JP2013193064A - 大型容器 - Google Patents

大型容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2013193064A
JP2013193064A JP2012066036A JP2012066036A JP2013193064A JP 2013193064 A JP2013193064 A JP 2013193064A JP 2012066036 A JP2012066036 A JP 2012066036A JP 2012066036 A JP2012066036 A JP 2012066036A JP 2013193064 A JP2013193064 A JP 2013193064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side wall
large container
container
convex
corrugated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012066036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5881489B2 (ja
Inventor
Akio Kita
亮夫 喜多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2012066036A priority Critical patent/JP5881489B2/ja
Publication of JP2013193064A publication Critical patent/JP2013193064A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5881489B2 publication Critical patent/JP5881489B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)
  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Abstract

【課題】別物のスペーサを必要とすることなく積み重ねて保管することができる大型容器を、簡便且つ余分なコストを掛けずに製造することができるようにすること。
【解決手段】上壁と、上壁の周縁に立設する側壁と、側壁の端部で形成される開口部と、開口部の全周縁に形成されるフランジ部8とを備え、深さ方向に沿って内側に膨出すると共に外周面で内側に凹むコルゲート部を側壁に設けてある大型容器において、コルゲート部の横側壁に外側に膨出する増肉部21を設け、増肉部21の裏側に容器内側に膨出する凸部22を設け、同じ形状の別の大型容器を同じ姿勢で積み重ねたときに、増肉部21に対して、別の大型容器の凸部22が当接する。
【選択図】図8

Description

本発明は、浄化槽の外槽容器等に使用される大型容器に関する。
従来の浄化槽の外槽容器としては、例えば、特許文献1に示すものが知られている。ここでは、側壁に形成されている変形防止用のコルゲート部の一部に肉厚の段部が形成されており、別の外槽容器を積み重ねたときに、別の外槽容器における側壁とフランジ部によって形成される角(以下、フランジ部の角と称する)が前記段部上に載置されるため、別物のスペーサを用いることなく、外槽容器を積み重ねて保管することができる。
実公平7−42555号公報(図2)
上記従来の浄化槽の外槽容器における肉厚の段部は、コルゲート部の底壁から外側に膨出するように設けられている。
別の外槽容器を積み重ねる際、そのフランジ部の角が、下方の外槽容器の段部に確実に載置されるようにするためには、段部に当接する部分のフランジ部の角が丸くならないようにする必要がある。
即ち、フランジ部の角の曲率半径ができるだけ小さくなるように成形しなければならない。
しかしながら、浄化槽の外槽容器の成型方法であるシートモールドコンパウンド(SMC)成型においては、一般的に、不均一な硬化による反りや、極端なガラスの配向による屈曲方向の強度不足を避けるため、フランジの角のような屈曲部はできるだけ大きな曲率半径を設けるのが良く、最小でも入隅曲率半径を板厚程度にすることが望ましいと言われている。
そこで、フランジの角のように大きな曲率半径の屈曲部を段部に当接する当接面にしようとすると、屈曲部に角を立たせて当接面を形成するための駄肉が必要となり、段部が一層厚肉となり材料コストが嵩む。
本発明の目的は、別物のスペーサを必要とすることなく積み重ねて保管することができる大型容器を、簡便且つ余分なコストを掛けずに製造することができるようにすることにある。
本発明の大型容器に係る第1特徴構成は、上壁と、該上壁の周縁に立設する側壁と、該側壁の端部で形成される開口部と、該開口部の全周縁に形成されるフランジ部とを備え、深さ方向に沿って内側に膨出すると共に外周面で内側に凹むコルゲート部を前記側壁に設けてある大型容器において、前記コルゲート部の横側壁に外側に膨出する増肉部を設け、該増肉部の裏側に容器内側に膨出する凸部を設け、同じ形状の別の大型容器を同じ姿勢で積み重ねたときに、前記増肉部に対して、前記別の大型容器の凸部が当接する点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、大型容器を積み重ねたときに、下方の大型容器のコルゲート部の横側壁に設けた増肉部に対して、上方の大型容器の増肉部の裏側に設けてある凸部が当接する。
即ち、本構成においては、下方の大型容器の増肉部に対して、上方の大型容器のフランジ部とは別の部分である、凸部が当接するように構成されている。
そのため、本構成の大型容器では、フランジ部の角が丸みを帯びていても問題はなく、特に当接部分のフランジ部の角を立たせるようにする必要はない。
従って、本構成によれば、フランジ部の成形作業においてフランジ部の角の曲率半径を大きく設定してもよく、当接部分のフランジ部の角を立たせるための駄肉も不要となるため、材料コストが嵩むこともない。
第2特徴構成は、一対の前記増肉部及び前記凸部を、前記コルゲート部の横側壁のうちの一方に向いている横側壁、及び前記一方に向いている横側壁とは異なる方向に向いている別の横側壁に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
例えば、大型容器が、一対の増肉部及び凸部を2箇所に備える場合、大型容器を積み重ねたときの下方の大型容器と上方の大型容器との当接箇所は2箇所になる。
しかしながら、大型容器を積み重ねる際、下方の大型容器に対する上方の大型容器の位置が横方向(互いの当接箇所が対向する方向)にずれると、上方の大型容器の凸部と下方の大型容器の増肉部とが適切に当接せず、上方の大型容器が傾くなどして不自然な姿勢で積み重なり、大型容器の内面に傷等が生じてしまう虞がある。
しかしながら、本構成によれば、たとえ下方の大型容器に対する上方の大型容器の位置が横方向に多少ずれたとしても、上方の大型容器の凸部と下方の大型容器の増肉部との当接箇所のうち少なくとも一つが確実に当接するようになるため、上方の大型容器が傾いて不自然な姿勢で積み重なることがなく、大型容器の内面に傷等が生じることも防止される。
第3特徴構成は、前記開口部を下側に向けたときに、前記増肉部における、同じ形状の別の大型容器の凸部との当接面が、外側ほど高くなるように傾斜する点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、下方の大型容器の増肉部の当接面の傾斜によって、積み重ねたときの上方の大型容器の凸部に対して内向きの力が作用し易くなるため、上方の大型容器の凸部と下方の大型容器の増肉部との当接がより外れ難いものとなる。
第4特徴構成は、一対の前記増肉部及び前記凸部のそれぞれに、係合突起部及び係合凹部が形成されており、同じ形状の別の大型容器を積み重ねたときに、前記増肉部の係合突起部が、前記別の大型容器の凸部の係合凹部に係合する点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、大型容器を積み重ねたときに、上方の大型容器の凸部に形成された係合凹部に対して、下方の大型容器の増肉部に形成された係合突起部が係合するため、上方の大型容器の凸部と下方の大型容器の増肉部とがより強固に当接して外れ難いものとなる。
第5特徴構成は、前記凸部の係合凹部が、容器の内側に配置される内装部材の係合部分と係合可能である点にある。
〔作用及び効果〕
本構成によれば、凸部に形成した係合凹部が、大型容器を積み重ねる際の係合手段としての機能だけでなく、容器の内側に配置される内装部材との係合手段としての機能をも備えるため、これらの機能を備える部材をそれぞれ別に構成する必要がなく、製造コストの削減にも繋がる。
本発明の実施形態に係る浄化槽の外槽容器の上側部分の外観斜視図である。 図1の上側部分の内側を下からみたときの平面図である。 図1における第1厚肉構造の増肉部付近を拡大した斜視図である。 図2における第1厚肉構造の凸部付近を拡大した斜視図である。 図1における第2厚肉構造の増肉部付近を拡大した斜視図である。 図2における第2厚肉構造の凸部付近を拡大した斜視図である。 図1に示す2つの上側部分を、開口部を下側にして同じ姿勢で積み重ねたときの状態を示す外観斜視図である。 図7における第1厚肉構造付近を拡大した当接前の斜視図(a)及び当接後の一部切り欠き斜視図(b)である。 図7における第1厚肉構造付近の縦断面図である。 図7における第2厚肉構造付近を拡大した当接前の一部切り欠き斜視図(a)及び当接後の一部切り欠き斜視図(b)である。 図7における第2厚肉構造付近の縦断面図である。 本発明の別実施形態に係る浄化槽の外槽容器の上側部分の側面図である。
本発明の大型容器の実施の形態として、生活排水等を処理する浄化槽を構成するための外槽容器の上側部分について図面に基づいて説明する。
〔実施形態〕
図1及び図2に示すように、上側部分1は、略長方形状の上壁2と、該上壁2の4方周縁のそれぞれからに立設する側壁(上流側壁3、下流側壁4、右側壁5、及び左側壁6)と、これら4つの側壁の端部で形成される開口部7と、該開口部7の全周縁に形成されるフランジ部8とを備える。
2つのマンホール9、被処理水の原水流入口10、及び処理済水放流口(図示せず)のそれぞれが、上壁2、上流側壁3、及び下流側壁4に形成されている。
また、図2に示すように、上側部分1は、上流側壁3及び下流側壁4のそれぞれの幅方向の中央部を通る直線を対称軸Xとする線対称な構造を有するものであり、素材として繊維強化プラスチック(FRP)等を用いて、公知の方法により一体成型で製造することができる。また、上側部分1は、図示しない下側部分とフランジ部8において突き合わせてシール材を介して接着することによって、被処理水を浄化する水処理空間を形成することができる。
以下、本実施形態に係る上側部分1において、上流側壁3及び下流側壁4が配置される方向を「長手方向」とし、右側壁5及び左側壁6が配置される方向を「幅方向」とし、上壁2及び開口部7が配置される方向を「深さ方向」として説明する。
上側部分1には、深さ方向に沿って内側に膨出すると共に外周面で内側に凹む複数のコルゲート部15a,15b,16a〜16fが設けられており、これらのコルゲート部15a,15b,16a〜16fは、主として上側部分1の変形防止用と機能する。
上流側壁3には、第1及び第2コルゲート部15a,15bが原水流入口10を挟むようにして幅方向に並設されており、下流側壁4にも第1及び第2コルゲート部15a,15bが、処理済水放流口(図示せず)を挟むようにして幅方向に並設されている。
また、右側壁5及び左側壁6のそれぞれには、第1〜第6コルゲート部16a〜16fが、長手方向に並設されている。
ここで、コルゲート部15a,15b,16a〜16fの凹みのうち、最も内側に凹んだ部分を底壁Bとし、底壁Bの右端及び左端のそれぞれから立ち上がる壁を右横側壁R及び左横側壁Lと称する(図3及び図5参照)。
図2に示すように、右側壁5における、第2及び第3コルゲート部16b,16c、並びに第5及び第6コルゲート部16e,16fは、長手方向に互い近接するように設けられている。また、左側壁6においても同様に、第2及び第3コルゲート部16b,16c、並びに第5及び第6コルゲート部16e,16fが、長手方向に互いに近接するように設けられている。これにより、右側壁5及び左側壁6の内側には、深さ方向に沿って外側に凹む第1及び第2溝17a,17bが形成される。
図1に示すように、上側部分1のコルゲート部15a,15b,16a〜16fにおけるフランジ部8側の端部には、第1厚肉構造20又は第2厚肉構造30が設けられている。
(第1厚肉構造)
第1厚肉構造20は、図3に示すように、コルゲート部の右横側壁R又は左横側壁Lから外側に膨出する増肉部21と、図4に示すように、増肉部21の裏側に上側部分1の内側に膨出する凸部22とを備える。
図4に示すように、凸部22の端面22aはフランジ部8と面一ではなく、フランジ部8の面よりも少し上壁2側(図4紙面下側)に引退して設定されている。
本実施形態において、上流側壁3及び下流側壁4における第1及び第2コルゲート部15a,15b、並びに右側壁5及び左側壁6における第1及び第4コルゲート部16a,16dでは、第1厚肉構造20を各コルゲート部の右横側壁R及び左横側壁Lの両方に設けており、右側壁5及び左側壁6における第3コルゲート部16cでは、第1厚肉構造20を左横側壁Lにのみ設けており、右側壁5及び左側壁6における第5コルゲート部16eでは、第1厚肉構造20を右横側壁Rにのみ設けている。
(第2厚肉構造)
第2厚肉構造30は、図5に示すように、コルゲート部の右横側壁Rから外側に膨出する増肉部31と、図6に示すように、増肉部31の裏側に上側部分1の内側に膨出する凸部32とを備える。
また、図5に示すように、第2厚肉構造30の増肉部31におけるフランジ部8側とは反対側の端面には、係合突起部31bが設けられている。
また、図6に示すように、第2厚肉構造30の凸部32の端面32aには、第1溝17a側(第6コルゲート部16fに設けられている第2厚肉構造30の場合は第2溝17b側)及び開口部7側に開口し、かつ、外側ほど深くなるように階段状に窪んだ係合凹部32bが設けられている。
この係合凹部32bは、上側部分1と図示しない下側部分を組み合わせて浄化槽を構成した際に、内側に配置される仕切板などの内装部材の係合部分と係合可能に構成してある。つまり、本実施形態では、図示しない2枚の仕切板のそれぞれの周縁部を第1溝17a及び第2溝17bに沿って嵌め込みつつ、当該仕切板の係合部分を、第2厚肉構造30の係合凹部32b内に係合させることによって、仕切板を浄化槽内に固定することができるように構成されている。
本実施形態において、右側壁5及び左側壁6における第2コルゲート部16bでは、第2厚肉構造30を右横側壁Rにのみ設けており、右側壁5及び左側壁6における第6コルゲート部16fでは、第2厚肉構造30を左横側壁Lにのみ設けている。
(積み重ね作業)
図7に示すように、上記上側部分1を、その開口部7を下側に向けて地面に設置した後、別の上側部分1を、先に設置した上側部分1と同じ姿勢となるように、その開口部7を下側に向けた状態で、先に設置した上側部分1を上方から覆い被せるようにして積み重ねる。
このとき、図8及び図9に示すように、先に設置した上側部分1の増肉部21の端面21a(当接面)に対して、後から積み重ねた別の上側部分1の凸部22の端面22aが当接して載置される。
またこのように第1厚肉構造20の増肉部21と凸部22とが当接すると同時に、図10及び図11に示すように、先に設置した上側部分1の第2厚肉構造30の増肉部31の係合突起部31bが、後から積み重ねた別の上側部分1の第2厚肉構造30の凸部32の係合凹部32b内に挿入されて係合した状態で、後から積み重ねた別の上側部分1の第2厚肉構造30の凸部32が、先に設置した上側部分1の第2厚肉構造30の増肉部31の端面31a(当接面)に載置される。即ち、第2厚肉構造30の凸部の係合凹部32bは、図示しない仕切板などの内装部材を固定する際に使用され、さらに、上側部分1を積み重ねて保管等する際にも使用される。
図9に示すように、上側部分1の開口部7を下側に向けたときに、第1厚肉構造20の増肉部の端面は、外側ほど高くなるように傾斜(傾斜角d)している。このため、後から積み重ねた別の上側部分1に対して、内向きの力が作用し易くなり、上側部分1が外側に広がることによって第1厚肉構造20の当接が外れるのを防止する。
第1厚肉構造20の増肉部21及び第2厚肉構造30の増肉部31の設定高さは、先に設置した上側部分1と後から積み重ねた別の上側部分1の相互の側壁が接触しないような高さ位置に設定されると共に、第1厚肉構造20の増肉部21及び凸部22の肉厚、並びに第2厚肉構造30の増肉部31及び凸部32の肉厚は、少なくとも、上側部分1を保管管理あるいは搬送する際に一般的に積み重ねられる数(例えば、5個〜20個)の積載荷重に耐え得る厚みに設定される。
このように、本発明に係る上側部分1によれば、複数の上側部分1を保管管理、搬送する場合、各上側部分1の第1及び第2厚肉構造30を利用して、上側部分1同士の側壁、及びフランジ部8を互いに接触させることなく、順次積み重ねていくことができるため、上側部分1の変形や破損を防止しつつ、分離容易に取り扱うことができる。
〔その他の実施形態〕
1.上述の実施形態における上側部分1は、第1厚肉構造20及び第2厚肉構造30の両方を備えるものであるが、この構成に限定されるものではなく、第1厚肉構造20及び第2厚肉構造30のうちのいずれか一方のみを備える構成としても良い。
2.上述の実施形態における第1厚肉構造20及び第2厚肉構造30のそれぞれは、コルゲート部の右横側壁R及び左横側壁Lのいずれにも設定することができ、設定する数にも特に制限はない。しかし、同じ側壁に複数のコルゲート部が形成されており、それらのコルゲート部のうちいずれかを選択して第1厚肉構造20を2つ設定する場合、コルゲート部の横側壁のうちの一方に向いている横側壁、及び前記一方に向いている横側壁とは異なる方向に向いている別の横側壁に設けるようにすると良い。例えば、図12において、第1コルゲート16aのみを選択した場合、第1厚肉構造20を、第1コルゲート16aの右横側壁R及び左横側壁Lに設けても良いし、第2コルゲート部16bと第3コルゲート部16cを選択した場合は、第1厚肉構造20を第2コルゲート部16bの右横側壁Rに設けると共に、もうひとつの第1厚肉構造20を第3コルゲート部16cの左横側壁Lに設けるか、あるいは図示しないが、逆に第1厚肉構造20を第2コルゲート部16bの左横側壁Lに設けると共に、もうひとつの第1厚肉構造20を第3コルゲート部16cの右横側壁Rに設けるようにすると良い。
このように構成することによって、上側部分1を積み重ねる際、たとえ下方の上側部分1に対する上方の上側部分1の位置が横方向(互いの第1厚肉構造20が対向する方向)に多少ずれたとしても、少なくともいずれかひとつの第1厚肉構造20が確実に当接するようになるため、上方の上側部分1が傾いて不自然な姿勢で積み重なることがなく、より確実に安定した姿勢で順次積み重ねていくことができ、結果として上側部分1同士の側壁やフランジ部8が互いに接触することによって傷等が生じることも防止される。尚、上述の構成は、第2厚肉構造30を設ける場合も同様に適用することができる。
本発明に係る大型容器は、浄化槽の上側部分だけでなく、下側部分に対しても適用することができる。
1 上側部分(大型容器)
2 底面
3 上流側壁
4 下流側壁
5 右側壁
6 左側壁
7 開口部
8 フランジ部
9 マンホール
10 原水流入口
15a,15b 第1及び第2コルゲート部
16a〜16f 第1〜第6コルゲート部
17a,17b 第1及び第2溝
20 第1厚肉構造
21 増肉部
21a 端面(当接面)
22 凸部
22a 端面
30 第2厚肉構造
31 増肉部
31a 端面(当接面)
31b 係合突起部
32 凸部
32a 端面
32b 係合凹部
B 底壁
R 右横側壁
L 左横側壁

Claims (5)

  1. 上壁と、該上壁の周縁に立設する側壁と、該側壁の端部で形成される開口部と、該開口部の全周縁に形成されるフランジ部とを備え、深さ方向に沿って内側に膨出すると共に外周面で内側に凹むコルゲート部を前記側壁に設けてある大型容器において、
    前記コルゲート部の横側壁に外側に膨出する増肉部を設け、該増肉部の裏側に容器内側に膨出する凸部を設け、同じ形状の別の大型容器を同じ姿勢で積み重ねたときに、前記増肉部に対して、前記別の大型容器の凸部が当接する大型容器。
  2. 一対の前記増肉部及び前記凸部を、前記コルゲート部の横側壁のうちの一方に向いている横側壁、及び前記一方に向いている横側壁とは異なる方向に向いている別の横側壁に設けてある請求項1に記載の大型容器。
  3. 前記開口部を下側に向けたときに、前記増肉部における、同じ形状の別の大型容器の凸部との当接面が、外側ほど高くなるように傾斜する請求項1又は2に記載の大型容器。
  4. 一対の前記増肉部及び前記凸部のそれぞれに、係合突起部及び係合凹部が形成されており、同じ形状の別の大型容器を積み重ねたときに、前記増肉部の係合突起部が、前記別の大型容器の凸部の係合凹部に係合する請求項1又は2に記載の大型容器。
  5. 前記凸部の係合凹部が、容器の内側に配置される内装部材の係合部分と係合可能である請求項4に記載の大型容器。
JP2012066036A 2012-03-22 2012-03-22 水処理装置 Active JP5881489B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066036A JP5881489B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012066036A JP5881489B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013193064A true JP2013193064A (ja) 2013-09-30
JP5881489B2 JP5881489B2 (ja) 2016-03-09

Family

ID=49392657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012066036A Active JP5881489B2 (ja) 2012-03-22 2012-03-22 水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5881489B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474598U (ja) * 1990-11-06 1992-06-30
JPH0891480A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Kubota Corp 容 器
JP2002128111A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sekisui Chem Co Ltd 容器体
JP2003305486A (ja) * 2002-04-12 2003-10-28 Shunji Nishi 強化プラスチック製浄化槽の製造方法
JP2006255608A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置
JP2007196096A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置
JP2008043880A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0474598U (ja) * 1990-11-06 1992-06-30
JPH0891480A (ja) * 1994-09-27 1996-04-09 Kubota Corp 容 器
JP2002128111A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 Sekisui Chem Co Ltd 容器体
JP2003305486A (ja) * 2002-04-12 2003-10-28 Shunji Nishi 強化プラスチック製浄化槽の製造方法
JP2006255608A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置
JP2007196096A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置
JP2008043880A (ja) * 2006-08-16 2008-02-28 Fuji Clean Kogyo Kk 水処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5881489B2 (ja) 2016-03-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20220119166A1 (en) Container lid with surface features and connecting bridges
CA2927945C (en) Percolation block element, percolation block, and transport unit
JP5881489B2 (ja) 水処理装置
JP4156868B2 (ja) 上蓋
JP4931061B2 (ja) 蓋付きコンテナ
CN103660917A (zh) 用于散热器的散热器箱
JP3187875U (ja) 梱包材
JP2009184703A (ja) ホイール積載盤
KR200473499Y1 (ko) 직방상부 보강 리브 성형금형구조
JP2008308200A (ja) プラスチック製コンテナーの蓋
JPH0891480A (ja) 容 器
JP6535996B2 (ja) ロール体の搬送用資材
JP6332743B2 (ja) コンテナ
JP6081136B2 (ja) 折り畳みコンテナー
JP6054646B2 (ja) 箱型容器
JP7194959B2 (ja) 運搬用容器
JP3218638U (ja) 枠フレームを補強した一体式食パン焼き型
JP3186735U (ja) 矩形缶構造
JP4250399B2 (ja) 浄化槽の仕切壁
JP3200179U (ja) 容器
JP6267518B2 (ja) 折り畳み式運搬用容器
JP2014151949A (ja) 角形状缶
JP2018138471A (ja) 運搬用容器
JP6205253B2 (ja) 角形ボトル
GB2525236A (en) A reinforcement block for the rim of a bath

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150915

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5881489

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150