JP2013154948A - 塗布ボールを有する塗布容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗布容器10では、中栓13は、容器本体11の内部に連通する内保持筒18を有する内部材19と、内保持筒18の内部と容器本体11の外部とを連通する外保持筒20を有する外部材21と、内保持筒18および外保持筒20の内部に回転可能に保持される塗布ボール22と、を備え、塗布ボール22の外面には、内保持筒18の内面に設けられた内環状シール部23が、容器軸O方向に沿った容器本体11の内部側から液密に当接するとともに、外保持筒20の内面に設けられた外環状シール部34が、前記外部側から液密に当接し、外部材21は、当該外部材21と内部材19または口部12との間に配設された付勢部材35により、内部材19に対して前記外部側に付勢されるとともに、キャップ体14により前記外部側に向けた移動が規制されている。
【選択図】図1
Description
本発明に係る塗布容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部に装着された中栓と、前記口部に着脱可能に装着され前記中栓を覆うキャップ体と、を備え、前記中栓は、前記容器本体の内部に連通する内保持筒を有するとともに前記口部に固定された内部材と、前記内保持筒の内部と前記容器本体の外部とを連通する外保持筒を有するとともに、前記内部材に、容器軸方向に沿った前記容器本体の外部側に向けて移動可能に配設された外部材と、前記内保持筒および前記外保持筒の内部に回転可能に保持されるとともに、端部が前記外保持筒から前記外部側に向けて突出する塗布ボールと、を備え、前記塗布ボールの外面には、前記内保持筒の内面に設けられた内環状シール部が、容器軸方向に沿った前記容器本体の内部側から液密に当接するとともに、前記外保持筒の内面に設けられた外環状シール部が、前記外部側から液密に当接し、前記外部材は、当該外部材と前記内部材または前記口部との間に配設された付勢部材により、前記内部材に対して前記外部側に付勢されるとともに、前記キャップ体により前記外部側に向けた移動が規制されていることを特徴とする。
その後、塗布ボールにおいて外保持筒から突出する端部を、内容物を塗布する被塗布部に押し当てて、外環状シール部を塗布ボールの外面から離間させながら、当該塗布容器を被塗布部に沿って移動させ、塗布ボールを回転させる。すると、前記中栓空間内の内容物が、前記外隙間を通して容器本体の外部に至り、塗布ボールの外面から被塗布部に塗布される。
また、キャップ体を容器本体の口部から離脱させることで、前記中栓空間内の内容物を、前記外隙間を通して容器本体の外部に至らせて、塗布ボールの外面から被塗布部に塗布することができるので、当該塗布容器に良好な塗布性能を具備させることもできる。
図1に示すように、塗布容器10は、内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、該容器本体11の口部12に装着された中栓13と、前記口部12に着脱可能に装着され中栓13を覆う有頂筒状のキャップ体14と、を備えている。この塗布容器10は、内容物として、例えば液状体などを容器本体11内に収容する。
ここで、容器本体11およびキャップ体14の各中心軸線は、共通軸上に位置している。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸O方向に沿った容器本体11側を下側といい、キャップ体14側を上側といい、容器軸Oに直交する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
中栓13は、容器本体11の内部に連通する内保持筒18を有するとともに容器本体11の口部12に固定された内部材19と、内保持筒18の内部と容器本体11の外部とを連通する外保持筒20を有するとともに、内部材19に、上側(容器軸方向に沿った容器本体の外部側)に向けて移動可能に配設された外部材21と、内保持筒18および外保持筒20の内部に回転可能に保持されるとともに、端部が外保持筒20から上側に向けて突出する塗布ボール22と、を備えている。
大径部30は、容器本体11の口部12における上口筒16、および内部材19の固定フランジ27に外挿されている。大径部30の下端部は、上口筒16の前記第1係合部17よりも下方に位置しており、この下端部には、第1係合部17に下方から係合可能な第2係合部33が、径方向の内側に向けて環状に突設されている。第2係合部33は、第1係合部17に係合することで、外部材21の内部材19に対する上側に向けた移動を規制可能とされ、外部材21は、内部材19に対して上側に向かう移動量が規制されている。
付勢部材35は、内部材19と外部材21との間に配設されるとともに、これらの内部材19と外部材21との間をシールしている。付勢部材35は、容器軸Oと同軸の環状に形成されている。付勢部材35は、内部材19および外部材21とは別体に成形されるとともに、内部材19と外部材21とに容器軸O方向に挟み込まれている。付勢部材35は、内部材19の前記環状凹溝28に配置され、内部材19の前記固定フランジ27と、外部材21の前記連結段部32と、の間で容器軸O方向に圧縮変形させられている。付勢部材35は、環状凹溝28の内面および連結段部32の下面それぞれに全周にわたって液密に当接しており、内部材19と外部材21との間を全周にわたってシールしている。なお図示の例では、付勢部材35は、前記縦断面視において円形状をなすいわゆるOリングとされている。
なお、例えば前記中栓空間38内に内容物が貯留されている場合などには、塗布容器10を上下反転させずに中栓空間38内の内容物を塗布してもよい。
また、キャップ体14を容器本体11の口部12から離脱させることで、前記中栓空間38内の内容物を、前記外隙間39を通して容器本体11の外部に至らせて、塗布ボール22の外面から被塗布部に塗布することができるので、当該塗布容器10に良好な塗布性能を具備させることもできる。
例えば、リング突条24、垂下筒25、補強リブ26はなくてもよい。
11 容器本体
12 口部
13 中栓
14 キャップ体
18 内保持筒
19 内部材
20 外保持筒
21 外部材
22 塗布ボール
23 内環状シール部
34 外環状シール部
35 付勢部材
O 容器軸
Claims (3)
- 内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部に装着された中栓と、前記口部に着脱可能に装着され前記中栓を覆うキャップ体と、を備え、
前記中栓は、前記容器本体の内部に連通する内保持筒を有するとともに前記口部に固定された内部材と、
前記内保持筒の内部と前記容器本体の外部とを連通する外保持筒を有するとともに、前記内部材に、容器軸方向に沿った前記容器本体の外部側に向けて移動可能に配設された外部材と、
前記内保持筒および前記外保持筒の内部に回転可能に保持されるとともに、端部が前記外保持筒から前記外部側に向けて突出する塗布ボールと、を備え、
前記塗布ボールの外面には、前記内保持筒の内面に設けられた内環状シール部が、容器軸方向に沿った前記容器本体の内部側から液密に当接するとともに、前記外保持筒の内面に設けられた外環状シール部が、前記外部側から液密に当接し、
前記外部材は、当該外部材と前記内部材または前記口部との間に配設された付勢部材により、前記内部材に対して前記外部側に付勢されるとともに、前記キャップ体により前記外部側に向けた移動が規制されていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1記載の塗布容器であって、
前記付勢部材は、前記内部材と前記外部材との間に配設されるとともに、これらの内部材と外部材との間をシールしていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1または2に記載の塗布容器であって、
前記キャップ体は、前記外部材において前記外保持筒を回避した部分に当接することで、該外部材の移動を規制していることを特徴とする塗布容器。
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