JP2013160180A - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】過給機の下流側に、モータ駆動式の吸気制御弁ユニットとインタークーラ7とをこの順で配置した車両用エンジンの吸気装置である。エンジン1は、エンジン冷却水循環系67と、インタークーラ冷却水を循環させるためインタークーラ冷却水循環系87とを有している。吸気制御弁ユニットは、その外周囲の一部に、駆動モータ及び駆動力伝達機構部を有している一方、その内部に、冷却水を流通させるための内部水路を有している。内部水路には、エンジン冷却水が流通されるとともに、エンジン冷却水がインタークーラ冷却水との熱交換によって冷却される。
【選択図】図19
Description
−全体構成−
図1は、本実施形態に係る車両用エンジンの吸気装置が搭載されたエンジンの正面図である。このエンジン1は、ディーゼルエンジンであり、列状に配置された4つの気筒11a,11b,11c,11d(図2参照)が設けられたシリンダブロック1cと、シリンダブロック1cの下部に設けられたオイルパン1dと、シリンダブロック1cの上面部に組付けられたシリンダヘッド1bと、シリンダヘッド1bの上面周縁部に組付けられたヘッドカバー1aと、を備えた構造とされている。そうして、このエンジン1は、フロントエンジン・フロントドライブタイプの車両に搭載されるものであり、4つの気筒11a,11b,11c,11dが車幅方向に配列されるようにエンジンルーム内に配設される、所謂、直列4気筒の横置きエンジンである。
次に、吸気装置3を構成する各部について説明する。図3は、吸気装置の正面図であり、図4は、右側から見た吸気装置の側面図であり、図5は、左側から見た吸気装置の側面図であり、図6は、吸気装置の上面図であり、図7は、吸気装置の背面図であり、図8は、図3のVIII−VIII線の矢視断面図であり、図9は、図3のIX−IX線の矢視断面図であり、図10は、図5のX−X線の矢視断面図である。この吸気装置3は、上述の如く、吸気制御弁ユニット9と、吸気マニホールド5と、インタークーラ7と、を備えている。
本実施形態によれば、吸気制御弁ユニット9には、その内部に、冷却水を流通させるための内部水路24が形成されているとともに、この内部水路24には、水温の低いインタークーラ冷却水によって熱交換されたエンジン冷却水が流通されることから、インタークーラ7を吸気制御弁ユニット9よりも下流に設けたことに起因して、高温の吸入空気が吸気制御弁ユニット9に流入しても、かかる内部水路24を流れる冷却水によって、駆動伝達部49を可及的に冷却して、駆動伝達部49が過熱されるのを抑えることができる。
本実施形態は、吸気マニホールド5のエンジン1への取付形態、吸気制御弁ユニット8がスペーサ部材13を有している点、及び、吸気制御弁ユニット8内を流動させる冷却水としてインタークーラ冷却水循環系97を流れるインタークーラ冷却水を用いる点が、実施形態1とは異なるものである。以下、実施形態1と異なる点について説明する。
本実施形態によれば、内部水路13bがスペーサ部材13の内部に形成されていることから、吸気制御弁ユニット8に溝部22等を形成することなく、換言すると、既存の吸気制御弁ユニットを用いて、駆動伝達部48の冷却及びアイシング防止を両立することができる。
本発明は、実施形態に限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく他の色々な形で実施することができる。
3 吸気装置
7 インタークーラ
8,9 吸気制御弁ユニット
13 スペーサ部材
13b,24 内部水路
18,19 スロットルボディ(ユニット本体部)
18b,19b,19c 弁軸支持部
20 蓋部材
22 溝部
66,68 配管
67,77 エンジン冷却水循環系
87,97 インタークーラ冷却水循環系
91 過給機
94 セパレートタンク
94a 水溜部
Claims (8)
- 吸気系の上流側に過給機を介設し、当該過給機の下流側に、モータ駆動式の吸気制御弁ユニットとインタークーラとをこの順で配置した車両用エンジンの吸気装置であって、
上記エンジンは、当該エンジンの内部冷却用のエンジン冷却水を循環させるためのエンジン冷却水循環系と、上記インタークーラに、エンジン冷却水とは別のインタークーラ冷却水を循環させるためのインタークーラ冷却水循環系と、を有しており、
上記吸気制御弁ユニットは、その外周囲の一部に、駆動モータ及び当該駆動モータの駆動力を弁軸に伝達するための駆動力伝達機構部を備えている一方、当該吸気制御弁ユニットの内部には、冷却水を流通させるための内部水路が形成されており、
上記内部水路には、エンジン冷却水及びインタークーラ冷却水のいずれか一方の冷却水が流通されるとともに、当該一方の冷却水が他方の冷却水によって熱交換されることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項1記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記内部水路は、少なくとも、上記駆動モータ、上記駆動力伝達機構部、及び、上記弁軸を回動自在に支持するための片側の弁軸支持部、に沿うように形成されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項1又は2記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記一方の冷却水がエンジン冷却水であり、上記他方の冷却水がインタークーラ冷却水であるとともに、上記内部水路に流入するエンジン冷却水が、インタークーラ冷却水によって冷却されることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項3記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記吸気制御弁ユニットに冷却水を供給するための、上記エンジン冷却水循環系の配管の一部が、上記インタークーラ冷却水循環系における水路内を通ることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項4記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記インタークーラ冷却水循環系は、インタークーラ冷却水から空気を分離するためのセパレートタンクを有しており、
上記エンジン冷却水循環系の配管の一部が、上記セパレートタンクの水溜部内に臨んでいることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記吸気制御弁ユニットは、上記弁軸支持部が形成されたユニット本体部と、蓋部材とをさらに備えており、
上記ユニット本体部には、他の吸気系部材との接続部に、少なくとも、上記駆動モータ、上記駆動力伝達機構部、及び、上記片側の弁軸支持部、に沿うように延びる溝部が形成されており、
上記内部水路は、上記溝部と、当該溝部を閉じる上記蓋部材とによって構成されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記吸気制御弁ユニットは、上記弁軸支持部が形成されたユニット本体部と、当該ユニット本体部と他の吸気系部材との間に介設されるスペーサ部材とをさらに備えており、
上記内部水路は、上記スペーサ部材の内部に形成されていることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。 - 請求項1又は2記載の車両用エンジンの吸気装置において、
上記一方の冷却水がインタークーラ冷却水であり、上記他方の冷却水がエンジン冷却水であるとともに、上記内部水路に流入するインタークーラ冷却水がエンジン冷却水によって加温されることを特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
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