JPH05246003A - ガイドローラー - Google Patents
ガイドローラーInfo
- Publication number
- JPH05246003A JPH05246003A JP8139692A JP8139692A JPH05246003A JP H05246003 A JPH05246003 A JP H05246003A JP 8139692 A JP8139692 A JP 8139692A JP 8139692 A JP8139692 A JP 8139692A JP H05246003 A JPH05246003 A JP H05246003A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peripheral surface
- circumferential surface
- guide roller
- paper
- diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Rotary Presses (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 料紙を案内するガイドローラーにインキ等の
異物が付着することなく、かつこれの外周面が自動的に
拭浄されて、後続の印刷物の汚損を防止でき、また上記
拭浄に対する省力化、省人化を図ることができるガイド
ローラーを提供する。 【構成】 印刷を施した料紙を走行させて取り扱う装置
において、料紙が接触する外周面を大径周面と小径周面
とを混在させて一体に形成するとともに、大径周面と小
径周面とに一斉に接触して走行する料紙との摩擦力によ
って回転するように設けた構成となっている。
異物が付着することなく、かつこれの外周面が自動的に
拭浄されて、後続の印刷物の汚損を防止でき、また上記
拭浄に対する省力化、省人化を図ることができるガイド
ローラーを提供する。 【構成】 印刷を施した料紙を走行させて取り扱う装置
において、料紙が接触する外周面を大径周面と小径周面
とを混在させて一体に形成するとともに、大径周面と小
径周面とに一斉に接触して走行する料紙との摩擦力によ
って回転するように設けた構成となっている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、印刷を施した料紙を
走行させて取り扱う装置、例えば輪転機におけるガイド
ローラー装置におけるガイドローラーに関するものであ
る。
走行させて取り扱う装置、例えば輪転機におけるガイド
ローラー装置におけるガイドローラーに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば、輪転機のガイドローラー装置に
おけるガイドローラーは、給紙部から印刷部を経て折畳
部に向って走行する料紙を、所望の向きにガイドできる
ように適宜に配設され、走行紙との摩擦力によって走行
紙の走行速度と略同じ周速度で回転する。従って、印刷
部で印刷を施された後の料紙が接触するガイドローラー
の外周面は、接触する料紙からインキ等の異物が付着
し、後続の料紙を汚損して印刷品質を低下させる。また
付着したインキ等の異物は、印刷を休止して又は印刷の
終了後に、作業者が手作業で又は専用装置によって、除
去する必要があった。
おけるガイドローラーは、給紙部から印刷部を経て折畳
部に向って走行する料紙を、所望の向きにガイドできる
ように適宜に配設され、走行紙との摩擦力によって走行
紙の走行速度と略同じ周速度で回転する。従って、印刷
部で印刷を施された後の料紙が接触するガイドローラー
の外周面は、接触する料紙からインキ等の異物が付着
し、後続の料紙を汚損して印刷品質を低下させる。また
付着したインキ等の異物は、印刷を休止して又は印刷の
終了後に、作業者が手作業で又は専用装置によって、除
去する必要があった。
【０００３】こうした不都合を解決するために、本願出
願人は、特開平１−２０９１３９号に示されるガイドロ
ーラー装置を提案した。このガイドローラー装置は、２
つ以上のガイドローラーのうちの少なくとも１つのガイ
ドローラーの回転周速度が他のガイドローラーの回転周
速度と異なるように伝動機構装置によって連係させて設
け、連係させた全ガイドローラーの外周面と走行中の料
紙との間に働く夫々の摩擦力による回転トルクが均衡し
た状態で、連係させた全ガイドローラーが回転するよう
にし、その回転周速度と料紙の走行速度との間に生じる
若干の差によって、ガイドローラーの外周面を走行する
料紙で擦り、インキ等の異物が付着するのを防止すると
ともに、自動的に拭浄するようにしたものである。
願人は、特開平１−２０９１３９号に示されるガイドロ
ーラー装置を提案した。このガイドローラー装置は、２
つ以上のガイドローラーのうちの少なくとも１つのガイ
ドローラーの回転周速度が他のガイドローラーの回転周
速度と異なるように伝動機構装置によって連係させて設
け、連係させた全ガイドローラーの外周面と走行中の料
紙との間に働く夫々の摩擦力による回転トルクが均衡し
た状態で、連係させた全ガイドローラーが回転するよう
にし、その回転周速度と料紙の走行速度との間に生じる
若干の差によって、ガイドローラーの外周面を走行する
料紙で擦り、インキ等の異物が付着するのを防止すると
ともに、自動的に拭浄するようにしたものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の装置は、料
紙とガイドローラーの外周面との接触による摩擦力をガ
イドローラーの回転駆動力とし、ガイドローラーの回転
周速度と料紙の走行速度の差異を、料紙の許容張力範囲
内で自律的に発生させ、料紙に無用の張力負担をかける
ことなく、走行する料紙によってガイドローラーの外周
面を擦ることができる長所を有する。しかしながら、複
数のガイドローラーを連係維持する伝導機構装置が必要
で、それだけ構成が繁雑となり、かつメンテナンス等の
付随作業が増し、更にコスト高にもなった。また、伝導
機構装置で連係維持させた複数のガイドローラーの回転
周速度は、連係させた全ガイドローラーの外周面と走行
中の料紙との間に働く夫々の摩擦力による回転トルクが
均衡した状態で、連係させた全ガイドローラーが回転す
る。従って、連係させたうちの１つのガイドローラーと
走行中の料紙との間に働く摩擦力が他のガイドローラー
と走行中の料紙との間に働く摩擦力に比べて極めて大き
なときは、前記１つのガイドローラーは、他のガイドロ
ーラーの影響を殆ど受けずに回転し、その回転周速度と
料紙の走行速度との差が殆どなくなり、このガイドロー
ラーの外周面については、走行する料紙によって効果的
に擦ることができなかった。
紙とガイドローラーの外周面との接触による摩擦力をガ
イドローラーの回転駆動力とし、ガイドローラーの回転
周速度と料紙の走行速度の差異を、料紙の許容張力範囲
内で自律的に発生させ、料紙に無用の張力負担をかける
ことなく、走行する料紙によってガイドローラーの外周
面を擦ることができる長所を有する。しかしながら、複
数のガイドローラーを連係維持する伝導機構装置が必要
で、それだけ構成が繁雑となり、かつメンテナンス等の
付随作業が増し、更にコスト高にもなった。また、伝導
機構装置で連係維持させた複数のガイドローラーの回転
周速度は、連係させた全ガイドローラーの外周面と走行
中の料紙との間に働く夫々の摩擦力による回転トルクが
均衡した状態で、連係させた全ガイドローラーが回転す
る。従って、連係させたうちの１つのガイドローラーと
走行中の料紙との間に働く摩擦力が他のガイドローラー
と走行中の料紙との間に働く摩擦力に比べて極めて大き
なときは、前記１つのガイドローラーは、他のガイドロ
ーラーの影響を殆ど受けずに回転し、その回転周速度と
料紙の走行速度との差が殆どなくなり、このガイドロー
ラーの外周面については、走行する料紙によって効果的
に擦ることができなかった。
【０００５】この発明は、極めて簡単かつ安価で、しか
もメンテナンス等の作業の増加がなく、更に、走行する
料紙と接触して回転するときに、回転周速度を料紙の走
行速度と確実に相違させ得るガイドローラーを提供する
ことを目的とするものでである。
もメンテナンス等の作業の増加がなく、更に、走行する
料紙と接触して回転するときに、回転周速度を料紙の走
行速度と確実に相違させ得るガイドローラーを提供する
ことを目的とするものでである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るガイドローラーは、印刷を施した料紙
を走行させて取り扱う装置において、料紙が接触する外
周面を大径周面と小径周面とを混在させて一体に形成す
るとともに、大径周面と小径周面とに一斉に接触して走
行する料紙との摩擦力によって回転するように設けた構
成となっている。また、上記料紙が接触する外周面の大
径周面と小径周面との面積比を１：３乃至３：１とす
る。さらに、上記ガイドローラーの小径周面の外径を大
径周面の外径の９５％乃至９９．５％とする。
に、本発明に係るガイドローラーは、印刷を施した料紙
を走行させて取り扱う装置において、料紙が接触する外
周面を大径周面と小径周面とを混在させて一体に形成す
るとともに、大径周面と小径周面とに一斉に接触して走
行する料紙との摩擦力によって回転するように設けた構
成となっている。また、上記料紙が接触する外周面の大
径周面と小径周面との面積比を１：３乃至３：１とす
る。さらに、上記ガイドローラーの小径周面の外径を大
径周面の外径の９５％乃至９９．５％とする。
【０００７】
【作 用】ガイドローラーの大径周面と小径周面とに
接触して走行する料紙は、大径周面と小径周面とを同じ
速度で回転させようとする。ところが、大径周面と小径
周面とは半径が異なるから、大径周面と小径周面の角速
度は、 角速度（ω）＝料紙の走行速度（ｖ）／半径（ｒ） の関係式より、必然的に異なろうとする。しかしガイド
ローラーの外周面は一体であるので、大径周面の角速度
と小径周面の角速度とが互いに影響しあい、これら２つ
の角速度の間の適宜の角速度で回転する。従って、大径
周面と小径周面の回転周速度は、いずれも、そこに接触
した状態で走行する料紙の走行速度とは異なり、大径周
面と小径周面は、そこに接触した状態で走行する料紙と
の間ですべり、料紙によって擦られる。
接触して走行する料紙は、大径周面と小径周面とを同じ
速度で回転させようとする。ところが、大径周面と小径
周面とは半径が異なるから、大径周面と小径周面の角速
度は、 角速度（ω）＝料紙の走行速度（ｖ）／半径（ｒ） の関係式より、必然的に異なろうとする。しかしガイド
ローラーの外周面は一体であるので、大径周面の角速度
と小径周面の角速度とが互いに影響しあい、これら２つ
の角速度の間の適宜の角速度で回転する。従って、大径
周面と小径周面の回転周速度は、いずれも、そこに接触
した状態で走行する料紙の走行速度とは異なり、大径周
面と小径周面は、そこに接触した状態で走行する料紙と
の間ですべり、料紙によって擦られる。
【０００８】
【実 施 例】この発明の実施例について、ガイドロー
ラーの概略を示す斜視図である図１、図２、ガイドロー
ラーと料紙の接触状態を模式的に示す一部断面斜視図で
ある図３を参照して説明する。１はガイドローラーであ
る。ガイドローラー１は、料紙Ｗが接触する外周面２
を、大径周面３と小径周面４とが混在した状態に形成さ
れ、外周面２に接触した料紙Ｗの走行により、軸５に対
して外周面２を有する部分が回転する形態又は軸５と外
周面２を有する部分とが一体で回転する形態に構成され
る。図１に示すガイドローラー１は、大径周面３の閉ル
ープと小径周面４の閉ループとを、ガイドローラー１の
軸方向に交互に並設してガイドローラー１の外周面２と
したものであり、図２に示すガイドローラー１は、大径
周面３と小径周面４とを螺旋状に並設して、ガイドロー
ラー１の外周面２としたものである。
ラーの概略を示す斜視図である図１、図２、ガイドロー
ラーと料紙の接触状態を模式的に示す一部断面斜視図で
ある図３を参照して説明する。１はガイドローラーであ
る。ガイドローラー１は、料紙Ｗが接触する外周面２
を、大径周面３と小径周面４とが混在した状態に形成さ
れ、外周面２に接触した料紙Ｗの走行により、軸５に対
して外周面２を有する部分が回転する形態又は軸５と外
周面２を有する部分とが一体で回転する形態に構成され
る。図１に示すガイドローラー１は、大径周面３の閉ル
ープと小径周面４の閉ループとを、ガイドローラー１の
軸方向に交互に並設してガイドローラー１の外周面２と
したものであり、図２に示すガイドローラー１は、大径
周面３と小径周面４とを螺旋状に並設して、ガイドロー
ラー１の外周面２としたものである。
【０００９】いずれのガイドローラー１においても、大
径周面３の半径Ｒ３（図３参照）と小径周面４の半径Ｒ
４（図３参照）との差Ｚ（図３参照）は、ガイドローラ
ー１の外周面２に料紙Ｗが接触する際に、大径周面３と
小径周面４とに一斉に接触でき（図３参照）、かつ後で
説明する料紙Ｗとガイドローラー１の外周面２との間の
すべりを生じさせることができる程度とし、料紙Ｗの剛
性等を考慮して適宜に定められ、例えば小径周面４の半
径Ｒ４は、大径周面３の半径Ｒ３の９５％乃至９９．５
％に設けられる。また、大径周面３と小径周面４との面
積比率は、後で説明する料紙Ｗとガイドローラー１の外
周面２との間のすべりを生じさせることができるよう
に、大径周面３と料紙Ｗの接触面積と、小径周面４と料
紙Ｗの接触面積とのバランスを考慮して適宜に定めら
れ、例えば大径周面３と小径周面４との面積比率は、
１：３乃至３：１に設けられる。
径周面３の半径Ｒ３（図３参照）と小径周面４の半径Ｒ
４（図３参照）との差Ｚ（図３参照）は、ガイドローラ
ー１の外周面２に料紙Ｗが接触する際に、大径周面３と
小径周面４とに一斉に接触でき（図３参照）、かつ後で
説明する料紙Ｗとガイドローラー１の外周面２との間の
すべりを生じさせることができる程度とし、料紙Ｗの剛
性等を考慮して適宜に定められ、例えば小径周面４の半
径Ｒ４は、大径周面３の半径Ｒ３の９５％乃至９９．５
％に設けられる。また、大径周面３と小径周面４との面
積比率は、後で説明する料紙Ｗとガイドローラー１の外
周面２との間のすべりを生じさせることができるよう
に、大径周面３と料紙Ｗの接触面積と、小径周面４と料
紙Ｗの接触面積とのバランスを考慮して適宜に定めら
れ、例えば大径周面３と小径周面４との面積比率は、
１：３乃至３：１に設けられる。
【００１０】次に、このガイドローラー１による料紙Ｗ
のガイドについて説明する。ガイドローラー１の外周面
２によって走行する料紙Ｗを案内すると、ガイドローラ
ー１は、外周面２とそこに接触する料紙Ｗとの摩擦力に
よって、料紙Ｗの走行に連れて回転する。ところで、ガ
イドローラー１の外周面２は、大径周面３と小径周面４
とで形成されており、料紙Ｗは、大径周面３と小径周面
４とに一斉に接触した状態で、速度Ｖで走行する。従っ
て、大径周面３はＶ／Ｒ３の角速度で回転しようとし、
小径周面４はＶ／Ｒ４の角速度で回転しようとする。し
かし、ガイドローラー１の外周面２は大径周面３と小径
周面４とが一体に形成されており、大径周面３と小径周
面４とが異なる角速度で別個に回転することができず、
ガイドローラー１は、前記大径周面３が回転しようとす
る角速度Ｖ／Ｒ３と小径周面４が回転しようとする角速
度Ｖ／Ｒ４とが相互に影響し合った角速度ωで回転し、
その結果、大径周面３と料紙Ｗとの間及び小径周面４と
料紙Ｗとの間に、即ちガイドローラー１の外周面２と料
紙Ｗとの間にすべりを生じ、ガイドローラー１の外周面
２は、走行する料紙Ｗによって擦られる。前記角速度ω
は、大径周面３と料紙Ｗとの間のすべりによる摩擦力と
小径周面４と料紙Ｗとの間のすべりによる摩擦力とが均
衡するように、 （Ｖ／Ｒ３）＜ω＜（Ｖ／Ｒ４）に定まる。 従って、ガイドローラー１の外周面２は、そこに接触し
て走行する料紙Ｗによって確実に擦られ、インキ等の異
物が付着せず、また自動的に拭浄される。
のガイドについて説明する。ガイドローラー１の外周面
２によって走行する料紙Ｗを案内すると、ガイドローラ
ー１は、外周面２とそこに接触する料紙Ｗとの摩擦力に
よって、料紙Ｗの走行に連れて回転する。ところで、ガ
イドローラー１の外周面２は、大径周面３と小径周面４
とで形成されており、料紙Ｗは、大径周面３と小径周面
４とに一斉に接触した状態で、速度Ｖで走行する。従っ
て、大径周面３はＶ／Ｒ３の角速度で回転しようとし、
小径周面４はＶ／Ｒ４の角速度で回転しようとする。し
かし、ガイドローラー１の外周面２は大径周面３と小径
周面４とが一体に形成されており、大径周面３と小径周
面４とが異なる角速度で別個に回転することができず、
ガイドローラー１は、前記大径周面３が回転しようとす
る角速度Ｖ／Ｒ３と小径周面４が回転しようとする角速
度Ｖ／Ｒ４とが相互に影響し合った角速度ωで回転し、
その結果、大径周面３と料紙Ｗとの間及び小径周面４と
料紙Ｗとの間に、即ちガイドローラー１の外周面２と料
紙Ｗとの間にすべりを生じ、ガイドローラー１の外周面
２は、走行する料紙Ｗによって擦られる。前記角速度ω
は、大径周面３と料紙Ｗとの間のすべりによる摩擦力と
小径周面４と料紙Ｗとの間のすべりによる摩擦力とが均
衡するように、 （Ｖ／Ｒ３）＜ω＜（Ｖ／Ｒ４）に定まる。 従って、ガイドローラー１の外周面２は、そこに接触し
て走行する料紙Ｗによって確実に擦られ、インキ等の異
物が付着せず、また自動的に拭浄される。
【００１１】この発明は、以上記載の実施例に限定され
ず、例えば大径周面３と小径周面４の配設は適宜な形態
で行って良く、ガイドローラー１の外周面２の性状が均
等である必要はなく、異なる性状を持つ面を適宜に混在
させてガイドローラー１の外周面２を形成して良い。ま
た外周面の形態は、等径のローラーの外周面を取り除い
て小径周面４を設けた形態、等径のローラーの外周面に
適宜のものを付け加えて大径周面を設けた形態、型によ
り大径周面３と小径周面４を有するローラーを一挙に成
形した形態等、いずれの形態でも良い。要は、特許請求
の範囲を逸脱しない設計上の改変を含むものである。
ず、例えば大径周面３と小径周面４の配設は適宜な形態
で行って良く、ガイドローラー１の外周面２の性状が均
等である必要はなく、異なる性状を持つ面を適宜に混在
させてガイドローラー１の外周面２を形成して良い。ま
た外周面の形態は、等径のローラーの外周面を取り除い
て小径周面４を設けた形態、等径のローラーの外周面に
適宜のものを付け加えて大径周面を設けた形態、型によ
り大径周面３と小径周面４を有するローラーを一挙に成
形した形態等、いずれの形態でも良い。要は、特許請求
の範囲を逸脱しない設計上の改変を含むものである。
【００１２】
【発明の効果】以上記載の通りであり、この発明の実施
により、印刷を施されて走行する料紙を案内するガイド
ローラーにインキ等の異物が付着して汚れることがな
く、かつガイドローラーの外周面が確実かつ自動的に拭
浄されるようになった。従って、後続の印刷物を汚損し
印刷品質を損うことがなくなった。また、印刷を中断し
て又は／及び印刷が終了した後の、ガイドローラーの拭
浄作業や洗浄作業の必要がなくなり、省力化、省人化を
進めることができた。更にまた、従来のガイドローラー
と交換するだけで容易に設置でき、しかもコスト的にも
比較的安価である上、洗浄等のランニングコストも無く
し得て、現有機の改良及びコストの低減にも有効であ
る。
により、印刷を施されて走行する料紙を案内するガイド
ローラーにインキ等の異物が付着して汚れることがな
く、かつガイドローラーの外周面が確実かつ自動的に拭
浄されるようになった。従って、後続の印刷物を汚損し
印刷品質を損うことがなくなった。また、印刷を中断し
て又は／及び印刷が終了した後の、ガイドローラーの拭
浄作業や洗浄作業の必要がなくなり、省力化、省人化を
進めることができた。更にまた、従来のガイドローラー
と交換するだけで容易に設置でき、しかもコスト的にも
比較的安価である上、洗浄等のランニングコストも無く
し得て、現有機の改良及びコストの低減にも有効であ
る。
【図１】この発明の実施例の概略構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図２】この発明の他の実施例の概略構成を示す斜視図
である。
である。
【図３】ガイドローラーと料紙の接触状態を模式的に示
す一部断面斜視図である。
す一部断面斜視図である。
１…ガイドローラー、２…外周面、３…大径周面、４…
小径周面、５…軸、Ｗ…料紙、Ｒ３…大径周面の半径、
Ｒ４…小径周面の半径、Ｚ…大径周面の半径と小径周面
の半径の差。
小径周面、５…軸、Ｗ…料紙、Ｒ３…大径周面の半径、
Ｒ４…小径周面の半径、Ｚ…大径周面の半径と小径周面
の半径の差。
Claims (3)
- 【請求項１】 印刷を施した料紙を走行させて取り扱う
装置において、料紙が接触する外周面を大径周面と小径
周面とを混在させて一体に形成するとともに、大径周面
と小径周面とに一斉に接触して走行する料紙との摩擦力
によって回転するように設けたことを特徴とするガイド
ローラー。 - 【請求項２】 料紙が接触する外周面の大径周面と小径
周面との面積比を１：３乃至３：１とした、請求項１に
記載のガイドローラー。 - 【請求項３】 小径周面の外径を大径周面の外径の９５
％乃至９９．５％とした、請求項１又は請求項２に記載
のガイドローラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081396A JPH07119103B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ガイドローラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4081396A JPH07119103B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ガイドローラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05246003A true JPH05246003A (ja) | 1993-09-24 |
| JPH07119103B2 JPH07119103B2 (ja) | 1995-12-20 |
Family
ID=13745148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4081396A Expired - Lifetime JPH07119103B2 (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | ガイドローラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07119103B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07117214A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-05-09 | Rockwell Graphic Syst Japan:Kk | 多色刷オフセット輪転機 |
| JPH07285212A (ja) * | 1994-04-18 | 1995-10-31 | Rockwell Graphic Syst Japan:Kk | 複層式オフセット輪転機 |
| US6077207A (en) * | 1997-12-03 | 2000-06-20 | Yoshikawa Kogyo Co., Ltd. | Printing web transporting roller |
| JP2009196775A (ja) * | 2008-02-22 | 2009-09-03 | Tokyo Kikai Seisakusho Ltd | 折機の転送装置 |
| JP2013170046A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd | ウェブ搬送装置および印刷機 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK179561B1 (da) * | 2016-10-06 | 2019-02-18 | Gram Equipment A/S | Anordning til modvirkning af folieopvikling |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5798360A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-18 | Komori Printing Mach Co Ltd | Paper wrinkle remover for rotary press |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4081396A patent/JPH07119103B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5798360A (en) * | 1980-12-10 | 1982-06-18 | Komori Printing Mach Co Ltd | Paper wrinkle remover for rotary press |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07117214A (ja) * | 1993-09-01 | 1995-05-09 | Rockwell Graphic Syst Japan:Kk | 多色刷オフセット輪転機 |
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| JP4689690B2 (ja) * | 2008-02-22 | 2011-05-25 | 株式会社東京機械製作所 | 折機の転送装置 |
| JP2013170046A (ja) * | 2012-02-20 | 2013-09-02 | Mitsubishi Heavy Industries Printing & Packaging Machinery Ltd | ウェブ搬送装置および印刷機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07119103B2 (ja) | 1995-12-20 |
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