JP2013230838A - キャップ付き容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器本体からのキャップの着脱と、キャップ着脱前後のキャップ付き容器の使用とを片手で容易に行うことができるキャップ付き容器を提供することである。
【解決手段】内容物を吐出する筒状の吐出部2bを備えた容器本体2と、天壁3bおよび該天壁3bから突出して吐出部2bの外周に嵌合する栓部3dを備え、該栓部3dに吐出部2bを押し込むことにより容器本体2に着脱自在に取り付けられるキャップ3とを有するキャップ付き容器1において、天壁3bを栓部3dとは反対側を向く面が凹面3hとなり、吐出部2bの押し込み方向に弾性変形自在の凹形状に形成し、凹面3hに、天壁3bの外周縁3cと栓部3dに対応する位置との間で、該凹面3hから外周縁3cよりも低い高さで突出する少なくとも1つの突起5を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、内容物を収容する容器本体に、その吐出部を閉塞するキャップが着脱自在に取り付けられてなるキャップ付き容器に関する。
従来から、内容物を収容する容器本体と、容器本体に着脱自在に取り付けられるキャップとを有し、吐出部から内容物を吐出させるとともに、使用後には、容器本体にキャップを取り付けて吐出部を閉塞するようにしたキャップ付き容器が知られている。
このようなキャップ付き容器の容器本体には種々の内容物が収容されるが、例えば歯磨きペーストやゲル状の化粧料など、比較的粘度の高い流動性の内容物を収容する場合には、倒立タイプのキャップ付き容器が多く用いられる。倒立タイプのキャップ付き容器は、不使用時にキャップを下方に向けた倒立姿勢で保管することができるものであり、保管中に内容物が自重で吐出部に集まるので、歯磨きペーストのような比較的粘度の高い流動性の内容物でも、キャップを開けてすぐに吐出させることができる。
ところで、このようなキャップ付き容器では、内容物を吐出させるためには、キャップを容器本体から取り外す必要がある。その際、片方の手で容器本体を保持しつつ他方の手でキャップを取り外す必要があるので、内容物を吐出させる対象物を片方の手に持つなど、両手が空いていない場合には、キャップを開けるのは困難である。
そこで、例えば特許文献1に示される容器では、倒立タイプに構成されたキャップ付き容器のキャップの天面に吸着盤を設け、この吸着盤をテーブル等の平坦面に吸着させることにより、キャップを当該平坦面に保持させて、片手でキャップの着脱を行い得るようにしている。
特開2007−302294号公報
しかしながら、特許文献1に記載される従来の容器では、キャップを平坦面に吸着させることにより、片手でキャップの着脱を行うことはできるが、使用後にキャップを閉じて容器を保管場所等に移動させる際には、片方の手だけではキャップを平坦面から取り外すことができないという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、キャップを平坦面に吸着させて片手でキャップの着脱を行うことができるとともに、使用後に、平坦面に吸着したキャップを片手で平坦面から取り外すことができるキャップ付き容器を提供することを目的とする。
本発明のキャップ付き容器は、内容物を吐出する筒状の吐出部を備えた容器本体と、天壁および該天壁から突出し前記吐出部の外周に嵌合する栓部を備え、該栓部に前記吐出部を押し込むことにより前記容器本体に着脱自在に取り付けられるキャップと、を有するキャップ付き容器であって、前記天壁は、前記栓部とは反対側を向く面が凹面となり、前記吐出部の押し込み方向に弾性変形自在の凹形状に形成され、前記凹面には、前記天壁の外周縁と前記栓部に対応する位置との間で、該凹面から前記外周縁よりも低い高さで突出する少なくとも1つの突起が設けられることを特徴とする。
本発明のキャップ付き容器は、前記突起は、一部が切り欠かれた環状に形成されることを特徴とする。
本発明のキャップ付き容器は、リブ形状に形成された複数の前記突起を周方向に間隔を空けて並べて設けたことを特徴とする。
本発明のキャップ付き容器は、半球形状に形成された複数の前記突起を周方向に間隔を空けて並べて設けたことを特徴とする。
本発明のキャップ付き容器は、前記栓部の外側に配置されて前記天壁の外周縁に連なる側壁と、前記天壁の外周縁に連なり前記側壁の外側に突出するフランジ壁とを、前記キャップに一体に設けたことを特徴とする。
本発明のキャップ付き容器は、内容物を吐出する筒状の吐出部を備えた容器本体と、天壁および該天壁から突出し前記吐出部の外周に嵌合する栓部を備え、該栓部に前記吐出部を押し込むことにより前記容器本体に着脱自在に取り付けられるキャップと、を有するキャップ付き容器であって、前記天壁には、前記栓部とは反対側を向く面が凹面となり、前記吐出部の押し込み方向に弾性変形自在の凹形状に形成された吸着壁が設けられ、前記凹面には、前記吸着壁の外周縁と、前記吸着壁の前記天壁への連結部分に対応する位置との間で、該凹面から前記外周縁よりも低い高さで突出する少なくとも1つの突起が設けられることを特徴とする。
本発明によれば、凹形状に形成されたキャップの天壁によりキャップをテーブル等の平坦面に吸着させることができるので、片手でキャップの着脱を行うことができる。また、平坦面に吸着したキャップの栓部に容器本体の吐出部を押し込むことにより、突起を支点として天壁の外周縁を平坦面から離し、キャップの平坦面への吸着を解除することができるので、使用後に、平坦面に吸着したキャップを片手で平坦面から取り外すことができる。
本発明の一実施の形態であるキャップ付き容器の一部切り欠き断面図である。 図1に示すキャップの斜視図である。 図2に示す突起の変形例を示す斜視図である。 キャップ付き容器を平坦面上に倒立姿勢で配置した状態を示す一部切り欠き断面図である。 平坦面に吸着したキャップから容器本体を取り外した状態を示す一部切り欠き断面図である。 キャップの栓部に容器本体の吐出部を押し込んだ状態を示す一部切り欠き断面図である。 本発明の他の実施の形態であるキャップ付き容器の一部切り欠き断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態であるキャップ付き容器1は、容器本体2とキャップ3とを有している。
容器本体2は、PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)等の合成樹脂製となっており、可撓性を有する有底円筒状のボトルに形成されている。容器本体2の一端には略円錐形の端壁2aが設けられ、端壁2aの中心部分には、内容物を吐出するための吐出部2bが一体に設けられている。吐出部2bは円筒状に形成され、端壁2aから容器本体2の軸方向に向けて突出しており、その開口は容器本体2の内部に連通している。この容器本体2には、例えば歯磨きペーストやゲル状化粧料など、比較的粘度の高い流動性の内容物(不図示)が収容される。
キャップ3は、PP(ポリプロピレン)等の合成樹脂材料により底付き円筒状に形成されている。キャップ3の側壁3aは円筒状に形成されており、その外径は容器本体2の外径と同等とされている。また、キャップ3の天壁3bは円形に形成され、その外周縁3cにおいて側壁3aの一端に連ねられている。
キャップ3の内側つまり側壁3aの内周側には円筒状の栓部3dがキャップ3と一体に設けられている。この栓部3dは側壁3aと同心に配置され、天壁3bの内面から突出している。栓部3dの内径寸法は、吐出部2bの外径寸法よりも僅かに大きくされており、栓部3dを吐出部2bの外周に嵌合させることにより、吐出部2bの開口が閉塞されるようになっている。
吐出部2bの開口には、ゴム等の可撓性を有する材料により形成されたスリットバルブ2cが中栓として取り付けられている。このスリットバルブ2cの開口(不図示)はスリット状に形成されており、倒立姿勢で容器本体2がキャップ3から取り外されたときに、吐出部2bからの内容物の漏れ出しを防止する。キャップ3から取り外された状態で容器本体2が絞られる(スクイズされる)と、スリット状の開口が開いて、内容物を吐出することができ、容器本体2の絞り(スクイズ)が解除されると、スリット状の開口が閉じて、吐出部2bからの内容物の漏れ出しが防止される。天壁3bの中心部分には栓部3dと同一方向に向けて窪む窪み部3eが形成されている。栓部3dが吐出部2bの外周に嵌合されると、窪み部3eがスリットバルブ2cに押し当てられ、スリットバルブ2cのスリット状の開口が僅かに開かれて、保管中における当該開口の固着が防止される。
栓部3dの内周面には円環状の係合溝3fが設けられ、吐出部2bの外周面には円環状の係合突起2dが設けられている。栓部3dが吐出部2bに押し込まれると、栓部3dの係合溝3fと吐出部2bの係合突起2dとが係合し、栓部3dが吐出部2bに保持される。つまり、栓部3dを吐出部2bに押し込むことにより、栓部3dの係合溝3fと吐出部2bの係合突起2dとを係合させて、キャップ3を容器本体2に取り付けることができる。また、容器本体2に取り付けられたキャップ3を押し込み方向とは反対側に引くことにより、栓部3dの係合溝3fと吐出部2bの係合突起2dとの係合を解除して、キャップ3を容器本体2から取り外すことができる。このように、キャップ3は容器本体2に着脱自在に取り付けられる。
キャップ3にはフランジ壁3gが一体に設けられている。フランジ壁3gは天壁3bの外周縁3cに連なり、側壁3aに対してその径方向外側に向けて突出している。このフランジ壁3gを設けることにより、キャップ3の径方向寸法を拡大して、キャップ付き容器1の倒立姿勢における安定性を高めることができる。
本発明のキャップ付き容器1では、キャップ3をテーブル等の平坦面4に吸着させることを可能とするために、天壁3bを吸着盤として構成するようにしている。すなわち、天壁3bは、その中心部分(窪み部3eが設けられた部分)が最深部となるように、側壁3aの内側に向けて凹んだ凹形状に形成されている。つまり、天壁3bは、栓部3dが設けられる(キャップ3の内側となる)内面とは反対側を向く外面が凹面3hとなるように湾曲した凹形状となっている。天壁3bは、側壁3aに連なる外周縁3cを支点として、吐出部2bの栓部3dに対する押し込み方向つまり湾曲度合いを増減させる方向に弾性変形自在となっている。
天壁3bの凹面3hには、4つの突起5が設けられている。図2に示すように、これらの突起5は、天壁3bの外周縁3cと栓部3dに対応する位置との間、つまり外周縁3cよりも内側であって栓部3dに対応する位置よりも外側の環状の範囲において凹面3h上に配置されている。ここで、凹面3hの栓部3dに対応する位置よりも外側とは、凹面3hの、その裏側に栓部3dが設けられる部分よりも外側のことである。
これらの突起5は、それぞれ凹面3hの周方向に沿って延びるリブ形状に形成されており、互いに周方向に所定の間隔を空けて並べて配置されている。つまり、これらの突起5は、環状のリブを周方向に等間隔に4箇所で切り欠いた構成となっている。なお、4つの突起5の形状は全て同一であり、隣り合う突起5の間隔も同一である。また、それぞれの突起5は、その凹面3hからの突出高さが、天壁3bの外周縁3cよりも低くされている。つまり、突起5の凹面3hからの突出高さは、当該突起5の先端が、天壁3bの外周縁3cを通る平面にまで達しない高さに設定されている。
なお、突起5は、図2に示すリブ形状のものに限らず、例えば図3に示すように、半球形状に形成されたものであってもよい。図3には、半球形状の8個の突起5を、周方向に等間隔に隙間を空けて並べて配置した例を示す。図3に示す構成においても、突起5は天壁3bの外周縁3cと栓部3dに対応する位置との間に配置され、その凹面3hからの突出高さは天壁3bの外周縁3cよりも低くされる。
次に、このようなキャップ付き容器1の作用について説明する。
このキャップ付き容器1では、キャップ3が容器本体2と同等の外径寸法に形成され、また、キャップ3にフランジ壁3gが設けられるので、不使用時等には、このキャップ付き容器1を、キャップ3(吐出部2b)を下側とした倒立姿勢でテーブル等の平坦面4に配置し、保管することができる。
図4に示すように、キャップ付き容器1を、キャップ3を下側とした倒立姿勢でテーブル等の平坦面4に配置すると、天壁3bの外周縁3cが平坦面4に当接し、天壁3bと平坦面4との間に空間Sが形成される。そして、容器本体2や内容物の重量が吐出部2bを介してキャップ3の栓部3dに加えられ、または容器本体2が手でキャップ3に向けて押されること等により、天壁3bが当該空間Sを狭める方向に弾性変形すると、空間S内の空気が外部に押し出され、空間Sが負圧となって天壁3bが平坦面4に吸着する。つまり、キャップ付き容器1を倒立姿勢で平坦面4に配置すると、天壁3bが吸着盤として機能して、キャップ3は平坦面4に吸着する。
栓部3dの係合溝3fと吐出部2bの係合突起2dとの係合によるキャップ3の容器本体2への保持力は、天壁3bによる平坦面4への吸着力よりも小さくされているので、図5に示すように、キャップ3を平坦面4に吸着させた状態で、容器本体2を上方に引き上げることにより、キャップ3を容器本体2から取り外すことができる。つまり、凹形状に形成された天壁3bを平坦面4に吸着させることにより、キャップ3を平坦面4に保持させて、片手で容器本体2を保持してキャップ3を取り外すことができる。
キャップ3が取り外されると、容器本体2を絞ることにより、吐出部2bから内容物を吐出させることができる。このとき、倒立姿勢での保管中に内容物は自重で吐出部2bに集まっているので、キャップ3を取り外してすぐに内容物を吐出することができる。
内容物の吐出を終えた後は、図6に示すように、平坦面4に吸着しているキャップ3の栓部3dに吐出部2bを押し込むことにより、容器本体2にキャップ3を取り付けて吐出部2bを閉塞することができる。
ここで、容器本体2の吐出部2bがキャップ3の栓部3dに押し込まれると、その押し込み力により、キャップ3の平坦面4への吸着が解除される。つまり、吐出部2bが栓部3dに押し込まれると、栓部3dとともに天壁3bの中心部分が平坦面4に向けて押され、天壁3bは平坦面4に向けて弾性変形する。天壁3bが弾性変形すると、凹面3hに設けられた突起5が平坦面4に当接し、栓部3dを介して天壁3bに加えられる押し込み力が、突起5を支点として、天壁3bの外周縁3cに、これを上に引き上げる力として加えられる。これにより、天壁3bの外周縁3cが平坦面4から持ち上げられ、凹面3hの内部の空間Sが外部と連通して、天壁3bの平坦面4への吸着が解除される。したがって、片手で容器本体2を持ち、平坦面4に吸着したキャップ3の栓部3dに容器本体2の吐出部2bを押し込むことにより、平坦面4に吸着したキャップ3を片手で平坦面4から取り外すことができる。
このように、本発明のキャップ付き容器1では、天壁3bを凹形状に形成して吸着盤として機能させるとともに、天壁3bの凹面3hに突起5を設けて吐出部2bの栓部3dへの押し込みにより天壁3bの平坦面4への吸着を解除させるようにしたので、キャップ3を片手で着脱することができるとともに、使用後に、平坦面4に吸着したキャップ3を片手で平坦面4から取り外すことができる。
図7は、本発明の他の実施の形態であるキャップ付き容器11の一部切り欠き断面図である。図7においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図1に示すキャップ付き容器1では、キャップ3の天壁3bを凹形状に形成して吸着盤として機能させるようにしている。これに対して、図7に示す実施の形態では、キャップ3の天壁3bを平板状に形成し、この天壁3bの天面に吸着壁12を一体に設けるようにしている。
吸着壁12は、図1の天壁3bと同様に、外周縁12aが円形の外形形状を有し、その中心部分が最深部となるように、天壁3bの側に向けて凹んでいる。つまり、吸着壁12も栓部2dとは反対側を向く面が凹面12bとなるように湾曲した凹形状となっている。また、吸着壁12は、天壁3bと同様に、吐出部2bの栓部3dに対する押し込み方向に向けて弾性変形自在となっている。
吸着壁12には、天壁3bと同様の、4つの突起5が設けられている。これらの突起5は、吸着壁12の外周縁12aと、吸着壁12の天壁3bへの連結部分13に対応する位置との間に配置されている。つまり、突起5は、吸着壁12の外周縁12aよりも内側、且つ、天壁3bとの連結部分13が設けられる部分よりも外側において凹面12bに配置されている。
また、吸着壁12に外周縁12aには、径方向外側に延びるフランジ壁14が一体に設けられる。
本実施の形態の構成においても、図1に示す場合と同様に、吸着壁12を吸着盤として機能させるとともに、吸着壁12の凹面12bに突起5を設けて吐出部2bの栓部3dへの押し込みにより吸着壁12の平坦面4への吸着を解除させるようにしたので、キャップ3を片手で着脱することができるとともに、使用後に、平坦面4に吸着したキャップ3を片手で平坦面4から取り外すことができるという効果を得ることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前記実施の形態においては、容器本体2を、可撓性を有する合成樹脂製のボトルで構成するようにしているが、これに限らず、例えば、合成樹脂製のチューブなど、他の材質、形状で構成するようにしてもよい。
また、前記実施の形態では、突起5を、リブ形状や半球形状に形成するようにしているが、これに限らず、栓部3dや天壁3bとの連結部分13を周方向に取り囲む環状の形状でなければ、例えば、一部に切り欠きを有するC字形状や、矩形のブロック状など、他の形状としてもよい。また、突起5は少なくとも1つ設けられていればよく、その個数は問わない。
さらに、前記実施の形態においては、容器本体2に、歯磨きペーストなどの比較的粘度の高い流動性の内容物を収容するようにしているが、これに限らず、流動性を有するものであれば、例えば調味料や化粧水等の液体など、他の内容物としてもよい。
さらに、前記実施の形態においては、吸着壁12をキャップ3と一体に形成するようにしているが、これに限らず、キャップ3とは別体に構成された吸着壁12を、接着、締結部材、嵌め込み等の取り付け手段を用いてキャップ3に取り付ける構成としてもよい。
1 キャップ付き容器
2 容器本体
2a 端壁
2b 吐出部
2c スリットバルブ
2d 係合突起
3 キャップ
3a 側壁
3b 天壁
3c 外周縁
3d 栓部
3e 窪み部
3f 係合溝
3g フランジ壁
3h 凹面
4 平坦面
5 突起
11 キャップ付き容器
12 吸着壁
12a 外周縁
12b 凹面
13 連結部分
S 空間

Claims (6)

  1. 内容物を吐出する筒状の吐出部を備えた容器本体と、天壁および該天壁から突出し前記吐出部の外周に嵌合する栓部を備え、該栓部に前記吐出部を押し込むことにより前記容器本体に着脱自在に取り付けられるキャップと、を有するキャップ付き容器であって、
    前記天壁は、前記栓部とは反対側を向く面が凹面となり、前記吐出部の押し込み方向に弾性変形自在の凹形状に形成され、
    前記凹面には、前記天壁の外周縁と前記栓部に対応する位置との間で、該凹面から前記外周縁よりも低い高さで突出する少なくとも1つの突起が設けられることを特徴とするキャップ付き容器。
  2. 前記突起は、一部が切り欠かれた環状に形成されることを特徴とする請求項1記載のキャップ付き容器。
  3. リブ形状に形成された複数の前記突起を周方向に間隔を空けて並べて設けたことを特徴とする請求項2記載のキャップ付き容器。
  4. 半球形状に形成された複数の前記突起を周方向に間隔を空けて並べて設けたことを特徴とする請求項2記載のキャップ付き容器。
  5. 前記栓部の外側に配置されて前記天壁の外周縁に連なる側壁と、前記天壁の外周縁に連なり前記側壁の外側に突出するフランジ壁とを、前記キャップに一体に設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のキャップ付き容器。
  6. 内容物を吐出する筒状の吐出部を備えた容器本体と、天壁および該天壁から突出し前記吐出部の外周に嵌合する栓部を備え、該栓部に前記吐出部を押し込むことにより前記容器本体に着脱自在に取り付けられるキャップと、を有するキャップ付き容器であって、
    前記天壁には、前記栓部とは反対側を向く面が凹面となり、前記吐出部の押し込み方向に弾性変形自在の凹形状に形成された吸着壁が設けられ、
    前記凹面には、前記吸着壁の外周縁と、前記吸着壁の前記天壁への連結部分に対応する位置との間で、該凹面から前記外周縁よりも低い高さで突出する少なくとも1つの突起が設けられることを特徴とするキャップ付き容器。
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