JP6078362B2 - 注出キャップ - Google Patents

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本発明は、注出キャップに関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される容器本体の口部に装着されるとともに、容器本体内に連通する連通孔が形成されたヘッド体と、ヘッド体上にキャップ軸に直交する方向にスライド移動自在に配設されるとともに、連通孔に連通し、かつ連通孔より小径の注出孔が形成されたスライド部材と、を備える注出キャップが知られている。
この注出キャップにおいては、例えば容器本体内の内容物の残量が少なくなったときなどに、スライド部材をスライド移動させて連通孔を外部に露呈させることで、注出孔より大径の連通孔から内容物を取り出せるようになっている。
特開2011−73761号公報
しかしながら、上記従来の注出キャップでは、不意に加えられた外力によって、スライド部材がスライド移動して連通孔が外部に露呈されるおそれがあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、容器本体内に連通し、かつ外部に露呈した孔が、不意に加えられた外力によって、注出孔から、該注出孔より容器本体の内側に位置する別の孔に、不用意に切り替わるのを抑制することができる注出キャップを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の注出キャップは、内容物が収容される容器本体の口部に螺着されるとともに、内容物の注出孔が形成された本体キャップと、前記本体キャップに着脱自在に螺着されるとともに、前記注出孔を覆う上キャップと、を備え、前記上キャップの前記本体キャップに対するキャップ軸回りに沿う緩み方向と、前記本体キャップの前記口部に対するキャップ軸回りに沿う緩み方向と、が同じである注出キャップであって、前記本体キャップには、径方向に貫く挿通孔が形成され、前記本体キャップ内には、前記挿通孔内に嵌合され、外周面が前記挿通孔を通して前記本体キャップの外部に突出した弾性体が配設され、前記上キャップは、前記弾性体のうち、前記挿通孔を通して前記本体キャップの外部に突出した突出部分を径方向の内側に押圧して、前記弾性体の内周面を前記口部の外周面に圧接させる押圧部を備え、前記本体キャップは、外周面に前記上キャップが螺着される雄ねじ部が形成された上筒部と、前記上筒部にキャップ軸方向に連設されるとともに、内周面に前記容器本体の口部に螺着される雌ねじ部が形成された下筒部と、を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、本体キャップ内に前記弾性体が配設され、かつ上キャップに前記押圧部が備えられているので、上キャップと、本体キャップ及び容器本体と、を相対的にキャップ軸回りに沿う緩み方向に回転移動したときに、本体キャップにおける挿通孔の内周縁が、前記口部の外周面に圧接している弾性体に係合することで、本体キャップが上キャップと共回りするのを防ぐことができる。
そして、上キャップを本体キャップから離脱し、押圧部を弾性体の突出部分から離間させると、弾性体が復元変形し、弾性体の内周面と前記口部の外周面との圧接が解除され、本体キャップ及び容器本体の相対的なキャップ軸回りに沿う緩み方向の回転移動の規制が解除されることとなり、本体キャップを容器本体から離脱することが可能になる。
すなわち、上キャップを本体キャップから離脱した後でなければ、本体キャップを口部から離脱することができないので、不意に加えられた外力によって、不用意に容器本体の口部が外部に露呈されるのを防ぐことができる。
このように、本体キャップを口部から離脱することで、例えば、容器本体内の内容物を口部から直接取り出したり、本体キャップと容器本体とを分別したりすることなどが可能になる。
ここで、前記弾性体は、内側に前記口部が挿入される環状に形成され、前記弾性体の内周面のうち、前記突出部分と対応する部分に、径方向の内側に突出し前記口部の外周面に圧接する圧接突部が形成されてもよい。
この場合、弾性体の内周面のうち、前記突出部分と対応する部分に、前記圧接突部が形成されているので、上キャップの押圧部から弾性体の前記突出部分に加えられた径方向の内側に向けた押圧力を、圧接突部を介して前記口部の外周面に効率よく伝えることが可能になり、弾性体の内周面を前記口部の外周面に強固に圧接することができる。
また、前記本体キャップは、外周面に前記上キャップが螺着される雄ねじ部が形成された上筒部と、前記上筒部より大径に形成されるとともに、内周面に前記口部に螺着される雌ねじ部が形成された下筒部と、がキャップ軸方向に連設された構成とされ、前記挿通孔は、前記本体キャップのうち、前記上筒部と前記下筒部との連結部分に形成され、前記上キャップのうち、下端部は他より内径が大きくされていて、この上キャップの下端部の内周面が前記押圧部となってもよい。
この場合、簡易な構成で前述の作用効果が確実に奏功されることとなる。
本発明の注出キャップによれば、不意に加えられた外力によって、不用意に容器本体の口部が外部に露呈されるのを防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る注出キャップを示す半縦断面図である。 図1に示す本体キャップにおいて、内側に弾性体が配設された状態を示す斜視図である。 図1に示す弾性体の斜視図である。 図1のA−A線矢視断面図である。 図1に示す注出キャップにおいて、上キャップを外し注出孔を外部に露呈させた状態を示す半縦断面図である。
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る注出キャップ1について説明する。
本実施形態の注出キャップ1は、図1に示されるように、内容物が収容される容器本体2の口部3に螺着されるとともに、内容物の注出孔11が形成された本体キャップ12と、本体キャップ12に着脱自在に螺着されるとともに、注出孔11を覆う上キャップ13と、を備え、上キャップ13の本体キャップ12に対するキャップ軸O回りに沿う緩み方向D1(図4参照)と、本体キャップ12の口部3に対するキャップ軸O回りに沿う緩み方向D1と、が同じになっている。
なお、図4において、符号D2は、上キャップ13の本体キャップ12に対するキャップ軸O回りに沿う締付け方向、及び本体キャップ12の口部3に対するキャップ軸O回りに沿う締付け方向を示している。
本体キャップ12は筒状に形成され、上キャップ13は有頂筒状に形成され、これらの両キャップ12、13は、共通軸と同軸に配設されている。
以下、この共通軸をキャップ軸Oといい、キャップ軸Oに沿う上キャップ13の頂壁部14側を上側といい、キャップ軸Oに沿う頂壁部14とは反対側を下側といい、キャップ軸Oに直交する方向を径方向といい、キャップ軸O回りに周回する方向を周方向という。
まず、注出キャップ1が装着される容器本体2について説明する。
容器本体2は、胴部4、肩部5及び口部3が下方から上方に向けてこの順に連設され、これら3〜5は、キャップ軸Oと同軸に配設されている。
口部3は、外周面に雄ねじ部が形成された大径部3aと、大径部3aより小径に形成されるとともに大径部3aの上端から上方に向けて延びる小径部3bと、を備えている。
肩部5と口部3との連結部分には、図4に示されるように、本体キャップ12に配設された後述する係合突部15が係合することで、本体キャップ12及び容器本体2の相対的なキャップ軸O回りに沿う締付け方向への回転移動を規制する位置決め突部31と、位置決め突部31から前記緩み方向D1に離れた位置に配設され、本体キャップ12の係合突部15が前記緩み方向D1及び前記締付け方向D2の双方向に摺接して乗り越える被乗り越え突部32と、がそれぞれ径方向の外側に向けて突設されている。
位置決め突部31は、前記緩み方向D1から前記締付け方向D2に向かうに従い漸次径方向の突出高さが低くなっている。
被乗り越え突部32は、前記緩み方向D1から前記締付け方向D2に向かうに従い漸次径方向の突出高さが高くなっている。
位置決め突部31における前記緩み方向D1を向く端面、及び被乗り越え突部32における前記締付け方向D2を向く端面は、周方向で互いに対向している。また、位置決め突部31における前記緩み方向D1を向く端面は、被乗り越え突部32における前記締付け方向D2を向く端面より径方向の外側に大きく突出している。
注出キャップ1の本体キャップ12は、図1及び図2に示されるように、外周面に上キャップ13が螺着される雄ねじ部が形成された上筒部17、及び上筒部17より大径に形成されるとともに、内周面に容器本体2の口部3に螺着される雌ねじ部が形成された下筒部18がキャップ軸O方向に連設された下キャップ16と、上筒部17から上方に向けて立設され上端に前記注出孔11が形成された注出栓19と、を備えている。
下キャップ16の下筒部18は、内周面に前記雌ねじ部が形成された雌ねじ筒18aと、雌ねじ筒18aを径方向の外側から囲繞する外筒18bと、これらの両筒18a、18bの上端縁同士を連結するフランジ頂壁18cと、前記係合突部15と、を備えている。
図示の例では、雌ねじ筒18aの下端縁は、外筒18bの下端縁より上方に位置していて、係合突部15は、雌ねじ筒18aの下端縁より下方で、かつ外筒18bの下端縁より上方に位置している。係合突部15は、フランジ頂壁18cから下方に向けて延びる縦リブ状に形成されている。係合突部15は、雌ねじ筒18aにおける下端縁及び外周面と、フランジ頂壁18cの下面と、外筒18bの内周面と、に接続されている。
下キャップ16の上筒部17は有底筒状に形成され、その底壁の下面が容器本体2の口部3の上端開口縁上に配置され、周壁の外周面に雄ねじ部が形成されている。上筒部17の底壁には、容器本体2内に開口する連通孔25が形成されている。上筒部17の底壁には、下方に向けて延在して口部3内に嵌合されたシール筒26が突設されている。図示の例では、連通孔25及びシール筒26はキャップ軸Oと同軸に配設されている。
ここで本実施形態では、本体キャップ12内に、容器本体2内と注出孔11との連通、及びその遮断を切り替える開閉弁20が配設されている。
開閉弁20は、本体キャップ12内に嵌合される装着筒21と、外周縁が装着筒21の内周面に連結されるとともに、本体キャップ12の後述する弁座部22上に配置された弁体23と、これらの装着筒21と弁体23とを連結する弾性連結片24と、を備えている。
図示の例では、装着筒21は、本体キャップ12の上筒部17内に嵌合されている。前記弁座部22は、上筒部17の底壁のうち、上筒部17の周壁から径方向の内側に突出した部分となっている。弾性連結片24は、周方向に沿って複数配設してもよいし、一つ配設してもよい。
そして、弾性連結片24が弾性変形して弁体23が弁座部22に対して離反及び着座することで、連通孔25を通した容器本体2内と注出孔11との連通、及びその遮断が切り替えられる。
注出栓19は、開閉弁20の装着筒21内に嵌合された内筒19aと、本体キャップ12の上筒部17の上端部に外嵌された外筒19bと、これらの両筒19a、19bの上端から上方に向けて延在し上端に前記注出孔11が形成された注出筒19cと、を備えている。注出孔11の内径は、容器本体2の口部3の内径より小さくなっている。
上キャップ13の頂壁部14には、下方に向けて延在し注出筒19c内に着脱自在に嵌合されるシール筒14aが突設されている。上キャップ13の周壁部29には、雌ねじ部が形成されている。
そして、本実施形態では、本体キャップ12に、径方向に貫く挿通孔41が形成されるとともに、本体キャップ12内に弾性体40が配設されている。弾性体40は、外周面が挿通孔41を通して本体キャップ12の外部に突出している。弾性体40は、例えばポリエチレンやエラストマ等の軟材質で形成されている。
ここで、本体キャップ12の下キャップ16における上筒部17と下筒部18との間には、図2に示されるように、上筒部17より大径で、かつ下筒部18より小径に形成された連結筒部(連結部分)42が配設されている。
この連結筒部42の外周面に挿通孔41が形成されている。挿通孔41は、連結筒部42において、径方向で互いに対向する位置に各別に形成されている。
弾性体40は、図3に示されるように、内側に容器本体2の口部3が挿入される環状に形成されている。図示の例では、弾性体40は、口部3の小径部3bに外装されている。
弾性体40の外周面には、径方向の外側に向けて突出し、挿通孔41を通して本体キャップ12の外部に突出する突出部分45が形成されている。また、弾性体40の内周面のうち、突出部分45と対応する部分に、径方向の内側に突出し容器本体2の口部3の外周面に圧接する圧接突部46が形成されている。突出部分45の径方向の外側に向けた突出量は、圧接突部46の径方向の内側に向けた突出量より大きくなっている。突出部分45及び圧接突部46は、弾性体40において、径方向で互いに対向する位置に各別に形成されている。
突出部分45は、図1及び図2に示されるように、挿通孔41内に嵌合され、下端が本体キャップ12のフランジ頂壁18c上に配置されている。突出部分45の上端面における外周縁部は、径方向の内側から外側に向かうに従い漸次下方に向けて延在している。
圧接突部46は、弾性体40の内周面におけるキャップ軸O方向の全長にわたって延在している。
上キャップ13には、弾性体40の突出部分45を径方向の内側に押圧して、弾性体40の圧接突部46を容器本体2の口部3の外周面に圧接させる押圧部13aが備えられている。
図示の例では、上キャップ13のうち、下端部は他より内径が大きくされていて、この上キャップ13の下端部の内周面が押圧部13aとなっている。上キャップ13のうち、下端部は他より外径も大きくなっている。上キャップ13の下端は、本体キャップ12のフランジ頂壁18cの上面に近接若しくは当接している。
以上の構成において、上キャップ13と、本体キャップ12及び容器本体2と、を相対的にキャップ軸O回りに沿う緩み方向に回転移動させたときに、本体キャップ12における挿通孔41の内周縁が、口部3の外周面に圧接している弾性体40に係合することで、本体キャップ12が上キャップ13と共回りするのを防ぐことができる。
この際、容器本体2に配設された被乗り越え突部32が、本体キャップ12の係合突部15における前記緩み方向D1を向く端面に当接すると、前述の共回りが確実に抑えられる。
そして、上キャップ13を本体キャップ12から離脱し、押圧部13aを弾性体40の突出部分45から離間させると、弾性体40が復元変形し、弾性体40の圧接突部46と口部3の外周面との圧接が解除され、本体キャップ12及び容器本体2の相対的なキャップ軸O回りに沿う緩み方向の回転移動の規制が解除されることとなり、本体キャップ12を容器本体2から離脱することが可能になる。
ここで、本体キャップ12及び容器本体2を相対的にキャップ軸O回りに沿う緩み方向に回転移動させると、本体キャップ12の係合突部15が、被乗り越え突部32の外周面上を摺接しながら前記緩み方向D1に乗り越える。
以上説明したように、本実施形態による注出キャップ1によれば、上キャップ13を本体キャップ12から離脱した後でなければ、本体キャップ12を容器本体2の口部3から離脱することができないので、不意に加えられた外力によって、不用意に容器本体2の口部3が外部に露呈されるのを防ぐことができる。
このように、本体キャップ12を口部3から離脱することで、例えば、容器本体2内の内容物を口部3から直接取り出したり、本体キャップ12と容器本体2とを分別したりすることなどが可能になる。
また、弾性体40の内周面に圧接突部46が形成されているので、上キャップ13の押圧部13aから弾性体40の突出部分45に加えられた径方向の内側に向けた押圧力を、圧接突部46を介して口部3の外周面に効率よく伝えることが可能になり、弾性体40の内周面を口部3の外周面に強固に圧接することができる。
さらに、本体キャップ12の連結筒部42に挿通孔41が形成され、押圧部13aが、上キャップ13のうち、内径が他より大きい下端部の内周面となっているので、簡易な構成で前述の作用効果が確実に奏功されることとなる。
なお、本発明は前述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前述の実施形態では、本体キャップ12が連結筒部42を備える構成を示したが、連結筒部42を有しない構成を採用してもよく、下キャップ16及び注出栓19が一体に形成された構成を採用してもよく、開閉弁20を設けなくてもよい。
上キャップ13の押圧部13aは前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
弾性体40の内周面に圧接突部46を形成しなくてもよく、また、弾性体40は、環状に限らず例えば板状等適宜変更してもよい。
前記実施形態に代えて例えば、本体キャップ12に上キャップ13が螺着される雌ねじ部を形成してもよい。
また、挿通孔41は、例えば上筒部17若しくは下筒部18に形成してもよい。
さらに、容器本体2に、位置決め突部31及び被乗り越え突部32を設けなくてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1 注出キャップ
2 容器本体
3 口部
11 注出孔
12 本体キャップ
13 上キャップ
13a 押圧部
17 上筒部
18 下筒部
40 弾性体
41 挿通孔
42 連結筒部(連結部分)
45 突出部分
46 圧接突部
D1 緩み方向
D2 締付け方向
O キャップ軸

Claims (3)

  1. 内容物が収容される容器本体の口部に螺着されるとともに、内容物の注出孔が形成された本体キャップと、
    前記本体キャップに着脱自在に螺着されるとともに、前記注出孔を覆う上キャップと、を備え、
    前記上キャップの前記本体キャップに対するキャップ軸回りに沿う緩み方向と、前記本体キャップの前記口部に対するキャップ軸回りに沿う緩み方向と、が同じである注出キャップであって、
    前記本体キャップには、径方向に貫く挿通孔が形成され、
    前記本体キャップ内には、前記挿通孔内に嵌合され、外周面が前記挿通孔を通して前記本体キャップの外部に突出した弾性体が配設され、
    前記上キャップは、前記弾性体のうち、前記挿通孔を通して前記本体キャップの外部に突出した突出部分を径方向の内側に押圧して、前記弾性体の内周面を前記口部の外周面に圧接させる押圧部を備え
    前記本体キャップは、外周面に前記上キャップが螺着される雄ねじ部が形成された上筒部と、前記上筒部にキャップ軸方向に連設されるとともに、内周面に前記容器本体の口部に螺着される雌ねじ部が形成された下筒部と、を備えていることを特徴とする注出キャップ。
  2. 請求項1に記載の注出キャップであって、
    前記弾性体は、内側に前記口部が挿入される環状に形成され、
    前記弾性体の内周面のうち、前記突出部分と対応する部分に、径方向の内側に突出し前記口部の外周面に圧接する圧接突部が形成されていることを特徴とする注出キャップ。
  3. 請求項1または2に記載の注出キャップであって、
    前記本体キャップは、外周面に前記上キャップが螺着される雄ねじ部が形成された上筒部と、前記上筒部より大径に形成されるとともに、内周面に前記口部に螺着される雌ねじ部が形成された下筒部と、がキャップ軸方向に連設された構成とされ、
    前記挿通孔は、前記本体キャップのうち、前記上筒部と前記下筒部との連結部分に形成され、
    前記上キャップのうち、下端部は他より内径が大きくされていて、この上キャップの下端部の内周面が前記押圧部となっていることを特徴とする注出キャップ。
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