JP6136915B2 - 多気筒エンジンの吸気冷却装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多気筒エンジンの吸気冷却装置、より詳しくは、水冷式インタークーラの独立冷却水循環システムを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置に関する。
一般に、内燃機関では、吸気の温度が低いほど単位容積当たりの吸気の質量が増え、充填効率が高くなり、より多くの燃料を燃焼させることが可能となる。そのため、例えば過給機付のエンジン等では、充填効率が高くなるように、過給機で圧縮された空気を冷却するためのインタークーラが搭載される。
例えば、特許文献1には、インタークーラをエンジンの上面に載置することが開示されている。しかし、これではインタークーラがボンネットと干渉する可能性がある。
そこで、特許文献2に開示されるように、インタークーラをエンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドの内部に収容することが考えられる。これによれば、インタークーラがボンネットと干渉せず、またエンジンルームの省スペース化の点でも有利となる。
インタークーラが水冷式の場合、エンジンにはインタークーラの冷却水循環システムが備えられる。また、そのインタークーラの冷却水循環システムがエンジンの冷却水循環システムとは別の独立した循環システムである場合は、インタークーラの冷却水循環システムにはインタークーラ及びラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクが備えられる。
この点、特許文献1には、リザーブタンクをエンジンの一端側の側面に配置することが開示されている。なお、特許文献2にはリザーブタンクに関する開示がない。
特公平3−24566号公報(特に第4図) 特開2013−147952号公報(特に図13)
インタークーラを吸気マニホールドの内部に収容した場合に、リザーブタンクをエンジンの一端側に配置すると、インタークーラが相対的に気筒列方向の中央部寄りにあるのに対し、リザーブタンクが気筒列方向の端部にあるので、インタークーラとリザーブタンクとが気筒列方向において離間し、そのため、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが長くなるという問題がある。また、リザーブタンクは冷却水を貯留するので、重量物であり、このような重量物がエンジンの一端側にあると、エンジン振動が増大するという問題もある。
本発明は、水冷式インタークーラの独立冷却水循環システムを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置における上記問題に対処しようとするもので、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためのものとして、本発明は、エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、上記吸気マニホールドは、気筒列方向に延び、各気筒に連通する下流分岐管部と、上記下流分岐管部の下方に位置し、上記下流分岐管部に連通するチャンバ部と、エンジン幅方向外側に湾曲して上下方向に延び、上記チャンバ部と上記下流分岐管部とを連通する中間吸気管部とを有し、上記インタークーラは上記チャンバ部に内蔵され、上記リザーブタンクは、上記中間吸気管部よりも気筒列方向の一方の側で上記中間吸気管部の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部の気筒列方向の一方の側の面に隣接する第1部分と、上記中間吸気管部よりも気筒列方向の他方の側で上記中間吸気管部の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部の気筒列方向の他方の側の面に隣接する第2部分と、上記中間吸気管部の上端部に位置して上記第1部分と上記第2部分とをこれらの上部で連結する第3部分とを有する、エンジン側面視で鞍型形状に形成されていることを特徴とするものである。
本発明によれば、インタークーラが吸気マニホールドの内部に収容されている場合に、リザーブタンクが吸気マニホールドにおけるインタークーラの収容部分の上方で吸気マニホールドの上に配置されているから、インタークーラとリザーブタンクとが気筒列方向において近接する。そのため、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短くコンパクトになる。また、重量物であるリザーブタンクが相対的に気筒列方向の中央部寄りに配置されるから、リザーブタンクが気筒列方向においてエンジンの重心に近接する。そのため、エンジン振動の増大も抑制される。
以上により、本発明によれば、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置が提供される。
また、本発明によれば、リザーブタンクが、相対的に高さの高い第1部分及び第2部分とこれらの間でこれらの上部同士を連結する相対的に高さの低い第3部分とによりエンジン側面視で鞍型形状に形成されている。そして、リザーブタンクは、吸気マニホールドの中間吸気管部の上端部に配置されている。したがって、リザーブタンクは、吸気マニホールドの上に配置されているけれども、その高さが可及的に低くなる。そのため、リザーブタンクとボンネットとの干渉が抑制される。また、第1部分及び第2部分が中間吸気管部の上端部よりも下方に垂下しているため、たとえ第3部分の高さが低くても、リザーブタンク全体の容量が確保される。さらに、リザーブタンクが高さ方向においてエンジンの重心に近接するため、エンジン振動の増大がより一層抑制される。
この発明においては、上記ラジエータで放熱された冷却水を上記インタークーラに導入する導入通路と、上記導入通路の上記インタークーラ側の端部に一端が接続され、上記リザーブタンクに他端が接続された気体放出通路とが備えられていることが好ましい。
この構成によれば、ラジエータで放熱された冷却水がインタークーラに導入される直前の部分において、冷却水から分離した気体が取り出され、気体放出通路を経由してリザーブタンクに放出される。そのため、いまからインタークーラに導入される冷却水への気体混入が抑制され、水冷式インタークーラの吸気冷却性能が高められる。
また、この発明においては、上記第1部分を上記下流分岐管部の気筒列方向の一方の側の部分に固定するための第1固定部と、上記第2部分を上記下流分岐管部の気筒列方向の他方の側の部分に固定するための第2固定部と、上記第3部分を上記中間吸気管部に固定するための第3固定部と、EGRガス導入管の吸気側の端部を上記中間吸気管部に接続するためのEGR接続部とが備えられ、上記第3固定部と上記EGR接続部とは下流分岐管部側からこの順に隣接して配置され、上記第3部分の反下流分岐管部側の面は、上記第3部分が上記第3固定部に取り付けられることを許容するように、上記第1部分及び上記第2部分の反下流分岐管部側の面よりも下流分岐管部側に位置し、上記第3部分は上記第1部分及び上記第2部分よりもエンジン幅方向に細くなっていることが好ましい。
この構成によれば、第1〜第3固定部により、リザーブタンクの第1〜第3部分が、吸気マニホールドの下流分岐管部及び中間吸気管部にそれぞれバランス良く固定される。そのため、リザーブタンクが吸気マニホールドに3点でしっかりと強固に固定される。
また、リザーブタンクの第3部分は、EGR接続部との干渉を避けるために、第1部分及び第2部分よりもエンジン幅方向に細くなっている。つまりリザーブタンクがエンジン平面視で第3部分でくびれている。そのため、第3部分は強度がより一層低下している。しかし、リザーブタンクの内部に、複数の気液分離室を画成する隔壁部が気筒列方向に延びて形成されている場合は、上記隔壁部により第3部分の剛性が高められ、補強されるので、第3部分がエンジン幅方向に細くなっていても、リザーブタンクの損傷が抑制される。
また、他の一の局面に係る本発明は、エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、さらに、上記ラジエータで放熱された冷却水を上記インタークーラに導入する導入通路と、上記導入通路の上記インタークーラ側の端部に一端が接続され、上記リザーブタンクに他端が接続された気体放出通路とが備えられていることを特徴とするものである
本発明によれば、インタークーラが吸気マニホールドの内部に収容されている場合に、リザーブタンクが吸気マニホールドにおけるインタークーラの収容部分の上方で吸気マニホールドの上に配置されているから、インタークーラとリザーブタンクとが気筒列方向において近接する。そのため、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短くコンパクトになる。また、重量物であるリザーブタンクが相対的に気筒列方向の中央部寄りに配置されるから、リザーブタンクが気筒列方向においてエンジンの重心に近接する。そのため、エンジン振動の増大も抑制される。
以上により、本発明によれば、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置が提供される。
また、この構成によれば、ラジエータで放熱された冷却水がインタークーラに導入される直前の部分において、冷却水から分離した気体が取り出され、気体放出通路を経由してリザーブタンクに放出される。そのため、いまからインタークーラに導入される冷却水への気体混入が抑制され、水冷式インタークーラの吸気冷却性能が高められる。
なお、上記の各発明においては、上記リザーブタンクの内部に、エンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室を画成する隔壁部が気筒列方向に延びて形成されていることが好ましい。
この構成によれば、隔壁部によりリザーブタンクの内部にエンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室が画成されるので、リザーブタンクの気液分離性能が高められる。しかも、上記隔壁部がリザーブタンクの剛性を高める補強部材として兼用され得るので、リザーブタンクの構成が簡素化される。
なお、リザーブタンクが上記鞍型形状の場合は、つまりリザーブタンクがエンジン側面視で第3部分でくびれている場合は、リザーブタンクに振動が伝わると、相対的に容量ひいては重量の大きい第1部分及び第2部分が揺れるため、第3部分を節とする撓み変形や捩じれ変形が発生する。その結果、第3部分に応力集中が起こってリザーブタンクが損傷する可能性がある。しかし、その場合に、上記隔壁部が気筒列方向に延びているので、上記のような撓み変形や捩じれ変形に対して第3部分の剛性が高められ、補強され、その結果、リザーブタンクの損傷が抑制される。
なお、この気体放出通路は、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類に含まれ、取り廻し長さが短縮されるものに該当する。
また、他の一の局面に係る本発明は、エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、上記リザーブタンクの内部に、エンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室を画成する隔壁部が気筒列方向に延びて形成されていることを特徴とするものである
本発明によれば、インタークーラが吸気マニホールドの内部に収容されている場合に、リザーブタンクが吸気マニホールドにおけるインタークーラの収容部分の上方で吸気マニホールドの上に配置されているから、インタークーラとリザーブタンクとが気筒列方向において近接する。そのため、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短くコンパクトになる。また、重量物であるリザーブタンクが相対的に気筒列方向の中央部寄りに配置されるから、リザーブタンクが気筒列方向においてエンジンの重心に近接する。そのため、エンジン振動の増大も抑制される。
以上により、本発明によれば、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置が提供される。
また、この構成によれば、隔壁部によりリザーブタンクの内部にエンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室が画成されるので、リザーブタンクの気液分離性能が高められる。しかも、上記隔壁部がリザーブタンクの剛性を高める補強部材として兼用され得るので、リザーブタンクの構成が簡素化される。
なお、上記の各本発明においては、上記インタークーラで吸気と熱交換された冷却水を上記リザーブタンクに流入させる流入通路と、上記リザーブタンクで気液分離された冷却水を上記ラジエータに流出させる流出通路とが備えられ、上記流出通路の上記リザーブタンクとの接続部は上記リザーブタンクの底部に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、流出通路のリザーブタンクとの接続部がリザーブタンクの底部に設けられているので、リザーブタンク内の冷却水のレベルが低くなった場合でも、リザーブタンクで気液分離され、これからラジエータを経由してインタークーラに導入される冷却水への気体混入が抑制される。そのため、水冷式インタークーラの吸気冷却性能が高められる。
また、他の一の局面に係る本発明は、エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、さらに、上記インタークーラで吸気と熱交換された冷却水を上記リザーブタンクに流入させる流入通路と、上記リザーブタンクで気液分離された冷却水を上記ラジエータに流出させる流出通路とが備えられ、上記流出通路の上記リザーブタンクとの接続部は上記リザーブタンクの底部に設けられていることを特徴とするものである
本発明によれば、インタークーラが吸気マニホールドの内部に収容されている場合に、リザーブタンクが吸気マニホールドにおけるインタークーラの収容部分の上方で吸気マニホールドの上に配置されているから、インタークーラとリザーブタンクとが気筒列方向において近接する。そのため、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短くコンパクトになる。また、重量物であるリザーブタンクが相対的に気筒列方向の中央部寄りに配置されるから、リザーブタンクが気筒列方向においてエンジンの重心に近接する。そのため、エンジン振動の増大も抑制される。
以上により、本発明によれば、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置が提供される。
また、この構成によれば、流出通路のリザーブタンクとの接続部がリザーブタンクの底部に設けられているので、リザーブタンク内の冷却水のレベルが低くなった場合でも、リザーブタンクで気液分離され、これからラジエータを経由してインタークーラに導入される冷却水への気体混入が抑制される。そのため、水冷式インタークーラの吸気冷却性能が高められる。
なお、上記流入通路は、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類に含まれ、取り廻し長さが短縮されるものに該当する。
以上説明したように、本発明は、インタークーラとリザーブタンクとをつなぐホース類の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジンの吸気冷却装置を提供するので、水冷式インタークーラの独立冷却水循環システムを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置の技術の向上・発展に寄与する。
本発明の実施の形態に係る多気筒エンジンの吸気側の概略側面図である。 上記エンジンの吸気装置を示す模式図である。 排気装置の図示を略した上記エンジンの前側からの正面図である。 上記エンジンの吸気側の側面図である。 上記エンジンに搭載された水冷式インタークーラ及びその周辺部のエンジン前側からの正面図である。 上記エンジンの吸気マニホールド及びその周辺部の平面図である。 上記インタークーラの独立冷却水循環システムに備えられたリザーブタンクの側面図である。 上記リザーブタンクの斜め下方からの斜視図である。 図7のIX−IX線による縦断面図である。 図9のX−X線による平断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
(1)全体構成
図1に示すように、本実施形態に係るエンジン1は、4つの気筒11a,11b,11c,11d(図2参照)が1列に配置された直列4気筒のディーゼルエンジン、すなわち多気筒エンジンである。エンジン1は、シリンダブロック1cと、シリンダブロック1cの下部に設けられたオイルパン1dと、シリンダブロック1cの上面部に組み付けられたシリンダヘッド1bと、シリンダヘッド1bの上面周縁部に組み付けられたヘッドカバー1aとを含んで構成されている。エンジン1は、フロントエンジン・フロントドライブタイプの車両に搭載され、4つの気筒11a,11b,11c,11dが車幅方向に配列されるようにエンジンルーム内に横置き配置される。
本実施形態では、車幅方向と気筒列方向(エンジン前後方向)とが一致し、車両前後方向とエンジン幅方向とが一致する(図3参照)。以下、基本的に、特に断り書きがない場合は、「前」は車両前後方向の前(エンジン幅方向の吸気側)、「後」は車両前後方向の後(エンジン幅方向の排気側)、「左」は車幅方向の左(エンジン前後方向の後側)、「右」は車幅方向の右(エンジン前後方向の前側)を指す。
このエンジン1は、前側に吸気装置3が配置され、後側に排気装置(図示略)が配置された、前方吸気・後方排気のエンジンである。エンジン1の吸気側の側面には、吸気装置3の他に、交流電流を発電するオルタネータ41、インタークーラ7の独立冷却水循環システム用の電動ウォータポンプ51、及び空調用のエアコンプレッサ61等の補機が取り付けられている(図3参照)。
吸気装置3は、気筒列方向の中央部に位置する樹脂製の吸気マニホールド5と、吸気マニホールド5の内部に収容されたインタークーラ7と、吸気マニホールド5の上流側(吸気の流れに関していう(以下同様))に設けられた吸気制御弁ユニット9と、吸気制御弁ユニット9と吸気マニホールド5との間に介設されて両者を接続するスペーサ部材13と、吸気制御弁ユニット9の上流側に接続された吸気ダクト63とを含む。
図2に示すように、エアダクト(図示略)に接続されたエアクリーナー81と過給機(ターボチャージャ)91のコンプレッサ室(図示略)とが吸気ダクト53によって接続されている。過給機91と吸気制御弁ユニット9のスロットルボディ19とが吸気ダクト63によって接続されている。スロットルボディ19とインタークーラ7を内部に収容した吸気マニホールド5とがスペーサ部材13を介して接続されている。後述する吸気マニホールド5の下流分岐管部15とエンジン1の各気筒11a,11b,11c,11dに形成された吸気ポート21とが接続されている。エンジン1の各気筒11a,11b,11c,11dに形成された排気ポート31と過給機91のタービン室(図示略)とが接続されている。吸気ダクト53と排気ダクト73との間に、EGRクーラ83aが設けられた還流通路83が介設されている。吸気マニホールド5と排気ポート31との間に、EGR弁93aが設けられたEGRガス導入管93が介設されている。
この吸気装置3では、エアクリーナー81で浄化された新気と、排気ダクト73から還流されてEGRクーラ83aで冷却されたEGRガスとが吸気ダクト53で混合される。混合されたガス(吸気)は、過給機91のコンプレッサ室に供給されて圧縮される。圧縮された高温の吸気は、吸気ダクト63を通って吸気制御弁ユニット9に至り、スロットルボディ19及びスペーサ部材13を順に通過して、吸気マニホールド5に供給される。吸気マニホールド5の内部でインタークーラ7によって冷却された吸気は、充填効率が高まった状態で、EGRガス導入管93によって吸気マニホールド5に導入される排気ガスの一部(EGRガス)と混合された後、各吸気ポート21に分配供給される。各気筒11a,11b,11c,11dで噴射された燃料と共に燃焼した吸気は排気ガスとなり、その一部が排気ポート31からEGRガス導入管93を通って吸気マニホールド5に導入される一方、残部は過給機91のタービン室に供給されてタービン(図示略)を回転させる。そして、その後、排気ダクト73を通って浄化装置(図示略)で浄化され、大気に排出される。
なお、図1〜図3において、符号70は、インタークーラ7を収容する吸気マニホールド5の上に配置されたリザーブタンクである。また、図1において、符号101〜103は、上記リザーブタンク70を吸気マニホールド5に取り付けて固定するためのボス部である。また、図3において、符号90は、冷却水を放熱するためエンジン1の前方に配置されたラジエータ90である。これらについては後述する。
図4に示すように、吸気マニホールド5は、気筒列方向に延び、各気筒11a,11b,11c,11dに連通する下流分岐管部15と、この下流分岐管部15の下方に位置し、下流分岐管部15に連通するチャンバ部25と、エンジン幅方向外側(車両前後方向前側)に湾曲して上下方向に延び、これらのチャンバ部25と下流分岐管部15とを連通する中間吸気管部45とを有する。すなわち、吸気の流れに関していうと、チャンバ部25の下流側に中間吸気管部45が配置され、中間吸気管部45の下流側に下流分岐管部15が配置されている。吸気マニホールド5は、例えばボルト等の適宜の締結具によってエンジン1の吸気側の側面に取り付けられて固定されている。
チャンバ部25は、吸気マニホールド5において吸気制御弁ユニット9からスペーサ部材13を介して最初に吸気が供給される部分である。チャンバ部25は、気筒列方向の中央部に位置し、所定容量の空間部が内部に形成されている。そして、このチャンバ部25の内部に水冷式のインタークーラ7が収容されている。インタークーラ7は、チャンバ部25のエンジン前後方向前側(車幅方向右側)の面に形成された開口(図示略)を介してチャンバ部25の内部に挿入されている(図5参照)。このように、インタークーラ7を吸気マニホールド5のチャンバ部25の内部に収容することにより、インタークーラ7とボンネット(図示略)との干渉を防ぎ、またエンジンルームの省スペース化を図ることができる。
チャンバ部25のエンジン幅方向外側(車両前後方向前側)の面に中間吸気管部45の下端部が接続されている。吸気制御弁ユニット9からスペーサ部材13を介してチャンバ部25に供給された吸気は、インタークーラ7を通過して冷却された後、この中間吸気管部45の下端部に入る。
中間吸気管部45は、チャンバ部25のエンジン幅方向外側の面からさらにエンジン幅方向外側に湾曲して上方に延び、その上端部が下流分岐管部15の気筒列方向の中央部に接続されている。チャンバ部25から中間吸気管部45の下端部に入った吸気は、中間吸気管部45の湾曲に沿って上昇した後、中間吸気管部45の上端部から下流分岐管部15の気筒列方向の中央部に入る。
中間吸気管部45のエンジン幅方向外側の面にEGRガス導入管93の吸気側の端部が接続されている。より詳しくは、中間吸気管部45の上記面にフランジ部65cが形成され(図1及び図6参照)、このフランジ部65cにEGRガス導入管93の吸気側の端部が、例えばボルト等の適宜の締結具によって接続されている。このフランジ部65cは特許請求の範囲の「EGR接続部」に相当する。このように、EGRガス導入管93を中間吸気管部45に接続することにより、EGRガスがインタークーラ7よりも下流側で吸気マニホールド5に導入されるので、EGRガスに含まれる煤によってインタークーラ7の性能が劣化することが回避される。
下流分岐管部15は、シリンダブロック1bの上端部に位置し、エンジン1の幅方向吸気側(車両前後方向前側)の面に開口する4つの気筒11a,11b,11c,11dの吸気ポート21を覆うように気筒列方向に延びている。下流分岐管部15は、吸気を各気筒11a,11b,11c,11dに分配するための通路が内部に形成されている。下流分岐管部15は、エンジン幅方向吸気側(車両前後方向前側)に膨出するように形成され、例えばエンジン前後方向前側(車幅方向右側)から見て、略半円形の輪郭形状を有している(図3及び図5参照)。
下流分岐管部15の気筒列方向の中央部に中間吸気管部45の上端部が接続されている。この中間吸気管部45との接続部を境として、下流分岐管部15は、上記接続部よりもエンジン前後方向前側(車幅方向右側)の部分15F(以下単に「前側部分」という)と、エンジン前後方向後側(車幅方向左側)の部分15R(同じく「後側部分」という)とに大別される。中間吸気管部45の上端部から下流分岐管部15の気筒列方向の中央部に入った吸気は、上記下流分岐管部15の前側部分15Fと後側部分15Rとに分かれて流れ、吸気ポート21を介して4つの気筒11a,11b,11c,11dに分配される。
そして、本実施形態では、この吸気マニホールド5における中間吸気管部45と下流分岐管部15との接続部の近傍に、リザーブタンク70が配置されている。次に、このリザーブタンク70について詳しく説明する。
(2)リザーブタンク
まず、本実施形態では、上記インタークーラ7は水冷式である。そのため、エンジン1にはインタークーラ7の冷却水循環システムが備えられている。また、そのインタークーラ7の冷却水循環システムは、エンジン1の冷却水循環システムとは別の独立した循環システムである。そのため、インタークーラ7の冷却水循環システムには、インタークーラ7及びインタークーラ7用の冷却水を放熱するためのラジエータ90(図3参照)を循環する冷却水を貯留するリザーブタンク70が備えられている。
リザーブタンク70は、図4及び図6に示すように、インタークーラ7を収容する吸気マニホールド5のチャンバ部25の上方で吸気マニホールド5の上に配置されている。
より詳しくは、リザーブタンク70は、図1、図4及び図7に示すように、前側部分70aと、後側部分70bと、中間部分70cとで、エンジン幅方向の吸気側から見たときに、鞍型形状に形成されている。これらの前側部分70a、後側部分70b、及び中間部分70cは特許請求の範囲の「第1部分」、「第2部分」、及び「第3部分」にそれぞれ相当する。
前側部分70aは、吸気マニホールド5の中間吸気管部45よりもエンジン前後方向前側に位置する部分である。前側部分70aは、中間吸気管部45の上端部よりも下方に垂下して中間吸気管部45のエンジン前後方向前側の面に隣接している。
後側部分70bは、吸気マニホールド5の中間吸気管部45よりもエンジン前後方向後側に位置する部分である。後側部分70bは、中間吸気管部45の上端部よりも下方に垂下して中間吸気管部45のエンジン前後方向後側の面に隣接している。
中間部分70cは、吸気マニホールド5の中間吸気管部45の上端部に位置する部分である。中間部分70cは、上記前側部分70aと上記後側部分70bとをこれらの上部で連結している。
すなわち、リザーブタンク70の前側部分70a、中間部分70c、及び後側部分70bは、この順に、エンジン前後方向の前側から気筒列方向に並んでいる。
リザーブタンク70がこのような鞍型形状であるため、リザーブタンク70は、図7に示すように、エンジン幅方向の吸気側から見たときに、中間部分70cで上方にくびれている。このくびれている部分を「側面視くびれ部」とし、符号70yを付した。
リザーブタンク70は、図1及び図6に示すように、3つのボス部101〜103で吸気マニホールド5に取り付けられて固定されている。
前側ボス部101(特許請求の範囲の「第1固定部」に相当)は、リザーブタンク70の前側部分70aを下流分岐管部15の前側部分15Fに固定するためのボス部である。前側ボス部101は、下流分岐管部15の前側部分15Fのエンジン幅方向外側(車両前後方向前側)の面から上方に立設されている。
後側ボス部102(特許請求の範囲の「第2固定部」に相当)は、リザーブタンク70の後側部分70bを下流分岐管部15の後側部分15Rに固定するためのボス部である。後側ボス部102は、下流分岐管部15の後側部分15Rのエンジン幅方向外側の面から上方に立設されている。
中間ボス部103(特許請求の範囲の「第3固定部」に相当)は、リザーブタンク70の中間部分70cを中間吸気管部45に固定するためのボス部である。中間ボス部103は、中間吸気管部45のエンジン幅方向外側の面から上方に立設されている。
リザーブタンク70には、前側ボス部101に対応して前側部分70aに第1フランジ70dが外方に突設され、後側ボス部102に対応して後側部分70bに第2フランジ70eが外方に突設され、中間ボス部103に対応して中間部分70cに第3フランジ70fが形成されている。
上述したように、EGRガス導入管93の吸気側の端部を中間吸気管部45に接続するためのフランジ部65が中間吸気管部45のエンジン幅方向外側の面に形成されている。また、上記中間ボス部103も、中間吸気管部45のエンジン幅方向外側の面に形成されている。中間ボス部103とフランジ部65とは下流分岐管部15側からこの順に隣接して配置されている。中間ボス部103とフランジ部65との干渉を避けて中間部分70cを中間ボス部103に取り付けるために、言い換えると、第3フランジ70fを中間ボス部103の位置に一致させるために、中間部分70cのエンジン幅方向外側の面は、前側部分70a及び後側部分70bのエンジン幅方向外側の面よりも下流分岐管部15側に移動している。その結果、中間部分70cは前側部分70a及び後側部分70bよりもエンジン幅方向に細くなっている。
そのため、リザーブタンク70は、図10に示すように、平面視で、中間部分70cで後方にくびれている。このくびれている部分を「平面視くびれ部」とし、符号70zを付した。
図3に示すように、エンジン1の前方にラジエータ90が配置されている。ラジエータ90で放熱された冷却水は戻り通路68を介してウォータポンプ51に戻る。ウォータポンプ51とインタークーラ7との間に、ラジエータ90で放熱された冷却水をインタークーラ7に導入する導入通路37が配設されている。
図5に示すように、導入通路37のインタークーラ7側の端部37aに気体放出通路57の始端部が接続されている。気体放出通路57の終端部は、リザーブタンク70の後側部分70bに突設された接続部57a(図7〜図9参照)に接続されている。
図4に示すように、インタークーラ7とリザーブタンク70との間に、インタークーラ7で吸気と熱交換された冷却水をリザーブタンク70に流入させる流入通路47が配設されている。図5に示すように、流入通路47の始端部がインタークーラ7に接続され、流入通路47の終端部は、リザーブタンク70の後側部分70bに突設された接続部47a(図7〜図10参照)に接続されている。
図3に示すように、リザーブタンク70とラジエータ90との間に、リザーブタンク70で気液分離された冷却水をラジエータ90に流出させる流出通路67が配設されている。流出通路67の始端部は、リザーブタンク70の前側部分70aに突設された接続部67a(図7〜図10参照)に接続され、流出通路67の終端部は、図3に示すように、ラジエータ90に接続されている。
図7〜図9に示すように、気体放出通路57のリザーブタンク70との接続部57aは、後側部分70bの底部に設けられ、流入通路47のリザーブタンク70との接続部47aは、後側部分70bの底部よりも若干上方に設けられ、流出通路67のリザーブタンク70との接続部67aは、前側部分70aの底部に設けられている。
図9及び図10に示すように、リザーブタンク70の内部に、2つの隔壁部70g,70kが形成されている。第1隔壁部70gは、前側部分70a、中間部分70c、及び後側部分70に亘って連続して気筒列方向に延びている。第2隔壁部70kは、中間部分70cにおいて、エンジン幅方向に、中間部分70cのエンジン幅方向外側(車両前後方向前側)の面から第1隔壁部70gを若干超える位置まで延び、第1隔壁部70gと交差している。これらの隔壁部70g,70kにより、リザーブタンク70の内部には、第1気液分離室70h、第2気液分離室70i、及び第3気液分離室70jの3つの気液分離室が画成されている。
第1気液分離室70hと第2気液分離室70iとを仕切る第1隔壁部70gの部分に第1連通口70pが形成され、第2気液分離室70iと第3気液分離室70jとを仕切る第1隔壁部70gの部分に第2連通口70qが形成されている。
以上により、本実施形態に係る水冷式インタークーラ7の独立冷却水循環システムでは、次のような冷却水の循環経路が形成される。すなわち、流入通路47からリザーブタンク70の後側部分70bに流入した冷却水は、第1気液分離室70hに入り、その後、第1連通口70pを介して第2気液分離室70iに移動し、さらに第2連通口70qを介して第3気液分離室70jに移動する。冷却水は、この移動の間、各気液分離室70h,70i,70jで気液分離される。気液分離された冷却水は、リザーブタンク70の前側部分70aから流出通路67に流出し、ラジエータ90に向かう。ラジエータ90で放熱された冷却水は、戻り通路68、ウォータポンプ51、及び導入通路37を経由してインタークーラ7に導入され、吸気の冷却に用いられる。インタークーラ7で吸気との熱交換により昇温した冷却水は、再び流入通路47からリザーブタンク70に流入する。つまり、このような、インタークーラ7、リザーブタンク70、ラジエータ90、ウォータポンプ51、インタークーラ7、…という冷却水の循環経路が形成される。
一方、気体放出通路57からリザーブタンク70の後側部分70bに導かれた気体は、図9及び図10に示すように、接続部57aに連続して第1気液分離室70h内に形成された上方に延びる気体上昇路70rを上昇して、第1気液分離室70hの上部空間に溜まり、第2気液分離室70iの上部空間及び第3気液分離室70jの上部空間に溜まった気体と共に、リザーブタンク70の天井部に設けられた気体排出口70x(図7参照)からエンジンルーム内に別途配置されたエンジン1の冷却水循環システムの容量の相対的に大きいサブタンク(図示略)内に排出される。
図9及び図10に示すように、リザーブタンク70の底部に、2つのリブ70m,70nが立設されている。両リブ70m,70nとも、第1隔壁部70gと平行に気筒列方向に延びている。第1リブ70mは、第2隔壁部70kと交差して第1気液分離室70hと第3気液分離室70jとに亘って位置している。第2リブ70nは、第1リブ70mとの間に第1隔壁部70gを挟んで第2気液分離室70iに位置している。
(3)作用等
本実施形態では、エンジン幅方向の吸気側の側面に配置された吸気マニホールド5と、上記吸気マニホールド5の内部に収容された水冷式のインタークーラ7と、上記インタークーラ7用の冷却水を放熱するためのラジエータ90と、上記インタークーラ7及び上記ラジエータ90を循環する冷却水を貯留するリザーブタンク70とを備えた多気筒エンジン1の吸気冷却装置において、上記リザーブタンク70が上記吸気マニホールド5における上記インタークーラ7の収容部分の上方で上記吸気マニホールド5の上に配置されている。
この構成によれば、インタークーラ7が吸気マニホールド5の内部に収容されている場合に、リザーブタンク70が吸気マニホールド5におけるインタークーラ7の収容部分の上方で吸気マニホールド5の上に配置されているから、インタークーラ7とリザーブタンク70とが気筒列方向において近接する。そのため、インタークーラ7とリザーブタンク70とをつなぐ気体放出通路57及び流入通路47の取り廻し長さが短くコンパクトになる。また、冷却水を貯留するため重量物であるリザーブタンク70が相対的に気筒列方向の中央部寄りに配置されるから、リザーブタンク70が気筒列方向においてエンジン1の重心に近接する。そのため、エンジン振動の増大も抑制される。
以上により、本実施形態によれば、インタークーラ7とリザーブタンク70とをつなぐ気体放出通路57及び流入通路47の取り廻し長さが短縮され、かつ、エンジン振動の増大が抑制される、多気筒エンジン1の吸気冷却装置が提供される。
本実施形態においては、上記吸気マニホールド5は、気筒列方向に延び、各気筒11a,11b,11c,11dに連通する下流分岐管部15と、上記下流分岐管部15の下方に位置し、上記下流分岐管部15に連通するチャンバ部25と、エンジン幅方向外側(車両前後方向前側)に湾曲して上下方向に延び、上記チャンバ部25と上記下流分岐管部15とを連通する中間吸気管部45とを有する。上記インタークーラ7は上記チャンバ部25に内蔵されている。上記リザーブタンク70は、上記中間吸気管部45よりもエンジン前後方向前側で上記中間吸気管部45の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部45のエンジン前後方向前側の面に隣接する前側部分70aと、上記中間吸気管部45よりもエンジン前後方向後側で上記中間吸気管部45の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部45のエンジン前後方向後側の面に隣接する後側部分70bと、上記中間吸気管部45の上端部に位置して上記前側部分70aと上記後側部分70bとをこれらの上部で連結する中間部分70cとを有し、エンジン幅方向の吸気側から見たときに、鞍型形状に形成されている。
この構成によれば、リザーブタンク70は、相対的に高さの高い前側部分70a及び後側部分70bとこれらの間でこれらの上部同士を連結する相対的に高さの低い中間部分70cとによりエンジン側面視で鞍型形状に形成されている。そして、リザーブタンク70は、吸気マニホールド5の中間吸気管部45の上端部に配置されている。したがって、リザーブタンク70は、吸気マニホールド5の上に配置されているけれども、その高さが可及的に低くなる。そのため、リザーブタンク70とボンネット(図示略)との干渉が抑制される。また、前側部分70a及び後側部分70bが中間吸気管部45の上端部よりも下方に垂下しているため、たとえ中間部分70cの高さが低くても、リザーブタンク70全体の容量が確保される。さらに、リザーブタンク70が高さ方向においてエンジン1の重心に近接するため、エンジン振動の増大がより一層抑制される。
本実施形態においては、上記ラジエータ90で放熱された冷却水を上記インタークーラ7に導入する導入通路37と、上記導入通路37の上記インタークーラ側の端部37aに始端部が接続され、上記リザーブタンク70に終端部が接続された気体放出通路57とが備えられている。
この構成によれば、ラジエータ90で放熱された冷却水がインタークーラ7に導入される直前の部分において、冷却水から分離した気体が取り出され、気体放出通路57を経由してリザーブタンク70に放出される。そのため、いまからインタークーラ7に導入される冷却水への気体混入が抑制され、水冷式インタークーラ7の吸気冷却性能が高められる。
本実施形態においては、上記リザーブタンク70の内部に、3つの気液分離室70h,70i,70jを画成する2つの隔壁部70g,70kが形成され、そのうち、エンジン幅方向に並ぶ第1気液分離室70hと第2気液分離室70i、及び第3気液分離室70jと第2気液分離室70iを画成する第1隔壁部70gが気筒列方向に延びて形成されている。
この構成によれば、第1隔壁部70g及び第2隔壁部70kによりリザーブタンク70の内部に3つの気液分離室70h,70i,70jが画成されるので、リザーブタンク70の気液分離性能が高められる。しかも、これらの第1隔壁部70g及び第2隔壁部70kがリザーブタンク70の剛性を高める補強部材として兼用され得るので、リザーブタンク70の構成が簡素化される。
特に、本実施形態では、リザーブタンク70が上記のように鞍型形状をしているので、リザーブタンク70が側面視くびれ部70yを有し、リザーブタンク70に振動が伝わると、相対的に容量ひいては重量の大きい前側部分70a及び後側部分70bが揺れるため、中間部分70cを節とする撓み変形や捩じれ変形が発生する。その結果、中間部分70cに応力集中が起こってリザーブタンク70が損傷する可能性がある。しかし、その場合に、エンジン幅方向に並ぶ第1気液分離室70hと第2気液分離室70i、及び第3気液分離室70jと第2気液分離室70iを画成する第1隔壁部70gが気筒列方向に延びて形成されているので、上記のような撓み変形や捩じれ変形に対して中間部分70cの剛性が高められ、補強され、その結果、リザーブタンク70の損傷が抑制される。
しかも、本実施形態では、リザーブタンク70の底部に、第1隔壁部70gを挟んで第1隔壁部70gと平行に気筒列方向に延びる2つのリブ70m,70nが立設されているので、上記の剛性向上効果、補強効果がより一層高められる。さらに、第1隔壁部70g及び第1、第2リブ70m,70nは、いずれもリザーブタンク70内の冷却水の流れ方向(気筒列方向)に沿って延びているので、通水抵抗にならず、リザーブタンク70通水抵抗を大きくしない(これらと交差する第2隔壁部70kは面積が相対的に小さく設定されている)。
本実施形態においては、上記インタークーラ7で吸気と熱交換された冷却水を上記リザーブタンク70に流入させる流入通路47と、上記リザーブタンク70で気液分離された冷却水を上記ラジエータ90に流出させる流出通路67とが備えられ、上記流出通路67の上記リザーブタンク70との接続部67aは上記リザーブタンク70の底部に設けられている。
この構成によれば、流出通路67のリザーブタンク70との接続部67aがリザーブタンク70の底部に設けられているので、リザーブタンク70内の冷却水のレベルが低くなった場合でも、リザーブタンク70で気液分離され、これからラジエータ90を経由してインタークーラ7に導入される冷却水への気体混入が抑制される。そのため、水冷式インタークーラ7の吸気冷却性能が高められる。
本実施形態においては、リザーブタンク70の上記前側部分70aを上記下流分岐管部15のエンジン前後方向の前側部分15Fに固定するための前側ボス部101と、リザーブタンク70の上記後側部分70bを上記下流分岐管部15のエンジン前後方向の後側部分15Rに固定するための後側ボス部102と、リザーブタンク70の上記中間部分70cを上記中間吸気管部45に固定するための中間ボス部103とが備えられている。さらに、EGRガス導入管93の吸気側の端部を上記中間吸気管部45に接続するためのフランジ部65cが備えられている。上記中間ボス部103と上記フランジ部65cとは下流分岐管部15側からこの順に隣接して配置されている。上記中間部分70cの反下流分岐管部15側の面は、上記中間部分70cが上記中間ボス部103に取り付けられることを許容するように、上記前側部分70a及び上記後側部分70bの反下流分岐管部15側の面よりも下流分岐管部15側に位置している。その結果、上記中間部分70cは上記前側部分70a及び上記後側部分70bよりもエンジン幅方向に細くなっている。
この構成によれば、前側ボス部101、後側ボス部102、及び中間ボス部103により、リザーブタンク70の前側部分70a、後側部分70b、及び中間部分70cが、吸気マニホールド5の下流分岐管部15及び中間吸気管部45にそれぞれバランス良く固定される。そのため、リザーブタンク70が吸気マニホールド5に3点でしっかりと強固に固定される。
また、リザーブタンク70の中間部分70cは、EGRガス導入管93の吸気側の端部を中間吸気管部45に接続するためのフランジ部65cとの干渉を避けるために、前側部分70a及び後側部分70bよりもエンジン幅方向に細くなっているので、リザーブタンク70が平面視くびれ部70zを有し、そのため、中間部分70cは強度がより一層低下している。しかし、リザーブタンク70の内部に、気液分離室70h,70i,70jを画成する第1隔壁部70gが気筒列方向に延びて形成されているので、この第1隔壁部70gにより中間部分70cの剛性が高められ、補強され、その結果、中間部分70cがエンジン幅方向に細くなっていても、リザーブタンク70の損傷が抑制される。
なお、上記実施形態では、本発明をディーゼルエンジンに適用したが、これに限らず、ガソリンエンジンに適用してもよい。
1 多気筒エンジン(4気筒エンジン)
5 吸気マニホールド
7 水冷式インタークーラ
15 下流分岐管部
25 チャンバ部
37 導入通路
37a 導入通路のインタークーラ側の端部
45 中間吸気管部
47 流入通路
57 気体放出通路
65c EGR接続部(フランジ部)
67 流出通路
67a 流出通路のリザーブタンクとの接続部
70 リザーブタンク
70a 第1部分(前側部分)
70b 第2部分(後側部分)
70c 第3部分(中間部分)
70g 第1隔壁部
70h 第1気液分離室
70i 第2気液分離室
70j 第3気液分離室
70k 第2隔壁部
90 ラジエータ
93 EGRガス導入管
101 第1固定部(前側ボス部)
102 第2固定部(後側ボス部)
103 第3固定部(中間ボス部)

Claims (8)

  1. エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、
    上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、
    上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、
    上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、
    上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、
    上記吸気マニホールドは、
    気筒列方向に延び、各気筒に連通する下流分岐管部と、
    上記下流分岐管部の下方に位置し、上記下流分岐管部に連通するチャンバ部と、
    エンジン幅方向外側に湾曲して上下方向に延び、上記チャンバ部と上記下流分岐管部とを連通する中間吸気管部とを有し、
    上記インタークーラは上記チャンバ部に内蔵され、
    上記リザーブタンクは、上記中間吸気管部よりも気筒列方向の一方の側で上記中間吸気管部の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部の気筒列方向の一方の側の面に隣接する第1部分と、上記中間吸気管部よりも気筒列方向の他方の側で上記中間吸気管部の上端部よりも下方に垂下して上記中間吸気管部の気筒列方向の他方の側の面に隣接する第2部分と、上記中間吸気管部の上端部に位置して上記第1部分と上記第2部分とをこれらの上部で連結する第3部分とを有する、エンジン側面視で鞍型形状に形成されていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  2. エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、
    上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、
    上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、
    上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、
    上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、
    さらに、上記ラジエータで放熱された冷却水を上記インタークーラに導入する導入通路と、
    上記導入通路の上記インタークーラ側の端部に一端が接続され、上記リザーブタンクに他端が接続された気体放出通路とが備えられていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  3. エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、
    上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、
    上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、
    上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、
    上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、
    上記リザーブタンクの内部に、エンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室を画成する隔壁部が気筒列方向に延びて形成されていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  4. エンジン幅方向の一方の側面に配置された吸気マニホールドと、
    上記吸気マニホールドの内部に収容された水冷式のインタークーラと、
    上記インタークーラ用の冷却水を放熱するためのラジエータと、
    上記インタークーラ及び上記ラジエータを循環する冷却水を貯留するリザーブタンクとを備えた多気筒エンジンの吸気冷却装置であって、
    上記リザーブタンクが上記吸気マニホールドにおける上記インタークーラの収容部分の上方で上記吸気マニホールドの上に配置されており、
    さらに、上記インタークーラで吸気と熱交換された冷却水を上記リザーブタンクに流入させる流入通路と、
    上記リザーブタンクで気液分離された冷却水を上記ラジエータに流出させる流出通路とが備えられ、
    上記流出通路の上記リザーブタンクとの接続部は上記リザーブタンクの底部に設けられていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  5. 請求項1に記載の多気筒エンジンの吸気冷却装置において、
    上記ラジエータで放熱された冷却水を上記インタークーラに導入する導入通路と、
    上記導入通路の上記インタークーラ側の端部に一端が接続され、上記リザーブタンクに他端が接続された気体放出通路とが備えられていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  6. 請求項1又は2に記載の多気筒エンジンの吸気冷却装置において、
    上記リザーブタンクの内部に、エンジン幅方向に並ぶ複数の気液分離室を画成する隔壁部が気筒列方向に延びて形成されていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  7. 請求項1から3のいずれか1項に記載の多気筒エンジンの吸気冷却装置において、
    上記インタークーラで吸気と熱交換された冷却水を上記リザーブタンクに流入させる流入通路と、
    上記リザーブタンクで気液分離された冷却水を上記ラジエータに流出させる流出通路とが備えられ、
    上記流出通路の上記リザーブタンクとの接続部は上記リザーブタンクの底部に設けられていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
  8. 請求項1に記載の多気筒エンジンの吸気冷却装置において、
    上記第1部分を上記下流分岐管部の気筒列方向の一方の側の部分に固定するための第1固定部と、
    上記第2部分を上記下流分岐管部の気筒列方向の他方の側の部分に固定するための第2固定部と、
    上記第3部分を上記中間吸気管部に固定するための第3固定部と、
    EGRガス導入管の吸気側の端部を上記中間吸気管部に接続するためのEGR接続部とが備えられ、
    上記第3固定部と上記EGR接続部とは下流分岐管部側からこの順に隣接して配置され、
    上記第3部分の反下流分岐管部側の面は、上記第3部分が上記第3固定部に取り付けられることを許容するように、上記第1部分及び上記第2部分の反下流分岐管部側の面よりも下流分岐管部側に位置し、
    上記第3部分は上記第1部分及び上記第2部分よりもエンジン幅方向に細くなっていることを特徴とする多気筒エンジンの吸気冷却装置。
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