JP2006001240A - 液体収容体 - Google Patents
液体収容体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006001240A JP2006001240A JP2004182461A JP2004182461A JP2006001240A JP 2006001240 A JP2006001240 A JP 2006001240A JP 2004182461 A JP2004182461 A JP 2004182461A JP 2004182461 A JP2004182461 A JP 2004182461A JP 2006001240 A JP2006001240 A JP 2006001240A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- moving body
- stirring
- liquid
- storage unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
【解決手段】 本発明に係るインクカートリッジ500は、インクを収容する液体収容部270,294と、液体収容部270,294と外部とを連通させたインク供給部160とを備え、液体収容部270,294には撹拌移動体711が収容されており、撹拌移動体711は、外形中心の位置に対して重心の位置がずれており、液体収容部270,294内で不規則に転動する。
【選択図】 図7
Description
図1は、本実施の形態のインクカートリッジ500の斜視図である。
図2及び図3は図1のインクカートリッジ500を斜め下方からみた背面斜視図で、図2はインクカートリッジ500のカートリッジ本体120の表面にフィルム110が貼り付けられる前の状態を示し、図3はインクカートリッジ500のカートリッジ本体120にフィルム110が貼り付けられた状態を示す。さらに、図4及び図5は、インクカートリッジ500を構成する部材を分解して示す分解斜視図である。
図6は、図1のインクカートリッジ500の背面図であり、図1のインクカートリッジ500においてフィルム110が貼り付けられる前の状態を示す。図7は、図1のインクカートリッジ500の正面図であり、インクカートリッジ500の開口部122にフィルム130が貼り付けられる前の状態を示す。図8は、図1のインクカートリッジ500の正面図であり、インクカートリッジ500の開口部122にフィルム130が貼り付けられた後の状態を示す。
これらの各凹部270a,292a,294aの開放面は、フィルム130によって気密に塞がれて、インクを収容するインク収容部270,292,294を形成する。
なお、フィルム130の融着処理の前に、凹部270a,294aには、収容したインクを撹拌するための撹拌移動体711が投入される。撹拌移動体711が投入される。撹拌移動体711が投入される。
インク供給部160は、カートリッジ本体120の下面に配され、インクカートリッジ500が装着されるキャリッジに形成されたインク供給針が挿入されて、インク収容部111に収容されたインクをインクジェット式記録装置の記録ヘッドへ供給する。
また、記憶手段170は、インクカートリッジ500の種類の情報、インクカートリッジ500が保持するインクの色の情報、及び、インクの現存量等の情報を記憶し、表面に露出した複数の端子171により装置本体との間でこれらの情報を受け渡す。係合レバー180は、カートリッジ本体120における取付部190と対向する側面の上部に成形され、インクジェット式記録装置のキャリッジと係合する。取付部190の側面は、キャリッジに形成された図示しないリブにより規制されて、上記端子171とキャリッジ側の弾性接点とが確実に当接するように構成されている。
流路部296は下部の連絡流路278を介して、第2インク収容部294と接続されるとともに、通路298及び通孔918を介してインク供給制御手段150に接続されている。
フィルタ収容部216は、カートリッジ本体120の表側から裏側に貫通する連通孔218と連通する。連通孔218は、カートリッジ本体120の裏側において連通部222、及び連通部222の側面に形成された通孔652bを介して押圧部材収容室652と接続している。通路214の途中には、凹部からなるチャンバ930が設けられている。
この結果、大気弁連通部624は、大気弁室669から連通孔242までの大気流路を大気と連通する。また、インク供給部160における供給弁13より上流は、インク供給針と連通する。
さらに、上連絡流路514は、下連絡流路512との間に下壁部513を挟んで供給側隔壁272aよりも上方に配されている。第1鉛直隔壁部510は、さらに、上連絡流路514との間に上壁部515を挟んで、下連絡流路512よりも小さい流路抵抗でインクが流れる第2上連絡流路516を有する。図9に示す実施形態において、第2上連絡流路516は、隔壁272と第1鉛直隔壁部510の上端との間に生じる間隙である。
なお、第2鉛直隔壁部530は第1鉛直隔壁部510と同一の構成を有するため、説明を省略する。
また、前記撹拌移動体711の外径を、連絡流路の開口に対して所定以上の大きさに規制しているので、大気側収容部270及び第2インク収容部294に装備した撹拌移動体711は、連絡流路を塞ぐことがなく、インクの供給不良を招くことがない。従って、濃度のばらつきがない高品位なインク供給を維持できる。
本実施の形態のインクカートリッジ500によれば、大気側収容部270や第2インク収容部294内に装備されている撹拌移動体711がそれぞれのインク収容部内を移動した場合に、記撹拌移動体711が隔壁530,510,288等に貫通形成された連絡流路532,512,279,278に最接近した時でも、これらの連絡流路の周囲の隔壁と撹拌移動体711との間には、連絡流路の断面積よりも大きな断面積の流路が確保される。
従って、撹拌移動体711が、これらの連絡流路532,512,278を塞いでこれらの連絡流路532,512,278におけるインクの流通を妨げることがなく、インク収容部270,294内の上下に分散する濃度差を持った液体を撹拌移動体711によって再混合して均一濃度の液体を連絡流路から安定供給することができる。そして、インクカートリッジ500がインクジェット式記録装置におけるインクカートリッジとして使用された場合であれば、記録するインク濃度に濃淡のばらつきが生じない高品位な安定した記録が可能になる。
本実施の形態では、下連絡流路512、上連絡流路514、及び、第2上連絡流路516を有する第1鉛直隔壁部510を設けたので、連通孔163からインクが流れ出ることによりさらにインクが連通孔163へ引っ張られる場合に、上連絡流路514、第2上連絡流路516を通って流れる薄いインクの流量が多くなる。よって、薄いインクの流れ(図中の矢印i、j)が濃いインクの流れ(図中の矢印h)よりも大きくなり、濃いインクのみならず、薄いインクも連通孔163へ流れ込むことができる。
また、流れの大きさの差により、連絡流路274と第1鉛直隔壁部510とで区切られる空間において、上下のインクの流れができ、濃いインクと薄いインク、特に上連絡流路514付近よりもさらに上方の薄いインクも巻き込んで撹拌することができる。
また、連絡流路276を有する鉛直な隔壁271及び連通部279を有する鉛直な隔壁288のような下連絡流路が小さい壁が複数あることにより、より下方の濃いインクと確実に混ぜて供給側収容部290に供給することができる。
インクカートリッジ500を遠心分離機に入れ、1000rpmの回転速度で12時間にわたり回転させ、インクを遠心分離させる。その後、遠心分離させた各インクカートリッジ500を再びインクジェット式記録装置の液体噴射ヘッドに搭載し、グレーのグラデーションのカラーパッチで印刷を行う。遠心分離前と後で行ったグレー印刷の色差ΔEを測定する。この色差ΔEがΔE≦4のものをA判定(撹拌性が非常に良い)、4<ΔE≦8のものをB判定(撹拌性が良い)、8<ΔEのものをC判定(撹拌性が良好でない)と判定することができる。なお、色差ΔEの算出式は、一般に知られているL*a*b*色度図を参照した次式(1)を用いる。
ΔE={(ΔL*)2+(Δa*)2+(Δb*)2}1/2 ・・・(1)
Claims (4)
- 液体を収容する液体収容部と、前記液体収容部と外部とを連通させた液体供給部とを備え、前記液体収容部には撹拌移動体が収容された液体収容体であって、
前記撹拌移動体は、不規則に転動する構成をなしていることを特徴とする液体収容体。 - 液体を収容する液体収容部と、前記液体収容部と外部とを連通させた液体供給部とを備え、前記液体収容部には撹拌移動体が収容された液体収容体であって、
前記撹拌移動体は、表面に凹部または凸部の少なくとも一方が形成されていることを特徴とする液体収容体。 - 請求項1または2に記載の液体収容体であって、
前記撹拌移動体は、自身の外形に対する形状中心の位置と重心の位置とが異なっていることを特徴とする液体収容体。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の液体収容体であって、
前記撹拌移動体は、楕円球形状をなし、長径に対する短径の比が0.9以下であることを特徴とする液体収容体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182461A JP2006001240A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 液体収容体 |
PCT/JP2005/011046 WO2005123397A1 (ja) | 2004-06-16 | 2005-06-16 | 液体収容体 |
US11/578,769 US8070272B2 (en) | 2004-06-16 | 2005-06-16 | Liquid container adapted to be mounted on a carriage to reciprocate together with a liquid ejecting head |
EP05751229A EP1757453A4 (en) | 2004-06-16 | 2005-06-16 | LIQUID STORAGE BODY |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004182461A JP2006001240A (ja) | 2004-06-21 | 2004-06-21 | 液体収容体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006001240A true JP2006001240A (ja) | 2006-01-05 |
Family
ID=35770028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004182461A Withdrawn JP2006001240A (ja) | 2004-06-16 | 2004-06-21 | 液体収容体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006001240A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007301859A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Canon Inc | 液体収納容器および記録装置 |
JP2009511705A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
US7992984B2 (en) | 2007-08-01 | 2011-08-09 | Seiko Epson Corporation | Liquid container |
US8814334B2 (en) | 2012-01-23 | 2014-08-26 | Seiko Epson Corporation | Liquid accommodating container and liquid ejecting apparatus |
US9004657B2 (en) | 2012-02-06 | 2015-04-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid container, liquid container set, and ink jet recording apparatus |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09309212A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-12-02 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置、及び記録方法 |
JP2001232171A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | インキまたは塗料用撹拌子 |
-
2004
- 2004-06-21 JP JP2004182461A patent/JP2006001240A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09309212A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-12-02 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録装置、及び記録方法 |
JP2001232171A (ja) * | 2000-02-22 | 2001-08-28 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | インキまたは塗料用撹拌子 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009511705A (ja) * | 2005-10-14 | 2009-03-19 | エルジー・ケム・リミテッド | アクリル系粘着剤組成物 |
JP2007301859A (ja) * | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Canon Inc | 液体収納容器および記録装置 |
US7992984B2 (en) | 2007-08-01 | 2011-08-09 | Seiko Epson Corporation | Liquid container |
US8814334B2 (en) | 2012-01-23 | 2014-08-26 | Seiko Epson Corporation | Liquid accommodating container and liquid ejecting apparatus |
US9004657B2 (en) | 2012-02-06 | 2015-04-14 | Seiko Epson Corporation | Liquid container, liquid container set, and ink jet recording apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8070272B2 (en) | Liquid container adapted to be mounted on a carriage to reciprocate together with a liquid ejecting head | |
US6742878B2 (en) | Ink cartridge and ink jet record apparatus using the ink cartridge | |
CN100575092C (zh) | 液体容器 | |
US10759178B2 (en) | Liquid supply unit | |
JP4300746B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP5195544B2 (ja) | 液体収容容器 | |
EP3381695B1 (en) | Liquid supply unit and liquid ejection device | |
JP2006001240A (ja) | 液体収容体 | |
JP4561918B2 (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP4706212B2 (ja) | 液体収容体 | |
JP4617735B2 (ja) | 液体収容体 | |
JP4522092B2 (ja) | 液体カートリッジ | |
JP4604567B2 (ja) | 液体カートリッジ | |
JP2006001177A (ja) | 液体収容体 | |
JP6790530B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP3800032B2 (ja) | インク貯留タンク | |
JP4561884B2 (ja) | 液体カートリッジ | |
JP2006001176A (ja) | 液体収容体 | |
JP2014019118A (ja) | カートリッジ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070403 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070607 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20070607 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100622 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20100810 |