部Nにおける屈曲部610Aの曲率半径を小さくする場合でも、本実施形態に係る無端ベルト10を定着ベルト610に適用すれば、定着ベルト610の表面層にシワが発生することが抑制され、シワに起因する画像欠陥が抑制される。
また、定着装置160内の定着ベルト610の取り回しの制約から、支持ロール611Bの曲率半径を小さくする場合でも、本実施形態に係る無端ベルト10を定着ベルト610に適用すれば、定着ベルト610の表面層にシワが発生することが抑制され、シワに起因する画像欠陥が抑制される。
本実施形態に係る定着装置160は、上記構成に限られるわけでなく、周知の他の方式の定着装置を採用してもよい。例えば、本実施形態に係る定着装置160としては、ベルト・ベルト方式や、ロール・ベルト方式の定着装置を採用してもよい。そして、上記本実施形態に係る定着装置用ベルトは、定着ベルトのみならず、加圧ベルトに適用してもよい。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に制限されるものではない。
以下において「部」は特に断りのない限り質量基準である。
<フッ素樹脂チューブA〜Hの作製>
PFA(三井・デュポンフロロケミカル社製テフロン(登録商標)451HP−J)を用い、押出成形により、厚さ30μm、内径100mmのフッ素樹脂チューブを作製した。成形条件(時間当たりの成形機からの押出量、引取り速度、押出温度、冷却温度、成形機からの吐出後の冷却速度)を変えることにより、170℃における周方向のクリープ率(%/hour/GPa)の異なるフッ素樹脂チューブA〜Hを得た。
フッ素樹脂チューブA〜Hの、170℃における周方向のクリープ率(%/hour/GPa)を表1に示す。

<実施例1〜6、比較例1〜2>
基材として、厚さ75μm、内径105mm、幅360mmのポリイミドベルトを準備した。
シリコーンゴム(東レ・ダウコーニング社製DY35−1213)を溶剤(酢酸ブチル)にて85質量%に希釈し、上記基材の外周面に、ブレード塗布法により、乾燥膜厚が0.3mmになるように塗布した。溶剤を飛散させた後、加熱硬化を行って、厚さ0.3mmの弾性層を形成した。
フッ素樹脂チューブA〜Hを、基材の幅に応じた長さに切断し、弾性層を形成した基材の外周面に被覆して表面層を形成した。200℃で4時間の加熱硬化を行い、表面層(フッ素樹脂チューブ)と弾性層とが接着した無端ベルトを得た。このときのフッ素樹脂チューブの拡張率は、(105.375mm−100mm)÷100mm×100=5.375%であった。
出来上がりの無端ベルトは、内径105mm、厚さ0.405mmであった。
(表面層の周方向のクリープ率の測定)
無端ベルトの弾性層部で基材から表面層を分離して、表面層に接着している弾性層材料を酢酸ブチルで膨潤し擦り取り、表面層のみを得て、この表面層から測定用試料を作製した。この測定用試料を用いて引張クリープ試験を行い、表面層のベルト周方向のクリープ率(%/hour/GPa)を求めた。その結果を表2に示す。表面層のベルト周方向のクリープ率は、表面層の形成に供したフッ素樹脂チューブの周方向のクリープ率と変わらなかった。

<評価>
上記で得た無端ベルトを定着ベルトとして適用し、0.2mm厚さのフッ素樹脂シートで被覆したゴム製の定着パッドを配した、図7に示すような定着装置を準備した。この定着装置は、定着ベルトと加圧ロールとの接触部の回転方向下流側に屈曲部(図8に示す屈曲部610A)を有し、定着ベルトの各部分の曲率半径のうち、前記屈曲部の曲率半径(mm)が最も小さくなるように定着ベルトを張架し定着パッドを配した定着装置である。そして、定着装置内に配する定着パッドの角の曲率半径を変えることで、前記屈曲部の曲率半径を変え、前記屈曲部における表面層のベルト周方向の延伸率(%)を調整した。
本評価では、前記屈曲部の曲率半径を4段階に変えた(評価1〜評価4)。表3に、前記屈曲部の曲率半径と、前記屈曲部における表面層のベルト周方向の延伸率とを示す。

評価1〜評価4の各定着装置を、定着温度170℃で100時間、空運転(用紙を通過させず定着ベルト及び加圧ロールを回転駆動)し、定着ベルトの表面層にシワが発生した時点の時間を計測した。シワの発生は、目視にて観察して確認した。その結果を表4に示す。
さらに、各実施例については、評価4の定着装置で300時間まで空運転を延長し、表面層にシワが発生した時点の時間を計測した。その結果を表5に示す。


上記結果から、本実施例では、比較例に比べ、定着ベルトのシワの発生が抑制されることがわかる。
10 無端ベルト
12 基材
14 弾性層
16 表面層
20 無端ベルトユニット
21 駆動ロール
22 従動ロール
1Y,1M,1C,1K 画像形成ユニット
110 一次転写部
111 感光体
112 帯電器
113 露光器
114 現像器
115 中間転写ベルト
116 一次転写ロール
117 ドラムクリーナ
120 二次転写部
122 二次転写ロール
125 二次転写用対向ロール
126 給電ロール
131 駆動ロール
132 支持ロール
133 張力付与ロール
134 クリーニング用対向ロール
135 中間転写ベルトクリーナ
150 用紙供給部
151 送出しロール
152 搬送ロール
153 搬送部材
155 搬送ベルト
156 案内部材
160 定着装置
161 定着ベルトモジュール
162 加圧ロール
165 排紙ガイド
166 排紙ロール
610 定着ベルト
610A 屈曲部
610B 屈曲部
611 定着ロール
611A 定着パッド
611B 支持ロール
612 加熱ロール
616A ハロゲンヒータ
616B ハロゲンヒータ

Claims (5)

  1. 基材と、
    前記基材の上に配される弾性層と、
    前記弾性層の上に配され、周方向のクリープ率が170℃で300(%/hour/GPa)以上5000(%/hour/GPa)以下である表面層と、
    を備える管状体。
  2. 請求項1に記載の管状体と、
    前記管状体をその内周面から張力がかかった状態で掛け渡す複数の回転体と、
    を備える管状体ユニット。
  3. 第1回転体と、前記第1回転体に接触して配される第2回転体と、を備え、
    前記第1回転体及び前記第2回転体の少なくとも一方が、請求項1に記載の管状体を有する定着装置。
  4. 前記管状体の回転に伴い、前記表面層が前記管状体の周方向に下記式で表される延伸率3%以上で繰り返し延伸される箇所が存在する、請求項3に記載の定着装置。
    延伸率(%)={R÷r×(r+d)−(R+2d)}÷(R+2d)×100
    ここに、R:正円としたときの管状体の内径(mm)
    d:管状体の厚さ(mm)
    r:定着装置内での管状体の局所的な曲率半径(mm)
  5. 像保持体と、
    前記像保持体の表面を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段により帯電された前記像保持体の表面に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
    前記静電潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
    前記トナー像を記録媒体に転写する転写手段と、
    前記記録媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段であって、請求項3又は請求項4に記載の定着装置を有する定着手段と、
    を備える画像形成装置。
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