JP2010076840A - 塗布容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】容器2と、容器口部2aに装着された塗布部材3と、塗布部材3を覆うオーバーキャップ4と、を備える塗布容器1であって、オーバーキャップ4には、口部2aに螺着された内キャップ10と、内キャップ10に被着された押し下げ可能な外キャップ20と、少なくとも外キャップ20が押し下げられた状態において外キャップ20を上方に付勢する付勢部材30と、が備えられ、塗布部材3の塗布面50に流通孔51が形成され、流通孔51の内側に塗布栓6が上方付勢状態で出没可能に挿通され、外キャップ20には、塗布栓6を押し下げる押下部25と、内キャップ10に設けられた第一係合部15の上方に配置されているとともに、外キャップ20が押し下げられた状態において第一係合部15に係合する第二係合部23と、が備えられている。
【選択図】図1
Description
一方、使用時には、まず、外キャップをキャップ軸方向に押し下げる。これにより、外キャップに設けられた第二係合部が内キャップに設けられた第一係合部に対して係合可能となる。続いて、外キャップを押し下げたままキャップ軸回りに回転させる。このとき、外キャップの第二係合部が内キャップの第一係合部に係合されるので、外キャップと共に内キャップがキャップ軸回りに回転する。これにより、口部に螺着された内キャップが緩められ、オーバーキャップが口部から取り外される。
また、オーバーキャップが口部から取り外されると、付勢部材によって外キャップが上方に付勢され、外キャップは内キャップに対して相対的に押し上げられる。これにより、外キャップの第二係合部が内キャップの第一係合部の上方に配置され、第一係合部と第二係合部とが互いに係合されない状態に戻る。
さらに、オーバーキャップの取り外し後、塗布部材の塗布面を被塗布面に押し当てることにより、流通孔から突出した塗布栓が被塗布面によって容器内方側に押し込まれる。これにより、流通孔が開放され、容器内の内溶液が流通孔を通って吐出されて被塗布面に塗布される。このとき、例えば揮発性の高い内容物を容器に収容したり、容器が高温に晒されたりすることで容器の内圧が上昇すると、塗布時に必要以上に多い内容物が噴出するおそれがあるが、本発明に係る塗布容器では、容器の内圧が上昇した場合であっても、外キャップをキャップ軸方向に押し下げたとき、外キャップと共に押下部が下降し、この押下部が塗布栓を下方に押し下げることで流通孔が開放されるので、流通孔から容器内の圧力が抜けて容器の内圧が低下する。
一方、オーバーキャップ4を取り外す際、口部に対する内キャップの緩み方向と同方向に外キャップを回転させると、外キャップの第四係合部が内キャップの第三係合部に当接するが、連結部がキャップ径方向に弾性変形し、第四係合部は緩み方向の後方側から第三係合部を通過してキャップ軸回りに移動する。したがって、外キャップを緩み方向に回転させても内キャップは回転せず、口部に螺着された内キャップが緩められない。つまり、外キャップを回転させるだけではオーバーキャップは外れない。
まず、本発明の第1の実施の形態について図1から図4に基いて説明する。
図1は本実施の形態における塗布容器1の縦断面図であり、図2は図1に示すA−A間の横断面図であり、図3は後述する第一係合部15、連結部16及び第三係合部17を表す部分斜視図であり、図4は後述する外キャップ20を押し下げた状態を表す塗布容器1の縦断面図である。
なお、図1に示す一点鎖線Oは、後述するオーバーキャップ4の中心軸線を表しており、以下、単に「軸線O」と記す。また、この軸線Oに沿った方向(キャップ軸方向)を「軸方向」とし、軸線Oに直交する方向(キャップ径方向)を「径方向」とし、軸線O回りの方向(キャップ軸回り方向)を「周方向」とする。また、図1に示すオーバーキャップ4側(図1における上側)を「上」とし、その反対側(図1における下側)を「下」とする。
容器2は、軸方向に延在する有底筒状のボトル容器であり、その上端部分に略円筒形状の口部2aが設けられている。この口部2aは、軸線Oを中心軸線にして軸方向に延設されており、口部2aの外周面には雄ネジ2bが形成されている。
なお、上記した複数の第一係合部15、連結部16及び第三係合部17は、軸線Oに対して回転対称に配設されている。
また、外キャップ20の第六係合部26が内キャップ10の第五係合部18に係止されており、これにより、内キャップ10に対して外キャップ20が抜け止めされ、内キャップ10から外キャップ20が外れることが防止されている。
また、外キャップ20が押し下げられると、外キャップ20と共に押下部25が下降するため、押下部25の先端によって塗布栓6の上端面が押圧され、第一付勢部材8が弾性的に圧縮されるとともに塗布栓6が下方に押し下げられる。これにより、流通孔51の弁座面53から塗布栓6の弁部60の当接面62が離間し、流通孔51が開放される。
また、外キャップ20が押し下げられると、外キャップ20と共に第二付勢部材30が下降するため、第二付勢部材30が下降するとともに第二付勢部材30の壁部31が先端壁部14のテーパー状の外周面に押圧されて径方向外側に弾性的に撓み変形する。
また、塗布部材3の塗布面50を被塗布面から離すと、被塗布面による塗布栓6の押し込みが解除されるとともに、第一付勢部材8の弾性力(復元力)によって塗布栓6が容器2の外方側に付勢されて押し出される。これにより、塗布栓6(挿通部61)の先端部が流通孔51の先端側開口部から突出された状態となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図5から図8に基いて説明する。
図5は本実施の形態における塗布容器1の縦断面図であり、図6は図5に示すD−D間の横断面図であり、図7は内キャップ110を表す斜視図であり、図8は外キャップ120を押し下げた状態を表す塗布容器1の縦断面図である。
なお、本実施の形態では、上述した第1の実施の形態と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
なお、上記した複数の第一係合部115、連結部116及び第三係合部117は、軸線Oに対して回転対称に配設されている。
この状態で、塗布部材3によって容器2内の内容物を被塗布面に塗布する。
また、上記した塗布容器1では、第二付勢部材30が外キャップ20,120と一体に形成されているので、部品数を低減させることができる。
また、本発明は、外キャップ20,120の押し下げ前に、押下部25によって塗布栓6が押し下げられていてもよい。例えば、先端壁部14に凹部14aが形成されてなく、先端壁部14の貫通孔14bが先端壁部14の上面から下面まで延在されており、押下部25が前記貫通孔14bの下側開口部の下方まで延びた構成であってもよい。この場合、先端壁部14の下面の凸部14dと貫通孔14bの内周面の凸部14cとによって液漏れが防止される。
また、上記した実施の形態では、容器2の内圧を逃がす通路が、内キャップ10,110と流通筒5との隙間、及び口部2aと内キャップ10,110との隙間によって形成されているが、本発明は、貫通孔14b、及び内キャップ10,110と外キャップ20,120との隙間によって、容器2の内圧を逃がす通路を形成してもよい。この場合、例えば押下部25の外周面に軸方向に延びる凹部(凹溝)を形成し、外キャップ20,120を押し下げた際に、当該凹部を介して凸部14cの内外を連通する構成を採用することができる。
2 容器
2a 口部
3 塗布部材
4 オーバーキャップ
6 塗布栓
10,110 内キャップ
15,115 第一係合部
16,116 連結部
17,117 第三係合部
20,120 外キャップ
23,123 第二係合部
24,124 第四係合部
30 第二付勢部材(付勢部材)
50 塗布面
51 流通孔
Claims (2)
- 内容物が収容される容器と、該容器の口部に装着されて前記容器内の内容物を流出させて塗布する塗布部材と、該塗布部材を覆うオーバーキャップと、を備える塗布容器であって、
前記オーバーキャップには、前記口部に螺着された内キャップと、該内キャップに被着されているとともに該内キャップに対して相対的にキャップ軸方向に押し下げ可能な外キャップと、少なくとも前記外キャップが押し下げられた状態において当該外キャップを上方に付勢する付勢部材と、が備えられ、
前記塗布部材の塗布面には、キャップ軸方向に延在するとともに前記容器の内部に連通された流通孔が形成され、
該流通孔の内側には、上部が前記塗布面の上方に突出されているとともに前記流通孔を閉塞する塗布栓が、上方付勢状態で出没可能に挿通されており、
前記外キャップには、
当該外キャップが押し下げられることで前記塗布栓を押し下げて前記流通孔を開放させる押下部と、
前記内キャップに設けられた第一係合部の上方に配置されているとともに、当該外キャップが押し下げられた状態において前記第一係合部に対してキャップ軸回り方向から係合する第二係合部と、
が備えられていることを特徴とする塗布容器。 - 請求項1に記載の塗布容器において、
前記内キャップには、キャップ径方向に弾性変形可能な連結部を介して第三係合部が設けられ、
前記外キャップには、前記口部に対する前記内キャップの締込み方向の後方側から前記第三係合部に係合するとともに、前記連結部がキャップ径方向に弾性変形することで前記口部に対する前記内キャップの緩み方向の後方側から前記第三係合部を通過する第四係合部が設けられていることを特徴とする塗布容器。
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2008
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