JP2012056595A - 筒型容器キャップ及び筒型容器ならびに筒型容器保持器 - Google Patents

筒型容器キャップ及び筒型容器ならびに筒型容器保持器 Download PDF

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Abstract

【課題】押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減することと、ユーザーの作業量を低減することとのうち少なくとも一方を実現すること。
【解決手段】キャップ20は、基部21と、吸盤23とを含む。基部21は、筒型容器本体11の開口15aを覆うように筒型容器本体11に着脱可能に取り付けられる。吸盤23は、基部21に設けられる。吸盤23は、基部21が筒型容器本体11から取り外しされる際に要する力F01よりも大きな力で設置面Gに貼り付くことが可能である。基部21と吸盤23とは、例えば同一の部材で一体に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、筒型容器キャップ及び筒型容器ならびに筒型容器保持器に関するものである。
薬剤や歯磨(練り歯磨き粉)や研磨剤(コンパウンド)や絵具などの内容物を格納する筒型容器がある。前記筒型容器は、例えばチューブである。前記筒型容器は、筒型容器保持器によって所定の姿勢を保たれることがある。このような筒型容器保持器の1つとして、例えば、特許文献1にチューブの後方を挟むチューブホルダーが開示されている。
特開2006−320684号公報
特許文献1に開示されているチューブホルダーに保持されたチューブから内容物を取り出す場合、ユーザーは、まず、チューブのキャップをチューブ本体から取り外す。次に、ユーザーは、例えば、キャップを手で持ちつつ、内容物を受け取る受取体をチューブ本体の開口にあてがう。前記受取体は、例えば、歯ブラシやスポンジ(バフ)や指である。次に、ユーザーは、チューブ本体を握ったり押し込んだり巻き上げたりして、チューブ本体から内容物を押し出す。以下、チューブ本体から内容物を押し出す作業を押出作業という。次に、ユーザーは、例えば、内容物を受け取った受取体を手で持ちつつ、チューブ本体を手で支持しながらチューブ本体にキャップを取り付ける。以下、チューブ本体にキャップを取り付ける作業をキャップ取付作業という。
このように、ユーザーは、キャップを手で持ちつつ、受取体を開口にあてがって押出作業をする必要がある。また、ユーザーは、押出作業をした後に、受取体を手で持ちつつチューブ本体を手で支持して、キャップ取付作業をする必要がある。よって、ユーザーは、両手が塞がった状態でさらにチューブ本体を持って押出作業やキャップ取付作業をする。これにより、特許文献1に開示されているチューブホルダーに保持されたチューブを取り扱う場合、ユーザーは、押出作業やキャップ取付作業を困難に感じるおそれがある。特に、手(指)が不自由なユーザーは、押出作業やキャップ取付作業をより困難に感じるおそれがある。
ここで、ユーザーは、机や洗面台や床などにキャップを置いて、押出作業をすることもできる。この場合、ユーザーは、押出作業の前に机や洗面台や床などにキャップを置く必要がある。また、ユーザーは、キャップ取付作業をするために、机や洗面台や床などに置かれたキャップを手に取る必要がある。よって、この場合、ユーザーは、キャップを手で持ちつつ押出し作業をする場合よりも作業量が増加する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減することと、ユーザーの作業量を低減することとのうち少なくとも一方を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筒型容器キャップは、筒型容器本体の開口を覆うように筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる基部と、基部に設けられ、基部が筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で設置面に貼り付くことが可能な貼付部と、を含むことを特徴とする。
本発明の好ましい態様としては、貼付部は、設置面に吸着する吸盤を含み、基部と同一の部材で基部と一体に形成されることが望ましい。
本発明の好ましい態様としては、貼付部は、設置面に吸着する吸盤と、基部に与えられた力によって、吸盤と設置面とで囲まれる空間の体積が変化するように吸盤を変形させる吸着力調節機構と、を含むことが望ましい。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筒型容器は、内容物を収める筒状部材の内部と筒状部材の外部とを連通する開口を有する筒型容器本体と、開口を覆うように筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる上述のいずれかの筒型容器キャップと、を含むことを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る筒型容器保持器は、筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる筒型容器キャップが筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で筒型容器キャップを保持する保持部と、保持部に設けられ、筒型容器キャップが筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で設置面に貼り付くことが可能な貼付部と、を含むことを特徴とする。
本発明は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減することと、ユーザーの作業量を低減することとのうち少なくとも一方を実現できる。
図1は、実施形態1の筒型容器を模式的に示す斜視図である。 図2は、実施形態1の筒型容器キャップを模式的に示す断面図である。 図3は、実施形態2の筒型容器キャップを模式的に示す断面図である。 図4は、実施形態3の筒型容器を模式的に示す斜視図である。 図5は、実施形態4の筒型容器を模式的に示す断面図である。 図6は、筒型容器保持器と従来の筒型容器を模式的に示す断面図である
以下に、本発明に係る筒型容器キャップ及び筒型容器ならびに筒型容器保持器の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。以下の説明では、筒型容器キャップを単にキャップという。
(実施形態1)
図1は、実施形態1の筒型容器を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、筒型容器10は、筒型容器本体11と、キャップ20とを含む。筒型容器本体11は、例えば、薬剤や歯磨(練り歯磨き粉)や研磨剤(コンパウンド)や食材(練りわさびや練りしょうが)や絵具などの内容物を格納する。筒型容器本体11は、筒状部材12と、突出部15と、開口15aとを含む。筒状部材12は、可撓性または弾性を有する部材である。筒状部材12の中心軸CL01方向の一方の端部を後端13とし、筒状部材12の中心軸CL01方向の他方の端部を先端14とする。後端13は、中心軸CL01と直交する方向に筒状部材12の側周部が押し潰されることで閉塞する。先端14は、円盤部14aが設けられて閉塞する。円盤部14aは、中心軸CL01と交差する面を含む。
突出部15は、円盤部14aに設けられる。突出部15は、中心軸CL01方向のうち後端13から離れる方向に円盤部14aから突出する。突出部15は、例えば円柱形状に形成される。本実施形態では、前記円柱形状は、中心軸CL01を中心とする。但し、前記円柱形状の中心は、中心軸CL01に限定されず、中心軸CL01と異なってもよい。また、突出部15の断面の形状は円に限定されず、楕円や多角形でもよい。前記断面は、中心軸CL01に直交する断面である。開口15aは、突出部15に設けられる。開口15aは、例えば、突出部15の先端に設けられる。突出部15の先端は、突出部15のうち中心軸CL01方向で後端13から離れた部分である。開口15aは、筒状部材12の内部と筒状部材12の外部とを連通する。上記の構成により、筒型容器本体11は、いわゆるチューブ型の容器に形成される。なお、開口15aは、突出部15の先端ではなく、突出部15の側周部に設けられてもよい。
図2は、実施形態1のキャップを模式的に示す断面図である。キャップ20は、基部21と、係合部22と、吸盤23とを含む。基部21は、例えば筒状の部分を含む形状に形成される。係合部22は、基部21に設けられる。基部21は、図1に示すように、筒型容器本体11と着脱可能である。具体的には、基部21は、係合部22が突出部15と係合することにより、筒型容器本体11に取り付けられる。この時、キャップ20は、開口15aを覆う。また、基部21は、係合部22と突出部15との係合が解除されることにより、筒型容器本体11から取り外しされる。本実施形態では、筒型容器10は、基部21が固定された状態で、中心軸CL01方向のうちキャップ20から離れる方向の力F01を筒型容器本体11が受けると、筒型容器本体11から基部21が取り外しされる。力F01は、筒型容器本体11から基部21を取り外しするために要する最小限の力とする。
貼付部としての吸盤23は、設置面Gに貼り付く。設置面Gは、例えば、机や洗面台や床や天井などの面である。吸盤23は、弾性部材であり、例えばゴムである。吸盤23は、略円錐形状に形成される。吸盤23は、例えば、基部21のうち中心軸CL01方向で図1に示す後端13から離れた部位に設けられる。吸盤23は、吸盤23と設置面Gとに囲まれる空間S01の体積が変化するように変形できる。吸盤23は、中心軸CL01方向のうち設置面Gに近づく方向に向かって設置面Gに押し付けられると、図2に示す空間S01の体積が小さくなるように変形する。これにより、空間S01内の空気の少なくとも一部が空間S01から排出される。そして、吸盤23は、中心軸CL01方向のうち設置面Gに近づく方向の力が取り除かれると、空間S01の体積が大きくなるように変形する。これにより、空間S01内の気圧が、空間S01の外、すなわち吸盤23の外部の気圧よりも低下する。よって、吸盤23は、設置面Gに貼り付く。
吸盤23が設置面Gに貼り付く力F02は、図1に示す力F01よりも大きい。力F02は、中心軸CL01方向の力である。吸盤23は、基部21が筒型容器本体11から取り外しされる際に要する力F01よりも大きな力F02で設置面に貼り付く。これにより、キャップ取り外し作業の際に、キャップ20は設置面Gに貼り付いた状態を維持できる。ここでいうキャップ取り外し作業の際とは、吸盤23が設置面Gに貼り付き、係合部22と図1に示す突出部15とが係合した状態で、中心軸CL01方向のうちキャップ20から離れる方向に筒型容器本体11が移動して、係合部22と突出部15との係合が解除される時のことをいう。
次に、筒型容器10の使用方法を説明する。ここでは、筒型容器10は、練り歯磨き粉を筒型容器本体11の内部に格納するものとする。この場合、設置面Gは、例えば洗面台である。ユーザーは、中心軸CL01方向のうち設置面Gに近づく方向に向かってキャップ20に力を与える。すなわち、ユーザーは、キャップ20を設置面Gに押し付ける。これにより、キャップ20は、設置面Gに貼り付く。ユーザーが歯を磨く場合、ユーザーは、例えば、一方の手で受取体としての歯ブラシを持つ。そして、ユーザーは、他方の手で筒型容器本体11を持ち、中心軸CL01方向のうちキャップ20から離れる方向に筒型容器本体11を移動させる。すなわち、ユーザーは、筒型容器本体11をキャップ20から引き抜く。そして、ユーザーは、一方の手で持った歯ブラシを開口15aにあてがって、他方の手で押出作業をする。そして、ユーザーは、他方の手で持った筒型容器本体11を、中心軸CL01方向のうちキャップ20に近づく方向に向かって移動させる。すなわち、ユーザーは、他方の手で持った筒型容器本体11をキャップ20に押し付けてキャップ取付作業を行う。
以上のように、筒型容器10を用いた場合、ユーザーは、両手が塞がった状態でさらに筒型容器本体11を持って押出作業やキャップ取付作業をする必要がない。よって、筒型容器10は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減できる。特に、筒型容器10は、手(指)が不自由なユーザーに使用された場合、押出作業やキャップ取付作業を困難に感じるおそれを好適に低減できる。また、筒型容器10を用いた場合、ユーザーは、押出作業の前にキャップ20を机や洗面台や床などに置く必要がない。また、ユーザーは、キャップ取付作業のために机や洗面台や床などに置かれたキャップを手に取る必要もない。よって、筒型容器10は、ユーザーの作業量を低減できる。
ここで、本実施形態では、基部21と吸盤23とは、同一の部材で形成される。また、基部21と吸盤23とは、一体に形成される。すなわち、キャップ20は、全体が弾性部材(例えばゴム)である。これにより、筒型容器10は、製造中に基部21と吸盤23とが連結される必要がない。よって、筒型容器10は、より容易に製造されることができる。また、基部21と吸盤23とが同一の部材で一体に形成された方が、基部21と吸盤23とが異なる部材で別体に形成されるよりも、造形的に美しく設計されやすい。よって、筒型容器10は、基部21と吸盤23とが同一の部材で一体に形成された方が、ユーザーに好感を与えることができる可能性がある。
本実施形態では、筒型容器本体11は突出部15を有するが、筒型容器本体11は突出部15が設けられなくてもよい。この場合、例えば、開口15aは円盤部14aに設けられる。そして、キャップ20は、円盤部14aに設けられる開口15aを覆って塞ぐ。
(実施形態2)
図3は、実施形態2のキャップを模式的に示す断面図である。図3に示す実施形態2のキャップ30は、吸盤33が複数設けられる点に特徴がある。また、キャップ30は、基部31と吸盤33とが別体で構成される点に特徴がある。キャップ30は、基部31と、係合部32と、複数の吸盤33とを含む。基部31は、図2に示す実施形態1の基部21と同様の機能を有する。係合部32は、図2に示す実施形態1の係合部22と同様の機能を有する。吸盤33は、図2に示す実施形態1の吸盤23と同様の機能を有する。以下、図2に示す実施形態1のキャップ20と異なる構成及び機能について説明する。
基部31は、吸盤33と異なる材料である。基部31は、例えばプラスチックである。係合部32は、基部31に設けられる。係合部32は、吸盤33と異なる材料である。係合部32は、例えばプラスチックである。貼付部としての吸盤33は、弾性部材であり、例えばゴムである。各吸盤33は、例えば、基部31のうち中心軸CL02方向で図1に示す後端13から離れた部位に複数設けられる。中心軸CL02は、基部31の中心である。各吸盤33は、例えば、基部31に形成された複数の嵌合部31aにそれぞれ嵌め込まれることで基部31に取り付けられる。または、吸盤33は、基部31に接着剤で接着されてもよい。
各吸盤33が設置面Gに貼り付く力の総和の力F03は、図1に示す力F01よりも大きい。すなわち、貼付部は、基部31が筒型容器本体11から取り外しされる際に要する力F01よりも大きな力F03で設置面に貼り付く。これにより、キャップ取り外し作業の際に、キャップ30は設置面Gに貼り付いた状態を維持できる。ここでいうキャップ取り外し作業の際とは、吸盤33が設置面Gに貼り付き、係合部32と図1に示す突出部15とが係合した状態で、中心軸CL02方向のうちキャップ30から離れる方向に筒型容器本体11が移動して、係合部32と突出部15との係合が解除される時のことをいう。キャップ30を含む筒型容器の使用方法は、図1及び図2に示す実施形態1の筒型容器10の使用方法と同様である。
上記の構成のキャップ30を含む筒型容器は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減できる。また、キャップ30を含む筒型容器は、ユーザーの作業量を低減できる。キャップ30を含む筒型容器がこれらの効果を奏する理由は、図1に示す実施形態1の筒型容器10がこれらの効果を奏する理由と同様である。
ここで、本実施形態では、吸盤33は複数設けられる。これにより、キャップ30は、1つの吸盤33が設置面Gから離れたとしても、他の吸盤33が設置面Gに吸着していれば、設置面Gに貼り付いた状態を維持できる場合がある。よって、本実施形態のキャップ30は、設置面Gとの吸着が不十分になるおそれを低減できる。さらに、キャップ30は、1つの吸盤33が設置面Gに貼り付く力が、図1に示す力F01よりも大きいと好ましい。これにより、キャップ30は、複数の吸盤33うち1つでも吸盤33が設置面Gに吸着していれば、設置面Gに貼り付いた状態を維持できる。よって、本実施形態のキャップ30は、設置面Gとの吸着が不十分になるおそれをより好適に低減できる。
また、本実施形態のキャップ30は、基部31が例えばプラスチックである。従来のキャップは、プラスチックであることが多い。これにより、キャップ30は、従来の設計や製造ラインが活かされて製造されることができる。なお、本実施形態では、キャップ30は、吸盤33が複数設けられ、かつ、基部31と吸盤33とが別体で構成されるが、キャップ30の構成はこれに限定されない。キャップ30は、吸盤33が複数設けられ、かつ、基部31と吸盤33とが同一の材料で一体に構成されてもよい。この場合、キャップ30は、設置面Gとの吸着が不十分になるおそれを低減できる。また、キャップ30は、吸盤33が1つ設けられ、かつ、基部31と吸盤33とが別の材料で別体に構成されてもよい。この場合、キャップ30は、従来の設計や製造ラインが活かされて製造されることができる。
ここで、図1及び図2に示す実施形態1のキャップ20は、基部21のうち中心軸CL01方向で図1に示す後端13から離れた部位に貼付部としての吸盤23が設けられる。また、図3に示す実施形態2のキャップ30は、基部31のうち中心軸CL02方向で図1に示す後端13から離れた部位に貼付部としての吸盤33が設けられる。しかしながら、貼付部は、基部の側周部に設けられてもよい。この場合、貼付部は、中心軸CL01や中心軸CL02に直交する方向で、設置面Gに貼り付く。このような貼付部を含む筒型容器は、例えば、水平に対して角度を有する壁に貼付部が貼り付けられて使用される。このように、キャップ20及びキャップ30は、貼付部が基部に設けられていればよく、貼付部が設けられる位置は限定されない。
(実施形態3)
図4は、実施形態3の筒型容器を模式的に示す斜視図である。図4に示す実施形態3の筒型容器40は、筒型容器本体41の形状が図1に示す実施形態1の筒型容器本体11と異なる。また、筒型容器40は、筒型容器本体41とキャップ50とが、雄ネジ及び雌ネジによって着脱可能である点に特徴がある。
筒型容器40は、筒型容器本体41と、キャップ50とを含む。筒型容器本体41は、筒状部材42と、第1突出部45と、雄ネジ部45aと、第2突出部46と、開口46aとを含む。筒状部材42は、可撓性または弾性を有する部材である。本実施形態では、筒状部材42は、中心軸CL03に直交する断面の形状が円である。但し、前記断面の形状は円に限定されず、例えば、楕円や、多角形であってもよい。筒状部材42の中心軸CL03方向の一方の端部を後端43とし、筒状部材42の中心軸CL03方向の他方の端部を先端44とする。後端43は、後端円盤部43aが設けられることで閉塞する。先端44は、先端円盤部44aが設けられることで閉塞する。後端円盤部43a及び先端円盤部44aは、中心軸CL03と交差する面を含む。
第1突出部45は、先端円盤部44aに設けられる。第1突出部45は、中心軸CL03方向のうち後端43から離れる方向に先端円盤部44aから突出する。第1突出部45は、例えば円柱形状に形成される。本実施形態では、前記円柱形状は、中心軸CL03を中心とする。但し、前記円柱形状の中心は、中心軸CL03に限定されず、中心軸CL03と異なってもよい。雄ネジ部45aは、第1突出部45の側周部に設けられる。
第2突出部46は、第1突出部45に設けられる。具体的には、第2突出部46は、第1突出部45のうち、中心軸CL03と交差する面に設けられる。第2突出部46は、中心軸CL03方向のうち後端43から離れる方向に第1突出部45から突出する。第2突出部46は、例えば円柱形状に形成される。本実施形態では、前記円柱形状は、中心軸CL03を中心とする。但し、前記円柱形状の中心は、中心軸CL03に限定されず、中心軸CL03と異なってもよい。
開口46aは、第2突出部46に設けられる。開口46aは、例えば、第2突出部46の先端に設けられる。第2突出部46の先端は、第2突出部46のうち中心軸CL03方向で後端43から離れた部分である。開口46aは、筒状部材42の内部と筒状部材42の外部とを連通する。なお、開口46aは、第2突出部46の先端ではなく、第2突出部46の側周部に設けられてもよい。
キャップ50は、基部51と、雌ネジ部52と、吸盤53とを含む。基部51は、例えば筒状の部分を含む形状に形成される。雌ネジ部52は、基部51の筒状に形成される部分の内周に設けられる。雌ネジ部52は、雄ネジ部45aがねじ込まれることができる形状に形成される。基部51は、図4に示すように、筒型容器本体41と着脱可能である。具体的には、基部51は、雌ネジ部52と雄ネジ部45aとが係合(螺合)することにより、筒型容器本体41に取り付けられる。この時、キャップ50は、開口46aを覆う。また、基部51は、雌ネジ部52と雄ネジ部45aとの係合(螺合)が解除されることにより、筒型容器本体41から取り外しされる。本実施形態では、筒型容器40は、基部51が固定された状態で、中心軸CL03を中心とする回転力F04を筒型容器本体41が受けると、筒型容器本体41から基部51が取り外しされる。回転力F04は、筒型容器本体41から基部51を取り外しするために要する最小限の力とする。
貼付部としての吸盤53は、例えば、基部51のうち中心軸CL03方向で図4に示す後端43から離れた部位に設けられる。吸盤53が設置面Gに貼り付く力F05は、図4に示す回転力F04よりも大きい。力F05は、中心軸CL03を中心とする回転力に抗う力である。すなわち、吸盤53は、基部51が筒型容器本体41から取り外しされる際に要する回転力F04よりも大きな力F05で設置面に貼り付く。これにより、キャップ取り外し作業の際に、キャップ50は設置面Gに貼り付いた状態を維持できる。ここでいうキャップ取り外し作業の際とは、吸盤53が設置面Gに貼り付き、雌ネジ部52が図4に示す第1突出部45に係合した状態で、中心軸CL03を中心に筒型容器本体41が回転して、雌ネジ部52と雄ネジ部45aとの係合が解除される時のことをいう。なお、吸盤53の他の構成は、図2に示す実施形態1の吸盤23と同様の構成である。
次に、筒型容器40の使用方法を説明する。以下の説明では、筒型容器40は、研磨剤(コンパウンド)を筒型容器本体41の内部に格納するものとする。この場合、設置面Gは、例えば棚や作業台である。または、設置面Gは、天井でもよい。この場合、キャップ50は、筒型容器本体41よりも鉛直方向上側に配置される。ユーザーは、中心軸CL03方向のうち設置面Gに近づく方向に向かってキャップ50に力を与える。すなわち、ユーザーは、キャップ50を設置面Gに押し付ける。これにより、キャップ50は、設置面Gに貼り付く。ユーザーが研磨剤(コンパウンド)を用いて研磨をする場合、ユーザーは、例えば、一方の手で受取体としての布やスポンジ(バフ)を持つ。そして、ユーザーは、他方の手で筒型容器本体41を持ち、中心軸CL03を中心に筒型容器本体41を回転させる。そして、ユーザーは、一方の手で持った布やスポンジ(バフ)を開口46aにあてがって、他方の手で押出作業をする。そして、ユーザーは、他方の手で持った筒型容器本体41を、中心軸CL03を中心に回転させる。すなわち、ユーザーは、キャップ取付作業を行う。
以上のように、筒型容器40を用いた場合、ユーザーは、両手が塞がった状態でさらに筒型容器本体41を持って押出作業やキャップ取付作業をする必要がない。よって、筒型容器40は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減できる。また、筒型容器40を用いた場合、ユーザーは、押出作業の前にキャップ50を机や洗面台や床などに置く必要がない。また、ユーザーは、キャップ取付作業のために机や洗面台や床などに置かれたキャップを手に取る必要もない。よって、筒型容器40は、ユーザーの作業量を低減できる。
本実施形態では、基部51と吸盤53とは、例えば同一の部材で形成される。また、基部51と吸盤53とは、例えば一体に形成される。これにより、キャップ50は、図1に示すキャップ50と同様の効果を奏する。すなわち、キャップ50は、より容易に製造されることができる。また、キャップ30は、ユーザーに好感を与えることができる可能性がある。但し、キャップ50の構成はこれに限定されず、図3に示す実施形態2のキャップ30と同様の構成でもよい。この場合、キャップ50は、キャップ30と同様の効果を奏する。
(実施形態4)
図5は、実施形態4の筒型容器を模式的に示す断面図である。図5に示す実施形態4の筒型容器60は、キャップ70が吸着力調節機構74を含む点に特徴がある。以下、上述の実施形態の各要素と同様の構成の各要素には同一の符号を付して説明を省略する。筒型容器60は、筒型容器本体11と、キャップ70とを含む。
キャップ70は、基部71と、係合部72と、貼付部とを含む。基部71は、図2に示す実施形態1の基部21と同様の機能を有する。係合部72は、図2に示す実施形態1の係合部22と同様の機能を有する。以下、図2に示す実施形態1のキャップ20と異なる構成及び機能について説明する。基部71は、例えばプラスチックである。係合部72は、基部71に設けられる。係合部72は、例えば基部71と同一の材料で基部71と一体に形成される。係合部72は、例えばプラスチックである。なお、基部71及び係合部72は、プラスチックに限定されない。
貼付部は、吸盤73と、吸着力調節機構74とを含む。吸着力調節機構74は、支持体75と、軸76と、半円部77と、連結部78とを含む。吸盤73は、吸盤23と設置面Gとに囲まれる空間S02の体積が変化するように変形できる。これにより、空間S02内の気圧が、空間S01の外、すなわち吸盤23の外部の気圧よりも低下すると、吸盤73は設置面Gに吸着する。支持体75は、基部71と、吸盤73との間に設けられる。支持体75は、吸盤73が設置面Gに吸着する際に設置面Gと直交する方向に吸盤73が変形できるように吸盤73を支持する。具体的には、支持体75は、自身(支持体75)と吸盤73との間に隙間を確保しつつ吸盤73を覆う。支持体75は、吸盤73と同様に略円錐形状に形成される。
軸76は、支持体75に設けられる。具体的には、軸76は、支持体75に設けられる軸支持体75aによって支持される。軸76は、本実施形態では、吸盤73が設置面Gに吸着している際に設置面Gと平行である。半円部77は、支持体75に対して回動できるように軸76によって支持される。半円部77は、軸76と直交する断面が半円である。本実施形態では、半円部77は、中心線を含む面で円柱を切った形状である。前記中心線と軸76とは、一致する、または平行である。
半円部77は、基部71のうち中心軸CL04方向で図5に示す後端13から離れた部位に設けられる。中心軸CL04は、基部71及び筒型容器本体11の中心である。半円部77は、例えばプラスチックである。半円部77は、基部71と一体に製造されてもよいし、基部71と別体に製造されて基部71に取り付けられてもよい。半円部77の側周部77aは、支持体75と接触する。連結部78は、支持体75に設けられる孔73bを介して、吸盤73と側周部77aとを連結する。
上記の構成により、軸76を中心とする方向Aの力が基部71に与えられると、基部71は、軸76を中心として方向Aに回転する。これにより、連結部78は、支持体75に近づく方向の力を吸盤73に与える。よって、吸盤73が支持体75側に近づくように変形する。すなわち、空間S02の体積が大きくなるように変形する。これにより、空間S02内の気圧が、空間S02の外、すなわち吸盤23の外部の気圧よりも低下するこの場合、吸盤73は、支持体75に近づく方向の力を連結部78から受けている。よって、空間S02の気圧は、図2に示す実施形態1の空間S01の気圧よりも小さくなる。よって、吸盤73は、実施形態1の吸盤23よりもより大きな力で設置面Gに貼り付く。したがって、本実施形態のキャップ70は、設置面Gとの吸着が不十分になるおそれをより好適に低減できる。
次に、筒型容器60の使用方法を説明する。まず、ユーザーは、キャップ70を設置面Gに押し付ける。これにより、キャップ70は、設置面Gに貼り付く。次に、ユーザーは、軸76を中心に基部71を方向Aに回動させる。なお、筒型容器本体11がキャップ70に取り付けられている場合、ユーザーは、筒型容器本体11に方向Aの力を与えてもよい。この場合、ユーザーは、テコの原理によって、より容易に基部71を回動させることができる。これ以降の筒型容器60の使用方法は、実施形態1や実施形態2の筒型容器の使用方法と同様である。
以上のように、筒型容器60を用いた場合、ユーザーは、両手が塞がった状態でさらに筒型容器本体11を持って押出作業やキャップ取付作業をする必要がない。よって、筒型容器60は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減できる。また、筒型容器60を用いた場合、ユーザーは、押出作業の前にキャップ70を机や洗面台や床などに置く必要がない。また、ユーザーは、キャップ取付作業のために机や洗面台や床などに置かれたキャップを手に取る必要もない。よって、筒型容器60は、ユーザーの作業量を低減できる。なお、筒型容器60は、筒型容器本体11に替えて、図4に示す実施形態3の筒型容器本体41を含んでもよい。この場合、基部71は、基部51と同様の構成である。
(実施形態5)
図6は、筒型容器保持器と従来の筒型容器を模式的に示す断面図である。図6に示す筒型容器保持器80は、従来の筒型容器90を保持する。筒型容器保持器80は、保持部と貼付部とを含む。保持部は、基部81と、板バネ82とを含む。貼付部は、吸盤83を含む。基部81は、例えば筒状の部分を含む形状に形成される。基部81は、中心軸CL05方向の一方の端部が開口し、中心軸CL05方向の他方の端部が閉塞する。中心軸CL05は、基部81の中心である。基部81は、自身(基部81)の内部にキャップ92を収納できる。板バネ82は、基部81の内周部に設けられる。板バネ82は、例えば複数設けられる。板バネ82は、中心軸CL05に向かって膨らむように湾曲して設けられる。板バネ82は、キャップ92が基部81の内部に収納された際にキャップ92に力F08を与える。力F08は、中心軸CL05と直交する方向の力である。力F08によって基部81とキャップ92との間で生じる中心軸CL05方向の摩擦力は、力F06よりも大きい。
ここで、筒型容器90は、キャップ92が固定された状態で、中心軸CL05方向のうちキャップ92から離れる方向の力F06を筒型容器本体91が受けると、筒型容器本体91からキャップ92が取り外しされる。力F06は、筒型容器本体91からキャップ92を取り外しするために要する最小限の力とする。
吸盤83は、例えば、基部81の中心軸CL05方向の両端部のうち閉塞している側の端部に設けられる。吸盤83が設置面Gに貼り付く力F07は、力F06よりも大きい。力F07は、中心軸CL05方向の力である。すなわち、吸盤83は、キャップ92が筒型容器本体91から取り外しされる際に要する力F06よりも大きな力F07で設置面に貼り付く。なお、吸盤83の他の構成は、図2に示す実施形態1の吸盤23と同様の構成である。
上記の構成により、キャップ取り外し作業の際に、筒型容器保持器80は設置面Gに貼り付いた状態を維持できる。また、筒型容器保持器80は、キャップ92を基部81の内部に収納した状態を保持できる。ここでいうキャップ取り外し作業の際とは、吸盤83が設置面Gに貼り付き、キャップ92が基部81の内部に収納されている状態で、中心軸CL05方向に筒型容器本体91が移動して、筒型容器本体91とキャップ92との係合が解除される時のことをいう。
次に、筒型容器保持器80の使用方法を説明する。まず、ユーザーは、キャップ92を基部81の内部に収納するように、中心軸CL05方向に向かってキャップ92を筒型容器保持器80に押し付ける。すると、板バネ82がキャップ92に力F08を与える。よって、筒型容器保持器80は、キャップ92を保持する。これ以降の筒型容器保持器80の使用方法は、実施形態1や実施形態2や実施形態4の筒型容器の使用方法と同様である。
以上のように、筒型容器保持器80を用いた場合、ユーザーは、両手が塞がった状態で押出作業やキャップ取付作業をする必要がない。よって、筒型容器保持器80は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減できる。また、筒型容器保持器80を用いた場合、ユーザーは、押出作業の前にキャップ92を机や洗面台や床などに置く必要がない。また、ユーザーは、キャップ取付作業のために机や洗面台や床などに置かれたキャップを手に取る必要もない。よって、筒型容器保持器80は、ユーザーの作業量を低減できる。
また、筒型容器保持器80は、従来の筒型容器90を保持できる。よって、ユーザーは、従来の筒型容器90を用いることができる。ここで、保持部は、コイルバネや、粘着テープや、キャップ92と係合するツメを含んでもよい。すなわち、筒型容器保持器80は、キャップ92が筒型容器本体91から取り外しされる際に要する力よりも大きな力でキャップを保持できる構成であればよい。また、筒型容器保持器80は、筒型容器90に替えて、図4に示す実施形態3の筒型容器40を保持しても同様の効果を奏する。また、筒型容器保持器80は、図5に示す実施形態4の吸着力調節機構74を含んでもよい。この場合、筒型容器保持器80は、設置面Gとの吸着が不十分になるおそれを低減できる。
以上の各実施形態では、各貼付部は吸盤を含むものとして説明したが、貼付部は粘着手段を含んでもよい。粘着手段は、例えば、粘着テープ(両面テープ)や、ゴム状の糊である。また、各貼付部は磁石を含んでもよい。なお、貼付部は、吸盤と、粘着手段と、磁石とを組み合わせて含んでもよい。この発明は、例えば、下記の付記項により表現される。
(付記項1)
筒型容器本体の開口を覆うように前記筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる基部と、
前記基部に設けられ、前記基部が前記筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で設置面に貼り付くことが可能な貼付部と、
を含み、
前記貼付部は、
前記設置面に吸着する吸盤部と、
前記設置面に粘着する粘着部と、
磁石と、
のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする筒型容器キャップ。
以上のように、本発明に係るキャップ及び筒型容器ならびに筒型容器保持器は、押出作業やキャップ取付作業をユーザーが困難に感じるおそれを低減することに適しており、特に、手(指)が不自由なユーザー向けの技術に有用である。
10 筒型容器
11 筒型容器本体
12 筒状部材
13 後端
14 先端
14a 円盤部
15 突出部
15a 開口
20 キャップ
21 基部
22 係合部
23 吸盤
30 キャップ
31 基部
31a 嵌合部
32 係合部
33 吸盤
40 筒型容器
41 筒型容器本体
42 筒状部材
43 後端
43a 後端円盤部
44 先端
44a 先端円盤部
45 第1突出部
45a 雄ネジ部
46 第2突出部
46a 開口
50 キャップ
51 基部
52 雌ネジ部
53 吸盤
60 筒型容器
70 キャップ
71 基部
72 係合部
73 吸盤
73b 孔
74 吸着力調節機構
75 支持体
75a 軸支持体
76 軸
77 半円部
77a 側周部
78 連結部
80 筒型容器保持器
81 基部
82 板バネ
83 吸盤
90 筒型容器
91 筒型容器本体
92 キャップ
CL01〜CL05 中心軸
G 設置面
S01、S02 空間

Claims (5)

  1. 筒型容器本体の開口を覆うように前記筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる基部と、
    前記基部に設けられ、前記基部が前記筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で設置面に貼り付くことが可能な貼付部と、
    を含むことを特徴とする筒型容器キャップ。
  2. 前記貼付部は、前記設置面に吸着する吸盤を含み、前記基部と同一の部材で前記基部と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の筒型容器キャップ。
  3. 前記貼付部は、
    前記設置面に吸着する吸盤と、
    前記基部に与えられた力によって、前記吸盤と前記設置面とで囲まれる空間の体積が変化するように前記吸盤を変形させる吸着力調節機構と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の筒型容器キャップ。
  4. 内容物を収める筒状部材の内部と前記筒状部材の外部とを連通する開口を有する筒型容器本体と、
    前記開口を覆うように前記筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の筒型容器キャップと、
    を含むことを特徴とする筒型容器。
  5. 前記筒型容器本体に着脱可能に取り付けられる筒型容器キャップが前記筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で前記筒型容器キャップを保持する保持部と、
    前記保持部に設けられ、前記筒型容器キャップが前記筒型容器本体から取り外しされる際に要する力よりも大きな力で設置面に貼り付くことが可能な貼付部と、
    を含むことを特徴とする筒型容器保持器。
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