JP4545447B2 - 液状物収納容器 - Google Patents

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Description

本発明は、いずれも回転操作されることで脱着される構造を有して、同方向の回転操作で脱着できるようにしながら、共回りを確実に阻止することが可能な液状物収納容器に関する。
従来、蓋がされて封止される容器本体から液体を抽出する部分に、中栓などのパーツを付加し、これらを互いに回転操作することで脱着できるようにした液状物の収納容器が知られている(特許文献1〜3参照)。
特許文献1では、容器の口頸部に装着される中栓と、この中栓に装着される外蓋とを備え、中栓の内周面に雌螺条が、外周面に雄螺条が形成されるとともに、外蓋の内周面に雌螺条が、また容器の外周面に雄螺条が形成されていて、これら螺条を締め込んだり、緩めたりすることで、容器に対して中栓が、また中栓に対して外蓋が脱着されるようになっている。
特許文献2では、コップと中栓とがねじ嵌合され、中栓と容器の肩体とがねじ嵌合されるもので、特に共回りを防ぐために、容器に対する中栓のねじ嵌合よりも、中栓に対するコップのねじ嵌合を弱くできるように、コップと中栓のねじ嵌合の完了を凹突嵌合で分かるようにしたり、あるいはこれら2つのねじ嵌合を逆ねじとするようにしている。
特許文献3では、内側ねじ部を有する容器本体と、外側ねじ部およびこれとは逆ねじとなる内側ねじ部を有する本キャップと、外側ねじ部を有する栓体とを備え、共回りを防ぎながら、これらねじ部を螺合させることができるようにしている。
実開平5−40167号公報 実開平5−18438号公報 実開平6−38810号公報
ところで従来にあっては、互いに回転操作される蓋や容器本体、付加したパーツなどの脱着構造に関して、逆ねじを採用したり、凹突嵌合で一方のねじ嵌合に対し他方のねじ嵌合が緩くなされるようにするなどして、共回りを防止できるようにしていたが、逆ねじは一般的な右ねじ操作に対し、逆向きの操作が要求されるため、使用する際の締め込み操作が分かりづらいなど、不便さがあった。また、凹突嵌合で2つのねじ嵌合の締め込み強さを変えるようにしても、締め込みを強くすべきねじ嵌合がしっかりと締め込まれるとは限らず、締め込みが緩めであると共回りを避けることはできないという、不都合があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、いずれも回転操作されることで脱着される構造を有して、同方向の回転操作で脱着できるようにしながら、共回りを確実に阻止することが可能な液状物収納容器を提供することを目的とする。
本発明にかかる液状物収納容器は、液状物を抽出可能に収納する容器本体と、抽出口を有して、上記容器本体に第1ネジ部を介して締め緩め自在に螺合される抽出筒と、該抽出筒と上記容器本体との間に設けられ、これらを係脱可能に係止する係止部と、上記抽出口を封鎖すべく上記抽出筒に第2ネジ部を介して締め緩め自在に螺合されるキャップとを備え、上記係止部は、上記容器本体に径方向外方へ向かって突出形成された凸部と、上記抽出筒にU字状スリットを介して上下方向縦向きに、径方向へ弾性変形自在に形成された弾性片に、該抽出筒の径方向内方へ向かって突出形成され、上記容器本体に当該抽出筒を締め込むことで該弾性片の弾性変形を伴って上記凸部を乗り越えて係止される一方で、該凸部を乗り越える操作力で該抽出筒を緩めることで該弾性片の弾性変形を伴って当該凸部からこれを乗り越え離脱されて係止状態が解除される係止突起とからなり、上記キャップは、上記抽出筒への締め込み状態で上記弾性片の弾性変形を阻止し、該抽出筒から緩められて該弾性片よりも上方へ抜き出されることで、当該弾性片の弾性変形を許容するために、該抽出筒に締め込んで装着した状態で、該弾性片の外側を覆って被さる高さ寸法で形成されて、上記係止部による係止状態を、該抽出筒への締め込み状態から緩め始めにわたって保持し、該抽出筒から緩めていく過程で離脱可能状態とすると共に、上記容器本体には、上記抽出筒のがたつきを防止するために、上記凸部に係止された上記係止突起を該凸部との間に挟み込む制止凸部が形成されることを特徴とする。
本発明にかかる液状物収納容器にあっては、抽出筒にU字状スリットを介して上下方向縦向きに形成した弾性片の係止突起が容器本体の凸部を乗り越えて係脱可能に係止するようにした係止部による容器本体と抽出筒との係止状態を、締め緩めされるキャップで当該弾性片の弾性変形を阻止したり許容したりすることにより保持したり解除可能にしたりして、いずれも回転操作されることで脱着される構造を有して、同方向の回転操作で脱着できるようにしながら、2つのネジ部の共回りを確実に阻止することができ、これにより容器本体への抽出筒の脱着も、抽出筒へのキャップの脱着も、ともに同方向の回転操作で行うことができて、便利で良好な操作性を確保することができる。さらに、容器本体に形成した制止凸部により、係止突起が凸部に係止された後に抽出筒が容器本体周りにがたつくことを防止することができる。
以下に、本発明にかかる液状物収納容器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる液状物収納容器は基本的には、図1〜図4に示すように、液状物を抽出可能に収納する容器本体1と、抽出口2を有して、容器本体1に第1ネジ部3を介して締め緩め自在に螺合される抽出筒4と、抽出筒4と容器本体1との間に設けられ、これらを係脱可能に係止する係止部5と、抽出口2を封鎖すべく抽出筒4に第2ネジ部6を介して締め緩め自在に螺合されるキャップ7とを備え、係止部5は、容器本体1に径方向外方へ向かって突出形成された凸部19と、抽出筒4にU字状スリット23を介して上下方向縦向きに、径方向へ弾性変形自在に形成された弾性片22に、抽出筒4の径方向内方へ向かって突出形成され、容器本体1に当該抽出筒4を締め込むことで弾性片22の弾性変形を伴って凸部19を乗り越えて係止される一方で、凸部19を乗り越える操作力で抽出筒4を緩めることで弾性片22の弾性変形を伴って当該凸部19からこれを乗り越え離脱されて係止状態が解除される係止突起20とからなり、キャップ7は、抽出筒4への締め込み状態で弾性片22の弾性変形を阻止し、抽出筒4から緩められて弾性片22よりも上方へ抜き出されることで、当該弾性片22の弾性変形を許容するために、抽出筒4に締め込んで装着した状態で、弾性片22の外側を覆って被さる高さ寸法で形成されて、係止部5による係止状態を、抽出筒4への締め込み状態から緩め始めにわたって保持し、抽出筒4から緩めていく過程で離脱可能状態とすると共に、容器本体1には、抽出筒4のがたつきを防止するために、凸部19に係止された係止突起20を凸部19との間に挟み込む制止凸部25が形成されて構成される。
容器本体1は底部が封鎖された中空筒体状に形成され、その内部に、例えばローションやミルクなどの液状化粧料などの液状物が収納される。容器本体1には、その上端部に上下2つの第1段差部8と第2段差部9を介して、最上部に抽出首部10が、そしてまたその下方に縮径部11が形成され、抽出首部10には液状物を抽出可能とする開口12が形成される。他方、抽出筒4は、上端が天面部13で封鎖された中空筒体状に形成されるとともに、一つの段差部14を介して、下方に環状スカート部15が、上方に筒部16が形成される。天面部13には、その中央に抽出口2が、抽出口2周囲に上方へ突出させて環状の注ぎ口部17が、また下方へ垂下させて容器本体1の開口12に嵌脱自在に嵌め込まれる環状嵌合部18が形成される。この抽出筒4は、その段差部14が容器本体1の第1段差部8に重ね合わされて、筒部16が抽出首部10に、また環状スカート部15が縮径部11に被さるようにして、容器本体1に装着される。
容器本体1と抽出筒4との間には第1ネジ部3が形成される。具体的には、容器本体1の抽出首部10の外周面には第1雄ネジ3aが形成されるとともに、抽出筒4の筒部16の内周面には、第1雄ネジ3aに締め緩め自在に螺合される第1雌ネジ3bが形成され、これにより抽出筒4が容器本体1に着脱自在に装着される。
係止部5は容器本体1の抽出首部10と抽出筒4の筒部16との間に、これらを係脱可能に係止すべく設けられる。係止部5は、抽出首部10の外周面に径方向外方へ向かって突出させて形成された凸部19と、筒部16の内周面に、その径方向内方へ向かって突出させて形成され、凸部19に係脱可能に係止される係止突起20とから構成される。凸部19は、容器本体1の第1段差部8直上であって、第1雄ネジ3aの下方となる抽出首部10の下端に形成された環状段部21に設けられる。また係止突起20は、抽出筒4の段差部14直上であって環状段部21と向かい合う筒部16の下端に形成される弾性片22に設けられる。弾性片22は、筒部16に形成されたU字状のスリット23により、筒部16の径方向に弾性変形自在に形成される。
そしてこの係止部5は、第1ネジ部3を介して筒部16を抽出首部10に締め込むことにより、係止突起20が弾性片22の弾性変形を伴って凸部19を乗り越えて係止され、これにより抽出筒4と容器本体1との相対回転、特に第1ネジ部3の緩み方向への相対回転を阻止するようになっている。他方、弾性片22の弾性変形を伴って係止突起20が凸部19を乗り越える操作力を加えて抽出筒4を緩めると、係止突起20は凸部19から離脱されることとなり、これにより抽出筒4を容器本体1から取り外すことができるようになっている。
図示例にあっては、凸部19および係止突起20は、抽出首部10の周方向に180°の間隔を隔てて2箇所に形成されている。しかしながら、その設置箇所数は適宜に設定することができる。また、抽出首部10に筒部16を締め込んでいく(第1ネジ部3は右ネジで抽出筒4が右へ回される)際に、係止突起20と向かい合うようになる凸部19には、係止突起20が弾性片22の弾性変形を伴って円滑にこれを乗り越えることができるように傾斜面24が形成される。
さらに、環状段部21には、係止突起20が凸部19に係止された後に筒部16が抽出首部10周りにがたつくことを防止するために、凸部19に対し適宜な間隔を隔てて向かい合わせて係止突起20を当該凸部19との間に挟み込む制止凸部25が形成されている。
キャップ7は、周側壁部26と天板部27とから上端が封鎖された中空筒体状に形成される。このキャップ7にはその天板部27から垂下させて、内側に抽出口2を封鎖すべく注ぎ口部17内方に挿抜自在に挿入される栓部28が、外側に抽出筒4の天面部13に当接される環状シール29が形成される。キャップ7と抽出筒4との間には、第1ネジ部3と同じ右ネジとされた第2ネジ部6が形成される。具体的には、キャップ7の周側壁部26の内周面には第2雌ネジ6aが形成されるとともに、抽出筒4の筒部16の外周面には、第2雌ネジ6aに締め緩め自在に螺合される第2雄ネジ6bが形成され、これによりキャップ7が抽出筒4に着脱自在に装着される。
特にこのキャップ7の周側壁部26は、栓部28が抽出筒4の注ぎ口部17内に入り込み、環状シール29が天面部13に当接するキャップ7の抽出筒4への装着状態で、弾性片22が形成された筒部26の下端を覆って被さる高さ寸法で形成され、これによりキャップ7は、抽出筒4への締め込み状態で弾性片22の弾性変形を阻止し、他方、抽出筒4から緩められていく過程で弾性片22よりも上方へと抜き出されることで、弾性片22の弾性変形を許容するようになっている。
詳細には、第1ネジ部3により抽出筒4が容器本体1に螺着されて係止突起20が凸部19に係止されている状態で、第2ネジ部6によりキャップ7が抽出筒4の筒部16に螺着されているときには、キャップ7の周側壁部26が弾性片22の外側を覆っていて、これにより弾性片22の弾性変形が阻止されて、係止部5はその離脱が阻止された係止状態に保持される。第2ネジ部6によりキャップ7を緩めて離脱させていく過程では、緩め始めた段階では、キャップ7の周側壁部26は依然として弾性片22に被さっていて、係止部5による抽出筒4と容器本体1の係止状態が保持され、キャップ7のみを抽出筒4から緩めていくことができる。キャップ7が相当に緩んだ段階になると、周側壁部26は弾性片22上方に達し、弾性片22が弾性変形可能となって容器本体1と抽出筒4を係止している係止部5は離脱可能状態とされるようになっている。
本実施形態に係る液状物収納容器の作用について説明すると、容器本体1に抽出筒4が螺合され、さらに抽出筒4にキャップ7が螺合された状態の液状物収納容器から液状物を抽出する際には、第2ネジ部6を介してキャップ7を取り外す。この際、緩め始めはキャップ7により係止部5の係止状態を保持することができるので、第2ネジ部6と同じ向きのネジである第1ネジ部3における抽出筒4と容器本体1との相対回転、すなわち第1ネジ部3に緩みが生じることを防止でき、第2ネジ部6のみの螺合解除によりキャップ7だけを抽出筒4、ひいては容器本体1からスムーズに取り外すことができる。
詳しくは、第2ネジ部6の緩め始めでは、キャップ7により弾性片22の弾性変形が阻止されていて、これにより係止部5は係止状態にあって第1ネジ部3が緩むことはなく、その後、キャップ7が相当に緩められた時点では、弾性片22の弾性変形が許容されるようになって係止部5は離脱可能状態になるけれども、このときには既に第2ネジ部6を軽い操作力で緩めることができるようになっていて、第2ネジ部6の回転操作によって係止部5が離脱して第1ネジ部3が緩んでしまうことはなく、抽出筒4の容器本体1への装着状態を保持することができる。そしてキャップ7を取り外すことにより、容器本体1に対して装着状態にある抽出筒4の抽出口2から液状物を抽出することができる。抽出後は、キャップ7を第2ネジ部6を介して抽出筒4に螺合していけば、係止部5の離脱や第1ネジ部3の緩みを生じることなく、装着することができて、適切に抽出口2を封鎖することができる。
他方、容器本体1内に液状物を収納したり、補充する際には、キャップ7を取り外した状態で、抽出筒4を容器本体1に対して第1ネジ部3の緩み方向に回転させればよい。これにより、係止突起20が弾性片22の弾性変形を伴いつつ凸部19から離脱して係止部5の係止状態を解除することができ、抽出筒4を第1ネジ部3を介して容器本体1から取り外すことができて、抽出首部10の開口12から液状物を補充など、することができる。液状物を補充などした後は、第1ネジ部3により抽出筒4を容器本体1に螺合していき、凸部19にこれを乗り越えさせて係止突起20を係止すればよい。そしてその後、キャップ7を抽出筒4に装着する。
以上説明したように本実施形態に係る液状物収納容器にあっては、液状物を抽出可能に収納する容器本体1と、抽出口2を有して、容器本体1に第1ネジ部3を介して締め緩め自在に螺合される抽出筒4と、抽出筒4と容器本体1との間に設けられ、これらを係脱可能に係止する係止部5と、抽出口2を封鎖すべく抽出筒4に第2ネジ部6を介して締め緩め自在に螺合されるキャップ7とを備え、係止部5は、容器本体1に径方向外方へ向かって突出形成された凸部19と、抽出筒4にU字状スリット23を介して上下方向縦向きに、径方向へ弾性変形自在に形成された弾性片22に、抽出筒4の径方向内方へ向かって突出形成され、容器本体1に当該抽出筒4を締め込むことで弾性片22の弾性変形を伴って凸部19を乗り越えて係止される一方で、凸部19を乗り越える操作力で抽出筒4を緩めることで弾性片22の弾性変形を伴って当該凸部19からこれを乗り越え離脱されて係止状態が解除される係止突起20とからなり、キャップ7は、抽出筒4への締め込み状態で弾性片22の弾性変形を阻止し、抽出筒4から緩められて弾性片22よりも上方へ抜き出されることで、当該弾性片22の弾性変形を許容するために、抽出筒4に締め込んで装着した状態で、弾性片22の外側を覆って被さる高さ寸法で形成されて、係止部5による係止状態を、抽出筒4への締め込み状態から緩め始めにわたって保持し、抽出筒4から緩めていく過程で離脱可能状態とすると共に、容器本体1には、抽出筒4のがたつきを防止するために、凸部19に係止された係止突起20を凸部19との間に挟み込む制止凸部25が形成されているので、抽出筒4にU字状スリット23を介して上下方向縦向きに形成した弾性片22の係止突起20が容器本体1の凸部19を乗り越えて係脱可能に係止するようにした係止部5による容器本体1と抽出筒4との係止状態を、締め緩めされるキャップ7で当該弾性片22の弾性変形を阻止したり許容したりすることにより保持したり解除可能にしたりして、2つのネジ部3,6の共回りを確実に阻止することができ、これにより容器本体1への抽出筒4の脱着も、抽出筒4へのキャップ7の脱着も、ともに同方向の回転操作で行うことができて、便利で良好な操作性を確保することができる。さらに、容器本体1に形成した制止凸部25により、係止突起20が凸部19に係止された後に抽出筒4が容器本体1周りにがたつくことを防止することができる。
このような構成を備えた液状物収納容器は、液状物を直接入れ替える入れ替え式であるので、交換用のレフィルなどの別容器を容器本体1に脱着する形態のものに比べて、省資源化に適している。また、容器本体1をガラス製とし、抽出筒4を合成樹脂製とした場合など、異種材料で構成した場合に、抽出筒4を容器本体1から容易に取り外すことができて、分別収集に対し高い適応性を発揮することができる。
本発明にかかる液状物収納容器の好適な一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示した液状物収納容器の平面断面図である。 図2中A−A線矢視断面図である。 図1に示した液状物収納容器の係止部が離脱された状態を示す、図3に対応する断面図である。
1 容器本体
2 抽出口
3 第1ネジ部
4 抽出筒
5 係止部
6 第2ネジ部
7 キャップ

Claims (1)

  1. 液状物を抽出可能に収納する容器本体と、抽出口を有して、上記容器本体に第1ネジ部を介して締め緩め自在に螺合される抽出筒と、該抽出筒と上記容器本体との間に設けられ、これらを係脱可能に係止する係止部と、上記抽出口を封鎖すべく上記抽出筒に第2ネジ部を介して締め緩め自在に螺合されるキャップとを備え、
    上記係止部は、上記容器本体に径方向外方へ向かって突出形成された凸部と、上記抽出筒にU字状スリットを介して上下方向縦向きに、径方向へ弾性変形自在に形成された弾性片に、該抽出筒の径方向内方へ向かって突出形成され、上記容器本体に当該抽出筒を締め込むことで該弾性片の弾性変形を伴って上記凸部を乗り越えて係止される一方で、該凸部を乗り越える操作力で該抽出筒を緩めることで該弾性片の弾性変形を伴って当該凸部からこれを乗り越え離脱されて係止状態が解除される係止突起とからなり、
    上記キャップは、上記抽出筒への締め込み状態で上記弾性片の弾性変形を阻止し、該抽出筒から緩められて該弾性片よりも上方へ抜き出されることで、当該弾性片の弾性変形を許容するために、該抽出筒に締め込んで装着した状態で、該弾性片の外側を覆って被さる高さ寸法で形成されて、上記係止部による係止状態を、該抽出筒への締め込み状態から緩め始めにわたって保持し、該抽出筒から緩めていく過程で離脱可能状態とすると共に、
    上記容器本体には、上記抽出筒のがたつきを防止するために、上記凸部に係止された上記係止突起を該凸部との間に挟み込む制止凸部が形成されること
    を特徴とする液状物収納容器。
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