JP2012231913A - 塗布具付き容器 - Google Patents
塗布具付き容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012231913A JP2012231913A JP2011101981A JP2011101981A JP2012231913A JP 2012231913 A JP2012231913 A JP 2012231913A JP 2011101981 A JP2011101981 A JP 2011101981A JP 2011101981 A JP2011101981 A JP 2011101981A JP 2012231913 A JP2012231913 A JP 2012231913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- applicator
- cap body
- mouth
- cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Abstract
【解決手段】内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、該容器本体11の口部12に着脱自在に装着されるキャップ体13と、該キャップ体13に装着されるとともに該キャップ体13から容器本体11の底部17側に向けて突出する本体部14、および該本体部14の先端に配設された塗布部15を有する塗布具16と、を備え、キャップ体13は、口部12に対して容器軸O1回りに回転させられることにより該口部12から離脱され、塗布具16は、キャップ体13に前記底部17側に向けて前進移動可能に装着されるとともに付勢部材29により前記底部17側に向けて付勢され、本体部14が容器本体11に圧接されることにより前進移動が規制されている塗布具付き容器10を提供する。
【選択図】図1
Description
前記塗布具付き容器を使用するときには、まず、キャップ体を塗布具とともに容器本体から離脱させる。すると塗布部が、内容物を保持した状態で容器本体内から引き出されることとなり、その後、塗布部に保持された内容物を被塗布部に塗布する。
本発明に係る塗布具付き容器は、内容物が収容される有底筒状の容器本体と、該容器本体の口部に着脱自在に装着されるキャップ体と、該キャップ体に装着されるとともに該キャップ体から前記容器本体の底部側に向けて突出する本体部、および該本体部の先端に配設された塗布部を有する塗布具と、を備える塗布具付き容器であって、前記キャップ体は、前記口部に対して容器軸回りに回転させられることにより該口部から離脱され、前記塗布具は、前記キャップ体に前記底部側に向けて前進移動可能に装着されるとともに付勢部材により前記底部側に向けて付勢され、前記本体部が前記容器本体に圧接されることにより前進移動が規制されていることを特徴とする。
そして、塗布具が前進端位置まで前進移動させられた後には、塗布具も、キャップ体と一体に前記反底部側へ移動させられ、これらのキャップ体および塗布具が容器本体から離脱される。
これにより、容器本体内の内容物が減少したときであっても、塗布部に内容物を保持させ易くすることが可能になり、残量を低減させることができる。
この場合、塗布部に容器本体の底部から負荷がかかるのを抑えることが可能になり、塗布部の耐久性を確保し易くすることができる。
その後、キャップ体において径方向の一方側に位置する部分を、前記反底部側に移動させながら、キャップ体の開放端のうち、前記一方側とは反対の他方側に位置する部分を、環状溝内に進入させ、キャップ体を、キャップ軸が容器軸に対して傾くように揺動させる。すると、塗布具の塗布部が前記一方側に移動して、容器本体の胴部における底部との接続部分の内周面に押し当てられる。
そして、両軸の傾斜を維持した状態で容器本体を容器軸回りに回転させ、塗布部を、容器本体の前記接続部分の内周面に押し当てながら該内周面の全周にわたって移動させる。
なお、キャップ体が揺動させられてキャップ体の開放端が環状溝内に進入させられたときに、キャップ体の開放端が環状溝に係合する場合には、キャップ体の揺動姿勢を安定に維持することができる。
図1に示すように、塗布具付き容器10は、例えば液状体や粉状体などの内容物が収容される有底筒状の容器本体11と、該容器本体11の口部12に着脱自在に装着されるキャップ体13と、該キャップ体13に装着されるとともに該キャップ体13から下方(底部側)に向けて突出する本体部14、および該本体部14の先端に配設された塗布部15を有する塗布具16と、を備えている。
なお以下では、容器本体11の容器軸O1に沿ってキャップ体13側を上側(反底部側)といい、容器本体11の底部17側を下側といい、容器軸O1に直交する方向を径方向といい、容器軸O1回りに周回する方向を周方向という。
なお容器本体11の外面には、例えば蒸着などにより遮光膜が形成されていてもよい。この場合、例えば遮光膜を、胴部18の外周面に全面にわたって形成する一方で底部17に形成しないことで、容器本体11の内部を、底部17を通して視認可能にすること等が可能になる。
また口部12の外径は、胴部18の外径よりも小さくなっており、口部12の外周面と胴部18の外周面とは段部19を介して連結されている。さらに口部12の上端部の外径は、口部12においてこの上端部よりも下方に位置する部分の外径よりも小さくなっている。
また、口部12の外周面において雄ねじ部21よりも下方に位置する部分には、周方向の全周にわたって延在する環状溝22が形成されている。
塗布具16の本体部14は、キャップ体13の内周面に容器軸O1方向に移動可能に装着された基部26と、基部26から下方に向けて延設された棒部27と、を備えている。
基部26の外周面には、キャップ体13の前記上側部分13cの内周面に設けられた係合凹部(係合部)30内に、容器軸O1方向に移動可能に配置された係合凸部(係合部)31が突設されている。係合凸部31の容器軸O1方向に沿った大きさは、係合凹部30の容器軸O1方向に沿った大きさよりも小さく、係合凸部31は、係合凹部30内における上端部に配置されている。
塗布部15は、棒部27と一体成形されるとともに、弾性変形可能なスパチュラ状に形成され、塗布部15のうち、棒部27と連結される基端15aは、容器軸O1上に位置し、塗布部15は、基端15a側から先端15b側に向かうに従い漸次、径方向の外側に向けて延在している。また塗布部15は、基端15a側から先端15b側に向かうに従い漸次、下方に向けても延在しており、塗布部15の先端15bは、容器本体11の底部17に近接または当接している。さらに塗布部15は、径方向の内側に向けて窪む曲線状をなすように湾曲している。
そして付勢部材29が、塗布具16を下方に向けて付勢することで、塗布具16の基部26の外周縁が、容器本体11の口部12の前記開口端縁上に、しごき部材23の外周縁を介して圧接されている。
はじめに、内容物を塗布するため、容器本体11からキャップ体13を離脱させるときには、まず、キャップ体13を容器本体11の口部12に対して容器軸O1回りに回転させ、容器本体11の前記雄ねじ部21とキャップ体13の前記雌ねじ部20との螺合を解除する。このとき、キャップ体13の前記縦リブ25aと、塗布具16の前記縦溝28aと、が周方向に互いに係合し合うことで、キャップ体13と塗布具16とが容器軸O1回りに共回りする。
そして図2に示すように、塗布具16が前進端位置まで前進移動させられた後には、塗布具16も、キャップ体13と一体に上方へ移動させられ、これらのキャップ体13および塗布具16が容器本体11から離脱される。その後、塗布部15に保持された内容物を被塗布部に塗布する。
このとき雌ねじ部20は、雄ねじ部21に該雄ねじ部21の上方から近接または当接している。またキャップ体13は、容器本体11の口部12に外装され、キャップ体13の開放端13bは、容器本体11の口部12の前記環状溝22に径方向に対向している。さらに塗布具16は、容器本体11による前進移動の規制が解除されて前進端位置に位置しており、塗布具16の塗布部15は、容器本体11内の下方に位置している。
そして、両軸O1、O2の傾斜を維持した状態で容器本体11を容器軸O1回りに回転させ、塗布部15を、容器本体11の前記接続部分18aの内周面に押し当てながら該内周面の全周にわたって移動させる。
これにより、容器本体11内の内容物が減少したときであっても、塗布部15に内容物を保持させ易くすることが可能になり、残量を低減させることができる。
なお、キャップ体13が揺動させられてキャップ体13の開放端13bが環状溝22内に進入させられたときに、例えば前記開放端13bが、環状溝22を画成する内壁面に当接して引っ掛かること等により、キャップ体13の開放端13bが、環状溝22に係合する場合には、キャップ体13の揺動姿勢を安定に維持することができる。
この場合、塗布部15に容器本体11の底部17から負荷がかかるのを抑えることが可能になり、塗布部15の耐久性を確保し易くすることができる。
例えば、しごき部材23の前記リブ部24はなくてもよい。さらにしごき部材23がなくてもよい。
さらに前記実施形態では、キャップ体13は、容器本体11の口部12に外装されるものとしたが、内装されていてもよい。
11 容器本体
12 口部
13 キャップ体
13b 開放端
14 本体部
15 塗布部
16 塗布具
17 底部
20 雌ねじ部
21 雄ねじ部
22 環状溝
29 付勢部材
30 係合凹部(係合部)
31 係合凸部(係合部)
O1 容器軸
O2 キャップ軸
Claims (3)
- 内容物が収容される有底筒状の容器本体と、
該容器本体の口部に着脱自在に装着されるキャップ体と、
該キャップ体に装着されるとともに該キャップ体から前記容器本体の底部側に向けて突出する本体部、および該本体部の先端に配設された塗布部を有する塗布具と、を備える塗布具付き容器であって、
前記キャップ体は、前記口部に対して容器軸回りに回転させられることにより該口部から離脱され、
前記塗布具は、前記キャップ体に前記底部側に向けて前進移動可能に装着されるとともに付勢部材により前記底部側に向けて付勢され、前記本体部が前記容器本体に圧接されることにより前進移動が規制されていることを特徴とする塗布具付き容器。 - 請求項1記載の塗布具付き容器であって、
前記キャップ体および前記塗布具には、前記塗布具が前記キャップ体に対して前進端位置に位置するときに、容器軸方向に互いに係合し合うことで前記塗布具の更なる前進移動を規制する係合部が配設され、
前記塗布具は、前記係合部により更なる前進移動が規制された状態で、前記付勢部材により前記底部側に向けて付勢されていることを特徴とする塗布具付き容器。 - 請求項1または2に記載の塗布具付き容器であって、
前記キャップ体は、前記口部に外装される有頂筒状に形成され、
該キャップ体の内周面には、前記口部の外周面に設けられた雄ねじ部に螺合される雌ねじ部が設けられ、
前記口部の外周面において前記雄ねじ部よりも前記底部側に位置する部分には、前記容器軸回りに沿う周方向の全周にわたって延在する環状溝が形成され、
前記雄ねじ部と前記雌ねじ部との螺合が解除され、かつこれらの両ねじ部が互いに近接または当接させられた状態で、前記キャップ体は、その開放端を前記環状溝内に進入させながら、キャップ軸が容器軸に対して傾くように揺動自在になることを特徴とする塗布具付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101981A JP5813990B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 塗布具付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011101981A JP5813990B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 塗布具付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012231913A true JP2012231913A (ja) | 2012-11-29 |
JP5813990B2 JP5813990B2 (ja) | 2015-11-17 |
Family
ID=47432904
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011101981A Expired - Fee Related JP5813990B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 塗布具付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5813990B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104401A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具付容器 |
JP2016010650A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社吉野工業所 | ブラシ器具付きキャップ |
JP2016087298A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | ロレアル | アプリケータ付きキャップおよびそうしたキャップを備えたパッケージング |
JP2021053123A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
JP2021159277A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具付容器 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001080663A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Yoshida Industry Co Ltd | 取出具付きキャップ |
JP2007209743A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Kumo Haku | 化粧用ブラシ |
JP2009153826A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Figla Co Ltd | 化粧料容器 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011101981A patent/JP5813990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001080663A (ja) * | 1999-09-16 | 2001-03-27 | Yoshida Industry Co Ltd | 取出具付きキャップ |
JP2007209743A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Kumo Haku | 化粧用ブラシ |
JP2009153826A (ja) * | 2007-12-27 | 2009-07-16 | Figla Co Ltd | 化粧料容器 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015104401A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-08 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具付容器 |
JP2016010650A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社吉野工業所 | ブラシ器具付きキャップ |
JP2016087298A (ja) * | 2014-11-10 | 2016-05-23 | ロレアル | アプリケータ付きキャップおよびそうしたキャップを備えたパッケージング |
JP2021053123A (ja) * | 2019-09-30 | 2021-04-08 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
JP7311378B2 (ja) | 2019-09-30 | 2023-07-19 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
JP2021159277A (ja) * | 2020-03-31 | 2021-10-11 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具付容器 |
JP7507588B2 (ja) | 2020-03-31 | 2024-06-28 | 株式会社吉野工業所 | 塗布具付容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5813990B2 (ja) | 2015-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5813990B2 (ja) | 塗布具付き容器 | |
JP5386225B2 (ja) | 塗布具付容器 | |
WO2010101185A1 (ja) | 液状物繰出容器 | |
KR101666012B1 (ko) | 스틱형 화장품 용기 | |
KR20170049149A (ko) | 나사 회전에 의해 립스틱이 인출 또는 인입되는 립스틱 용기 | |
JP5789534B2 (ja) | 塗布ボールを有する塗布容器 | |
JP5546843B2 (ja) | キャップ付き化粧用具 | |
JP4925244B2 (ja) | 化粧料容器 | |
JP6173890B2 (ja) | 塗布具付容器 | |
JP7450327B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP5745309B2 (ja) | 塗布具付き容器 | |
JP5798789B2 (ja) | 塗布具付き容器 | |
JP5999559B2 (ja) | 液体化粧料収納容器 | |
JP7421940B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP5933342B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP2016220972A (ja) | 塗布具付き容器 | |
JP5545681B2 (ja) | 液状物繰出容器 | |
JP2011142945A (ja) | 液体塗布具 | |
JP6817046B2 (ja) | 繰出容器 | |
JP2020146366A (ja) | 化粧料塗布具 | |
JP7376422B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP7507109B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP7175846B2 (ja) | 繰出し容器 | |
JP7311378B2 (ja) | 塗布容器 | |
JP6189195B2 (ja) | 塗布具付容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131101 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140916 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141112 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20150407 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150707 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20150715 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150915 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150917 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5813990 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |