JP2013159037A - 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置 - Google Patents

液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013159037A
JP2013159037A JP2012022933A JP2012022933A JP2013159037A JP 2013159037 A JP2013159037 A JP 2013159037A JP 2012022933 A JP2012022933 A JP 2012022933A JP 2012022933 A JP2012022933 A JP 2012022933A JP 2013159037 A JP2013159037 A JP 2013159037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid container
ink
dispersed particles
volume
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2012022933A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuko Aoki
克子 青木
Tsuyoshi Sano
強 佐野
Yuji Aoki
雄司 青木
Ippei Okuda
一平 奥田
Shoki Kasahara
奨騎 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2012022933A priority Critical patent/JP2013159037A/ja
Priority to CN201310032339.5A priority patent/CN103241000B/zh
Priority to US13/754,302 priority patent/US9004657B2/en
Publication of JP2013159037A publication Critical patent/JP2013159037A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2103Features not dealing with the colouring process per se, e.g. construction of printers or heads, driving circuit adaptations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D25/00Details of other kinds or types of rigid or semi-rigid containers
    • B65D25/14Linings or internal coatings
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
    • C09D11/322Pigment inks
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/40Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】内部に空気層を含まない密封系の液体収容体であっても、攪拌球などを備えることなく攪拌を行なうことができ、よりコストを抑えた液体収容体を提供する。
【解決手段】液体収容体は、液体消費装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、分散粒子と、前記分散粒子を分散させる溶媒とを含む液体と、前記液体を収容し、前記液体が流出する流出部が備えられる収容袋と、を備え、前記収容体を充填初期から使用する時の、前記収容袋の容積に対する前記液体の体積の割合が95%以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置に関する。
一般に、インクジェット式記録装置に用いられるインクには、溶媒中に顔料等の分散粒
子を均一に分散させて混合したものが多く用いられている。このようなインクでは、長期
間静置された場合に、溶媒に比較して密度の大きい(重い)分散粒子が沈降する傾向があ
る。分散粒子の沈降は、記録時の色彩むらや記録装置でのインク詰まりによる吐出不良な
ど、記録品質の低下を招く。そのため、例えば、液体収容体としてインクカートリッジを
用いた記録装置の場合には、インクカートリッジの内部に沈降した分散粒子を再度分散さ
せるために、インクカートリッジを振って攪拌させるなどの方法がとられる。しかし、内
部に空気層を含まない密封系のインクカートリッジでは、インクの対流が起こりにくく、
効果的に攪拌できないという問題があった。これに対して、様々なインク攪拌方法や、攪
拌機構を設ける技術が提案されている。例えば、特許文献1には、インクカートリッジ内
に攪拌球を入れて攪拌する技術が提案されている。
特開2006−1240号公報
しかしながら、インクカートリッジ内に攪拌球を入れて攪拌する上記の技術は、攪拌球
がくまなく動き回って短時間で効果的に攪拌できるようにするため、充分な数の攪拌球を
入れることや、充分な大きさや重さの攪拌球を入れる必要があった。その結果、特に、大
型のインクカートリッジの場合には、攪拌球が占める体積、重量、必要なコストなどが無
視し得ないものとなった。つまり、従来の技術では、インクカートリッジの内部に記録と
は直接係わり合いの無い付帯物を備える必要があったため、記録コストの低減に対する妨
げとなるという問題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の
適用例または形態として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る液体収容体は、液体消費装置に着脱可能に装着される液体
収容体であって、分散粒子と、前記分散粒子を分散させる溶媒とを含む液体と、前記液体
を収容し、前記液体が流出する流出部が備えられる収容袋と、を備え、前記収容体を充填
初期から使用する時の、前記収容袋の容積に対する前記液体の体積の割合が95%以下で
あることを特徴とする。
本適用例によれば、収容袋の容積に対する分散粒子を含む液体の体積の割合が95%以
下であるため、液体消費装置に取り付ける前に、あるいは液体消費装置から取り外して液
体収容体を揺動した場合に、内部の液体を容易に対流させることができる。また、より好
ましくは90%以下とすることで、沈降傾向にある分散粒子を溶媒中により効果的に分散
させることができる。
一方、液体を収容袋の容積に対して95%を越える量、あるいは満杯に満たした場合に
は、液体収容体を揺動しても、内部の液体は充分に対流することができないため、収容袋
の内部に対流を促す部材を備える必要が生ずる。
従って、本適用例によれば、内部に空気層を含まない密封系の液体収容体であっても、
攪拌球などを備えることなく攪拌を行なうことができ、よりコストを抑えた液体収容体を
提供することができる。
[適用例2]上記適用例に係る液体収容体において、前記分散粒子は、光輝性顔料、金
属酸化物、前記光輝性顔料および前記金属酸化物以外であり平均粒子径200nm以下の
顔料、から選択される少なくとも一種類以上の分散粒子から成ることを特徴とする。
本適用例のように、例えば、液体消費装置が、光輝性画像や明度の高い画像を記録する
インクジェット式記録装置などの場合には、液体に含まれる分散粒子は、光輝性顔料、金
属酸化物、光輝性顔料および金属酸化物以外であり平均粒子径200nm以下(より好ま
しくは50nm以上、100nm以下)の顔料から選択される少なくとも一種類以上の分
散粒子から成ることが好ましい。本適用例によれば、このような用途で使用される液体収
容体であっても、攪拌球などを備えることなく攪拌を行なうことができ、よりコストを抑
えた液体収容体を提供することができる。
[適用例3]上記適用例に係る液体収容体において、前記分散粒子の重さ(比重×体積
)が10μg以上であることを特徴とする。
本適用例のように、例えば、液体消費装置が、光輝性画像や明度の高い画像を記録する
インクジェット式記録装置などの場合には、液体に含まれる分散粒子は、重さ(比重×体
積)が10μg以上であることが好ましい。本適用例によれば、このような用途で使用さ
れる液体収容体であっても、攪拌球などを備えることなく攪拌を行なうことができ、より
コストを抑えた液体収容体を提供することができる。
[適用例4]上記適用例に係る液体収容体において、前記収容袋は、ピロー式包装袋で
あることを特徴とする。
本適用例のように、収容袋は、ピロー式包装袋であることが好ましい。ピロー式包装袋
の場合には、ガゼット式包装袋などに見られるマチを構成する折り重なり部分が無いため
、沈降する分散粒子が折り重なる隙間に入り込んでしまうことが無い。従って、液体を対
流させることで沈降傾向にある分散粒子を溶媒中により容易に分散させることができる。
[適用例5]上記適用例に係る液体収容体において、少なくとも前記液体消費装置に装
着した場合において、前記収容袋を押圧し、前記流出部が備えられる領域の方向に前記液
体を移動させる押圧機構を更に備えることを特徴とする。
本適用例のように、少なくとも液体消費装置に装着した場合において、収容袋を押圧し
、流出部が備えられる領域の方向に液体を移動させる押圧機構を更に備えることが好まし
い。このような押圧機構を備えることによって、液体消費装置が液体を消費し、収容袋内
部の液体が少なくなるに従い、残留する液体を流出部が備えられる領域の方向に移動させ
ることができる。その結果、沈降傾向にある分散粒子は、収容袋内において流出部が備え
られる領域から離れた部分に残留することが軽減される。また、液体収容体を液体消費装
置から取り外して液体収容体を揺動することにより攪拌した場合に、分散粒子は広範囲に
亘って沈降していないため、より沈降した分散粒子を分散させ易くすることができる。
[適用例6]上記適用例に係る液体収容体において、前記流出部は、前記液体が前記収
容袋から導入される液体吸引口と、導入された前記液体が導出される液体流出口と、を備
え、稼動可能な状態で設置された前記液体消費装置に装着された場合に、前記液体吸引口
の高さが、前記液体流出口の高さに対して、鉛直方向において低い位置に配置されること
を特徴とする。
本適用例のように、稼動可能な状態で設置された液体消費装置に液体収容体を装着した
場合に、流出部に備える液体吸引口の高さが、液体流出口の高さに対して、鉛直方向にお
いて低い位置に配置されることが好ましい。例えば、液体流出口の高さを特定の範囲で高
い位置に設置しなければならない場合においても、液体吸引口の高さをより低い位置に設
置することで、沈降傾向にある分散粒子を適量含む液体を液体消費装置に供給することが
できる。その結果、収容袋内に残留する分散粒子の濃度が徐々に増加してしまうことが軽
減され、より安定した濃度を継続させることができる。
[適用例7]上記適用例に係る液体収容体において、前記収容袋を内部に収容するホル
ダーを更に備え、前記ホルダーは、少なくとも前記液体消費装置から取り外した場合にお
いて、前記収納袋が前記ホルダーの内部で移動あるいは変形可能な間隙を有していること
を特徴とする。
本適用例のように、収容袋を内部に収容するホルダーは、少なくとも液体消費装置から
取り外した場合において、収納袋がホルダーの内部で移動あるいは変形可能な間隙を有し
ていることが好ましい。このように構成することで、液体収容体を液体消費装置から取り
外して揺動した場合に、収容袋の動きが妨げられることが軽減され、内部に収容する液体
をより容易に対流させることができる。その結果、沈降傾向にある分散粒子を溶媒中によ
り効果的に分散させることができる。
[適用例8]上記適用例に係る液体収容体において、前記ホルダーは、略直方体形状を
呈しており、前記流出部が位置する側面を除く5つの側面の内、少なくとも一つの面は、
内部に収容する前記収納部を固定していないことを特徴とする。
本適用例のように、略直方体形状を呈するホルダーは、流出部が位置する側面を除く5
つの側面の内、少なくとも一つの面は、内部に収容する収納部を固定していないことが好
ましい。可撓性を有する収容袋は、液体の残量が少なくなると変形して、底部に凹凸を生
じ、底部に沈降する分散粒子の攪拌を妨げる場合がある。従って、収容袋がそのような変
形をしないために部分的に固定する必要がある。しかし、ホルダーに収容された収容袋が
、相対する周囲のすべてのホルダー側面に固定されてしまうと、液体収容体を揺動しても
、収容袋の変形が妨げられ、内部の液体を充分に対流させることができなくなる。そこで
、本適用例のように、少なくとも一つの面は、内部に収容する収納部を固定していない構
成とすることで、揺動による必要充分な収容袋の変形が促され、内部に収容する液体をよ
り容易に対流させることができるようになる。
[適用例9]本適用例に係る液体収容体セットは、上記適用例に係る液体収容体と、着
色液体収容体とからなる液体収容体セットであって、前記着色液体収容体は、前記分散粒
子を含まない着色液体と、前記着色液体を収容する着色液体収容袋とを備え、前記着色液
体収容袋の容積に対する前記着色液体の体積の割合が、前記収容袋の容積に対する前記液
体の体積の割合より高いことを特徴とする。
本適用例のように、上記適用例に係る液体収容体と、前記分散粒子を含まない着色液体
を収容する着色液体収容体とからなる液体収容体セットの場合には、着色液体収容袋の容
積に対する着色液体の体積の割合は、収容袋の容積に対する液体の体積の割合より高いこ
とが好ましい。前記分散粒子を含まない着色液体の場合には、前記分散粒子ほど沈降を危
惧する必要が無いため、充填率を下げてまで揺動による攪拌時の対流性を良くする必要が
無い。充填率をより高くすることで、着色液体収容体の交換頻度をより少なくすることが
できる。また、分散粒子の密度が高いことにより分散粒子を含む液体の重量は、同量の着
色液体の重量より重くなる傾向にあるが、着色液体の充填率を上げることにより、分散粒
子を含む液体を収容する液体収容体と、着色液体を収容する着色液体収容体との重量バラ
ンスが取れるようになる。重量バランスが取りやすくなる状態として、収容袋の容積に対
する分散粒子を含む液体の体積の割合が70%以上であることが更に好ましい。
[適用例10]本適用例に係るインクジェット式記録装置は、上記適用例に係る液体収
容体、あるいは液体収容体セットを備えることを特徴とする。
本適用例のように、上記適用例に係る液体収容体、あるいは液体収容体セットを備える
インクジェット式記録装置は、記録装置としての優れた特性をより効果的なものとして提
供することができる。具体的には、液体収容体をインクジェット式記録装置に取り付ける
前に、あるいはインクジェット式記録装置から取り外して液体収容体を揺動した場合に、
内部のインクを容易に対流させることができる。その結果、沈降傾向にある分散粒子を溶
媒中により効果的に分散させることができ、記録時の色彩むらやインクジェット式記録装
置でのインク詰まりによる吐出不良など、記録品質の低下を招くことなく、記録を行なう
ことができる。
実施形態1に係る液体収容体としてのインクカートリッジの構成を示す外観斜視図。 (a),(b),(c)ピロー式包装袋の例を示す外観斜視図。 (a)インクパックがホルダーに収納された様子を示す断面図。(b)ガゼット式包装袋の例を示す断面図。 流路部材20の構成を示す側断面図。 (a)インクカートリッジの扁平な面を水平にして静置した場合の長手方向断面図、(b),(c)揺動に伴うインクの対流を示す概念図。 実施形態2に係る液体収容体としてのインクカートリッジの構成を示す外観斜視図、(b)同インクカートリッジを上部から見た断面図。 (a),(b)変形例1,2に係る液体収容体としてのインクカートリッジの構成を示す断面図。
以下に本発明を具体化した実施形態について、図面を参照して説明する。以下は、本発
明の一実施形態であって、本発明を限定するものではない。なお、以下の各図においては
、説明を分かりやすくするため、実際とは異なる尺度で記載している場合がある。また、
互いに直交するXYZ軸を付記している場合がある。それぞれの軸の方向は、各図におい
て共通している。
(実施形態1)
まず、実施形態1に係る液体収容体の一例としてのインクカートリッジ100について
説明する。
図1は、インクカートリッジ100の構成を示す外観斜視図である。
図1において、Z軸は鉛直方向、Y軸は、インクカートリッジ100の長手方向に沿う
方向、X軸は、Z軸、Y軸のそれぞれに直交する水平方向である。また、Z軸+方向を上
方向としている。
インクカートリッジ100は、液体消費装置としてのインクジェット式記録装置に着脱
可能に装着される扁平な実質的に直方体形状の液体収容体であって、液体としてのインク
1、収納袋としてのインクパック10、流出部を構成する流路部材20、ホルダー30な
どから構成される。インクカートリッジ100は、稼動可能な状態で設置されたインクジ
ェット式記録装置には、図1に示すように、インクカートリッジ100の扁平な面を構成
する長方形側面の長手方向が水平方向を向いて鉛直方向に立つように装着される。
インク1は、分散粒子を所定の濃度含んだ記録用のインクであり、その用途により様々
な分散粒子や様々な添加剤および分散粒子を分散させる溶媒で構成される。分散粒子には
、光輝性顔料、金属酸化物、前記光輝性顔料および前記金属酸化物以外であり平均粒子径
200nm以下(より好ましくは50nm以上、100nm以下)の顔料などから選択さ
れる少なくとも一種類以上の分散粒子が使われることが好ましい。また、分散粒子の重さ
(比重×体積)は、10μg以上であることが好ましい。
前記分散粒子の顔料としては、光輝性顔料、例えば、アルミニウム、銀、金、白金、ニ
ッケル、クロム、錫、亜鉛、インジウム、チタン、銅などの金属粒子や、二酸化チタン被
覆雲母、魚鱗箔、酸塩化ビスマスなどの真珠光沢や干渉光沢を有する顔料が挙げられる。
光輝性顔料は、比重が非常に大きい顔料であり、液体中で沈降現象が生じやすい顔料であ
る。
前記分散粒子の金属酸化物としては、例えば、二酸化チタン、酸化亜鉛、シリカ、アル
ミナ、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウムなどの金属酸化物粒子が挙げられる。金属酸
化物は、比重が非常に大きい顔料であり、液体中で沈降現象が生じやすい顔料である。
平均粒子径200nm以下の顔料としては、カーボンブラック、不溶性アゾ顔料、縮合
アゾ顔料、アゾレーキ、キレートアゾ顔料等のアゾ顔料、フタロシアニン顔料、ペリレン
およびペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサン顔料、チオイ
ンジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフタロン顔料等の多環式顔料、ニトロ顔料、ニ
トロソ顔料、中空構造を有する樹脂粒子等が挙げられる。また、これらの顔料は市販され
ている顔料でも良い。市販されている顔料としては、イエロー有機顔料、マゼンタ有機顔
料、シアン有機顔料などがある。
市販品のイエロー有機顔料としては、C.I.ピグメントイエロー1、2、3、4、5
、6、7、10、11、12、13、14、16、17、24、34、35、37、53
、55、65、73、74、75、81、83、93、94、95、97、98、99、
108、109、110、113、114、117、120、124、128、129、
133、138、139、147、151、153、154、155、167、172、
180、185、213等が挙げられる。
マゼンタ有機顔料としては、C.I.ピグメントレッド1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、14、15、16、17、18、19、21、22、23、
30、31、32、37、38、40、41、42、48(Ca)、48(Mn)、57
(Ca)、57:1、88、112、114、122、123、144、146、149
、150、166、168、170、171、175、176、177、178、179
、184、185、187、202、209、219、224、245、254、264
またはC.I.ピグメントバイオレット19、23、32、33、36、38、43、5
0等が挙げられる。
シアン有機顔料としては、C.I.ピグメントブルー1、2、3、15、15:1、1
5:2、15:3、15:4、15:6、15:34、16、18、22、25、60、
65、66、C.I.バットブルー4、60等が挙げられる。
また、マゼンタ、シアンおよびイエロー以外の有機顔料としては、例えば、C.I.ピ
グメントグリーン7、10、C.I.ピグメントブラウン3、5、25、26、C.I.
ピグメントオレンジ2、5、7、13、14、15、16、24、34、36、38、4
0、43、63等が挙げられる。
比重の小さな顔料であっても、平均粒子径の大きい場合には、ストークス式で求められ
るように、無視し得ない沈降現象が生じてしまう。よって、このような顔料にも本願発明
が適用されるのが好ましい。
なお、本願発明における分散粒子の重さとは、分散粒子の比重に分散粒子の大きさを乗
じたものである。分散粒子の大きさは、分散粒子が球体である場合は、平均粒子径を測定
し、平均粒子径計算により求める。平均粒子径とは、体積基準の平均粒子径であり、レー
ザー回折散乱法を測定原理とする粒度分布測定装置により測定することができる。粒度分
布測定装置としては、例えば、動的光散乱法を測定原理とする粒度分布計が挙げられる。
粒子径分布測定装置としては、例えばマイクロトラックUPA、ナノトラックUPA−E
X150(共に日機装株式会社製)、ELSZ−2、DLS−8000(以上、大塚電子
株式会社製)、LB−550(株式会社堀場製作所製)等が挙げられる。
インクパック10は、インク1を内部に収容する収容袋であり、ピロー式包装袋である
ことが好ましい。
図2(a),(b),(c)は、ピロー式包装袋の例を示す外観斜視図である。一般的
に、ピロー式包装袋は、図2(a)に示すように、一枚のフィルムを背中合わせでシール
して筒状にし、所望の長さで底部(図2(a)において−Y方向)を溶着して切断した形
状の袋である。本願発明におけるピロー式包装袋とは、ガゼット式包装袋などに見られる
マチを構成する折り重なり部分が無い袋であり、図2(b),(c)に示すような形態の
袋も含める。図2(b)は、2方シール式、図2(c)は、3方シール式の包装袋である
インクパック10に収容するインク1の量は、インクパック10の容積に対して、イン
ク1の体積が90%以下となるようにしている。更に10%以上の充填が可能であるが、
揺動した場合のインク1の流動性(インクパック10内部の対流)を著しく損ねるために
余裕を残している。なお、この余裕部分の容積には、不活性ガスなどを充填し、よりイン
ク1の流動性を高める方法を取っても良い。
図3(a)は、インクパック10がホルダー30に収納された様子を示す断面図である

インクパック10には、図2(c)に示す3方シール式の包装袋が使用されている。上
下2方向のシール部12a、12bは、略水平方向にそれぞれに対して逆方向となるよう
に折り曲げられ、後述するホルダー30の押さえ板32a,32bによって形成されるス
リット部に挿入され保持されている。
図3(b)は、ガゼット式包装袋10zの例を示す断面図である。
ガゼット式の包装袋を用いた場合には、図3(b)に示すように、内部のインク1が消
費されるに従い、図3(b)に示す矢印の方向にガゼット式包装袋10zが変形していく
傾向がある。その場合、特にガゼット式包装袋10zの底部がホルダー30の底部に乗っ
ている場合などには、図3(b)に破線で囲む部分のようにガゼット式包装袋10zの底
部でマチを構成する部分が折れ曲がり、重なった隙間部分に分散粒子が入り込んでしまう
場合がある。
これに対して、インクパック10の場合は、図3(a)に示すように、内部のインク1
が消費されるに従い、図3(a)に示す矢印の方向に変形していく傾向がある。底部のシ
ール部による谷間部分は、この変形によりむしろ広がる方向となるために隙間部分に分散
粒子が入り込んでしまうことが軽減される。従って、収容袋は、ガゼット式包装袋よりも
ピロー式包装袋の方が好ましい。
流路部材20は、樹脂で成型されるブロック体であり、図1に示すように、インクパッ
ク10の開口部11を封止するように接着され、インクパック10をホルダー30に収容
した状態でホルダー30の開口部31に固定される。流路部材20には、インクパック1
0にインク1を充填するための流路(図示省略)を備えるが、インク1を充填した後に封
止される。
図4は、流路部材20の構成を示す側断面図である。
流路部材20は、図4に示すように、インク1がインクパック10から導入される液体
吸引口としての吸引口23と、導入されたインク1が導出される液体流出口としての流出
口22とを備えている。インクカートリッジ100をインクジェット式記録装置に装着し
た場合、インク1は、吸引口23から流出口22への流路を介してインクジェット式記録
装置に供給される。また、吸引口23と流出口22との間には、逆止弁を含むインク残量
検出機構24が備えられている。
インクカートリッジ100が稼動可能な状態で設置されたインクジェット式記録装置に
装着された場合、つまり実質的に水平に設置された場合には、流路部材20は、図4に示
すように、吸引口23の高さが流出口22の高さに対して鉛直方向において低い位置にな
るように構成されることが好ましい。具体的には、流路部材20の高さの3分の2程度の
位置に流出口22を、5分の1程度の位置に吸引口23を開口している。なお、吸引口2
3が位置する高さは、インクパック10の高さの2分の1以下の高さ(インクパック10
の幅の半分以下の高さ)に設置することが好ましい。
次に、図1を参照してホルダー30について説明する。
ホルダー30は、流路部材20が取り付けられる面を開放した実質的に直方体形状を呈
する樹脂製の箱であり、天板30a、側板30b,30c、底板30d、背板30eの5
つの面などから構成される。側板30b,30cは、インクカートリッジ100の扁平な
面を構成している。
ホルダー30の内部には、側板30bの上部に、天板30aの略半分程度の幅の押さえ
板32aが、天板30aと略平行に天板30aとの間にスリット部を形成して固定されて
いる。また、同様に、側板30cの下部には、底板30dの略半分程度の幅の押さえ板3
2bが、底板30dと略平行に底板30dとの間にスリット部を形成して固定されている

この上下のスリット部には、図3(a)に示すように、インクパック10の上下2方向
のシール部12a、12bが脱落しないように挿入される。
図5(a)は、インクカートリッジ100の扁平な面(側板30b)を実質的に水平に
して静置した場合の例を示すインクカートリッジ100の長手方向の断面図である。
図5(a)に示すように、ホルダー30は、インクパック10にインク1が満たされた
状態(充填率Max90%)であってもインクパック10との間に間隙が残されるような
内部幅となっている。この間隙の大きさは、インクカートリッジ100を揺動してインク
1を攪拌する場合に、インク1が充分対流するように設定されることが望ましい。
経験的には、図5(a)のように水平に静置した場合のインクパック10の上面が、充
填したインク1によって盛り上がらない程度、あるいは、やや凹みが確認される程度まで
の充填量の場合に、インクパック10の変形や移動などがしやすく、インクカートリッジ
100を揺動することによる攪拌が効果的に行われることが分かっている。
また、天板30a、側板30b,30c、底板30d、背板30eの5つの面の内、少
なくとも一つの面は、内部に収容するインクパック10を固定していないことが好ましい
。間隙を有していても、インクパック10が固定されている場合には、インクパック10
の変形がしにくくなるために、インク1の対流が阻害される。従って、インクパック10
が過度に変形して対流が損なわれることの無い範囲で、少なくとも2つ以上の面において
固定されていないことがより好ましい。
なお、インクカートリッジ100の構成において、ホルダー30の内壁とインクパック
10との間隙部分にフィルムが挿入される場合がある。このフィルムがインクパック10
に固定、接着、あるいは粘着される場合には、間隙範囲におけるインクパック10の移動
や変形を阻害する要因となり得る。従って、フィルムを挿入する場合であっても、インク
パック10とフィルムとの間に間隙を設けるなどして、インクパック10がフィルムによ
ってその動きが阻害されないようにすることが好ましい。
図5(b),(c)は、インクカートリッジ100の揺動に伴うインク1の対流の様子
を示す概念図である。
インクカートリッジ100におけるインク1の攪拌は、インクカートリッジ100の扁
平な面(側板30bあるいは側板30c)を下に略水平にして、インクカートリッジ10
0を、その長手方向に往復移動させることにより揺動を行なうのが好ましい。図5(b)
では、インクカートリッジ100を−Y方向に振ることで、内部のインク1が相対的に+
Y方向に移動し、図5(c)では、その逆の動きとなっている様子を示している。インク
1のこの様な移動により、インク1はインクパック10の内部で対流し、インク1に含ま
れる分散粒子が攪拌される。
以下に具体的な実施例を説明する。実施例では、2種類のインクカートリッジ(インク
パックおよびカートリッジホルダーのセット)を用いて充填するインクの量を変え、比較
例と比較することで、その攪拌の効果を評価している。
まず、実施例に共通する仕様を以下に記述する。
インク1として用いた白色インクの組成を表1に記載する。白色インクの分散粒子の重
さは78μgである。
Figure 2013159037
なお、白色インクに用いる二酸化チタンの分散液は下記の方法により製造した。
ガラス転移温度40℃、質量平均分子量10000、酸価150mgKOH/gの固形
アクリル酸/n−ブチルアクリレート/ベンジルメタクリレート/スチレン共重合体の2
5質量部をジエチレングリコールジエチルエーテル75質量部の混合溶液に溶解させて樹
脂固形分25質量%の高分子分散剤溶液を得た。
前記高分子分散剤溶液の36質量%にジエチレングリコールジエチルエーテル19質量
%を加え混合し、二酸化チタン分散用樹脂ワニスを調製し、更に二酸化チタン(CR−9
0、アルミナシリカ処理(アルミナ/シリカ 0.5)、体積基準の平均粒子径300n
m、吸油量21ml/100g、石原産業(株)製)45質量%を加えて撹拌混合後、湿
式サーキュレーションミルで練肉を行ない、二酸化チタン分散液を得た。
それぞれの実施例および比較例では、インクカートリッジを後述する特定の期間放置し
て分散粒子を沈降させ、その後に以下に示す方法で攪拌を行った。
インクカートリッジを水平に持ち、振り幅約15cm、毎秒往復3回でインクカートリ
ッジの長手方向に50回攪拌した。その後、インクカートリッジを反転させて水平に持ち
、再び50回攪拌した。
攪拌の効果は、以下のように評価した。
攪拌後のインクをその上層からポンプによってそれぞれの充填量の約10%の量に分離
しながら取り出し、最後に残る約100mlを除きサンプルとした。次にそれぞれのサン
プルから1gを取り出し千倍希釈してそれぞれの吸光度を測定した。測定は、分光光度計
(製品名「Spectrophotometer U−3300」、株式会社日立製作所
製)を用い、希釈した白色インク組成物の波長500nmにおける吸光度(Abs値)を
測定した。
攪拌の効果は、充分攪拌され分散粒子が分散している初期状態(白色顔料(二酸化チタ
ン)の濃度が10%の状態)の吸光度を100%として、白色顔料の沈降により変化した
それぞれのサンプルの吸光度比を算出し、その差(最大吸光度比−最小吸光度比)によっ
て評価した。差が大きいほど、攪拌が不充分であることを示す。
吸光度比[%]={(サンプルの吸光度)/(初期状態の吸光度)}×100
判定基準: A(良好) :0〜5%未満
B(略良好) :5%以上〜+10%未満
C(不充分) :10%以上
評価結果を表2に示す。
Figure 2013159037
(実施例1,2、比較例1)
インクパック10(図3(a))に白色インクを表2に示す量充填し、カートリッジホ
ルダー30に装填した。その後、5ヶ月間自然放置して白色顔料を沈降させた。その後に
前述した方法で同様に攪拌を行ない評価した。
(実施例3、比較例2)
図3(b)のようなガゼット式インクパックに白色インクを表2に示す量充填して、5
ヶ月間自然放置して白色顔料を沈降させた。その後に前述した方法で同様に攪拌を行ない
評価した。
以上述べたように、本実施形態による液体収容体によれば、以下の効果を得ることがで
きる。
前記収容体を充填初期から使用する時のインクパック10の容積に対する分散粒子を含
むインク1の体積の割合が95%以下であるため、インクジェット式記録装置に取り付け
る前に、あるいはインクジェット式記録装置から取り外してインクカートリッジ100を
揺動した場合に、内部のインク1を容易に対流させることができる。その結果、沈降傾向
にある分散粒子を溶媒中により効果的に分散させることができる。
従って、内部に空気層を含まない密封系の液体収容体であっても、攪拌球などを備える
ことなく攪拌を行なうことができ、よりコストを抑えた液体収容体を提供することができ
る。
また、例えば、光輝性画像や明度の高い画像を記録するインクジェット式記録装置など
の場合には、インク1には、分散粒子として、光輝性顔料、金属酸化物、光輝性顔料およ
び金属酸化物以外であり平均粒子径200nm以下(より好ましくは50nm以上、10
0nm以下)の顔料から選択される少なくとも一種類以上の分散粒子を使用することが好
ましい。また、分散粒子の重さ(比重×体積)は、10μg以上であることが好ましい。
このような用途で使用されるインクカートリッジであっても、攪拌球などを備えることな
く攪拌を行なうことができ、よりコストを抑えたインクカートリッジを提供することがで
きる。
また、インクパック10は、ピロー式包装袋であることが好ましく、この場合には、ガ
ゼット式包装袋などに見られるマチを構成する折り重なり部分が無いため、沈降する分散
粒子が折り重なる隙間に入り込んでしまうことが無い。従って、インク1を対流させるこ
とで沈降傾向にある分散粒子を溶媒中により容易に分散させることができる。
また、稼動可能な状態で設置されたインクジェット式記録装置にインクカートリッジ1
00を装着した場合、つまり実質的に水平に設置された場合には、流路部材20に備える
吸引口23の高さが、流出口22の高さに対して、鉛直方向において低い位置に配置され
ることが好ましい。例えば、流出口22の高さを特定の範囲で高い位置に設置しなければ
ならない場合においても、吸引口23の高さをより低い位置に設置することで、沈降傾向
にある分散粒子を適量含むインク1をインクジェット式記録装置に供給することができる
。その結果、インクパック10に残留する分散粒子の濃度が徐々に増加してしまうことが
軽減され、より安定した濃度を継続させることができる。
また、インクパック10を内部に収容するホルダー30は、少なくともインクジェット
式記録装置から取り外した場合において、インクパック10がホルダー30の内部で移動
あるいは変形可能な間隙を有していることが好ましい。このように構成することで、イン
クカートリッジ100をインクジェット式記録装置から取り外して揺動した場合に、イン
クパック10の動きが妨げられることが軽減され、内部に収容するインク1をより容易に
対流させることができる。その結果、沈降傾向にある分散粒子を溶媒中により効果的に分
散させることができる。
また、略直方体形状を呈するホルダー30は、流路部材20が位置する側面を除く5つ
の側面の内、少なくとも一つの面は、内部に収容するインクパック10を固定していない
ことが好ましく、このような構成とすることで、揺動による必要充分なインクパック10
の変形が促され、内部に収容するインク1をより容易に対流させることができるようにな
る。
(実施形態2)
次に、実施形態2に係る液体収容体について説明する。なお、説明にあたり、実施形態
1と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略する。
図6(a)は、実施形態2に係る液体収容体としてのインクカートリッジ200の構成
を示す外観斜視図である。また、図6(b)は、インクカートリッジ200を上部から見
た断面図である。
実施形態2は、インクパック10を押圧し、流路部材20が備えられる領域の方向に
インク1を移動させる押圧機構を更に備えることを特徴としている。
インクカートリッジ200は、インク1、インクパック10、流路部材20、ホルダー
40などから構成される。ホルダー40の構成がホルダー30と異なる以外は、インクカ
ートリッジ100と同様の構成となっている。
ホルダー40は、天板30a、側板40b,30c、底板30d、背板30eの5つの
面および押さえ板42a,42bなどから構成される。つまり、側板40bおよび押さえ
板42a,42bを除き、ホルダー30と同様の構成となっている。
側板40bは、+Y軸方向の約3分の1が天板30aおよび底板30dに固定され、残
りの−Y軸方向の3分の2は、−Y軸方向に向かうに従って、ホルダー40の内部に落し
蓋のように入り込む構造になっている。また、側板40bは、バネ性を有する板状体であ
り、外力が加えられない状態において、側板30cの−Y軸方向の領域をホルダー40の
内側から押圧する形状になっている。つまり、側板40bは、少なくともインクジェット
式記録装置に装着した場合において、ホルダー40の内部に収容したインクパック10を
押圧し、図6(b)の矢印で示すように流路部材20が備えられる領域の方向(+Y軸方
向)にインク1を移動させるように押す押圧機構を構成している。
また、押さえ板42a,42bは、押さえ板32a,32bの約3分の1の長さで、側
板42b,30cの+Y軸側に固定され、天板30aと底板30dとの間にスリットを形
成して、インクパック10の上下部分のシール部の約3分の1を保持している。
なお、側板40bによる押圧機構は、インクパック10の側面を押圧するため、インク
カートリッジ200を揺動してインク1を攪拌する際の妨げとなる場合がある。従って、
攪拌する際には、側板40bをホルダー40の内部から(図6(a),(b)において−
X方向に)引き上げて保持したまま揺動することが好ましい。
本実施形態による液体収容体によれば、実施形態1の効果に加えて、以下の効果を得る
ことが出来る。
側板40bによる押圧機構を備えることによって、インクジェット式記録装置がインク
1を消費し、インクパック10内部のインク1が少なくなるに従い、残留するインク1を
流路部材20が備えられる領域の方向に移動させることができる。換言すると、インク1
がインクジェット式記録装置に吸引されるに従い、インクパック10は、−Y方向から徐
々に押圧され、歪な形状に変形することなく挟まれるように平坦につぶされていく。その
結果、沈降傾向にある分散粒子は、インクパック10内において流路部材20が備えられ
る領域から離れた部分に残留することが軽減される。また、インクカートリッジ200を
インクジェット式記録装置から取り外してインクカートリッジ200を揺動することによ
り攪拌した場合に、分散粒子は広範囲に亘って沈降していないため、より沈降した分散粒
子を分散させ易くすることができる。
(実施形態3)
次に、実施形態3として、本実施形態の液体収容体セットについて説明する。なお、説
明にあたり、上述した実施形態と同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複
する説明は省略する。
本実施形態における液体収容体セットは、インクカートリッジ100あるいはインクカ
ートリッジ200と、着色液体収容体としてのインクカートリッジ300(図示省略)と
からなるインクカートリッジセットである。
インクカートリッジ300は、実施形態1,2に記載した分散粒子を含まない着色液体
としてのインク2と、インク2を収容するインクパック20とを備え、インクパック20
の容積に対するインク2の体積の割合が、インクパック10の容積に対するインク1の体
積の割合より高いことを特徴としている。
具体的には、インクパック10に収容するインク1の量は、インクパック10の容積に
対して、インク1の体積が90%以下となるようにしているが、インクパック20の容積
に対するインク2の体積の割合は、90%を越える量とすることが好ましい。インク2は
、実施形態1,2に記載した分散粒子を含まないため、インク1ほど沈降を危惧する必要
が無い。従って、充填率を下げてまで揺動による攪拌時の対流性を良くする必要が無い。
なお、インクパック20の構成は、インクパック10と同様であっても良い。また、イ
ンクカートリッジ300に備える流出部を構成する流路部材は、流路部材20と同様であ
っても良い。
インク2には、色材として、以下に示す染料あるいは顔料が含まれる。
顔料としては、実施形態1,2に記載した同種の顔料の内、平均粒子径が200nm以
下の顔料が挙げられる。
染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、
建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料等の通常インクジェット式記録装置に使用する
各種染料を使用することができる。
イエロー系染料としては、C.I.アシッドイエロー1、3、11、17、19、23
、25、29、36、38、40、42、44、49、59、61、70、72、75、
76、78、79、98、99、110、111、127、131、135、142、1
62、164、165、C.I.ダイレクトイエロー1、8、11、12、24、26、
27、33、39、44、50、58、85、86、87、88、89、98、110、
132、142、144、C.I.リアクティブイエロー1、2、3、4、6、7、11
、12、13、14、15、16、17、18、22、23、24、25、26、27、
37、42、C.I.フードイエロー3、4、C.I.ソルベントイエロー15、19、
21、30、109等が挙げられる。
マゼンタ系染料としては、C.I.アシッドレッド1、6、8、9、13、14、18
、26、27、32、35、37、42、51、52、57、75、77、80、82、
85、87、88、89、92、94、97、106、111、114、115、117
、118、119、129、130、131、133、134、138、143、145
、154、155、158、168、180、183、184、186、194、198
、209、211、215、219、249、252、254、262、265、274
、282、289、303、317、320、321、322、C.I.ダイレクトレッ
ド1、2、4、9、11、13、17、20、23、24、28、31、33、37、3
9、44、46、62、63、75、79、80、81、83、84、89、95、99
、113、197、201、218、220、224、225、226、227、228
、229、230、231、C.I.リアクティブレッド1、2、3、4、5、6、7、
8、11、12、13、15、16、17、19、20、21、22、23、24、28
、29、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、
43、45、46、49、50、58、59、63、64、C.I.ソルビライズレッド
1、C.I.フードレッド7、9、14等が挙げられる。
シアン系染料としては、C.I.アシッドブルー1、7、9、15、22、23、25
、27、29、40、41、43、45、54、59、60、62、72、74、78、
80、82、83、90、92、93、100、102、103、104、112、11
3、117、120、126、127、129、130、131、138、140、14
2、143、151、154、158、161、166、167、168、170、17
1、182、183、184、187、192、199、203、204、205、22
9、234、236、249、C.I.ダイレクトブルー1、2、6、15、22、25
、41、71、76、77、78、80、86、87、90、98、106、108、1
20、123、158、160、163、165、168、192、193、194、1
95、196、199、200、201、202、203、207、225、226、2
36、237、246、248、249、C.I.リアクティブブルー1、2、3、4、
5、7、8、9、13、14、15、17、18、19、20、21、25、26、27
、28、29、31、32、33、34、37、38、39、40、41、43、44、
46、C.I.ソルビライズバットブルー1、5、41、C.I.バットブルー4、29
、60、C.I.フードブルー1、2、C.I.ベイシックブルー9、25、28、29
、44等が挙げられる。
上述したように、インクカートリッジ300の充填率をより高くすることで、インクカ
ートリッジ300の交換頻度をより少なくすることができる。
また、分散粒子の密度が高いことにより分散粒子を含むインク1の重量は、同量のイン
ク2の重量より重くなる傾向にあるが、インク2の充填率を上げることにより、インクカ
ートリッジ100あるいはインクカートリッジ200と、インクカートリッジ300との
重量バランスが取れるようになる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されず、上述した実施形態に種々の変更や改
良などを加えることが可能である。変形例を以下に述べる。ここで、上述した実施形態と
同一の構成部位については、同一の符号を使用し、重複する説明は省略している。
(インクジェット式記録装置)
インクジェット式記録装置としては、上述した実施形態で例示される液体収容体を活用
することにより、記録装置としての優れた特性をより効果的なものとして提供することが
できる。具体的には、溶媒中に顔料等の分散粒子を均一に分散させて混合したインクは、
長期間静置された場合に、溶媒に比較して密度の大きい(重い)分散粒子が沈降する傾向
がある。分散粒子の沈降は、記録時の色彩むらやインクジェット式記録装置でのインク詰
まりによる吐出不良など、記録品質の低下を招く。そのため、液体収容体の内部に沈降し
た分散粒子を再度分散させるために、液体収容体を振って攪拌させるなどの方法がとられ
る。前述した液体収容体を活用することにより、インクジェット式記録装置に取り付ける
前に、あるいはインクジェット式記録装置から取り外して液体収容体を揺動した場合に、
内部のインクを容易に対流させることができる。その結果、沈降傾向にある分散粒子を溶
媒中により効果的に分散させることができ、記録時の色彩むらやインクジェット式記録装
置でのインク詰まりによる吐出不良など、記録品質の低下を招くことなく、記録を行なう
ことができる。
(変形例1)
図7(a)は、変形例1に係る液体収容体としてのインクカートリッジ100vの構成
を示す断面図である。
実施形態1では、図3(a)で示すように、インクパック10には、図2(c)に示す
3方シール式の包装袋が使用され、上下2方向のシール部12a、12bが、ホルダー3
0の押さえ板32a,32bによって形成されるスリット部に挿入され保持されていると
して説明したが、この構成に限定するものではない。図7(a)に示すように、図2(b
)に示す2方シール式の包装袋が使用され、上方向のシール部が、押さえ板32aによっ
て形成されるスリット部に挿入され保持され、底部には、シール部を有さない構成であっ
ても良い。
この構成によると、図7(a)に示すように、底部にはシールによる谷間部分を有さな
いため、この隙間部分に分散粒子が入り込んでしまうことが無い。
また、内部のインク1が消費されるに従い、図7(a)に示す矢印の方向にインクパッ
ク10が変形していく傾向があるため、底部は、より平坦になり、ガゼット式包装袋10
z(図3(b))で危惧される折れ曲がりなどの発生も無い。
また、インクパック10vの下端がホルダー30cの底部に保持されない構成となるた
め、攪拌の際には、よりインクパック10vの変形がしやすく、インク1をより対流させ
やすい。
従って、本変形例による液体収容体としてのインクカートリッジ100vによると、沈
降した分散粒子をより攪拌しやすい液体収容体を提供することができる。
(変形例2)
図7(b)は、変形例2に係る液体収容体としてのインクカートリッジ200vの構成
を示す外観斜視図である。
実施形態2では、図6(a),(b)で示すように、側板40bによって、ホルダー4
0の内部に収容したインクパック10を押圧し、図6(b)の矢印で示すように流路部材
20が備えられる領域の方向(+Y軸方向)にインク1を移動させるように押す押圧機構
を構成しているとして説明したが、この構成に限定するものではない。図7(b)に示す
ように、ホルダー30wの内部にバネ板50を配置する構成であっても良い。また、この
バネ板50は、インクパック10の片側側面だけでなく、両側側面に配置する構成であっ
ても良い。
本変形例に係る液体収容体としてのインクカートリッジ200vの構成であっても、実
施形態2と同様の効果を得ることができる。
(変形例3)
実施形態2では、図6(a),(b)で示すように、側板40bによって、ホルダー4
0の内部に収容したインクパック10を押圧し、図6(b)の矢印で示すように流路部材
20が備えられる領域の方向(+Y軸方向)にインク1を移動させるように押す押圧機構
を構成しているとして説明したが、この構成に限定するものではない。側板30cを側板
40bと同様にバネ性を有する板状体とし、側板40bに対して対面するように構成して
側板40c(図示省略)とし、側板40bと側板40cとで、インクパック10を挟むよ
うに押圧する構成でも良い。変形例3の構成であっても、実施形態2と同様の効果を得る
ことができる。
1…インク、10…インクパック、20…流路部材、22…流出口、23…吸引口、3
0…ホルダー、30a…天板、30b,30c…側板、30d…底板、30e…背板、3
1…開口部、32a,32b…押さえ板、100…インクカートリッジ。

Claims (10)

  1. 液体消費装置に着脱可能に装着される液体収容体であって、
    分散粒子と、前記分散粒子を分散させる溶媒とを含む液体と、
    前記液体を収容し、前記液体が流出する流出部が備えられる収容袋と、を備え、
    前記収容体を充填初期から使用する時の、前記収容袋の容積に対する前記液体の体積の割合が95%以下であることを特徴とする液体収容体。
  2. 前記分散粒子は、光輝性顔料、金属酸化物、前記光輝性顔料および前記金属酸化物以外
    であり平均粒子径200nm以下の顔料、から選択される少なくとも一種類以上の分散粒
    子から成ることを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
  3. 前記分散粒子の重さ(比重×体積)が10μg以上であることを特徴とする請求項1ま
    たは請求項2に記載の液体収容体。
  4. 前記収容袋は、ピロー式包装袋であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか一項に記載の液体収容体。
  5. 少なくとも前記液体消費装置に装着した場合において、前記収容袋を押圧し、前記流出
    部が備えられる領域の方向に前記液体を移動させる押圧機構を更に備えることを特徴とす
    る請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の液体収容体。
  6. 前記流出部は、前記液体が前記収容袋から導入される液体吸引口と、導入された前記液
    体が導出される液体流出口と、を備え、
    稼動可能な状態で設置された前記液体消費装置に装着された場合に、前記液体吸引口の
    高さが、前記液体流出口の高さに対して、鉛直方向において低い位置に配置されることを
    特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の液体収容体。
  7. 前記収容袋を内部に収容するホルダーを更に備え、
    前記ホルダーは、少なくとも前記液体消費装置から取り外した場合において、前記収納
    袋が前記ホルダーの内部で移動あるいは変形可能な間隙を有していることを特徴とする請
    求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の液体収容体。
  8. 前記ホルダーは、略直方体形状を呈しており、
    前記流出部が位置する側面を除く5つの側面の内、少なくとも一つの面は、内部に収容
    する前記収納部を固定していないことを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一
    項に記載の液体収容体。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の液体収容体と、着色液体収容体とから
    なる液体収容体セットであって、
    前記着色液体収容体は、前記分散粒子を含まない着色液体と、前記着色液体を収容する
    着色液体収容袋とを備え、
    前記着色液体収容袋の容積に対する前記着色液体の体積の割合が、前記収容袋の容積に
    対する前記液体の体積の割合より高いことを特徴とする液体収容体セット。
  10. 請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の液体収容体、あるいは請求項9に記載
    の液体収容体セットを備えることを特徴とするインクジェット式記録装置。
JP2012022933A 2012-02-06 2012-02-06 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置 Withdrawn JP2013159037A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012022933A JP2013159037A (ja) 2012-02-06 2012-02-06 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置
CN201310032339.5A CN103241000B (zh) 2012-02-06 2013-01-28 液体收容体、液体收容体组件以及喷墨式记录装置
US13/754,302 US9004657B2 (en) 2012-02-06 2013-01-30 Liquid container, liquid container set, and ink jet recording apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012022933A JP2013159037A (ja) 2012-02-06 2012-02-06 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013159037A true JP2013159037A (ja) 2013-08-19

Family

ID=48902527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012022933A Withdrawn JP2013159037A (ja) 2012-02-06 2012-02-06 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9004657B2 (ja)
JP (1) JP2013159037A (ja)
CN (1) CN103241000B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019070147A (ja) * 2018-12-27 2019-05-09 株式会社Dnpファインケミカル インクカートリッジ、それを用いたインクジェット記録方法、及び印刷物の製造方法
JP2019081366A (ja) * 2018-11-16 2019-05-30 株式会社Dnpファインケミカル インク包装体およびその製造方法
JP2020078895A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 セイコーエプソン株式会社 液体容器および液体噴射装置

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105946368B (zh) 2012-01-13 2019-07-12 精工爱普生株式会社 盒、印刷材料供应系统以及印刷装置
US8646889B2 (en) 2012-01-13 2014-02-11 Seiko Epson Corporation Cartridge and printing device
US9440755B2 (en) * 2012-01-13 2016-09-13 Seiko Epson Corporation Liquid container and liquid consumption apparatus
US8960871B2 (en) 2012-01-13 2015-02-24 Seiko Epson Corporation Mounting member, liquid container with mounting member, and liquid supply system
US8931887B2 (en) 2012-01-13 2015-01-13 Seiko Epson Corporation Liquid consumption apparatus, liquid supply member, and liquid supply system
JP6269234B2 (ja) * 2014-03-26 2018-01-31 セイコーエプソン株式会社 液体容器、アダプター、ならびに液体噴射装置
CN107914471B (zh) 2015-05-13 2019-09-20 佳能株式会社 液容器和安装有液容器的记录装置
WO2017071756A1 (en) * 2015-10-29 2017-05-04 Hewlett-Packard Development Company L.P. Ink storage unit having variable volume reservoirs
CN109311325A (zh) * 2016-06-17 2019-02-05 罗兰Dg有限公司 喷墨式记录装置
JP2018122518A (ja) * 2017-02-01 2018-08-09 セイコーエプソン株式会社 カートリッジ

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001322297A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Konica Corp インクジェット記録装置及び記録方法
JP2003260803A (ja) * 2002-03-12 2003-09-16 Seiko Epson Corp インクタンクおよびインクジェット式記録装置
JP2006007685A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インク容器
JP2006188008A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Seiko Epson Corp 液体収容体及び液体噴射装置
JP2008221675A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Seiko Epson Corp 流体収容容器及びそれを用いた再充填方法
JP2009012370A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Seiko Epson Corp 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法
JP2009226809A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Riso Kagaku Corp インクカートリッジ
JP2010162869A (ja) * 2008-12-19 2010-07-29 Canon Inc インクタンク及び記録装置
JP2010184424A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2752793B2 (ja) * 1990-12-10 1998-05-18 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置および該装置用インクタンクカートリッジ
JP3428742B2 (ja) * 1993-11-25 2003-07-22 キヤノン株式会社 水性インク、インクジェット記録方法、インクカートリッジ、記録ユニット、インクジェット記録装置及びブリーディングの緩和方法
JP3666537B2 (ja) * 1996-11-14 2005-06-29 セイコーエプソン株式会社 インクジェット式記録装置用インクカートリッジの製造方法
EP1431037A3 (en) * 1997-03-03 2004-07-07 Seiko Epson Corporation Ink jet printing method
US6247808B1 (en) * 1998-04-22 2001-06-19 Hewlett-Packard Company Ink-jet printing system for improved print quality
JP2000063720A (ja) * 1998-08-20 2000-02-29 Fujitsu Ltd インク、インクカートリッジ、及び、インクジェット記録装置
ES2334100T3 (es) * 2000-01-21 2010-03-05 Seiko Epson Corporation Cartucho de tinta para un aparato de registro y aparato de registro de inyeccion de tinta.
JP2003080712A (ja) * 2001-09-12 2003-03-19 Fuji Photo Film Co Ltd 画像形成装置
CA2745944C (en) * 2003-03-26 2012-07-31 Seiko Epson Corporation Liquid container
JP4552526B2 (ja) * 2004-06-16 2010-09-29 セイコーエプソン株式会社 液体収容容器
US8070272B2 (en) 2004-06-16 2011-12-06 Seiko Epson Corporation Liquid container adapted to be mounted on a carriage to reciprocate together with a liquid ejecting head
JP2006001240A (ja) 2004-06-21 2006-01-05 Seiko Epson Corp 液体収容体
EP1994102B1 (en) * 2006-03-10 2011-12-28 Ricoh Company, Ltd. Recording ink, ink cartridge, inkjet recording method, and inkjet recording apparatus
KR100768706B1 (ko) * 2006-06-08 2007-10-19 삼성전기주식회사 잉크젯용 금속 잉크 조성물
JP5459460B2 (ja) * 2007-12-05 2014-04-02 セイコーエプソン株式会社 インクジェット用水性白色インク組成物およびこれを用いた記録物
JP2011207120A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Seiko Epson Corp 液体収容体及び液体噴射装置
JP2011235506A (ja) * 2010-05-10 2011-11-24 Roland Dg Corp インクジェット式記録装置用インクカートリッジおよびインクジェット式記録装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001322297A (ja) * 2000-05-18 2001-11-20 Konica Corp インクジェット記録装置及び記録方法
JP2003260803A (ja) * 2002-03-12 2003-09-16 Seiko Epson Corp インクタンクおよびインクジェット式記録装置
JP2006007685A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インク容器
JP2006188008A (ja) * 2005-01-07 2006-07-20 Seiko Epson Corp 液体収容体及び液体噴射装置
JP2008221675A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Seiko Epson Corp 流体収容容器及びそれを用いた再充填方法
JP2009012370A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Seiko Epson Corp 流体噴射装置及び流体噴射装置のメンテナンス方法
JP2009226809A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Riso Kagaku Corp インクカートリッジ
JP2010162869A (ja) * 2008-12-19 2010-07-29 Canon Inc インクタンク及び記録装置
JP2010184424A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020078895A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 セイコーエプソン株式会社 液体容器および液体噴射装置
JP7155906B2 (ja) 2018-11-13 2022-10-19 セイコーエプソン株式会社 液体容器および液体噴射装置
JP2019081366A (ja) * 2018-11-16 2019-05-30 株式会社Dnpファインケミカル インク包装体およびその製造方法
JP2019070147A (ja) * 2018-12-27 2019-05-09 株式会社Dnpファインケミカル インクカートリッジ、それを用いたインクジェット記録方法、及び印刷物の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US9004657B2 (en) 2015-04-14
CN103241000A (zh) 2013-08-14
CN103241000B (zh) 2016-09-14
US20130201260A1 (en) 2013-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013159037A (ja) 液体収容体、液体収容体セットおよびインクジェット式記録装置
ES2737829T3 (es) Tintas de inyección de tinta para cerámica
US10040961B2 (en) Cleaning solution, set of ink and cleaning solution, cleaning solution stored container, inkjet printing apparatus, and inkjet printing method
CN106427220A (zh) 打印装置
US8974038B2 (en) Liquid holding container and liquid consuming apparatus
JP2017113891A (ja) 液体収容体
CN111683651A (zh) 包含表面张力调节剂的化妆品墨组合物
US8045255B2 (en) Process for producing microcapsules for electrophoretic display devices, as well as microcapsules for electrophoretic display devices, obtained by this process, and their applications
JP5195544B2 (ja) 液体収容容器
JP2010208265A (ja) 液体収容容器
JP2007136980A (ja) インクパック
JP2012179864A (ja) インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
US8979252B2 (en) Agitation kit and recording apparatus
JP6188136B2 (ja) 染色性の改善方法
JP6926651B2 (ja) 液体噴射装置
JP2004279572A (ja) カラーフィルター及びそれを用いた画像表示装置
JP6868208B2 (ja) インク、インク収容容器及びインクジェット記録装置
JP2008273043A (ja) 液体収納容器、ヘッドカートリッジ、およびインクジェット記録装置
JP6361127B2 (ja) 液体噴射装置
JP2007090854A (ja) 液体収納容器
US20160075893A1 (en) Oil-based pigment ink composition and oil-based pigment ink writing tool
JP2011207120A (ja) 液体収容体及び液体噴射装置
JP6711018B2 (ja) 液体供給装置
JP5927934B2 (ja) 液体収容容器および液体噴射装置
JP6849734B2 (ja) インク収容容器

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20150107

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151020

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160524

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160609

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160613

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20160616