JP2013170046A - ウェブ搬送装置および印刷機 - Google Patents

ウェブ搬送装置および印刷機 Download PDF

Info

Publication number
JP2013170046A
JP2013170046A JP2012034509A JP2012034509A JP2013170046A JP 2013170046 A JP2013170046 A JP 2013170046A JP 2012034509 A JP2012034509 A JP 2012034509A JP 2012034509 A JP2012034509 A JP 2012034509A JP 2013170046 A JP2013170046 A JP 2013170046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
web
guide roller
axial direction
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012034509A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5972596B2 (ja
Inventor
Kazuya Akita
和也 秋田
Koji Nishiyama
浩司 西山
Kunihiro Yamamoto
邦博 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Machinery Systems Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Printing and Packaging Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Printing and Packaging Machinery Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Printing and Packaging Machinery Ltd
Priority to JP2012034509A priority Critical patent/JP5972596B2/ja
Priority to PCT/JP2013/051314 priority patent/WO2013125284A1/ja
Publication of JP2013170046A publication Critical patent/JP2013170046A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5972596B2 publication Critical patent/JP5972596B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H20/00Advancing webs
    • B65H20/02Advancing webs by friction roller
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H18/00Winding webs
    • B65H18/28Wound package of webs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H27/00Special constructions, e.g. surface features, of feed or guide rollers for webs
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2301/00Handling processes for sheets or webs
    • B65H2301/40Type of handling process
    • B65H2301/41Winding, unwinding
    • B65H2301/414Winding
    • B65H2301/4148Winding slitting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2404/00Parts for transporting or guiding the handled material
    • B65H2404/10Rollers
    • B65H2404/18Rollers composed of several layers
    • B65H2404/187Rollers composed of several layers with wear resistance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2601/00Problem to be solved or advantage achieved
    • B65H2601/40Increasing or maximizing
    • B65H2601/42Increasing or maximizing entities relating to the handling machine
    • B65H2601/423Life span
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/03Image reproduction devices
    • B65H2801/21Industrial-size printers, e.g. rotary printing press

Landscapes

  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Rotary Presses (AREA)

Abstract

【課題】紙粉による磨耗を抑制し、ウェブの搬送の安定化を図ることで、耐用寿命を向上させることができるウェブ搬送装置および印刷機を提供する。
【解決手段】搬送されるウェブを搬送方向に沿って裁断するスリッタと、ウェブに転接し、ウェブを挟んでスリッタの反対側に対向して設けられた第1ドラグローラと、ウェブに転接し、スリッタおよび第1ドラグローラに対してウェブの搬送方向の上流側に設けられた裁断入口ガイドローラ42と、スリッタおよび第1ドラグローラに対してウェブの搬送方向の下流側に設けられた裁断出口ガイドローラ43と、を備え、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、炭素繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体53と、ローラ本体53の外周側に設けられた金属層54とを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、ウェブを搬送するウェブ搬送装置および印刷機に関するものである。
従来、巻取紙から繰り出されたウェブを案内するガイドローラとして、一般的に、鉄ローラが用いられている。鉄ローラは、重いことから回転し難く、また止まり難い。このため、ウェブに転接する鉄ローラは、ウェブに対して慣性による抵抗を与えてしまう。よって、搬送されるウェブは、鉄ローラからの慣性抵抗による影響が与えられるため、搬送が不安定となる。
このため、回転慣性の小さいローラとして、炭素繊維強化プラスチック製のガイドローラを輪転印刷機に用いることが知られている(例えば、特許文献1参照)。炭素繊維強化プラスチック製のガイドローラを用いることで、ガイドローラが軽くなることから、ウェブに対する追従性が向上し、ウェブの搬送の安定化を図ることができる。
特開平5−212846号公報
しかしながら、特許文献1に示すガイドローラでは、その周面が炭素繊維強化プラスチックとなるため、ウェブに転接するガイドローラの周面は摩耗し易くなる。特に、ウェブを搬送方向に沿って裁断するスリッタ周りのガイドローラは、スリッタによる裁断時に発生する紙粉が、ウェブとガイドローラとの間に入り込み、紙粉が研磨剤として機能することで、より摩耗が生じ易くなる。また、炭素繊維強化プラスチック製のガイドローラでは、周面の加工が難しいことから、ガイドローラの真円度の精度を確保することが難しい。このため、精度の低い真円度となるウェブに転接するガイドローラは、回転することでウェブをばたつかせてしまい、ウェブの搬送を不安定なものにする虞があった。
そこで、本発明は、紙粉による磨耗を抑制し、ウェブの搬送の安定化を図ることで、耐用寿命を向上させることができるウェブ搬送装置および印刷機を提供することを課題とする。
本発明のウェブ搬送装置は、搬送されるウェブを搬送方向に沿って裁断するスリッタと、ウェブに転接し、ウェブを挟んでスリッタの反対側に対向して設けられた駆動ローラと、ウェブに転接し、スリッタおよび駆動ローラに対してウェブの搬送方向の上流側または下流側の少なくともいずれか一方に設けられた裁断用ガイドローラと、を備え、裁断用ガイドローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることを特徴とする。
この構成によれば、スリッタによるウェブの裁断時に紙粉が発生し、ウェブと裁断用ガイドローラとの間に紙粉が入り込んでも、裁断用ガイドローラは、その外周が金属層となっているため、磨耗に強いものとすることができる。また、裁断用ガイドローラは、その外周が金属層となっていることから、加工が容易なものとなるため、真円度の精度を好適に確保することが可能となる。このため、裁断用ガイドローラは、搬送されるウェブのばたつきを低減することができる。また、ウェブのばたつきを低減すると、スリッタによるウェブの裁断時に発生する紙粉が、裁断用ガイドローラとウェブとの間に入り難くなるため、紙粉による裁断用ガイドローラの摩耗をさらに抑制することができる。このため、裁断用ガイドローラの耐用寿命を向上させることができ、ひいては装置の耐用寿命を向上させることができる。なお、繊維強化プラスチックとしては、炭素繊維強化プラスチックを用いることが好ましい。
この場合、裁断用ガイドローラは、スリッタおよび駆動ローラに対してウェブの搬送方向の上流側に設けられた裁断入口ガイドローラと、スリッタおよび駆動ローラに対してウェブの搬送方向の下流側に設けられた裁断出口ガイドローラと、を有していることが好ましい。
この構成によれば、スリッタによるウェブの裁断時に紙粉が発生した場合であっても、スリッタの上流側および下流側に設けられた裁断入口ガイドローラおよび裁断出口ガイドローラの紙粉による摩耗を抑制し、耐用寿命を向上させることができる。
この場合、裁断用ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、大径部と小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成される段付きローラであることが好ましい。
この構成によれば、回転する大径部の周速が、回転する小径部の周速に比して速くなるため、裁断用ガイドローラに転接するウェブが幅方向へ広がることから、ウェブに形成されるシワの発生を抑制することができる。なお、一対の大径部の間に小径部が位置する構成を少なくとも含むことが好ましい。
この場合、裁断入口ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、大径部と小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成される段付きローラであることが好ましい。
この構成によれば、回転する大径部の周速が、回転する小径部の周速に比して速くなるため、裁断入口ガイドローラに転接するウェブが幅方向へ広がることから、ウェブに形成されるシワの発生を抑制することができる。なお、一対の大径部の間に小径部が位置する構成を少なくとも含むことが好ましい。
この場合、裁断用ガイドローラは、軸方向に延在する固定軸に所定の間隔を空けて設けられた一対の転がり軸受と、一対の転がり軸受の外周側にそれぞれ設けられた一対のローラ基部と、一対のローラ基部の間に掛け渡されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることが好ましい。
この構成によれば、一対のローラ基部、ローラ本体および金属層が、固定軸を中心に回転する。このため、裁断用ガイドローラは、固定軸以外の部分が回転することから、軽量化を図ることができ、慣性抵抗を低減することができる。
この場合、裁断用ガイドローラは、軸方向の両端部に配置された一対の転がり軸受に軸支される一対の回転軸と、一対の回転軸の軸方向の内側にそれぞれ設けられた一対のローラ基部と、一対のローラ基部の間に掛け渡されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることが好ましい。
この構成によれば、回転軸を回転させれば、裁断用ガイドローラを回転させることができる。このため、裁断用ガイドローラを回転させる場合に適した構成とすることができる。
この場合、印刷後のウェブに転接する印刷出口ガイドローラをさらに備え、印刷出口ガイドローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることが好ましい。
この構成によれば、印刷出口ガイドローラは、その外周が金属層となっているため、磨耗に強いものとすることができる。また、印刷出口ガイドローラは、その外周が金属層となっていることから、その外周に、印刷後のウェブからインキ等の付着物が付着した場合であっても、付着物の視認性をよいものとすることができ、また、付着物の除去性をよいものとすることができる。これにより、付着物を迅速に見つけて、容易に除去することができるため、印刷出口ガイドローラのメンテナンスを好適に行うことが可能となる。
この場合、印刷出口ガイドローラは、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さい逆クラウンローラであることが好ましい。
この構成によれば、直径が大径となる軸方向の両端部における周速が、直径が小径となる軸方向の中央部における周速に比して速くなるため、印刷出口ガイドローラに転接するウェブが幅方向へ広がることから、ウェブに形成されるシワの発生を抑制することができる。
この場合、印刷出口ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、大径部と小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成され、且つ、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さい逆クラウン段付きローラであることが好ましい。
この構成によれば、回転する大径部の周速が、回転する小径部の周速に比して速くなり、また、直径が大径となる軸方向の両端部における周速が、直径が小径となる軸方向の中央部における周速に比して速くなる。このため、印刷出口ガイドローラに転接するウェブが幅方向へより広がることから、ウェブに形成されるシワの発生をさらに抑制することができる。なお、一対の大径部の間に小径部が位置する構成を少なくとも含むことが好ましい。
この場合、印刷出口ガイドローラと隣接する駆動ローラをさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、駆動ローラは、印刷後のウェブを搬送方向へ所定の搬送速度で搬送することができるため、印刷後のウェブの挙動を安定させることができる。
この場合、ウェブの搬送方向における位置を調整するコンペンセータローラをさらに備え、コンペンセータローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることが好ましい。
この構成によれば、コンペンセータローラは、その外周が金属層となっているため、磨耗に強いものとすることができる。
この場合、コンペンセータローラと隣接する駆動ローラをさらに備えたことが好ましい。
この構成によれば、駆動ローラは、位置調整前後のウェブを搬送方向へ所定の搬送速度で搬送することができるため、位置調整前後のウェブの挙動を安定させることができる。
この場合、駆動ローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることが好ましい。
この構成によれば、駆動ローラも、その外周を金属層とすることができるため、磨耗に強いものとすることができる。また、駆動ローラは、その外周が金属層になることから、加工が容易なものとなるため、真円度の精度を好適に確保することが可能となる。このため、駆動ローラは、搬送されるウェブのばたつきを低減することができる。
この場合、金属層は、アルミ層であることが好ましい。
この構成によれば、ローラの軽量化を図ることができるため、慣性抵抗を小さくすることができ、搬送されるウェブに対する追従性を高めることができる。
本発明の印刷機は、巻取紙からウェブを繰り出して供給する給紙装置と、給紙装置から繰り出されたウェブに印刷を行う印刷装置と、印刷装置により印刷されたウェブを搬送する上記のウェブ搬送装置と、ウェブ搬送装置により搬送されたウェブを裁断して折り畳む折機と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、ウェブの搬送の安定化を図ることができるため、ウェブに対する印刷、裁断および折り畳み等の処理を好適に行うことが可能となる。
本発明のウェブ搬送装置および印刷機によれば、紙粉による磨耗を抑制し、ウェブの搬送の安定化を図ることで、耐用寿命を向上させることができる。
図1は、実施例1に係る輪転印刷機の概略構成図である。 図2は、実施例1に係る輪転印刷機のスリッタ周りの概略構成図である。 図3は、実施例1に係る輪転印刷機のスリッタ周りを模式的に表した構成図である。 図4は、実施例1に係る裁断入口ガイドローラおよび裁断出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの一例の断面図である。 図5は、実施例1に係る裁断入口ガイドローラおよび裁断出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの他の一例の断面図である。 図6は、実施例2に係る輪転印刷機の印刷装置出口周りの概略構成図である。 図7は、第2印刷出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの一例の部分断面図である。 図8は、第2印刷出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの他の一例の部分断面図である。 図9は、実施例3に係る輪転印刷機のコンペンセータローラ周りの概略構成図である。
以下、添付した図面を参照して、本発明に係るウェブ搬送装置および印刷機について説明する。なお、以下の実施例によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施例における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、実施例1に係る輪転印刷機の概略構成図である。図1に示すように、実施例1における印刷機1は、いわゆる新聞用オフセット輪転印刷機1であり、複数のウェブWから折帖となる新聞を作成するものである。輪転印刷機1は、ウェブWの搬送方向の上流側から、複数(図示では4台)の給紙装置11と、複数(図示では4台)のインフィード装置12と、複数(図示では4台)の印刷装置13a,13bと、ウェブパス装置14(ウェブ搬送装置)と、折機15とから構成されている。
各給紙装置11には、それぞれウェブWがロール状に巻かれた3つの巻取紙Rを保持する保持アーム20が設けられ、この保持アーム20を回動させることで、巻取紙Rを給紙位置に臨ませることができる。また、この各給紙装置11には、図示しない紙継装置が設けられており、給紙位置で繰り出されている巻取紙Rが残り少なくなると、この紙継装置により給紙位置にある巻取紙Rに対して、待機位置にある巻取紙Rを紙継することができる。
各インフィード装置12は、各ウェブWを下流側の各印刷装置13a,13bへ向けて送り出すと共に、各ウェブWのテンションを調整するものである。具体的に、インフィード装置12は、ウェブWの搬送方向の上流側から、図示しない駆動モータにより回転駆動するインフィードローラ24を有している。そして、インフィードローラ24は、回転することでウェブWを下流側の印刷装置13a,13bへ向けて搬送すると共に、その周速を可変させることで、ウェブWのテンションを変更することが可能となっている。
複数の印刷装置13a,13bは、両面4色印刷を行う多色刷印刷装置13aと、両面2色印刷を行う2色刷印刷装置13bとが設けられている。この多色刷印刷装置13aおよび2色刷印刷装置13bは、各給紙装置11から供給されたウェブWに対して所定の印刷を行うことができる。なお、実施例1では、印刷装置13a,13bを、多色刷印刷装置13aと2色刷印刷装置13bとにより構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、両面単色印刷を行う両面単色刷装置、一面4色または2色印刷を行う多色刷印刷装置など印刷物に応じて適宜各種印刷装置を組み合わせて使用すればよい。
ウェブパス装置14は、ウェブWの搬送方向に沿ってウェブWの幅方向の中央部で裁断する複数のスリッタ25、裁断したウェブWの搬送経路を設定するための多数のガイドローラやターンバー26、搬送方向におけるウェブWの位置ズレを修正するためのコンペンセータローラ27等が設けられている。従って、ウェブパス装置14では、印刷装置13a,13bで印刷が施された各ウェブWをスリッタ25により裁断すると共に、裁断後の各ウェブWをターンバー26により搬送経路を変更し、所定の順番に重ね合わせる。
折機15は、ウェブパス装置14から送り出された複数のウェブWを挟持して搬送する一対のローラ32と、一対のローラ32から送り出された複数のウェブWを挟持して搬送する一対のローラ33と、一対のローラ33から送り出された複数のウェブWを縦折りする三角板34と、所定の長さで横裁断した後、更に横折りして所望の折帖を形成する図示しない折り装置を有している。三角板34は、重ね合わせた複数のウェブWを、ウェブWの幅方向中央部を中心に、搬送方向に亘って折り畳んでいる。
ここで、輪転印刷機1による一連の印刷動作について説明する。先ず、各給紙装置11から各インフィード装置12を介して各印刷装置13a,13bに、ウェブWが供給されると、各印刷装置13a,13bでは、各ウェブWに対して4色刷や2色刷が両面に行われる。次に、各印刷装置13a,13bで印刷が施された複数のウェブWは、ウェブパス装置14において、スリッタ25により搬送方向に沿って縦裁断されると共に、走行ルートが変更され、それぞれ所定の順番に重ね合わせられる。そして、ウェブパス装置14により重ね合わされた複数のウェブWが折機15に導入されると、重ね合わされた複数のウェブWは、縦折りされた後、所定の長さで横裁断され、横折りされて所望の折帖が作成された後、排出される。
次に、図2を参照して、スリッタ25周りのウェブの搬送経路について説明する。図2は、実施例1に係る輪転印刷機のスリッタ周りの概略構成図である。図2に示すように、スリッタ25には、ウェブWを挟んでスリッタ25の反対側に対向して設けられた第1ドラグローラ41が設けられている。第1ドラグローラ41は、図示しない駆動源により駆動する駆動ローラとなっている。また、スリッタ25および第1ドラグローラ41に対してウェブWの搬送方向の上流側には、裁断入口ガイドローラ42が設けられ、スリッタ25および第1ドラグローラ41に対してウェブWの搬送方向の下流側には、裁断出口ガイドローラ43が設けられている。なお、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、自由ローラとなっており、裁断用ガイドローラとして機能する。
そして、ウェブWは、裁断入口ガイドローラ42に巻き掛けられた後、第1ドラグローラ41に巻き掛けられ、裁断出口ガイドローラ43に巻き掛けられる。このとき、裁断入口ガイドローラ42は、ウェブWに対して一方側(図示左側)に位置する一方で、第1ドラグローラ41および裁断出口ガイドローラ43は、ウェブWに対して他方側(図示右側)に位置する。また、第1ドラグローラ41に対するウェブWの巻角度は、90°前後となっており、裁断入口ガイドローラ42に対するウェブWの巻角度は、110°〜120°前後となっており、裁断出口ガイドローラ43に対するウェブWの巻角度は、90°未満となっている。
図3は、実施例1に係る輪転印刷機のスリッタ周りを模式的に表した構成図である。図3に示すように、第1ドラグローラ41は、その一部がスリッタ25とオーバーラップして(重複して)設けられている。第1ドラグローラ41は、外周面が周方向に波形状となるセレーションローラである。すなわち、第1ドラグローラ41は、外周面において軸方向に延在する山部と谷部とを有し、外周面の周方向において山部と谷部とが交互に配置されている。また、第1ドラグローラ41は、その外周面において、軸方向の中央部に周方向に亘って形成された溝部45を有している。この溝部45は、第1ドラグローラ41の径方向内側に没入して形成されている。溝部45には、スリッタ25を受けるスリッタ受け部46が設けられており、スリッタ受け部46は、第1ドラグローラ41とオーバーラップするスリッタ25の一部が許容可能となっている。このため、第1ドラグローラ41とスリッタ25とがオーバーラップした状態で、第1ドラグローラ41とスリッタ25との間にウェブWが搬送されると、搬送されたウェブWは、搬送方向に沿って裁断される。
図4は、実施例1に係る裁断入口ガイドローラおよび裁断出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの一例の断面図である。なお、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、同様の構成となっているため、裁断入口ガイドローラ42に着目して説明する。
図4に示すように、裁断入口ガイドローラ42は、軸方向において段部56を有する段付きローラとなっている。つまり、裁断入口ガイドローラ42は、軸方向に直径が異なる大径部57と小径部58とを有し、大径部57と小径部58とが軸方向に連なることで、段部56が形成されている。裁断入口ガイドローラ42は、例えば、軸方向において複数の大径部57を有すると共に、軸方向に複数の小径部58を有し、複数の大径部57および複数の小径部58は、軸方向において交互に配置されている。なお、裁断入口ガイドローラ42は、少なくとも1つの小径部58と、小径部58の軸方向両側に位置する一対の大径部57とを有する構成であればよい。
このため、上記のように構成された裁断入口ガイドローラ42は、回転する一対の大径部57の周速が、回転する一対の大径部57の間の小径部58の周速に比して速くなる。このため、裁断入口ガイドローラ42は、転接するウェブWが幅方向(裁断入口ガイドローラ42の軸方向)へ広がるような作用を生じさせる。
また、裁断入口ガイドローラ42は、図示しない装置フレームに設けられた固定軸50に回転自在に取り付けられている。この裁断入口ガイドローラ42は、一対の転がり軸受51と、一対のローラ基部52と、ローラ本体53と、金属層54とを有している。一対の転がり軸受51は、例えば、ボールベアリングで構成され、固定軸50に所定の間隔を空けて配置されている。一対のローラ基部52は、円環状に形成されており、その内周側が各転がり軸受51の外周側に接続される。ローラ本体53は、円筒状に形成され、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)で構成されている。ローラ本体53は、一対のローラ基部52の間に掛け渡されている。つまり、ローラ本体53は、その軸方向の両端部の内側が一対のローラ基部52の外周側に接続される。金属層54は、アルミ材を用いて構成されたアルミ層であり、大径部57と小径部58とに対応する段付きの円筒形状に形成されている。金属層54は、アルミ材を用いて構成されていることから、軽量化が図られている。そして、裁断入口ガイドローラ42は、段付きの円筒形状に形成された金属層54に、ローラ本体53を嵌め合わせることで、複合材料で構成された複合材ローラ(クラッドローラ)となる。
このように構成された裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、その外周面、すなわち金属層54が機械加工されることによって真円度の精度を高めることが可能となる。また、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、その外周面が金属層54で構成されることで、耐摩耗性を向上できる。
従って、搬送方向の上流側から搬送されたウェブWが裁断入口ガイドローラ42に転接すると、裁断入口ガイドローラ42は、転接するウェブWを幅方向に広げながら、下流側のスリッタ25および第1ドラグローラ41へ案内する。スリッタ25および第1ドラグローラ41へ搬送されたウェブWは、駆動する第1ドラグローラ41に転接しながら、スリッタ25により搬送方向に沿って裁断された後、下流側の裁断出口ガイドローラ43へ案内される。案内されたウェブWが裁断出口ガイドローラ43に転接すると、裁断出口ガイドローラ43は、転接するウェブWを幅方向に広げながら、搬送方向の下流側へ搬送する。
以上のように、実施例1の構成によれば、スリッタ25によるウェブWの裁断時に紙粉が発生し、ウェブWと裁断入口ガイドローラ42との間、およびウェブWと裁断出口ガイドローラ43との間に紙粉が入り込んでも、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、その外周が金属層54となっているため、磨耗に強いものとすることができる。また、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、その外周が金属層54となっていることから、加工が容易なものとなるため、真円度の精度を好適に確保することが可能となる。このため、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、搬送されるウェブWのばたつきを低減することができる。また、ウェブWのばたつきを低減すると、スリッタ25によるウェブWの裁断時に発生する紙粉が、ウェブWと裁断入口ガイドローラ42との間、およびウェブWと裁断出口ガイドローラ43との間に入り難くなるため、紙粉による裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43の摩耗をさらに抑制することができる。このため、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43の耐用寿命を向上させることができ、ひいてはウェブパス装置14の耐用寿命を向上させることができる。
また、実施例1の構成によれば、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43を段付きローラとすることで、回転する一対の大径部57の周速を、回転する一対の大径部57の間の小径部58の周速に比して速くすることができる。このため、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43に転接するウェブWが幅方向へ広がることから、ウェブWに形成されるシワの発生を抑制することができる。
また、実施例1の構成によれば、金属層54をアルミ層とすることで、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43の軽量化を図ることができるため、慣性抵抗を小さくすることができ、搬送されるウェブWに対する追従性を高めることができる。
また、実施例1の構成によれば、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43を固定軸50に対して回転自在に設けることができる。このため、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、固定軸50を回転させることなく回転できることから、軽量化を図ることができ、慣性抵抗を低減することができる。
なお、実施例1において、裁断入口ガイドローラ42は、固定軸50に対して回転自在に設けられたが、この構成に限定されず、図5に示す構成としてもよい。図5は、実施例1に係る裁断入口ガイドローラおよび裁断出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの他の一例の断面図である。なお、以下の説明でも、裁断入口ガイドローラ42に着目して説明する。
図5に示すように、裁断入口ガイドローラ42は、軸方向に平坦となるストレートのローラとなっている。この裁断入口ガイドローラ42は、図示しない装置フレームに設けられた一対の転がり軸受81に回転自在に取り付けられている。裁断入口ガイドローラ42は、一対の回転軸82と、一対のローラ基部83と、ローラ本体84と、金属層85とを有している。一対の回転軸82は、一対の転がり軸受81に回転自在に軸支されている。一対のローラ基部83は、円板状に形成されており、一対の回転軸82の軸方向の内側に接続されている。ローラ本体84は、円筒状に形成され、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)で構成されている。ローラ本体84は、一対のローラ基部83の間に掛け渡されている。つまり、ローラ本体84は、その軸方向の両端部の内側が一対のローラ基部83の外周側に接続される。金属層85は、アルミ材を用いて構成されたアルミ層であり、円筒形状に形成されている。
このように構成された裁断入口ガイドローラ42は、回転軸82を回転させることで、裁断用ガイドローラ42全体を回転させることができる。このため、裁断用ガイドローラ42を回転させる場合には、上記の構成とすることで、回転に適した構成とすることができる。
また、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43は、その構成にかかわらず、段付きローラとしてもよいし、ストレートのローラとしてもよい。
また、実施例1では、第1ドラグローラ41の構成について特に限定しなかったが、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様に、炭素繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体53と、ローラ本体53の外周側に設けられた金属層54とで構成された複合材ローラとしてもよい。この構成によれば、第1ドラグローラ41も磨耗に強い構成とすることができる。
次に、図6を参照して、実施例2に係る輪転印刷機について説明する。図6は、実施例2に係る輪転印刷機の印刷装置出口周りの概略構成図である。なお、実施例2では、重複した記載を避けるべく、実施例1と異なる部分について説明すると共に、実施例1と同様の構成である部分については、同じ符号を付す。実施例2に係る輪転印刷機1では、実施例1の構成に加え、印刷装置出口周りに設けられたガイドローラが、裁断用ガイドローラと同様の構成となっている。以下、実施例2に係る輪転印刷機1について説明する。
図6に示すように、印刷装置13a,13bから搬送(排出)される印刷後のウェブWには、第1印刷出口ガイドローラ62が転接する。第1印刷出口ガイドローラ62に対してウェブWの搬送方向の下流側には、第2印刷出口ガイドローラ63が設けられている。そして、第2印刷出口ガイドローラ63に対してウェブWの搬送方向の下流側には、第2ドラグローラ61が設けられ、第2ドラグローラ61に対してウェブWの搬送方向の下流側には、第3印刷出口ガイドローラ64が設けられている。なお、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、自由ローラとなっており、印刷出口ガイドローラとして機能する。
そして、ウェブWは、第1印刷出口ガイドローラ62に巻き掛けられた後、第2印刷出口ガイドローラ63に巻き掛けられる。この後、ウェブWは、第2ドラグローラ61に巻き掛けられた後、第3印刷出口ガイドローラ64に巻き掛けられる。このとき、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、ウェブWに対して一方側(図示下側)に位置する一方で、第2ドラグローラ61は、ウェブWに対して他方側(図示上側)に位置する。
第2ドラグローラ61は、第1ドラグローラ41と同様に、外周面が周方向に波形状となるセレーションローラである。また、第2ドラグローラ61は、第1ドラグローラ41と同様に、図示しない駆動源により駆動する駆動ローラとなっている。また、第2ドラグローラ61に対するウェブWの巻角度は、180°前後となっている。
第1印刷出口ガイドローラ62および第3印刷出口ガイドローラ64は、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様に、軸方向において段部を有する段付きローラとなっている。このため、第1印刷出口ガイドローラ62および第3印刷出口ガイドローラ64は、転接するウェブWが幅方向へ広がるような作用を生じさせる。
図7は、第2印刷出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの一例の部分断面図である。図7に示すように、第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さくなる逆クラウンローラとなっている。このため、第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向の両端部が大径となり、軸方向の中央部が小径となることから、軸方向の両端部の周速が、軸方向の中央部の周速に比して速くなる。よって、第2印刷出口ガイドローラ63も、転接するウェブWが幅方向(第2印刷出口ガイドローラ63の軸方向)へ広がるような作用を生じさせる。
そして、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様に、炭素繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体53と、ローラ本体53の外周側に設けられた金属層54とで構成される複合材ローラとなっている。なお、複合材ローラの構成は、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様であるため説明を省略する。
このように構成された第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、その外周面、すなわち金属層54が機械加工されることによって真円度の精度を高めることが可能となる。また、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、その外周面が金属層54で構成されることで、耐摩耗性を向上できる。さらに、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、その外周面が金属層54で構成されることで、インキ等の付着物の除去性を向上でき、また、付着物の視認性を高めることができる。
従って、印刷装置13a,13bから搬送されたウェブWが第1印刷出口ガイドローラ62に転接すると、第1印刷出口ガイドローラ62は、転接するウェブWを幅方向に広げながら、第2印刷出口ガイドローラ63へ案内する。案内されたウェブWが第2印刷出口ガイドローラ63に転接すると、第2印刷出口ガイドローラ63は、転接するウェブWを幅方向に広げながら、第2ドラグローラ61へ案内する。第2ドラグローラ61へ案内されたウェブWは、駆動する第2ドラグローラ61に転接しながら、下流側の第3印刷出口ガイドローラ64へ向けて搬送される。案内されたウェブWが第3印刷出口ガイドローラ64に転接すると、第3印刷出口ガイドローラ64は、転接するウェブWを幅方向に広げながら、搬送方向の下流側へ搬送する。
以上のように、実施例2の構成によれば、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、その外周が金属層54となっているため、磨耗に強いものとすることができる。また、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、その外周が金属層54となっていることから、その外周に、印刷後のウェブWからインキ等の付着物が付着した場合であっても、付着物の視認性を高めることができ、また、付着物の除去性をよいものとすることができる。これにより、付着物を迅速に見つけて、容易に除去することができるため、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64のメンテナンスを好適に行うことが可能となる。
なお、実施例2では、第2印刷出口ガイドローラ63を逆クラウンローラとしたが、この構成に限定されず、図8に示す構成にしてもよい。図8は、第2印刷出口ガイドローラを軸心に沿って切ったときの他の一例の部分断面図である。図8に示すように、第2印刷出口ガイドローラ63は、逆クラウンローラと段付きローラとを組み合わせた逆クラウン段付きローラとなっている。つまり、図8の第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向に直径が異なる大径部91と小径部92とを有し、大径部91と小径部92とが軸方向に連なることで、段部93が形成されている。第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向において複数の大径部91を有すると共に、軸方向に複数の小径部92を有し、複数の大径部91および複数の小径部92は、軸方向において交互に配置されている。なお、第2印刷出口ガイドローラ63は、裁断入口ガイドローラ42と同様に、少なくとも1つの小径部92と、小径部92の軸方向両側に位置する一対の大径部91とを有する構成であればよい。また、第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さくなっている。このため、隣接する大径部91は、軸方向の中央側の大径部91が、軸方向の端部側の大径部91に比して直径が小さくなっている。同様に、隣接する小径部92は、軸方向の中央側の小径部92が、軸方向の端部側の小径部92に比して直径が小さくなっている。
この構成によれば、第2印刷出口ガイドローラ63は、軸方向の両端部が大径となり、軸方向の中央部が小径となることから、軸方向の両端部の周速が、軸方向の中央部の周速に比して速くなる。また、第2印刷出口ガイドローラ63は、回転する大径部91の周速が、回転する小径部92の周速に比して速くなる。よって、第2印刷出口ガイドローラ63は、転接するウェブWを幅方向へより広げることができるため、ウェブWに形成されるシワの発生をさらに抑制することができる。
また、実施例2では、第1印刷出口ガイドローラ62および第3印刷出口ガイドローラ64を段付きローラとし、第2印刷出口ガイドローラ63を逆クラウンローラとしたが、この構成に限定されない。すなわち、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64は、段付きローラ、逆クラウンローラ、逆クラウン段付きローラのいずれかの構成となるように適宜選択してもよい。
また、実施例2でも、第2ドラグローラ61の構成について特に限定しなかったが、第1印刷出口ガイドローラ62、第2印刷出口ガイドローラ63および第3印刷出口ガイドローラ64と同様に、炭素繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体53と、ローラ本体53の外周側に設けられた金属層54とで構成された複合材ローラとしてもよい。この構成によれば、第2ドラグローラ61も磨耗に強い構成とすることができる。
次に、図9を参照して、実施例3に係る輪転印刷機について説明する。図9は、実施例3に係る輪転印刷機のコンペンセータローラ周りの概略構成図である。なお、実施例3でも、重複した記載を避けるべく、実施例1と異なる部分について説明すると共に、実施例1と同様の構成である部分については、同じ符号を付す。実施例3に係る輪転印刷機1では、実施例1の構成に加え、コンペンセータローラ周りに設けられたガイドローラが、裁断用ガイドローラと同様の構成となっている。以下、実施例3に係る輪転印刷機1について説明する。
図9に示すように、搬送方向の上流側から搬送されるウェブWには、第3ドラグローラ71が転接する。第3ドラグローラ71に対してウェブWの搬送方向の下流側には、コンペンセータローラ27が設けられている。なお、コンペンセータローラ27は、自由ローラとなっており、図示しない駆動装置によって所定の方向(例えば、水平方向)に移動可能となっている。
そして、ウェブWは、第3ドラグローラ71に巻き掛けられた後、コンペンセータローラ27に巻き掛けられる。このとき、第3ドラグローラ71は、ウェブWに対して一方側(図示左側)に位置する一方で、コンペンセータローラ27は、ウェブWに対して他方側(図示右側)に位置する。
第3ドラグローラ71は、第1ドラグローラ41と同様に、外周面が周方向に波形状となるセレーションローラである。また、第3ドラグローラ71は、第1ドラグローラ41と同様に、図示しない駆動源により駆動する駆動ローラとなっている。また、第3ドラグローラ71に対するウェブWの巻角度は、180°前後となっている。
コンペンセータローラ27は、軸方向に平坦な外周面を有するストレートの円柱形状のローラとなっている。コンペンセータローラ27に対するウェブWの巻角度は、180°前後となっている。そして、コンペンセータローラ27は、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様に、炭素繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体50と、ローラ本体50の外周側に設けられた金属層54とで構成される図4に示す複合材ローラとなっている。なお、複合材ローラの構成は、裁断入口ガイドローラ42および裁断出口ガイドローラ43と同様であるため説明を省略する。
このように構成されたコンペンセータローラ27は、その外周面、すなわち金属層54が機械加工されることによって真円度の精度を高めることが可能となる。また、コンペンセータローラ27は、その外周面が金属層54で構成されることで、耐摩耗性を向上できる。
従って、搬送方向の上流側から搬送されたウェブWが第3ドラグローラ71に転接すると、駆動する第3ドラグローラ71は、ウェブWをコンペンセータローラ27へ向けて搬送する。搬送されたウェブWがコンペンセータローラ27に転接すると、コンペンセータローラ27は、搬送方向の下流側へウェブWを案内する。
以上のように、実施例3の構成によれば、コンペンセータローラ27は、その外周が金属層54となっているため、磨耗に強いものとすることができる。
なお、実施例1ないし実施例3では、金属層54をアルミ層としたが、この構成に限定されない。すなわち、金属層54は、アルミ層に限らず、軽量で剛性の高い金属とすることが好ましい。
また、実施例1ないし実施例3では、炭素繊維強化プラスチックを用いてローラ本体50を構成したが、繊維強化プラスチックであれば、いずれであってもよい。例えば、繊維強化プラスチックとしては、ガラス繊維強化プラスチック、またはアラミド繊維強化プラスチック等がある。
また、実施例2および実施例3を実施例1に組み合わせた構成にしてもよい。
1 輪転印刷機
11 給紙装置
12 インフィード装置
13a,13b 印刷装置
14 ウェブパス装置
15 折機
20 保持アーム
24 インフィードローラ
25 スリッタ
26 ターンバー
27 コンペンセータローラ
41 第1ドラグローラ
42 裁断入口ガイドローラ
43 裁断出口ガイドローラ
50 固定軸
51 転がり軸受
52 ローラ基部
53 ローラ本体
54 金属層
56 段部
57 大径部
58 小径部
61 第2ドラグローラ
62 第1印刷出口ガイドローラ
63 第2印刷出口ガイドローラ
64 第3印刷出口ガイドローラ
71 第3ドラグローラ
W ウェブ
R 巻取紙

Claims (15)

  1. 搬送されるウェブを搬送方向に沿って裁断するスリッタと、
    前記ウェブに転接し、前記ウェブを挟んで前記スリッタの反対側に対向して設けられた駆動ローラと、
    前記ウェブに転接し、前記スリッタおよび前記駆動ローラに対して前記ウェブの搬送方向の上流側または下流側の少なくともいずれか一方に設けられた裁断用ガイドローラと、を備え、
    前記裁断用ガイドローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることを特徴とするウェブ搬送装置。
  2. 前記裁断用ガイドローラは、前記スリッタおよび前記駆動ローラに対して前記ウェブの搬送方向の上流側に設けられた裁断入口ガイドローラと、前記スリッタおよび前記駆動ローラに対して前記ウェブの搬送方向の下流側に設けられた裁断出口ガイドローラと、を有していることを特徴とする請求項1に記載のウェブ搬送装置。
  3. 前記裁断用ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、前記大径部と前記小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成される段付きローラであることを特徴とする請求項1または2に記載のウェブ搬送装置。
  4. 前記裁断入口ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、前記大径部と前記小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成される段付きローラであることを特徴とする請求項2に記載のウェブ搬送装置。
  5. 前記裁断用ガイドローラは、軸方向に延在する固定軸に所定の間隔を空けて設けられた一対の転がり軸受と、前記一対の転がり軸受の外周側にそれぞれ設けられた一対のローラ基部と、前記一対のローラ基部の間に掛け渡された前記ローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた前記金属層とを有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  6. 前記裁断用ガイドローラは、軸方向の両端部に配置された一対の転がり軸受に軸支される一対の回転軸と、前記一対の回転軸の軸方向の内側にそれぞれ設けられた一対のローラ基部と、前記一対のローラ基部の間に掛け渡された前記ローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた前記金属層とを有していることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  7. 印刷後の前記ウェブに転接する印刷出口ガイドローラをさらに備え、
    前記印刷出口ガイドローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  8. 前記印刷出口ガイドローラは、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さい逆クラウンローラであることを特徴とする請求項7に記載のウェブ搬送装置。
  9. 前記印刷出口ガイドローラは、軸方向に直径が異なる大径部と小径部とを有し、前記大径部と前記小径部とが軸方向に連なることで、軸方向において段部が形成され、且つ、軸方向の中央部における直径が、軸方向の両端部における直径に比して小さい逆クラウン段付きローラであることを特徴とする請求項7に記載のウェブ搬送装置。
  10. 前記印刷出口ガイドローラと隣接する駆動ローラをさらに備えたことを特徴とする請求項7ないし9のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  11. 前記ウェブの搬送方向における位置を調整するコンペンセータローラをさらに備え、
    前記コンペンセータローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  12. 前記コンペンセータローラと隣接する駆動ローラをさらに備えたことを特徴とする請求項11に記載のウェブ搬送装置。
  13. 前記駆動ローラは、繊維強化プラスチックで構成されたローラ本体と、前記ローラ本体の外周側に設けられた金属層とを有していることを特徴とする請求項10または12に記載のウェブ搬送装置。
  14. 前記金属層は、アルミ層であることを特徴とする請求項1ないし13のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置。
  15. 巻取紙から前記ウェブを繰り出して供給する給紙装置と、
    前記給紙装置から繰り出された前記ウェブに印刷を行う印刷装置と、
    前記印刷装置により印刷された前記ウェブを搬送する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のウェブ搬送装置と、
    前記ウェブ搬送装置により搬送された前記ウェブを裁断して折り畳む折機と、を備えたことを特徴とする印刷機。
JP2012034509A 2012-02-20 2012-02-20 ウェブ搬送装置および印刷機 Active JP5972596B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012034509A JP5972596B2 (ja) 2012-02-20 2012-02-20 ウェブ搬送装置および印刷機
PCT/JP2013/051314 WO2013125284A1 (ja) 2012-02-20 2013-01-23 ウェブ搬送装置および印刷機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012034509A JP5972596B2 (ja) 2012-02-20 2012-02-20 ウェブ搬送装置および印刷機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013170046A true JP2013170046A (ja) 2013-09-02
JP5972596B2 JP5972596B2 (ja) 2016-08-17

Family

ID=49005478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012034509A Active JP5972596B2 (ja) 2012-02-20 2012-02-20 ウェブ搬送装置および印刷機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP5972596B2 (ja)
WO (1) WO2013125284A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091553A (ja) * 2019-12-03 2021-06-17 株式会社トライテック 搬送用ローラおよびその製造方法

Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01152944U (ja) * 1988-04-13 1989-10-20
JPH0312541B2 (ja) * 1985-02-25 1991-02-20 Mitsubishi Rayon Co
JPH05212846A (ja) * 1992-02-05 1993-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輪転印刷機のテンションコントロールシステム
JPH05246003A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd ガイドローラー
JPH06106702A (ja) * 1992-09-24 1994-04-19 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd ガイドローラー
JPH0639845U (ja) * 1992-11-04 1994-05-27 株式会社小森コーポレーション ウェブ通し装置
JPH06210797A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Sanrei Koki Kk 金属被覆繊維強化プラスチック製ロール
JPH07121045A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Canon Inc 加熱定着装置
JPH07223124A (ja) * 1994-02-07 1995-08-22 Arisawa Mfg Co Ltd スリーブロールの製造方法
JPH11165930A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Yoshikawa Kogyo Co Ltd 被印刷体圧着・移送用ローラー
JP2000038243A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 紙しわ防止装置
JP2002060105A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Toray Ind Inc メタルコートロール
JP2003165202A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 多色刷り輪転機の見当調整装置
WO2008044724A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Imprimante et son procédé de fonctionnement
JP2008265918A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 輪転機のターンバー装置
JP2009196775A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 折機の転送装置
JP2010173830A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Mitsubishi Plastics Inc ロール及びその製造方法
WO2010137527A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機
JP2011079591A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Goss Graphic Systems Japan Corp 折機、及び、輪転印刷機

Patent Citations (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0312541B2 (ja) * 1985-02-25 1991-02-20 Mitsubishi Rayon Co
JPH01152944U (ja) * 1988-04-13 1989-10-20
JPH05212846A (ja) * 1992-02-05 1993-08-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 輪転印刷機のテンションコントロールシステム
JPH05246003A (ja) * 1992-03-04 1993-09-24 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd ガイドローラー
JPH06106702A (ja) * 1992-09-24 1994-04-19 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd ガイドローラー
JPH0639845U (ja) * 1992-11-04 1994-05-27 株式会社小森コーポレーション ウェブ通し装置
JPH06210797A (ja) * 1993-01-14 1994-08-02 Sanrei Koki Kk 金属被覆繊維強化プラスチック製ロール
JPH07121045A (ja) * 1993-10-27 1995-05-12 Canon Inc 加熱定着装置
JPH07223124A (ja) * 1994-02-07 1995-08-22 Arisawa Mfg Co Ltd スリーブロールの製造方法
JPH11165930A (ja) * 1997-12-03 1999-06-22 Yoshikawa Kogyo Co Ltd 被印刷体圧着・移送用ローラー
JP2000038243A (ja) * 1998-07-23 2000-02-08 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 紙しわ防止装置
JP2002060105A (ja) * 2000-08-23 2002-02-26 Toray Ind Inc メタルコートロール
JP2003165202A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 多色刷り輪転機の見当調整装置
WO2008044724A1 (fr) * 2006-10-13 2008-04-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Imprimante et son procédé de fonctionnement
JP2008265918A (ja) * 2007-04-18 2008-11-06 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 輪転機のターンバー装置
JP2009196775A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Tokyo Kikai Seisakusho Ltd 折機の転送装置
JP2010173830A (ja) * 2009-01-30 2010-08-12 Mitsubishi Plastics Inc ロール及びその製造方法
WO2010137527A1 (ja) * 2009-05-26 2010-12-02 三菱重工印刷紙工機械株式会社 印刷機
JP2011079591A (ja) * 2009-10-02 2011-04-21 Goss Graphic Systems Japan Corp 折機、及び、輪転印刷機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091553A (ja) * 2019-12-03 2021-06-17 株式会社トライテック 搬送用ローラおよびその製造方法
JP7417267B2 (ja) 2019-12-03 2024-01-18 株式会社トライテック 搬送用ローラおよびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
WO2013125284A1 (ja) 2013-08-29
JP5972596B2 (ja) 2016-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5681794B2 (ja) ベルトジャンクションコンベヤ
US20090212480A1 (en) Transfer device for folder unit
JP5286158B2 (ja) 印刷機
JP5972596B2 (ja) ウェブ搬送装置および印刷機
JP6461027B2 (ja) インキローラ及び印刷機
KR101536729B1 (ko) 디지털 인쇄용 피출력물 공급배출장치
JP2008019090A (ja) ウェブ折り畳み装置及び輪転印刷機
JP2009214202A (ja) 断裁装置及びそれをそなえた輪転印刷機
JP6388660B2 (ja) 印刷機及び印刷方法
WO2008116311A9 (en) Web processing system with adjustable multiple slit web separation and redirection system and/or with automatic rewind and/or automatic unwind roll transfer system
JP5311928B2 (ja) 輪転印刷機のための1つ又は2つ以上の重ねられたウェブを駆動するための装置及び輪転印刷機
JP4786596B2 (ja) 折込ローラ及び折込ローラ本体並びに折込ローラの製造方法
JP6146652B2 (ja) ウェブ間隔調整機構
JP4308058B2 (ja) 折機
JP2013170047A (ja) 紙継装置および印刷機
JP5868679B2 (ja) 輪転印刷機の給紙部、輪転印刷機および巻取紙の装着方法
JP2007119116A (ja) 羽根車およびこれを装備した輪転印刷機
JP2009132475A (ja) ウェブ搬送装置及び輪転印刷機
JP2009023766A (ja) 印刷機
JP5285995B2 (ja) ニッピング装置、折機、輪転印刷機およびウェブ搬送方法
JP4395464B2 (ja) 輪転印刷機
JP2004277070A (ja) 輪転印刷機に設備する折機
JP2009263036A (ja) シートの折り畳み装置及び方法、並びに印刷機
KR20190073143A (ko) 공정효율이 향상된 웹 커팅 장치 및 방법
JP2009263075A (ja) 輪転印刷機および折機

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20150206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5972596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350